JP2005293403A - 設計業務支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 設計情報の活用履歴をユーザの手間を掛けずに蓄積すると共に、設計結果の再利用を容易にする。
【解決手段】 設計業務手順を示す業務プロセステンプレートを入出力装置101Aの操作画面に表示し、前記業務プロセステンプレートの設計業務手順に沿って設計情報を提供する業務誘導手段107と、設計結果が蓄積される設計情報データベース103と、設計業務手順とその設計業務手順に対して提供もしくはその設計業務手順において設計の成果として生成された設計情報との関連付け情報を設計情報毎に活用履歴テンプレートに記録する活用履歴自動記録手段108と、前記活用履歴テンプレートを格納し管理する設計情報活用履歴データベース105と、活用履歴テンプレートから過去に設計情報が活用された業務プロセステンプレートを検索し可視化する活用履歴検索可視化手段109と、を含んで設計業務支援装置を構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、計算機、データベース及び各種ソフトウェアツールを用いて設計業務を支援する設計業務支援装置に係り、特に設計業務で利用された設計情報の活用履歴を記録するようにした設計業務支援装置に関する。
近年のパーソナルコンピュータやネットワークなどの計算機環境の進歩により、製造業における設計業務もこれらの計算機環境や各種のソフトウェアを活用して行われるようになった。これに伴い、設計業務に関連する資料(設計仕様書、技術資料、解析資料等)や設計結果(図面、設計書等)を電子データで作成し保管し、さらに設計結果を再利用することが非常に多くなっている。現在、このような設計業務に係わる設計情報を管理するデータベースとして、一般的には文書管理システムが用いられている。この文書管理システムに登録された設計情報について、その活用履歴や関連情報を検索し活用する方法としては以下に示す二つの方法がある。
一つの方法は、ある設計情報Aの更新によって他の設計情報Bの更新が要求されるような場合に、設計情報A,B間のリンク付けを行なうことにより設計情報Aに関連する設計情報Bを検索し参照する方法である。この場合、設計情報A,B間のリンク付け作業に手間が掛かるが、設計資料を編集する場合に関連資料として参照した設計資料とその参照時間を一時的に記憶しておき、編集終了時のリンク付け作業に参考情報として提示することで作業の手間を低減する方法がある。この方法について特許文献1に記載されている。
もう一つの方法は、文書情報を管理するデータベースとは別に、文書情報に対する操作履歴を記録する操作履歴情報のデータベースと、文書情報の変更に関するデータ履歴情報を記録するデータ履歴情報のデータベースを設けることにより、文書情報に関する操作情報や操作理由等をトレースする方法である。この方法によれば文書情報への操作単位で操作履歴の情報をデータベースに蓄積すると共に、ユーザによる指示に基づいて文書情報のデータ変更履歴の情報もデータベースに蓄積することにより、文書履歴の情報を容易に検索することができる。この方法について特許文献2に記載されている。
特開平8−161347号公報(第1頁、図1) 特開2001−265760号公報(第1頁、図1)
上記特許文献1、2記載の従来の設計情報の変更や活用に関する履歴情報を管理し検索する方法に関しては下記に示す問題点があった。
一つ目は、ある設計情報が設計業務で活用された場合に、設計プロセスや関連する設計情報との対応関係をデータベースに蓄積するためには人手による手間が掛かるという点である。通常、検索のためのキーワードや文章によるコメントをユーザが設計情報に付加してデータベースに格納するが、キーワードやカテゴリが多くなると入力に時間が掛かる。また、同一の設計情報であっても設計業務における活用場面によっては異なるキーワードやコメントが必要になり、それらの設定がさらに煩雑な作業になっている。
