JP2003316829A - 設計業務支援装置 - Google Patents

設計業務支援装置

Info

Publication number
JP2003316829A
JP2003316829A JP2002125644A JP2002125644A JP2003316829A JP 2003316829 A JP2003316829 A JP 2003316829A JP 2002125644 A JP2002125644 A JP 2002125644A JP 2002125644 A JP2002125644 A JP 2002125644A JP 2003316829 A JP2003316829 A JP 2003316829A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
design
knowledge
search
file
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002125644A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Onodera
誠 小野寺
Norihiko Nonaka
紀彦 野中
Ichiro Nishigaki
一朗 西垣
Hiromitsu Tokisue
裕充 時末
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2002125644A priority Critical patent/JP2003316829A/ja
Publication of JP2003316829A publication Critical patent/JP2003316829A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 設計業務で技術情報を参照するとき、容易に
かつ確実に最新の情報を参照できるようにする。 【解決手段】 プロセステンプレート作成部110で、
一連の設計業務プロセスを順序付けられた複数の単位設
計業務プロセスの集合で表現した設計業務プロセステン
プレートデータを生成するとともに各単位設計業務プロ
セスに対して関連する設計ナレッジを検索するための検
索キーワードを設定し、検索実行スケジューリング部1
05で、前記検索キーワードによる検索のスケジュール
を生成し、設計ナレッジ検索実行部107で、各単位設
計業務プロセスに設定された前記検索キーワードを用
い、前記検索スケジュールにしたがって設計ナレッジが
記述されたファイルが登録されているナレッジファイル
データベース104から該検索キーワードに合致する設
計ナレッジファイルを検索し、検索された設計ナレッジ
ファイルを該単位設計業務プロセスに関連付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,設計業務を誘導す
る設計業務支援システムに係り、特に設計業務に必要な
ノウハウや知識を、設計業務プロセス単位で管理し、該
ノウハウや知識を自動収集する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】設計業務を支援するシステムとしては、
製品形状を2次元もしくは3次元的にコンピューター上
で仮想的に作成するCADシステムや製品の物理現象を
コンピューター上で模擬するCAEシステム等がある。
従来、CADシステムでは、設計事例や設計基準、事故
事例などのノウハウを参考に製品形状を作成している
し、またCAEシステムにおいても、解析事例や解析モ
デル化ノウハウ、解析結果評価ノウハウ等を利用して数
値シミュレーションを行っている。以降、前述の設計事
例や設計基準、事故事例、解析事例、解析モデル化ノウ
ハウ、解析結果評価ノウハウ等を設計ナレッジと呼ぶ。
【0003】これら設計ナレッジを効率的に活用する方
法として以下に示すものがある。
【0004】一つ目は、CAEシステムが提供するカス
タマイズツールを利用して、該CAEシステムを解析対
象毎の解析作業に沿った手順にカスタマイズすることに
より、専用システムを構築する方法である。解析手順に
沿った操作方法に、解析ナレッジをプログラムやデータ
の形で埋め込むことにより、解析作業を自動化したり、
解析ナレッジを必要な場面で操作画面に表示したりする
ものである。これについては、MSC社の解析プロセス
構築支援ツールMSC/Acumenの製品カタログに
記載されている。
【0005】二つ目は、GUI(Graphical User Inter
face ヴィジュアルな画面表示でパソコン操作をやさし
くする機能)による操作画面を含むシステムの操作方法
及び該操作により生じる動作をアニメーション化しアニ
メーションデータとして登録し、操作者のコンピュータ
ーから該アニメーションデータを閲覧できるようにした
システムである。これについては、特開2001−29
7087号公報に記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これらの設計ナレッジ
を用いた設計業務支援システムには以下に示す問題があ
った。
【0007】一つ目の方法では、解析プロセスや解析ナ
レッジに基づき特定のCAEシステムが提供するカスタ
マイズツールを使って予め解析対象毎に一つの専用シス
テムとして構築するため、システム使用時に解析ナレッ
ジを更新したり、新たに創生した解析ナレッジを追加し
たりする等のシステム変更が非常に難しい。このため、
解析対象毎のシステム開発に時間と人手が掛かる。
【0008】二つ目の方法では、設計者(設計ナレッジ
参照者)は利用端末からネットワークを介してアニメー
ションファイル管理データベースにアクセスし、検索キ
ーワードを入力して所望するアニメーションデータを検
索して閲覧するものであるため、設計ナレッジを所望す
る度に検索キーワードを入力して閲覧する設計ナレッジ
を選択する必要があり、作業が煩雑になる。
【0009】また、一つ目の方法ではナレッジの更新・
追加に人手と時間がかかるという問題から、開発したシ
ステム、もしくはプロセステンプレートが陳腐化する恐
れがある。
【0010】本発明の目的は、設計業務で技術情報を参
照するとき、容易にかつ確実に最新の情報を参照できる
ようにすることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、例えば強度解
析という一連の設計業務プロセスを、順序付けられた複
数の単位設計業務プロセスに分割し、単位設計業務プロ
セスにキーワードを割り付けておくとともに、設計のノ
ウハウや技術情報などの設計ナレッジにも前記単位設計
業務プロセスに割り付けられたキーワードと同じ思想の
キーワードを付与してデータベースに格納しておき、各
単位設計業務プロセスに割り付けられたキーワードを同
じキーワードを持つ設計ナレッジをその各単位設計業務
プロセスに関連付けることにより、単位設計業務プロセ
スを指定して設計ナレッジを要求するだけで、適切な設
計ナレッジを参照できるようにしたものである。
【0012】すなわち、上記課題を達成する本発明は、
設計業務プロセスを順序付けられた複数の単位設計業務
プロセスに分割してそれぞれに名称を付した設計業務プ
ロセステンプレートデータを記憶装置に格納し、単位設
計業務プロセスの実行に際して参考となる設計ナレッジ
