JPH10177596A - 製品開発プロジェクト管理システムおよび方法 - Google Patents

製品開発プロジェクト管理システムおよび方法

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JPH10177596A
JPH10177596A JP33650596A JP33650596A JPH10177596A JP H10177596 A JPH10177596 A JP H10177596A JP 33650596 A JP33650596 A JP 33650596A JP 33650596 A JP33650596 A JP 33650596A JP H10177596 A JPH10177596 A JP H10177596A
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target item
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JP33650596A
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English (en)
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Yoshie Matsuzaki
吉衛 松崎
Toshiko Takamura
稔子 高村
Hideaki Suzuki
英明 鈴木
Hiroshi Makita
宏 牧田
Soichi Oyamada
聡一 小山田
Joji Okamoto
譲治 岡本
Tadamasa Kamikubo
忠正 上久保
Akira Tada
彰 多田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】製品開発プロジェクト管理システムおよび方法
において、工程の進捗以外の中間目標である性能、原
価、信頼性などの開発目標の設定と実績把握の管理をで
きるようにして、手戻りや再開発をなくして、円滑に製
品開発をおこなえるようにする。 【解決手段】開発の中間目標項目を性能、原価、信頼性
として、その目標値と実績値とを格納する手段と、各々
の中間目標項目に対しその中間目標項目の達成に係わる
工程を定義し格納する手段と、中間目標項目達成に係わ
る工程が完了とされたときに、中間目標項目の実績値を
入力させる手段と、指定された中間目標項目、およびそ
の目標値と実績値とを表示する手段を具備し、 製品開
発の中間目標項目の目標値と実績値を比較対照して、前
記表示手段によって、中間目標の達成状況を可視化す
る。また、目標値と実績値の変更があったときには、関
連ある目標項目の変更を誘導して、整合性をとる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製品開発プロジェ
クト管理システムおよび方法に係り、製造業における製
品の設計や開発を支援するシステムに関するものであっ
て、特に、目標仕様に対して、どの程度開発が進んでい
るかの進捗の把握を容易にするために好適な機能を備え
た製品開発プロジェクト管理システムおよび方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、計算機システムにより、製品の開
発の進捗管理するシステムが知られている。このような
システムとして、例えば、特開平4−77921号公報
には、ソフトウェア開発工程の進捗状況を自動的に管理
する技術が開示されている。この従来技術では、ソフト
ウェア開発のための進捗計画をその開発作業工程毎に示
す標準計画情報が登録された標準ファイルを用意する。
そして、ソフトウェアの開発作業がそれぞれ実行される
複数の作業端末から、各作業端末によって作業が完了さ
れた開発成果物の開発工期、およびそれら各作業端末に
よって実行されている開発作業状況を実績データとして
入力する。次に、この入力された実績データと標準ファ
イルに登録されている標準計画情報とを比較し、前記作
業端末に対してその比較結果に応じた作業指示をおこな
って、ソフトウェアと開発工程の進捗状況を自動的に管
理することを目指している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、製品開発と
は、目標とする仕様の製品を目標とする時期に実現する
ものである。したがって、開発の進捗とは、目標仕様を
達成する製品実現の見込みがどの程度確かになったかで
表現されるものである。製品の目標仕様には様々なもの
があるが、主要な種類をあげると、性能、原価、信頼性
となる。これは製品の競争力が基本的に性能、原価、信
頼性であることとと対応している。したがって、製品開
発の進捗状況を管理するためには、性能、原価、信頼性
などの目標仕様達成状況を把握管理するためのシステム
が必要となる。しかしながら、上記従来技術において
は、開発計画は作業内容を定義した工程の集合として表
現されており、開発の進捗は計画した作業がどこまで終
了したかを表現することに留まっていた。すなわち、従
来技術では、開発の目標である性能、原価、信頼性達成
の見込みがどの程度確かになっているかをシステマティ
ックに把握管理することはできず、このような進捗管理
は、管理者が開発メンバから適宜情報を集めて把握する
ことによっておこなわれていた。
【0004】このため、管理者はこのような進捗管理の
ための状況把握に多大の時間を要し、意思決定に使うべ
き時間が十分にとれないとか、状況把握が不十分なため
誤った意思決定をすることがあるという問題点があっ
た。
【0005】また、上記従来技術の製品開発管理システ
ムでは、開発進捗を基本的に作業の終了で表すため、目
標仕様達成という点では大きな問題があっても、作業さ
え計画通り進んでいると、開発が順調に進んでいるよう
に見えるという問題点があった。このため、開発の最終
段階に来て、試作品が目標仕様を満たせないことがわか
り、大幅な手直しのために開発が大幅に遅れるというこ
とがしばしば発生していた。
【0006】また、主要な開発目標としてあげた、性
能、原価、信頼性は相互に密接に関係するものであり、
しばしばトレードオフの関係になる。例えば性能を向上
させるために品質の高い部品を使う設計にすると原価が
上がるといったことである。したがって、性能、原価、
信頼性に関する目標設定や、目標達成方法の検討に際し
ては、この3つを同時に検討する必要があるが、これら
の目標値や実績値の管理を適宜管理者が人手で行ってい
ると、これらの管理値の不整合や変更漏れといった問題
も置きやすくなる。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されもので、その目的は、計算機システムによる製品開
発プロジェクト管理システムおよび方法において、工程
の進捗以外の中間目標である性能、原価、信頼性などの
開発目標の設定と実績把握の管理をできるようにして、
製品開発の際における目標管理を徹底させ、それによっ
て、手戻りや再開発をなくして、円滑に製品開発をおこ
なうことのできる製品開発プロジェクト管理システムお
よび方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の製品開発プロジェクト管理システムに係る
発明の構成は、計算機システムによる製品開発プロジェ
