JP4599036B2 - 業務管理システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、企業内の指示、報告業務のような情報伝達を管理することに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年は業務改革を支える中核ソフトウェアとして、ワークフローがある。ワークフローとは業務の流れを意味し、電子承認システムとも呼ばれる。
【0003】
現在、企業における様々な業務はワークフローを活用して処理されている。ワークフローは、企業内における承認/決裁業務や稟議業務などの業務に有効である。このような業務では、起票者が申請した内容を、順次にまたは部分的には同時に、起票者とは別の人が、確認/承認等を行う。そして、最終決定者が承認するまでその処理を繰り返す。
【0004】
ここで、従来型のワークフローを図27に示す。
【0005】
図27(A)は、承認型のワークフローを示す。承認型ワークフローでは、起票者が申請した内容は、1人ずつ連続的に承認される。図27(B)は、稟議型のワークフローを示す。稟議型ワークフローでは、起票者が申請した内容は、承認の途中で、同時に複数人数によって承認される。
【0006】
ところで、このような業務は、往復型の承認経路で流れる場合が多い。そして、図27に示す従来型のワークフローを往復型の承認経路で表すと図28に示すようになる。
【0007】
ここで、図28を参照して、指示・報告業務の流れを説明する。
【0008】
部長Aがまず業務内容を課長Bに指示する(1)。課長Bは指示された業務内容を課員Cに伝達する(2)。課員Cは指示された業務を実行する(3)。そして、課員Cは、業務の終了を課長Bに報告する。課長Bは課員Cからの報告を受けて部長に報告する(4)。部長Aは最終的な承認を行う(5)。
【0009】
また、このようなワークフローシステムとして、ネットワークに接続され、担当者の間でワークフローを実行するための操作用コンピュータ端末と、扱われる処理の単位であるノードに対して複数の経路を多重化するためのプロジェクト変数を指定してワークフローを設計する設計用コンピュータ端末と、設計されたワークフローを管理すると共に、ノードに割り当てられた処理であるアクティビティに対応して操作用コンピュータ端末にアクセスするワークフローサーバとを備えたシステムが提案されている(特許文献1参照。)。
【0010】
しかしながら、この方式では、以下のような問題が生じていた。
【0011】
図28に示すような往復型のワークフローでは、経路が長くなり管理が煩雑となっていた。たとえば、3人のワークフローを5つのノードで管理する。つまり、部長A、課長B、課員Cの3人がワークフローを処理する際に、指示、伝達、実行、報告、及び承認の5つの処理を管理する必要がある。そのため、中間の人(課長B)は往路と復路とで2回処理を行う。このような場合には、途中で差戻しなどが発生するとステータスの管理が煩雑になる。
【0012】
また、往復型ワークフローにおいて、途中で分岐する場合などのワークフロー定義が難しい。例えば、図28において、複数人が伝達する(2)場合には、図27(B)に示す稟議型ワークフローとなる。ところが、図28において、伝達者が複数になったとき、実行ノード(3)も複数になる。このような場合には、従来のワークフローでは対応が困難であった。
【0013】
さらに、往復型ワークフローにおいて、部長Aが指示する際に課長Bは決定していても、実行する課員Cが決定していない場合がある。このような場合には、ワークフローの回送経路が決定しない。
【0014】
また、図28に示すように、業務を実行する者が1名であれば、従来のワークフローでも十分に対応できる。しかし、図28の課員Cの下位に更に業務を実行する者が存在する場合、従来のワークフローでは対応が困難である。つまり、指示系統が増加した場合のワークフローでの対応が難しい。
【0015】
【特許文献1】
特開2002−99686号公報(要約書)。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような従来技術の問題に鑑みてなされたものである。すなわち、本発明が解決しようとする課題は、業務モジュールによる基本的な指示系統の組合わせにより、業務を管理できる業務管理システムを提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
【0018】
本発明に係る業務管理システムは、業務を処理する者を指定する指示手段と前記指示者に対する業務報告を実行する報告手段と前記業務報告を承認する承認手段とを有する業務モジュールと、前記業務モジュールによる実行結果に基づき、前記指示者、報告者、または承認者を含む指示系統に係る情報を記録する系統記憶手段と、前記業務モジュールによる指示系統に係る情報を組み合わせて業務を管理する管理手段とを備えることを特徴とする。
【0019】
このような構成にすると、途中で分岐する場合を含めて、業務モジュールによる基本的な指示系統の組合わせにより業務を管理できる。したがって、任意の指示系統に対応して業務を管理できたり、指示系統を1段ずつ指定したりすることができる。そのため、指示系統の変更に柔軟に対応することができる。また、業務モジュールによる指示系統は、例えばネットワークを介して組み合わすこともできる。これによって、例えば親会社と子会社間、または発注会社と受注会社間などにまたがった業務処理を容易に管理できる。
【0020】
また、前記管理手段は、複数の業務モジュールによる指示系統に係る情報を関連付けて記憶する系統関連記憶手段を更に備えてもよい。
【0021】
このような構成にすると、指示系統における上位者が複数の指示系統を一括して指定できる。
【0022】
また、本発明に係る業務管理システムは、前記指示、報告、または承認の状態を記録する状態記録手段をさらに備えてもよい。
【0023】
また、本発明に係る業務管理システムにおいて、前記業務モジュールは業務を処理する複数の者を指定する複数指示手段を更に備えたり、業務を処理するグループを指定するグループ指示手段を更に備えたりしてもよい。
【0024】
また、本発明は上記プログラムを読み取り可能な記憶媒体に記憶したものであってもよい。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を説明する。
【0026】
図1は環構造型情報連鎖によるワークフローを示す図であり、図2は環構造型情報連鎖による枝分かれのあるワークフローを示す図である。図3は同報単位WFによる実施例を示す図であり、図4はグループ単位WFによる実施例を示す図である。
【0027】
図5はWWWを使ったシステム構成を示す図であり、図6はモジュール構成を示す図である。
【0028】
図7から図13はDBサーバが有するテーブルの構成を示す図である。図7はユーザ管理テーブルを示す図であり、図8はグループ管理テーブルを示す図であり、図9はフロー管理テーブルを示す図であり、図10は回送管理テーブル(単位WF)を示す図であり、図11は回送管理テーブル(同報単位WF)を示す図であり、図12は文書管理テーブルを示す図であり、図13は各テーブルの関係図である。
【0029】
図14から図23はシステムの処理フローを示す。図14は全体作業を示す図であり、図15は新規ワークフローの作成を示す図であり、図16は新規作成時の処理フローを示す図であり、図17は作業の実行を示す図であり、図18は子WFの承認・差戻しの処理フローを示す図であり、図19は子WF作成の処理フローを示す図であり、図20は完了報告の処理フローを示す図であり、図21は承認の実行を示す図であり、図22はワークフローの承認・差戻しの処理フローを示す図である。図23は定時処理による督促及び打切りの処理フローを示す図である。
【0030】
図24は他サーバとの連携時の未処理検索の概念図であり、図25は未処理検索時のクエリ内容を示す図である。
<基本原理>
本発明では、複数の階層におよんで、指示・報告業務を単位WFの組合せ(WFの連鎖ともいう)によって、情報伝達を管理する。ここでは、指示者から報告者へ行き、報告者から指示者(承認者)へ戻る一往復をワークフローの基本的な構成要素(以下、単位WFという)とする。また、指示者からの指示が循環して再び指示者に戻るような情報伝達を環構造型の情報伝達という。
【0031】
以下、図1及び図2を参照して、本発明のワークフローの基本原理について説明する。
【0032】
図1は、環構造型情報連鎖によるワークフローの実施例である。この場合の実施手順は、以下のようになる。
【0033】
まず、部長Aは課長Bを指名してWF1を作成し、課長Bに指示を与える。そして、指示を受けた課長Bは、課員Cを指名してWF2を作成し、課員Cに指示を与える。
【0034】
さらに、指示を受けた課員Cは、指示の内容を実施する。そして、課員Cは、WF2によって指示内容を完了したことを課長Bに報告する。そして、課長Bは、課員Cからの報告を基に、WF1によって部長Aに報告する。
【0035】
次に、図2を参照して、環構造型情報連鎖による枝分かれのあるワークフローの実施例を説明する。
【0036】
このように単位WFの組合せで、図2の課長Bから先の指示系統に枝分かれがあるような場合でも、図1の環構造型情報連鎖によるワークフローと同様に情報伝達を管理できる。つまり、枝分かれのあるワークフローであっても、指示・報告業務を単位WFの組合せによって管理できる。この場合の実施手順は、以下のようになる。
【0037】
まず、部長Aは、課長Bを指名してWF1を作成し、課長Bに指示を与える。
【0038】
そして、指示を受けた課長Bは、課員1を指名してWF2を作成し、課員1に指示を与える。同様に課長Bは、課員2を指名してWF3を作成し、課員2に指示を与える。
【0039】
そして、課員1は指示内容を実施し、WF2によって課長Bに完了を報告する。同様に、課員2は指示内容を実施し、WF3によって課長Bに完了を報告する。課長Bは、課員1と課員2からの報告に基づいて、WF1によって部長Aに報告する。
