JP4540386B2 - 設計業務支援システム - Google Patents

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Description

本発明は、設計手順情報及び設計対象情報を利用した設計支援装置に関する。即ち、ソフトウエア、ハードウエア又は生産システム等の設計に関して、特に熟練設計技術者が行っている設計作業の進め方、即ち設計手順の記録をコンピューターを用いて蓄積、整理し、その設計作業の中で、又はその後の別の設計作業を進める際に、当該蓄積された設計手順情報及び設計対象情報を利用して設計作業の支援をすることにより設計作業の効率化を図る装置に関する。
生産対象物と生産目標数値に応じ、複数個の加工装置及び搬送装置を選択決定し、それらの配置を決定するような大がかりなプラント設計において、その設計結果を他の設計業務において有効活用するため、様々な手法が提案されている。例えば設計の成果物である報告書を全文検索可能とするのはその初歩的な例と言える。また、パターン化された設計業務において、言わばテンプレート的な手順を表示し、それに従って設計業務を進める例もある。この際、各手順における参照すべき報告書、提出すべき報告書等のひな型を設けて、設計の参考とする物もある。
特開平6−19691号公報
報告書の全文検索を用いた場合は、キーワードを用いて検索し、該当する報告書をデータベースから読み込み、表示することとなる。しかし、良く知られているように、検索時のキーワードの選択が適切でない場合や、各報告書のキーワード付けが適切でない場合、必要以上の件数の報告書が表示されたり、余り参考とならないようなかけ離れた設計についての報告書が表示されたり、逆に本来最も参考とすべき類似設計の報告書が表示されなかったりして、目的に比べてシステムの動作が重いものとなってしまう。
また、テンプレート手順を用いる場合は、当該パターン化された設計業務から、その業務で参照、出力する報告書などの出力物にたどりつくことができるが、その報告書などの出力物を設計する作業については、設計者がその作業を設計して設計者の力量の中で行わなければならない。作成マニュアルのようなものが別途ある場合においても、設計者がそのマニュアルを読み、それを理解して作業を設計して、設計者の力量の中で行わなければならない。即ち、設計者により設計結果の質は大きく異なってくる。また、予め決められた手順の業務を支援するのみで、新規に業務を蓄積し、可視化することはできない。設計途中及び設計終了後に、どのような手順で図面や資料の各要素が作成されたのか、また、図面や資料の各要素が設計のどの仕事の中でどのような意図で設計されたのかという背景情報の獲得も不可能であり、設計結果の活用が困難であった。
本発明は上記問題点に鑑み、設計の際の意思決定の過程を業務手順と設計作業を紐づけながら詳細に蓄積することを目的とする。また、現在及び過去の業務手順を可視化し、設計業務をナビゲートすることを目的とする。
上記の課題を解決するため請求項1に記載の手段によれば、階層化されたものを含み得る複数個の単位設計業務から成り、ある単位設計業務での設計結果に基づいて設計を行う他の単位設計業務が少なくとも1箇所存在する、生産システムエンジニアリング等の連結設計業務の実行をコンピューターにより支援する設計業務支援システムにおいて、連結設計業務、連結設計業務ごとに複数個作成された単位設計業務、単位設計業務における設計結果である設計対象及び個々の設計対象ごとに1個以上作成された対象属性を各々固有の識別符号と共にそれらの有する諸情報を格納するためのデータベースと、新規の連結設計業務、新規の単位設計業務、新規の設計対象又は新規の対象属性を登録するため、それら新規の連結設計業務、新規の単位設計業務、新規の設計対象又は新規の対象属性に固有の識別符号を生成すると共に、少なくともそれらの名称を含む、属性、属性値その他の情報を入力可能としてデータベースに格納可能とする新規作成及び登録手段と、個々の連結設計業務に対し、複数個の単位設計業務を、その業務順序と共に、関連付ける業務関連付け手段と、個々の単位設計業務に対し、設計項目である設計対象の対象属性である設計対象属性を関連付ける設計対象関連付け手段と、個々の単位設計業務に対し、参照すべき他の単位設計業務における設計項目を関連付ける参照項目関連付け手段と、登録された連結設計業務を選択可能とし、連結設計業務を選択することにより、その業務順序と共に、関連付けられた単位設計業務をその単位設計業務の登録された表示形式に従い表示し且つ編集可能とする連結設計業務表示編集手段と、連結設計業務表示編集手段により表示された単位設計業務を選択可能とし、単位設計業務を選択することにより、設計対象関連付け手段により関連付けられた設計対象属性とその設計対象の名称を各々別途登録された表示形式に従い表示し且つ編集可能とすることで、設計業務を支援する設計項目表示編集手段と、連結設計業務表示編集手段により表示された単位設計業務を選択可能とし、単位設計業務を選択することにより、参照項目関連付け手段により関連付けられた他の単位設計業務の設計項目である設計対象属性とその設計対象の名称を各々別途登録された表示形式に従い表示し且つ他の単位設計業務の設計項目を選択可能として、設計業務を支援する参照項目表示選択手段と、前記設計項目表示編集手段と連動して当該設計対象に対して作成された対象属性を表示し且つ編集可能とする第2の設計項目表示編集手段と、前記各単位設計業務で設計された設計対象を1つの連結設計業務に含まれる設計対象を一括又は層別として、登録された表示形式に従い表示し、その位置、大きさ、属性並びに他の設計対象との関係を編集可能とする設計対象表示編集手段とを有し、連結設計業務表示編集手段により表示された単位設計業務を選択することで、設計対象表示編集手段により表示された設計対象のうち、当該単位設計業務で対象属性を設計した設計対象を区別可能に表示し、設計対象表示編集手段により表示された設計対象を選択することで、第2の設計項目表示編集手段を起動させることができると共に、連結設計業務表示編集手段により表示された単位設計業務のうち当該設計対象の各対象属性を設計した単位設計業務を区別可能に表示する単位設計業務・設計対象関連検索手段とを有することを特徴とする設計業務支援システムである。尚、ひな型として例えばオブジェクト指向型プログラミング等で用いられる「クラス」を用いることも可能であり、この場合第2の複写手段は「インスタンスの生成」、生成されるものは「オブジェクト」となる。また、ひな型は、設計すべき属性の名称、属性値等が「空白」のものであっても、予め何らかの属性の名称、属性値等が登録されたものであっても良い。また、ひな型を用意することで、実質的に新規作成手段及び登録手段の実行を制限し、又は当該手段を有しない構成とすることも本請求項に含まれる。尚、属性情報を持つ新規の単位設計業務、新規の設計対象の新規作成及び登録手段においては、例えばオブジェクト指向型のプログラミング等で用いられる「クラス」を用いることも可能である。この場合、新規作成手段は「インスタンス」生成、生成されるのは「インスタンス」となる。「クラス」及びこれを構成する「属性」は予め登録しておいても良いし、設計業務の中で逐次登録していっても良い。また、当該手段を有しない構成とすることも本請求項に含まれる。
また、請求項2に記載の手段によれば、連結設計業務に関連付けられた、文書、図表その他の新規の成果物を固有の識別符号と共に生成させる成果物生成手段と、成果物を編集可能とするとともに、連結設計業務に関連付けられた、1個以上の設計対象と対象属性を生成された成果物に対して関連付けることにより、成果物が設計対象と対象属性の有する情報を成果物に取り込む成果物表示編集手段を有することを特徴とする。
また、請求項3に記載の手段によれば、既にデータベースに登録された連結設計業務、単位設計業務、設計対象、対象属性又は成果物を検索可能として選択することにより、新たな固有の識別符号を有する他は同様の情報を有する新たな連結設計業務、単位設計業務、設計対象、対象属性、成果物を生成させる第1の複製手段を有することを特徴とする。また、請求項4に記載の手段によれば、請求項3に記載の設計業務支援システムにおいて、第1の複製手段は、登録済みの連結設計業務を選択したときは当該登録済みの連結設計業務と、それを構成する単位設計業務、設計対象、対象属性又は成果物に対応する新たな連結設計業務、単位設計業務、設計対象、対象属性又は成果物を一括生成させ、且つそれらの間の関連付けを当該登録済みの関連付けと同様に生成することを特徴とする。
また、請求項5に記載の手段によれば、連結設計業務のひな型、単位設計業務のひな型、設計対象のひな型、対象属性のひな型、成果物のひな型を格納するためのひな型データベースを有し、それらひな型を検索可能として選択することにより、新たな固有の識別符号を有する他は同様の情報を有する新たな連結設計業務、単位設計業務、設計対象、対象属性、成果物を生成させる第2の複製手段を有し、設計対象のひな型には、1個以上の対象属性のひな型が関連付けられていることを特徴とする。また、請求項6に記載の手段によれば、請求項5に記載の設計業務支援システムにおいて、第2の複製手段は、設計対象のひな型を選択したときは当該ひな型と、それに関連付けられた全ての対象属性のひな型に対応する新たな設計対象及び対象属性を一括生成させ、且つそれらの間の関連付けを当該ひな型における関連付けと同様に生成することを特徴とする。
