JP2001222566A - 製品仕様決定支援システム及び製品仕様決定支援プログラム記録媒体 - Google Patents

製品仕様決定支援システム及び製品仕様決定支援プログラム記録媒体

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JP2001222566A
JP2001222566A JP2000033004A JP2000033004A JP2001222566A JP 2001222566 A JP2001222566 A JP 2001222566A JP 2000033004 A JP2000033004 A JP 2000033004A JP 2000033004 A JP2000033004 A JP 2000033004A JP 2001222566 A JP2001222566 A JP 2001222566A
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Yoshiaki Tanaka
良明 田中
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データベースに蓄積した製品仕様の活用によ
り、効率的な製品仕様の編集・決定を支援する製品仕様
決定支援システムを提供することを目的とする。 【解決手段】 項目操作部6により項目名表示列7に表
示される各製品仕様項目に対応する製品仕様の値のデー
タを製品仕様データベース1から呼び出して表示・入力
・編集する項目編集列8を設け、これと対になり既存の
実績がある機種などの製品仕様の値を表示する1列以上
の対比項目値表示列9を設けることにより,効率的に品
質の良い仕様決定を支援する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,コンピュータのデ
ータベースに製品仕様を蓄積し,その製品仕様を活用す
ることにより効率的に製品仕様を編集・決定する製品仕
様設計を行うことを支援する製品仕様決定支援システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から製品仕様は,仕様書などの文書
として管理されている。これら製品仕様が書かれている
仕様書などは,紙の印刷物としてまたは,ワープロなど
のファイルとして保管されている。
【0003】製品の企画を行ったり,仕様書を作成する
時に製品仕様を決定する際には,既存の機種の製品仕様
や,他社の製品仕様を参照・比較,また,一部を流用し
ながら製品仕様を決定する。従来の製品仕様を決定する
方法では,製品仕様が記載されているこれらの仕様書な
どの文書を順次開き,そこに記載されている仕様を参照
・比較,また,一部を流用しながら製品仕様の決定を行
う。
【0004】仕様書などの文書がワープロなどの電子デ
ータの場合は,元となる仕様書などの文書のデータを呼
び出し,参照・比較,また,一部の製品仕様を流用する
他の文書ファイルから製品仕様の値を複写することによ
り新しい製品の仕様決定が行われている。
【0005】また,製品仕様の仕様項目の一部が他の製
品仕様の仕様項目に影響を及ぼすような場合において
は,製品仕様の決定時や,変更時において,上記他の製
品仕様の仕様項目への転記・演算,チェックは,人手に
よって行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし,上述した従来
技術では,仕様決定時において比較参考にする仕様書が
紙の印刷物であるときはもとより,電子データであって
も,多くの機種のデータを多面的に参照しながら決定す
ることが必要であるために,仕様書を作成時に他の仕様
書の同じ項目を横断的に参照するために多くの文書ファ
イルを順次呼び出し,それらの間で比較参照するには多
くの手数がかかる。なぜなら,他の仕様書に記載された
一つの項目を参照するにも,仕様書のファイルを検索し
て,その製品仕様の項目が記載された所定のページを探
し出すことが必要である。製品仕様書に記載された項目
は,数百〜数千項目に及ぶことがあり,これらの項目に
ついて,逐一そのような作業を繰り返すことは,大変多
くの手数がかかる。さらに,他の種々の機種の仕様との
差異を比較するためには,一層多くの手数がかかる。こ
れは,2つのフォーマットが異なる仕様書に書かれた製
品仕様のどの項目に差異があるかを知ることが難しいこ
とを考えれば判る。
【0007】また,製品仕様は,機種の開発段階などの
それぞれの段階の経緯により変化しながら定まっていく
ことが通例であるが,その製品仕様の変化の経過を調べ
るには,製品の開発段階で書かれるそれぞれの製品仕様
書などの文書を検索し,その製品仕様の項目が記載され
た所定のページを探し出すことが必要であるが,多くの
製品仕様の項目について,逐一その作業を繰り返すこと
は,多くの手数がかかる。
【0008】また,製品仕様には,ある項目が定まると
それに依存して定まる項目があるが,データの転記や演
算による作業は,単純な作業であり自動化を図るべきと
いうだけでなく,こうした作業がシステム化されていな
いことにより,作業者による作業結果のばらつきを引き
起こすことになる。また,製品仕様が変更された場合に
おいては,その製品仕様の項目の変更に伴い,他の製品
仕様の項目が連動して変更することが必要になることも
あるが,これまでの仕様書の文書としてのみ製品仕様を
管理している場合は,こうした変更の影響を反映し忘れ
ることがある。
【0009】また,製品仕様のある項目を定める場合,
他の製品仕様の項目に影響が及ぶ場合があるが,こうし
た影響をチェックするチェックルールに基づいた製品仕
様の相互の項目間のチェックを行うには,文書ファイル
に記載された項目を逐次比較することが必要であるの