クト管理システムにおいて、このシステムは、製品開発
の際における開発の中間目標項目、およびその目標値と
実績値とを格納する手段と、前記各々の中間目標項目に
対しその中間目標項目の達成に係わる工程を定義する手
段と、その定義結果を格納する手段と、前記中間目標項
目達成に係わる工程が完了とされたときに、前記中間目
標項目の実績値を入力させる手段と、指定された前記中
間目標項目、およびその目標値と実績値とを表示する手
段を具備し、製品開発の中間目標項目の目標値と実績値
を比較対照して、前記表示手段によって、 中間目標の
達成状況を可視化するようにしたものである。
【0009】より詳しくは、上記製品開発プロジェクト
管理システムにおいて、さらに、前記格納する手段に格
納された前記中間目標項目の目標値と実績値を変更する
手段と、この変更された中間目標項目の達成に係わる工
程が他の中間目標項目の達成に係わるか否かをチェック
する手段と、関係のある他の中間目標項目が存在する場
合は、その中間目標項目の目標値と実績値に変更がない
かを問い合わせる手段を具備し、変更があったときに
は、前記チェックする手段で、関係のある他の中間目標
項目が存在する場合に、前記問い合わせる手段により、
ユーザに問い合わせて、関係のある中間目標項目の目標
値と実績値との変更を促すことにより、開発の際におけ
る中間目標の目標値と実績値の変更の整合をとるように
したものである。
【0010】また詳しくは、上記製品開発プロジェクト
管理システムにおいて、前記中間目標項目の種類が、性
能、原価、信頼性であって、前記表示手段によって、中
間目標項目とその目標値と実績値とを表示する際に、性
能、原価、信頼性のいずれかを指定すると、指定された
種類に属する中間目標項目とその目標値と実績値を表示
し、性能、原価、信頼性の観点からの中間目標の達成状
況を可視化するようにしたものである。
【0011】上記目的を達成するために、本発明の製品
開発プロジェクト管理方法に係る発明の構成は、計算機
システムによる製品開発プロジェクト管理方法におい
て、この製品開発プロジェクト管理方法を実行するシス
テムは、製品開発の際における開発の中間目標項目、お
よびその目標値と実績値とを格納する手段と、前記各々
の中間目標項目に対しその中間目標項目の達成に係わる
工程を定義する手段と、その定義結果を格納する手段
と、前記中間目標項目達成に係わる工程が完了とされた
ときに、前記中間目標項目の実績値を入力させる手段
と、指定された前記中間目標項目、およびその目標値と
実績値とを表示する手段を具備し、製品開発の中間目標
項目の目標値と実績値を比較対照して、前記表示手段に
よって、中間目標の達成状況を可視化するようにしたも
のである。
【0012】より詳しくは、上記製品開発プロジェクト
管理方法において、さらに、この製品開発プロジェクト
管理方法を実行するシステムは、前記格納する手段に格
納された前記中間目標項目の目標値と実績値を変更する
手段と、この変更された中間目標項目の達成に係わる工
程が他の中間目標項目の達成に係わるか否かをチェック
する手段と、関係のある他の中間目標項目が存在する場
合は、その中間目標項目の目標値と実績値に変更がない
かを問い合わせる手段を具備し、変更があったときに
は、前記チェックする手段で、関係のある他の中間目標
項目が存在する場合に、前記問い合わせる手段により、
ユーザに問い合わせて、関係のある中間目標項目の目標
値と実績値との変更を促すことにより、開発の際におけ
る中間目標の目標値と実績値の変更の整合をとるように
したものである。
【0013】また詳しくは、上記製品開発プロジェクト
管理方法において、前記中間目標項目の種類が、性能、
原価、信頼性であって、前記表示手段によって、中間目
標項目とその目標値と実績値とを表示する際に、性能、
原価、信頼性のいずれかを指定すると、指定された種類
に属する中間目標項目とその目標値と実績値を表示し、
性能、原価、信頼性の観点からの中間目標の達成状況を
可視化するようにしたものである。
【0014】すなわち、前記目的達成のために、本発明
は、性能、原価、信頼性などの開発目標を実現するため
のステップとなる中間目標を管理に用い、中間目標の設
定と実績の把握を開発工程管理の基本とし、この中間目
標を開発の個々の作業の計画と実施を管理する工程管理
システムと組合せて管理することにより目標達成状況を
システマティックに管理するものである。
【0015】これを実現するため、まず、開発の中間目
標項目とその目標値と実績値を格納する手段を設けると
共に、各中間目標項目に対しその中間目標項目の達成に
係わる工程を定義し、その定義結果を格納する手段を設
けた。そして、この中間目標項目達成に係わる工程が完
了とされたときに該中間目標項目の実績値を入力する手
段を設けることにより、中間目標項目の実績値が必ず入
力されるようにした。このようにして中間目標項目の実
績値が把握できるので、中間目標項目の目標値と実績値
がシステマティックに管理でき、必要な中間目標項目の
目標値と実績値を表示して、中間目標の達成状況を可視
化することができる。
【0016】また、中間目標項目の目標値と実績値は、
いったん入力された後に、変更されることもしばしば生
じる。例えば、開発目標決定後に他社から開発目標性能
を部分的に上回る製品が発売された場合は、それに対抗
して目標性能を部分的に変更することが生じる。この場
合、性能に関する中間目標を変更することは、もちろん
であるが、目標性能を変更することは、原価にも影響
し、また信頼性にも影響するはずであるから、性能に関
する中間目標を変更する際に、それに関係する原価と信
頼性に関する中間目標も見直す必要がある。この見直し
をやらずに、性能に関する中間目標だけを変更すると、
原価や信頼性の中間目標との整合性がとれなくなること
があり、どうしても目標原価が達成できないということ
が起きることがある。このような不整合を防止するた
め、本発明は、中間目標項目の目標値と実績値を変更す
る手段と、この変更された中間目標項目の達成に係わる
工程が他の中間目標項目の達成に係わるか否かをチェッ
クする手段と、関係のある他の中間目標項目が存在する
場合は、その中間目標項目の目標値と実績値に変更がな
いかを問い合わせる手段を具備している。例えば、性能
に関する中間目標項目aを変更すると、その性能を達成
するための工程W1が原価に関する中間目標項目bの達
成にも係わっているとすると、原価に関する中間目標項
目bの目標値を変える必要がないかをシステムが問い合
わせてくる。このようにして、開発の中間目標の目標値
と実績値の変更の整合を確実にとって、製品開発プロジ
ェクトを管理することができる。
【0017】また、中間目標項目には様々なものがあ
る。例えば、原価に関する中間目標項目には、製品を構
成するブロック別の中間目標項目があり、また、基本設
計、詳細設計といった開発フェーズに対応した中間目標
項目がある。これら関連する中間目標項目は、一括して
管理すれば、製品を構成する全ブロックの原価目標と実
績を表示したり、基本設計、詳細設計といった開発フェ
ーズ毎の原価目標と実績の経過を表示することができ、
中間目標の達成状況を把握する上で極めて便利である。
このような機能を実現するため、本発明は、製品開発目
標の基本である、性能、原価、信頼性を中間目標項目の
種類として備え、各中間目標項目とその目標値と実績値