【0040】
上述のように、本発明では、単位WFの組合せでワークフローを構成するため、各構成要素の親子関係の把握によって、ワークフロー全体を管理することができる。
【0041】
また、1人の指示者は、直接の指示対象者(報告者)のみを指定すればよい。そのため、その報告者から先の指示系統は任意に対応できる。つまり、上記実施の形態では、部長は課長に指示を与えるだけで、指示を受けた課長が指示内容を1人の課員に実施させるか、2人以上の課員に実施させるを任意に決定できる。
【0042】
また、上記実施の形態では、部長と課長、課長と課員というような親子関係を把握することにより、ワークフロー全体を管理することができる。
【0043】
次に、図3及び図4を参照して、ワークフローの種類について説明する。
【0044】
図1及び図2では、指示者が1名の報告者に対して指示を行う種類のワークフローである。つまり図1及び図2では単位WFが示される。
【0045】
図3は同報単位WFを示す図である。同報単位WFとは、複数の報告者を指定して、同時に指示を行う種類のワークフローをいう。同報単位WFでは、その指示を行う際に、回答種別を指定することができる。
【0046】
この回答種別には、「全員回答必須」及び「1名回答要」がある。「全員回答必須」とは、報告者全員の回答が必要な場合である。また、「1名回答要」とは、報告者のうち任意の1名が回答することによって、このワークフローが完了する場合である。
【0047】
図4はグループ単位WFを示す図である。グループ単位WFとは、予め定義されたユーザのグループを報告者に対して指示を行う種類のワークフローをいう。
【0048】
グループ単位WFでも、指示を行う際に回答種別を指定できる。ここで、「全員回答必須」は、グループの所属者全員の回答が必要な場合である。また「1名回答要」は、グループの所属者のうち任意の1名が回答することによって、このワークフローが完了する場合である。
<システム構成>
図5を参照して、WWWを使った実施の形態におけるシステム構成を説明する。本実施の形態の業務管理システムは、複数のユーザ側の端末501、ワークフローサーバ502及びDBサーバ503を備える。
【0049】
ユーザは、端末501を使って業務管理システムのワークフローを利用する。また、端末501は、ブラウザ(閲覧ソフト)511を使って、このワークフローを利用するためメニューを画面に表示する。
【0050】
ワークフローサーバ502は、ワークフローの機能を実現するワークフローエンジン512と、端末501のブラウザ511に画面を表示させるWWWサーバ513とを含む。
【0051】
DBサーバ503は、このワークフローで必要となるデータを格納するためのサーバである。このDBサーバ503は、ユーザ管理514、グループ管理515、フロー管理517、及び文書管理518のためのDBを含む。DBサーバ503が有する管理テーブルについては後で詳しく説明する。また、このDBは一般的なRDBであっても、XMLによって構成されるDBであってもよい。つまり、DBの種類は特に限定しない。
【0052】
また、業務管理システムは、ユーザが業務管理システムにログインする際にID/パスワードによって認証を実行するための認証サーバ504を設置してもよい。しかし、独立した認証サーバ504を設置しない場合には、DBサーバ上にID/パスワードを格納したテーブルを設けることにより、認証を実行できる。
【0053】
また、業務管理システムは、メールサーバ505と連携して、ワークフローの回送時に、回送先のユーザに通知を行うためにメールを利用してもよい。
【0054】
さらに、インターネット等のネットワーク506を介して、他のワークフローサーバや他のDBサーバと連携してもよい。例えば、親会社と子会社間、または発注会社と受注会社間において、それぞれのDBサーバ503とワークフローサーバ502をネットワークを介して連携してもよい。このようにすると、親会社と子会社、または発注会社と受注会社にまたがるワークフローを容易に管理することができる。
<モジュール構成>
図6を参照して、本実施の形態の業務管理システムのモジュール構成を説明する。図6は、本発明の実施例のモジュール構成図である。本モジュールは、ユーザがシステム内のWFサーバにアクセスして実行する作業が処理単位に示してある。
【0055】
以下、各モジュールで実行される処理について説明する。
【0056】
ログイン601は、ユーザが端末501からシステム内のワークフローサーバ502にログインする際に、ID/パスワードによって認証を実行する。
【0057】
そして、ユーザがワークフローサーバ502にログインすると、システムはワークフローメニュー602を表示する。つまり、ワークフローメニュー602は、ユーザがログイン601した後に最初に表示されるメニュー画面である。また、ユーザがシステムからログアウトすることにより、処理は終了603する。
【0058】
次に、ユーザがワークフローメニュー602で実行できる処理について説明する。
【0059】
ワークフローメニュー602で実行できる処理としては、新規作成604、作成済一覧605、未処理一覧609、未承認一覧612、自由検索614、代行者登録616、及び代行処理617がある。
【0060】
新規作成604は、新しいワークフローを作成する。ここで、ユーザは新規のワークフローを作成する。このユーザは指示者である。
【0061】
作成済一覧605は、自分の作成したワークフローの一覧を表示する。ここで、ユーザは、未処理・処理済を含むワークフローを閲覧できる。
【0062】
内容・処理状態参照606は、選択したワークフローの内容やその時点での処理状態を表示する。
【0063】
中止607は、選択したワークフローでの処理の中止を実行する。ここで、子ワークフローが定義されている場合には、連鎖的にすべての子ワークフローの処理を中止する。
【0064】
連鎖参照608は、選択したワークフローの親ワークフロー、子ワークフローなど選択したワークフローに関連するワークフローを連鎖的にツリー状に表示する。
【0065】
未処理一覧609は、ログインしたユーザが処理すべきワークフローの一覧を表示する。つまり、未処理一覧609は、未処理作業を全て表示する。
【0066】
そして、進捗状況設定610は、選択したワークフローの進捗状況を設定する。このとき、ユーザは、すべての処理が終了していれば完了報告を行う。
【0067】
そして、子WF作成611は、新しい子ワークフローを作成する。ここで、指示を受けたユーザは、業務の実行を下位者に指示する。このユーザは作成した子ワークフローの指示者となる。また、連鎖参照608は、選択したワークフローの親ワークフロー、子ワークフローなどを連鎖的にツリー状に表示する。
【0068】
未承認一覧612は、自分の作成したワークフローのうち、承認すべき一覧を表示する。つまり、未承認一覧612は、自分が指示した下位者からの報告の一覧を表示する。
【0069】
そして承認613は、選択したワークフローの承認を行う。ここで、ユーザは下位者からの報告を承認する。
【0070】
自由検索614は、過去に作成されたワークフローの中から、任意のものを検索する。ここで、ユーザは過去に作成されたワークフローを参照することができる。このとき参照されるワークフローについては参照権限を与えることにより、参照する者を制限してもよい。この参照権限については、ユーザの職位や所属部門などによって管理することが望ましい。
【0071】
そして検索結果一覧615は、上記で検索した結果を一覧で表示する。
【0072】
この検索結果一覧615は、内容・処理状態参照606や連鎖参照608を含む。この内容・処理状態参照606は、選択したワークフローの内容やその時点での処理状態を表示する。また、連鎖参照608は、選択したワークフローの親ワークフロー、子ワークフローなど選択したワークフローに関連するワークフローを連鎖的にツリー状に表示する。
【0073】
代行者登録616は、ユーザが自分の代わりに業務を処理する者を登録する。例えば、作業をする者が不在なときに至急処理をしなければならない業務が発生した場合、業務をする者に代ってその業務を処理できる者が必要となる。このようなとき、不在のユーザに代って予め登録された代行者がこの業務を代行して処理する。
【0074】
代行処理617では、上記代行者登録616によって予め登録されたユーザが、登録者に成り代わって処理を実行する。
<テーブル構成>
図7乃至図13を参照して、モジュール構造に関するテーブルについて説明する。これらのテーブルは、図3に示すDBサーバ303内に格納される。
<ユーザ管理テーブル>
図7を参照して、ユーザ管理テーブル700を説明する。図7は、ユーザ管理テーブル700の例を示す図である。
【0075】
本テーブルの項目は、WFE識別701、ユーザID702、氏名703、メールアドレス704、職位705、所属706、及びテーブル707である。また、WFE識別701、及びユーザID702はテーブルのプライマリキーとなる項目である。プライマリキーとはレコードを1行ずつ識別するためのフィールドで、プライマリキーは必ずユニークな値となる。また、プライマリキーの指定により、膨大なデータから必要なレコードだけを取り出す。
【0076】
以下、各項目について説明する。
【0077】
WFE識別701には、各ワークフローの管理ためのワークフローエンジン512を識別する情報(ワークフローサーバのURLなど)が格納される。
【0078】
ユーザID702には、ワークフローエンジン512内で各ユーザをユニークに識別する情報が格納される。
【0079】
氏名703には、各ユーザの氏名が格納される。この氏名703は、姓名を別に格納したり、漢字、カナ、ローマ字など複数の表記で格納したりしてもよい。
【0080】
メールアドレス704には、各ユーザのメールアドレスが格納される。このメールアドレス704は、WF関連の作業指示や報告、督促などをメールで実施する場合に使用される。
【0081】