で,多くの手数がかかるとともに,他の項目への影響を
見逃してしまうことがある。
【0010】さらに,製品仕様のある項目の値が,所定
の値である機種を見つけ出し,その機種の仕様書のファ
イルを呼び出すには,数多くの仕様書の文書ファイルを
順次開いて捜すことが必要であり,多大な手数がかか
る。
【0011】そこで,本発明は,製品仕様の各項目をデ
ータベース化し,データベースに蓄積された既存の機種
の製品仕様や,他社の製品仕様を参照・比較,流用を円
滑に行いながら製品仕様を決定することを実現すること
で,効率的な製品仕様設計を支援する製品仕様決定支援
システムを提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような製品仕様決定
上の課題を解決するために,本発明による製品仕様決定
支援システムの第一の特徴構成は,製品仕様のデータを
格納する製品仕様データベースと,製品仕様の表示・編
集操作を行う操作端末とを有し,その操作端末の表示画
面が,製品の機種一覧を表示・指定する機種指定部と,
製品仕様の分類を表示・指定する仕様分類指定部と前記
仕様分類指定部で指定された仕様項目の一覧表を操作す
る項目操作部を持ち,前記項目操作部が,製品仕様の項
目名を表示する項目名表示列と,これら各製品仕様項目
に対応する製品仕様の値のデータを前記製品仕様データ
ベースから呼び出して表示,編集し,編集後の値を前記
製品仕様データベースに格納する項目値編集列と,項目
値編集列と対になり製品仕様の値を表示する1列以上の
対比項目値表示列を有し,項目値編集列には機種指定部
に表示された機種を選択指定することにより,その機種
の製品仕様の一覧が表示される様に構成されることにあ
る。
【0013】本発明による製品仕様決定支援システムの
第二の特徴構成は,対比項目値表示列に,機種指定部で
指定した機種の製品仕様の一覧が表示され,前記対比項
目値表示列に表示された各行の値が項目値編集列の値と
異なる場合,その行が着色され,着色された一行または
複数行を選択し,選択された対比項目値表示列中の各行
の値を項目値編集列にコピーする操作手段を設けている
ことにある。
【0014】本発明による製品仕様決定支援システムの
第三の特徴構成は,製品仕様データベースに夫々の機種
について開発段階等のいくつかの時点における製品仕様
のデータが格納でき,対比項目値表示列の各列にこれら
の時系列の製品仕様データを表示出来,前記対比項目値
表示列に表示された各行の値が項目値編集列の値と異な
る場合,その行が着色され,着色された一行または複数
行を選択し,選択された対比項目値表示列に表示された
各行の値を項目値編集列にコピーする操作手段を設けて
いることにある。
【0015】本発明による製品仕様決定支援システムの
第四の特徴構成は,製品仕様を決定すべき仕様項目の値
を他の1つまたは複数の仕様項目から導くための製品仕
様項目の間の計算式や文字列の処理などの一定の関係を
記録した転記ルールを製品仕様データベースに有し,前
記転記ルールにより導かれ,対比項目値表示列の各行に
表示された各項目の計算結果の値が項目値編集列の値と
異なる場合に表示画面上で着色され,前記対比項目値表
示列中から選択される一行または複数行の各行の値を項
目値編集列にコピーする仕様コピー操作手段を設けてい
ることにある。
【0016】本発明による製品仕様決定支援システムの
第五の特徴構成は,製品仕様のある項目の値を他の1つ
または複数の項目から数値の許容範囲の式または,文字
列の許容値の関係として記録したチェックルールを製品
仕様データベースに有し,このチェックルールに基づい
て求められ,許容範囲の値または許容値が,対応する項
目値編集列の値から外れる値として表示される対比項目
値表示列中の行が着色されるような仕様項目表示部を設
けていることにある。
【0017】本発明による製品仕様決定支援システムの
第六の特徴構成は,製品仕様データベースに,製品仕様
項目の各項目毎に入力するメニューデータの値が格納さ
れ,項目値編集列の入力時にメニュー起動手段によりメ
ニューデータが表示され,このメニューデータから製品
仕様の値を選択して入力する構成としていることにあ
る。
【0018】本発明による製品仕様決定支援システムの
第七の特徴構成は,製品仕様データベースにそれぞれの
製品仕様の項目と,その製品仕様の項目が記載された文
書が文書名あるいは文書番号などで関連づけられて格納
され,各製品仕様の項目からその文書を検索し,また
は,文書名あるいは文書番号を検索し,その結果を表示
する操作端末を設けていることにある。
【0019】本発明による製品仕様決定支援システムの
第八の特徴構成は,各製品仕様の項目と,製品仕様のい
くつかの項目を記載している文書中に記載している製品
仕様との記入個所との対応関係を記述した仕様対応関係
記述部と,前記仕様対応関係記述部に記述された対応関
係に基づいて,製品仕様データベースに格納されている
製品仕様の値を前記文書中に記入,または,前記文書中
に記載された製品仕様の値を前記製品仕様データベース
に格納するデータベースアクセス処理部とを設けている
ことにある。
【0020】
【発明の実施の形態】以下,本発明の製品仕様決定支援
システムの一実施形態について,図面を参照して説明す
る。図1は,本発明の一実施形態である製品仕様決定支
援システムの全体構成を表わす図である,図1におい
て,1は,製品仕様データベース,2は,製品仕様の表
示・編集操作を行う操作端末,3は,操作端末の表示画
面,4は,製品の機種を表示・指定する機種指定部,5
は,製品仕様の分類を表示・指定する仕様分類指定部,
6は,仕様分類指定部5で指定された項目の一覧表を操
作する項目操作部,7は,製品仕様の項目名を表示する
項目名表示列,8は,項目値編集列,9は,対比項目値