また、請求項7に記載の手段によれば、単位設計業務は細分した複数の細分単位設計業務との階層化が可能であることを特徴とする。また、請求項8に記載の手段によれば、設計対象は細分した複数の細分設計対象との階層化が可能であることを特徴とする。
本発明の設計業務支援システムを用い、全ての設計業務(連結設計業務)をデータベースに格納することで、各設計業務(連結設計業務)が、何段階の意思決定手順(単位設計業務)を踏み、その際に意思決定(設計対象と、対象属性・値)の根拠とした参照項目(他の単位設計業務における設計対象と、対象属性・値)及びその内容を全て関連付けて蓄積することができる。これにより、過去の設計業務(連結設計業務)における設計手順(単位設計業務)と参照項目、意思決定の結果(設計対象と、対象の属性の名称と値)が系統立てて表示可能となり、過去の設計業務(連結設計業務)を蓄積することにより、それらを参考にして新規設計業務(連結設計業務)を実行することが可能となる。また、複雑な設計業務(連結設計業務)を設計手順(単位設計業務)の集積として表示できる。また、複雑な設計対象、例えば複数個の設計対象から成り、且つ各々が他の設計対象の対象属性(属性名称と属性値)の設計変更により、自己の対象属性(属性名称と属性値)の変更を余儀なくされる場合であっても、それらの関係を容易に表示することができる。
即ち、現在作業中の設計業務(連結設計業務)において、手順と設計対象から成る作業内容全体を可視化できる、言い替えれば手順(因果関係)と設計済みの設計対象を全て構造化して表示できるので、手順のナビゲートに役立ち、設計業務における漏れ、矛盾の発見を容易とし、業務改革(リエンジニアリング)も可能とする。また、各単位設計業務には、設計対象を直接には関連付けず、当該設計対象に関連付けられた対象属性を関連付けることで、同一設計対象に対して複数の対象属性を関連付け、それらを異なる単位設計業務で表示、編集することが可能となる。また、各単位設計業務において設計対象の中のどの部分が設計されたのかを、より詳細な情報を蓄積し、表示することができる。或いは同一種類の対象属性を複数設け、属性値により関連付ける対象属性を選択することも可能となる。このように、対象属性が関連付けにより設計対象とは独立にデータベースに格納されるので、対象属性、即ち設計対象に対して決定しなくてはいけない項目を動的に追加削除することが可能となる。また、設計対象のテンプレートを成長させていくことができる。
設計対象表示編集手段により、各単位設計業務の設計項目を表示しなくても、1連結設計業務内の個々の又は全部の設計対象とそれらの関係を確認することができる。また、第2の設計項目表示編集手段により、1連結設計業務内の個々の又は全部の設計対象について、対象属性を表示及び編集することが可能となる。更には、設計対象を選択することで、その属性を設計した単位設計業務を確認することができる。これらにより、更に利便性の高い設計業務支援システムとすることができる(請求項1)。
文書、図表その他の成果物(報告書、図面等)を連結設計業務に関連付け、成果物に対して設計対象と対象属性を関連付けることで、1連結設計業務内の複数の成果物間で、設計対象(例えば装置)及び対象属性(例えば各装置型番と性能)を全成果物間で共通に用いることができる。これにより、1連結設計業務内で作成される複数の成果物(報告書、図面等)の間の不整合を確実に解消できる。即ち、文書その他の成果物は業務遂行で定義、決定した設計対象要素から成る。これを再度書き直すことなく、矛盾の無い成果物の作成が可能となる(請求項2)。
過去の、または予め用意された単位設計業務、設計対象、対象属性、或いは成果物を用いて、連結設計業務を容易に構成することができる。単位設計業務、設計対象、対象属性、或いは成果物が関連付けられているので、経験の浅い設計者に対しても、過去又は現在用いうる情報を基に、連結設計業務を遂行することが可能となる。或いは、設計業務における作業精度を向上させることができる(請求項3、5)。即ち、どのような手順で図面や報告書の各要素(対象)を作成すべきか、また、図面や資料の各要素が設計のどの仕事の中でどのような意図で設計されたのかというミクロレベルの情報獲得が可能であり、その報告書などの出力物を設計する作業については、設計者がその作業を設計する必要がなく、設計者の力量に依存なく連結設計業務を遂行することが可能となる。また、過去の連結設計業務(設計事例)を参考にするときは当該連結設計業務を構成する全ての単位設計業務、設計対象、対象属性、或いは成果物を複写した上、編集することで、設計者の利便性が図れる(請求項4)。また、ひな型を基にするときには、1個の設計対象をひな型から生成する場合には、当該ひな型に関連付けられた全ての対象属性を一括して複写した上、編集することで、設計者の利便性が更に図れる(請求項6)。
単位設計業務を階層化可能とすることで、連結設計業務を大まかな単位設計業務で構成した後、設計業務を遂行中に細分化及び合体化して、より系統立てられた連結設計業務表示とすることができ、また、個々のより下層の単位設計業務において、きめ細かな設計業務を遂行することが可能となる(請求項7)。設計対象を階層化可能とすることで、多数の設備から構成される大規模工場の設計業務であっても、工場のレベル、ラインのレベル、設備のレベルとその粒度を変えて設計対象を表示、編集、それを設計した単位設計業務を検索することが可能となり、立場の異なる設計者が情報を共有し、蓄積し、活用することができる(請求項8)。
以下、本発明の具体的な実施例について、図を用いて説明する。尚、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
図1は、本願の具体的な第1の実施例である設計業務支援装置1000の構成図である。設計業務支援装置1000は、記憶手段100、制御演算手段200、入力手段300、表示装置400及び印刷装置500から成る。記憶手段100には、データベース10及びひな型データベース11が格納されている。また、制御演算手段200は、新規作成及び登録手段20、成果物生成手段21、第1の複製手段22、第2の複製手段23、業務関連付け手段31、設計対象関連付け手段32、参照項目関連付け手段33、連結設計業務表示編集手段41、設計項目表示編集手段42、参照項目表示選択手段43、成果物表示編集手段44、第2の設計項目表示編集手段45、設計対象表示手段46により構成されている。入力装置300はマウス、キーボードその他の任意の入力装置であって、表示装置400に表示された特定領域を選択可能とし、且つ文字(テキスト)入力を可能なものとする。尚、単位設計業務・設計対象関連検索手段は、設計項目表示編集手段42、参照項目表示選択手段43、第2の設計項目表示編集手段45の機能の一部から構成される。
図2は、本発明のデータベース10に格納すべき個々のデータ形式を示す概念図である。各データは識別符号を有するデータテーブルの構造を有する。まず、連結設計業務のデータテーブルは、自己の識別符号(ID)と、編集可能なデータとして自己の名称を有する。単位設計業務のデータテーブルは、自己の識別符号(ID)を有する他、自己が関連付けられた連結設計業務のID、自己が属する分類についての分類符号を有する。更に、編集可能なデータとして、自己の名称、自己の前に行うべき単位設計業務のID、自己の後に行うべき単位設計業務のID、自己を一部とする上位階層の単位設計業務のID、自己の一部である下位階層の単位設計業務のID、自己についての属性及びその値の任意個数の組、参照項目となる対象属性のID、設計項目となる対象属性のIDを有する。前単位設計業務ID、後単位設計業務ID、上単位設計業務ID、下単位設計業務ID、参照項目となる対象属性ID、設計項目となる対象属性IDについては、複数個記述されても良く(上単位設計業務IDを除く)、0個でも良い。
設計対象のデータテーブルは、自己の識別符号(ID)と、自己の名称、自己が属する分類についての分類符号を有する。また、対象属性のデータテーブルは、自己の識別符号(ID)と、自己の名称及び値、自己の関連付けられた対象属性のIDを有する。また、自己を一部とする上位階層の設計対象のID、自己の一部である下位階層の設計対象のIDを有するが、これらは複数個記述されても良く(上設計対象IDを除く)、0個でも良い。成果物のデータテーブルは、自己の識別符号(ID)と、自己の名称、自己が関連付けられた連結設計業務のID、単位設計業務のID、リンクすべきファイルの所在を有する。単位設計業務IDは無くても良い。