を上記3種類に分けて、入力、変更、格納、表示の管理
をするようにして、中間目標項目とその目標値と実績値
を表示する際、性能、原価、信頼性のいずれかを指定す
ると、指定された種類に属する中間目標項目とその目標
値と実績値を表示し、性能、原価、信頼性の観点からの
中間目標の達成状況を可視化することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図
1ないし図21を用いて説明する。 〔製品開発プロジェクトシステムのシステム構成〕以
下、図1ないし図3を用いて本発明に係る製品開発プロ
ジェクト管理システムのシステム構成について説明す
る。図1は、本発明の一実施形態に係る製品開発プロジ
ェクト管理システム1の機能構成を示すブロック図であ
る。図2は、製品開発プロジェクト管理システム1のデ
ータ格納部2の構造を示すブロック図である。図3は、
本発明の一実施形態に係る製品開発プロジェクト管理シ
ステム1のハードウェア構成を示した図である。
【0019】図3に示すように、本システムは、複数の
作業用計算機であるクライアント(例えば、パソコン、
ワークステーション)32を、通信ネットワーク33を
介して管理するサーバ(計算機)31に接続して構成し
ている。サーバ31は、大型計算機でも、ワークステー
ションでも良いが、通常は、クライアント32よりも処
理能力の高いものを用いる。
【0020】サーバ31は、図3に示すように、CPU
311と、メモリ312と、通信インターフェース部3
19と、入出力制御装置313、入出力制御装置31
4、入出力制御装置315とで構成されていて、これら
がバス310で接続されている。
【0021】CPU311は、メモリ312に記憶され
たプログラムを実行して、演算処理や計算機全体の制御
をおこなう。また、メモリ312は、クライアント32
から送られてきたデータや外部記憶装置317から読出
されたデータ等を一時的に記憶する機能を有する。
【0022】このサーバ32には、キーボード、マウ
ス、ディスク等の入力手段316によりデータが入力で
きるようになっていて、これらは、入出力制御装置31
3を介して接続されている。
【0023】また、入出力制御装置315を介して接続
されたディスプレイ等の表示手段318により、システ
ムの状態やその他の情報を表示することができる。
【0024】さらに、データを恒久的に蓄えておくため
に、入出力制御装置313を介して外部記憶装置316
が、接続されていて、この外部記憶装置316には、製
品開発管理プロジェクトシステムに用いられる作業実
績、管理情報等が格納されている。
【0025】そして、サーバ32は、通信インターフェ
イス部319を介して接続されている通信ネットワーク
によって、クライアントと通信をおこなえることができ
る。したがって、計画情報の一部や作業識別情報の一部
などの共通管理情報をサーバ31の外部記憶装置316
を格納してクライアント32から参照してもよいし、デ
ータベースサーバとして製品開発プロジェクト管理シス
テムの全情報を蓄えて、クライアント32から読み出し
や書き込みをおこなってもよい。
【0026】上記のサーバ31は、システムの管理用と
して用いられたり、大容量のデータを蓄えるデータベー
スサーバとして用いられるが、実際に、製品開発プロジ
ェクト管理システムのデータ入力や表示を見るのは、主
に、クライアント32からおこなわれる。クライアント
32は、計算機の構成としては、サーバ31と大差は無
いが、表示機能などユーザに密着したインターフェイス
が重視されることが多い。
【0027】次に、図1を用いて本発明に係る製品開発
プロジェクト管理システムの機能構成について説明しよ
う。図1に示されるように、製品開発プロジェクト管理
システム1は、機能として、処理モジュール群11とデ
ータ格納部2と検索及び更新部13とで構成されてい
て、これらを結ぶ通信ネットワーク33により互いに情
報のやり取りをおこなう。
【0028】具体的に説明すると、機能ブロック111
〜131は、データ格納部2にあるデータを通信ネット
ワーク33と検索及び更新部13を介して処理し、また
データ格納部2のデータを変更する場合も、検索及び更
新部13と通信ネットワーク33を介しておこなう。
【0029】ここで、データ格納部2は、実現手段とし
て、ハードウェアとして、大容量の外部記憶装置を持つ
サーバ31を用い、ソフトウェアとして、リレーショナ
ルデータベースソフトウェア(以下単に、「データベー
ス」と呼ぶこともある)で構築することができる。そし
て、検索及び更新部13は、そのリレーショナルデータ
ベースソフトウェアの検索、更新機能を利用することに
よって実現できる。すなわち、処理モジュール群11
は、サーバ32上において、そのデータ格納部2に対す
る検索及び更新の命令を生成し、検索及び更新部13が
その命令を解釈して検索及び更新を実施する。
【0030】次に、図2を用いてデータ格納部2の概要
について説明しよう。データ格納部2は、大きく分け
て、製品開発のプロジェクト事態に関するデータを格納
するプロジェクトデータ格納部221と、開発の中間目
標を格納する中間目標格納部224と、システムのリソ
ースの属性を格納するリソース属性格納部222と、マ
スタ情報を格納するマスタ情報格納部226で構成され
ている。
【0031】さて、これまで、図1と図2に図示されて
いる各機能ブロックの詳細については、順次、本発明の
製品開発プロジェクト管理システムの各機能が出てくる
ところで説明していくことにする。
【0032】〔開発作業画面を表示するまで〕次に、図
4ないし図7を用いて本発明に係る製品開発プロジェク
ト管理システムで開発作業画面を表示するまでの処理に
ついて説明する。図4は、本発明の製品開発プロジェク
ト管理システムのログイン画面を示す模式図である。図
5は、個人認識及び個人情報表示部129の機能とし
て、開発作業画面を呼び出すまでの手順のフローチャー
トを重ねて図示した模式図である。図6は、ディスプレ
イ等の表示手段326に表示される開発作業画面の模式
図である。図7は、担当プロジェクト/製品/工程指示
部130の機能として、開発作業画面に関連情報を表示
するまでの内部処理を重ねて図示したフローチャートで
ある。
【0033】先ず、図4と図5を用いて開発作業画面を
呼び出すまでの手順について説明する。
【0034】ユーザが、この製品開発プロジェクト管理
システムにアクセスしようとするときは、図4に示され
る画面に対して、ユーザIDと、パスワードを入力す
る。
【0035】この製品開発プロジェクト管理システム
は、図4の画面から入力されたユーザのログインIDと
パスワードをリソース属性格納部222の登録情報と照
合し、ログインの許可を判定する(S51)。システム
は許可されないユーザに対しては、メッセージとともに
強制的にシステムを終了させる。ログインが許可される
ユーザに対しては、以下の接続作業をおこなう。なお、
以下、ログインしたユーザと製品の開発担当者が同一の
者であるという前提で説明していくが、実際には、製品
の開発担当者と製品開発プロジェクト管理システムを使
う者、いわば、管理者が別でもよい。そのときには、ど
の製品開発プロジェクトを対象とするかを指定する必要
がある。
【0036】次に、プロジェクトデータ格納部221に
格納されている現在のプロジェクトの状況データを検索