を前記設計業務プロセステンプレートデータの対応する
単位設計業務プロセスの名称に関連付けて設計ナレッジ
記憶装置に電子データのナレッジファイルとして格納記
憶し、単位設計業務プロセスの名称を指定することで該
単位設計業務プロセスの名称に関連付けられたナレッジ
ファイルを前記設計ナレッジ記憶装置から読み出して出
力する設計業務支援装置であって、前記設計業務プロセ
ステンプレートデータの単位設計業務プロセスに対して
キーワードを設定するキーワード設定手段と、単位設計
業務プロセスに設定されたキーワードに合致するナレッ
ジファイルを前記設計ナレッジ記憶装置から検索し、検
索されたナレッジファイルを前記設計業務プロセステン
プレートデータの単位設計業務プロセスに関連付ける検
索実行手段と、を含んでなることを特徴とする。
【0013】上述のように構成し、得られた設計ナレッ
ジをナレッジファイルとして逐次設計ナレッジ記憶装置
に格納記憶することにより、設計ナレッジ記憶装置に格
納記憶されたナレッジファイルのうちの、単位設計業務
プロセスの実行に際して参照すべきナレッジファイルの
最新のものを容易に、かつ確実に参照することができ
る。
【0014】さらに、新規に作成もしくは更新もしくは
改訂したナレッジファイルを、該ナレッジファイルの内
容を示すキーワードを付与して前記設計ナレッジ記憶装
置に入力する設計ナレッジ登録手段を備え、前記検索実
行手段は、単位設計業務プロセスに設定されたキーワー
ドに合致するキーワードが付与されたナレッジファイル
を前記設計ナレッジ記憶装置から検索するよう構成する
ことにより、各単位設計業務プロセスにおいて必要な最
新の設計ナレッジを確実に参照することが容易になる。
【0015】また、前記検索実行手段が前記検索を実行
するスケジュールを指定する検索実行スケジューリング
手段を備え、前記検索実行手段を検索実行スケジューリ
ング手段が指定したスケジュールで前記検索を実行する
よう構成することで、単位設計業務プロセスに関連付け
られるナレッジファイルが定期的に最新のものに更新さ
れ、確実に新しい設計ナレッジを参照できるようにな
る。
【0016】上記の課題はまた、技術情報を検索するた
めのキーワードを電子データとして設定するキーワード
設定手段と、設定したキーワードを格納記憶するキーワ
ード格納手段と、前記キーワードを用いる検索のスケジ
ュールを電子データとして設定する検索実行スケジュー
リング手段と、設定したスケジュールを格納記憶する検
索スケジュール格納手段と、検索結果が格納される検索
履歴ファイルと、前記格納記憶されたキーワードを用
い、前記格納記憶されたスケジュールにしたがって、技
術情報が電子データのファイルとして格納されたデータ
ベースを検索し、検索に用いたキーワードと検索した日
時と検索に合致したファイルを関連付けて検索履歴ファ
イルに登録する検索実行手段と、前記検索履歴ファイル
に格納されたファイルを読み出し、画面表示もしくは印
字して出力する出力手段と、を有してなる設計業務支援
装置によっても達成される上記構成によれば、設定した
キーワードに対応する最新の技術情報を参照することが
容易になる。
【0017】また、前記検索実行手段を、検索に合致し
たファイルの名称と検索履歴ファイルに登録されている
ファイルの名称を比較し、名称が同じものがあるとき、
両ファイルの更新日時を比較する比較手段と、該検索に
合致したファイルが新しい場合に検索履歴ファイルに登
録されていたファイルを検索に合致したファイルに更新
する手段と、該検索に合致したファイルが検索履歴ファ
イルに登録されていたファイルに対して変更されている
部分を検出する手段と、該変更されている部分を強調表
示した形式で検索履歴ファイルに登録する手段と、を含
んで構成してもよい。このように構成することで、設計
ナレッジの変化した部分を確実に把握することが可能に
なる。
【0018】
【発明の実施の形態】発明者は、解析作業プロセスをプ
ロセステンプレートとして定義し、該プロセステンプレ
ートを構成する単位解析作業プロセスに該解析作業プロ
セスの実施に必要なアプリケーションを記載し、さらに
単位解析プロセスに関連する解析ナレッジファイルを関
連付けし、これを操作者が閲覧できるようにしたシステ
ムを考案した。
【0019】しかしこの方法では、対話的なGUI操作
により解析ナレッジを単位解析プロセスに関連付ける必
要があるため、新しく創生した解析ナレッジが多数のプ
ロセステンプレートに関連する場合には全てのプロセス
テンプレートに対して対話的に関連付けを行う必要があ
り、プロセステンプレートの更新に時間と人手が掛か
る。また、ナレッジの更新・追加に人手と時間がかかる
という問題から、開発したシステム、もしくはプロセス
テンプレートが陳腐化する恐れがある。
【0020】本発明はこれらの問題点の解消をも可能と
するものである。
【0021】以下、本発明の第1の実施の形態を図面を
参照して説明する。 1.本実施の形態のシステム構成 図1は、本実施の形態に係る設計業務支援装置のシステ
ム構成を示すブロック図である。本実施の形態の設計業
務支援装置は、システム使用者がデータを入力したり表
示したりするためのキーボード、ポインティングデバイ
ス、ディスプレイ等からなる入出力装置101と、入出
力装置101にそれぞれ接続されたプロセステンプレー
ト作成部110、設計ナレッジ登録部103及び検索実
行スケジューリング部105と、設計ナレッジ登録部1
03に接続されたナレッジファイルデータベース104
を格納する設計ナレッジ記憶装置である記憶装置と、プ
ロセステンプレート作成部110に接続され設計業務プ
ロセステンプレートデータ111を格納する記憶装置
と、ナレッジファイルデータベース104を格納する設
計ナレッジ記憶装置と設計業務プロセステンプレートデ
ータ111を格納する記憶装置と検索実行スケジューリ
ング部105に接続された設計ナレッジ検索実行部10
7と、を含んで構成されたコンピュータである。設計業
務プロセステンプレートデータの表示や、各要素の動作
を制御する部分などについては表示及び説明を省略して
ある。
【0022】また、以下の説明では、プロセステンプレ
ート作成部110、設計ナレッジ登録部103、検索実
行スケジューリング部105、設計ナレッジ検索実行部
107は、ハードウエアとして説明してあるが、ソフト
ウエアで構成して同様の機能を発揮するようにしてもよ
い。
【0023】プロセステンプレート作成部110は、一
連の設計業務プロセスを順序付けられた複数の単位設計
業務プロセスの集合として定義し、各単位設計業務プロ
セスに対して関連する設計ナレッジを検索するための検
索キーワードを設定した設計業務プロセステンプレート
データ111を作成する。すなわち、プロセステンプレ
ート作成部110はキーワード設定手段を兼ねている。
作成した設計業務プロセステンプレートデータ111
は、前記設計業務プロセステンプレートデータ111を
格納する記憶装置に格納される。
【0024】設計ナレッジ登録手段である設計ナレッジ
登録部103は、新規に作成もしくは更新もしくは改訂
した設計ナレッジファイル102に対応するナレッジキ
ーワードデータを付加し、設計ナレッジファイル102
と該ナレッジキーワードデータ及び登録操作をした日時
を関連付けてナレッジファイルデータベース104に登
録する。
【0025】検索実行スケジューリング手段である検索
実行スケジューリング部105は、ナレッジファイルデ