このような形式の、IDを有するデータテーブルを次のように新規作成及び登録、並びに編集していくことで、連結設計業務の詳細をデータベースに蓄積していくことができる。この時、各要素が再利用できる形で関連付けられる。
本実施例では、表示装置がウィンドウ形式で表示するものを想定する。まず、連結設計業務の新規作成の指令が入力装置300により選択されると、新規作成及び登録手段10により新たな識別符号を付与された連結設計業務データテーブルが仮作成される。尚、以下「データテーブルが仮作成され、登録の指令が選択されるとデータベースに登録される」例を示すが、これは全て「データテーブルがデータベースに登録され、更新の指令が選択されるとデータベースのデータテーブルの内容が更新される」ものに置き換えても同様である。
次に同じく新規作成及び登録手段10により、上記新規仮作成された連結設計業務のデータテーブルの編集可能な名称について、表示装置400上に入力を促すウィンドウが表示される。ここで設計者は、入力装置300により当該連結設計業務の名称をテキスト入力する。こうして連結設計業務のデータテーブルの入力部分が全て埋まり、連結設計業務の登録の指令が入力装置300により選択されると、連結設計業務のデータテーブルが登録される。
次に、単位設計業務の新規作成の指令が入力装置300により選択されると、新規作成及び登録手段10により新たな識別符号を付与された単位設計業務データテーブルが仮作成される。この時、上記新規登録された連結設計業務が選択されている状態であれば、業務関連付け手段31により、当該仮作成された単位設計業務データテーブルに選択された連結設計業務IDが付与される。
次に同じく新規作成及び登録手段10により、上記新規仮作成された単位設計業務のデータテーブルの編集可能な名称、属性及びその値について、表示装置400上に入力を促すウィンドウが表示される。ここで設計者は、入力装置300により当該単位設計業務の名称、属性及びその値をテキスト入力する。分類符号については、別途分類ルールを参照して入力する。こうして単位設計業務の登録の指令が入力装置300により選択されると、単位設計業務のデータテーブルが登録される。これを所望回数繰り返す。設計者は例えば「他部門で完成した設計図を入手する」、「加工設備を決定する」、「搬送設備を決定する」、「レイアウトを決定する」などの「単位設計業務の名称」を個々の単位設計業務に対し入力する。
こうして、1個の連結設計業務を、複数の単位設計業務の連結とし、個々の単位設計業務ごとに「名称」を入力することで、複数の名称で表された単位設計業務の集合として認識することができる。連結設計業務表示編集手段41により、表示装置400に、選択した連結設計業務の中の単位設計業務をその名称と共に表示させ、単位設計業務の順序付けを行う。これは業務関連付け手段により、各単位設計業務データテーブルの「前単位設計業務ID」「後単位設計業務ID」を付与することで実現され、表示画面上では例えば前後関係にある単位設計業務の表示を矢印等で示す。尚、各単位設計業務の実質的な定義である「名称」の入力は、この段階で必ずしなければならないものではない。この段階で入力しても良く、この段階では一旦仮名称を入力し(仮の定義付けをし)、またはその他の表示のままとして設計業務を進めていくうちに最終的な名称(定義付け)としても良い。
次にこの各単位設計業務ごとに、そこで決定すべき設計対象並びにその属性(名称及び値)について決定していく。まず、連結設計業務表示編集手段41により、表示装置400に、選択した連結設計業務の中の単位設計業務をその名称と共に選択可能に表示させる。次に、名称と共に表示された単位設計業務の1を選択する。すると設計対象関連付け手段32と参照項目関連付け手段33により、当該単位設計業務における、設計項目における設計対象の名称及び属性その他を編集可能とするウインドウと、参照項目の名称及び属性その他を選択可能とするウインドウが表示される。尚、単位設計業務ごとに、当該入出力である参照項目及び設計項目の他、随時書き込み可能なテキスト領域等を設けておく。これは単位設計業務データテーブルの属性及び値の組において、「属性」にメモ等として、「値」に文字数制限付きのフリーテキストを入力及び編集可能とすることにより実現できる。
設計項目における設計対象の名称及び属性その他は、この単位設計業務で決定すべき設計対象の名称及び属性(名称及びその値)等である。設計者は例えば「他部門で完成した設計図を入手する」、「加工設備を決定する」、「搬送設備を決定する」などの「単位設計業務の名称」に応じ、当該具体的な決定を行う。「他部門で完成した設計図を入手する」場合であれば完成した設計図の格納場所、例えばURLを、属性の値として入力する。設計対象の名称は例えば「製品図面」とし、対象属性の名称は「アドレス」などとする。
この時、設計項目の名称を入力すると、新規作成及び登録手段10により設計対象データテーブルが新たなIDと共に生成され、当該名称と共に登録される。次に属性の名称及び値の少なくとも一方が入力されると、新規作成及び登録手段10により対象属性データテーブルが新たなIDと共に生成されると共に、これらが関連づけられて、対象属性データテーブルに関連付けられた設計対象IDが付与される。同一名称が入力されると、設計対象データテーブルはあらたに生成されず、対象属性データテーブルが新たなIDと共に生成されると共に関連付けられた設計対象IDが付与される。ここで新たに作成及び登録された設計対象は、設計対象表示編集手段により、連結設計業務に含まれる設計対象の1つとして、設計対象を表示するウィンドウに、登録された表示形式に従い表示される。設計者は、表示された設計対象の位置、大きさ、色、他の対象オブジェクトとの順序関係などを編集、確認することができる。
一方設計対象関連付け手段32により、対象属性IDが、単位設計業務データテーブルの設計項目に順次追加される。これにより、単位設計業務を選択すると、設計項目表示編集手段42により、関連付けられた(単位設計業務のデータテーブルの設計項目として記録された)対象属性IDと、対象属性データテーブルの中の設計対象IDとから、設計対象データテーブルと対象属性データテーブルを読み出して、その単位設計業務において決定された当該設計項目の名称、属性及びその値を表示させることができる。
参照項目は、既に他の(以前の)設計項目であるので、単に選択して参照するに留まる。設計対象表示手段46により、設計された全ての設計対象を選択可能に表示することを可能とする。また、その選択された設計対象について、第2の設計項目表示編集手段により設計済みの対象属性及びその値を表示可能とし、且つ編集可能とする。これらを用いて、参照項目表示選択手段43により、当該単位設計業務において必要最小限の参照項目の選択が容易となる。もっとも、単位設計業務の参照項目一覧を参照項目表示選択手段43により表示させ、1乃至複数個の単位設計業務の設計項目一覧を設計項目表示編集手段42により表示させてその中から参照項目を選択する方法でも良い。
以上のようにして、1個の連結設計業務を、例えば「他部門で完成した設計図を入手する」、「加工設備を決定する」、「搬送設備を決定する」、「レイアウトを決定する」などの名称を付加した複数個の単位設計業務の連続として捉えることで、大型プラント設計のような複雑な連結設計業務の詳細を、容易に把握可能とすることができる。また、各単位設計業務ごとに、参照項目、メモ等と設計項目の関係を記録として残せるので、設計のノウハウをデータベース化することが容易となる。これにより、新たな設計業務に際し、過去の設計業務を短時間で把握すること、或いは熟練していない設計者でも容易に把握することが可能となり、ナレッジベースとしての活用が可能となる。
次に設計業務支援装置1000の別の機能を活用する例を示す。ここでは第1の複製手段22を活用する。
第1の複製手段22は、蓄積された過去の設計業務、即ち連結設計業務データテーブル、それに関連付けられた複数個の単位設計業務データテーブル、それに関連付けられた対象属性データテーブル、設計対象データテーブルを、各々或いは一括して複製し、ひな型として活用するものである。尚、対象属性データテーブルと設計対象データテーブルは、ひな型として用いるのでなければ複製する必要はない。以下は一括して複製する場合である。
第1の複製手段22により、選択された過去の連結設計業務と、それに関連付けられた過去の単位設計業務、過去の対象属性及び過去の設計対象について、新たな識別符号が付与される。この時、新たな識別符号が付与された連結設計業務の当該識別符号が、単位設計業務データテーブルの連結設計業務IDに入力される。同様に、新たな識別符号が付与された対象属性の当該識別符号が、単位設計業務データテーブルの対象属性IDに入力される。新たな識別符号が付与された設計対象の当該識別符号が、対象属性データテーブルの設計対象IDに入力される。以下、連結設計業務表示編集手段41により複製された単位設計業務を全て表示して、単位設計業務を追加/削除して、設計業務を遂行する。