表示列,10は,仕様コピー操作手段であり,以上の各
構成部からなる。
【0021】製品仕様データベース1には,種々の機種
の製品仕様のデータが蓄積されている。
【0022】製品仕様は,製品のスペックや,設計上の
諸パラメータ,製品または製品を構成する部品の属性,
製品の性能,製品の利用者に対する諸事項などの値など
で,これらは,数値情報や,文字データ,図形データ,
音声データ,動画データ,実験データの情報など製品仕
様を現すデータである。
【0023】また,製品仕様データベース1には,予め
製品仕様の各項目が,製品仕様に対する分類付けが行わ
れて格納されている。製品仕様の分類の具体例として
は,製品の基本仕様,電気的仕様,絶対最大定格,環境
条件,信頼性仕様,梱包仕様などの各項目に分類したも
のがある。
【0024】先ず,この操作端末2にある機種のデータ
を編集するために,機種指定部4に現在,仕様決定しよ
うとしている編集中の製品の機種を指定する。この実施
例では,予めその機種のデータが製品仕様データベース
1に登録されており,これらを「機種検索」することに
より,登録されている機種一覧を呼び出して,その中か
ら該当の機種を「機種設定」することにより現在,編集
・決定しようとしている製品の機種を指定する。図1の
実施形態では,現在,編集・決定しようとしている製品
の機種は,“A010”であることを示している。
【0025】仕様分類指定部5に編集を行おうとする仕
様項目の分類を指定する。この実施形態では,仕様分類
指定部5に,仕様分類の一覧が表示されており,この仕
様分類の一覧の中から選択して製品仕様の分類を指定す
る。
【0026】仕様分類指定部5に仕様分類を指定する
と,項目名表示列7には,その仕様分類指定部5で指定
された分類の製品仕様の項目名の一覧が表示される。
【0027】項目値編集列8には,機種指定部4で指定
されている編集中の機種における,項目名表示列7に表
示される各製品仕様項目に対応する製品仕様の値のデー
タが製品仕様データベースから呼び出されて表示され
る。図1の例では,編集中の機種は,“A010”で,
項目値編集列8のタイトル行(最も上の行)にこの機種
が表示され,次の行以下の行は,それぞれの製品仕様の
データの値を示している。
【0028】尚,製品仕様の値が画面の各表中に表示し
きれない長い文章や数値・文字以外の製品仕様を現すデ
ータの場合は,「詳細表示」ボタンを押下することによ
り,その詳細情報の全体を表示したり,イメージや,動
画や音声の場合は,再生することが可能となっている。
【0029】一方,対比項目値表示列9には,項目値編
集列8と対となる製品仕様の値が表示される。
【0030】対比項目値表示列9に表示された各行の値
が項目値編集列8の値と異なる場合,その行が自動的に
着色されるようになっており,対比項目値表示列9と編
集中の項目値編集列8にある製品仕様のどの項目に差異
があるかが直ちに判るようになっている。また,対比項
目値表示列9は,一行または複数行を選択することがで
きるようになっており,その行の対比項目値表示列9に
表示された各行の値を項目値編集列8にコピーする仕様
コピー操作手段10により,選択した1行または複数の
製品仕様項目の値のデータを項目値編集列8にコピーす
ることができる。なお、対比項目値表示列9は1列以上
表示することが可能である。
【0031】対比項目値表示列9に表示できる項目に
は,既存の機種の製品仕様や,他社の製品仕様,開発段
階等のいくつかの時点や同じ機種のいくつかのバリエー
ションにおける製品仕様などがある。図1の実施例の対
比項目値表示列9には,機種選択部で指定した機種の製
品仕様の一覧を表示した例を示している。
【0032】対比項目値表示する機種は,図1の実施例
では,“A002”である。他の機種の製品仕様のデー
タを知りたい場合,例えば,画面上部の機種一覧部24
の中から“A001”の機種を選択し,「比較先機種設
定」することにより,対比項目値表示列9に所定の機種
A001の製品仕様のデータを製品仕様データベース1
から直ちに呼び出して表示することが出来,このデータ
を現在編集中の機種のデータと比較することができ,現
在,編集,決定を進めている製品仕様の項目・製品仕様
の分類項目について,容易に他の機種などと比較して,
その製品仕様のデータの参照・比較,流用を少ない操作
で効率よく行うことができる。
【0033】こうした機種間の製品仕様の比較は,特
に,製品の企画構想段階などにおいては,既存の実績の
ある機種の製品仕様のデータや,他社の機種の製品仕様
のデータを縦横に比較しながら製品仕様を決定すること
が重要であるが,本発明によれば,以上に示したよう
に,現在の機種と,対比項目値表示列9に表示した対比
する機種の製品仕様の項目の差異を着色された行により
容易に見つけ出すことができ,また,多くの機種の製品
仕様と比較検討が必要な場合も,それらの機種の製品仕
様を項目値編集列8に順次呼び出すことにより,複数の
機種間の製品仕様を横断的に参照しながら製品仕様を効
率よく決定することができる。また,着色された項目の
中から,必要に応じて項目の値をコピーすることによ
り,効率的に現在の機種の製品仕様の値を設定すること
ができる。
【0034】図2は,対比項目値表示列9の各列に製品
の開発段階のいくつかの時点の製品仕様のデータを表示
した項目操作部の例である。
【0035】例えば,製品の試作結果に基づいて最終の
製品の仕様を確定させようとする時には,それまでの製
品の開発段階における製品仕様の変化の経過を整理して
製品仕様を確定する必要がある。こうした場合におい
て,対比項目値編集列9に,製品の開発段階すなわち,
企画段階,設計レビュー段階,試作段階を設定し,現在
編集中の項目値編集列8の値をそれまでの開発段階にお
