JP5144458B2 - 作成文書ナビゲーションシステム - Google Patents
作成文書ナビゲーションシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5144458B2 JP5144458B2 JP2008263509A JP2008263509A JP5144458B2 JP 5144458 B2 JP5144458 B2 JP 5144458B2 JP 2008263509 A JP2008263509 A JP 2008263509A JP 2008263509 A JP2008263509 A JP 2008263509A JP 5144458 B2 JP5144458 B2 JP 5144458B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- document
- event
- project
- documents
- list
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
特許文献2には、プロジェクトの各工程で作成すべきアウトプット文書の空の実体を当該工程と関連させて文書管理データベースに登録し、各工程で参照すべき文書へのリンクと共に工程と関連づけることで、進捗状況を管理する手法が開示されている。
特許文献3には、クライアント・サーバーにて、文書をURLで管理し、文書毎に開示対象を特定する識別情報を付加する手法が開示されている。
[技術的課題2]さらに、上記従来例では、例えば品質管理や安全管理等のプロジェクトの管理に必要な文書の把握、作成及びスケジュール管理は、結局、問い合わせと応答や必要文書の探索などを含め、手作業となってしまう。すなわち、作業要領書や業務手順書があっても、個別のプロジェクト毎に個別の問い合わせにて応答する業務があり、人手や教育のみでは、文書を活用した業務の構築が難しい。
すなわち、本発明は、文書活用型の業務の推進に有用な情報技術(IT)を提供することを、その目的とする。
そして、前記データベースが、予めデータを登録しておくマスターとして、イベント種別コードをキーとして所定のプロジェクトに割り当てられるイベント種別の属性を格納するイベント種別マスターと、様式文書IDをキーとして各プロジェクトで使用する様式文書の属性を格納する様式文書マスターと、前記イベント種別コード及び前記様式文書IDとをキーとして前記イベントと前記様式文書との関係の属性を格納するイベント文書関連マスターとを保持している。
そして、前記イベント文書関連マスターが、前記属性として、各イベントに含まれる様式文書IDを有すると共に、当該様式文書について、当該イベントの実施までに準備をする準備文書と、当該イベントの実施後に作成をする作成文書との区分を管理する使用区分を有している。
また、前記プロジェクト・イベントテーブルが、前記属性として、前記割り当てられたイベントの予定及び実施のスケジュールを有している。
そして、サーバーは、前記プロジェクトが開設された際に、前記端末に当該プロジェクトのイベントの一覧及びスケジュールを表示して、当該各イベントの前記スケジュールの確認又は入力を促し、当該確認又は入力される前記各イベントのスケジュールを前記プロジェクト・イベントテーブルに格納するイベント日付管理部と、前記端末から前記プロジェクトの表示が要求された際に、前記当該プロジェクトに含まれるイベントの一覧及びスケジュールを表示制御すると共に、当該各イベントの表示に際して、当該イベントに含まれる前記様式文書を前記使用区分に応じて前記準備文書と前記作成文書とに区分けして表示制御することで、当該スケジュールに応じて、当該様式文書を様式とする関連文書の準備及び作成を促す作業予定管理部とを備えた、という構成を採っている。
本発明はさらに、前記データベースが、前記複数のイベント種別のセットをイベントグループとして識別するイベントグループコードと、当該イベントグループでの唯一のセットを特定するイベントグループセットコードとをキーとして、当該イベントグループセットの属性を格納するイベントグループマスターを保持し、当該イベントグループマスターが、前記イベントグループセットの属性として、当該イベントグループでのイベント種別のイベントランクを特定するイベントランク初期値を有している。
そして、前記サーバーの前記プロジェクト開設部が、前記プロジェクトの開設に際して、前記イベントグループが指定された際に、前記イベントグループセットコードの入力を促して、イベントグループセットを特定し、当該イベントグループセットでの各イベント種別のイベントランクを前記初期値として当該イベントグループセットを案内する開設支援処理を備えた。
これにより、上記技術的課題を解決した。
そして、上記開設支援処理が、前記プロジェクトの開設に際して、イベントグループセットでの各イベント種別のイベントランクを前記初期値として当該イベントグループセットを案内するため、担当者は、イベントグループセット毎に予め定められたセットのイベント群を何ら文書等を参照することなく知ることができ、そのままプロジェクト開設をすることもできき、また、当該プロジェクトで特有に必要のあるイベントや、不要なイベントを指定することで、当該イベントグループに含まれるイベントの固有のセットを当該プロジェクトに割り当てることができる。
これにより、プロジェクトに必要な業務と文書との乖離を抑制し、文書活用型の業務スタイルを推進することができる。
発明を実施するための最良の形態として、3つの実施例を開示する。実施例1は図1に示す作成文書ナビゲーションシステムであり、実施例2は図25に示す文書検索システムであり、実施例3は図32に示す文書項目管理システムである。これら各実施例は、単一の例えばドキュメント・コントロールシステムを機能別・特徴別に整理した部品や別バージョンと捉えることもでき、名称は任意である。ここでは、実施例1から3までを含めて実施形態という。
協調システム70としては、端末1aの操作者となる人事情報を管理する人事・作業者管理システム72と、この人事システム72と協調して操作者がアクセス可能なデータを特定してそのアクセスを管理するアクセス管理システム74と、端末1aの操作者間で予め定められた承認が必要な際に当該承認のワークフローを管理する承認ワークフローシステム76と、プロジェクトに関連する事業者間の見積を処理する見積システム78等とがある。
データベースは、図1、図25及び図32に示すマスター40及びテーブル60を直接に外部記憶装置等に格納するようにしてもよいし、リレーショナル・データベースや、オブジェクト指向データベースや、メインフレームに応じた態様等でデータを格納しておき、データベース・マネージメントシステムの処理により各図に示すテーブル60を生成するようにしてもよい。データベースは論理的に接続されていれば、分散されていてもよい。本実施形態に特有なデータ構造については、エンティティー・リレーションシップ(ER)を後述する(図8,9)。
サーバー10は、マスター40とテーブル60と協調して端末1aにデータを送信する。このために、端末1aの操作者の状態と目的とに応じて、様々な機能を提供する。
本実施形態に特有なデータ構造を前提として、一定の機能目的毎に、処理をユニット化するとよい。一般的に、Webアプリケーション・サーバー10を使用したアプリケーション・サービス・プロバイダー(ASP)のシステムでは、端末1aのブラウザーの画面にボタン、ポップアップメニュー、入力ボックス、コンボボックス、チェックボックス等のグラフィカル・ユーザー・インタフェース(GUI)を配置し、GUIの操作に応じて実行すべき処理を特定する。従って、逐次処理ではなく、イベント駆動型の実装となる。
この実装については、データベースの態様との関係も併せて多様な開発環境とプログラム言語の選定が可能であるところ、本実施形態は、特定の開発環境等に依存せずに実施することができる。図1等に示すサーバー10の構成要素は、それぞれ独立して実装できる情報処理のユニットである。実装については、共通部分を増加させ、またプレゼンテーション(端末1aとの応答部分)の独立性を高める等のことが可能である。特定の開発環境・実行環境では、各部の処理内容として記述する部分を新たなコーディングではなく実行環境が受け持つこともある。例えば、多くの実行環境では、端末1aとサーバー10との通信や、端末1aの画面のドット毎の色及び階調の計算等は、サーバー10の実行環境や端末1aのオペレーティング・システムが実行する。サーバー10は、HTMLやXMLその他の言語規約に従ったデータを生成し端末1aに送信することで、そのデータの表示制御をする。
