JPH11110204A - システム構成提案支援方法およびツール - Google Patents

システム構成提案支援方法およびツール

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JPH11110204A
JPH11110204A JP26992297A JP26992297A JPH11110204A JP H11110204 A JPH11110204 A JP H11110204A JP 26992297 A JP26992297 A JP 26992297A JP 26992297 A JP26992297 A JP 26992297A JP H11110204 A JPH11110204 A JP H11110204A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】人間の業務処理能力を増強する支援システムの
効果評価と業務プロセスに適応したシステム構成提案と
を支援するためのシステム構成評価・提案支援方法、お
よび、そのためのツールを提供する。 【解決手段】業務プロセスを情報処理の基本機能要素単
位で表現した機能プロセスモデル、情報システムリソー
スおよび人材リソースの組合せ構成となるシステム構成
候補、機能プロセス項目と関連するシステム構成候補の
提供機能項目の関連性、機能プロセス項目の重要度、提
供機能項目の機能満足度、両項目間の関連度データを定
義する手段106と、写像関数演算によりシステム構成
候補の機能的支援適合性を評価する演算を行う手段10
7と、適合性分析処理を行う手段108と、分析/評価
結果表示処理を行なう手段110と、提案システム更正
決定を行う手段109とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人間の業務処理能
力を増強する支援システムの効果評価と業務プロセスに
適応したシステム構成提案とを支援するための方法、お
よび、これに基づく支援ツールに係り、特に、情報シス
テムの構築・改善の計画段階において、事前のシステム
の効果見積もりと構成提案とを支援するためのシステム
構成評価・提案支援方法、この方法に基づくSI(Syste
m Integration)支援ツール、業務プロセスと情報システ
ムの機能的適合性とを評価する方法、および、この方法
に基づいたシステム構成提案支援ツールに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】情報システムの構築・改善の計画段階に
おいて、事前のシステムの効果見積もりと構成提案を支
援するためのシステム構成評価・提案支援方法と方法に
基づくSI(System Integration)支援ツールが必要とさ
れる。さらに詳しくいえば、企業の情報システム部門等
での情報システムの企画/計画段階における業務プロセ
ス分析に基づく現行システムの適正化、拡張/移行とい
ったシステム改善の立案や新規システム構築の立案、ま
た、ソルーションプロバイタが顧客に対し業務プロセス
分析に基づく情報システムの構成コンサルテーションや
SIサービス、特に従来からの自動化により合理化、省
人化を目的としたシステムだけでなく、グループウエ
ア、イントラ/インターネット、CTI(Computer Tele
phony Integration)等を利用した業務プロセスの性能向
上を図る業務支援型情報システムの構成コンサルテーシ
ョンやSIサービスを提供する際のシステム提案におい
て、多種多様な機能を持つプラットホーム、ツール群の
中から構築対象となる業務プロセスや業務担当者の能力
に適合したプラットホーム、ツールを選択し、組合せて
投資効果の高い情報システム構成の導出、提案を支援す
るために、業務プロセスと情報システムの機能的適合性
を評価する方法およびこの方法に基づいたシステム構成
提案支援ツールが必要とされる。
【0003】情報システムの構築・改善の計画段階の作
業を支援するために、従来、多様なシステム計画手法
や、支援ツールが利用されている。特に、システム化の
対象となる業務プロセスを階層的なフローチャート表現
やネットワーク表現のプロセスマップとしてモデル化
し、プロセスのレスポンスタイム、スループット、コス
ト等をシミュレーションしてプロセスの分析、評価を支
援する技術が、提案されている。すなわち、この技術
が、文献アイ・イー・イー・イー、トランザクション・
オン・システムズ・マン・アンド・サイバネテイクス2
6巻5号(1996年9月)第572頁から第582頁(IEEE TRANSA
CTIONS ON SYSTEMS, MAN AND CYBERNETICS Vol.26, No.