ける製品仕様のそれぞれの値と相互比較し,必要に応じ
てコピーを行いながら最新の製品仕様の設計値を決定す
る。
【0036】図3は,転記ルールによる計算結果を表示
した項目操作部6の例である。図3は,製品仕様を決定
すべき仕様項目の値を他の1つまたは複数の仕様項目か
ら導くための製品仕様項目の間の計算式や文字列の処理
などの一定の関係を記録した転記ルール21を製品仕様
データベース1に有し,転記ルール21により導かれた
各項目の計算結果の値を対比項目値表示列9の各列に表
示出来,対比項目値表示列9に表示された各行の値が項
目編集列8の値と異なる場合,その行が着色されるよう
に構成した項目操作部6の部分を示している。
【0037】図1の操作端末2の表示画面3の「転記計
算」を押下することによって,図3に示すように対比項
目値表示列9に転記ルール21により導かれた各項目の
計算結果が表示される。この際,対比項目値表示列9に
表示された各行の値が項目編集列8の値と異なる場合,
その行が着色され,その着色された各行を選択し,選択
した行の対比項目値表示列9に表示された各行の値を項
目編集列8にコピーすることができる。
【0038】製品仕様データベース1には,特定項目の
値を他の1つまたは複数の項目から導くための製品仕様
項目の間の計算式転記ルールの例として,次の関係が格
納されている。
【0039】 製品仕様項目2 = 製品仕様項目1 × 2.5 製品仕様項目3 = 製品仕様項目1 × 2.0 製品仕様項目4 = 製品仕様項目1 × 0.5 この場合,図3において,仕様項目1の現在の値は,1
0であるので,仕様項目2の転記ルール21による計算
結果は,25であり対比項目値表示列9に表示されてい
る。この計算結果の値に対して,図3の項目値編集列8
に示したように,仕様項目2は,未だ定まっておらず,
この計算結果と異なるため,仕様項目2の行は,着色さ
れる。
【0040】仕様項目3の転記ルール21による計算結
果は,20である,これに対して,仕様項目3の現在の
値は,20であるので,この行は一致しているため着色
されない。
【0041】仕様項目4の転記ルール21による計算結
果は,5である,これに対して,仕様項目4の現在の値
は,7であるので着色される。
【0042】計算結果を現在の値に反映するためには,
着色された行を選択し,仕様コピー操作手段10として
の「仕様コピー」を押下してコピーし,これを製品仕様
データベース1に「仕様データ保存」することによりデ
ータベースが更新される。
【0043】図4は,チェックルールによる検証結果を
表示した項目操作部6の例である。図4は,製品仕様の
ある項目の値を,他の1つまたは複数の項目から数値の
許容範囲の式または,文字列の許容値の関係を記録した
チェックルール22を製品仕様データベース1に有する
ことにより,対比項目値表示列9にこのチェックルール
22に基づいて求められた許容範囲の値または,許容範
囲の値に対して各行の項目値編集列8の値が外れる行が
着色されるようにした項目操作部6の部分を示してい
る。
【0044】図1の端末操作の表示画面3の「チェッ
ク」を押下することによって,図3に示すように対比項
目値表示列9にチェックルール22に基づいてチェック
され,表示された製品仕様の各項目がチェックルール2
2の範囲を外れる場合,その行が着色されるように構成
した項目操作部6の部分を示したものである。また,こ
の実施例では,チェックルール22の範囲を表示して修
正を促している。
【0045】製品仕様データベース1には,ある項目の
値を他の1つまたは複数の項目から数値の許容範囲の関
係式として,表わす場合の具体的な例として,次のよう
な関係が格納されている。
【0046】 製品仕様項目2 ≧ 製品仕様項目1 × 2.0 製品仕様項目3 < 製品仕様項目1 × 1.7 製品仕様項目4 ≧ 製品仕様項目1 − 3.0 この場合,図4の例において,仕様項目1の現在の値
は,10であるので,仕様項目2は,20以上であるこ
とがこのチェックルール22の条件であるが,これに対
して仕様項目2の現在の値は,18であるので,チェッ
クルール22に違反することになる。このため,仕様項
目2の行は着色される。
【0047】仕様項目3のチェックルール22による条
件は,17未満であることであり,仕様項目3の現在の
値は,15であるので,チェックルール22に合致して
いるために,仕様項目3は,着色されない。
【0048】仕様項目4のチェックルール22による条
件は,7.0以上であることであり,仕様項目4の現在
の値は,7.5であるので,チェックルールに合致して
いるために,仕様項目4は,着色されない。
【0049】このようにして,製品仕様の各項目がチェ
ックルール22によってチェックされ,チェックルール
22に違反する仕様項目2の値を補正する必要があるこ
とが直ちに判る。
【0050】実際の設計においては,製品仕様項目2を
修正することによって,2次的影響が出る事があるた
め,再度チェックルール22によるチェックを実施する
が,本実施形態における自動チェックを用いることによ
り,効率よくチェックを実施することが可能になり,確
度の高い仕様を効率よく決定することができる。
【0051】また,製品仕様データベース1に,製品仕
様項目の各項目毎に入力するメニューデータ23の値が
格納され,項目値編集列8の入力時にメニュー起動手段
によりメニューが表示され,ここから製品仕様項目の値
を選択して入力されるようにすることで,効率的に製品
仕様のデータを入力することができると共に製品仕様項
目の値や表現の標準化を促進することができる。製品仕
様の項目中には,一定の決まった言葉が入るものがある
が,このような項目のデータをメニューとして登録して
おくことで,これらの項目に対して,効率良く,また,