し(S52)、ログインした開発担当者に割り当てられ
ている開発工程が表示される図6に示される開発作業画
面に遷移する(S53)。
【0037】次に、図6と図7を用いて開発作業画面の
構成と関連情報を表示するまでの処理について説明す
る。
【0038】開発作業画面500は、画面は担当するプ
ロジェクト名称表示領域1001と、製品開発工程名表
示領域1002と、その開発工程の開始予定日表示領域
1003と、その開発工程の開始終了日表示領域100
4と、その開発工程のとりまとめ担当者表示領域100
5と、その開発工程に発生している警告(アラーム)の
表示領域1006と、進捗表示ボタン領域1007から
構成され、表形式で関連項目の一覧として表示される。
【0039】例えば、図6の一番上の例を採ると、プロ
ジェクト名「AAA」であり、製品開発における工程名
が、「ブロックA基本設計工程」で、その開発の開始予
定日が、「96年2月4日」、終了予定日が、「96年
3月20日」、開発のとりまとめ担当者が「鈴木」であ
ることを示している。アラームは、シンボルで表示さ
れ、それぞれのシンボル毎に意味付けされている。例え
ば、図の「●」は、「開発未着手」、「■」は、「開発
が遅延している」の如くである。開発担当者は、このア
ラームを見て、現在のプロジェクトの状態を把握するこ
とができる。
【0040】進捗表示ボタンは、具体的な開発の進捗状
況を表示する画面に移行するためのもので、例えば、
「性能」に対する開発の進捗状況を見たいときには、
[性能]のボタンをマウスでクリックすればよい。開発
の進捗状況の表示と処理に関しては、後に詳細に説明す
ることにする。
【0041】次に、この開発作業画面の表示のための内
部処理について説明しよう。
【0042】表示処理をおこなうのは、図1に示される
担当プロジェクト/製品/工程指示部130である。シス
テムは開発担当者がログインするとその開発担当者があ
らかじめ割り当てられている作業項目を含む開発工程を
すべてデータベースから検索し、その開発工程の製品名
とプロジェクト名を合わせて検索する。これらの項目
は、関連付けられ、リレーショナルデータベースの形で
格納されているので、それを表形式で表示する。
【0043】アラームを生成するのは、図1に示される
警告生成部124であり、作業実績情報格納部221−
5にある実績データと計画情報との比較により生成す
る。
【0044】以下、図7の順を追って開発作業画面の表
示までの内部処理について説明する。
【0045】先ず、ログインした製品開発担当者のユー
ザIDをキーにして、その開発担当者が担当する作業項
目の情報を、作業項目定義情報格納部221−4から検
索する(S1101)。
【0046】次に、その作業項目を含む開発工程および
製品の情報を、開発工程定義情報格納部221−3と製
品情報定義格納部221−2より検索する(S110
2)。
【0047】また、それらの作業項目、開発工程、製品
を含むプロジェクト情報をプロジェクト定義情報格納部
221−1より検索する(S1103)。
【0048】そして、次に警告生成部124を起動して
(S1104)、各作業項目に対して警告情報を生成す
る。
【0049】最後に、図6に示される開発作業画面に対
して、検索した関連情報とアラーム情報とをディスプレ
イなどの表示手段に表示する(S1105)。
【0050】〔開発プロジェクトに関するデータ入力〕
次に、図8および図9を用いて本発明に係る製品開発プ
ロジェクト管理システムに対して、製品開発プロジェク
トに関するデータを入力する処理について説明する。図
8は、製品開発プロジェクトデータ入力画面に、プロジ
ェクト属性、関連する製品名と工程名を入力していると
ころを説明する模式図である。図9は、製品開発プロジ
ェクトに関するデータを入力したときの内部処理を示す
フローチャートである。
【0051】本発明の製品開発プロジェクト管理システ
ムは、製品開発の工程ごとに、中間の目標項目と、その
実績を管理し、それによって開発進捗状況を明確に把握
することを主眼としているが、そのためには、製品開発
プロジェクトに関するデータであるプロジェクト属性、
製品名、工程名などのデータを入力する必要がある。こ
の製品開発プロジェクト管理システムでは、図8に示さ
れる製品開発プロジェクトデータ入力画面510からお
こなうことができる。
【0052】製品開発プロジェクトデータ入力画面51
0は、プロジェクト工程入力領域2001と、製品名の
指定選択領域2002と、工程の指定選択領域2003
から構成されている。
【0053】プロジェクト工程入力領域2001から
は、プロジェクト名、プロジェクトの種別、完了日など
のプロジェクトに関する属性を入力する。
【0054】製品名の指定選択領域2002には、製品
名の一覧が出るので、該当する製品名をマウスでクリッ
クしたり、キーボードから入力することにより選択する
ことができる。また、同様に、工程の指定選択領域20
03には、工程の一覧がでるので、その開発プロジェク
トに関する工程(普通は、複数ある。)をマウスやキー
ボードで選択する。選択された対象は、表示が反転し
て、選択されたことを明示する。図8(b)では、製品
Dと工程A、工程B、工程Cが選択されている。
【0055】次に、図9の順を追って製品開発プロジェ
クトに関するデータを入力するときの内部処理について
説明しよう。
【0056】先ず、上で説明したようにプロジェクトの
属性(プロジェクト名、略称、完了日等)を入力する
(S2101)。
【0057】次に、開発する製品名称を、製品一覧のマ
スタ表が格納されている製品マスタ情報格納部226−
1より検索して、図8の如く表示する(S2102)。
【0058】同様に、その開発プロジェクトに属する工
程を、工程一覧のマスタ表が格納されている開発工程マ
スタ格納部226−4より検索して、図8の如く表示す
る(S2103)。次に、製品一覧表示領域2002の
各行に対してマウスなどの入力手段325による選択/
非選択を判定して、選択されている製品名を一時記憶用
メモリ322に一時記憶する(S2104)。なお、製
品マスタ情報格納部226−1にない新規名称の製品を
開発する場合や、製品の型番の入力は製品一覧表示から
の選択ではなく、キーボードによって直接名称を入力す
る。
【0059】次に、工程一覧表示領域2003の各行に
対してマウスなどの入力手段325による選択/非選択
を判定して、選択されている工程名を一時記憶用メモリ
322に一時記憶する(S2105)。この場合も、開
発工程マスタ格納部226−4にない新規名称の工程が
必要になる場合は、キーボードによって直接名称を入力
する。このようにして、開発製品の工程が入力される。
【0060】最後に、図には示さなかったが、開発担当
者が[保存]の命令を指示すると、入力したプロジェク
ト属性、関連する製品名、工程名がプロジェクトデータ
格納部222−1に格納される(S2106)。
【0061】〔開発進捗状況の管理〕次に、図10ない
し図21を用いて開発進捗状況を管理する処理について
説明する。
【0062】特に、本発明の製品開発プロジェクト管理
システムの特徴は、製品開発をさまざまな角度から分析
するための中間目標項目を設け、その実績と比較するこ
とにより、プロジェクトの管理をしようとするものであ
る。以下、この観点から項別にわけて説明していくこと
にする。