二つ目は、設計情報が設計プロセスの中のどの設計業務で活用されたのかを検索することが難しいという点である。例えば、設計変更やトラブル対策で設計情報Aを改変する必要が生じた場合、この設計情報Aが活用された設計業務や開発プロジェクトを洗い出す必要がある。その際、従来の方法では設計情報Aにアクセスした日付やユーザ名等から推定しなければならない。また、その設計情報Aを基に作成された別の設計情報Bを探し出すようなことは、それらの設計情報間の関連付けをユーザが事前に設定しておかなければ出来なかった。
本発明の課題は、設計業務プロセスを支援する設計業務支援システムの中で設計情報の活用履歴に関する情報をユーザの手間を掛けずに蓄積すると共に、設計結果の再利用を容易にすることにある。
上記課題は、設計業務手順を示す業務プロセステンプレートを操作画面に表示し、前記業務プロセステンプレートに示された設計業務手順に沿って設計情報の提供と設計結果のデータベースへの蓄積を支援する設計業務支援装置であって、設計業務手順とその設計業務手順に対して提供もしくはその設計業務手順において設計の成果として生成された設計情報との関連付け情報を設計情報毎に活用履歴として記録する活用履歴自動記録手段と、前記活用履歴を格納し管理する設計情報活用履歴データベースと、を含んでなる設計業務支援装置により達成される。
設計情報の活用履歴に関する情報をユーザの手間を掛けずに蓄積するには、設計業務の手順が定義された業務プロセステンプレートに沿って順番に設計作業を誘導する設計業務支援装置に、前記関連付け情報を設計情報の活用履歴として記述する書式、つまり設計情報活用履歴テンプレート及びこの設計情報活用履歴テンプレートを蓄積する設計情報活用履歴データベースを新たに設け、前記業務プロセステンプレートのなかのある設計業務手順で設計情報が活用されたときあるいは設計情報が生成されたときに、その設計情報と業務プロセステンプレートの前記設計業務手順を関連づける活用履歴を前記設計情報活用履歴テンプレートに自動記録する設計情報活用履歴自動記録手段を備えることにより解決できる。
また、上記構成によれば、ある設計業務手順において設計の成果として生成された設計情報が指定されれば、その設計情報に係る前記設計情報活用履歴テンプレートを検索すれば、設計情報が生成された設計業務手順及びその設計業務手順が含まれる業務プロセステンプレートを、前記設計情報活用履歴テンプレートに基づいて容易に見出すことができるから、設計情報が生成された設計業務手順とそれに関連して用いられた設計情報を確認することができ、設計の成果として生成された設計情報の再利用が容易になる。
設計情報と業務プロセステンプレートの前記設計業務手順を関連づける情報としては、少なくとも、設計情報の名称と、その設計情報が提供された設計業務手順名称と、その設計業務手順が含まれる業務プロセステンプレートの名称と、前記設計情報の利用の形態とを含むものであることが望ましい。
前記設計情報の利用の形態は、前記設計情報を参考に用いたのか、前記設計情報を加工して新たな設計情報を生成するのに用いたのか、前記設計情報は当該設計業務手順で新たに生成されたものであるのか、の区別を示すものである。
また、前記設計業務支援装置は、指定された設計情報に係る設計情報の活用履歴を前記設計情報活用履歴データベースから検索し、検索された設計情報の活用履歴を操作画面に表示する活用履歴検索可視化手段を含んでなるものとするのが望ましい。
また、前記設計業務支援装置は、設計情報の活用履歴から該設計情報が提供された設計業務手順を含む業務プロセステンプレートを検索し、検索された業務プロセステンプレートを操作画面に表示する活用履歴検索可視化手段を含んでなるものとするのが望ましい。
また、前記業務プロセステンプレートを構成するデータには、その業務プロセステンプレートに含まれる設計業務手順と、その設計業務手順に対して提供もしくはその設計業務手順で生成された設計情報の名称を対応付けるデータが含まれており、指定された設計業務手順に対応する設計情報のうちの指定された設計情報の活用履歴を前記設計情報活用履歴データベースから検索し、検索された活用履歴を操作画面に表示する活用履歴検索可視化手段を含んでなるものとするのが望ましい。
本発明によれば、活用履歴情報の入力の手間が大幅に低減され、さらに設計情報が活用された業務プロセスを検索し表示することが容易になる。特に、設計変更で設計情報が変更になる場合等に、その設計情報変更が影響を及ぼす過去の設計業務プロセスを特定することが簡単になる。また、ある設計情報Sが設計の成果として作成されたものであるとき、その設計情報が作成された設計業務手順やその設計業務手順で利用された設計情報などを容易に検索でき、設計情報Sの作成由来が確認できるから、設計情報Sを再利用するのが容易になる。