この品質管理の文書には、手順書等の文書と、プロジェクトで実際に作成すべき文書の様式となる様式文書とを含む。本実施形態は、様式文書を電子的に取り扱う。プロジェクトである作業所は、様式文書を使用して、手順書等に従って文書を作成する。品質管理は、プロジェクトの進捗に応じて、品質管理上必要な作業を作業所で行うこともある。また、改善活動の一環として、文書の整理や更新、実際に収集した各プロジェクトで作成した文書の分析等を行う。支店は、プロジェクトの業務遂行に直接的に関与する。建設業であれば、土木部、建築部、営業部、設計部等である。作業所が作成する文書の提出先は、予め、支店の各部か、(品質)管理となる。
上述の各機能をコントロールする主体については、組織によっては管理が行うところを支店が行い、支店が行う機能を現場(作業所)が行うこともある。これは、様々なデータ及び操作(例えばGUIの表示)のアクセス権限を設定することで実現できる。
次に、本実施形態の特徴となる情報処理に適用する考え方を説明する。
図4を参照すると、作業所2での工事等のプロジェクトは、複数のイベント(タスク、アクション)と、複数の文書とが関係する。人手により整理したところ、例えば品質管理等の管理のイベントは、工事の進捗に応じて次工程へと順次又は並列に進む。そして、各イベントの完了にそれぞれ必要な文書がある。図4横軸が工事の進捗に応じたイベントを示し、縦軸に文書を示す。イベントは、工事着工会議、品質管理計画書、中間検査、完成検査、AS(アフターサービス)保存書類等である。「品質管理計画書」や、「AS保存書類」自体は、イベントやタスクではなく、文書(群)である。ここでは、品質や安全の管理業務のイベントやタスクとして、「保存書類」という工程(プロセス)を定義し、それを従前のプロジェクト管理手法でのタスクやイベントと同様の取り扱いをする。
この書類群のタスク化と各イベントで使用をする書類との関係を、交差関係という。
「重複」は、ユーザーの操作により、同一のプロジェクトにて異なるイベントで同一の様式文書が使用される場合をいう。特に、その様式文書が新しい版等に変更された際にその変更が適用されるべき文書群は重複している。重複のうち、プロジェクトの進捗に応じて更新される文書と、更新されない文書とがある。この重複や更新はユーザーによって管理されるが、実施の例によっては、フラグ等を用いてシステム的に管理するようにしても良い。
すなわち、準備文書は、そのイベントまでに準備する文書で、例えば会議に必要な文書(書類)である。作成文書はそのイベント後に作成する文書で、例えば当該会議での審議に応じてとりまとめる文書や当該会議の議事録等である。図5(B)に示す例では、準備文書(文書10,文書11)と、作成文書(文書12,文書13)とがある。
イベント2aでは、文書10及び文書11を当該イベント2aの日付までに準備し、その後文書12を作成する。そして、イベント2bでは、準備文書である文書10及び文書11はイベント2aと同一の文書とし、一方、文書12にかえて、文書13を作成する。
同一のイベントを2以上割り当てる際には、準備文書は、その性質から、両方のイベントにて共通して使用することができる。このため、同一のファイル(文書10及び文書11)を使用する。一方、作成文書については、異なるファイル(文書12又は文書13)を使用する。
また、イベントと文書との関係では、準備文書と作成文書との区分けが重要である。準備文書は、当該イベントまでに準備すべき文書であり、作成文書は、当該イベントの完了後に作成すべき文書である。ある様式文書が準備文書であるか作成文書であるかは、イベントと文書との関係が定まることによって定まる。あるイベントの議事録という様式文書は、当該イベントとの関係では作成文書であり、より後工程のイベントとの関係では準備文書となる。
そして、同一のイベントが2以上割り当てられる際(例えば、同一名称のイベントを2回以上開催する場合)に、この準備文書と作成文書との区分けを利用することができる。すなわち、準備文書の場合、両方の開催にて共通のものを使用することができる。一方、作成文書は異なる文書となる。このため、準備文書との区分は、同一のイベントが2以上割り当てられる際の重複である。
このように、本実施形態では、イベントと文書とを関連させることで、第1に、ITを用いて自動的にイベントと関連した文書の準備や作成のスケジュールを明示し、第2に、イベントと文書とを重複して紐付けしつつ、イベント毎の文書を単位として準備及び作成を情報処理により管理することができる。
本実施形態で、イベントの「スケジュール」は、イベントの予定日、実施予定日、実施日、これら予定日の定まり方(発生タイミング区分と発生タイミング依存)、実際の予定日等である。イベントによって、発生タイミング依存を固定とし、予定日を具体的な日付とするものもあれば、発生タイミング区分を前工程依存とし、発生タイミング依存を前工程の予定日に加算すべき日数とするものもある。すなわち、ここでは、スケジュールは、端末1aの使用者に予定日を伝達する役割を果たせば良い。
工事基本計画検討会というイベントでは、工事概要書、全体工程表、総合仮設計画図、地下施工計画図及び地上施工計画図は、予め準備文書に区分されている。このため、実施形態では、この工事基本計画検討会というイベントのスケジュール(予定日)までにこれらの文書の準備を促す。また、その他使用(作成)した書類や、議事録が作成文書である。これら作成文書は、工事基本計画検討会というイベントが実行された後に作成される。
また、この工事基本計画検討会というイベントが、2回開催される場合、使用区分が準備の文書群は共通して使用され、使用区分が作成である文書は別途作成される。
図6に示す準備と作成との使用区分の設定は、プロジェクトに当該イベントと文書とを割り当てる担当者が行い、当該使用区分に応じて、関係者の端末1aに当該イベント、イベントのスケジュール(予定日)及び文書を表示する際に、準備文書と作成文書とを分けて表示することが好ましい。すると、イベントの予定日までに作業すべき対象の文書とイベントの実行後に作成すべき対象の文書とを一目で把握することができるようになる。
一方、図7に示す文書の重複と更新とについては、当該プロジェクトに同一の様式文書が割り当てられているか否かと、割り当てられている場合に例えば作成の版数が異なるか否かなどの既存のデータから自動的に重複及び更新の状態を情報処理として読み出すことができるため、使用区分の設定と異なり、情報処理として自動的に行うようにしても良い。この重複及び更新が例えばフラグ等で管理されると、特定の様式文書を検索キーとしたイベント及びプロジェクトの検索等の情報処理の速度を高めることができる。また、様式文書の変更の実際のプロジェクトへの影響等を把握するための検索処理も容易となる。
図8及び図9はER図であり、実施例1から3にて使用する。実施例3では、別途特有なデータ構造がある。図8にマスター40の一例を示し、図9にテーブル60の一例を示す。マスター40は、予め定めたデータを格納する。テーブル60は、プロジェクト毎の個別のデータを格納する。マスター40及びテーブル60は、エンティティー(実体)を有する。ここでは、エンティティーに図1に示す符号と同一の符号を付する。また、プロジェクトと作業所とは同一の単位であり、1つの固有のプロジェクトは、本実施形態上、1つの固有の作業所を持つ(工事現場の数ではない)。このERは、本実施形態の情報処理と関連する部分のみを抽出して整理した一例であり、サーバー10の動作中に各テーブル60に相当するデータ構造が当該サーバー10の主メモリに展開されればよく、他のER構成としつつ、動的に各テーブル60を生成するようにしてもよい。その場合も、データの項目となる属性を唯一に特定するキーについては、本実施形態の情報処理との関係では、図8及び図9に示す構造に整理される。
例えば、イベント種別は、イベント種別コードにより識別され、固有のイベント種別名と、発生タイミング区分と、発生タイミング依存とを持つ。発生タイミング区分は、例えば日時指定や、前工程依存等である。発生タイミング依存は、固定や、前工程からの日数等である。スケジュールが固定の日付の際には、発生タイミング区分が日付指定、発生タイミング区分が固定となり、この場合、プロジェクトの開設やその直後にプロジェクトに関与するユーザーに予定日等の入力を促す。発生タイミング区分と発生タイミング依存とからスケジュールを計算できる際には、イベント日付管理部18が計算すると良い。このように、唯一のイベント種別コードで識別されるイベントは、唯一のイベント種別名と、唯一の発生タイミング区分及び発生タイミング依存を属性として持つ。