ータベース104から設計ナレッジを検索するスケジュ
ールを指定し検索実行スケジュールデータ106を作成
する。作成された検索実行スケジュールデータ106は
設計ナレッジ検索実行部107に伝送され、格納され
る。
【0026】検索実行手段である設計ナレッジ検索実行
部107は、検索実行スケジュールデータ106に記述
されたスケジュールで各単位設計業務プロセスに設定さ
れた検索キーワードに合致する設計ナレッジファイルを
該ナレッジファイルデータベース104から検索し、合
致した設計ナレッジの格納場所・名称を記述した検索結
果ナレッジデータ108を作成し、検索結果ナレッジデ
ータ108に記述された設計ナレッジを設計業務プロセ
ステンプレートデータ111の該当する単位設計業務プ
ロセスに関連付ける(後述する単位設計業務プロセスデ
ータに登録する)。
【0027】なお、本実施の形態は図示されていないイ
ンターフェースを介して社内LAN等の装置外部のネッ
トワークに接続され、そのネットワークに接続された端
末あるいはデータベースから、設計ナレッジ登録部10
3を介してナレッジファイルデータベース104にデー
タを読み込むことができるようにしてある。また、前記
ネットワークに接続された端末からシステム使用者が前
記インターフェースを介して本実施の形態の装置にアク
セスし、前記端末を入出力装置101として本実施の形
態の装置を使用することも可能になっている。
【0028】図2はナレッジファイルデータベース10
4のデータの構成の1例を示す図であり、設計ナレッジ
登録部103で入力した設計ナレッジファイルの名称が
登録ナレッジファイル201の欄に、入力した設計ナレ
ッジファイルの名称に対応して入力されたナレッジキー
ワードがナレッジキーワードデータ202の欄に、登録
操作をした日時が登録日時データ203の欄に、それぞ
れ登録される。
【0029】図3は設計業務プロセステンプレートデー
タ111及び設計業務プロセステンプレートデータ11
1の各単位設計業務プロセスデータの1例を示す図であ
る。
【0030】設計業務プロセステンプレートデータ11
1は、一連の設計業務プロセスを順序付けられた複数の
単位設計業務プロセスの集合で表現するとともに、各単
位設計業務プロセスを実行する際のエンジニアリングツ
ールやドキュメントツールを記載したものである。各単
位設計業務プロセスはさらに細かい単位設計業務プロセ
ス(下位の単位設計業務プロセス)の集合に分割して表
現することもできる。すなわち、設計業務プロセステン
プレートデータ111は設計業務手順を、順序付けられ
た階層構造の単位設計業務プロセスの集合で表現するも
のである。前記分割された下位の単位設計業務プロセス
を子、この下位の単位設計業務プロセスの集合で定義さ
れる単位設計業務プロセスを親とし、前記階層構造を親
子関係ともいう。
【0031】設計業務プロセステンプレートデータ11
1のデータ構造は、図3に例を示すように、大きく三つ
のブロックに分けられる。
【0032】一つ目のブロックは設計業務プロセステン
プレート共通データ311であり、テンプレート名称、
テンプレート作成者名、解析作業名称、解析作業者名、
解析分類、キーワードのデータを含んで構成される。
【0033】二つ目のブロックはプロセス順序/階層デ
ータ312である。ここでは前述の設計業務プロセステ
ンプレート共通データ311の解析作業名称欄に記載さ
れた設計作業を、複数の単位設計業務プロセスに分割
し、それぞれに名称をつけるとともに、実行する順番に
したがって配列したものである。図のようにプロセス名
称の頭の位置がその前に記載されたプロセス名称の頭の
位置より一段下げられているのは、下げられて記載され
ているプロセス名称がその前に記載されたプロセス名称
に対して子の関係であることを示している。
【0034】三つ目のブロックは単位設計業務プロセス
データ313であり、プロセスの名称(単位設計業務プ
ロセスの名称)301、プロセスの実施に必要なCAD
システム等のアプリケーション(エンジニアリングツー
ル)の名称302、エンジニアリングツールを起動する
コマンド303、エンジニアリングツールが入出力する
ファイル名称304、設計ナレッジの可視化に必要なウ
ェブブラウザ等のアプリケーション(ドキュメントツー
ル)の名称305、ドキュメントツールを起動するコマ
ンド306、ドキュメントツールが入力する設計ナレッ
ジファイルの名称307、該プロセスに関連する設計ナ
レッジを検索するための検索キーワード308から構成
される。単位設計業務プロセスデータ313は、プロセ
ス順序/階層データ312に記載された単位設計業務プ
ロセスそれぞれについて作成される。
【0035】従来の設計業務支援システムに、設計業務
プロセステンプレートデータの各単位設計業務プロセス
データに対して関連する設計ナレッジを検索するための
検索キーワードを設定する手段及び設計業務プロセステ
ンプレートデータ111を作成する手段を有するプロセ
ステンプレート作成部110と、前記設計ナレッジ登録
部103と、前記検索実行スケジューリング部105
と、前記設計ナレッジ検索実行部107と、を付与する
ことで、単位設計業務プロセスに関係する設計ナレッジ
を予め定めたタイミングで自動的に収集できるので、設
計業務プロセステンプレートデータの更新を効率よく実
施でき、設計業務プロセステンプレートデータの新鮮さ
を維持することが可能となる。また、設計者は単位設計
業務プロセスに関連付けられた設計ナレッジを参照する
だけでよいので、検索の手間を省くことができる。
【0036】本実施の形態の使用に当っては、まず、準
備作業として、設計業務、例えば強度解析という設計業
務について単位設計業務プロセスごとにキーワードを含
む設計業務プロセステンプレートを作成し、そのテンプ
レートに対する設計ナレッジをキーワードを含めて登録
し、キーワードによる設計ナレッジの検索スケジュール
を指定して設計ナレッジの検索を行い、単位設計業務プ
ロセスと設計ナレッジの関連付けを行う。
【0037】実際の設計作業において設計ナレッジを参
照する場合は、設計業務支援装置にテンプレート名称を
指示してそのテンプレート名称に含まれる単位設計業務
プロセスを画面表示させ、設計ナレッジを参照したい単
位業務プロセスを指定する。設計ナレッジ参照を指示す
るコマンドをシステム使用者が入力すると、指定された
単位設計業務プロセスに対応する設計ナレッジファイル
名称が表示される。表示された設計ナレッジファイル名
称のうちの参照したい設計ナレッジファイル名称を指定
してクリックすることで、設計ナレッジの内容が画面表
示される。
【0038】以下、各手順について説明する。 ≪設計業務プロセステンプレートデータの作成≫図4を
用いて設計業務プロセステンプレートデータ作成方法の
1例を説明する。設計業務プロセステンプレートデータ
は、プロセステンプレート作成部111により作成され
る。まず、システム使用者は入出力装置101を用いて
プロセステンプレート作成部111を起動し、その表示
画面上に、前記設計業務プロセステンプレートデータの
入力画面(図示省略)を表示させ、まず図3に示す設計
業務プロセステンプレート共通データ311の各データ
を入力する。
【0039】次いで、プロセス順序/階層データ312
が入力される。なお、設計業務プロセステンプレート共
通データ311の入力が終了し、画面上の「OK」をク