職位705には、各ユーザの組織内における職位が格納される。この職位705はアクセス権限などを職位に応じて管理する場合に使用される。
【0082】
所属706には、各ユーザの所属が格納される。この所属706は、指示者が報告者を指定するため、組織による検索を行う場合などに使用される。また、この所属706は複数レベルの所属(会社、本部、事業部、部、課、係、グループ)などを格納してもよい。
【0083】
さらに、各ユーザについて、上記以外に管理したい項目があれば、項目707に格納できる。
<グループ管理テーブル>
図8を参照して、グループ管理テーブル800を説明する。図8は、グループ管理テーブル800の例を示す図である。
【0084】
本テーブルの主な項目は、WFE識別801、グループID802、メンバID803、及びテーブル804である。これらの項目はテーブルのプライマリキーとなる項目である。
【0085】
以下、各項目について説明する。
【0086】
WFE識別801には、WFE識別701と同様に各ワークフローを管理するワークフローエンジン512を識別する情報(ワークフローサーバのURLなど)が格納される。
【0087】
グループID802には、ワークフローエンジン512内で各グループをユニークに識別する情報が格納される。
【0088】
メンバID803には、各グループに所属するユーザのユーザIDが格納される。
【0089】
さらに、各グループのメンバについて、上記以外に管理したい項目があれば、項目804に格納できる。
<フロー管理テーブル>
図9を参照して、フロー管理テーブル900を説明する。図9は、図2に示す単位WFを作成した場合のフロー管理テーブル900の例を示す図である。
【0090】
本デーブルは、図2に示す親ワークフロー(WF1)、及びその子ワークフロー(WF2、WF3)を3つのレコードで対応付けて管理する。本テーブルの項目は、WFE識別901、WFID902、親WFE識別903、親WFID904、親WF処理ID905、WF種別906、回答種別907、作成者ID908、作成者氏名909、作成日時910、処理期限911、期限到来時処理912、参照制限913、及び中止フラグ914である。また、WFE識別901、及びWFID902はテーブルのプライマリキーとなる項目である。
【0091】
以下、各項目について説明する。
【0092】
WFE識別901には、WFE識別701と同様に各ワークフローを管理するワークフローエンジン512を識別するための情報(ワークフローサーバのURLなど)が格納される。
【0093】
WFID902には、ワークフローエンジン512内でワークフローをユニークに識別する情報が格納される。
【0094】
親WFE識別903には、当該ワークフローが子WFの場合、親WFの管理エンジンを識別する情報が格納される。当該ワークフローが親WFの場合、親WFE識別903はNULLが格納される。
【0095】
親WFID904には、当該ワークフローが子WFの場合には親WFの管理エンジン上のWFID902が格納される。当該ワークフローが親WFの場合には、親WFID904にはNULLが格納される。
【0096】
親WF処理者ID905には、当該ワークフローが子WFの場合、親WFの処理者ID905が格納される。当該ワークフローが親WFの場合、親WF処理者ID905にはNULLが格納される。
【0097】
WF種類906には、単位WF、同報単位WF、グループ単位WFを区別する記号が格納される。WF1、WF2、及びWF3は、図2に示すように単位WFであるため、ここでは単位WFが格納される。
【0098】
回答種別907には、指示者に対して報告を行う者の条件が格納される。単位WFの場合には、回答種別907にはNULLが格納される。また、同報単位WFやグループ単位WFの場合に、回答種別907は、「全員回答必須」または「1名回答要」を区別する情報が格納される。
【0099】
作成者ID908には、各ワークフローの作成を行ったユーザのIDが格納される。
【0100】
作成者氏名909には、作成者の氏名が格納される。この作成者氏名909には、姓名を別に格納したり、漢字、カナ、ローマ字など複数の表記で格納したりしてもよい。
【0101】
作成日時910には、各ワークフローの作成を行った日時が格納される。
【0102】
処理期限911には、各ワークフローで設定された処理期限が格納される。また、処理期限に指定がない場合、処理期限911にはNULLが格納される。
【0103】
期限到来時処理912には、処理期限のある場合であって期限到来時の処理内容(例えば、打切りなど)を区別する情報が格納される。一方、処理期限が設定されなければ、期限到来時処理912にはNULLが格納される。
【0104】
参照制限913には、各ワークフローを公開する範囲(例えば、無制限、上位者のみ、部門内など)を区別する情報が格納される。
【0105】
中止フラグ914には、ワークフロー処理が作成者による取消や期限到来による打切りなどによって中止されたときに、中止フラグ(原因別の情報)が格納される。
【0106】
さらに、各ワークフローについて、上記以外に管理したい項目があれば、項目を追加してもよい。
<回送管理テーブル>
図10を参照して、回送管理テーブル1000を説明する。図10は、図2に示すWF1の回送管理テーブルの例を示す図である。
【0107】
本テーブルは、WF1の指示者、報告者、承認者の記入内容を3つのレコードで管理する。この承認者は指示者と同じ者である。
【0108】
本テーブルの項目は、WFE識別1001、WFID1002、回送順序1003、回送先WFE1004、回送先グループID1005、処理者ID1006、処理者氏名1007、処理日時1008、処理状態1009、処理者ID1010、代行処理者氏名1011、添付文書有無1012、指示/報告内容1013、報告者進捗状況1014、報告時ステータス1015、及びテーブル1016である。また、WFE識別1001、WFID1002、回送順序1003、回送先WFE1004、及び処理者ID1006はテーブルのプライマリキーとなる項目である。
【0109】
以下、各項目について説明する。
【0110】
WFE識別1001には、WFE識別701と同様に各ワークフローを管理するワークフローエンジン512を識別するための情報(ワークフローサーバのURLなど)が格納される。
【0111】
WFID1002には、ワークフローエンジン512内でワークフローをユニークに識別する情報が格納される。
【0112】
回送順序1003には、ワークフローを回送する順番が格納される。階層順序1003は、「1」が指示者を、「2」が報告者を、「3」承認者を表す。承認者は指示者と同じ者である。
【0113】
回送先WFE1004には、報告者の所属するWFEを識別する情報が格納される。
【0114】
回送先グループID1005には、当該ワークフローを回送するグループを識別する情報が格納される。単位WF、同報単位WFの場合回送先グループID1005にはNULLが格納される。また、回送先グループID1005は、グループ単位WFの場合、報告者のレコードにグループIDが格納される。ここで報告者のレコードとは回送順序1003が「2」であるレコードをいう。
【0115】
処理者ID1006には、指示者、報告者、承認者の各IDが格納される。業務が代行して処理された場合、処理者ID1006には代行者のIDが格納される。また、業務が報告者によって処理された場合には、処理者ID1006にはNULLが格納される。
【0116】
処理者氏名1007には、上記処理者IDに該当する氏名が格納される。
【0117】
処理日時1008には、指示、報告、承認が行われた各日時が格納される。なお、ユーザが一時保存を行った場合には、処理日時1008にはその日時が格納される。その後、処理日時1008には、ユーザが処理を完了したとき、完了した日時が上書きされる。
【0118】
処理状態1009には、各レコードの状態が格納される。例えば、回送順序が「1」である指示者のレコードは、「起票」が格納される。回送順序が「2」である報告者のレコードには、「未処理」、「一時保存」、「処理済」、あるいは「差戻し」が格納される。回送順序が「3」である承認者のレコードには、「未処理」あるいは「完了」が格納される。
【0119】
代行処理者ID1010には、指示、報告、あるいは承認が代行して処理されたときの代行者のIDが格納される。業務が代行して処理なされなければ、代行処理者ID1010にはNULLが格納される。
【0120】
代行処理者氏名1011には、上記代行処理者IDに対応する氏名が格納される。
【0121】
添付文書有無1012には、ワークフローの作成時の指示、または処理時の報告に関する添付資料の有無が格納される。個別の添付資料は、後述の文書管理テーブルで管理される。
【0122】
指示/報告内容1013には、ワークフローの作成時の指示、または処理時の報告に関するテキストが格納される。つまり、指示者/報告者のコメントなどがここに格納される。
【0123】
報告者進捗状況1014には、回送順序が「2」である報告者のレコードに進捗状況が格納される。進捗状況とは、例えば、業務が50%処理できているなど処理状況をいう。
【0124】
報告時ステータス1015には、回送順序が「2」である報告者のレコードに、報告時のステータスを表す情報が格納される。このステータスとしては、完了、中止、要再検討などがある。
【0125】
さらに、各ワークフローについて、指示者、報告者、承認者のレコードで、上記以外に個別に管理したい項目があれば、項目1016に格納できる。
【0126】
次に図11を参照して、回送管理テーブル1100を説明する。図10は図2に示す単位WFの回送管理テーブルの例を示したが、図11は図3に示す同報単位WFの回送管理テーブルの例を示す。
【0127】
本テーブルは、図10と同様に、指示者、報告者、承認者の記入内容を各レコードで管理する。
【0128】
図11は、図10とは報告者の人数が異なる。報告者の1人につき1レコードで管理するため、複数のレコードをもつ。
【0129】
本テーブルの項目は、図10と同様であるため、ここでは説明を省略する。