所属イベントグループコードは、イベントグループマスター45の複合キーの一つであり、イベントグループが定義されている場合に、当該イベント種別が所属するイベントグループコードを格納する。例えば、イベント種別である作業所基本情報が、イベントグループである共通に所属する場合、作業所基本情報のイベント種別の所属イベントグループコードにイベントグループ共通のコードを格納する。
次工程イベント区分コードは、イベント種別の順序を管理するもので、当該イベント種別の次のイベント種別のイベント種別コードを格納する。
イベント文書関連マスター50は、属性として、当該イベント種別に割り当てられる文書の使用区分53を有する。使用区分53は、当該イベント種別にて、当該文書が、そのイベントの実施予定日までに準備すべき文書であるのか、それとも、当該イベントの議事録のようにイベントの実施後に作成すべき文書であるのかを区分するコードである。使用区分53としては、準備や作成の他、当該イベントにとっては参考文書で準備文書の一種である参考や、イベント実施後に確定させ種々の管理上保存対象となる作成文書の一種である保存等の区分を使用するようにしても良い。本実施例では、使用区分53としては準備と作成とを使用する。
この使用区分53を、様式文書マスター48ではなく、イベント文書関連マスター50で管理するのは、同一の様式文書であっても、割り当てられるイベントによって、準備である場合と、作成である場合とがあることによる。例えば、議事録は、当該イベントが実施された後に作成するが、前回の会議の議事録が次のイベントの準備書類であることもある。
なお、使用区分53の初期値を様式文書マスター48に登録しておき、この使用区分53をプロジェクト開設時に個別に指定する操作を支援するようにしても良い。
このイベントグループは、管理上、プロジェクトの種別(態様や規模)に応じて品質・安全等の管理水準が異なり、必要なイベント種別や使用する様式文書が若干異なる場合に、プロジェクトの開設操作を容易とする役割を果たす。例えば、イベントグループを定義し、最も高水準の管理でのイベント種別のセットを基本として、イベントランクを「やる」とし、中水準や低水準では不要となるイベント種別や様式文書について、「やらない」とする。このイベントランクによる管理では、中水準や低水準のイベント種別群を別途定義することによる操作の煩雑さを抑止することができ、使用をする様式文書の更新等がある際に、その更新処理を単純にすることができる。
管理業務では、すべきことをリストアップするよりも、不要なことを削除する方が効率的で、確実である。漏れのないことを文書等の規程と照らし合わせる作業は負荷が高く、人手でするには熟練と高度な注意力とが必要となる。一方、イベントグループを使用すると、すべき可能性のあるイベントのセットを記憶しておき、提示することができる。
プロジェクトテーブル61は、プロジェクトIDをキーとして、プロジェクト名や、作業所所長名や、工期(自)や、工期(至)などの属性を有する。プロジェクト・イベントテーブル62は、プロジェクトIDと、イベント種別コードと、必要なイベント種別コードの枝番とを複合キーとする。プロジェクトの開設時に、イベント種別をプロジェクトに割り当てることで、当該イベント種別を当該プロジェクトのイベントとする。このイベントには、予めイベント種別に割り当てられた様式文書が関連付けられる。
イベントはスケジュールを管理する単位であり、同一のイベント種別について、2以上のイベントとして異なるスケジュールで管理する際には、プロジェクトテーブル61での枝番を増加させたイベントを割り当てる。枝番を増加させたイベントには、使用区分53が作成である文書を別途関連づけると良い。使用区分53が準備である文書は、通常、元のイベントに割り当てられて準備した文書をそのまま使用できる。
また、このイベントに割り当てられた全文書数、送信済文書数、準備文書の処理数と未処理数や、作成文書の処理数と未処理数を重畳的に管理しても良い。この場合、単一の又は複数のプロジェクトに属するイベントの一覧を表示する際に、「(送信文書数/全文書数)」など、文書の使用や処理状況を集約した情報を表示しやすい。全文書に対して、イベントの実施予定日前での表示では準備文書の「(未処理数/処理数)」を表示し、実施予定日後は作成文書の「(未処理数/処理数)」を集約として表示するようにしても良い。
<作成文書ナビ:マスター登録処理>
図10に、マスター登録処理の一例を示す。マスター40への登録は、登録用の画面(GUI)を用意すると良い。また、様式文書の一覧等が別途データとして管理されている際には、表計算ソフト等での作成・整理を促して画面操作を介さずにデータの読み取りにより登録するようにしてもよい。実施例1では、図11等の画面を使用して、マスター40への登録を行う。実施例1のシステムは、様式文書管理部13と、イベント種別管理部15とを備える。様式文書管理部13は、様式文書マスター48の属性の名称等を端末1aに表示制御して属性の入力を促し、入力される項目を様式文書マスター48に格納する。また、様式文書管理部13は、様式文書の版の管理を行う。イベント種別管理部15は、イベント種別の属性の入力を促し、イベント種別マスター44に格納する。イベント種別管理部15は、さらに、イベントグループの設定を促し、イベントグループマスター45の属性をイベントグループマスター45に格納する。イベント種別管理部15は、また、イベント種別と様式文書との紐付けを促し、イベント種別と様式文書との組み合わせを管理する。
続いて、イベント種別管理部15は、図13に示すイベント種別設定画面82等を使用して、登録したイベントに含まれる様式文書を登録する(ステップS13)。最後に、必要に応じて、イベントグループの各イベント種別と、イベントランク初期値とを関連付ける(ステップS14)。例えば、一群のイベント種別について、イベントセットコード毎に、各イベントランクの場合のイベント種別の組み合わせを特定できるように、各イベント種別のイベントランク初期値を登録する。
このイベント種別管理画面81には、各種ボタンが配置され、イベント種別の新規作成(図12(B)へ)、編集(図12(B)へ)、削除、イベントグループ管理、イベント書類管理(図13へ)、イベントランク管理(図15へ)、イベント順序の変更等の操作を促している。
このイベント種別文書設定画面83で設定されるイベント種別と様式文書との関係は、イベント種別毎の様式文書のセットを予め登録しておくものである。様式文書のセットを有するイベント種別が、新規の個別なプロジェクトに割り当てられると、当該イベント種別に対応するイベントに、この様式文書のセットが自動的に割り当てられる。どのイベント種別にて、どの様式文書を使用するのか、という組織の知識をITに組み込み、ITの支援を受けながらプロジェクトに様式文書を割り当てることができるようになる。
この様式文書のセットの使用により、イベントを介して様式文書をプロジェクトに漏れなく割り当てられる可能性の大幅な向上を前提として、当該イベントの予定日と文書の使用(準備、事後の作成)とを関連させて、各プロジェクトの遂行者へ文書作成に関する
イベント種別は、各プロジェクト開設時に当該プロジェクトへの割り当て時の単位であり、イベントは端末1aに表示する単位である。プロジェクトへのイベントの割り当ては、イベント種別毎にランクを設定し、ランクの該当するイベントが各プロジェクトに割り当てられることになる。例えば、図14の一番上のイベント種別で、ランクAに設定すると、そのプロジェクトにはイベント(ランクA)が割り当てられる。ランクBに設定すると、そのプロジェクトにはイベント(ランクB)が割り当てられる。要は、プロジェクトを割り当てるときには、イベント種別毎にランクを一つずつ設定することで決まる。
グループのセットは、プロジェクトの開設を容易とするためのイベントランクの初期値である。
再度図1及び図8を参照すると、実施例1の作成文書ナビゲーションシステム(作成文書ナビ)は、予めデータを登録しておくマスター40として、イベント種別コードをキーとして所定のプロジェクトに割り当てられるイベント種別の属性を格納するイベント種別マスター44と、様式文書IDをキーとして各プロジェクトで使用する様式文書の属性を格納する様式文書マスター48と、前記イベント種別コード及び前記様式文書IDをキーとして前記イベントと前記様式文書との関係の属性(様式文書ID等)を格納するイベント文書関連マスター50とを保持している。
このプロジェクト・イベントテーブル62は、前記属性として、前記割り当てられたイベントの予定及び実施のスケジュールを有する。