1.システム構成
図1は、本発明の実施例に係る設計業務支援装置のシステム構成図である。本実施例の設計業務支援装置は,システム使用者がデータを入力したり処理結果を表示したりするためのキーボード、マウス、ディスプレイ(操作画面)等からなる入出力装置101Aと、入出力装置101Aに接続された演算装置101Bと、演算装置101Bに接続された記憶装置101Cと、を含んで構成されている。
記憶装置101Cは、各種の設計業務手順(以下、設計業務プロセスという)を記述した業務プロセステンプレートが格納されている業務プロセステンプレートデータベース102と、設計仕様書、技術資料、解析資料、設計書等の設計資料(設計情報)が格納されている設計情報データベース103と、設計情報データベースに格納されている設計情報の名称と関連データの一覧表を管理する設計情報管理データベース104と、設計情報の活用履歴情報を記述する設計情報活用履歴テンプレートを格納する設計情報活用履歴データベース105と、をソフトウェアとして備えている。設計情報の活用履歴情報は、設計情報と業務プロセステンプレートの前記設計業務手順を関連づける情報であり、詳細は後述する。図2に、業務プロセステンプレートを画面表示した例を示す。
図1のシステム構成では、設計情報データベース103は一つのデータベースとして記載しているが、ネットワークで接続された複数のデータベース群として構成することも可能である。但し、この場合は設計情報管理データベース104では全ての設計情報データベースに格納されている設計情報の一覧表を管理することになる。
演算装置101Bは、前記業務プロセステンプレートと設計情報活用履歴テンプレートを用いて設計業務の誘導や設計情報履歴の可視化等の設計業務支援を行う設計業務支援手段106をソフトウェアとして備える。設計業務支援手段106は、業務プロセステンプレートに記述された設計業務プロセスに沿って参照すべき設計情報をシステム使用者に提供したり設計結果の情報を設計情報データベース103に格納したりすることで設計業務を誘導する業務誘導手段107と、設計情報データベース103内の設計情報を業務プロセステンプレートを介して活用した時にその設計情報の活用履歴を設計情報活用履歴テンプレートへ自動的に記録する活用履歴自動記録手段108と、設計情報活用履歴データベース105内の設計情報活用履歴テンプレートに基づき設計情報の活用履歴を可視化する活用履歴検索可視化手段109と、を含んで構成されている。
2.設計情報活用履歴の記録方法
まず始めに業務プロセステンプレートを用いた設計業務支援方法について説明する。設計業務支援装置が起動されると、業務誘導手段107により、業務プロセステンプレート名称(例えばソフトウェア開発)、設計業務の名称(例えばA社システム開発)、プロジェクトの名称、ユーザ名、業務プロセステンプレート検索用キーワード等が一覧表形式で画面表示される。ユーザが一覧表中のひとつ以上の項目(ここでは、業務プロセステンプレート名称(例えばソフトウェア開発)と設計業務の名称(例えばA社システム開発))を指定して検索をかけると、業務誘導手段107は、図1に示した業務プロセステンプレートデータベース102から、図2に示すような業務プロセステンプレート200を読み出し、操作画面に表示する。
ある設計業務(例えばA社システム開発)を始める段階では、設計業務の名称欄にはA社システム開発という名称は、当然、含まれていない。この場合は、業務プロセステンプレート名称(例えばソフトウェア開発)と設計業務の名称(未設定)を指定して検索する。業務プロセステンプレートの業務プロセステンプレート名称がソフトウェア開発である、共通データ入力画面が表示されるから、そこに必要なデータ、例えば設計業務の名称「A社システム開発」を入力して業務プロセステンプレートデータベース102に格納する。改めて、業務プロセステンプレート名称、設計業務の名称、プロジェクトの名称、ユーザ名、業務プロセステンプレート検索用キーワード等を一覧表形式に画面表示させ、業務プロセステンプレート名称(例えばソフトウェア開発)、設計業務の名称(例えばA社システム開発)と入力して検索をかけると、図2に示すような業務プロセステンプレート200が取り出され、操作画面に表示される。