リックするとプロセス順序/階層データ312の入力画
面が表示される。プロセス順序/階層データ312は単
位設計プロセスとその順序を定義するもので、設計業務
プロセステンプレート共通データ311の解析作業名称
欄に記載された作業を実行する順序にしたがって複数の
プロセス(単位設計業務プロセス、この例では、プロセ
ス名称1とプロセス名称4)に分け、それぞれ名称を付
して実行の順序にしたがって入力する。この場合、プロ
セス名称1は更に子プロセス(プロセス名称2とプロセ
ス名称3)に分けられ、プロセス名称4も更に子プロセ
ス(プロセス名称5とプロセス名称6)に分けられてい
るから、それぞれ親プロセス(プロセス名称1とプロセ
ス名称4)の後に一段下げた位置に入力される。そして
プロセス名称6には子プロセス(プロセス名称7)が付
属しているから、プロセス名称6からさらに一段下げた
位置にプロセス名称7が入力される。プロセス名称1〜
7すべてが単位設計業務プロセスである。
【0040】次に、プロセス順序/階層データ312で
定義された単位設計業務プロセスの各データを入力す
る。プロセス順序/階層データ312の入力が終了し、
画面上の「OK」をクリックすると図4に示すような単
位設計業務プロセスデータ313の入力画面が表示され
る。画面の左上部に、前記設計業務プロセステンプレー
ト共通データ311で入力されたテンプレート名称が表
示される。画面左下に、前記プロセス順序/階層データ
312で定義された単位業務プロセスが、親子関係を示
す階層構造で表示される。画面右側が、単位設計業務プ
ロセスデータ313を入力する部分となる。単位設計業
務プロセスデータ313を入力する部分は表形式に構成
され、左側から、プロセスの名称301、エンジニアリ
ングツールの名称302、ドキュメントツールの名称3
05、検索キーワード308の単位設計業務プロセスデ
ータをそれぞれ入力する、プロセス名称入力部401、
エンジニアリングツール入力部402、ドキュメントツ
ール入力部403、検索キーワード入力部404となっ
ている。
【0041】まず、画面左側の階層構造で表示された単
位設計業務プロセス(メニューとして表示)のうちのひ
とつを指定してクリックすると、指定された単位設計業
務プロセスの名称がプロセス名称入力部401の空欄の
うちの最上欄に表示される。表示された単位設計業務プ
ロセスに対応するエンジニアリングツールの名称30
2、ドキュメントツールの名称305、表示された単位
設計業務プロセスに対して関連する設計ナレッジを検索
するための検索キーワード308ををそれぞれ対応する
入力欄に入力する。なお、エンジニアリングツールの名
称302を入力(指定)すると、起動コマンド303、
入出力ファイル名称304が自動的に設定され、ドキュ
メントツールの名称305を入力(指定)すると、起動
コマンド306が自動的に設定される。設計ナレッジフ
ァイル名称307はこの画面では入力しない。
【0042】以上入力された各データが、設計業務プロ
セステンプレートデータ111に登録される。また、単
位設計業務プロセスデータの子プロセスに関しても同様
の手順で前記データを登録する。以上がプロセステンプ
レート作成部111の処理手順である。 ≪設計ナレッジの登録≫図5を用いて設計ナレッジの登
録方法の1例を説明する。システム使用者は入出力装置
101を用いて、その操作画面上に図5に示す設計ナレ
ッジ登録画面を表示し、登録を行う。この登録は、設計
業務プロセステンプレートデータ111の作成とは関係
なく行うことができ、適当と思われる設計ナレッジが発
見された時点で、随時追加登録することが望ましい。な
お、登録する設計ナレッジは、予め、電子データとし
て、装置外部の社内LAN等のネットワークに接続され
たデータベースあるいは端末に識別可能な名称(同一名
称のものが登録済みで内容が更新されている場合はバー
ジョン番号を付記するか、登録済みのものを新しいもの
に更新するのが望ましい)を付して格納しておく。
【0043】システム使用者は、図5に示す設計ナレッ
ジ登録画面において、登録する設計ナレッジファイルの
名称(前記装置外部の社内LAN等のネットワークに接
続されたデータベースあるいは端末に格納された設計ナ
レッジの識別可能な名称)を設計ナレッジファイル指定
部501に、該設計ナレッジファイルに対応するナレッ
ジキーワードをナレッジキーワード入力部502にそれ
ぞれ入力する。また、キーワード入力部にはカンマやス
ペース等で区切ることにより複数のキーワードを設定可
能である。ここで画面の登録ボタンを押すことで、設計
ナレッジファイル指定部501に入力した設計ナレッジ
ファイルの名称、ナレッジキーワード入力部502に入
力したナレッジキーワードが登録操作をした日時と共に
ナレッジファイルデータベース104に登録される。同
時に、登録された設計ナレッジファイルの名称を持つデ
ータ、すなわち設計ナレッジファイルの本文が、装置外
部の社内LAN等のネットワークに接続されたデータベ
ースあるいは端末から読み込まれ、ナレッジファイルデ
ータベース104に格納される。
【0044】以上が設計ナレッジ登録部103の処理で
ある。 ≪検索スケジュールの指定≫本実施の形態では、単位設
計業務プロセスにキーワードを設定し、このキーワード
と同じキーワードを持つ設計ナレッジの名称をナレッジ
ファイルデータベース104から検索し、得られた設計
ナレッジの名称が、図3に示す単位設計業務プロセスデ
ータ313の設計ナレッジファイル名称307として登
録される。この検索を予め定められたスケジュールで自
動的に実行することで、設計ナレッジを、常に、ナレッ
ジファイルデータベース104に登録された最新の状態
の設計ナレッジとすることができる。また、共通のキー
ワードをもつ単位設計業務プロセスの設計ナレッジを同
時に更新することができ、更新漏れの恐れがなくなると
ともに、更新のための手作業(対話作業)が不用にな
る。
【0045】次に、図6を用いて設計ナレッジの上記検
索のスケジュール登録方法の1例を説明する。システム
使用者は入出力装置101を用いて、その操作画面上に
図6に示す検索スケジュール設定画面を表示し、検索ス
ケジュールを設定する。検索する頻度を頻度指定部60
1に、検索するタイミングをタイミング入力部602に
入力する。画面の「OK」ボタンを押すと、頻度指定部
601、タイミング入力部602に入力したデータが検
索実行スケジュールデータ106に登録される。検索実
行スケジュールデータ106は、設計ナレッジ検索実行
部107に格納される。以上が検索実行スケジューリン
グ部105の処理である。
【0046】なお、対象テンプレート名称欄に、「強度
解析」などのテンプレート名称が入力された場合は、そ
のテンプレートについての検索スケジュールとなり、な
にも入力されない場合は、すべてのテンプレートについ
ての検索スケジュールとなる。例えば新しく設計業務プ
ロセステンプレートを作成し、直ちに、設計ナレッジフ
ァイル名称を各単位設計業務プロセスデータに登録して
おきたい場合、対象テンプレート名称欄に新しく作成し
た設計業務プロセステンプレートの名称を入力し、検索
頻度を「即時」に指定し、「OK」ボタンを押す。装置
は直ちに後述する検索を実行し、設計ナレッジファイル
名称を各単位設計業務プロセスデータに登録する。「即
時」が指定され、この指定による検索と登録が実行され
たあとは、特に対象テンプレート名称を指定して検索ス