プロジェクト開設部12は、前記端末1aの操作に応じて前記個別のプロジェクトを開設する際に、プロジェクトの属性の入力を促して前記プロジェクトテーブル61に格納する。この属性は、例えば、プロジェクト名、作業所所長名、工期等である。登録者IDは端末1aへのログインユーザーのIDや、当該ログインユーザーの所属部署のID等を自動的に登録するようにしても良い。
また、プロジェクト開設部12は、当該プロジェクトへの前記イベント種別の割り当て操作を促して割り当てられたイベント種別をイベントとしてプロジェクト・イベントテーブル62に格納する。すなわち、プロジェクトにイベント種別が割り当てられるとイベントとなり、当該イベントのイベント種別に予め割り当てられている様式文書のセットが当該イベントとの関係で当該開設されるプロジェクトにて特定される。このように、開設するプロジェクトに様式文書のセットが割り当てられる。
そして、プロジェクト開設部12は、イベント文書関連マスター50を参照することで、当該イベントに割り当てられている様式文書の使用区分53を特定することができる。
また、作業予定管理部22は、表示したイベントについて、当該イベントを2回開催する際には、2回目以降のイベントの登録を促し、当該2回目以降のイベントに枝番を付して管理する。同一のイベント種別について2以上の登録を促すのは、予定日の管理をイベント単位としていることによる。すなわち、同一のイベント種別について予定日が2以上あれば、個々に枝番を付して異なる予定日のイベントとして管理する。この枝番での管理は、図5(B)に示すイベント2aとイベント2bとがある際、このaとbとが枝番に相当する。図9に示すプロジェクト・イベントテーブル62では枝番を複合キーの1つとしている。図19(A)に示す例では枝番は数字であり、○○品質向上協議会というイベント種別について2つのイベントが登録されている。
この例では、マスター40が、前記複数のイベント種別のセットをイベントグループとして識別するイベントグループコードと、当該イベントグループでの唯一のセットを特定するイベントグループセットコードとをキーとして、当該イベントグループセットの属性を格納するイベントグループマスター45を保持している。そして、当該イベントグループマスター45が、前記イベントグループセットの属性として、当該イベントグループでのイベント種別のイベントランクを特定するイベントランク初期値を有する。
さらに、イベントグループセットとイベントランク初期値とを使用する例では、開設支援処理31は、イベントグループセットコードであるA,B,C又はDが特定されると、イベントグループマスター45を参照して、当該セットコード(A,B,C又はD)での各イベントのイベントランク初期値(やる又はやらない)を読み出し、図17に示すイベントランク設定画面85に表示する。このため、担当者は、イベントグループセット毎に予め定められたセットのイベント群を何ら文書等を参照することなく知ることができ、そのままプロジェクト開設をすることもできる。そして、個別のプロジェクトの開設にて、当該プロジェクトで特有に必要のあるイベントや、不要なイベントを指定することで、当該イベントグループに含まれるイベントの固有のセットを当該プロジェクトに割り当てることができる。
このプロジェクト開設処理では、イベント日付管理部18が、プロジェクトに属するイベントのスケジュールを管理し、作業予定管理部22が、イベントの表示に際して、当該イベントの準備文書と作成文書とを区分けして表示制御する。従って、端末1aに、プロジェクトに属するイベントの一覧を表示し、各イベントのスケジュールを表示し、さらに、このスケジュールのイベントまでに準備すべき文書と、イベント後に作成すべき文書を表示制御する。
特に、プロジェクトの直接の業務(例えば工事の遂行)自体ではなく、安全、品質、財務、コンプライアンス等の管理業務について、文書群の名称等を予めイベントとすることで、提出すべき文書を事前に周知徹底し、その予定日等のスケジュールをプロジェクト遂行者に表示制御することができる。
そして、管理業務が実施要領書や手順書として発行され、その手順上作成が必要とされる文書について、予めイベントとの関係で登録しておくことで、必ずしも全ての手順書に精通していない社内外のプロジェクト担当者であっても、プロジェクトの進捗に応じて作成すべき文書を、一覧として把握することができ、個々の手順書の理解向上にも役立つ。
これにより、プロジェクトに関する業務、特に管理業務上作成が必要な文書について、問い合わせ及び応答の作業を減らすことができる。またこれは、本支店での人事異動での引継の容易性を向上させる。そして、イベントと含まれる使用予定の文書とを情報技術により周知することで、個別のプロジェクトにて、実施要領書等に従った業務が推奨され、手戻り発生を防止することでプロジェクトに要するコストのばらつきを抑制することができる。
作業予定管理部22は、図18に示す情報処理に従って登録されているプロジェクトに関するデータを、端末1aの操作に応じて表示制御する。
イベントの表示に際して、プロジェクト開設時に割り当てた枝番1のイベントから派生するイベントで、枝番1のイベントのスケジュールとは別のスケジュールとなるイベントがある際には、別枝番のイベントの追加を促す(ステップS47)。例えば、図19(A)のプロジェクト・イベント一覧画面86にて、各イベントの図中左端部にてプラスマークのボタンを配置し、当該ボタンの操作により別枝番のイベントの登録をするように促す。図19(A)に示す○○品質向上協議会との枝番1のイベントについて、○○品質向上報告という新たな枝番のイベントが入力されると(ステップS48)、図19に示すように、別途のスケジュール管理が可能な枝番2のイベントを追加する。
イベント一覧画面87では、イベント日付の設定を促す。マスター登録時及びプロジェクト開設時に登録したデータを使用して、イベント予定日を表示しても良いし、作業所の担当者に日付入力を促しても良い。予定日と実施予定日との使い分けについては、例えば、プロジェクト開設時又はその直後に、イベント予定日の確認又は入力を促し、個別のイベントが近くなり関係者の会議等の案内に至った際にイベント実施予定日の入力を促すようにしても良い。
この品質パトロールでは、3つの文書を準備し、実施後に2つの文書を作成する。図中版数は、プロジェクト・イベント文書テーブル64の作成版数であり、様式版数ではない。GUI操作としては、例えば、各文書の左端のチェックボックスをチェックして、様式文書ダウンロードボタンを操作すると、当該文書の様式文書IDから、様式文書マスター48を参照して、様式文書所在を読み出し、当該所在にあるファイルを当該端末1aに転送し、表示制御する。図20に示す例では、文書一覧として、作成版数、送信の有無及び送信日、承認の有無及び承認日を一覧として表示する。
なお、この建築・品質パトロールIを2回行う場合には、2回目の枝番を2として、準備文書については共通とし、作成文書は別途の文書となる。
図16に示すプロジェクト開設処理をすると、図18に示す表示処理により、図19に示すイベントと予定日との一覧と、当該イベントにリンクした文書の一覧とを表示することができる。特に、実施例1の表示制御では、提出済の文書のみを検索するのではなく、使用予定の文書のタイトルを使用区分53に応じて表示することができる。
実施例1では、文書単位の情報を、イベント単位の情報へと集約する処理を行う。この例では、サーバー10が、集約ルール管理部24と、集約処理部26とを備えている。
また、送信日・承認日等は文書毎に個別に管理されるところ、イベント単位で表示する際には、最も早い日付や最も遅い日付に集約するルールとしてもよい。「最も早い日付」は、言語処理系に応じて例えば1970年1月1日を起算点として秒の値で年月日を管理する際には、その数値が最も小さい日である。集約処理の対象は、個別の文書単位で管理されるデータであって、イベントの一覧で表示するデータである。「集約ルールを保持」するには、集約ルールを予め外部記憶装置等に格納しておき、実行時に読み出すようにしても良いし、端末1aからの動的な指定に応じて主メモリに集約ルールを展開するようにしても良い。
集約処理では、集約ルール管理部24が、集約ルールを保持し、集約処理部26が、イベントの一覧を表示する際に、当該イベントに含まれる文書の状況を簡易に表示するために、数や日付等を集約ルールに従って一覧表示可能に集約する。
従って、端末1aの操作者は、使用に習熟するに従い、集約表示のみを確認することで、当該イベントに含まれる文書についてどのような作業が必要であるかを把握できるようになり、また、集約表示により、当該イベントに含まれる文書の一覧を確認すべきか否かの正確な判断を促すことができるようになる。すなわち、イベントと文書との階層的な管理を浸透させることができる。また、本支店の担当者が各プロジェクトの進捗を把握する際にも、この集約処理による表示が有用である。