<文書管理テーブル>
図12は、文書管理テーブルの例を示す図である。このテーブルは、指示/報告時の添付文書を1文書1レコードで管理する。
【0130】
本テーブルの項目は、WFE識別1201、各WFID1202、回送順序1203、回送先WFE1204、処理者ID1205、INDEX1206、文書名1207、及びサーバ上文書1208である。
【0131】
以下、各項目について説明する。
【0132】
WFE識別1201には、各ワークフローを管理するワークフローエンジン512を識別するための情報(ワークフローサーバのURLなど)を格納する。
【0133】
WFID1202には、WFE識別701と同様にワークフローエンジン512内でワークフローをユニークに識別する情報が格納される。
【0134】
回送順序1203には、ワークフローを回送する順番が格納される。階層順序1003は、「1」が指示者を、「2」が報告者を、「3」承認者(指示者と同じ者)を表す。
【0135】
回送先WFE1204には、報告者の所属するWFEを識別する記号が格納される。
【0136】
処理者ID1205には、指示者、報告者、承認者の各IDが格納される。業務が代行して処理された場合、処理者ID1006は代行者のIDを示す。また、業務が報告者によって処理された場合には、処理者ID1006はNULLを格納する。
【0137】
INDEX1206には、各作成者/処理者における添付文書の一意な番号が格納される。
【0138】
文書名1207には、画面に表示する文書名が格納される。
【0139】
サーバ上文書1208には、サーバ上の文書の物理的な格納場所が格納される。
【0140】
さらに、各添付文書について、上記以外に管理したい項目があれば、テーブルを追加して格納してもよい。
<各テーブル関係>
図13を参照して、フロー管理テーブル900と、回送管理テーブル1000(1100)と、文書管理テーブル1200との関係を説明する。図13は、各テーブルの関係を示す図である。
【0141】
フロー管理テーブル900は、1つのレコードでワークフローを管理する。つまり、ワークフローでは、指示、報告、及び承認が行われるため、フロー管理テーブル900は、指示者用回送管理テーブル、報告者用回送管理テーブル、及び承認者用回送管理テーブルに関連付けられる。
【0142】
回送管理テーブル1000(1100)は、各ワークフローの指示者、報告者、承認者ごとに記入状況を1レコードで管理する。回送管理テーブル1000(1100)は、指示者用、報告者用、及び承認者用に大別することができる。
【0143】
この報告者用レコードは、単位WFの場合には1レコードである。一方、同報単位WFの場合には、報告者用レコードは、同報者の1人につき1レコードで管理するため、複数のレコードをもつ。また、グループ単位WFであって回答種別「1名回答要」の場合には、報告者用レコードは1レコードである。一方、グループ単位WFであって「全員回答必須」の場合には、報告者用レコードは、グループのメンバ1人につき1レコードで管理するため、指定されたグループ内のメンバの数ほどレコードをもつ。
【0144】
回送管理テーブル1000(1100)は、指示者または報告者が添付した文書を管理する文書管理テーブル1200と関連付けられる。
【0145】
文書管理テーブル1200は、回送管理テーブル1000(1100)の指示者または報告者の1レコードにつき添付する文書ごとのレコードで管理するため、複数のレコードをもつ。また、文書管理テーブル1200は、1つの指示または報告に、複数の文書を添付してもよい。
<全体作業手順の処理フロー>
図14を参照して、全体作業の処理手順を説明する。図14は全体作業の処理を示す図である。
【0146】
本実施の形態における業務管理システムでは、ワークフローの作成者の入力に基づいて、システムが新規ワークフローを作成する(S1401)。このワークフローの作成者は指示者でもあり、承認者でもある。
【0147】
そして、システムは作成されたワークフローに示された報告者に作業の実行を指示する(S1402)。そして、報告者は作業を実行する。ここでシステムが実行する処理には、子WFの作成、子WFからの報告結果の承認、及び指示者への報告などがある。
【0148】
そして、システムは作成者に承認を指示する(S1403)。つまり、システムは、ワークフローの作成者に、報告者からの報告結果を確認させる。そして作成者は承認を行う。
【0149】
その後、システムは全体作業の処理を終了する。
<新規ワークフローの作成処理>
図15を参照して、図14に示した新規ワークフロー作成処理(S1401)を詳しく説明する。図15は、新規ワークフロー作成の処理を示す図である。
【0150】
新規ワークフローを作成するユーザは、まずシステムにログインする(S1501)。このユーザは指示者である。
【0151】
次に図6に示すワークフローメニュー602から、ユーザは新規作成604を選択する(S1502)。
【0152】
そして、システムは指示内容の入力をユーザに指示する(S1503)。そして、ユーザは指示内容を入力する。ここでユーザは、必要に応じて添付ファイルの指定を行う。
【0153】
システムは処理期限の入力をユーザに指示する(S1504)。そして、ユーザは図9に示す処理期限911を入力する。ここでユーザは、必要に応じて、期限到来時の処理方法912を指定する。
【0154】
システムは参照制限の入力をユーザに指示する(S1505)。そしてユーザは参照制限913を入力する。
【0155】
システムは回送方法と報告者の入力をユーザに指示する(S1506)。そして、ユーザは、回送方法と報告者を入力する。ここで回送方法とはWF種類906であり、単位WF、同報単位WF、グループ単位WFがある。また、報告者は回送先でもある。WF種類906が同報単位WF、またはグループ単位WFの場合には、ユーザは更に「全員回答必須」、または「1名回答要」を指定する。
【0156】
システムは、図9に示す処理状態909を「起票状態」にして、入力内容を保存する(S1507)。
【0157】
システムは、報告者へメールでワークフローを通知する(S1508)。
その後システムは新規ワークフロー作成の処理を終了する。
【0158】
次に図16を参照してワークフロー新規作成時のテーブル処理を説明する。図16は、ワークフロー新規作成時におけるシステムの処理フローである。システムは、指示者からの入力に従って、図5に示す指示者の所属するWFエンジン512上で処理を実施する。
【0159】
システムは、ユーザが図6に示すワークフローメニュー602から新規作成604を選択したことを受けて、この処理を開始する。
【0160】
まず、システムは、図13に示すフロー管理テーブル900に新しくレコードを追加する(S1601)。そして、当該ワークフローにユニーク識別情報であるWFIDを採番する。システムは、採番したWFIDを図10に示すフロー管理テーブル900のWFID1002に格納する。
【0161】
このとき、ワークフロー管理テーブル900は、親WF関連情報をNULLに設定する。この親WF関連情報は、図9に示す親WFE識別903、親WFID904、親WF処理者ID905である。
【0162】
また、システムは、入力されたWF種類906が同報単位WF、またはグループ単位WFの場合には、回答種別907を設定する。図9では、WF種類906は単位WFであるため、回答種別907はNULLを設定する。
【0163】
さらに、システムは、ユーザからの入力に応じて処理期限設定911、処理期限到来時処理912、参照制限913を設定する。
【0164】
次に、システムは、図13に示す回送管理テーブル1000にレコードを新しく追加する(S1602)。
【0165】
システムは、図10に示す回送順序1003が「1」である指示者レコードを追加する。
【0166】
そして、システムは、ユーザから入力に応じて、指示内容を設定する。このとき、添付文書があれば、システムは添付文書有無1012を「1」に設定する。
このときシステムは、処理状態1009を「起票」に設定する。
【0167】
そして、システムは、回送順序1003が「2」である報告者レコードを追加する。このときシステムは、処理状態1009を「未処理」に設定する。
【0168】
そして、入力されたWF種類906が単位WFの場合には、システムは1レコードのみ生成する。そして、システムは、回送先WFE1004と処理者ID1006に報告者の属するWFE1001とWFID1002を設定する。
【0169】
また、入力されたWF種類906が同報単位WFの場合には、システムは同報人数分のレコードを生成する。そして、システムは、回送先WFE1004と処理者ID1006に各報告者の属するWFE1001とID1002を設定する。
【0170】
また、入力されたWF種類806がグループ単位WFの場合には、システムはレコードを生成する。このとき、システムは「1人回答要」なら1レコードのみ生成し、「全員回答必須」ならグループ全員分のレコードを生成する。そして、システムは回送先WFE1004とグループID1006を設定する。
【0171】
図10では、WF種類806は単位WFであるため、システムは1レコードのみ生成する。
【0172】
システムは、送順序「3」である承認者レコードを追加する。このときシステムは処理状態1009を未処理とする。
【0173】
次に、システムは、添付文書の有無を判断する(S1603)。システムは添付文書の有無を図10に示す添付文書有無1012に基づいて判断する。
【0174】
S1303でシステムは、添付文書なしと判断した場合、処理を終了する。
【0175】
一方、S1303でシステムは、添付文書ありと判断した場合、図10に示す文書管理テーブル900に新しくレコード追加する。このときシステムは、添付文書の数だけ新しくレコードを追加する。そして、システムは、図11に示す回送順序1101に「1」を設定する(S1604)。その後システムは処理を終了する。
<作業の実行処理>