ケジュールが設定されない限り、共通に設定された検索
スケジュールに従って検索及び設計ナレッジファイル名
称(あるいはバージョン)の更新、追加が実行される。 ≪設計ナレッジの検索方法≫図7を用いて設計ナレッジ
の検索方法の1例を説明する。設計ナレッジ検索実行部
107は、内装した時計を監視し、格納している検索実
行スケジュールデータ106に基いて検索すべき日付と
タイミングを判定する。検索すべき日付とタイミングが
きたら、まず、対象となる設計業務プロセステンプレー
トデータを読込む(ステップ701)。複数の設計業務
プロセステンプレートデータを対象とする場合、作成日
時の古い順に検索を行う。
【0047】次に該設計業務プロセステンプレートデー
タ内の単位設計業務プロセスの検索キーワード308を
取得する(ステップ702)。検索キーワード308の
取得は、前記プロセス順序/階層データ312の単位設
計業務プロセスの記載順に行う。次にナレッジファイル
データベース104から、前記取得した検索キーワード
308と合致する設計ナレッジキーワード202を有す
る設計ナレッジファイルの名称を取得する(ステップ7
03)。次にステップ703で取得した設計ナレッジフ
ァイルの名称を検索結果ナレッジデータ108に登録す
る(ステップ704)。
【0048】次に該単位設計業務プロセスの単位設計業
務プロセスデータ313に既に登録(既関連付け)され
ている設計ナレッジファイルの名称と検索結果ナレッジ
データ108に登録された設計ナレッジファイルの名称
(検索された設計ナレッジファイルの名称)を対比する
(ステップ705)。
【0049】両者が同一の場合にはステップ706に進
み、既関連付け設計ナレッジファイル名称のナレッジフ
ァイルデータベース104への登録日時と、検索された
設計ナレッジファイルのナレッジファイルデータベース
104への登録日時を比較する。検索された設計ナレッ
ジファイルの名称と同一名称の既関連付け設計ナレッジ
ファイルが無い場合はステップ708に進み、検索され
た設計ナレッジファイルの名称を該単位設計業務プロセ
スの単位設計業務プロセスデータ313の設計ナレッジ
データ(設計ナレッジファイル名称307)に関連付け
る。
【0050】ステップ706で登録日時を比較した結
果、検索された設計ナレッジファイルが既関連付け設計
ナレッジファイルよりも新しい場合にはステップ708
に進み、該単位設計業務プロセスの設計ナレッジデータ
に、既関連付け設計ナレッジファイルに代えて、検索さ
れた設計ナレッジファイルの名称を関連付ける。ステッ
プ706で登録日時を比較した結果、検索された設計ナ
レッジファイルの登録日時が既関連付け設計ナレッジフ
ァイルの登録日時と同じか古い場合には、そのままステ
ップ709に進む。
【0051】ステップ709で、対象設計業務プロセス
テンプレートの全単位設計業務プロセスについて処理し
たかどうかを判断し、まだ全部処理されていないときは
ステップ702に戻って上記のステップ702〜ステッ
プ706の処理を対象設計業務プロセステンプレートデ
ータの単位設計業務プロセスの数だけ繰り返す。
【0052】また、ステップ703の処理では、設計ナ
レッジファイルの本文中に検索キーワード308と合致
する文字がある場合に該設計ナレッジを検索結果ナレッ
ジデータ108に登録することも可能である。以上が設
計ナレッジ検索実行部107の処理である。
【0053】上述の処理を行うことにより、各単位設計
業務プロセスに登録された設計ナレッジが自動的に定期
的に最新の状態に更新され、更新を手作業(対話作業)
で行う必要がなくなるとともに、更新の漏れがなくな
る。≪本実施の形態による設計ナレッジ自動更新の具体
例≫ここでは、数値シミュレーション(強度解析、振動
解析、熱伝導解析)の設計業務プロセステンプレートデ
ータにおいて、設計ナレッジを自動更新する例を説明す
る。前記3種類(強度解析、振動解析、熱伝導解析)の
設計業務プロセステンプレートデータの内容を図8に示
す。この3つの設計業務プロセステンプレートデータに
は「形状簡略化」という共通の単位設計業務プロセスが
あり、該プロセスには「形状簡略化」という共通の検索
キーワードが設定されており、該プロセスには図9に示
す「解析精度への影響度合い」という共通の設計ナレッ
ジが関連付けられている。
【0054】ここで、設計ナレッジとして図10に示す
「解析計算時間への影響度合い」という設計ナレッジを
新たに作成した場合の適用例を説明する。従来このよう
な場合はプロセステンプレート作成部111で全ての設
計業務プロセステンプレートデータに対して対話作業で
関連付けを更新する必要があり人手と時間がかかる。
【0055】そこで本実施の形態におけるシステム操作
例を説明する。まず設計ナレッジ作成者は「解析計算時
間への影響度合い」の設計ナレッジを、前記図5に示し
た登録画面で、「形状簡略化」という検索キーワードを
設定し登録するだけでよい。後は本実施の形態のシステ
ムが検索実行スケジューリング部105で指定したスケ
ジュールで設計ナレッジ検索実行部107を起動し、前
記3つの設計業務プロセステンプレートデータの各単位
設計業務プロセスに設定された検索キーワードとナレッ
ジファイルデータベース104内の設計ナレッジのナレ
ッジキーワードを照合し、一致する設計ナレッジを該単
位設計業務プロセスに関連付ける処理(単位設計業務プ
ロセスデータ313に登録する処理)をすべて自動処理
する。
【0056】この場合、前記3つの設計業務プロセステ
ンプレートデータの「形状簡略化」プロセスの検索キー
ワードと「解析計算時間への影響度合い」という設計ナ
レッジのナレッジキーワードが合致するので「形状簡略
化」プロセスに「解析計算時間への影響度合い」という
設計ナレッジが追加される。上記検索と追加を行った後
の前記3つの設計業務プロセステンプレートデータは図
11のようになる。
【0057】これにより、設計業務プロセステンプレー
トデータの「形状簡略化」プロセスからは、「解析精度
への影響度合い」と「解析時間への影響度合い」の二つ
のナレッジが表示されるようになり、最新設計ナレッジ
を参照できる。
【0058】本実施の形態によれば、単位設計業務プロ
セスに関係する設計ナレッジを予め定めたタイミングで
自動的に収集できるので、設計業務プロセステンプレー
トデータの更新が確実に実行され、設計業務プロセステ
ンプレートデータの新鮮さを維持することが可能とな
る。また、設計者は単位設計業務プロセスに関連付けら
れた設計ナレッジを参照するだけでよいので、検索の手
間を省くことができる。
【0059】次に本発明の第2の実施の形態を図12〜
図14を参照して説明する。本実施の形態は、設計業務
支援装置において検索キーワードと該検索キーワードに
関連する技術情報を関連付けて登録する方法の一例であ
る。
【0060】設計者は、通常、技術情報を検索する場
合、ウェブブラウザ等で検索サイトを表示し、探したい
技術情報のキーワード入力し、検索に合致した技術情報
を参照している。しかしこのような従来の方法では、検
索した結果が設計者の環境に保存されないため、再度最
新の技術情報を参照するためには、前回の検索と同様の
操作をして再度技術情報を検索する必要がある。また、
前回の検索からの変更点がわからないので、煩雑な作業
となる。
【0061】本実施の形態に係る設計業務支援装置は、
上述のようなシステム使用者による検索の繰り返しを避
けるとともに再検索した場合の前回検索との相違点を容