この集約処理により、さらに、文書活用型の業務スタイルを情報技術の利用により推進することができる。
実施例1では、予め定められた文書のみならず、プロジェクトに固有の個別文書の登録を可能とする。この例では、様式文書マスター48が、当該様式文書として、当該関連文書の様式を特定しない個別様式文書を有する。そして、前記テーブル60として、プロジェクトIDと、イベント種別IDに応じたイベントIDと、様式文書IDに応じた個別文書IDとをキーとして特定のプロジェクトに特定のイベントで使用される個別文書の属性を格納するプロジェクト・イベント文書テーブル64を有する。さらに、前記サーバー10が、個別文書管理部28を備える。
「登録操作を促す」には、例えば、その操作が可能となる操作用のボタンを画面に表示する。そして、個別文書管理部28は、個別文書の登録に先立ち、個別文書の使用予定の登録を促して、登録された際には、プロジェクト・イベント文書テーブル64を更新する
個別文書管理部28は、個別文書の登録に先立ち、個別文書の使用予定の登録を促して、登録された際には、プロジェクト・イベント文書テーブル64を更新する。すると、その後に当該プロジェクトのイベントの一覧を表示すると、プロジェクト担当者や、本支店担当者間にて、使用予定を共有することができる。個別文書自体の登録ではなく、使用予定を登録することで、一定状況下では作成不要であるが、例外の発生がある際には提出すべき文書を管理対象とすることができる。例えば、プロジェクトの進捗との関係では、早期完了や遅延等のスケジュールに関する例外や、品質管理との関係では工事での異常の発見の報告などがある。これらは、事象が発生しなければ文書とする必要はない。しかし、事象が発生した際に文書化すべきとされている際には、その作成要領等のルールを個別文書の使用予定を登録可能とするという情報技術により、管理対象に含めることが可能となる。この個別文書の使用予定の登録処理は、品質管理等の管理活動の課題の早期把握に役立つ。
実施例1では、使用予定を含む記録台帳の生成処理をする。記録台帳は、例えば品質管理等の管理上の要請で予め定められた文書管理規定等に従って文書を保管する際の台帳である。記録台帳は、通常、一連のプロジェクトが完了した後に、当該プロジェクトの遂行にて使用をした文書群を管理するために作成する。一方、本実施例では、プロジェクトの進行途中で、その完了を待たずに、監査や報告等何らかの管理及び統制ために記録台帳を任意のタイミングで生成する。この記録台帳生成処理は、作成文書ナビゲーションシステムに必須の機能ではなく、付加的なものである。この付加的な機能を実現するために、重複フラグ54及び更新フラグ56を使用すると情報処理が簡便となる。
この例では、同一のプロジェクトに属する複数の異なるイベントにて、重複して使用される文書の管理が課題となる。この例では、情報処理を容易とするために、マスター40のイベント文書関連マスター50が、各関連文書について、同一プロジェクト内の複数のイベントで重複して使用されるか否かを示す重複フラグ54と、当該重複して使用される当該文書が各イベントの進捗に応じて更新されるか否かを示す更新フラグ56とを有する。そして、プロジェクト・イベント文書テーブル64が、前記属性として、文書ファイル所在を有する。
重複フラグ54については、プロジェクトの開設に際して、プロジェクト開設部12等が、イベントに様式文書が割り当てられた際に、当該様式文書が当該プロジェクトの他のイベントでも使用されているか否かを検索し、使用されている際に当該重複フラグ54をオンとすると良い。その他、ユーザーによって同一の様式文書が複数のイベントに割り当てられた際に重複フラグ54をオンとするようにしても良い。
更新フラグ56については、端末1aの操作に応じて文書を登録する際に、当該文書に対応する様式文書の重複フラグがオンであると、直近の文書の版数と今回の版数とを比較して異なる場合に更新フラグ56をオンとすると良い。または、上書きされる際に、版数を増加させるとともに更新フラグ56がオフである場合にはオンに更新するようにしても良い。
このように、記録台帳生成処理では、使用予定の文書とその属性とを示すことで、当該プロジェクトの完了前に、最終的な記録台帳の全体的構成をプロジェクトの進捗に応じて生成することができる。
記録台帳生成部30が、文書単位の重複フラグ54と更新フラグ56とを使用して、使用予定で重複する文書については直近のイベント名を読み出し、さらに重複表示又は更新表示を保持する。そして、イベントとの関係で、処理済の文書一覧と、使用予定文書の一覧とを記録台帳に含め、使用予定の文書については、直近のイベントと、重複表示及び更新表示を一覧に含める。このため、記録台帳生成処理を実行した段階でのプロジェクトの進捗に応じて、文書記録の一覧と、使用予定の一覧とを生成することができる。さらに、使用予定の文書については、すでに存在する関連文書のイベント名を示すことで、当該文書がどのように作成されるかについて一定の予想を表示することができる。特に、当該文書が更新されるか否かを重複表示又は更新表示にて表示するため、使用予定の文書の記録がどのようになるのかを、事前に表示することができる。すると、最終的な記録台帳のイメージをプロジェクト関係者で共有することができ、文書活用型の業務の推進を図ることができる。
様式文書マスター48の様式文書所在と、プロジェクト・イベント文書テーブル64の文書ファイル所在とは、物理的な外部記憶装置上のオペレーティング・システムやネットワーク上の実際のファイル名ではなく、当該ファイル名を特定可能な一段階抽象化したロケーションのデータであることが望ましい。この所在は、TCP/IPとWebアプリケーション・サーバー10の組み合わせの場合にはURLとすればよい。この場合、各文書について所在を唯一としておき、実際の文書ファイルの保管を複数可能な構成とすると、文書の版を管理しつつ、端末1aの操作者に対しては各文書について唯一のアップロード先という判りやすいインタフェースを提供することができる。
版管理処理をし、端末1aの操作者に1つの文書について1つの所在を表示しつつ、上書きされた過去の文書を別途保管しておくと、通常のアクセス権での通常の操作で文書を消去することがないため、文書の改ざんや不注意による削除が不可能となり、プロジェクトの管理業務で配慮すべき事項を減少させ、効果を高めることができる。
文書単位の重複フラグ54と更新フラグ56との使用により、上記記録台帳生成部30の処理が可能となる他、図22に示したように、重複文書の有無と、その所在とを端末1aの操作者に表示することができる。
・文書の重複更新管理処理の作用効果
重複及び更新を情報処理により管理して端末1aに表示するため、重複する文書の作成負荷を軽減することができる。
<プロジェクト検索処理:イベント名>
図25を参照すると、実施例2の文書検索システムは、実施例1の作成文書ナビゲーションシステムと同様に、端末1aと、サーバー10と、データベース40,60とを備えている。
そして、マスター40として、イベント種別マスター44と、イベント文書関連マスター50とを保持している。テーブル60として、プロジェクトテーブル61と、プロジェクト・イベントテーブル62と、プロジェクト・イベント文書テーブル64とを保持している。
これらの構成は実施例1と同様である。また、テーブル60には、実施例1の手法か同様の手法で複数のプロジェクトのデータが格納されているとする。イベントグループは利用しても利用していなくても良い。
さらに、当該実施例2では、前記端末の操作に応じてイベントを指定した検索が要求された際に動作する検索処理として、前記サーバー10が、第1イベント一覧生成部102と、第1プロジェクト一覧生成部104と、文書一覧生成部106とを備えている。この各生成部は、実施例1で開示したイベント文書特定部19の機能を利用するため、イベント文書特定部19が、各生成部を備えると構成しても良い。
使用区分を利用する例では、準備の際には実施予定日の1週間前、使用の際には実施予定日の1週間後などの実施予定日との関係で実際に当該文書の準備又は作成の期限を定めておくと良い。この場合、上記イベントを単位とした予定日を、個別の文書の使用予定日とすることができる。
また、この工事着工会議の検索結果画面90にて、端末1aの操作者が、霞ヶ関○○庁舎を操作すると、当該プロジェクトの当該イベントの文書の結果検索画面91を表示制御する。ここでは、3種類の決定工事引継書が処理済で、他の2つが作成予定となっている。