図17を参照して、図14に示した作業実行の処理(S1402)を詳しく説明する。図17は作業実行の処理を示す図である。
【0176】
まず、システムは、図6に示すログイン601によって、ID/パスワードを承認する。ここでユーザは、システムにログインする(S1701)。この処理を実行するユーザは報告者である。
【0177】
次に、システムはワークフローメニュー602から、未処理一覧609をユーザに選択させる(S1702)。未処理一覧609を表示する際の検索内容は図24及び図25に示す。
【0178】
そして、システムは、一覧から処理を実行するワークフローの選択をユーザ指示する(S1703)。ここで、ユーザは処理を実行するワークフローを一つ選択する。
【0179】
そして、システムは、選択されたワークフローに子ワークフロー(以下、子WFともいう)が存在するならば、子ワークフロー以下の完了状況をサマリ表示する(S1704)。つまり、システムは、図10に示す報告時ステータス1015が「完了」であるワークフローをまとめて表示する。
【0180】
そして、システムは、子ワークフローから完了報告があったワークフローに対して、承認または差戻しをユーザに実行させる(S1705)。この子ワークフローを承認または差戻しをするときのシステムの処理フローを図18に示す。
【0181】
また、システムは子WFを作成するか否かをユーザに選択させる(S1706)。
【0182】
S1706で、システムは、子WFを作成すると判断した場合、子WF作成の登録処理を実行する(S1707〜S1712)。システムは、ユーザが図6に示す子WF作成611を選択したか否かに基づいて、子WFの作成を判断する。
【0183】
システムは、指示内容の入力をユーザに指示する(S1707)。ここでユーザは、必要に応じて添付ファイルを指定する。そしてユーザが添付ファイルを指定した場合、添付文書有無1012にINDEXを設定する。
【0184】
そしてシステムは、処理期限911の入力を指示する(S1708)。この処理期限911は、親WFの期限内で設定可能とする。また、ユーザは、必要に応じて期限到来時処理912を入力する。
【0185】
そしてシステムは参照制限913の入力を指示する(S1709)。
【0186】
そしてシステムは図9に示すWF種類906と報告者の入力をユーザに指示する(S1710)。
【0187】
このWF種類906は、単位WF、同報単位WF、またはグループ単位WFである。また、この報告者は回送先でもあり、図8に示す報告者レコードの処理者でもある。
【0188】
システムは、WF種別906が同報単位WF、またはグループ単位WF の場合には、回答種別907をユーザに選択させる。この回答種別907は、「全員回答必須」、または「1名回答要」である。
【0189】
そして、システムは図10に示す処理状態1009を「起票」にして、入力内容を保存する(S1711)。子WFを生成する際のシステムの処理フローを図23に示す。
【0190】
システムは、報告者へメールで子WFが作成されたことを通知する(S1712)。システムはこのメールにより作業の実行をユーザに指示する。
【0191】
そして、システムはS1706に戻り、再び子ワークフローを作成するか否かをユーザに選択させる。
【0192】
S1706でシステムは、子WFを作成しないと判断した場合には、完了報告か否かを判断する(S1713)。
【0193】
S1713でシステムは、完了報告であると判断した場合、報告内容の入力をユーザに指示する(S1714)。ユーザは、必要に応じて添付ファイルを指定する。
【0194】
そしてシステムは、図10に示す処理状態1009を「処理済」にして、入力内容を保存する(S1715)。完了報告する際の処理フローを図25に示す。ここで、処理状態1009が「処理済」でない子WFが存在すれば、その子WF以下の処理状態1009を全て「中止」にする。
【0195】
そして、システムは、指示者にメールで完了報告を通知する(S1717)。
その後システムは処理を終了する。
【0196】
一方、S1713でシステムは、完了報告でないと判断した場合、図10に示す進捗状況1014の入力をユーザに指示する(S1718)。この進捗状況814は、例えば50%など完了した割合で表示する。
【0197】
そして、システムは、中間報告内容の入力をユーザに指示する(S1719)。ここでユーザは必要に応じて添付ファイルを指定する。
【0198】
そして、システムは図10に示す処理状態1009を「一時保存状態」に設定して、入力内容を保存する。その後システムは処理を終了する。
【0199】
次に、図18を参照して子ワークフローの承認/差戻し時におけるテーブル処理を説明する。図18は、子ワークフローの承認/差戻し時におけるシステムの処理フローである。システムは、承認者からの入力に従って、承認者の所属するWFエンジン512上で処理を実施する。
【0200】
システムは、ユーザが図6に示すワークフローメニュー602から承認一覧612を選択したことを受けて、この処理を開始する。
【0201】
まず、システムは承認者が承認を選択したか否かを判断する(S1501)。
【0202】
S1801でシステムは、承認者が承認を選択したと判断した場合、図10に示す回送管理テーブル1000を更新する(S1802)。
【0203】
システムは、図10に示す回送管理テーブル1000の承認者レコードの更新をユーザに指示する。この承認者レコードは、回送順序1003が「3」のレコードである。
【0204】
そしてシステムは、処理状態1009を「完了」に設定し、ユーザからの入力に応じて処理日時1008、処理者氏名1007、処理者ID1006等を設定する。その後システムは処理を終了する。
【0205】
一方、S1801でシステムは、承認者が承認を選択しないと判断した場合、図10に示す回送管理テーブル1000を更新する(S1503)。
【0206】
システムは、図10に示す回送管理テーブル1000の報告者レコード及び承認者レコードの更新をユーザに指示する。この報告者レコードは回送順序1003が「2」のレコードであり、この承認者レコードは回送順序1003が「3」のレコードである。
【0207】
そしてシステムは、処理状態1009を「完了」に設定し、ユーザからの入力に応じて処理日時1008、処理者氏名1007、処理者ID1006等を設定する。
【0208】
システムは、報告者レコードの処理状態1009を「差戻し」に設定する。
【0209】
また、システムは、承認者レコードの処理状態1009を「差戻し」に設定し、記録のため処理日時808、処理者氏名807、処理者ID806等を設定する。その後システムは処理を終了する。
【0210】
次に、図19を参照して、子WF作成時のテーブル処理を説明する。図19は子ワークフローの登録時におけるシステムの処理フローである。システムは、指示者からの入力に従って、指示者の所属するWFエンジン512上で処理を実施する。
【0211】
システムは、ユーザが図6に示すワークフローメニュー602から新規作成604を選択したことを受けて、この処理を開始する。
【0212】
まず、システムは、図13に示すフロー管理テーブル900に新しくレコードを追加する(S1901)。そして、当該ワークフローにユニーク識別情報であるWFIDを採番する。システムは、採番したWFIDを図9に示すフロー管理テーブル900のWFID902に格納する。
【0213】
このとき、ワークフロー管理テーブル900は、親WF関連情報を設定する。この親WF関連情報は、図9に示す親WFE識別903、親WFID904、親WF処理者ID905である。
【0214】
また、システムは、入力されたWF種類906が同報単位WF、またはグループ単位WFの場合には、回答種別907を設定する。図9では、WF種類906は単位WFであるため、システムは回答種別907にNULLを設定する。
【0215】
さらに、システムは、ユーザからの入力に応じて処理期限設定911、処理期限到来時処理912、参照制限913を設定する。システムは、この処理期限設定911を親WFの処理期限内で設定する。
【0216】
次に、システムは、図13に示す回送管理テーブル1000にレコードを新しく追加する(S1902)。
【0217】
システムは、図10に示す回送順序1003が「1」である指示者レコードを追加する。
【0218】
そして、システムはユーザから入力に応じて指示内容を設定する。このとき、添付文書があれば、システムは添付文書有無1012の欄に「1」を設定する。このときシステムは、処理状態1009を「起票」に設定する。
【0219】
そして、システムは、回送順序1003が「2」である報告者レコードを追加する。このときシステムは、処理状態1009を「未処理」に設定する。
【0220】
そして、入力されたWF種類906が単位WFの場合には、システムは1レコードのみ生成する。そして、システムは、回送先WFE1004と処理者ID1006に報告者の属するWFEとIDを設定する。
【0221】
また、入力されたWF種類906が同報単位WFの場合には、システムは同報人数分のレコードを生成する。そして、システムは、回送先WFE81004と処理者ID1006に各報告者の属するWFEとIDを設定する。
【0222】
また、入力されたWF種類906がグループ単位WFの場合には、システムはレコードを生成する。このとき、システムは、「1人回答要」なら1レコードのみ生成し、「全員回答必須」ならグループ全員分のレコードを生成する。そして、システムは、回送先WFE1004とグループID1006を設定する。
【0223】
図10では、WF種類906は単位WFであるため、システムは1レコードのみ生成する。
【0224】
システムは、送順序が「3」である承認者レコードを追加する。このときシステムは処理状態1009を「未処理」にする。
【0225】
次に、システムは添付文書の有無を判断する(S1903)。
【0226】
S1903でシステムは、添付文書なしと判断した場合、処理を終了する。
【0227】