作業者による言葉のばらつきを無くして統一的に製品仕
様の項目を入力することができるようになる。
【0052】図5は,製品仕様データベース1にそれぞ
れの製品仕様の各項目とその製品仕様項目が記載された
文書との関連の例を現している。
【0053】図5において仕様書1には,仕様項目1,
仕様項目2,仕様項目3が記載され,仕様書2には,仕
様項目2,仕様項目4,仕様項目5が記載されている関
係を表している。この関係に基づいて,各製品仕様の項
目からその文書を検索し,または,文書名あるいは文書
番号を検索してその結果を表示する。図5の関係の例で
は,仕様項目1に対しては,仕様書1が検索結果として
表示され,仕様項目2に対しては,仕様書1と仕様書2
が検索結果として表示される。このことによって,製品
仕様の各項目の値を変更した場合にその変更を施すべき
仕様書を容易に特定することができるようになる。
【0054】図6は,上記の記述によって決定された製
品仕様の項目のデータと文書中に記載された製品仕様項
目の記述内容とを相互に反映する様子を示したものであ
る。
【0055】図6において,製品仕様のいくつかの項目
を記載している文書11と,各製品仕様の項目と文書中
に記載している製品仕様の記入個所との対応関係を記述
した仕様対応関係記述部12と,製品仕様の値を文書テ
ンプレート中に記入,または,文書に記載された製品仕
様の値を製品仕様データベース1に格納を行うデータベ
ースアクセス処理部13の実施例を表わしている。
【0056】製品仕様データベース1に蓄積された製品
仕様のデータを製品仕様が記載された文書11に反映す
る様子を説明する。図6において,製品仕様データベー
ス1に蓄積された仕様項目1,仕様項目2,仕様項目3
の各データは,仕様対応関係記述部12に記載された関
係を用いて,データベースアクセス処理部13により,
仕様項目1は,文書11の記入位置aと記入位置cに,
仕様項目2は,文書11の記入位置bに,仕様項目3
は,文書11の記入位置dに入力(挿入または,置換)
される。このようにして,文書11に記載された製品仕
様項目の記述内容は,製品仕様データベース1に蓄積さ
れた最新の製品仕様の値にすることができる。
【0057】文書11中に記載された製品仕様項目の記
述内容は,製品仕様データベース1に次の様に反映され
る。つまり,文書11中の記入位置a,記入位置b,記
入位置c,記入位置dに記載された各製品仕様の記述内
容は,仕様対応関係記述部12に記載された関係を用い
てデータベースアクセス処理部13により,文書11の
記入位置aと記入位置cに記載された製品仕様の仕様項
目1の記載内容は製品仕様データベース1の仕様項目1
に,文書11の記入位置bに記載された製品仕様項目2
の記載内容は,製品仕様データベース1の仕様項目2
に,文書11の記入位置dに記載された製品仕様項目3
の記載内容は,製品仕様データベース1の仕様項目3と
して格納される。このように,文書11中に記載された
製品仕様の記述内容は,製品仕様データベース1の所定
の領域に格納することができる。また,この際,記入位
置aに記載された製品仕様項目1の内容と,記入位置c
に記載された製品仕様項目1の内容が異なる場合があり
得るが,この場合,データベースアクセス処理部13に
よりその矛盾を検出し警告を出し,文書11内の仕様項
目の矛盾も容易に検出できるようにもなる。
【0058】以上に説明したように本実施形態では,製
品仕様データベース1に蓄積された製品仕様のデータを
活用することにより効率的に製品仕様を編集・決定する
ことが可能になり,また,その製品仕様データベース1
の内容と,仕様書などの文書に記載された製品仕様の記
載内容とを相互に反映させることも可能になることによ
り製品仕様書自体も効率よく作成できることがわかる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
製品仕様の表示・編集操作を行う操作端末の表示画面
に,製品の機種を表示・指定する機種指定部と,製品仕
様の分類を表示・指定する仕様分類指定部と,仕様分類
指定部で指定された仕様項目の一覧表を操作する項目操
作部とを設け,項目操作部に,製品仕様項目の項目名を
表示する項目名表示列と,項目名表示列に表示される各
製品仕様項目に対応する製品仕様の値のデータを製品仕
様データベースから呼び出して表示・入力・編集できる
項目値編集列と,項目値編集列と対になり製品仕様の値
を表示する1列以上の対比項目値表示列とを設けて製品
仕様決定支援システムを構成しており,この対比項目値
表示列に実績がある既存の機種や,他社の製品などの製
品情報のデータ,また,他の項目から演算などで導かれ
た製品仕様を表示させることにより,製品の仕様設計段
階に比較・参照することが不可欠な製品情報のデータに
容易にアクセスし,これを参照・比較・また必要によ
り,そのデータをコピーして流用をすることが可能にな
る。
【0060】また,対比項目値表示列には,機種指定部
で指定した機種の製品仕様の一覧が表示出来,対比項目
値表示列に表示された各行の値が項目値編集列の値と異
なる場合,その行が着色され,着色された一行または複
数行を選択し,選択された対比項目値表示列中の各行の
値を項目値編集列にコピーする仕様コピー操作手段を設
けることで,製品仕様データベースに蓄積された既存の
実績がある機種の製品情報のデータを参照・比較,ま
た,一部を流用しながら効率的に製品仕様の決定を行う
ことができる。
【0061】また,製品仕様は開発段階などのそれぞれ
の段階の経緯により変化しながら定まっていくことが通
例であるが,その製品仕様の変化の経過を調べるには,
製品の開発段階で書かれるそれぞれの製品仕様書などの
仕様記載文書を検索し,その製品仕様の項目が記載され
た所定のページを探し出すことが必要であり,多くの製