第1プロジェクト一覧生成部104が、指定されたイベントを検索キーとして当該イベントを含む個別のプロジェクトの一覧を生成し、文書一覧生成部106が、検索された各プロジェクトの文書一覧を生成し、そして、プロジェクトの一覧には、着手済又は未着手の状態での予定日が含まれ、文書一覧には、文書の送信日又は予定日が含まれる。
このため、イベントを特定すると、当該イベントが、完了、着手済及び未着手の状態(ステータス)のプロジェクトの一覧を生成することができる。すなわち、イベントを予定としているプロジェクトを含めて多数のプロジェクトを横断的に串刺しで検索し、抽出することができる。このため、例えば、あるイベントを改善する際に、適用対象とすべきプロジェクト(プロジェクト)を人手によらず情報技術により素早く特定することができる。従って、改善の早期反映と徹底を支援することができる。また、特定のイベントの特定の文書を更新する際など、イベントの指定によりプロジェクト串刺しで文書を探すことができる。
これらにより、品質や安全や財務等の管理活動に必要な作業や時間を見える化し、管理業務のコスト測定精度を向上させることができる。また逆に、任意にイベントを指定したプロジェクト串刺しの文書検索が可能となることから、プロジェクトを串刺する現状把握を端末1aの操作によってすることができ、品質管理等の管理活動の課題を早期把握することができる。
再度図25を参照すると、様式文書の指定による検索をする実施例2による文書検索システムは、次の構成を採用する。すなわち、前記マスター40が、様式文書のIDをキーとして当該様式文書の属性を格納する様式文書マスター48を保持する。そして、前記サーバー10又はそのイベント文書特定部19が、様式文書一覧生成部110と、第2イベント一覧生成部と、第2プロジェクト生成部114とを備えている。
第2プロジェクト一覧生成部112が、指定された様式文書を含むイベントを検索キーとして当該イベントを含む個別のプロジェクトの一覧を生成し、文書一覧生成部106が、検索された各プロジェクトの文書一覧を生成し、そして、プロジェクトの一覧には、着手済又は未着手の状態での予定日が含まれ、文書一覧には、文書の送信日又は予定日が含まれる。
このように、様式文書を指定すると、当該様式文書を使用したプロジェクトと、使用する(使用予定)プロジェクトの一覧を情報処理により生成することができる。このため、様式文書を更新する際に早期反映と徹底をすることができる。また、担当者は、様式文書を指定するだけでプロジェクトの一覧を得ることができるため、業務に必要な文書を探す時間を短縮することができる。
そして、同一の又は複数のプロジェクトから文書をダウンロードする際にも、様式文書名や、文書のステータスに応じて検索し、文書を特定できるため、例えば、特定のイベントの処理済の文書の一覧を表示させ、一括してダウンロードする等の情報処理も可能となる。
さらに、あるプロジェクトで緊急事態が発生し、その緊急事態は他のプロジェクトで経験したことがある場合などには、緊急事態に関連する様式文書を指定することで、当該他のプロジェクトがどのプロジェクトであるのか、検索処理により早急に発見することができるようになる。
サーバー10又はそのイベント文書特定部19は、適用技術をキーとした検索を実装するようにしても良い。文書名での検索と同様に、イベントを特定できれば、第2プロジェクト一覧生成部を用いてプロジェクトの一覧を生成することができる。適用技術をデータ構造に組み込むには、既存の文書の既存の文書項目を利用しても良いし、適用技術を記載する様式文書をプロジェクトの早い段階でのイベントに含めるようにしても良い。しかし、適用技術の一覧を生成し、表示又は検索可能としておくことが望ましい。
適用技術を検索キーとする検索処理では、技術名から、その技術を適用していることを示す文書を特定し、この文書からイベントを特定し、イベントからプロジェクトを特定する。
これにより、特定の技術を使用しているプロジェクトを情報検索により抽出することができ、技術の具体化を任意のタイミングで確認し、また、開発中の技術に関連する技術の適用状況やその推移を容易に把握することができる。例えば、新しい画期的な測定技術が開発され運用可能となった際に、その新しい測定技術を利用可能なプロジェクトを検索することができる。また、品質管理活動にて、特定の技術についての品質管理の課題が明らかになった際に、同様の技術を使用している他のプロジェクトを素早く検索し、早期対応をすることができる。さらに、この適用技術での横断的な知識を検索可能となると、プロジェクトに新しい技術を適用する際の一般的な課題やコストが「見える化」され、これにより、新技術を適用するコストを見積もる精度の向上や安定化を見込むことができる。
実施例2では、イベントの種類を示すイベント目的区分から、プロジェクトを検索できるようにしても良い。イベント目的区分は、多様な利用が可能である。例えば、品質管理は、PDCAサイクルを回すことによって行うところ、品質管理に関するイベントは、プランP、実行D、チェックC、是正措置Aのいずれかである。例えば、図18に示すイベントのうち、検討会はPであり、品質パトロールや監査、検査はCである。従って、各イベントは、PDCAのいずれかの区分に属させることができる。すると、膨大なイベントのうち、チェックに関するイベントのみの一覧と、チェックに関する文書の一覧を生成することができる。しかも、実施例2では、使用予定の文書も含まれる。このように、イベント目的区分を定義し、利用すると、管理活動を効率化することができる。
・イベント目的区分での検索処理の作用効果
イベントを概念的に区分けするコードを定義し、利用することで、様々な切り口での検索が可能となる。
<文書項目管理:重複項目データ生成>
図32を参照すると、実施例3の文書項目管理支援システムは、実施例1及び実施例2と同様に、サーバー10と、データベース40,60とを備え、マスター40が、イベント種別マスター44と、様式文書マスター48と、イベント文書関連マスター50とを備えている。そして、テーブルが、プロジェクト・イベントテーブル62と、プロジェクト・イベント文書テーブル64とを備えている。
この文書項目での繰り返しと、文書での繰り返しとが完了すると、当該イベントに含まれる全ての文書の全ての文書項目のうち、重複がある文書項目の一覧と、各文書項目が重複している2以上の文書(文書群)との対が重複文書項目一覧として生成される。
・重複項目データ生成処理の作用効果
重複項目データ生成処理では、重複文書項目一覧生成部226が、前記文書項目の前記項目重複フラグ208がオンの文書項目と文書との対を含む文書項目文書一覧を生成し、更新文書項目データ抽出部228が、複数の文書で同一の文書項目について、個別のプロジェクトで内容が更新されている際には、当該項目データと、前記文書と、前記イベントとを含む更新文書項目データ一覧を生成する。そして、複数のプロジェクトについて当該重複項目データ生成処理を実行すると、マスターの文書項目様式文書マスター204の項目重複フラグ208をオンとしておくだけで、プロジェクト毎に更新文書項目データの一覧を生成することができる。
このため、様式文書の所管部の担当者は、様式文書を改善し更新を発行しようとする際など、文書項目を管理するときに、実際のプロジェクトでの具体的に入力されたデータの一覧を容易に入手することができる。すなわち、様式文書が現場にてどのように使用されているかを測定することができる。
この更新文書項目データ一覧は、様式文書を改善する根拠となり、全ての文書の全ての文書項目について一度に洗い出しや改善をするのではなく、重点項目から順次見直しをする品質管理等のPDCAサイクルにあわせた管理業務を推進することができる。そして、一定程度文書項目の測定がなされ様式文書の改善が進むと、見かけ上文書単位で管理しつつ、情報処理を文書項目単位で行うことが可能となる。例えば、プロジェクト遂行者は、表計算ソフトウエアやワードプロセッシングソフトウエアを使用して文書を作成しつつ、その文書項目をXML等のデータ構造に変換し、予め定めたルールに従って、文書項目を単位としてプロジェクト関係者に情報伝達をすることができるようになる。この文書項目単位での情報処理をするには、現状の様式文書の整理や、実際の使用例等の情報収集に人手による膨大な作業負荷が生ずるが、重複項目データ生成処理を順次行うことで、通常業務を行いつつ、文書項目での管理に向けた現状の整理を行うことができる。