一方、S1903でシステムは、添付文書ありと判断した場合、図13に示す文書管理テーブル1200に新しくレコード追加する(S1904)。このときシステムは、添付文書の数だけ新しくレコードを追加する。そして、システムは、図12に示す回送順序1201に「1」を設定する。その後システムは処理を終了する。
【0228】
図20を参照して、ワークフローの完了報告時のテーブル処理を説明する。図20は、完了報告時におけるシステムの処理フローである。システムは、報告者からの入力に従って、報告者の所属するWFエンジン512上で処理を実施する。
【0229】
システムは、図17に示す報告内容(S1714)の入力を受けて、この処理を開始する。
【0230】
まず、システムは入力者の報告者レコードの処理状態1009が「処理済」であるか否かを判定する(S2001)。この報告者レコードは、回送順序1003が「2」であるレコードをいう。S2001でシステムは、報告者レコードの処理状態1009が「処理済」であると判断した場合、処理を終了する。
【0231】
一方、S2001でシステムは、報告者レコードの処理状態1009が「処理済」でないと判断した場合、図10に示す回送管理テーブル1000の報告者レコードを更新する(S2002)。この回送管理テーブル1000は、図9に示すWF種類906及び回答種別907に基づいて、更新される。
【0232】
まず、WF種類906が単位WFの場合には、システムは、報告者の入力に従って報告者レコードの指示/報告内容1013、報告者進捗状態1014、報告時ステータス1015、処理者氏名1007、及び処理日時1008を設定する。そして、システムは、処理状態1009を「処理済」に設定する。WF種類906が単位WFの場合には、図10に示すように、報告者レコードは一つだけである。
【0233】
次に、WF種類906が同報単位WFの場合には、システムは入力者の報告レコードに指示/報告内容1013、報告者進捗状態1014、報告時ステータス1015、処理者氏名1007、及び処理日時1008を設定する。また、システムは処理状態1009を「処理済」に設定する。
【0234】
また、WF種類906が同報単位WFであって、回答種別907が1人「回答要」の場合には、システムは入力者の報告レコードに加えて、他の報告者レコードの処理状態1009も「処理済」に設定する。
【0235】
WF種類906がグループ単位WFであって、回答種別907が「全員回答必須」の場合には、システムは、報告者の入力に従って、報告者レコードに、指示/報告内容1013、報告者進捗状態1014、報告時ステータス1015、処理者氏名1007、及び処理日時1008を設定する。ここでは、入力者の報告レコードだけを変更する。そして、システムは、処理状態1009を「処理済」に設定する。
【0236】
また、WF種類906がグループ単位WFであって、回答種別907が「1人回答要」の場合には、システムは報告者の入力に従って報告者レコードに処理者ID1006を設定する。さらに、システムは、指示/報告内容1013、報告者進捗状態1014、報告時ステータス1015、処理者氏名1007、及び処理日時1008を設定する。そして、システムは、処理状態1009を「処理済」に設定する。
【0237】
次に、システムは、添付文書の有無を判断する(S2003)。S2003でシステムは、添付文書なしと判断した場合、処理を終了する。
【0238】
一方、S2003でシステムは、添付文書ありと判断した場合、図13に示す文書管理テーブル1200に新しくレコード追加する。このときシステムは、添付文書の数だけ新しくレコードを追加する。そして、システムは、図10に示す回送順序1003に「2」を設定する(S2004)。そして、システムは処理を終了する。
<承認の実行処理>
図21を参照して、ユーザが承認を実行する際のシステムの処理を説明する。図21は、承認の実行の処理フローである。システムは、指示者からの入力に従って、指示者の所属するWFエンジン512上で処理を実施する。
【0239】
承認を実行するユーザは、まずシステムにログインする(S2101)。このユーザは承認者であり、指示者でもある。
【0240】
次に図6に示すワークフローメニュー602から、ユーザは未承認一覧612を選択する(S2102)。
【0241】
システムは、未承認一覧612から承認を実行するワークフローを選択させる(S2103)。ここでユーザは、承認を実行するワークフローを一つ選択する。
【0242】
システムは、選択されたワークフローを表示して、報告内容をユーザに確認させる(S2104)。ここでユーザは選択したワークフローの報告内容を確認する。
【0243】
システムは、ユーザが承認の実行を選択したか否かを判断する(S2105)。ここでユーザは報告内容に対して承認または差戻しを行う。S2105でシステムは、承認を行うと判断した場合、コメントの入力をユーザに指示する(S2106)。ユーザは必要に応じて報告内容に対するコメントを入力する。このコメントは、図10に示す指示/報告内容1013に格納される。
【0244】
システムは、処理状態を完了状態にして、入力内容を保存する(S2107)。つまり、システムは図10に示す処理状態1009を「完了」にする。この際の処理フローを図22に示す。その後システムは承認の実行処理を終了する。
【0245】
一方、S2105でシステムは、承認を行わないと判断した場合、コメントの入力をユーザに指示する(S2108)。ユーザは必要に応じて指示/報告内容1013に報告内容に対する修正依頼などのコメントを入力する。
【0246】
システムは処理を差戻しにして、入力内容を保存する(S2109)。つまり、システムは図10に示す処理状態1009を「差戻し」にする。この際の処理フローを、図22に示す。
【0247】
システムは、報告内容の差戻しをメールで報告者へ通知し、処理の再実行を指示する(S2110)。その後システムは処理を終了する。
【0248】
次に図22を参照して、ワークフローの承認/差戻し時のテーブル処理を説明する。図22は、ワークフローの承認/差戻し時におけるシステムの処理フローである。システムは、承認者からの入力に従って、承認者の所属するWFエンジン512上で処理を実施する。この処理フローは、基本的には、図18に示す子ワークフローの場合の承認/差戻し処理を同じである。
【0249】
システムは、ユーザが図6に示すワークフローメニュー602から承認一覧612を選択したことを受けて、この処理を開始する。
【0250】
まず、システムは、承認者が承認を選択したか否かを判断する(S2201)。S2201でシステムは、承認者が承認を選択したと判断した場合、図13に示す回送管理テーブル1000を更新する(S2202)。
【0251】
システムは、図10に示す回送管理テーブル1000の承認者レコードの更新をユーザに指示する。この承認者レコードは、回送順序1003が「3」のレコードである。
【0252】
そしてシステムは、処理状態1009を「完了」に設定し、ユーザからの入力に応じて処理日時1008、処理者氏名1007、処理者ID1006等を設定する。その後システムは処理を終了する。
る。
【0253】
一方、S2201でシステムは、承認者が承認を選択しないと判断した場合、図10に示す回送回送管理テーブル1000を更新する(S2203)。
【0254】
システムは、図10に示す回送管理テーブル1000の報告者レコード及び承認者レコードの更新をユーザに指示する。この報告者レコードは回送順序1003が「2」のレコードであり、この承認者レコードは回送順序1003が「3」のレコードである。
【0255】
そしてシステムは、処理状態1009を「完了」に設定し、ユーザからの入力に応じて処理日時1008、処理者氏名1007、処理者ID1006等を設定する。システムは、報告者レコードの処理状態を「差戻し」に設定する。
【0256】
また、システムは、記録のため承認者レコードの処理状態1009を「差戻し」に設定し、処理日時1008、処理者氏名1007、処理者ID1006等を設定する。その後システムは処理を終了する。
<その他の処理フロー>
次に図23を参照して、定時処理で実行する督促及び打切りの処理を説明する。図23は、定時処理による督促および打切りの処理フローである。システムは、この処理を1日1回自動的に実行することが望ましい。
【0257】
ユーザは、督促を開始する時期(N)を予めWFエンジン512に設定する。例えば、ユーザは、処理期限日の1週間前になったことを作業者に警告すると設定する場合には、督促開始時期(N)を「7」に設定する。督促日は処理期限日から督促開始時期(N)を減じることで算出できる。
【0258】
そして、システムは、未処理ワークフローを検索し、作業者に、督促のメールを通知する。ただし、処理期限日を超過した場合で、期限到来時処理が「打切り」の場合には、督促のメールを通知せず、該当するWF及びその下位のWFをすべて「打切り」として処理を完了する。
【0259】
まずシステムは、WFエンジン512上で、フロー管理テーブル900の中止フラグ914が「NULL」に設定されたワークフローを抽出する。またシステムは、そのワークフローに関連する回送管理テーブル1000の報告者の処理状態が「処理済」でないワークフローも抽出する(S2301)。
【0260】
そして、システムは、日付が督促日(処理期限−N)に達したか、または処理期限911が「NULL」であるかを判断する(S2302)。ここで、システムは、日付が督促日(処置期限−N)に達していない、または処理期限911が「NULL」であると判断した場合、処理を終了する。
【0261】
一方S2302で、システムは、日付が督促日(処置期限−N)に達したと判断した場合、日付が処理期限911に達していないかを判断する(S2303)。ここで、システムは、日付が処理期限911に達していないと判断した場合、ユーザ管理テーブル700から報告者のメールアドレス704を取得する。そして、システムは、督促メールを報告者に送信する(S2304)。その後システムは処理を終了する。
【0262】