【0063】(I)開発進捗状況の表示 先ず、図10ないし図13を用いて開発の進捗状況を表
示をする処理について説明する。図10は、工程の進捗
についての開発進捗状況表示画面を示す図である。図1
1は、中間目標項目が、性能であるときの開発進捗状況
表示画面を示す図である。図12は、中間目標項目が、
原価であるときの開発進捗状況表示画面を示す図であ
る。図13は、中間目標項目が、信頼性であるときの開
発進捗状況表示画面を示す図である。
【0064】中間目標項目とは、各々の工程のなかで達
成されるべく設けられた項目である。例えば、図11の
表示には、「ブロックAの要素性能」という中間項目が
表示されているが、これは、プロジェクト名「AA
A」、製品開発工程名「ブロックAの基本設計工程」で
設計されるべき、ブロックAの要素の性能を表すもので
ある。図12に表示される原価、図13に示される信頼
性も同様である。
【0065】本実施形態では、製品開発にあたって、重
視されるのは、開発の工程の進捗、製品の性能、原価、
信頼性であるという観点で説明しているが、製品の開発
にあたって、他に重視される項目があるときには、適
宜、中間目標項目を作って評価すれば良い。
【0066】先ず、図10から図11に示される開発進
捗表示画面を呼び出すには、図6に示される 進捗表示
ボタン領域1007の、工程、性能、原価、信頼性の4
つのボタンのうち該当する種類のものをマウスによりク
リックすることにより選択すれば良い。
【0067】ここで、4種類の開発進捗表示画面がある
わけであるが、表示される項目が違うだけであり、その
構成と操作は同じである。
【0068】開発進捗表示画面は、プロジェクト管理で
よく用いられる、いわゆるガントチャート表示になって
いる。ガントチャートは、横軸に時間的経過を取り、進
捗状況をわかるようにバーを塗りつぶしていき、進捗の
進み具合を捉えようとするものである。
【0069】工程の開発進捗表示画面600aの例で説
明すると、この画面は、期間表示部1902と、工程表
示部1904と、ガントチャート表示部1906と、表
示切替ボタン群1908とで構成されている。工程表示
部1904に示されるブロックC基本設計の例では、バ
ー表示1910の塗りつぶされているところが、本日ラ
イン1909よりやや左にあり、これは、半日分、ブロ
ックC基本設計の工程が遅れていることを示している。
【0070】表示切替ボタン群1908は、表示の単位
を切り換えるボタンであり、マウスなどの入力手段32
5で選択することにより、ガントチャートの表示単位を
「月単位」、「週単位」、「日単位」の任意の単位に切
り換えることができる。したがって、開発担当者は、任
意の表示に切り換えてガントチャートを見ることができ
る。
【0071】図11ないし図13は、それぞれの中間目
標項目に関する開発進捗画面であり、図11に示される
性能の開発進捗画面600bでは、性能の達成度を、図
12に示される原価の開発進捗画面600cでは、原価
の達成度を、図13に示される信頼性の開発進捗画面6
00dは、信頼性の達成度を、それぞれ表示するもので
ある。
【0072】中間目標項目に関するガントチャートは、
それぞれの工程のなかで、どれくらいその中間目標項目
が達成できたかを表すものである。
【0073】例えば、「性能」に関する中間目標項目で
説明すると、「ブロックC要素性能」は、「ブロックC
基本設計」の工程のなかで、達成することが意図されて
いる「ブロックC」の性能に関する評価である。この工
程のなかでの目標が、バーの長さで表され、実績は、そ
の中で塗りつぶした部分で表すものとする。したがっ
て、中間目標値の実績が100%達成されたときには、
バー表示610の全てが塗りつぶされる。図11のバー
表示では、50%の達成度であることを示している。ま
たもちろん、その工程が完了していなくて、性能に関し
て評価できないときには、達成度0%になり、バーはま
ったく塗りつぶされない。
【0074】また、この画面も本日ライン609を持っ
ており、予定通りのときは、バーは、本日ラインに達す
るはずであり、バーの先頭が本日ライン609よりも左
側にあるときには、その中間目標項目に関する作業に関
して遅延が発生していることを示す。なお、以上示し
た、“性能”“原価”“信頼性”の進捗表示は、中間目
標表示部117によって実行される。
【0075】なお、これらの開発進捗画面のガントチャ
ートの表示部は、図1に示されるガントチャート表示部
116でおこなう。
【0076】(II)中間目標項目と工程の関係の定義 上記(I)で、性能、原価、信頼性という中間目標項目
の目標値と実績値に関する表示について説明したが、そ
のように各工程毎に中間目標項目の目標値と実績値をお
こなうためには、中間目標項目と工程の関係が定義され
ている必要がある。
【0077】以下、図14ないし図17を用いて中間目
標項目と工程の関係を定義する処理について説明する。
図14は、中間目標項目と工程の関係の例の模式図であ
る。図15は、中間目標項目と工程の関係を定義する処
理を示すフローチャートである。図16は、中間目標設
定画面の模式図である。図17は、中間目標格納部に格
納されるテーブルを示す模式図である。
【0078】本実施形態の例では、図14(b)に示す
ような工程の関係であるとする。すなわち、工程W1と
工程W2は、図式として直列に接続されているが、これ
は、工程W1の終了後に、工程W2がおこなえることを
示している。また、工程W1と工程W2の二つと、工程
W3と工程W4の二つは、並列に接続されているが、こ
れは、各工程が無関係に並列しておこなえることを示し
ている。そして、これら工程W1〜工程W4が終了した
ときに、工程W5と工程W6がとりかかれることにな
る。
【0079】さて、図14(a)に示される通り性能、
原価、信頼性の中間目標が定められている。ここで、性
能について説明すると、性能P1と性能P2を評価した
ときに、性能P3が評価できるようになることを示して
いる。そして、ここで、図14(a)に示されるよう
に、工程W1と性能P1が関連があるとする。
【0080】すなわち、性能に関する中間目標としてP
1、P2、P3の3つがあり、P1に係わる工程がW
1,W2で、P2に係わる工程がW3,W4で、P3に
係わる工程がW5,W6であることを示している。これ
をより詳しく説明すると、中間目標P1に対する実績
は、W1,W2の二つの工程が完了した時に明らかにな
り、中間目標P2に対する実績は、W3,W4の二つの
工程が完了した時に明らかになり、中間目標P3に対す
る実績は、W5,W6の二つの工程が完了した時に明ら
かなることを示している。
【0081】このような中間目標項目とそれに係わる工
程の定義は、図14(c)に示すように、中間目標項目
の属性情報として、その中間目標項目に係わる工程を保
持することにより実現することができる。
【0082】次に、図15ないし図17を用いて中間目
標項目と工程の関係を定義する処理について説明しよ
う。
【0083】以下、図15の順を追って説明するものと
する。
【0084】先ず、工程を定義する必要がある(S12
01)。これは、既に、〔開発プロジェクトに関するデ
ータ入力〕の項で説明した通りである。
【0085】次に、中間目標項目とその目標値を定義し
ていき、それを中間目標項目格納部224に格納してい
く(S1202)。
【0086】目標値の入力は、図16に示すされる中間