実施例3では、文書項目が重複する文書がある際に、既存の重複文書の文書項目のデータを、新たに作成する文書の文書項目に書き込む処理(重複項目データ書込処理)をする。この例では、特に、文書項目のIDをキーとして文書項目の属性を格納する文書項目テーブル202と、前記様式文書のIDと前記文書項目のIDとをキーとして、前記様式文書と前記文書項目との関係を格納する文書項目様式文書マスター204とを保持し、前記文書項目様式文書マスター204が、属性として項目重複フラグ208を有する。そして、前記サーバー10が、図32に示す重複項目データ書込処理230として、文書項目特定部232と、同一項目文書特定部234と、直近項目データ書込部236とを備える。
次に、同一項目文書特定部234は、項目重複フラグを読み出して(ステップS141)、オフの際には、次の文書項目を特定して(ステップS142)、S141に処理を戻し、オンの際には、前記プロジェクト・イベント文書テーブル64を参照して直近のイベントと当該イベントに含まれる文書群を特定し(ステップS143)、前記文書項目様式文書マスター204を参照して当該文書群から同一文書項目を有する前記文書(同一項目文書)を特定する(ステップS144)。
これにより、重複した項目がある文書の作成負荷を軽減すると共に、当該文書のチェック負担をも軽減することができる。
図33に示す文書項目単位の管理が進捗すると、全ての文書の全ての文書項目を明示的に抽出しておき、管理できるようになっていく。この場合、端末1aに文書を表示しつつ、データの送受信や、受信した個別のデータの処理については、文書単位とする必要がなくなる。出願人の見積システムで実現しているが、端末1aにて表計算ソフトのファイルとして登録すると、個別の文書項目を抽出して予め定義された構造(例えば、マークアップランゲージの文書型定義)でのXMLファイルを送信し、受信側では予め定められたルールに従ってXMLファイルの文書項目を情報処理上利用可能である。このように、プロジェクトの管理に関する文書についても、文書項目単位で管理し、XML化することができる。
・XML化処理の作用効果
XML化により、重複作業の低減を推進すると、作成、チェック及び承認に関して、更新されるべきデータ項目に対する作業に集中することができるようになる。また、ほぼ同種類の文書を複数の部門に報告する業務手順についても、XML化により、1つの文書作成により各部門が必要なデータ項目に切り分けて再構築し、関連部門全体へのより素早い報告が可能となる。また、XML化しても、使用予定については文書単位で管理し、この文書の所在を抽象化しているため、XMLのデータ項目の集合から必要時に動的に文書ファイルを生成することもできる。
10 サーバー
12 プロジェクト開設部
13 様式文書管理部
15 イベント種別管理部
17 イベントグループ処理
18 イベント日付管理部
22 作業予定管理部
24 集約ルール管理部
26 集約処理部
28 個別文書管理部
30 記録台帳生成部
40 マスター
44 イベント種別マスター
45 イベントグループマスター
48 様式文書マスター
50 イベント文書関連マスター
53 使用区分
58 様式文書項目マスター
60 テーブル
61 プロジェクトテーブル
62 プロジェクト・イベントテーブル
64 プロジェクト・イベント文書テーブル
Claims (2)
- 複数の端末とネットワークを介して接続され当該端末とデータを送受信するサーバーと、前記端末から送信されるデータを格納すると共に前記端末からの要求に応じたデータを検索し前記サーバーに返すデータベースとを備え、
前記データベースが、
予めデータを登録しておくマスターとして、
イベント種別コードをキーとして所定のプロジェクトに割り当てられるイベント種別の属性を格納するイベント種別マスターと、様式文書IDをキーとして各プロジェクトで使用する様式文書の属性を格納する様式文書マスターと、前記イベント種別コード及び前記様式文書IDをキーとして前記イベントと前記様式文書との関係の属性を格納するイベント文書関連マスターと、を保持すると共に、
個別の前記プロジェクトの開設時及び開設後に送受信するデータを格納するテーブルとして、
プロジェクトIDをキーとして前記プロジェクトの属性を格納するプロジェクトテーブルと、前記プロジェクトID及び前記イベント種別コードをキーとして当該プロジェクトに割り当てられたイベントの属性を格納するプロジェクト・イベントテーブルとを保持し、
前記イベント文書関連マスターが、前記属性として、各イベントに含まれる様式文書IDを有すると共に、当該様式文書について、当該イベントの実施までに準備をする準備文書と、当該イベントの実施後に作成をする作成文書との区分を管理する使用区分を有し、
前記プロジェクト・イベントテーブルが、前記属性として、前記割り当てられたイベントの予定及び実施のスケジュールを有し、
前記サーバーが、
前記端末の操作に応じて前記個別のプロジェクトを開設する際に、前記プロジェクトの属性の入力を促して前記プロジェクト・テーブルに格納すると共に、当該プロジェクトへの前記イベント種別の割り当て操作を促して割り当てられたイベント種別をイベントとして前記プロジェクト・イベントテーブルに格納するプロジェクト開設部と、
前記プロジェクトが開設された際に、前記端末に当該プロジェクトのイベントの一覧及びスケジュールを表示して、当該各イベントの前記スケジュールの確認又は入力を促し、当該確認又は入力される前記各イベントのスケジュールを前記プロジェクト・イベントテーブルに格納するイベント日付管理部と、
前記端末から前記プロジェクトの表示が要求された際に、前記当該プロジェクトに含まれるイベントの一覧及びスケジュールを表示制御すると共に、当該各イベントの表示に際して、当該イベントに含まれる前記様式文書を前記使用区分に応じて前記準備文書と前記作成文書とに区分けして表示制御することで、当該スケジュールに応じて、当該様式文書を様式とする関連文書の準備及び作成を促す作業予定管理部と、を備え、
前記データベースが、前記複数のイベント種別のセットをイベントグループとして識別するイベントグループコードと、当該イベントグループでの唯一のセットを特定するイベントグループセットコードとをキーとして、当該イベントグループセットの属性を格納するイベントグループマスターを保持し、
当該イベントグループマスターが、前記イベントグループセットの属性として、当該イベントグループでのイベント種別のイベントランクを特定するイベントランク初期値を有し、
前記サーバーの前記プロジェクト開設部が、前記プロジェクトの開設に際して、前記イベントグループが指定された際に、前記イベントグループセットコードの入力を促して、イベントグループセットを特定し、当該イベントグループセットでの各イベント種別のイベントランクを前記初期値として当該イベントグループセットを案内する開設支援処理を備えた、
ことを特徴とする作成文書ナビゲーションシステム。 - 前記様式文書マスターが、前記様式文書として、当該関連文書の様式を特定しない個別様式文書を有し、
前記データベースが、前記テーブルとして、プロジェクトIDと、イベント種別IDに応じたイベントIDと、様式文書IDに応じた個別文書IDとをキーとして特定のプロジェクトに特定のイベントで使用される個別文書の属性を格納するプロジェクト・イベント文書テーブルを有し、
前記サーバーが、
前記端末の操作に応じて前記プロジェクトを表示する際に、当該プロジェクトの各イベントで前記個別様式文書に応じた個別文書の使用予定の登録操作を促すと共に、当該端末の操作に応じて当該個別文書が属する前記イベントと前記使用予定の文書タイトルとが入力された際には、当該使用予定の前記個別文書の前記文書タイトルを前記プロジェクト・イベント文書テーブルに追加する個別文書管理部を備えた、
ことを特徴とする請求項1記載の作成文書ナビゲーションシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008263509A JP5144458B2 (ja) | 2008-10-10 | 2008-10-10 | 作成文書ナビゲーションシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008263509A JP5144458B2 (ja) | 2008-10-10 | 2008-10-10 | 作成文書ナビゲーションシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010092387A JP2010092387A (ja) | 2010-04-22 |
JP5144458B2 true JP5144458B2 (ja) | 2013-02-13 |
Family