尚、過去の複数個の連結設計業務における単位設計業務を個々に複製してひな型としても良い。或いは実施例1において、新規な連結設計業務の単位設計業務を作成する際に、別の過去の連結設計業務における単位設計業務を個々に複製してひな型としても良い。
このように、過去に類似の設計業務が存在したことが判明した場合、当該類似の設計業務をほぼ踏襲することが可能となる。即ち、単位設計業務の流れ(設計手順)と各単位設計業務に関連付けられた設計対象及び対象属性を順に理解し、新たな業務に適用することができる。これにより、当該設計業務に精通していない設計者が設計業務を行う場合でも、容易に複雑な設計業務を行うことが可能となる。
次に設計業務支援装置1000の更に別の活用方法を示す。ここではひな型データベース11と第2の複製手段23を活用する。
ひな型データベース11には、連結設計業務データテーブルのひな型、単位設計業務データテーブルのひな型、対象属性データテーブルのひな型、設計対象データテーブルのひな型を用意する。このひな型の特徴は、まず単位設計業務データテーブルのひな型と設計対象データテーブルのひな型は、単位設計業務データテーブルと設計対象データテーブルにおける「分類符号」の欄が予め記載されていることである。また、設計対象データテーブルのひな型に対象属性データテーブルのひな型が関連付けられていることである。これにより、分類符号から容易に設計者の欲する単位設計業務データテーブルのひな型と設計対象データテーブルのひな型及びそれに関連付けられた対象属性データテーブルが選択でき、第2の複製手段23により新規識別符号が付与されて、上述の連結設計業務の遂行が容易となる。
このように、本発明の導入時であっても、過去の連結設計業務の蓄積が小さい場合でも、或いは反復して設計されうる連結設計業務でなくても、頻繁に使用する単位設計業務や設計対象、及び対象属性のひな型を用意することで、各設計者が容易に設計作業を実行することができる。
上記図2のデータテーブルでは、単位設計業務データテーブルが大きな構造であったが、次のように分解しておくことも可能である。図3は単位設計業務データテーブルと、それに関連付けられた単位設計業務属性データテーブル、参照項目データテーブル、設計項目データテーブルの構成を示す。単位設計業務属性データテーブル、参照項目データテーブル、設計項目データテーブルが各々識別符号を持つ。また、単位設計業務属性データテーブルは属性の名称と値を1組ずつ、参照項目データテーブルと設計項目データテーブルは関連付けられた対象属性IDを1つずつ持つ。これらのデータが単位設計業務データテーブルから分離された独立したデータテーブルとなるので、不要な場合(入力が無い場合)は当該データテーブルは存在せず、且つ全てのデータテーブルを固定長とすることが可能となる。これによりより利便性の高い、データベースを構築することが可能となる。
付に設計業務支援装置1000の更に別の活用方法を示す。ここでは成果物生成手段21と成果物表示編集手段46を活用するものである。
成果物生成手段21は、一種のリンク情報を生成するものである。成果物生成手段21は、図2の成果物データテーブルを生成させるものであって、当該成果物データテーブルには自己の識別符号(ID)、自己の名称、関連付けられた連結設計業務IDとリンクすべきファイルの所在からなる。このように成果物データテーブルは、「実体としての」報告書、図面等ではなく、リンク情報である。成果物表示編集手段46は、ワードプロセッサソフト、表計算ソフト、製図ソフトの機能の少なくとも1つと、それらで作成される報告書、表、図面等の必要な項目を、選択した設計対象の名称、属性、値を入力する機能を有するものである。更に、成果物のひな型を、ひな型データベース11に用意することで、そのような機能を容易に実現することができる。成果物表示編集手段46は、例えば市販のワードプロセッサソフト、表計算ソフト、製図ソフトを連動させて、マクロプログラムを実行させることにより実現させると良い。
〔表示画面の例〕
次に、設計業務支援装置1000の機能を表示画面例により説明する。尚、ウインドウ形式でアイコン表示、順序付けとして矢印表示を用いるが、1画面が表示項目ごとに完全に区分されたリスト形式であっても良く、当該画面と報告書等の成果物表示は画面切り替えによって行ったとしても良い。また、ウインドウの表示位置と大きさ、アイコンを表示するウインドウとその中の表示位置と大きさについては周知の方法で変更等可能であり、当該アイコンを表示するウインドウとその中の表示位置と大きさについては図2のデータテーブル内に持たせても、或いは属性として外に持たせても良い。尚、設計作業が中途で終了可能(変更の保存、非保存を選択できる)であることは当然であり、以下の説明では省略する。
図4は、図1の設計業務支援装置1000を立ち上げた場合の表示装置400の初期画面である。勿論、設計業務支援装置1000が複数の機能を有し、設計業務支援がその1機能であって、当該設計業務支援機能を選択した場合であっても良い。尚、図4の初期画面は表示装置400の全体を使用して画面切り替えにより他の画面と切り換えて表示するものでも、一部を使用し、ウインドウ形式で他のウインドウより手前と後に切り換えるものでも良い。
図4に示すように、初期画面は、「初期画面であること」の表示欄、新規連結設計業務作成ボタン、過去連結設計業務検索ボタン、連結設計業務ひな型ボタン、系統樹表示又は検索ツール表示欄、選択された過去連結設計業務又は連結設計業務ひな型表示欄を有するウインドウである。図4の初期画面で新規連結設計業務作成ボタンを選択した場合は、図1の新規作成及び登録手段10により、当該新規連結設計業務の名称を入力せよとの表示が出て、当該名称を入力することで図5の連結設計業務表示編集画面に移る。
図4の初期画面で、過去連結設計業務検索ボタン又は連結設計業務ひな型ボタンを選択した場合は、系統樹表示又は検索ツール表示欄において、系統樹的に又は名前、設計年月等の検索項目が表示され、その位置で該当する過去連結設計業務又は連結設計業務ひな型が表示欄に掲示される。過去連結設計業務の場合は関連付けられた全ての報告書を掲示し、当該報告書の1を選択することで後に示す図8の成果物表示編集画面で当該報告書の内容が表示される。この際、報告書の編集はできない。この他、設計の実際の対象である個々の設計対象の名称が示される。こうして、目的にあった過去連結設計業務又は連結設計業務ひな型が探し出せたら、当該過去連結設計業務又は連結設計業務ひな型を選択指定(例えばダブルクリック、右クリックによるタブから複写指定)することにより、図1の第1の複写手段22又は第2の複写手段23により、当該複写した連結設計業務の名称を入力せよとの表示が出て、当該名称を入力することで図5の連結設計業務表示編集画面に移る。
図5の連結設計業務表示編集画面は、図1の連結設計業務表示編集手段41により表示装置400で表示されるものである。図5に示す連結設計業務表示編集画面は、図4の初期画面におけるものと対応する配置で、「連結設計業務表示編集画面であること」の表示欄、新規単位設計業務作成ボタン、過去単位設計業務検索ボタン、単位設計業務ひな型ボタン、系統樹表示又は検索ツール表示欄、作成された単位設計業務を表示する全単位設計業務表示欄を有するウインドウである。
新規に作成された単位設計業務、選択された単位設計業務又は単位設計業務ひな型は、新規作成及び登録手段10又は第1の複写手段22又は第2の複写手段23により作成され、名称を入力せよとの表示が出て、当該名称を入力することで順次全単位設計業務表示欄に当該名称と共に別途設定された表示形式、例えばフォルダ形状のアイコンと名称により全単位設計業務表示欄に順に表示される。設計者は目的の連結設計業務が必要な全ての単位設計業務に分解されたことを確認した上で、又は逐次、単位設計業務の順序づけを例えば矢印を付加することにより設定する(業務関連付け手段31)。
図5の連結設計業務表示編集画面の、全単位設計業務表示欄の1の単位設計業務を選択指定(例えばダブルクリック、右クリックによるタブから指定)することにより当該単位設計業務についての詳細を編集する、図6の単位設計業務詳細表示画面に移る。図6の単位設計業務詳細表示画面は、図4の初期画面や図5の連結設計業務表示編集画面におけるものと対応する配置で、「単位設計業務詳細画面であること」の表示欄、新規設計対象作成ボタン、過去設計対象検索ボタン、設計対象ひな型ボタン、系統樹表示又は検索ツール表示欄を有し、他の領域を、参照項目表示欄、設計項目表示欄、メモ、その他の欄としたウインドウである。
更に、本実施例では図6の単位設計業務詳細表示画面が1枚でも起動すると、図7の全設計対象表示画面(設計対象表示手段46の出力)が連動して起動する。図7に示す全設計対象表示画面は、図4の初期画面や図5の連結設計業務表示編集画面におけるものと対応する配置で、「全設計対象表示画面であること」の表示欄、新規設計対象作成ボタン、過去設計対象検索ボタン、設計対象ひな型ボタン、系統樹表示又は検索ツール表示欄、作成された設計対象を表示する全設計対象表示欄を有するウインドウである。設計者は、表示された設計対称の位置、お解きさ、色、他のオブジェクトとの順序関係などを編集し、確認する。尚、説明の都合で図6の単位設計業務詳細表示画面が1枚でも起動すると、図7の全設計対象表示画面が連動して起動する例を示すが、図5の連結設計業務表示編集画面が起動すると、図7の全設計対象表示画面が連動して起動する構成としても良い。
図6の単位設計業務詳細表示画面において、設計項目表示欄を制御するのは図1における設計対象関連付け手段32及び設計項目表示編集手段42であるが、図7の全設計対象表示画面においても、選択された設計対象の属性データを表示し、編集可能であり、それは第2の設計項目表示編集手段45である。図1における設計項目表示編集手段42と第2の設計項目表示編集手段45は表示方法の制御のみ異なり、データテーブルの編集部分については同一又は共通のエンジンを使用する。
こうして、図6の単位設計業務詳細表示画面の設計項目表示欄又は図7の全設計対象表示画面においても、選択された設計対象の属性データを表示した上で当該表示上で設計対象を選択又は定義し、属性の名称とその値を編集又は作成して、設計業務を進める。この際、ドラッグアンドドロップは必要がない。尚、各設計対象の属性データ表示には、当該属性データが、どの単位設計業務において設計されたのかを表示しても良い。
一方、1の連結設計業務において、前手順の単位設計業務において設計された項目を参照項目に表示するには、同様に、図6の単位設計業務詳細表示画面の参照項目表示欄又は図7の全設計対象表示画面から行うことができる。この場合はいわゆるドラッグアンドドロップを用いて、選択された設計対象の全属性を参照項目に掲示し、取捨選択することで実現可能である。尚、参照項目は取捨選択のみ可能であって、属性ごとの値の編集はできない。尚、各設計対象の属性データ表示には、当該属性データが、どの単位設計業務において参照されたのか(複数の単位設計業務で参照されている場合は全て)が表示される。
この他、図6の単位設計業務詳細表示画面には「メモ、その他」の表示欄があり、フリーテキスト形式で記録することが可能である。ここには、設計における重要項目、類似設計の際の注意点、或いは後任への申し送り事項等を書き込むことができる。尚、当該「メモ、その他」の表示欄は、複数設けて、各表示欄ごとに前記変形例における「単位設計業務属性データテーブル」を各々に対応させて設けても良い。その際の「属性」は、「設計における重要項目」、「類似設計の際の注意点」、「後任への申し送り事項」等とし、値は各属性に対するフリーテキストとなる。
図8は、成果物表示編集画面である。報告書、表、図面等が、1の連結設計業務において整合性を保てるよう、上記単位設計業務において設計された設計項目である、設計対象とその属性を示す設計対象データテーブルと対象属性データテーブルから、名称と属性とその値を引用するよう、各報告書、表、図面等を作成する。或いは更に当該報告書、表、図面等を更に後続の報告書、表、図面等で引用可能とする。例えばレイアウト、設計書ごとに加工設備や搬送設備の設計結果をこの機能により多重に引用できるようにする。
図8の成果物表示編集画面は、図4の初期画面や図5の連結設計業務表示編集画面におけるものと対応する配置で、「成果物表示編集画面であること」の表示欄、新規成果物作成ボタン、過去成果物検索ボタン、成果物ひな型ボタン、系統樹表示又は検索ツール表示欄、作成された成果物を表示する成果物表示欄を有するウインドウである。本ウインドウ表示の「成果物」は実際にはリンクによる表示機能を有するものであり、実態的な「成果物」は、例えば市販のワードプロセッサソフト、表計算ソフト、製図ソフトを連動させて、マクロプログラムを実行させることにより実現させる。この際、成果物ひな型として、マクロプログラムを実行させ易いような、ワードプロセッサソフトファイル、表計算ソフトファイル、製図ソフトファイルをリンクさせたものを用意しておく。
以上の各画面について、その画面を閉じる際に、入力漏れがある場合には「どの入力漏れがあるか」を表示して、画面を閉じてよいかどうかの確認を設計者に促すようにすると良い。
〔フローチャートによる説明〕
以下、図9乃至図15.Bのフローチャートを用いて本実施例の設計業務支援装置1000の制御装置100の制御手順を説明する。これらの図では、Sと3桁の数字で制御ステップを示す。尚、発明の本質の具体的一例であるDT生成とID付与を中心に説明するため、既に図4乃至図8のいずれかの画面が表示且つ選択されている場合を示すものとし、図4乃至図8の画面を表示するためのトリガとなる入力の前後については説明を省略する。この際、図5の連結設計業務表示編集画面と図7の全設計対象表示画面は常時表示する方が良い。また、説明の都合上、各画面は「個々に」閉じるを入力することを想定しているが、初期画面に閉じるを入力することで全てのウインドウが閉じる構成とすることも容易である。
図9は根幹となるフローチャートである。図10のフローチャートは図9のフローチャートから呼び出されるサブルーチンを示し、図11.A乃至図15.Bのフローチャートは図10のフローチャートから呼び出されるサブルーチンを示している。
まず図9のフローチャートから説明する。S002において、選択されている画面を確認し、S004に進む。S004ではその画面を閉じる入力がされているかどうかを判定する。画面を閉じる入力がされている場合はS006に進む。画面を閉じる入力がされていない場合はS008に進み、当該選択された画面ごとのサブルーチンへ進む。尚、このサブルーチンは、図10の1のフローチャートで代表させて示す。
S006では、その画面の未入力項目の有無を確認する。未入力項目が有る場合はS010に進み、未入力項目が無い場合はS018に進む。
S010では、未入力項目リスト付き警告画面を表示し、S012に進む。S012では、未入力項目リスト付き警告画面において再度閉じるの入力がされたかどうかを判定する。未入力項目リスト付き警告画面において再度閉じるの入力がされた場合はS014へ、未入力項目リスト付き警告画面において再度閉じるの入力がされていない場合はS016へ進む。
S014では、現在選択されている画面を閉じ、他の画面を選択画面としてS004 に戻る。S016では、未入力項目リスト付き警告画面を閉じて、現在選択されている画面のサブルーチン(図10)を呼び出す。
S006で未入力項目無しと判定された場合であるS018では、現在選択されている画面を閉じて良いかどうかの確認画面を表示し、S020に進む。S020では当該確認画面ではい、即ち現在選択されている画面を閉じて良いを選択したかどうかが判定される。現在選択されている画面を閉じて良いを選択した場合はS014へ、そうでない場合はS024に進む。S024では、確認画面を閉じ、選択画面ごとのサブルーチンを呼び出す。
次に図10のフローチャートを説明する。選択画面ごとのサブルーチンは、全て図10に示すフローチャート部分を共通に有している。即ち、図10のフローチャートは、図4乃至図8の各画面が選択された場合のサブルーチンの共通部分である。また、フローチャート内の文言を短くするため、図10においては「新規作成ボタン」で各画面の新規連結設計業務作成ボタン、新規単位設計業務作成ボタン、新規設計対象作成ボタン、新規対象属性作成ボタン、新規成果物作成ボタンを代表させ、「過去検索ボタン」で過去連結設計業務検索ボタン、過去単位設計業務検索ボタン、過去設計対象検索ボタン、過去対象属性検索ボタン、過去成果物検索ボタンを代表させ、「ひな型検索ボタン」で連結設計業務ひな型ボタン、単位設計業務ひな型ボタン、設計対象ひな型ボタン、対象属性ひな型ボタン、成果物ひな型ボタンを代表させた。
まずS100でその画面における新規作成ボタンがクリックされたかどうかが判定される。クリックされ場合はS110に進み、各画面における新規作成及び登録サブルーチンに進む。クリックされていない場合は、S102に進む。
次にS102でその画面における過去検索ボタンがクリックされたかどうかが判定される。クリックされ場合はS210に進み、各画面における過去検索サブルーチンに進む。クリックされていない場合は、S104に進む。
次にS104でその画面におけるひな型作成ボタンがクリックされたかどうかが判定される。クリックされ場合はS130に進み、各画面におけるひな型検索サブルーチンに進む。クリックされていない場合は、S106に進む。
次にS106でその画面におけるその他の領域、又はその領域の中のアイコンが選択されているかどうかが判定される。選択されている場合はS140に進み、各画面における対応するサブルーチンに進む。クリックされていない場合はサブルーチンを終了する。
図11.Aは、図4の初期画面が選択された状態で、新規連結設計業務作成ボタンがクリックされた場合のサブルーチンフローチャートである。S400で、まず連結設計業務IDが新たに生成され、それを自己のIDとする連結設計業務データテーブル(DT)が仮登録される。次にS402で、新規に作成された連結設計業務の名称を入力するための画面が表示される。次にS404で、入力終了を意味するボタンがクリックされたかどうかが判定される。クリックされていない場合はS404に戻る。クリックされた場合はS406に進む。
S406では、連結設計業務DTが本登録され、S408に進む。S408では、図5の連結設計業務表示編集画面が表示され、選択画面とされる。この際、まだ単位設計業務は新規登録されていない。
図11.Bは、図4の初期画面が選択された状態で、過去検索ボタン及びひな型作成ボタンがクリックされた場合を1つのフローチャートで示したものである。これらのフローチャートは以下のS410乃至S424の実施を、第1の複製手段で行うか、第2の複製手段で行うかのみの違いである。
S410で、登録済みである過去の連結設計業務の検索又は連結設計業務ひな型からの選択が行われる。この際、検索エンジンにより、設計者(操作者)は系統樹表示又は検索ツール領域(フローチャートではA領域)の表示に従って選択する。次にS412で、A領域で選択された連結設計業務名称と報告書一覧を選択結果表示領域(フローチャートではB領域)に表示する。次にS414で、複写指令の有無が判断される。複写指令有りの場合はS416に進む。複写指令無しの場合はS414に戻る。
S416では、過去検索の場合は第1の複写手段により、ひな型作成の場合は第2の複写手段により、新規連結設計業務IDが生成されると共にそれを自己のIDとする連結設計業務DTが仮登録される。
次にS418では、複写元の登録済み連結設計業務又は連結設計業務ひな型に関連付けられた全ての単位設計業務に各々対応する、新たな単位設計業務IDが必要個数生成され、それを自己のIDとし、単位設計業務DTが仮登録される。この時、新規連結設計業務IDがその単位設計業務DTに入力されるほかは、他の情報をそのまま引き継ぐ。
次にS420では、連結設計業務の名称を入力するための画面が表示される。次にS422で、入力終了を意味するボタンがクリックされたかどうかが判定される。クリックされていない場合はS422に戻る。クリックされた場合はS424に進む。
S424では、連結設計業務DTが本登録され、S426に進む。S426では、図5の連結設計業務表示編集画面が表示され、選択画面とされる。この際、S418で生成された単位設計業務が表示される。
図11.Bでは、第1又は第2の複写手段により単位設計業務のレベルまで複写する例を示したが、設計対象及び対象属性を全て複写して新たな設計対象及び対象属性を生成することも容易に構成できる。
図12.Aは、図5の連結設計業務表示編集画面が選択された状態で、新規単位設計業務作成ボタンがクリックされた場合のサブルーチンフローチャートである。S500で、まず単位設計業務IDが新たに生成され、それを自己のIDとする単位設計業務データテーブル(DT)が仮登録される。この際、単位設計業務DTには連結設計業務IDが入力される。次にS502で、新規に作成された単位設計業務の名称を入力するための画面が表示される。次にS504で、入力終了を意味するボタンがクリックされたかどうかが判定される。クリックされていない場合はS504に戻る。クリックされた場合はS506に進む。
S506では、単位設計業務DTが本登録され、S508に進む。S508では、図5の連結設計業務表示編集画面の全単位設計業務表示欄に単位設計業務の名称と共にアイコンが追加表示される。
図12.Bは、図5の連結設計業務表示編集画面が選択された状態で、過去検索ボタン及びひな型作成ボタンがクリックされた場合を1つのフローチャートで示したものである。これらのフローチャートは以下のS510乃至S520の実施を、第1の複製手段で行うか、第2の複製手段で行うかのみの違いである。
S510で、登録済みである過去の単位設計業務の検索又は単位設計業務ひな型からの選択が行われる。この際、検索エンジンにより、設計者(操作者)は系統樹表示又は検索ツール領域(フローチャートではA領域)の表示に従って選択する。次にS512で、複写指令の有無が判断される。複写指令有りの場合はS514に進む。複写指令無しの場合はS512に戻る。
S514では、過去検索の場合は第1の複写手段により、ひな型作成の場合は第2の複写手段により、新規単位設計業務IDが生成されると共にそれを自己のIDとする単位設計業務DTが仮登録される。この際、、単位設計業務DTには連結設計業務IDが入力される。
次にS516では、単位設計業務の名称を入力するための画面が表示される。次にS518で、入力終了を意味するボタンがクリックされたかどうかが判定される。クリックされていない場合はS518に戻る。クリックされた場合はS520に進む。
S520では、単位設計業務DTが本登録され、S522に進む。S522では、図5の連結設計業務表示編集画面の全単位設計業務表示欄に単位設計業務の名称と共にアイコンが追加表示される。
図13.Aは、図6の単位設計業務詳細表示画面が選択された状態で、新規連結設計業務作成ボタンがクリックされた場合のサブルーチンフローチャートである。S600で、まず設計対象IDと対象属性IDが生成され、それらを各々自己の設計対象データテーブル(DT)と対象属性データテーブル(DT)が新たに生成される。この際、対象属性DTには設計対象IDが入力される。
次にS602で、新規に作成された設計対象の名称と、設計対象の属性及び値である、対象属性の名称及び値を入力するための画面が表示される。次にS604で、入力終了を意味するボタンがクリックされたかどうかが判定される。クリックされていない場合はS604に戻る。クリックされた場合はS606に進む。
S606では、単位設計業務DTの設計項目の部分に対象属性IDが入力される。次にS608で、設計対象DTと対象属性DTが本登録され、S610に進む。S610では、設計対象DTと対象属性DTとから設計対象の名称、属性の名称、その値が抽出され、図5の単位設計業務詳細表示画面の設計項目表示欄に追加表示される。
次にS612で図7の全設計対象表示画面に、設計対象を追加表示するが、当該全設計対象表示画面を選択画面とはしない。
図13.Bは、図6の単位設計業務詳細表示画面が選択された状態で、過去検索ボタン及びひな型作成ボタンがクリックされた場合を1つのフローチャートで示したものである。これらのフローチャートは以下のS620乃至S628の実施を、第1の複製手段で行うか、第2の複製手段で行うかのみの違いである。
S620で、登録済みである過去の設計対象の検索又は設計対象ひな型からの選択が行われる。この際、検索エンジンにより、設計者(操作者)は系統樹表示又は検索ツール領域(フローチャートではA領域)の表示に従って選択する。次にS622で、A領域で選択された設計対象について、複写指令の有無が判断される。複写指令有りの場合はS624に進む。複写指令無しの場合はS620に戻る。
S624では、過去検索の場合は第1の複写手段により、ひな型作成の場合は第2の複写手段により、設計対象IDと対象属性IDが生成されると共にそれを自己のIDとする設計対象DTと対象属性DTが仮登録される。この際、対象属性DTには設計対象IDが入力されるほかは、他の情報をそのまま引き継ぐ。
次にS626では、設計対象の名称と、設計対象の属性及び値である、対象属性の名称及び値を入力するための画面が表示される。次にS628で、入力終了を意味するボタンがクリックされたかどうかが判定される。クリックされていない場合はS626に戻る。クリックされた場合はS630に進む。
S630では、単位設計業務DTの設計項目の部分に対象属性IDが入力される。次にS632で、設計対象DTと対象属性DTが本登録され、S634に進む。S634では、設計対象DTと対象属性DTとから設計対象の名称、属性の名称、その値が抽出され、図5の単位設計業務詳細表示画面の設計項目表示欄に追加表示される。次にS636で図7の全設計対象表示画面に、設計対象を追加表示するが、当該全設計対象表示画面を選択画面とはしない。
図13.Cは、図6の単位設計業務詳細表示画面が選択され、更に参照項目表示欄が選択された場合の参照項目編集サブルーチンを示すフローチャートである。
まず、S640で、全設計対象表示画面のアイコンが参照項目表示欄にドラッグドロップされたかどうかが判定される。そうであればS642に進み、そうでなけれはS646へ進む。S642では、ドロップされた設計対象の名称と、設計対象の属性及び値である、対象属性の名称及び値が参照項目表示欄に全て表示される。次にS644で単位設計業務DTの参照項目として対象属性IDが入力され、S646に進む。
S646では、現在、選択された参照項目(属性及びその値)を参照項目から削除する指令が入力されているかどうかを判定する。削除指令が入力されている場合はS648に、入力されていない場合はS650に進む。S648では、選択された参照項目(属性及びその値)にあたる対象属性IDを単位設計業務DTの参照項目の欄から削除し、S650に進む。
次にS650では、全設計対象表示画面で選択された対象属性及びその値の、参照指令であるかどうかを判定する。そうであればS652へ、そうでなければサブルーチンを終了する。S652では、参照指令された属性及びその値にあたる対象属性IDを、単位設計業務DTの参照項目に追加する。
図13.Dは、図6の単位設計業務詳細表示画面が選択され、更にメモ欄が選択された場合のメモ欄編集サブルーチンである。この場合は、ワードプロセッサ機能により画面し表示され、単位設計業務DTの属性「メモ」の値を更新する。
図14.Aは、図7の全設計対象表示画面が選択された状態で、新規対象属性作成ボタンがクリックされた場合のサブルーチンフローチャートである。S700で、まず対象属性IDが新たに生成され、それを自己のIDとする対象属性データテーブル(DT)が仮登録される。この時、対象属性DTには既に選択されている設計対象IDが入力される。次にS702で、新規に作成された対象属性の名称、及びその値等を入力するための画面が表示される。次にS704で、入力終了を意味するボタンがクリックされたかどうかが判定される。クリックされていない場合はS704に戻る。クリックされた場合はS706に進む。
S706では、単位設計業務が選択されているかどうかが判定される。単位設計業務が選択されていればS708に進み、選択されていなければS710に進む。S710では単位設計業務の選択を指示する画面が表示されS706に戻る。
S708では、選択された単位設計業務のDTの設計項目に、対象属性IDを入力し、S712に進む。S712では、対象属性DTが本登録され、本サブルーチンが終了する。
図14.Bは、図7の全設計対象表示画面が選択された状態で、過去検索ボタン及びひな型作成ボタンがクリックされた場合を1つのフローチャートで示したものである。これらのフローチャートは以下のS720乃至S736の実施を、第1の複製手段で行うか、第2の複製手段で行うかのみの違いである。
S720で、登録済みである過去の対象属性の検索又は対象属性ひな型からの選択が行われる。この際、検索エンジンにより、設計者(操作者)は系統樹表示又は検索ツール領域(フローチャートではA領域)の表示に従って選択する。次にS722で、複写指令の有無が判断される。複写指令有りの場合はS724に進む。複写指令無しの場合はS722に戻る。
S724では、過去検索の場合は第1の複写手段により、ひな型作成の場合は第2の複写手段により、新規対象属性IDが生成されると共にそれを自己のIDとする対象属性DTが仮登録される。この時、対象属性DTには既に選択されている設計対象IDが入力される他、他の情報をそのまま引き継く。次にS726で、新規に作成された対象属性の名称、及びその値等を入力するための画面が表示される。次にS728で、入力終了を意味するボタンがクリックされたかどうかが判定される。クリックされていない場合はS728に戻る。クリックされた場合はS730に進む。
S730では、単位設計業務が選択されているかどうかが判定される。単位設計業務が選択されていればS734に進み、選択されていなければS732に進む。S732では単位設計業務の選択を指示する画面が表示されS730に戻る。
S734では、選択された単位設計業務のDTの設計項目に、対象属性IDを入力し、S736に進む。S736では、対象属性DTが本登録され、本サブルーチンが終了する。
図15.Aは、図8の成果物表示編集画面が選択された状態で、新規成果物作成ボタンがクリックされた場合のサブルーチンのフローチャートである。S800で、まず成果物IDが新たに生成され、それを自己のIDとする成果物データテーブル(DT)が仮登録される。この時、成果物DTには連結設計業務IDが入力される。次にS802で、新規に作成された成果物の名称の入力及びリンクすべきファイル(ひな型)を選択するための画面が表示される。次にS804で、入力終了を意味するボタンがクリックされたかどうかが判定される。クリックされていない場合はS804に戻る。クリックされた場合はS806に進む。S806では成果物DTが本登録され、本サブルーチンが終了する。
図15.Bは、図8の成果物表示編集画面が選択された状態で、過去検索ボタン及びひな型作成ボタンがクリックされた場合を1つのフローチャートで示したものである。これらのフローチャートは以下のS820乃至S830の実施を、第1の複製手段で行うか、第2の複製手段で行うかのみの違いである。
S820で、登録済みである過去の成果物の検索又は成果物ひな型からの選択が行われる。この際、検索エンジンにより、設計者(操作者)は系統樹表示又は検索ツール領域(フローチャートではA領域)の表示に従って選択する。次にS822で、複写指令の有無が判断される。複写指令有りの場合はS824に進む。複写指令無しの場合はS822に戻る。
S824では、過去検索の場合は第1の複写手段により、ひな型作成の場合は第2の複写手段により、成果物IDが生成されると共にそれを自己のIDとする成果物DTが仮登録される。この時、成果物DTには連結設計業務IDが入力される他、他の情報をそのまま引き継く。次にS826で、新規に作成された成果物の名称の入力及びリンクすべきファイル(ひな型)を選択するための画面が表示される。次にS828で、入力終了を意味するボタンがクリックされたかどうかが判定される。クリックされていない場合はS828に戻る。クリックされた場合はS830に進む。S830では、対象属性DTが本登録され、本サブルーチンが終了する。
上記実施例では、5種類の画面それぞれに、検索ツールを用意したが、検索用のウインドウを別途設けて、5種類の画面から検索ツール領域を省く構成としても良い。
上記実施例では、図2のデータテーブルを用いたが、このうち、単位設計業務データテーブルは、図3の構成に置き換えたものも、実質的に同様に設計業務支援装置1000により構成できる。この際、新たにIDを付された単位設計業務データテーブルを作成する際に、新たにIDを付された単位設計業務属性データテーブル、新たにIDを付された参照項目データテーブル、新たにIDを付された設計項目データテーブルを生成すると共に、それらに当該単位設計業務データテーブルのIDを入力する。或いは、当該単位設計業務属性データテーブル、参照項目データテーブル、設計項目データテーブルを必要に応じて新規作成および追加しても良い。
上記実施例では、成果物データテーブルを設けたが、成果物である文書等は単位設計業務の設計対象として扱い、ファイルの所在を属性値として構成しても良い。
上記実施例では連結設計業務と単位設計業務を各々IDを有するデータテーブルとしたが、階層化されたフォルダの構成とし、当該単位設計業務に対応するフォルダに、図3の単位設計業務属性データテーブルと、参照項目データテーブルと、設計項目データテーブルを任意個数登録できるような構成としても良い。階層化フォルダの構成によれば、単位設計業務を細分した複数の細分単位設計業務との階層化、複数個の連続する単位設計業務を合体した1個の合体単位設計業務との階層化を容易に可能とすることができる。
上記実施例では主として新規作成登録や、第1および第2の複写手段による新規データテーブルの生成と他のデータテーブルとの関連付けについて述べたが、各データテーブルの編集可能な項目は、各々、周知の技術で容易に編集可能とすることは当然である。
また、作業開始にあたって作業者に個人コードを要求し、作成/編集日時、作成/編集者のデータを付随させ、許可された者以外には各データを改変できないようにすること等、周知のデータベース管理方法を適用しても良い。更には、登録済みのデータに対し、例えば実際の作成/編集の順(どのウインドウをどういった順に立ち上げ、どこの欄をどのように編集したか)をハイライト表示させることで、新たな設計業務を行う作業者に、登録済みの連結設計業務をより理解しやすくしても良い。
その他任意の検索手段を用いて、作業者の利便を図っても良い。例えば作業中の連結設計業務において、任意の文字列により該当する単位設計業務、設計対象、対象属性をリスト表示し、或いはアイコンのハイライト、反転その他の他のアイコンと異なる表示により表示しても良い。
本発明は、物である設計業務支援装置又は物である設計業務支援システムについてのみでなく、汎用或いは専用コンピューターにインストールすることで、当該設計業務支援装置又は設計業務支援システムと成すプログラム、及びそれを搭載した記録媒体をも包含するものである。
本発明の具体的な実施例に係る設計業務支援装置1000の構成を示すブロック図。 本発明の具体的な実施例に係る設計業務支援装置1000のデータベース10に格納させる各種データテーブルの構造を示す概念図。 図3の単位設計業務データテーブルを分割し、単位設計業務データテーブルとそれに関連付けられたデータテーブルとして構成する変形例を示す概念図。 設計業務支援装置1000の表示装置400に表示される初期画面の内容を示す概略図。 設計業務支援装置1000の表示装置400に表示される連結設計業務表示編集画面の内容を示す概略図。 設計業務支援装置1000の表示装置400に表示される単位設計業務詳細表示画面の内容を示す概略図。 設計業務支援装置1000の表示装置400に表示される全設計対象表示画面の内容を示す概略図。 設計業務支援装置1000の表示装置400に表示される成果物表示編集画面の内容を示す概略図。 設計業務支援装置1000の制御装置100の制御手順を示すフローチャート。 設計業務支援装置1000の制御装置100の各画面ごとのサブルーチンの内容を示すフローチャート。 図4の初期画面が選択されている場合の、新規作成及び登録サブルーチンの内容を示すフローチャート。 図4の初期画面が選択されている場合の、過去検索サブルーチン及びひな型サブルーチンの内容を示すフローチャート。 図5の連結設計業務表示編集画面が選択されている場合の、新規作成及び登録サブルーチンの内容を示すフローチャート。 図5の連結設計業務表示編集画面が選択されている場合の、過去検索サブルーチン及びひな型サブルーチンの内容を示すフローチャート。 図6の単位設計業務詳細表示画面が選択されている場合の、新規作成及び登録サブルーチンの内容を示すフローチャート。 図6の単位設計業務詳細表示画面が選択されている場合の、過去検索サブルーチン及びひな型サブルーチンの内容を示すフローチャート。 図6の単位設計業務詳細表示画面が選択されている場合の、参照項目編集サブルーチンの内容を示すフローチャート。 図6の単位設計業務詳細表示画面が選択されている場合の、メモ欄編集サブルーチンの内容を示すフローチャート。 図7の全設計対象表示画面が選択されている場合の、新規作成及び登録サブルーチンの内容を示すフローチャート。 図7の全設計対象表示画面が選択されている場合の、過去検索サブルーチン及びひな型サブルーチンの内容を示すフローチャート。 図8の成果物表示編集画面が選択されている場合の、新規作成及び登録サブルーチンの内容を示すフローチャート。 図8の成果物表示編集画面が選択されている場合の、過去検索サブルーチン及びひな型サブルーチンの内容を示すフローチャート。
符号の説明
1000:設計業務支援装置
100:記憶手段
200:制御演算手段
10:データベース
11:ひな型データベース
20:新規作成及び登録手段
21:成果物生成手段
22:第1の複製手段
23:第2の複製手段
31:業務関連付け手段
32:設計対象関連付け手段
33:参照項目関連付け手段
41:連結設計業務表示編集手段
42:設計項目表示編集手段
43:参照項目表示選択手段
44:成果物表示編集手段
45:第2の設計項目表示編集手段
46:設計対象表示手段

Claims (8)

  1. 階層化されたものを含み得る複数個の単位設計業務から成り、ある単位設計業務での設計結果に基づいて設計を行う他の単位設計業務が少なくとも1箇所存在する、生産システムエンジニアリング等の連結設計業務の実行をコンピューターにより支援する設計業務支援システムにおいて、
    連結設計業務、連結設計業務ごとに複数個作成された単位設計業務、単位設計業務における設計結果である設計対象及び個々の設計対象ごとに1個以上作成された対象属性を各々固有の識別符号と共にそれらの有する諸情報を格納するためのデータベースと、
    新規の連結設計業務、新規の単位設計業務、新規の設計対象又は新規の対象属性を登録するため、それら新規の連結設計業務、新規の単位設計業務、新規の設計対象又は新規の対象属性に固有の識別符号を生成すると共に、少なくともそれらの名称を含む、属性、属性値その他の情報を入力可能としてデータベースに格納可能とする新規作成及び登録手段と、
    個々の連結設計業務に対し、複数個の単位設計業務を、その業務順序と共に、関連付ける業務関連付け手段と、
    個々の単位設計業務に対し、設計項目である設計対象の対象属性である設計対象属性を関連付ける設計対象関連付け手段と、
    個々の単位設計業務に対し、参照すべき他の単位設計業務における設計項目を関連付ける参照項目関連付け手段と、
    登録された連結設計業務を選択可能とし、連結設計業務を選択することにより、その業務順序と共に、関連付けられた単位設計業務をその単位設計業務の登録された表示形式に従い表示し且つ編集可能とする連結設計業務表示編集手段と、
    連結設計業務表示編集手段により表示された単位設計業務を選択可能とし、単位設計業務を選択することにより、前記設計対象関連付け手段により関連付けられた設計対象属性とその設計対象の名称を各々別途登録された表示形式に従い表示し且つ編集可能とすることで、設計業務を支援する設計項目表示編集手段と、
    連結設計業務表示編集手段により表示された単位設計業務を選択可能とし、単位設計業務を選択することにより、前記参照項目関連付け手段により関連付けられた他の単位設計業務の設計項目である、設計対象属性に含まれる、属性の名称、値その他の情報と当該設計対象の名称を各々別途登録された表示形式に従い表示し且つ他の単位設計業務の設計項目を選択可能として、設計業務を支援する参照項目表示選択手段と、
    前記設計項目表示編集手段と連動して当該設計対象に対して作成された対象属性を、当該設計対象の各対象属性を設計した単位設計業務と共に表示し且つ編集可能とする第2の設計項目表示編集手段と、
    前記各単位設計業務で設計された設計対象を1つの連結設計業務に含まれる設計対象を一括又は層別として、登録された表示形式に従い表示し、その位置、大きさ、属性並びに他の設計対象との関係を編集可能とする設計対象表示編集手段とを有し、
    前記連結設計業務表示編集手段により表示された単位設計業務を選択することで、前記設計対象表示編集手段により表示された設計対象のうち、当該単位設計業務で対象属性を設計した設計対象を区別可能に表示し、
    前記設計対象表示編集手段により表示された設計対象を選択することで、前記第2の設計項目表示編集手段を起動させることができると共に、前記連結設計業務表示編集手段により表示された単位設計業務のうち当該設計対象の各対象属性を設計した単位設計業務を区別可能に表示する単位設計業務・設計対象関連検索手段とを有することを特徴とする設計業務支援システム。
  2. 前記連結設計業務に関連付けられた、文書、図表その他の新規の成果物を固有の識別符号と共に生成させる成果物生成手段と、
    前記成果物を編集可能とするとともに、前記連結設計業務に関連付けられた1個以上の前記設計対象と前記対象属性を前記生成された成果物に対して関連付けることにより、前記成果物が前記設計対象と前記対象属性の有する情報を前記成果物に取り込む成果物表示編集手段を有することを特徴とする請求項1に記載の設計業務支援システム。
  3. 既にデータベースに登録された前記連結設計業務、前記単位設計業務、前記設計対象、前記対象属性又は前記成果物を検索可能として選択することにより、新たな固有の識別符号を有する他は同様の情報を有する新たな前記連結設計業務、前記単位設計業務、前記設計対象、前記対象属性又は前記成果物を生成させる第1の複製手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の設計業務支援システム。
  4. 前記第1の複製手段は、登録済みの前記連結設計業務を選択したときは当該登録済みの前記連結設計業務と、それを構成する前記単位設計業務、前記設計対象、前記対象属性又は前記成果物に対応する新たな前記連結設計業務、前記単位設計業務、前記設計対象、前記対象属性又は前記成果物を一括生成させ、且つそれらの間の関連付けを当該登録済みの関連付けと同様に生成することを特徴とする請求項3に記載の設計業務支援システム。
  5. 前記連結設計業務のひな型、前記単位設計業務のひな型、前記設計対象のひな型、前記対象属性のひな型、前記成果物のひな型を格納するためのひな型データベースを有し、
    それらひな型を検索可能として選択することにより、新たな固有の識別符号を有する他は同様の情報を有する新たな前記連結設計業務、前記単位設計業務、前記設計対象、前記対象属性、前記成果物を生成させる第2の複製手段を有し、
    前記設計対象のひな型には、1個以上の前記対象属性のひな型が関連付けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の設計業務支援システム。
  6. 前記第2の複製手段は、前記設計対象のひな型を選択したときは当該ひな型と、それに関連付けられた全ての前記対象属性のひな型に対応する新たな前記設計対象及び前記対象属性を一括生成させ、且つそれらの間の関連付けを当該ひな型における関連付けと同様に生成することを特徴とする請求項5に記載の設計業務支援システム。
  7. 前記単位設計業務は細分した複数の細分単位設計業務との階層化が可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の設計業務支援システム。
  8. 前記設計対象は細分した複数の細分設計対象との階層化が可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の設計業務支援システム。
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