業務プロセステンプレート200の表示画面は、共通データ表示部分201と業務プロセス表示部分202から構成されている。共通データ表示部分201にはテンプレート名称や設計業務名称等が表示される。また、業務プロセス表示部分202には複数の単位業務プロセスに分割して定義された設計業務プロセスが時系列かつ階層的に表示される。さらに各単位業務プロセスを指定するとコマンドメニュー203が画面に表示される。コマンドメニュー203では、参照すべき設計情報(参照情報)、設計成果物として作成された設計情報(成果情報)、関連情報として参照した設計情報(参考情報)を、設計情報データベースから検索したり設計情報データベースに登録したりすることができる。参照情報、成果情報、及び参考情報は、設計作業におけるインプット、アウトプット、及びリファランスに、それぞれ相当するものである。
以上のように本システムは業務プロセステンプレートの設計業務プロセスに沿って必要な設計情報の提供と設計結果の蓄積を行うことにより設計業務を支援するものである。
業務プロセステンプレートのデータ構造を図3に示す。業務プロセステンプレートのデータ構造は大きく3つのパートに分けられる。
一つ目のパートはプロセステンプレート共通データ301であり、テンプレート名称(例えばソフトウェア開発)、設計業務の名称(例えばA社システム開発)、プロジェクトの名称、ユーザ名、検索用キーワード、コメント等のデータが記載される。
二つ目のパートは単位業務プロセスデータ302であり、単位業務プロセス毎に業務プロセスの名称、業務内容の概要、参照情報、成果情報、参考情報、進捗状況に関するデータが記載される。さらに、参照情報、成果情報、参考情報に関しては設計情報管理データベース内の格納先アドレスを個々に記述することにより、それらの情報に素早くアクセスすることができる。
三つ目のパートはプロセス順序/階層データ303である。ここでは前述の単位業務プロセスデータ302で記述した単位業務プロセスについて、それらが実行される順番と単位業務プロセス間の親子関係に関するデータが記載される。
次に、設計情報活用履歴テンプレート(以下、活用履歴テンプレートという)のデータ構造を図4に示す。活用履歴テンプレートも業務プロセステンプレートと同じ3つのパートから構成される。
一つ目のパートは活用履歴テンプレート共通データ401であり、テンプレート名称(ドキュメントの名称)、設計情報のファイル名称(電子データのファイル名称)、設計情報の格納先アドレス、検索用キーワード、コメント等のデータが記載される。ここで設計情報の格納先アドレスとは設計情報管理データベース内の格納先アドレスである。
二つ目のパートは活用履歴データ402であり、活用単位毎に活用履歴データの名称(使用した仕事の名称)、業務プロセステンプレート名称と単位業務プロセス名称、業務プロセステンプレートの格納先アドレス、設計業務名称、プロジェクト名称等が記載される。
三つ目のパートは活用履歴の順序データ403である。ここでは前述の活用履歴データ402で記述した活用履歴データについて、それらの時系列順番等が記載される。
設計情報管理データベースのデータ構造を図5に示す。設計情報管理データベースのデータ構造は、設計情報一覧表なる表形式のデータ構造である。すなわち、設計情報データベース内の各設計情報に関して、項番、設計情報の名称、設計情報の格納先アドレス(設計情報データベースのアドレス)、活用履歴テンプレートの名称、活用履歴テンプレートの格納先アドレス(設計情報活用履歴データベースのアドレス)、コメント、検索用キーワードを属性情報として持つ。これにより、各設計情報から活用履歴テンプレートを容易に検索することができる。
次に活用履歴テンプレートへの設計情報活用履歴の記録方法について図6を用いて説明する。図6は業務プロセステンプレート200の「プログラム設計仕様書作成」という単位業務プロセスにおいて、コマンドメニュー203の「参考情報」を指定し、設計情報管理データベース104の設計情報一覧表の中から選択した設計情報を設計情報データベース103から検索し、操作画面に呼び出して利用する場合を示している。