ID=42255015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008263509A Expired - Fee Related JP5144458B2 (ja) | 2008-10-10 | 2008-10-10 | 作成文書ナビゲーションシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5144458B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7304139B2 (ja) * | 2018-07-13 | 2023-07-06 | 株式会社日立製作所 | プロジェクト支援システム、プロジェクト支援装置およびプロジェクト支援方法 |
EP4028980A4 (en) * | 2019-09-11 | 2023-09-27 | Reqpay Inc. | CONSTRUCTION MANAGEMENT METHOD, SYSTEM, COMPUTER-READABLE MEDIUM, COMPUTER ARCHITECTURE, COMPUTER-IMPLEMENTED INSTRUCTIONS, INPUT-PROCESSING-OUTPUT, GRAPHICAL USER INTERFACE, DATABASES AND FILE MANAGEMENT |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3704374B2 (ja) * | 1994-04-22 | 2005-10-12 | 新日鉄ソリューションズ株式会社 | ドキュメント管理システム |
JP2003141320A (ja) * | 2001-11-07 | 2003-05-16 | Ricoh Co Ltd | プロジェクト管理システム、プログラムおよび記録媒体 |
-
2008
- 2008-10-10 JP JP2008263509A patent/JP5144458B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010092387A (ja) | 2010-04-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7493591B2 (en) | Methods and systems for animating a workflow and a project plan | |
CA2533465C (en) | A computer resource for enabling rapid knowledge transfer between workers | |
US7930268B2 (en) | Workflow method, system, and data structure | |
US6370562B2 (en) | Trackpoint-based computer-implemented systems and methods for facilitating collaborative project development and communication | |
US20020188597A1 (en) | Methods and systems for linking tasks to workflow | |
US6832201B1 (en) | Method and system for optimizing request shipping in workflow management systems | |
US20020184250A1 (en) | Methods and systems for auto-instantiation of storage hierarchy for project plan | |
US20060005124A1 (en) | User interface for complex process implementation | |
US20070226678A1 (en) | Exchanging project-related data in a client-server architecture | |
JP2003058685A (ja) | ネットワーク環境で開発プロジェクトファイルを自動管理する方法、コンピュータシステム及びプログラム | |
US20070208765A1 (en) | Exchanging project-related data between software applications | |
KR20060061790A (ko) | 가상 문서 아키텍쳐를 통해 공동 편집과 어카운트빌리티를용이하게 하는 자동 출판 시스템 | |
Soibelman et al. | Design review checking system with corporate lessons learned | |
JP3982451B2 (ja) | レビュー支援装置、方法及びプログラム | |
WO2005124675A2 (en) | Systems and methods for integrating business process documentation with work environments | |
Behmer et al. | Organizational planning for quality management in the digital age | |
JP2002063323A (ja) | 業務プロセス設計支援システム、活動支援システム及び業務プロセス総合支援システム | |
JP5144458B2 (ja) | 作成文書ナビゲーションシステム | |
Löwnertz | Change and exchange: electronic document management in building design | |
US20030093286A1 (en) | Methods and systems for exchanging information, such as information related to supplier activities | |
US20020087439A1 (en) | Method and system for electronically qualifying supplier parts | |
Peksa | Autonomous Data-Driven Integration into ERP Systems | |
Åbonde | Streamlining Business Development Managers’ and Proposal Team Members’ Work with Acquisition of Data | |
Tupakka | A Project Management and Data Analysis Solution for a Competence Center in the Construction Sector | |
Ruddell | Database Management for Business Leaders: Building and Using Data Solutions That Work for You |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110303 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120731 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120821 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121020 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121108 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121122 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151130 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5144458 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |