JP4583260B2 - 汎用計算機の操作手順作成装置、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

汎用計算機の操作手順作成装置、プログラム、及び記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、汎用計算機の操作手順作成装置プログラム、及び記憶媒体に関し、特に、汎用計算機又は汎用計算機を含むシステムに対する操作手順の自動作成が可能な汎用計算機の操作手順作成装置プログラム、及び記憶媒体に関する。
従来、MVS(Multiple Virtual Storage)などのオペレーティングシステム(OS)が稼動する汎用計算機又は汎用計算機を含むシステムでは、所定の操作手順でジョブ又はコマンドを実行しなければ正常に起動又は稼動することができない。そのため、汎用計算機等のオペレータがジョブ又はコマンドを実行する操作を手作業で行わなければならず、該オペレータに高度なスキルが要求される。これはオペレータにとって大きな負荷となる。このようなオペレータの負荷を軽減するために、汎用計算機等の運用設計者は手作業で詳細な操作手順書を作成していた。
そのため、汎用計算機の運用設計者は、詳細な操作手順書を手作業で作成しなければならないため、煩雑な作業を強いられることとなる。また、操作手順書を手作業で作成するには種々の専門知識が必要であり、作成に膨大な工数がかかるため、運用設計者は自動的に操作手順書を作成する方法を要望していた。
上記課題を解決するために、予め設定されたトレース条件情報に基づいたトレース情報を記憶し、該トレース情報に基づいて操作手順書を自動的に作成する操作手順書自動作成方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この操作手順書自動作成方法の概略を図24〜図26に示す。
図24において、まず、ジョブAの操作手順書を作成する場合、運用設計者は、トレース条件情報1にジョブAのトレース情報1を出力する旨の設定を行い、コンピュータにジョブAを実行させる必要がある。一方、ジョブBの操作手順書を作成する場合には、トレース条件情報2にジョブBのトレース情報2を出力する旨の設定に変更し、コンピュータにジョブBを実行させなければならない。
また、ジョブ間に関連性がある操作手順書を作成する場合、図25及び図26に示すように、ジョブAが実行されるとコマンド1が発行され、コマンド1に対応する処理が行われる。コマンド1に対応する処理が行われると、該処理に対応するメッセージが出力される。
次に、コマンド2が発行され、コマンド1と同様の処理が行われる。次に、コマンド3が発行され、コマンド1と同様の処理が行われてメッセージが出力されると、次にジョブBのコマンド4が発行される。そして、ジョブAとジョブBの処理が行われ、最終的にジョブA及びジョブBが終了する。これら一連の操作が所定の手順であり、この所定の手順によって正常な処理を行うことができる。
一方、オペレータが行う(手作業)操作の負担を軽減するために、自動運転プログラムを作成する技術が提案されている(特許文献2参照)。当該技術は、システムコンソールに表示されるメッセージ毎に、監視対象かどうか判断し、監視対象であった場合、事前に登録された処理情報に従い所定処理を実行するものである。
特開平9−22349号公報 特開平11−282563号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された技術では、異なる操作手順書を作成すると、トレース条件情報の設定を変更しなければならないため、効率良く操作手順書を作成することができないという課題がある。また、ジョブ間に関連性がある操作手順書を作成する場合、オペレータが上述した所定の手順で処理を行うためには、ジョブAとジョブBとの関係が記載された操作手順書が必要となる。
更に、上記特許文献1に記載された技術では、ジョブAとジョブBとの前提後続関係を解析していないため、運用設計者はジョブAとジョブBを含むトレース情報からジョブAとジョブBとが関係した操作手順書を作成することは難しい。
上記特許文献1に記載された技術を用いて複数のジョブの関係を示した操作手順書を作成する場合、事前にジョブA及びジョブBに関するトレース条件情報の設定をしておかなければならないが、事前にそれぞれをトレース条件情報に設定することは、予見が必要なため難しく、そのため試行を繰り返すことになり、効率良く操作手順書を作成することが困難である。
また、障害発生時の復旧操作をトレースする場合、例えばジョブAに障害が発生し、そのジョブAの障害の影響でジョブBにも障害が起きたときは、障害の影響範囲を考慮して事前にトレース条件情報を設定しておくのは困難である。その結果、特許文献1に記載された技術では、必要なトレース情報が得られず、正確な操作手順書を作成することができない。
上記特許文献2に記載された技術では、システム管理者などが処理情報をその都度登録する必要があったため、該システム管理者に負荷を強いるものである。
本発明は、上記問題に鑑みて成されたものであり、システムログ情報から操作手順を効率良く作成することができる汎用計算機の操作手順作成装置プログラム、及び記憶媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の操作手順作成装置は、汎用計算機において実行されたジョブのジョブ名に対応付けたコマンドと、前記コマンドが出力された時刻と、前記コマンドに対する処理終了を示すメッセージと、前記メッセージが出力された時刻と、を含むシステムログを前記汎用計算機に備えられた記憶装置に記憶する前記汎用計算機とネットワークを介して接続された操作手順作成装置であって、前記記憶装置に記憶されたシステムログを取得するシステムログ取得手段と、前記システムログ取得手段によって取得されたシステムログに対して前記汎用計算機において出力されたシステムログ順に、前記ジョブ名を検索し、次に検索し存在するジョブ名迄に出力されたシステムログ、あるいは次に検索しジョブが存在しない場合は、前記ジョブ名以降に出力されたシステムログに対して、処理終了を示すメッセージを検索、前記検索した結果、処理終了を示すメッセージが存在する場合は、前記次に検索したジョブ名迄に出力されたシステムログ、あるいは前記ジョブ名以降に出力されたシステムログから前記メッセージが存在する迄に出力されたシステムログを分割、前記分割されたシステムログに含まれる前記コマンドに基づいてコマンド処理を特定する一方、前記検索した結果、処理終了を示すメッセージが存在しない場合は、前記次に検索したジョブ名迄に出力されたシステムログ、あるいは前記ジョブ名以降に出力されたシステムログに含まれる前記コマンドに基づいてコマンド処理を特定するコマンド処理特定手段と、前記コマンド処理特定手段によって特定されたコマンド処理において前記処理終了を示すメッセージが出力された時刻以降の最も早いコマンド出力時刻を有するコマンド処理を後続の処理として判定する前提後続判定手段と、前記前提後続判定手段によって判定された後続のコマンド処理を有するジョブ及び前記ジョブに対応するコマンド処理が前記コマンド処理特定手段によって特定されたコマンド処理を有するジョブの後続であることを識別作成すると共に、前記コマンド出力時刻に基づいて前記後続のコマンド処理の実行順を作成する手順作成手段とを備えることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項2記載のプログラムは、汎用計算機において実行されたジョブのジョブ名に対応付けたコマンドと、前記コマンドが出力された時刻と、前記コマンドに対する処理終了を示すメッセージと、前記メッセージが出力された時刻と、を含むシステムログを前記汎用計算機に備えられた記憶装置に記憶する前記汎用計算機とネットワークを介して接続された操作手順作成装置として機能させるコンピュータで読み取り可能なプログラムであって、前記操作手順作成装置を、前記記憶装置に記憶されたシステムログを取得するシステムログ取得手段、前記システムログ取得手段によって取得されたシステムログに対して前記汎用計算機において出力されたシステムログ順に、前記ジョブ名を検索し、次に検索し存在するジョブ名迄に出力されたシステムログ、あるいは次に検索しジョブが存在しない場合は、前記ジョブ名以降に出力されたシステムログに対して、処理終了を示すメッセージを検索、前記検索した結果、処理終了を示すメッセージが存在する場合は、前記次に検索したジョブ名迄に出力されたシステムログ、あるいは前記ジョブ名以降に出力されたシステムログから前記メッセージが存在する迄に出力されたシステムログを分割、前記分割されたシステムログに含まれる前記コマンドに基づいてコマンド処理を特定する一方、前記検索した結果、処理終了を示すメッセージが存在しない場合は、前記次に検索したジョブ名迄に出力されたシステムログ、あるいは前記ジョブ名以降に出力されたシステムログに含まれる前記コマンドに基づいてコマンド処理を特定するコマンド処理特定手段、前記コマンド処理特定手段によって特定されたコマンド処理において前記処理終了を示すメッセージが出力された時刻以降の最も早いコマンド出力時刻を有するコマンド処理を後続の処理として判定する前提後続判定手段、前記前提後続判定手段によって判定された後続のコマンド処理を有するジョブ及び前記ジョブに対応するコマンド処理が前記コマンド処理特定手段によって特定されたコマンド処理を有するジョブの後続であることを識別作成すると共に、前記コマンド出力時刻に基づいて前記後続のコマンド処理の実行順を作成する手順作成手段として機能させるためのプログラムである。
本発明によればシステムログ情報から操作手順を効率良く作成することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る情報処理システムの全体構成を示す図である。
図1において、本情報処理システムは、コンピュータ101と、サーバ102と、これらを相互に通信可能に接続するLAN(Local Area Network)103とで構成されている。なお、同図では、コンピュータ101及びサーバ102は、各1台ずつ記載されているがこれに限定されず、複数のコンピュータ101及び複数のサーバ102がLAN103に接続されていてもよい。
コンピュータ101は、パーソナルコンピュータ、ワークステーション等の情報処理装置(操作手順作成装置)から成る。
サーバ102は、MVS(Multiple Virtual Storage)などのオペレーティングシステム(OS)が稼動する汎用計算機から成る。サーバ102は、図17に示すような、処理を行った際に出力される全てのシステムログ(SYSLOG)を記憶装置に格納している。オペレータは、コンピュータ101からネットワーク105を介してサーバ102にアクセスし、後述する操作手順作成方法により作成された手順に基づいてジョブ又はコマンドを実行させ、サーバ102を正常に起動又は稼動させることができる。
図2は、図1におけるコンピュータ101の内部構成の概略を示すブロック図である。なお、サーバ102の内部構成は、コンピュータ101と同様なので、その説明を省略する。
図2において、CPU201は、システムバス204に接続された各種デバイスやコントローラを統括的に制御する。RAM202は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM203にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
ROM203或いは外部メモリ210には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input/Output System)やオペレーティングシステム(OS)プログラム、サーバ或いはPCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
入力コントローラ205は、不図示のキーボードやマウス等から成る入力装置208からの入力を制御する。ビデオコントローラ206は、CRTディスプレイ等のディスプレイ装置209への表示を制御する。ディスプレイ装置209としてはCRTのみに限定されず、液晶ディスプレイ等であってもよい。これらは必要に応じて管理者が選択可能である。
メモリコントローラ207は、ブートプログラム、ブラウザソフトウェア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、及び各種データ等を記憶するハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、PCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ210へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ208は、ネットワークを介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信等が可能である。
CPU201は、例えばRAM202内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上での表示を可能としている。また、CPU201は、ディスプレイ装置209上に表示されるマウスカーソル等(不図示)でのユーザ指示を可能とする。
後述する本発明の実施の形態に係るプログラムは、ROM203又は外部メモリ210に記憶され、CPU201によってRAM202にロードされて実行される。なお、該プログラムが、サーバ102内におけるROM又は外部メモリに記憶され、サーバ102内のCPUによって実行されてもよい。この場合、ユーザは、クライアントとしてコンピュータ101を操作して、LAN103を介してサーバ102内に記憶されるプログラムを実行することになる。この場合、サーバ102での実行結果は、クライアントとしてのコンピュータ101に送信されてディスプレイ装置209上に表示される。
次に、図1の情報処理システムにおける操作手順作成の全体の流れを図3を参照して説明する。
図3は、図1の情報処理システムにおける操作手順作成の全体の流れを示す図である。
図3において、まずS1では、図1の情報処理システムの運用設計者から汎用計算機(例えば、サーバ102や図3に示すホストコンピュータ等)に対して予め手作業による試験運転が実施される。その際に出力されるシステムログ(例えば、図17に示すシステムログ1700)を汎用計算機からPC(例えば、コンピュータ101等)にダウンロードする。続いて、PC内の解析・生成手段によりリソース情報及び操作手順を自動的に生成する(S1)。
PC内の解析・生成手段は、まずダウンロードされたシステムログの抽出範囲を設定する(範囲設定)。これにより、コンピュータ資源の無駄を省くことができる。次に、設定された範囲内のジョブを特定する(ジョブ特定)。次に、特定されたジョブに割り当てられたジョブ番号を特定し、該ジョブ番号毎に操作コマンド及びメッセージを抽出する(ジョブ番号解析)。抽出したメッセージの意味を解析することにより、ジョブの開始手順、終了手順、定常操作手順、及び監視手順に分類する(メッセージ意味解析)。その際、メッセージ間、コマンド間、及びメッセージ−コマンド間の経過時間を解析して分類する(経過時間解析)。
次に、分類済みの手順を操作した順番を考慮して前提・後続情報を出力する(前提後続解析)。ジョブ番号毎にジョブ名を、リソース名としてリソース情報をそれぞれ出力する(リソース生成)。ジョブ番号解析、メッセージ意味解析、及び経過時間解析により分類された単位毎に手順名を付けて自動化手順の手順トリガ情報(これを自動化手順や自動化手順情報ともいう。)として出力する(自動化手順生成)。その際、前提後続情報についても出力する。
S3では、解析・生成手段により出力されたリソース情報、自動化手順、及び前提・後続情報を入力とし、形式変換手段により、既存の自動化プラットフォームで稼動する形式に変換する。既存の自動化プラットフォームとは、システム、ネットワークの自動化を目的とした製品であり、またそのプラットフォーム上で更に自動化開発を簡易化するために開発された製品又はシステムインテグレーションの中心となるソフトウェアが含まれる。
次に、図1の情報処理システムにおける操作手順作成の具体的な処理について説明する。
図4は、図3におけるリソース情報及び自動化手順の作成処理を示すフローチャートである。
図4において、ステップS301では、コンピュータ101は、図17に示すシステムログ1700の抽出範囲設定及び抽出処理を行う。システムログの抽出は、後述する図6のシステムログ抽出範囲設定画面501上で設定された抽出設定情報に基づいて行われる。
次に、ステップS302では、コンピュータ101は、ステップS301で抽出されたシステムログから、ジョブ名及び該ジョブ名に対応するジョブ番号に基づいて同一ジョブのシステムログを読み込み、図18に示すジョブログファイル1800をジョブ毎に作成する(ジョブログファイルの作成処理)。
次に、ステップS303では、コンピュータ101は、ステップS302で作成されたジョブログファイルをコマンド毎に分割する。例えば、図19に示すように、コマンドログファイル1901,1902を作成する(操作単位の特定)。
次に、ステップS304では、コンピュータ101は、ステップS303で作成されたコマンドログファイルの種別を判定する(操作種別の判定)。
次に、ステップS305では、コンピュータ101は、ステップS304で判定されたコマンドログファイルの終了時刻と該コマンドログファイルの開始時刻に基づいて前提後続関係(コマンドログファイルの前後関係)を判定する前提後続判定処理を行い、リソース情報と自動化手順を作成して、本処理を終了する。
次に、図4のステップS301におけるシステムログの抽出範囲設定及び抽出処理の詳細を図5及び図6を参照して説明する。
図5は、図4のステップS301におけるシステムログの抽出範囲設定及び抽出処理の詳細を示すフローチャートである。図6は、図5の処理で表示されるシステムログ抽出範囲設定画面を示す図である。
図5において、ステップS401では、運用設計者は、ディスプレイ装置209に表示される図6に示すシステムログ抽出範囲設定画面501を用いて、システムログの抽出範囲を設定する。
抽出範囲としては、日時やジョブ名などを設定することができる。例えば、システムログ抽出範囲設定画面501上でドロップダウンリスト502により「日」が選択されると、入力欄503に抽出範囲として年月日を設定することができる。また、ドロップダウンリスト504により「時間」が選択されると、入力欄505に抽出範囲として時間を設定することができる。
更に、ジョブ名を設定する場合は、システムログ抽出範囲設定画面501上のドロップダウンリスト506により「ジョブ名」が選択されると、入力欄507にジョブ名を設定することができる。
抽出範囲が設定され、設定ボタン508が押下されると、コンピュータ101は、設定された抽出範囲の情報を抽出設定情報としてサーバ102に送信する。一方、キャンセルボタン509が押下されたときは、設定をキャンセルする。
次に、ステップS402では、サーバ102に抽出設定情報を送信したコンピュータ101は、システムログの受信待ち状態になる。つづいて、ステップS403では、コンピュータ101は、サーバ102からステップS401で設定された抽出範囲のシステムログを受信(取得)する。
ステップS404において、サーバ102は、抽出設定情報の受信待ち状態にある。サーバ102が、コンピュータ101から抽出設定情報を受信すると(ステップS405)、受信した抽出設定情報に基づいて、該当するシステムログを検索して抽出する(ステップS406)。ステップS407では、サーバ102は、ステップS406で抽出したシステムログをコンピュータ101に送信して、ステップS404へ戻る。
次に、図4のステップS302におけるジョブログファイルの作成処理の詳細を図7及び図8を参照して説明する。
図7は、ジョブログファイルの作成処理の詳細を示すフローチャートである。図8は、図7の処理で利用される情報テーブルを示す図であり、(a)はジョブ名検索用情報テーブルであり、(b)はジョブ名及びジョブ番号を格納する情報テーブルである。これらの情報テーブルは、コンピュータ101内のROM203又は外部メモリ210に格納されている。
図7において、ステップS601では、コンピュータ101は、サーバ102から受信したシステムログから図7(a)のテーブル1 71に格納されているジョブ名に該当するシステムログを検索する。ここでは、受信したシステムログにおける最初の時間に出力されたシステムログから順に検索していく。例えば、図17のシステムログ1700における上位から順に検索し、テーブル1 71に格納されていないジョブ名であるときは、次の行のシステムログを読み込んでいき、テーブル1 71に格納されているジョブ名が検索されるまで読み込む。
次に、ステップS602では、ステップS601でジョブ名が検索されたときは、該検索されたジョブ名を図8(b)のテーブル2 72に格納する。次に、ステップS603では、ステップS601で検索されたジョブ名に対応するジョブ番号を特定する。ジョブ番号の特定により、ステップS601で検索されたジョブ名がある次の行のシステムログにあるジョブ番号が特定される。ステップS601で検索されたジョブ名を含むシステムログとステップS702で読み込まれたジョブ番号を含むシステムログは、同一ジョブのシステムログである。
次に、ステップS604では、ステップS603で特定されたジョブ番号をテーブル272に格納する。つづいて、ステップS605では、検索の結果、システムログの最終行であるときは、ステップS606へ進み、最終行でないときは、ステップS601へ戻る。
ステップS606では、テーブル2 72に格納されたジョブ名及びジョブ番号に基づいて同一ジョブのシステムログを読み込み、ジョブログファイルをジョブ毎に作成して、本処理を終了する。作成されたジョブログファイルは、RAM202又は外部メモリ210に格納される。
次に、図4のステップS303におけるコマンドログファイルの作成処理(操作単位の特定)の詳細を図9及び図10を参照して説明する。
図9は、図4のステップS303におけるコマンドログファイルの作成処理の詳細を示すフローチャートである。図10は、図9の処理で利用される情報テーブルを示す図であり、(a)はコマンドの情報テーブルであり、(b)はメッセージIDの情報テーブルである。
図9において、ステップS701では、図7の処理で作成されたジョブログファイルを読み込む。次に、ステップS702では、読み込んだジョブログファイルの中から、図10(b)に示すテーブル4 102に格納されている終了を示すメッセージID(本実施の形態では、IEF404I)を検索し、終了メッセージがないときは、ステップS704へ進む一方、終了メッセージがあるときは、当該終了メッセージがある行を境にしてジョブログファイルを分割する(ステップS703)。
ステップS704では、分割されたジョブログファイル(又は終了メッセージのないジョブログファイル)をコマンドログファイルとしてRAM202又は外部メモリ210に保存する。
ステップS705では、全てのジョブログファイルに対して処理を行ったか否かを判別し、未処理のジョブログファイルがあるときは、ステップS701に戻って新たなジョブログファイルを読み込む一方、全てのジョブログファイルに対して処理を行ったときは、本処理を終了する。
次に、分割されたコマンドログファイルにおいて、コマンドとコマンド、メッセージとメッセージ、コマンドとメッセージの出力時間間隔が開いていた場合、当該コマンドとメッセージは既に1つのコマンドログファイルとすべきではないので、図11の処理により判定する。すなわち、コマンドとコマンド、メッセージとメッセージ、コマンドとメッセージの出力時間間隔が所定の時間以上開いていた場合、異なるコマンド処理の可能性が高い。例えば、コマンド処理の途中でエラーが起きてしまい、コマンド処理が正常に終了しない場合等があるため、所定の時間以上、コマンドとコマンド、メッセージとメッセージ、コマンドとメッセージの出力時間間隔がある場合は、異なるコマンド処理として判別する必要がある。図11に示す処理により、それを判別することで、正確な操作手順を作成することができる。
図11は、コマンドログファイルのタイムアウト処理を示す図である。
図11において、ステップS1101では、図9の処理で保存されたコマンドログファイルを読み込む。次に、ステップS1102では、テーブル3 101及びテーブル4 102の各情報テーブルに基づいて、ステップS1101で読み込んだコマンドログファイルからコマンド及びメッセージをそれぞれ特定する。
次に、ステップS1103では、特定されたコマンド及びメッセージの各出力時間の間隔(タイムアウト情報)を算出する。つづいて、ステップS1104では、算出された各出力時間の間隔が予め設定された所定の時間以上か否かを判別する。この判別の結果、所定の時間以上でないときは、ステップS1106へ進む一方、そうでないときは、ステップS1105へ進み、当該コマンドログファイルの分割を行う。
ステップS1106では、全コマンドログファイルについて行ったか否かを判別し、行っていないときは、ステップS1101へ戻る一方、全コマンドログファイルについて行ったときは、本処理を終了する。
次に、図4のステップS304におけるコマンドログファイルの種別の判定処理(操作種別の判定)の詳細を図12を参照して説明する。
図12は、図4のステップS304におけるコマンドログファイルの種別の判定処理の詳細を示すフローチャートである。
図12において、ステップS801では、図9の処理で保存されたコマンドログファイルを読み込む。次に、ステップS802では、読み込んだコマンドログファイルの中から、図10(a)に示すテーブル3 101又は図10(b)に示すテーブル4 102に格納されているメッセージ又はコマンドを検索し、当該メッセージ又はコマンドが検索されたときは、その操作種別を決定する。例えば、IEF404IのメッセージIDが検索されると、IEF404Iは「初期化終了」を意味しており、該コマンドログファイルの操作種別は「初期化終了」と決定する。
次に、ステップS803では、全コマンドログファイルの操作種別が決定されたか否かを判別し、決定されていないコマンドログファイルがあるときは、ステップS801に戻り、未処理のコマンドログファイルを読み込む一方、全コマンドログファイルの操作種別が決定したときは、本処理を終了する。本処理により得られたコマンドログファイルの一例を図20に示す。
次に、図12の処理に引き続き行われる手順情報作成処理について図13及び図16を参照して説明する。
図13は、手順情報作成処理を示すフローチャートである。図16は、図13の処理で作成される情報テーブルを示す図であり、(a)はリソース情報テーブルであり、(b)は手順情報テーブルである。
図13において、ステップS1501では、図8(a)のテーブル1 71に格納されている情報(ジョブ名)がコマンドログファイルの中にあるか否かを検索し、該検索されたジョブ名をリソース名として、図16(b)に示す手順情報テーブル1602の手順名欄に格納する。
次に、ステップS1502では、コマンドログファイルの先頭にあるコマンドを手順情報テーブル1602のコマンド欄に格納する(テーブル3 101に格納されているコマンドをコマンドログファイルの中から検索し、検索されたコマンドを手順情報テーブル1602のコマンド欄に格納する)。
次に、ステップS1503では、図10(b)のテーブル4 102に格納されているメッセージをコマンドログファイルの中から検索し、検索されたメッセージの出力時間を読み込む。例えば、図20に示すコマンドログファイルの中から図10(b)のテーブル4 102に示すメッセージ(メッセージIDともいう。)「IEF403I」を検索すると、検索されたメッセージ「IEF403I」の出力時間(出力した日時)が2005/5/1 13:00:34であることがわかり、該出力時間を読み込む処理を行う。
次に、ステップS1504では、ステップS1502で手順情報テーブル1602に格納されたコマンドの出力された時間から、ステップS1503で読み込んだメッセージの出力された時間までの経過時間を算出する。例えば、図20に示すコマンドログファイルの中からコマンド「S」がステップS1502で検索され、図20に示すとおり、検索されたコマンド「S」の出力時間が2005/5/1 13:00:00であることがわかる。
次に、ステップS1503で読み込まれたメッセージの出力時間から減算することで、ステップS1502で手順情報テーブル1602に格納されたコマンドの出力された時間から、ステップS1503で読み込んだメッセージの出力された時間までの経過時間を算出することができる。
ステップS1505では、ステップS1503で検索されたメッセージの内容と、ステップS1504で算出された経過時間とを手順情報テーブル1602に格納する。
ステップS1506では、全コマンドログファイルについて手順情報テーブルを作成したときは、本処理を終了する一方、作成していないときは、ステップS1501へ戻り、次のコマンドログファイルについて処理を行う。
このようにして、コマンドログ毎に手順情報テーブル1602を作成する。
図14は、図4のステップS305における前提後続判定処理の詳細を示すフローチャートである。
図14において、ステップS901では、全コマンドログファイルを読み込む。次に、ステップS902では、読み込んだ全てのコマンドログファイルの中からテーブル4 102に格納されている終了メッセージを検索し、該終了メッセージがあるときは、終了メッセージが出力された時刻をコマンド処理の終了時刻とし(ステップS903)、ステップS905へ進む。一方、終了メッセージがないときは、コマンドログファイルの最終行のコマンド又はメッセージが出力された時刻をコマンド処理の終了時刻とし(ステップS904)、ステップS905へ進む。ここでコマンドログファイルの最終行とは、例えば、図20に示すとおり、日時が2005/5/1 13:00:35でコマンド/メッセージが「IIEF76I WTR 35B2 WAITING FOR WORK, CLASS=S, DEST=LOCAL」の行を指す。
ステップS905では、ステップS903又はステップS904で特定された終了時刻をRAM202又は外部メモリ210に記憶する。
次に、ステップS906では、全てのコマンド処理の終了時刻を記憶したときは、ステップS907へ進む。一方、コマンド処理の終了時刻を記憶していないものがあるときは、コマンドログファイルについて、ステップS902以降の処理を行う。
次に、ステップS907では、コマンド処理の前提後続判定を行う。ここでは、まず、全コマンドログファイルにおける全コマンド処理の開始時刻を検索して特定する。次に、全コマンドログファイルにおける全コマンド処理の開始時刻とステップS905で特定されたコマンド処理の終了時刻とを比較し、終了時刻に最も早い開始時刻のコマンド処理を後続処理とし、該終了時刻のコマンド処理を親処理とする。このようにして、コマンドログファイルについて前提後続判定を行う。
次に、ステップS908では、ステップS907で得られた親処理のコマンドログファイルの中にテーブル1 71に格納されているジョブ名があるか否かを検索し、検索されたジョブ名をリソース情報として、図16(a)に示すリソース情報テーブル1601の親リソース名欄に格納する。また、子処理についても同様の処理を行い、検索されたジョブ名をリソース情報として、リソース情報テーブル1601のリソース名欄に格納する。
このようにして、リソース情報テーブル1601を作成する。
次に、図3のS3における自動化プログラムの作成処理の詳細について図15を参照して説明する。
図15は、自動化プログラムの作成処理の詳細を示すフローチャートである。
図15において、ステップS1001では、運用設計者は、どのアプリケーションに対応するプログラムを作成するかを設定する。アプリケーションの選択が設定されると、コンピュータ101は、設定されたアプリケーションに応じてコンピュータ101に記憶されているリソース情報と自動化手順情報を読み込む。
次に、ステップS1002では、ステップS1001で設定されたアプリケーションのスケルトンを抽出し、ステップS1001で読み込まれたリソース情報及び自動化手順情報を各ツール用のプログラム及び前提後続関係ファイルに変換する。変換されたファイル2300の一例を図23に示す。ここでスケルトンとは、プログラムの雛型であって、リソース情報及び自動化手順情報を所定の箇所に入力することで、コンピュータで実行可能なプログラムを作成することができるものである。
ステップS1003では、コンピュータ101は、ステップS1002で作成されたプログラムをサーバ102に送信する。プログラムを受信したサーバ102は、自動化エンジンに入力し、自動運転を実行する。
本実施の形態によれば、コンピュータ101は、システムログ抽出範囲設定画面501上で設定された抽出設定情報に基づいてシステムログ1700の抽出範囲設定及び抽出処理を行い、抽出されたシステムログからジョブ名及び該ジョブ名に対応するジョブ番号に基づいて同一ジョブのシステムログを読み込み、ジョブログファイル1800をジョブ毎に作成し(ジョブログファイルの作成処理)、作成されたジョブログファイルをコマンド毎に分割してコマンドログファイルを作成し(操作単位の特定)、作成されたコマンドログファイルの種別を判定(操作種別の判定)した後、判定されたコマンドログファイルの終了時刻と該コマンドログファイルの開始時刻に基づいて前提後続関係(コマンドログファイルの前後関係)を判定して、リソース情報と自動化手順を作成するので、システムログ情報から操作手順又は自動運転プログラムを効率良く作成することができる。
また、処理に関連性のある操作手順及びそのプログラムを作成することができる。また、自動運転するための操作手順を効率的に作成することができるので、予め自動化手順を設定する必要がなくなる。更に、正確な手順又は自動運転プログラムを効率的に作成することができる。
上記実施の形態では、図9のコマンドログファイルの作成処理において、情報テーブルに格納されたメッセージによりコマンドログファイルを特定していたが、例えば、図21に示す画面2100を表示させ、オペレータに選択させるようにしてもよい。
画面2100では、ジョブログファイルを表示するウィンドウ2101と、画面2100に表示されたジョブログファイルから選択されたコマンドログファイルを表示するウィンドウ2102と、ウィンドウ2101に表示されたジョブログファイルをスクロールするスクロール2105,2106と、選択したコマンドログファイルを確定するための確定ボタン2103と、選択したコマンドログファイルを削除するための削除ボタン2104とが表示される。
このような画面2100を表示することにより、システムの自由度を向上させることができる。
また、上記実施の形態における前提後続判定処理において、図22に示す前提後続修正画面2200を表示し、当該画面上で各項目を修正するようにしてもよい。
本発明の目的は、上記実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD±R、DVD−RAM、DVD±RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を用いることができる。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も、本発明に含まれることは云うまでもない。
この場合、上記プログラムは、該プログラムを記憶した記憶媒体から直接、又はインターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続された不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
本発明の実施の形態に係る情報処理システムの全体構成を示す図である。 図1におけるコンピュータ101の内部構成の概略を示すブロック図である。 図1の情報処理システムにおける操作手順作成の全体の流れを示す図である。 図3におけるリソース情報及び自動化手順の作成処理を示すフローチャートである。 図4のステップS301におけるシステムログの抽出範囲設定及び抽出処理の詳細を示すフローチャートである。 図5の処理で表示されるシステムログ抽出範囲設定画面を示す図である。 ジョブログファイルの作成処理の詳細を示すフローチャートである。 図7の処理で利用される情報テーブルを示す図であり、(a)はジョブ名検索用情報テーブルであり、(b)はジョブ名及びジョブ番号を格納する情報テーブルである。 図4のステップS303におけるコマンドログファイルの作成処理の詳細を示すフローチャートである。 図9の処理で利用される情報テーブルを示す図であり、(a)はコマンドの情報テーブルであり、(b)はメッセージIDの情報テーブルである。 コマンドログファイルのタイムアウト処理を示す図である。 図4のステップS304におけるコマンドログファイルの種別の判定処理の詳細を示すフローチャートである。 手順情報作成処理を示すフローチャートである。 図4のステップS305における前提後続判定処理の詳細を示すフローチャートである。 自動化プログラムの作成処理の詳細を示すフローチャートである。 図13の処理で作成される情報テーブルを示す図であり、(a)はリソース情報テーブルであり、(b)は手順情報テーブルである。 システムログの一例を示す図である。 ジョブログファイルの一例を示す図である。 コマンドログファイルの一例を示す図である。 操作種別判定後のコマンドログファイルの一例を示す図である。 操作単位毎のコマンド/メッセージの抽出処理の他の一例を示す図である。 前提後続修正画面の一例を示す図である。 図15の自動化プログラムの作成処理により変換されたプログラムの一例を示す図である。 従来のコンピュータシステムの操作手順書自動作成方法の概略を示す図である。 従来のコンピュータシステムの操作手順書自動作成方法の概略を示す図である。 従来のコンピュータシステムの操作手順書自動作成方法の概略を示す図である。
符号の説明
71 テーブル1
72 テーブル2
101 コンピュータ
102 サーバ
103 LAN
209 ディスプレイ装置
210 外部メモリ
501 システムログの抽出範囲設定画面
1700 システムログ
1800 ジョブログファイル
1901,1902 コマンドログファイル

Claims (3)

  1. 汎用計算機において実行されたジョブのジョブ名に対応付けたコマンドと、前記コマンドが出力された時刻と、前記コマンドに対する処理終了を示すメッセージと、前記メッセージが出力された時刻と、を含むシステムログを前記汎用計算機に備えられた記憶装置に記憶する前記汎用計算機とネットワークを介して接続された操作手順作成装置であって、
    前記記憶装置に記憶されたシステムログを取得するシステムログ取得手段と、
    前記システムログ取得手段によって取得されたシステムログに対して前記汎用計算機において出力されたシステムログ順に、前記ジョブ名を検索し、次に検索し存在するジョブ名迄に出力されたシステムログ、あるいは次に検索しジョブが存在しない場合は、前記ジョブ名以降に出力されたシステムログに対して、処理終了を示すメッセージを検索、前記検索した結果、処理終了を示すメッセージが存在する場合は、前記次に検索したジョブ名迄に出力されたシステムログ、あるいは前記ジョブ名以降に出力されたシステムログから前記メッセージが存在する迄に出力されたシステムログを分割、前記分割されたシステムログに含まれる前記コマンドに基づいてコマンド処理を特定する一方、前記検索した結果、処理終了を示すメッセージが存在しない場合は、前記次に検索したジョブ名迄に出力されたシステムログ、あるいは前記ジョブ名以降に出力されたシステムログに含まれる前記コマンドに基づいてコマンド処理を特定するコマンド処理特定手段と、
    前記コマンド処理特定手段によって特定されたコマンド処理において前記処理終了を示すメッセージが出力された時刻以降の最も早いコマンド出力時刻を有するコマンド処理を後続の処理として判定する前提後続判定手段と、
    前記前提後続判定手段によって判定された後続のコマンド処理を有するジョブ及び前記ジョブに対応するコマンド処理が前記コマンド処理特定手段によって特定されたコマンド処理を有するジョブの後続であることを識別作成すると共に、前記コマンド出力時刻に基づいて前記後続のコマンド処理の実行順を作成する手順作成手段とを備えることを特徴とする操作手順作成装置。
  2. 汎用計算機において実行されたジョブのジョブ名に対応付けたコマンドと、前記コマンドが出力された時刻と、前記コマンドに対する処理終了を示すメッセージと、前記メッセージが出力された時刻と、を含むシステムログを前記汎用計算機に備えられた記憶装置に記憶する前記汎用計算機とネットワークを介して接続された操作手順作成装置として機能させるコンピュータで読み取り可能なプログラムであって、
    前記操作手順作成装置を、
    前記記憶装置に記憶されたシステムログを取得するシステムログ取得手段、
    前記システムログ取得手段によって取得されたシステムログに対して前記汎用計算機において出力されたシステムログ順に、前記ジョブ名を検索し、次に検索し存在するジョブ名迄に出力されたシステムログ、あるいは次に検索しジョブが存在しない場合は、前記ジョブ名以降に出力されたシステムログに対して、処理終了を示すメッセージを検索、前記検索した結果、処理終了を示すメッセージが存在する場合は、前記次に検索したジョブ名迄に出力されたシステムログ、あるいは前記ジョブ名以降に出力されたシステムログから前記メッセージが存在する迄に出力されたシステムログを分割、前記分割されたシステムログに含まれる前記コマンドに基づいてコマンド処理を特定する一方、前記検索した結果、処理終了を示すメッセージが存在しない場合は、前記次に検索したジョブ名迄に出力されたシステムログ、あるいは前記ジョブ名以降に出力されたシステムログに含まれる前記コマンドに基づいてコマンド処理を特定するコマンド処理特定手段、
    前記コマンド処理特定手段によって特定されたコマンド処理において前記処理終了を示すメッセージが出力された時刻以降の最も早いコマンド出力時刻を有するコマンド処理を後続の処理として判定する前提後続判定手段、
    前記前提後続判定手段によって判定された後続のコマンド処理を有するジョブ及び前記ジョブに対応するコマンド処理が前記コマンド処理特定手段によって特定されたコマンド処理を有するジョブの後続であることを識別作成すると共に、前記コマンド出力時刻に基づいて前記後続のコマンド処理の実行順を作成する手順作成手段として機能させるためのプログラム。
  3. 請求項2に記載のプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記憶媒体。
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