易に把握できるようにしたコンピュータで、システム使
用者がデータを入力したり表示したりするためのキーボ
ード、ポインティングデバイス、ディスプレイ等からな
る入出力装置1206と、入出力装置1206にそれぞ
れ接続された検索データ入力部1201及び検索履歴参
照部205と、検索データ入力部1201に接続された
検索実行部1204と、検索履歴参照部205及び検索
実行部1204に接続されて検索履歴ファイル1203
を格納する記憶装置と、を含んで構成される。検索履歴
参照部205は、入出力装置1206を介して入力され
る読み出し指示に応じて、検索履歴ファイル1203の
データを読み出して入出力装置1206に画面表示ある
いは図示されないプリンタで印字出力する出力手段であ
る。なお、各要素の動作を制御する部分などについては
表示及び説明を省略してある。
【0062】また、以下の説明では、検索データ入力部
1201、検索履歴参照部205、検索実行部1204
は、ハードウエアとして説明してあるが、ソフトウエア
で構成して同様の機能を発揮するようにしてもよい。
【0063】検索履歴ファイル1203のデータ構成は
図13のようになっており、技術情報文書の名称130
1、技術情報文書の内容1302、検索日時1303を
含んで構成される。
【0064】検索実行手段である検索実行部1204
は、ネットワーク1207を介してデータベース、例え
ばナレッジファイルデータベース1202にアクセスで
きるようになっている。また、検索実行部1204はキ
ーワード格納手段と検索スケジュール格納手段を兼ね、
検索データ入力部1201で生成された検索キーワード
と検索するスケジュール(検索の頻度とタイミング)
は、検索実行部1204に格納されるようになってい
る。
【0065】システム使用者は、入出力装置1206を
介して、検索キーワードと検索するスケジュール(検索
の頻度とタイミング)を、キーワード設定手段と検索実
行スケジューリング手段とを兼ねた検索データ入力部1
201で設定する。設定された検索キーワードと検索ス
ケジュールは検索実行部1204に格納され、検索実行
部1204は、設定された検索スケジュールで、設定さ
れた検索キーワードに合致する技術情報文書をネットワ
ーク上に存在する複数のナレッジファイルデータベース
1202から自動検索する。検索実行部1204は、検
索された技術情報と検索履歴ファイル1203に格納さ
れている技術情報を対比し、検索された技術情報が新た
な情報である場合、技術情報の名称と内容を検索日時と
ともに検索履歴ファイル1203に格納する。同一名称
のものが既に格納されていた場合、検索された技術情報
が新たな情報であるかどうかは、例えば、技術情報の更
新の日時を対比して判断できる。検索された技術情報が
新たな情報である場合、格納されている情報内容と今回
検索された情報内容の相違部分を検出し、相違部分を強
調した書式で技術情報文書の内容1302として検索履
歴ファイル1203に保存するとともに、検索日時を更
新する。
【0066】例えば前回の検索結果として図13の検索
履歴ファイルが作成され、最新の検索結果では、「要素
品質基準書」で最大要素内角が165°以下となってい
た場合、検索履歴ファイル1203には、図14のよう
に、変更部分のみ強調表示された形式で保存される。こ
れにより、システム使用者は入出力装置1206から検
索履歴参照部1205を介して検索履歴ファイル120
4を参照するだけで最新の技術情報を簡単かつ適確に参
照することが可能である。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、設計業務で技術情報を
参照するとき、容易に最新の情報を参照することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る設計業務支援
装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のナレッジファイル
データベースのデータ構成の1例を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の設計業務プロセス
テンプレートデータのデータ構成の1例を示す図であ
る。
【図4】本発明の第1の実施の形態の設計業務プロセス
テンプレートデータ作成画面の1例を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態の設計ナレッジ登録
画面の1例を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態の検索スケジュール
設定画面の1例を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態の設計ナレッジ検索
処理手順の1例を示す図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態の設計業務プロセス
テンプレートデータの1例を示す図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態の「解析精度への影
響度合い」を記載した設計ナレッジを示す図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態の「解析時間への
影響度合い」を記載した設計ナレッジを示す図である。
【図11】図8の設計業務プロセステンプレートデータ
に本発明によるシステムを適用した後の設計業務プロセ
ステンプレートデータの1例を示す図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態に係る設計業務支
援装置の全体構成を示すブロック図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態の検索履歴ファイ
ルのデータ構成を示す図である。
【図14】図13に示す検索履歴ファイルのデータが変
更された例を示す図である。
【符号の説明】
101 入出力装置 102 設計ナレッジファイル 103 設計ナレッジ登録部 104 ナレッジファイルデータベース 105 検索実行スケジューリング部 106 検索実行スケジュールデータ 107 設計ナレッジ検索実行部 108 検索結果ナレッジデータ 110 プロセステンプレート作成部 111 設計業務プロセステンプレートデータ 1201 検索データ入力部 1202 ナレッジファイルデータベース 1203 検索履歴ファイル 1204 検索実行部 1205 検索履歴参照部 1206 入出力装置 1207 ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西垣 一朗 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 時末 裕充 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 Fターム(参考) 5B046 CA04 HA05 KA05 5B075 ND20 NK02 NR02 NR05 PP12 PP22 PQ02 PQ03 PQ22 PQ26

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設計業務プロセスを順序付けられた複数
    の単位設計業務プロセスに分割してそれぞれに名称を付
    した設計業務プロセステンプレートデータを記憶装置に
    格納し、単位設計業務プロセスの実行に際して参考とな
    る設計ナレッジを前記設計業務プロセステンプレートデ
    ータの対応する単位設計業務プロセスの名称に関連付け
    て設計ナレッジ記憶装置に電子データのナレッジファイ
    ルとして格納記憶し、単位設計業務プロセスの名称を指
    定することで該単位設計業務プロセスの名称に関連付け
    られたナレッジファイルを前記設計ナレッジ記憶装置か
    ら読み出して出力する設計業務支援装置であって、前記
    設計業務プロセステンプレートデータの単位設計業務プ
    ロセスに対してキーワードを設定するキーワード設定手
    段と、単位設計業務プロセスに設定されたキーワードに
    合致するナレッジファイルを前記設計ナレッジ記憶装置
    から検索し、検索されたナレッジファイルを前記設計業
    務プロセステンプレートデータの単位設計業務プロセス
    に関連付ける検索実行手段と、を含んでなる設計業務支
    援装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の設計業務支援装置にお
    いて、新規に作成もしくは更新もしくは改訂したナレッ
    ジファイルを、該ナレッジファイルの内容を示すキーワ
    ードを付与して前記設計ナレッジ記憶装置に入力する設
    計ナレッジ登録手段を備え、前記検索実行手段は、単位
    設計業務プロセスに設定されたキーワードに合致するキ
    ーワードが付与されたナレッジファイルを前記設計ナレ
    ッジ記憶装置から検索するよう構成されていることを特
    徴とする設計業務支援装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の設計業務支援
    装置において、前記検索実行手段が前記検索を実行する
    スケジュールを指定する検索実行スケジューリング手段
    を備え、前記検索実行手段は検索実行スケジューリング
    手段が指定したスケジュールで前記検索を実行するよう
    構成されていることを特徴とする設計業務支援装置。
  4. 【請求項4】 技術情報を検索するためのキーワードを
    電子データとして設定するキーワード設定手段と、設定
    したキーワードを格納記憶するキーワード格納手段と、
    前記キーワードを用いる検索のスケジュールを電子デー
    タとして設定する検索実行スケジューリング手段と、設
    定したスケジュールを格納記憶する検索スケジュール格
    納手段と、検索結果が格納される検索履歴ファイルと、
    前記格納記憶されたキーワードを用い、前記格納記憶さ
    れたスケジュールにしたがって、技術情報が電子データ
    のファイルとして格納されたデータベースを検索し、検
    索に用いたキーワードと検索した日時と検索に合致した
    ファイルを関連付けて検索履歴ファイルに登録する検索
    実行手段と、前記検索履歴ファイルに格納されたファイ
    ルを読み出し、画面表示もしくは印字して出力する出力
    手段と、を有してなる設計業務支援装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の設計業務支援装置におい
    て、前記検索実行手段は、検索に合致したファイルの名
    称と検索履歴ファイルに登録されているファイルの名称
    を比較し、名称が同じものがあるとき、両ファイルの更
    新日時を比較する比較手段と、該検索に合致したファイ
    ルが新しい場合に検索履歴ファイルに登録されていたフ
    ァイルを検索に合致したファイルに更新する手段と、該
    検索に合致したファイルが検索履歴ファイルに登録され
    ていたファイルに対して変更されている部分を検出する
    手段と、該変更されている部分を強調表示した形式で検
    索履歴ファイルに登録する手段と、を含んで構成されて
    いることを特徴とする設計業務支援装置。
  6. 【請求項6】 設計業務プロセスを順序付けられた複数
    の単位設計業務プロセスに分割してそれぞれに名称を付
    した設計業務プロセステンプレートデータを電子データ
    として設計業務プロセステンプレートデータ記憶手段に
    格納し、単位設計業務プロセスの実行に際して参考とな
    る設計ナレッジを前記設計業務プロセステンプレートデ
    ータの対応する単位設計業務プロセスの名称に関連付け
    て設計ナレッジ記憶装置に電子データのナレッジファイ
    ルとして格納記憶し、単位設計業務プロセスの名称を指
    定することで該単位設計業務プロセスの名称に関連付け
    られたナレッジファイルを前記設計ナレッジ記憶装置か
    ら読み出して出力する設計業務支援方法であって、 a.新規に作成もしくは更新もしくは改訂したナレッジ
    ファイルを、該ナレッジファイルの内容を示すキーワー
    ドを付与して前記設計ナレッジ記憶装置に格納記憶する
    手順と、 b.前記設計業務プロセステンプレートデータの単位設
    計業務プロセスに対してキーワードを設定する手順と、 c.単位設計業務プロセスに設定されたキーワードによ
    るナレッジファイルの検索を行う検索実行スケジュール
    を電子データとして作成して格納記憶する手順と、 d.日時の経過を監視して前記検索実行スケジュールに
    より検索を実行すべきタイミングがきたかどうかを判定
    する手順と、 e.検索を実行すべきタイミングであると判定したと
    き、前記単位設計業務プロセスに設定されたキーワード
    を用いて前記設計ナレッジ記憶装置に格納されたナレッ
    ジファイルについて同じキーワードが付与されたナレッ
    ジファイルを検索する手順と、 f.検索されたナレッジファイルを前記設計業務プロセ
    ステンプレートデータの単位設計業務プロセスに関連付
    ける手順と、を含んでなる設計業務支援方法。
JP2002125644A 2002-04-26 2002-04-26 設計業務支援装置 Pending JP2003316829A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002125644A JP2003316829A (ja) 2002-04-26 2002-04-26 設計業務支援装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002125644A JP2003316829A (ja) 2002-04-26 2002-04-26 設計業務支援装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003316829A true JP2003316829A (ja) 2003-11-07

Family

ID=29540306