品仕様の項目について,逐一その作業を繰り返すことが
従来は必要であったが,本発明によると,製品仕様デー
タベースに夫々の機種について開発段階等のいくつかの
時点や同じ機種のいくつかのバリエーションにおける製
品仕様のデータが格納でき,対比項目値表示列の各列に
これらの製品仕様のデータを表示出来,対比項目値表示
列に表示された各行の値が項目値編集列の値と異なる場
合,その行が着色され,着色された一行または複数行を
選択し,選択された対比項目値表示列中の各行の値を項
目値編集列にコピーする仕様コピー操作手段を設けるこ
とにより,その製品仕様の変化の経過を容易に調べるこ
とが可能になり,それらを参照・比較,また,一部を流
用しながら効率的に製品仕様の決定を行うことができ
る。
【0062】また,一つの製品仕様の項目が他の製品仕
様の項目を決定することは,多くあるが,こうした場合
において,製品仕様を決定すべき項目の値を他の1つま
たは複数の仕様項目から導くための製品仕様を項目の間
の計算式や文字列の処理などの一定の関係を記録した転
記ルールを製品仕様データベースに格納し,転記ルール
により導かれ,対比項目値表示列の各行に表示された各
項目の計算結果の値が項目値編集列の値と異なる場合,
その行が着色され,着色された一行または複数行を選択
し,選択した行の対比項目値表示列に表示された各行の
値を項目値編集列にコピーする仕様コピー操作手段を設
けることにより,効率的に製品仕様の決定ができるよう
になる。さらに,こうした転記ルールのデータベース化
を図り,本発明のようにそれを容易に活用するようなシ
ステムを構築することにより,製品仕様設計のケアレス
ミスの防止や,また,製品設計を行う組織の中で,一定
の転記ルールを定めてこれらを共有・活用することがで
きるようになるために,製品設計の品質を向上させるこ
とができる。
【0063】また,一つの製品仕様の項目が他の製品仕
様の項目に影響を及ぼすことは,多くある。
【0064】たとえば,ある製品仕様の項目を定めるこ
とにより,他の製品仕様の項目が定まるような場合,ま
た,製品仕様の値が外部仕様に対して製造上の条件(一
般に外部仕様より厳しい条件)が厳しい場合,また,設
計変更などにより,既に決定している他の製品仕様の項
目に影響を及ぼす場合などである。こうした製品仕様の
項目の他の製品仕様の項目に及ぼす影響は,従来からあ
る仕様書の文書に仕様を記載したような方法では,その
影響の範囲を的確に把握することが困難である。しかし
ながら,本発明のように製品仕様のある項目の値を他の
1つまたは複数の仕様項目から数値の許容範囲の式また
は,文字列の許容値の関係として記録したチェックルー
ルを製品仕様データベースに有し,このチェックルール
に基づいて求められ,許容範囲の値または,許容値が対
応する項目値編集列の値から外れる値として表示される
対比項目値表示列中の行が着色されるように構成するこ
とにより,製品仕様設計のケアレスミスの防止や,ま
た,製品設計を行う組織の中で,一定のチェックルール
を定めてこれらを共有・活用することができるようにな
るために,製品設計の品質を向上させることができる。
【0065】また,製品仕様データベースに,製品仕様
項目の各項目毎に入力するメニューの値が格納され,項
目値編集列の入力時にメニュー起動手段によりメニュー
が表示され,ここから製品仕様項目の値を選択して入力
されるようにすることで,効率的に製品仕様のデータを
入力することができると共に製品仕様項目の値や表現の
標準化を促進することができる。
【0066】また,製品仕様データベースにそれぞれの
製品仕様の項目と,その製品仕様の項目が記載された文
書が文書名あるいは文書番号などで関連付けられて格納
され,各製品仕様の項目からその文書を検索し,また
は,文書名あるいは文書番号を検索することができるよ
うに構成することにより,その製品仕様項目を記載した
文書に容易にアクセスできるようになり,製品仕様を決
定する際や,また,特に製品仕様の各項目の値を変更し
た場合にその変更を施す仕様書が容易に特定することが
できるようになる。
【0067】また,各製品仕様の項目と,製品仕様のい
くつかの項目を記載している文書中に記載している製品
仕様の記入個所との対応関係を記述した仕様対応関係記
述部と,仕様対応関係記述部に記述された対応関係に基
づいて,製品仕様データベースに格納されている製品仕
様の値を文書中に記入,または,文書中に記載された製
品仕様の値を製品仕様データベースに格納を行うデータ
ベースアクセス処理部により,文書中に記載された製品
仕様の記述内容は,製品仕様データベースの所定の領域
に格納することができる。
【0068】従来であると他の機種の製品仕様のデータ
を呼び出そうとすると,逐一,他の機種の文書ファイル
を探し出し,該当のページを見つけて開き,現在の文書
と交互に目で追って比較し,データの転記を行うなどに
必要となった手数が大幅に解消されることになる。
【0069】以上のように,製品仕様の決定を効率良く
行い,またこれに伴う製品仕様書などの文書作成も効率
よく作成できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における製品仕様決定支援
システムの全体構成図
【図2】対比項目値表示列に開発段階の値を表示した項
目操作部の例を示した図
【図3】転記ルールによる計算結果を表示した項目操作
部の例を示した図
【図4】チェックルールによる検証結果を表示した項目
操作部の例を示した図
【図5】製品仕様の項目とその製品仕様項目が記載され
た文書との関連の例を示した図
【図6】製品仕様のデータと文書中に記載された製品仕
様項目の記述内容との関係づけの説明図
【符号の説明】