コマンドメニュー203で指定された「参考情報」を「プログラム設計仕様書作成」という単位業務プロセスの単位業務プロセスデータの「参考情報」欄のデータに基づいて、設計情報管理データベース104の設計情報一覧表の中から拾い出して一覧表として操作画面に表示する作業や、表示された参考情報の一覧表中からユーザにより指定された設計情報を設計情報データベース103から検索して操作画面に呼び出す作業は、前記業務誘導手段107により、実行される。
操作画面に表示される参考情報の前記一覧表は、図5に示す設計情報管理データのうち、項番、設計情報の名称、コメント、検索用キーワード1,2を含むものとしてある。検索用キーワード1,2は、本実施例では、当該設計情報の作成日、作成者名としたが、他の内容の語句でもよい。
操作画面に表示された参考情報の一覧表上で、ある設計情報がユーザにより指定されると、業務誘導手段107は、操作画面に、設計情報表示、活用履歴データ表示などのコマンドを表示する。ユーザにより、設計情報表示のコマンドが選択されると、業務誘導手段107は、前記選択、指定された設計情報を設計情報データベース103から検索して読み出し、操作画面に表示する。
ユーザにより、設計情報表示のコマンドが選択された段階で、活用履歴自動記録手段108が作業を開始する。活用履歴自動記録手段108は、まず参考情報の一覧表上で指定された設計情報に関して、設計情報管理データベース104の設計情報一覧表に記載されている活用履歴テンプレートのデータの格納先アドレスを求め、これを基に設計情報活用履歴データベース105から、参考情報として取り出した設計情報に関する活用履歴テンプレートのデータ400を検索する。過去に活用履歴が無く活用履歴テンプレートが存在しない設計情報の場合には当該設計情報に係る活用履歴テンプレートを新規に生成する。
活用履歴自動記録手段108は次に、活用履歴データの名称、業務プロセステンプレート200の該当する単位業務プロセス(前記参考情報を指定したときのコマンドメニュー203を読み出したときの単位業務プロセス)のデータ(テンプレート名称、設計業務の名称、プロジェクトの名称、ユーザ名、単位業務プロセス名称)、活用の形態(この場合、参考)、活用日時などを、前記検索した活用履歴テンプレートのデータ400に活用履歴データとして追記する。業務プロセステンプレートの格納先アドレスは、業務誘導手段107が業務プロセステンプレート200を表示するために保持しているので、それを読み込む。なお、活用履歴データの名称はあらかじめ定めた方式(本実施例では、設計業務名と単位業務プロセス名の組み合わせ)にしたがって記載する。例えば使用した仕事ごとの追番としてもよい。
関連する活用履歴テンプレートの名称とその格納先アドレスの欄には、例えば、対象にしている設計情報Sが、他の設計情報Kを一部変更して新たに生成されたものであるときのように、設計情報Sが他の設計情報Kと親子関係にあるとき、設計情報Kに係る活用履歴テンプレートの名称とその格納先アドレスが記載される。この場合、設計情報Kに係る活用履歴テンプレートの活用履歴データにも、設計情報Sに係る活用履歴テンプレートの名称とその格納先アドレスが記載される。
活用履歴自動記録手段108はまた、活用履歴の順序データを活用履歴テンプレートのデータ400に記載する。これは、活用履歴データの名称を時系列で記録するものである。
活用履歴自動記録手段108は最後に、新たに活用履歴データを記載した活用履歴テンプレートのデータ400を設計情報活用履歴データベース105に格納し、その格納先アドレスを設計情報管理データベース104の設計情報一覧表に記入することで活用履歴の記録処理を完了する。なお、活用履歴テンプレートは、操作画面に表示する場合は、図6の活用履歴テンプレート400Aに示す形式で表示される。本実施例では、活用履歴データの名称に活用の形態を付記し、時系列順に表示してある(図6、図7では、活用の形態および名称の一部の表示を省略してある)。
上述の例は、設計情報活用履歴を人手を介さずに自動的に記録するものであるが、活用履歴を記録するかどうかをユーザに判断してもらうためのユーザインターフェースを設けることも可能である。また、「参考情報」以外の場合も同様であり、設計情報管理データベース104へのアクセスが発生した時点で前述の活用履歴の記録処理をすることになる。