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002125644A Pending JP2003316829A (ja) 2002-04-26 2002-04-26 設計業務支援装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003316829A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005165672A (ja) * 2003-12-02 2005-06-23 Japan Research Institute Ltd 解析支援システム及びプログラム
JP2005316641A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 設計業務支援システム
JP2006039977A (ja) * 2004-07-28 2006-02-09 Hitachi Ltd 設計支援方法および装置
JP2006228130A (ja) * 2005-02-21 2006-08-31 Toyota Motor Corp 設計システム、設計プログラム及び設計方法
JP2006301948A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Sharp Corp 設計支援装置、設計支援方法、コンピュータプログラムおよび記録媒体
JP2007193500A (ja) * 2006-01-18 2007-08-02 Mitsubishi Electric Corp 文書または図面作成支援装置
JP2011507063A (ja) * 2007-12-07 2011-03-03 アルカテル−ルーセント 選択された情報を情報源で見つけるためのセマンティック検索要求を自動的に実行するためのデバイスおよび方法
CN112445775A (zh) * 2019-08-15 2021-03-05 上海微电子装备(集团)股份有限公司 一种光刻机的故障分析方法、装置、设备和存储介质
JP2021107965A (ja) * 2019-12-27 2021-07-29 富士通株式会社 情報処理プログラム、情報処理方法、および情報処理装置

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4532886B2 (ja) * 2003-12-02 2010-08-25 株式会社日本総合研究所 解析支援システム及びプログラム
JP2005165672A (ja) * 2003-12-02 2005-06-23 Japan Research Institute Ltd 解析支援システム及びプログラム
JP2005316641A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 設計業務支援システム
JP4540386B2 (ja) * 2004-04-28 2010-09-08 株式会社豊田中央研究所 設計業務支援システム
JP2006039977A (ja) * 2004-07-28 2006-02-09 Hitachi Ltd 設計支援方法および装置
JP4539214B2 (ja) * 2004-07-28 2010-09-08 株式会社日立製作所 設計支援方法および装置
JP2006228130A (ja) * 2005-02-21 2006-08-31 Toyota Motor Corp 設計システム、設計プログラム及び設計方法
JP2006301948A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Sharp Corp 設計支援装置、設計支援方法、コンピュータプログラムおよび記録媒体
JP4545038B2 (ja) * 2005-04-20 2010-09-15 シャープ株式会社 設計支援装置、設計支援方法、コンピュータプログラムおよび記録媒体
JP2007193500A (ja) * 2006-01-18 2007-08-02 Mitsubishi Electric Corp 文書または図面作成支援装置
JP2011507063A (ja) * 2007-12-07 2011-03-03 アルカテル−ルーセント 選択された情報を情報源で見つけるためのセマンティック検索要求を自動的に実行するためのデバイスおよび方法
CN112445775A (zh) * 2019-08-15 2021-03-05 上海微电子装备(集团)股份有限公司 一种光刻机的故障分析方法、装置、设备和存储介质
CN112445775B (zh) * 2019-08-15 2024-04-19 上海微电子装备(集团)股份有限公司 一种光刻机的故障分析方法、装置、设备和存储介质
JP2021107965A (ja) * 2019-12-27 2021-07-29 富士通株式会社 情報処理プログラム、情報処理方法、および情報処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7688318B2 (en) Reusable data constructs for a modeling system
JP6120426B1 (ja) 施工体3次元モデル管理プログラム及び施工体3次元モデル管理方法
CN109564597B (zh) 设计辅助系统
WO2005096173A1 (ja) 電子化サービスマニュアル生成方法、付加データ生成方法
JP2000148814A (ja) 構成部品データ管理システム及び構成部品データ管理プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP6645850B2 (ja) 情報管理装置、情報管理方法及び情報管理プログラム
JP2005004489A (ja) 部品カタログ作成装置および部品カタログ作成プログラム
JP2003316829A (ja) 設計業務支援装置
JP4826120B2 (ja) 業務仕様作成支援システム及び方法
CN108885444B (zh) 信息管理装置、信息管理方法及信息管理系统
US20180365341A1 (en) Three-Dimensional Cad System Device, and Knowledge Management Method Used in Three-Dimensional Cad
JP2008021159A (ja) 設計支援システム
US20070185828A1 (en) Graphical portal in an information management system and process
JP4069701B2 (ja) 作業支援装置
JP2008243033A (ja) 検索システム、検索方法、プログラムおよび記憶媒体
US20080104543A1 (en) Guidance Apparatus, Method and Program of Analysis Work
JP4583260B2 (ja) 汎用計算機の操作手順作成装置、プログラム、及び記憶媒体
JP2007156928A (ja) 設計支援プログラム、設計支援方法および設計支援システム
JP4032306B2 (ja) 設計作業支援装置
JP5039505B2 (ja) 文書検索装置および文書検索支援方法
JP5530732B2 (ja) 作業指示生成システム、方法及びプログラム
JP2004310317A (ja) 業務支援装置
JP4582462B2 (ja) 情報管理システム
JP2008192009A (ja) 管理点データ生成システム及び管理点データ生成方法
JP2005293403A (ja) 設計業務支援装置