目標設定画面でおこなうことができる。また、中間目標
格納部には、図17に示されるような形式のテーブルと
して格納されていく。この処理は、中間目標項目入力部
112によっておこなわれる。
【0087】次に、中間目標項目に係わる工程を定義し
ていき、それを中間目標項目格納部224に格納してい
く(S1203)。
【0088】この工程の入力も、図16に示すされる中
間目標設定画面でおこなうことができる。また、入力し
た工程のデータも、実績値と同様に中間目標格納部に、
図17に示されるような形式のテーブルとして格納され
ていく。この中間目標項目と工程の関係に関する処理
は、中間目標関係工程定義部114によっておこなわれ
る。
【0089】(III)中間目標項目の実績値の入力 次に、図18および図19を用いて中間目標項目の実績
を入力する処理について説明する。図18は、中間目標
項目の実績を入力する処理を示すフローチャートであ
る。図19は、中間目標項目実績入力画面を示す模式図
である。
【0090】以下、図18の順を追って中間目標項目の
実績値を入力する処理について説明する。
【0091】中間目標項目の実績値が入力できるように
なるには、その中間目標項目の工程が完了する必要があ
る。開発担当者が工程が完了したことを入力すると(S
1501)、関係工程チェック部119が中間目標格納
部224を調べて、その中間目標項目に係わる工程が全
て完了しているものがあるかをチェックする(S150
2)。すなわち、そのような中間目標項目が、実績値を
入力できる状態になった中間目標項目である。
【0092】ここで該当する中間目標項目が存在すれ
ば、その中間目標項目に対する実績値の入力が要求され
る(S1503)。この実績値の入力は、図19に示さ
れる中間目標項目実績表示画面800でおこなうことが
できる。この処理は中間目標実績値入力ガイド部115
によって行われる。そして、その中間目標項目に対する
実績値を入力すると、その値は中間目標格納部224に
格納される(S1504)。また、中間目標項目の値が
線形のスカラ値の場合は実績値を入力することで達成度
も計算できるが、中間目標項目の値がベクトル値の場合
や目標値と実績値の比率が達成度と一致しない場合もあ
る。このような場合は、実績値の覧欄に値を入力するだ
けでなく、達成度の欄に達成度を直接入力することもで
きる。このようにして、各中間目標項目に対して目標値
と実績値と達成度が入力され格納されることになる。
【0093】ここで、工程の完了実績の入力は、工程に
おいておこなう作業項目として、一般的な作業の他、チ
ェック、審査、承認といった工程の完了をチェックする
作業項目を設け、これらの作業の完了をもって、その工
程を完了とする方法などにより自動的におこなうことが
可能である。
【0094】(IV)中間目標項目の目標値と実績値の
変更 次に、図20および図21を用いて中間目標項目の目標
値と実績値を変更する場合の処理について説明する。
【0095】図20は、中間目標項目の目標値と実績値
を変更する場合の処理を示すフローチャートである。図
21は、中間目標項目を変更したときに表示される中間
目標項目変更問い合わせ画面である。
【0096】一般に製品開発は、スタティクなものでは
なく、常に流動的なアクティブなものである。したがっ
て、状況に応じて、(II)と(III)で入力した中
間目標項目も常に更新され、変更されることになる。
【0097】ところで、中間目標項目は、独立したもの
ではなく、互いに関連性をもったものである。例えば、
信頼性の目標が引き上げられたために、性能を犠牲にし
て、性能の目標値を下げる場合があるし、逆の場合もあ
りうる。
【0098】また、原価の目標値が引き上げられたため
に、性能と信頼性を犠牲にしなければならない場合もあ
ろう。このように、中間目標項目の目標値や実績値がい
ったん入力された後に変更される場合には、関係する他
の中間目標項目の目標値や実績値と整合をとらなければ
ならない。
【0099】本実施形態では、一例として、開発目標決
定後に他社から開発目標性能を部分的に上回る製品が発
売されたため、それに対抗して目標性能を部分的に引き
上げねばならなかったとする。
【0100】以下、図20の順を追ってこの処理を説明
しよう。
【0101】先ず、中間目標項目の目標値や実績値を変
更する場合には、中間目標変更部118により、図16
に示される中間目標設定画面700に対して、中間目標
項目の目標値や実績値を変更していく(S1701)。
【0102】本実施形態では、すなわち、性能に関する
目標値が変更される。性能に関する中間目標を変更する
ことは、原価にも影響し、また信頼性にも影響する可能
性がある。したがって、中間目標項目間の不整合を防止
するため、本発明に係る製品開発プロジェクト管理シス
テムでは、この変更された中間目標項目の達成に係わる
工程が他の中間目標項目の達成に係わるか否かを関係工
程チェック部119が、中間目標項目格納部224を参
照してチェックする(S1702)。
【0103】そして、関係のある他の中間目標項目が存
在する場合は(S1703)、中間目標変更確認部12
0が、その中間目標項目の目標値と実績値に変更がない
かを問い合わせる(S1704)。この問い合わせは、
図21に示される中間目標項目変更問い合わせ画面90
0を用いておこなわれる。
【0104】本実施形態では、中間目標項目と工程の関
係は、図14に示した如くであった。
【0105】ここで、例えば、性能に関する中間目標項
目P1を変更したとしよう。性能に関する中間目標項目
P1には、その性能を達成するために係わる工程W1,
W2が係わっている。したがって、中間目標項目として
は、この工程W1,W2に係わる原価に関する中間目標
項目C1,C2と、信頼性に関する中間目標項目R1
が、性能に関する中間目標項目P1と係わりを持ってい
ることになる。
【0106】したがって、図14に示される例では、原
価に関する中間目標項目C1,C2と、信頼性に関する
中間目標項目R1についての目標値や実績値に変更がな
いかをシステムが問い合わせてくることになる。
【0107】ユーザはこの問い合わせに対し、変更不要
の場合は“変更要否”を“ノー”とし、変更要の場合は
“イエス”として変更すべき値を書き換える(S170
5)。このようにして、開発の中間目標の目標値と実績
値の変更の整合を確実にとって、製品開発プロジェクト
を管理することができる。
【0108】(V)中間目標項目の種類について 以上の説明は、中間目標項目の種類として、性能、原
価、信頼性の3つがある場合についてであるが、中間目
標項目としては、この種類に属さないものがあってもか
まわない。どのようなものを中間目標項目として取り上
げれば良いかは、製品や開発プロジェクトの種類によっ
て異なる。ただし、通常製品開発において管理される中
間目標項目は、性能、原価、信頼性の3種類のいずれか
に属するものが多い。
【0109】ところで、このように中間目標項目に種類
を付けて管理すると、次のような便利なことがある。
【0110】本実施形態の図6に示したように開発進捗
の表示ボタン1007として、[性能]、[原価]、
[信頼性]を設けておき、このボタンを選択すると、図
11ないし図13に示したように、その種類に属する中
間目標項目の状態を表示するようにすると、性能達成管
理、原価達成管理、信頼性達成管理に有益である。例え