3.設計情報活用履歴の検索可視化方法
次に、設計情報活用履歴を検索し可視化することにより設計業務を支援する方法について述べる。図7は業務プロセステンプレート200の「プログラム設計仕様書作成」という単位業務プロセスにおいて過去に作成したプログラム設計仕様書等の設計成果情報がその後どのような設計業務プロセスで活用されたかを検索する場合を示している。ユーザは、まず業務プロセステンプレート200の「プログラム設計仕様書作成」という単位業務プロセスを指定してコマンドメニュー203を表示させ、コマンドメニュー203の「成果情報」を選択する。
業務誘導手段107は、「プログラム設計仕様書作成」という単位業務プロセスの単位業務プロセスデータの「成果情報」欄のデータに基づいて、設計情報管理データベース104の設計情報一覧表の中から該当する設計情報を拾い出して先に述べたと同様な一覧表として操作画面に表示する。表示された成果情報の一覧表中からユーザによりある設計情報(成果情報)が選択、指定されると、業務誘導手段107は、操作画面に、設計情報表示、活用履歴データ表示などのコマンドを表示する。ユーザにより、設計情報表示のコマンドが選択されると、業務誘導手段107は、前記選択、指定された設計情報を設計情報データベース103から検索して読み出し、操作画面に表示するが、この場合、ユーザは、過去に作成したプログラム設計仕様書等の設計成果情報がその後どのような設計業務プロセスで活用されたかを検索するので、活用履歴データ表示のコマンドを選択する。
活用履歴データ表示のコマンドが選択されると、活用履歴検索可視化手段109が作業を開始し、設計情報管理データベース104の設計情報一覧表から前記選択、指定された設計情報(成果情報)に関する活用履歴テンプレートのデータの格納先アドレスを求める。活用履歴検索可視化手段109は、これを基に設計情報活用履歴データベース105から活用履歴テンプレートのデータ400を検索し、検索された活用履歴テンプレートのデータ400に基づいて活用履歴テンプレート400Bを操作画面に表示する。これにより、ユーザは過去に作成した成果情報を活用した設計業務名称と単位業務プロセスの一覧を参照することができる。
一方、図8は現在参照している設計情報がどの設計業務プロセスで作成されたかを検索する場合を示している。ユーザは、まずB社システム開発用の業務プロセステンプレート200Aの単位業務プロセス「システムテスト」で、コマンドメニュー203により、参照情報を選択する。業務誘導手段107は、「システムテスト」という単位業務プロセスの単位業務プロセスデータの「参照情報」欄のデータに基づいて、設計情報管理データベース104の設計情報一覧表の中から該当する設計情報を拾い出して先に述べたと同様な一覧表として操作画面に表示する。表示された参照情報の一覧表中からユーザによりある設計情報、ここでは「システム設計仕様書」が選択、指定されると、業務誘導手段107は、操作画面に、設計情報表示、活用履歴データ表示などのコマンドを表示する。
ユーザにより、活用履歴データ表示のコマンドが選択されると、活用履歴検索可視化手段109が作業を開始し、設計情報管理データベース104の設計情報一覧表から前記選択、指定された設計情報(システム設計仕様書)に関する活用履歴テンプレートのデータの格納先アドレスを求める。活用履歴検索可視化手段109は、これを基に設計情報活用履歴データベース105から活用履歴テンプレートのデータ400を検索し、検索された活用履歴テンプレートのデータ400に基づいて活用履歴テンプレート400Cを操作画面に表示する。
さらに活用履歴テンプレート400Cの中から目的の活用履歴データの名称、ここでは、「システム設計仕様書」が最初に作成された「A社システム開発/システム設計/システム設計仕様書作成「作成」」をユーザが指定すると、活用履歴検索可視化手段109は、活用履歴テンプレートのデータ400に、指定された活用履歴データの名称のもとに含まれる業務プロセステンプレートの格納先アドレスを検索し、A社システム開発用の業務プロセステンプレート200を操作画面に表示する。