S2303で、システムは、日付が処理期限911に達したと判断した場合、期限到来時処理912が「打切り」かを判断する(S2305)。ここで、システムは、期限到来時処理912が「打切り」であると判断した場合、該当WF及び下位の全WFを抽出する。そして、システムはワークフロー管理テーブル900の中止フラグ914を「打切り」に変更し、指示者に通知メールを送信する(S2306)。その後システムは処理を終了する。
【0263】
次に図24及び25を参照して、未処理一覧画面での検索処理を説明する。
【0264】
図24は、他サーバとの連携時における未処理検索の概念図であるこの概念図は、図5に示すシステム構成図を簡略化した図である。端末2401、自社WFE2402、及び連携先WFE2403はネットワークを介して接続される。自社WFE2402は図5に示すワークフローサーバ502が有するワークフローエンジン513であり、連携先WFE2403は連携先ワークフローサーバ502が有するワークフローエンジン513である。
【0265】
ユーザの端末2401が未処理一覧を選択すると、システムは、自社WFE2402上で未処理WFの検索を実行する(S2401)。
【0266】
同時に、システムは連携先FWE2403に対して、回送先が自分に設定してある未処理のワークフローがないかを問い合わせる(S2402)。この問い合せを受けて、連携先WFE2403は、回送先が問合元に設定してある未処理のワークフローを検索する。
【0267】
連携先WFE2403は、検索結果を自社WFE2402へ回答する(S2403)。
【0268】
システムは、自社WFE2402の検索結果と連携先WFE2403の回答をマージして端末2401に未処理一覧を表示する(S2404)。
【0269】
図25は、自社WFE2402、及び連携先WFE2403における検索時のクエリ内容を示す。
【0270】
システムは、図9に示すフロー管理テーブル900及び回送管理テーブル1000から以下の条件によって、未処理ワークフローを検索する。
【0271】
フロー管理テーブル900では、中止フラグ914が「NULL」である。そして、WEF識別901が検索対象のWFEである。そして、WFE識別901が回送管理テーブル1000のWFE識別である。そして、WFID902が回送管理テーブル1000のWFIDである。
【0272】
一方、回送管理テーブル1000では、回送先WFE1004が自社のWFEである。そして、処理者ID1006が自分の処理者ID、または回送先グループがグループID1005がグループIDであり、WFE識別1001が自社のWFEであり、処理者ID1006が自分のユーザIDである。そして、処理状態1009が「未処理」、「一時保存」または「差戻し」である。
【0273】
システムは上記条件を満たすワークフローを未処理ワークフローとして抽出する。
<実施形態の効果>
本実施の形態の業務管理システムは、途中で分岐する場合を含めて、基本的なワークフロー(単位WF)の組合せで、業務を管理する。そのため、任意の指示系統に対応してワークフロー全体を管理できる。
【0274】
指示系統を1段ずつ指定することができる。そのため、指示系統の変更に柔軟に対応することができる。
【0275】
同報単位WFやグループ単位WFにより、上位者が複数の指示系統を一括して指定できる。また、同報単位WFやグループ単位WFでは、「全員回答必須」と設定することにより、複数の対象者全員に一斉に回答させることができる。同報単位WFやグループ単位WFでは、指示者は「1名回答要」と設定することにより複数の対象者に回答者を特定せずに指示し、任意の1名に回答させることができる。
【0276】
ワークフロー全体を構成する単位WFごとの管理エンジンが、物理的に別々なエンジンでも連携可能となる。これによって親会社と子会社間、または発注会社と受注会社間などにまたがったワークフローを容易に管理できる。
【0277】
報告者は完了報告の前でも途中状態を設定することができる。これによって、指示者は作業の進捗状況を把握することができる。
【0278】
報告者は完了報告時にステータスを指定することができる。ステータスは、例えば、完了、中止、及び要再検討である。このうち、「要再検討」のステータスを指示者に報告することで、報告を受けた指示者は特定の回送先について、2周目の再指示を行うこともできる。子WFの報告者が、直接の指示者より上位の指示等を連鎖的に参照できる。親WFの指示者が、子WF、孫WFの処理(進捗)状況を連鎖的に参照できる。子から親、親から子への指示内容/処理(進捗)状況の参照を、権限等の設定に応じて、許可・禁止できる。WFの連鎖系列を図示できる。自分の子WFがすべて完了したら、親WFへの報告用に、各子WFの完了状況(完了日付、担当者、完了ステータス、コメント、など)を自動的にとりまとめることができる。親WFを中止した際に、子WF、孫WFも連鎖的に中止することができる。WF作成時に期限を設定して、期限にあらかじめ設定した期間まで近づいたときに自動的に督促を行ったり、期限を超過した場合は自動的に中止する、等の期限制御ができる。子WFの期限を親WFの期限内で設定可能とすることで、連鎖的な指示系統における期限管理を整合性をもって実現できる。この際、親WFが期限超過で打切りにされたら、子WFも打切りにする。
<変形例>
上述の実施の形態では、WWWを使ったシステム構成について図5を参照して説明した。しかしながら、WWWを使わないシステム構成であってもよい。そこで、図26を参照して、クライアント/サーバを使ったシステム構成を変形例をして説明する。
【0279】
WWWを使ったシステムでは、ワークフローサーバ502はワークフローエンジン512とWWWサーバ513を備え、端末501はブラウザを備えていた。
【0280】
しかし、クライアント/サーバを使ったシステムでは、ワークフローサーバはサーバアプリを備え、端末はクライアントアプリを備える。
【0281】
そして、各端末は、このクライアントアプリを使用して、ワークフローサーバ上のサーバアプリと通信する。このようにして、業務管理システムは図5と同様にメニューを画面に表示することができる。その結果、ユーザはクライアントアプリを使用してワークフローの作成や処理などを実行できる。その他のシステム構成は、WWWを使ったシステムと同様なため、説明を省略する。
【0282】
なお、本変形例では、他サーバと連携を行っていないが、図5に示すようにインターネット等のネットワークを介して、他のワークフローサーバや他のDBサーバと連携と連携しもよい。
<コンピュータに読み取り可能な記憶媒体>
上記実施の形態のいずれかの処理をコンピュータに実行させるプログラムをコンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記録することができる。そして、コンピュータに、この記憶媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、上記実施の形態に示したシステムを提供することができる。
【0283】
ここで、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータから読み取ることができる記憶媒体をいう。このような記憶媒体のうちコンピュータから取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R/W、DVD、DAT、8mmテープ、メモリカード等がある。
【0284】
また、コンピュータに固定された記録媒体として、ハードディスクやROM(リード・オンリー・メモリ)等がある。
【0285】
なお、上記実施の形態は本発明の範囲をなんら限定するものではなく、当業者が理解できる範囲において適宜、各種の変形の態様があり得る。
<その他>
さらに、本実施の形態は以下の発明を開示する。
(付記1)業務を処理する者を指定する指示手段と指示者に対する業務報告を実行する報告手段と前記業務報告を承認する承認手段とを有する業務モジュールと、
前記業務モジュールによる実行結果に基づき、前記指示手段により指定した指示者、前記報告手段により実行する報告者、または前記承認手段により承認する承認者を含む指示系統に係る情報を記録する系統記憶手段と、
前記業務モジュールによる指示系統に係る情報を組み合わせて業務を管理する管理手段とを備える業務管理システム。
(付記2)前記管理手段は、複数の業務モジュールによる指示系統に係る情報を関連付けて記憶する系統関連記憶手段を更に備える付記1に記載の業務管理システム。
(付記3)前記指示、報告、または承認の状態を記憶する状態記憶手段を更に備える付記1または2に記載の業務管理システム。
(付記4)前記業務モジュールは業務を処理する複数の者を指定する複数指示手段を更に備える付記1乃至3のいずれかに記載の業務管理システム。
(付記5)前記業務モジュールは業務を処理するグループを指定するグループ指示手段を更に備える付記1乃至4のいずれかに記載の業務管理システム。
(付記6)業務を処理する者を指定する指示ステップと指示者に対する業務報告を実行する報告ステップと前記業務報告を承認する承認ステップとを実行させる業務モジュールを含み、
前記業務モジュールによる実行結果に基づき、前記指示ステップで指定した指示者、前記報告ステップで実行する報告者、または前記承認ステップで承認する承認者を含む指示系統に係る情報を記録するステップと、
前記業務モジュールによる指示系統に係る情報を組み合わせて業務を管理するステップとをコンピュータによって実行させるプログラム。
(付記7)複数の業務モジュールによる指示系統に係る情報を関連付けて記憶するステップを更に実行させる付記6に記載のプログラム。
(付記8)前記指示、報告、または承認の状態を記憶するステップを更に実行させる付記6または7に記載のプログラム。
(付記9)前記業務モジュールは業務を処理する複数の者を指定するステップを更に実行させる付記6乃至8のいずれかに記載のプログラム。
(付記10)前記業務モジュールは業務を処理するグループを指定するステップを更に実行させる付記6乃至9のいずれかに記載のプログラム。