1 製品仕様データベース 2 操作端末 3 操作端末の表示画面 4 機種指定部 5 仕様分類指定部 6 項目操作部 7 項目名表示列 8 項目値編集列 9 対比項目値表示列 10 仕様コピー操作手段 11 仕様が記載された文書 12 仕様対応関係記述部 13 データベースアクセス処理部 20 製品仕様のデータ 21 転記ルール 22 チェックルール 23 メニューデータ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品仕様のデータを格納する製品仕様デ
    ータベースと,製品仕様の表示・編集操作を行う操作端
    末とを有する製品仕様決定支援システムであって,操作
    端末の表示画面が,製品の機種一覧を表示・指定する機
    種指定部と,製品仕様の分類を表示・指定する仕様分類
    指定部と前記仕様分類指定部で指定された仕様項目の一
    覧表を操作する項目操作部とから成り,前記項目操作部
    が,製品仕様項目の項目名を表示する項目名表示列と,
    前記項目名表示列に表示される各製品仕様項目に対応す
    る製品仕様の値のデータを前記製品仕様データベースか
    ら呼び出して表示・入力・編集できる項目値編集列を有
    し,前記項目値編集列と対になり製品仕様の値を表示す
    る1列以上の対比項目値表示列を有することを特徴とす
    る製品仕様決定支援システム。
  2. 【請求項2】 対比項目値表示列には,機種指定部で指
    定した機種の製品仕様または,開発段階等のいくつかの
    時点や同じ機種のいくつかのバリエーションにおける製
    品仕様のデータの一覧が表示され,前記対比項目値表示
    列に表示された各行の値が項目値編集列の値と異なる場
    合,表示画面上で着色され、前記対比項目値表示列中か
    ら選択される一行または複数行の各行の値を項目値編集
    列にコピーする仕様コピー操作手段を有することを特徴
    とする請求項1記載の製品仕様決定支援システム。
  3. 【請求項3】 製品仕様を決定すべき仕様項目の値を他
    の1つまたは複数の仕様項目から導くための製品仕様項
    目の間の計算式や文字列の処理などの一定の関係を記録
    した転記ルールを製品仕様データベースに有し,前記転
    記ルールにより導かれ,対比項目値表示列の各行に表示
    された各項目の計算結果の値が項目値編集列の値と異な
    る場合に表示画面上で着色され,前記対比項目値表示列
    中から選択される一行または複数行の各行の値を項目値
    編集列にコピーする仕様コピー操作手段を有することを
    特徴とする請求項1記載の製品仕様決定支援システム。
  4. 【請求項4】 製品仕様のある項目の値を他の1つまた
    は複数の項目から数値の許容範囲の式または,文字列の
    許容値の関係として記録したチェックルールを製品仕様
    データベースに有し,このチェックルールに基づいて求
    められ,対比項目値表示列中に表示される許容範囲の値
    または,許容値が,対応する項目値編集列の値から外れ
    る値として表示される対比項目値表示列中の行が着色さ
    れることを特徴とする請求項1記載の製品仕様決定支援
    システム。
  5. 【請求項5】 製品仕様データベースに,製品仕様項目
    の各項目毎に入力するメニューデータの値が格納され,
    項目値編集列の入力時にメニュー起動手段によりメニュ
    ーデータが表示されこのメニューデータから製品仕様の
    値を入力する構成としたことを特徴とする請求項1記載
    の製品仕様決定支援システム。
  6. 【請求項6】 製品仕様データベースにそれぞれの製品
    仕様の項目と,その製品仕様の項目が記載された文書が
    文書名あるいは文書番号などで関連付けられて格納さ
    れ,各製品仕様の項目からその文書を検索し,または,
    文書名あるいは文書番号を検索する構成とした請求項1
    記載の製品仕様決定支援システム。
  7. 【請求項7】 各製品仕様の項目と製品仕様のいくつか
    の項目を記載している文書中に記載している製品仕様の
    記入個所との対応関係を記述した仕様対応関係記述部
    と、前記仕様対応関係記述部に記述された対応関係に基
    づいて,製品仕様データベースに格納されている製品仕
    様の値を前記文書中に記入,または,前記文書中に記載
    された製品仕様の値を前記製品仕様データベースに格納
    するデータベースアクセス処理部とを有することを特徴
    とする請求項1記載の製品仕様決定支援システム。
  8. 【請求項8】 製品仕様のデータを格納する製品仕様デ
    ータベースと,製品仕様の表示・編集操作を行う操作端
    末とを用いて,操作端末の表示画面に対し,製品の機種
    を指定する機種指定部と,製品仕様の分類を指定する仕
    様分類指定部と,前記仕様分類指定部で指定された仕様
    項目の一覧表を操作する項目操作部とを表示し,前記項
    目操作部に,製品仕様項目の項目名を表示する項目名表
    示列と,前記項目名表示列に表示する各製品仕様項目に
    対応する製品仕様の値のデータを前記製品仕様データベ
    ースから呼び出して項目値編集列に表示し,前記項目値
    編集列において,データの入力・編集を行い,編集後の
    データを前記製品仕様データベースに格納するととも
    に,前記項目値編集列と対に製品仕様の値を1列以上の
    対比項目値表示列に表示する製品仕様決定支援プログラ
    ムを記録したコンピュータ読取り可能な製品仕様決定支
    援プログラム記録媒体。
  9. 【請求項9】 対比項目値表示列に,機種指定部で指定
    した機種の製品仕様または,開発段階等のいくつかの時
    点や同じ機種のいくつかのバリエーションにおける製品
    仕様のデータの一覧を表示し,前記対比項目値表示列に
    表示された各行の値が項目値編集列の値と異なる場合,
    表示画面上で着色され,前記対比項目値表示列中から選
    択される一行または複数行の各行の値を項目編集列にコ
    ピーすることを特徴とする請求項8記載の製品仕様決定
    支援プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な製
    品仕様決定支援プログラム記録媒体。
  10. 【請求項10】 製品仕様を決定すべき仕様項目の値を
    他の1つまたは複数の仕様項目から導くための製品仕様
    項目の間の計算式や文字列の処理などの一定の関係を記
    録し,製品仕様データベースに格納された転記ルールに
    より導かれ,対比項目値表示列の各行に表示された各項
    目の計算結果の値が項目値編集列の値と異なる場合,そ
    の行を着色し,前記対比項目値表示列中から選択される
    一行または複数行の各行の値を項目値編集列にコピーす
    ることを特徴とする請求項8記載の製品仕様決定支援プ
    ログラムを記録したコンピュータ読取り可能な製品仕様
    決定支援プログラム記録媒体。
  11. 【請求項11】 製品仕様のある項目の値を他の1つま
    たは複数の項目から数値の許容範囲の式または,文字列
    の許容値の関係であるチェックルールとして製品仕様デ
    ータベースに記録し,このチェックルールに基づいて求
    められ,対比項目値表示列中に表示される許容範囲の値
    または,許容値が,対応する項目値編集列の値から外れ
    る値として表示される対比項目値表示列中の行を着色す
    ることを特徴とする請求項8記載のプログラムを記録し
    たコンピュータ読取り可能な製品仕様決定支援プログラ
    ム記録媒体。
  12. 【請求項12】 製品仕様データベースに格納され,製
    品仕様項目の各項目毎に入力するメニューから項目編集
    列の入力時にメニュー起動手段によりメニューデータを
    表示し,前記メニューデータから製品仕様の値を入力す
    る構成としたことを特徴とする請求項8記載の製品仕様
    決定支援プログラムを記録したコンピュータ読取り可能
    な製品仕様決定支援プログラム記録媒体。
  13. 【請求項13】 製品仕様データベースにそれぞれの製
    品仕様の項目と,その製品仕様の項目が記載された文書
    を文書名あるいは文書番号などで関連付けて格納し,格
    納された各製品仕様の項目からその文書を検索し,また
    は,文書名あるいは文書番号を検索することを特徴とす
    る請求項8記載の製品仕様決定支援プログラムを記録し
    たコンピュータ読取り可能な製品仕様決定支援プログラ
    ム記録媒体。
  14. 【請求項14】 製品仕様の各項目と製品仕様のいくつ
    かの項目を記載している文書中に記載している前記製品
    仕様の記入個所との対応関係を記述したデータを記録
    し,かつ,この対応関係のデータに基づいて,製品仕様
    データベースに格納されている製品仕様の値を前記文書
    中に記入,または,前記文書中に記載された製品仕様の
    値を前記製品仕様データベースに格納することを特徴と
    する請求項8記載の製品仕様決定支援プログラムを記録
    したコンピュータ読取り可能な製品仕様決定支援プログ
    ラム記録媒体。
JP2000033004A 2000-02-10 2000-02-10 製品仕様決定支援システム及び製品仕様決定支援プログラム記録媒体 Pending JP2001222566A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003099498A (ja) * 2001-09-19 2003-04-04 Mazda Motor Corp 新型車両の企画立案支援のためのコンピュータ・プログラム
JP2003099478A (ja) * 2001-09-19 2003-04-04 Mazda Motor Corp 新型車両の企画立案支援のためのコンピュータ・プログラム
JP2003099499A (ja) * 2001-09-19 2003-04-04 Mazda Motor Corp 新型車両の企画立案支援のためのコンピュータ・プログラム
JP2003099496A (ja) * 2001-09-19 2003-04-04 Mazda Motor Corp 新型車両の企画立案支援のためのコンピュータ・プログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003099498A (ja) * 2001-09-19 2003-04-04 Mazda Motor Corp 新型車両の企画立案支援のためのコンピュータ・プログラム
JP2003099478A (ja) * 2001-09-19 2003-04-04 Mazda Motor Corp 新型車両の企画立案支援のためのコンピュータ・プログラム
JP2003099499A (ja) * 2001-09-19 2003-04-04 Mazda Motor Corp 新型車両の企画立案支援のためのコンピュータ・プログラム
JP2003099496A (ja) * 2001-09-19 2003-04-04 Mazda Motor Corp 新型車両の企画立案支援のためのコンピュータ・プログラム

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