これにより、「システム設計仕様書」が作成された設計業務手順(単位業務プロセス)を容易に特定できると共に、その前後の単位業務プロセスや「システム設計仕様書」を作成するために参照した関連情報も業務プロセステンプレートにより容易に検索することができる。
すなわち、ユーザは、その設計情報が作成された設計業務手順やその設計業務手順で利用された設計情報などを容易に検索でき、成果情報である設計情報の作成由来が確認できるから、設計情報(成果情報)を再利用するのが容易になる。
本発明の実施例に係る設計業務支援装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例に係る業務プロセステンプレートの画面表示例を示す平面図である。 本発明の実施例に係る業務プロセステンプレートのデータ構造を示す図である。 本発明の実施例に係る活用履歴テンプレートのデータ構造を示す図である。 本発明の実施例に係る設計情報管理データの構造を示す図である。 本発明の実施例に係る設計情報活用履歴の記録方法を示すブロック図である。 本発明の実施例に係る設計情報活用履歴の検索、可視化の手順の例を示すブロック図である。 本発明の実施例に係る設計情報活用履歴の検索、可視化の手順の他の例を示すブロック図である。
符号の説明
101A 入出力装置
101B 演算装置
101C 記憶装置
102 業務プロセステンプレートデータベース
103 設計情報データベース
104 設計情報管理データベース
105 設計情報活用履歴データベース
106 設計業務支援手段
107 業務誘導手段
108 活用履歴自動記録手段
109 活用履歴検索可視化手段

Claims (6)

  1. 設計業務手順を示す業務プロセステンプレートを操作画面に表示し、前記業務プロセステンプレートに示された設計業務手順に沿って設計情報の提供と設計結果のデータベースへの蓄積を支援する設計業務支援装置であって、設計業務手順とその設計業務手順に対して提供もしくはその設計業務手順において設計の成果として生成された設計情報との関連付け情報を設計情報毎に活用履歴として記録する活用履歴自動記録手段と、前記活用履歴を格納し管理する設計情報活用履歴データベースと、を含んでなる設計業務支援装置。
  2. 請求項1に記載した設計業務支援装置において、前記活用履歴は、設計情報の名称と、その設計情報が提供もしくは生成された設計業務手順名称と、その設計業務手順が含まれる業務プロセステンプレートの名称と、前記設計情報の利用の形態とを含んでなることを特徴とする設計業務支援装置。
  3. 請求項1または2に記載した設計業務支援装置において、前記利用の形態は、前記設計情報を参考に用いたのか、前記設計情報を加工して新たな設計情報を生成するのに用いたのか、前記設計情報は当該設計業務手順で新たに生成されたものであるのか、の区別を示すものであることを特徴とする設計業務支援装置。
  4. 請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載した設計業務支援装置において、指定された設計情報の活用履歴を前記設計情報活用履歴データベースから検索し、検索された設計情報の活用履歴を操作画面に表示する活用履歴検索可視化手段を含んでなることを特徴とする設計業務支援装置。
  5. 請求項1〜4のうちのいずれか1項に記載した設計業務支援装置において、設計情報の活用履歴から該設計情報が提供された設計業務手順を含む業務プロセステンプレートを検索し、検索された業務プロセステンプレートを操作画面に表示する活用履歴検索可視化手段を含んでなることを特徴とする設計業務支援装置。
  6. 請求項1〜5のうちのいずれか1項に記載した設計業務支援装置において、前記業務プロセステンプレートを構成するデータにはその業務プロセステンプレートに含まれる設計業務手順に関連する設計情報の名称が含まれており、指定された設計業務手順に関連する設計情報のうちの指定された設計情報の活用履歴を前記設計情報活用履歴データベースから検索し、検索された活用履歴を操作画面に表示する活用履歴検索可視化手段を含んでなることを特徴とする設計業務支援装置。
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