ば、原価に関する中間目標項目には、製品を構成するブ
ロック別の中間目標項目があるが、これをまとめて図1
2のように表示すると、製品全体の原価達成状況が把握
できる。また、基本設計、構造設計、詳細設計といった
開発フェーズに対応した中間目標項目を一緒に表示する
と、開発フェーズに渡る原価目標と実績の経過を把握す
ることができる。このような機能を実現するため、本シ
ステムは、製品開発目標の基本である、性能、原価、信
頼性を中間目標項目の種類として備え、各中間目標項目
の入力や変更の際、この基本となる種類を指定する方法
をとる。なお、本実施形態では、性能、原価、信頼性の
ボタンを選択させる方法について説明したが、同様の入
力をする場合には、その種類をメニュから選択させる方
法もある。
【0111】(VI)中間目標項目と開発フェーズの関
係について 本実施形態の説明では、工程として、基本設計、概略設
計、詳細設計という単位があるものとしてきたが、時に
よっては、この工程がさらに複数の開発フェーズに分か
れる場合もある。このときに、性能、原価、信頼性の各
種類に属する中間目標項目が開発フェーズ毎に複数存在
する場合、その中から最新の中間目標の達成状況を表示
する方法として、中間目標項目の属性として、性能、原
価、信頼性などの種類と、フェーズ番号を設け、同じ中
間目標項目でも、フェーズ番号を変えれば別々の中間目
標項目として管理できるようにする。そして、同じ中間
目標項目に対し、複数のフェーズ番号の中間目標項目が
ある場合は、中間目標の状態表示の際に、中間目標最新
実績管理部121によって、実績値の格納されているも
のの中で、フェーズ番号が最も後のものを検出し、それ
をデフォルトとして表示することにより、最新の中間目
標の達成状況を可視化することができる。
【0112】〔本発明の製品開発プロジェクト管理シス
テムの特徴〕以上のように、本発明の製品開発プロジェ
クト管理システムを用いれば、製品開発プロジェクトの
進捗状況を把握するために、中間目標を明確に定義で
き、中間目標の達成をチェックすべき工程が完了した時
点で、中間目標値に対する実績値の入力が指示されるの
で、各中間目標項目に関し目標値と実績値が確実に把握
できるようになる。
【0113】従来のプロジェクト管理システムは、基本
的に工程の計画と実績を管理するものであり、製品開発
において最も重要な、目標仕様を達成する製品実現の見
込みがどの程度確かであるかという意味での開発進捗は
管理できなかったのに対し、本発明の製品開発プロジェ
クト管理システムでは、性能、原価、信頼性など、基本
となる開発目標に対する中間目標項目の目標値と実績値
を確実に把握できるので、製品開発プロジェクトの管理
が極めて容易におこなえるようになる。
【0114】従来は、開発の目標である性能、原価、信
頼性達成の見込みがどの程度確かになっているかの把握
をシステムで支援することができなかったので、このよ
うな進捗管理は、管理者が開発メンバから適宜情報を集
めて把握することによっておこなわれていた。このた
め、管理者はこのような進捗管理のための状況把握に多
大の時間を要するという問題があったが、本発明の製品
開発プロジェクト管理システムによれば、このような従
来管理者が人手で行っていた作業を不要にするので、意
思決定の時間が十分にとれるようになり、また状況把握
が不十分なため誤った意思決定をする危険性が大幅に低
減される。
【0115】また、本発明の製品開発プロジェクト管理
システムによれば、開発途中での目標仕様に対する開発
進捗が確実に把握されるので、目標未達の可能性が早期
に顕在化される。これにより、従来しばしば発生した、
開発の最終段階に来て試作品が目標仕様を満たせないこ
とがわかり、手直しのために開発が大幅に遅れるという
問題が回避することができる。
【0116】また、主要な開発目標である、性能、原
価、信頼性はトレードオフの関係にあることが多い。例
えば性能を向上させるために品質の高い部品を使う設計
にすると原価が上がるといったことである。したがっ
て、性能、原価、信頼性に関する目標設定や、目標達成
方法の検討に際しては、この3つを同時に検討する必要
があるが、これらの目標値や実績値の管理を適宜管理者
が人手でおこなっていると、これらの管理値の不整合や
変更漏れといった問題も置きやすくなる。
【0117】これに対し、本発明は、一つの中間目標項
目の目標や実績を修正した場合、その中間目標項目に関
連する他の中間目標項目に変更がないかをユーザに確認
するので、関連する中間目標項目の目標値の不整合や実
績値の変更漏れといった問題をなくすことができる。
【0118】以上をまとめると、従来のプロジェクト管
理システムが基本的に作業工程の管理しかできなかった
のに対し、本発明の製品開発プロジェクト管理システム
では、製品開発プロジェクト管理において最も重要な、
目標仕様の達成状況を管理できるという点で極めて優れ
ており。管理業務の生産性向上、管理不足による開発の
遅延防止に大きな特徴がある。
【0119】
【発明の効果】本発明によれば、計算機システムによる
製品開発プロジェクト管理システムおよび方法におい
て、工程の進捗以外の中間目標である性能、原価、信頼
性などの開発目標の設定と実績把握の管理をできるよう
にして、製品開発の際における目標管理を徹底させ、そ
れによって、手戻りや再開発をなくして、円滑に製品開
発をおこなうことのできる製品開発プロジェクト管理シ
ステムおよび方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る製品開発プロジェク
ト管理システム1の機能構成を示すブロック図である。
【図2】製品開発プロジェクト管理システム1のデータ
格納部2の構造を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る製品開発プロジェク
ト管理システム1のハードウェア構成を示した図であ
る。
【図4】本発明の製品開発プロジェクト管理システムの
ログイン画面を示す模式図である。
【図5】個人認識及び個人情報表示部129の機能とし
て、開発作業画面を呼び出すまでの手順のフローチャー
トを重ねて図示した模式図である。
【図6】ディスプレイ等の表示手段326に表示される
開発作業画面の模式図である。
【図7】担当プロジェクト/製品/工程指示部130の
機能として、開発作業画面に関連情報を表示するまでの
内部処理を重ねて図示したフローチャートである。
【図8】製品開発プロジェクトデータ入力画面に、プロ
ジェクト属性、関連する製品名と工程名を入力している
ところを説明する模式図である。
【図9】製品開発プロジェクトに関するデータを入力し
たときの内部処理を示すフローチャートである。
【図10】工程の進捗についての開発進捗状況表示画面
を示す図である。
【図11】中間目標項目が、性能であるときの開発進捗
状況表示画面を示す図である。
【図12】中間目標項目が、原価であるときの開発進捗
状況表示画面を示す図である。
【図13】中間目標項目が、信頼性であるときの開発進
捗状況表示画面を示す図である。
【図14】中間目標項目と工程の関係の例の模式図であ
る。
【図15】中間目標項目と工程の関係を定義する処理を
示すフローチャートである。
【図16】中間目標設定画面の模式図である。
【図17】中間目標格納部に格納されるテーブルを示す
模式図である。
【図18】中間目標項目の実績を入力する処理を示すフ
ローチャートである。
【図19】中間目標項目実績入力画面を示す模式図であ
る。
【図20】中間目標項目の目標値と実績値を変更する場
合の処理を示すフローチャートである。
【図21】中間目標項目を変更したときに表示される中
間目標項目変更問い合わせ画面である。
【符号の説明】
1…製品開発プロジェクト管理システム、2…データ格
納部、11…処理モジュール群、13…検索及び更新
部、111…プロジェクト工程入力部、112…中間目
標項目入力部、114…中間目標関係工程定義部、11
5…中間目標実績値入力ガイド部、116…ガントチャ
ート表示部、117…中間目標表示部、118…中間目
標変更部、119…関係工程チェック部、120…中間
目標変更確認部、121…中間目標最新実績管理部、1
24…警告生成部、129…個人認識及び個人情報表示
部、130…担当プロジェクト/製品/工程指示部、30
…インターフェース、31…サーバ、32…クライアン
ト、33…通信ネットワーク、310…バス、311…
CPU、312…メモリ、313…制御装置、314…
制御装置、315…制御装置、316…キーボードマウ
スディスク等の入力手段、317…外部記憶装置、31
8…表示手段、319…通信インターフェース部、32
0…バス、321…CPU、322…メモリ、323…
制御装置、324…制御装置、325…入力手段、32
5…キーボードマウスディスク等の入力手段、326…
表示手段、327…通信インターフェース部、328…
外部記憶装置、400…製品開発プロジェクト管理シス
テムログイン画面、500…開発作業画面、510…製
品開発プロジェクトデータ入力画面、600a,b,
c,d…開発進捗画面、700…中間目標設定画面、8
00…中間目標項目実績表示画面、900…中間目標項
目変更問い合わせ画面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧田 宏 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 小山田 聡一 茨城県土浦市神立町603番地 株式会社日 立製作所土浦工場内 (72)発明者 岡本 譲治 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所空調システム事業部内 (72)発明者 上久保 忠正 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 多田 彰 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計算機システムによる製品開発プロジェ
    クト管理システムにおいて、 このシステムは、 製品開発の際における開発の中間目標項目、およびその
    目標値と実績値とを格納する手段と、 前記各々の中間目標項目に対しその中間目標項目の達成
    に係わる工程を定義する手段と、 その定義結果を格納する手段と、 前記中間目標項目達成に係わる工程が完了とされたとき
    に、前記中間目標項目の実績値を入力させる手段と、 指定された前記中間目標項目、およびその目標値と実績
    値とを表示する手段を具備し、 製品開発の中間目標項目の目標値と実績値を比較対照し
    て、前記表示手段によって、中間目標の達成状況を可視
    化することを特徴とする製品開発プロジェクト管理シス
    テム。
  2. 【請求項2】 さらに、前記格納する手段に格納された
    前記中間目標項目の目標値と実績値を変更する手段と、 この変更された中間目標項目の達成に係わる工程が他の
    中間目標項目の達成に係わるか否かをチェックする手段
    と、 関係のある他の中間目標項目が存在する場合は、その中
    間目標項目の目標値と実績値に変更がないかを問い合わ
    せる手段を具備し、 変更があったときには、前記チェックする手段で、関係
    のある他の中間目標項目が存在する場合に、前記問い合
    わせる手段により、ユーザに問い合わせて、関係のある
    中間目標項目の目標値と実績値との変更を促すことによ
    り、開発の際における中間目標の目標値と実績値の変更
    の整合をとることを特徴とする請求項1記載の製品開発
    プロジェクト管理システム。
  3. 【請求項3】 前記中間目標項目の種類が、性能、原
    価、信頼性であって、 前記表示手段によって、中間目標項目とその目標値と実
    績値とを表示する際に、 性能、原価、信頼性のいずれかを指定すると、指定され
    た種類に属する中間目標項目とその目標値と実績値を表
    示し、性能、原価、信頼性の観点からの中間目標の達成
    状況を可視化することを特徴とする請求項1および請求
    項2記載のいずれかの製品開発プロジェクト管理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 計算機システムによる製品開発プロジェ
    クト管理方法において、 この製品開発プロジェクト管理方法を実行するシステム
    は、 製品開発の際における開発の中間目標項目、およびその
    目標値と実績値とを格納する手段と、 前記各々の中間目標項目に対しその中間目標項目の達成
    に係わる工程を定義する手段と、 その定義結果を格納する手段と、 前記中間目標項目達成に係わる工程が完了とされたとき
    に、前記中間目標項目の実績値を入力させる手段と、 指定された前記中間目標項目、およびその目標値と実績
    値とを表示する手段を具備し、 製品開発の中間目標項目の目標値と実績値を比較対照し
    て、前記表示手段によって、中間目標の達成状況を可視
    化することを特徴とする製品開発プロジェクト管理方
    法。
  5. 【請求項5】 さらに、この製品開発プロジェクト管理
    方法を実行するシステムは、 前記格納する手段に格納された前記中間目標項目の目標
    値と実績値を変更する手段と、 この変更された中間目標項目の達成に係わる工程が他の
    中間目標項目の達成に係わるか否かをチェックする手段
    と、 関係のある他の中間目標項目が存在する場合は、その中
    間目標項目の目標値と実績値に変更がないかを問い合わ
    せる手段を具備し、 変更があったときには、前記チェックする手段で、関係
    のある他の中間目標項目が存在する場合に、前記問い合
    わせる手段により、ユーザに問い合わせて、関係のある
    中間目標項目の目標値と実績値との変更を促すことによ
    り、開発の際における中間目標の目標値と実績値の変更
    の整合をとることを特徴とする請求項1記載の製品開発
    プロジェクト管理方法。
  6. 【請求項6】 前記中間目標項目の種類が、性能、原
    価、信頼性であって、 前記表示手段によって、中間目標項目とその目標値と実
    績値とを表示する際に、 性能、原価、信頼性のいずれかを指定すると、指定され
    た種類に属する中間目標項目とその目標値と実績値を表
    示し、性能、原価、信頼性の観点からの中間目標の達成
    状況を可視化することを特徴とする請求項1および請求
    項2記載のいずれかの製品開発プロジェクト管理方法。
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