(付記11)業務を処理する者を指定する指示ステップと指示者に対する業務報告を実行する報告ステップと前記業務報告を承認する承認ステップとを実行させる業務モジュールを含み、
前記業務モジュールによる実行結果に基づき、前記指示ステップで指定した指示者、前記報告ステップで実行する報告者、または前記承認ステップで承認する承認者を含む指示系統に係る情報を記録するステップと、
前記業務モジュールによる指示系統に係る情報を組み合わせて業務を管理するステップとを実行させるプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
(付記12)複数の業務モジュールによる指示系統に係る情報を関連付けて記憶するステップを更に実行させる付記11に記載の記憶媒体。
(付記13)前記指示、報告、または承認の状態を記憶するステップを更に実行させる付記11または12に記載の記憶媒体。
(付記14)前記業務モジュールは業務を処理する複数の者を指定するステップを更に実行させる付記11乃至13のいずれかに記載の記憶媒体。
(付記15)前記業務モジュールは業務を処理するグループを指定するステップを更に実行させる付記11乃至14のいずれかに記載の記憶媒体。
(付記16)業務を処理する者を指定する指示ステップと指示者に対する業務報告を実行する報告ステップと前記業務報告を承認する承認ステップとを実行させる業務モジュールを含み、
前記業務モジュールによる実行結果に基づき、前記指示ステップで指定した指示者、前記報告ステップで実行する報告者、または前記承認ステップで承認する承認者を含む指示系統に係る情報を記録するステップと、
前記業務モジュールによる指示系統に係る情報を組み合わせて業務を管理するステップとを実行させる業務管理方法。
【0286】
【発明の効果】
以上で説明したように、本発明は、業務モジュールによる基本的な指示系統の組合わせにより、業務を管理できる業務管理システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】環構造型情報連鎖によるワークフローの実施例を示す図である。
【図2】環構造型情報連鎖による枝分かれのあるワークフローの実施例を示す図である。
【図3】同報単位WFによる実施例を示す図である。
【図4】グループ単位WFによる実施例を示す図である。
【図5】WWWを使ったシステム構成を示す図である。
【図6】モジュール構成を示す図である。
【図7】ユーザ管理テーブルを示す図である。
【図8】グループ管理テーブルを示す図である。
【図9】フロー管理テーブルを示す図である。
【図10】回送管理テーブル(単位WF)を示す図である。
【図11】回送管理テーブル(同報単位WF)を示す図である。
【図12】文書管理テーブルを示す図である。
【図13】各テーブルの関係図である。
【図14】全体作業を示す図である。
【図15】新規ワークフローの作成を示す図である。
【図16】新規作成時の処理フローを示す図である。
【図17】作業の実行を示す図である。
【図18】子WFの承認・差戻しの処理フローを示す図である。
【図19】子WF作成の処理フローを示す図である。
【図20】完了報告の処理フローを示す図である。
【図21】承認の実行を示す図である。
【図22】ワークフローの承認・差戻しの処理フローを示す図である。
【図23】定時処理による督促及び打切りの処理フローを示す図である。
【図24】他サーバとの連携時の未処理検索の概念図である。
【図25】未処理検索時のクエリ内容を示す図である。
【図26】クライアント/サーバを使ったシステム構成を示す図である。
【図27】従来型のワークフローを示す図である。
【図28】従来型のワークフローを使った指示・報告業務の実施例を示す図である。
【符号の説明】
501…端末
502…ワークフローサーバ
503…DBサーバ
504…認証サーバ
505…メールサーバ
511…ブラウザ
512…ワークフローエンジン
513…WWWサーバ
514…ユーザ管理
515…グループ管理
516…フロー管理
517…回送管理
518…文書管理
601…ログイン
602…ワークフローーメニュー
603…終了
604…新規作成
605…作成済一覧
606…内容・処理状態参照
607…中止
608…連鎖参照
609…未処理一覧
610…進捗状況設定
611…子WF作成
612…未承認一覧
613…承認
614…自由検索
615…検索結果一覧
616…代行者登録
617…代行処理
900…フロー管理テーブル
1000…回送管理テーブル(単位WF)
1100…回送管理テーブル(同報単位WF)
1200…文書管理テーブル
Claims (6)
- 第1の装置の操作手段を通じた操作者からの入力にしたがって、業務の処理者として第2の装置の操作者の指定と前記処理者に依頼する業務内容とを含む第1の指示情報を記憶手段に登録する指示情報登録手段と、
前記第2の装置の操作手段を通じた操作者からの入力にしたがって、前記第1の指示情報への完了を含む報告を前記記憶手段に登録する報告登録手段と、
前記第1の指示情報への報告に対して、前記第1の装置の操作手段を通じた操作者からの入力にしたがって、承認又は差し戻しを前記記憶手段に登録する承認登録手段と、
前記第1の指示情報に対して、前記完了を含む報告を作成しない場合に、前記第2の装置の操作手段を通じた操作者からの入力にしたがって、次の業務の処理者として第3の装置の操作者の指定と前記次の業務の処理者に依頼する次の業務内容とを含む第2の指示情報の入力を受け付ける次業務受け付け手段と、を備え、
前記指示情報登録手段は、前記受け付けた第2の指示情報を前記記憶手段に登録し、
前記報告登録手段は、前記第3の装置の操作手段を通じた操作者からの入力にしたがって、前記第2の指示情報への完了を含む報告を前記記憶手段に登録し、
前記承認登録手段は、前記第2の指示情報への報告に対して、前記第2の装置の操作手段を通じた操作者からの入力にしたがって、承認又は差し戻しを前記記憶手段に登録する、業務管理システム。 - コンピュータに、
第1の装置の操作手段を通じた操作者からの入力にしたがって、業務の処理者として第2の装置の操作者の指定と前記処理者に依頼する業務内容とを含む第1の指示情報を記憶手段に登録する指示情報登録ステップと、
前記第2の装置の操作手段を通じた操作者からの入力にしたがって、前記第1の指示情報への完了を含む報告を前記記憶手段に登録する報告登録ステップと、
前記第1の指示情報への報告に対して、前記第1の装置の操作手段を通じた操作者からの入力にしたがって、承認又は差し戻しを前記記憶手段に登録する承認登録ステップと、
前記第1の指示情報に対して、前記完了を含む報告を作成しない場合に、前記第2の装置の操作手段を通じた操作者からの入力にしたがって、次の業務の処理者として第3の装置の操作者の指定と前記次の業務の処理者に依頼する次の業務内容とを含む第2の指示情報の入力を受け付ける次業務受け付けステップと、を実行させ、
前記指示情報登録ステップは、前記受け付けた第2の指示情報を前記記憶手段に登録するステップを含み、
前記報告登録ステップは、前記第3の装置の操作手段を通じた操作者からの入力にしたがって、前記第2の指示情報への完了を含む報告を前記記憶手段に登録するステップを含み、
前記承認登録ステップは、前記第2の指示情報への報告に対して、前記第2の装置の操作手段を通じた操作者からの入力にしたがって、承認又は差し戻しを前記記憶手段に登録するステップを含む、プログラム。 - 前記次業務受け付けステップは、前記第2の指示情報の入力を受け付けた後に、さらに1以上の第2の指示情報の入力を受け付けるステップを含み、
前記指示情報登録ステップは、前記1以上の第2の指示情報を前記記憶手段に登録するステップを含み、
前記報告登録ステップは、前記1以上の第2の指示情報に指定されたそれぞれの第3の装置の操作者からの入力にしたがって、前記1以上の第2の指示情報への業務内容の完了を含む報告を前記記憶手段に登録するステップを含む、請求項2に記載のプログラム。 - 前記次業務受け付けステップは、前記次の業務の処理者として第3の装置の操作者を指定する情報を複数受け付けるステップを含み、
前記指示情報登録ステップは、前記複数の次の業務の処理者について前記受け付けた第2の指示情報を前記記憶手段に登録するステップを含む、請求項2又は3に記載のプログラム。 - 前記業務の処理者または前記次の業務の処理者としてグループを指定するグループ指示ステップをさらに実行させる請求項2から4のいずれか1項に記載のプログラム。
- コンピュータが、
第1の装置の操作手段を通じた操作者からの入力にしたがって、業務の処理者として第2の装置の操作者の指定と前記処理者に依頼する業務内容とを含む第1の指示情報を記憶手段に登録する指示情報登録ステップと、
前記第2の装置の操作手段を通じた操作者からの入力にしたがって、前記第1の指示情報への完了を含む報告を前記記憶手段に登録する報告登録ステップと、
前記第1の指示情報への報告に対して、前記第1の装置の操作手段を通じた操作者からの入力にしたがって、承認又は差し戻しを前記記憶手段に登録する承認登録ステップと、
前記第1の指示情報に対して、前記完了を含む報告を作成しない場合に、前記第2の装置の操作手段を通じた操作者からの入力にしたがって、次の業務の処理者として第3の装置の操作者の指定と前記次の業務の処理者に依頼する次の業務内容とを含む第2の指示情報の入力を受け付ける次業務受け付けステップと、を実行し、
前記指示情報登録ステップは、前記受け付けた第2の指示情報を前記記憶手段に登録するステップを含み、
前記報告登録ステップは、前記第3の装置の操作手段を通じた操作者からの入力にしたがって、前記第2の指示情報への完了を含む報告を前記記憶手段に登録するステップを含み、
前記承認登録ステップは、前記第2の指示情報への報告に対して、前記第2の装置の操作手段を通じた操作者からの入力にしたがって、承認又は差し戻しを前記記憶手段に登録するステップを含む、業務管理方法。
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