5, September, pp572-582, 1996)や、文献ワークグル
ープ コンピューテイング レポート18巻6月号(1995年)
第3頁から第15頁(Workgroup ComputingReport Vol.18,
No.6,1996,pp3-15)に記載されている。また、業務プロ
セス定義からシステムの上流設計工程を支援する技術
が、文献日経BP C/Sデータベース設計入門(1996
年6月)に記載されている。さらに、車や二輪車等の安
全運転教育用シミュレーターの設計支援のために教育場
面の運転状態において運転員が行うタスクに対するシミ
ュレーターの提供機能の適合性を、ファジイ関係を用い
て評価する技術が、文献IATSS Research, Vol.17, No.1
(1993)に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の業務プロセスの分析・評価や上流設計支援技術で
は、プロセスの構造的評価やプロセスのみに着目したレ
スポンスタイム、スループット、コスト等の定量評価を
するものであり、プロセスの実行手段となる情報システ
ムや、人間の処理能力のプロセスへの影響を分析・評価
するものではない。すなわち、現状の業務プロセスの実
現においては、情報技術・情報システムのサポートは必
須となるが、プロセスのどの部分に、どのような人材配
置、情報化支援をすれば、どのような効果が得られる
か、また、必要十分かについて評価する手段がない。こ
のため、プロセス上のボトルネックが発見され、プロセ
スの構造的な改善や改革は図れても、具体的な実現手段
との対応づけは分析や設計を行う人間の能力に依存した
ものとなり、適切な対応づけが困難で作業負荷のかかる
ものとなる。
【0005】また、この対応づけにおいて、現在の情報
システムは、事業戦略の変化に即応できる情報化支援の
必要性から、作り込みにより開発するものではなく、汎
用的なツールを部品として複数組合せて、早く柔軟なシ
ステムを構成・構築するものである。しかし、多種多様
な特徴を持つツール候補群の中から業務プロセスに適し
たものを効果的、効率的に選択することは困難である。
特に、今後の、顧客対応の、個性化された商品やサービ
スの提供が必要となるビジネス環境においては、競争力
はノレッジワーカーから得られる価値に大きく依存し、
いかにこれらワーカーの業務コミュニケーション、コー
デイネーション、コラボレーションを効果的に支援する
グループウエア、イントラ/インターネット利用システ
ムを実現できるかに依存したものとなる。
【0006】そこで、従来の自動化による合理化や省人
化を目的とした情報化支援から、ワーカーの業務処理能
力の向上を目的とする情報化支援に中心が移っているこ
とからも、このプロセスとワーカー能力、情報システム
間の適合性や効果を評価し、この評価に基づきシステム
構成をすることが重要な課題となる。
【0007】以上より、従来の技術では支援が不十分で
あり、新しい情報化支援のタイプの効果評価には適して
いないため、情報投資効果が見えなく、効果的なツール
選択、システム構成、人材の最適配置が困難であるとい
う問題が導かれる。
【0008】一方、シミュレーター設計支援の従来技術
は、タスク−システム提供機能間の適合性を評価可能と
するものである。この技術によれば、シミュレーターと
いう、実体が存在するものを模擬するシステムのため、
必要な支援機能項目は予め想定可能であり、その機能項
目に関しての評価は行える。しかし、この技術には、業
務プロセスを支援する情報システム構成、人材配置のよ
うな、利用ツールという構成部品は存在しても実体が事
前に存在しないシステムの評価の場合のように、支援効
果のある新たな必要機能も体系的に導出できることが要
求される対象には十分適用できるものではないという問
題があった。
【0009】すなわち、従来のシステム計画手法や支援
ツールは、自動化による合理化や省人化を目的としたシ
ステムを計画するためのものであるため、グループウエ
ア等を利用した業務処理能力の向上を目的とする現在お
よび今後中心となる支援系情報システムの計画支援には
情報化支援効果や適合性が評価できない。この結果、情
報投資効果が見えなく、業務プロセスに適したシステム
構成要素のツールや部品の効果的、効率的な選択やシス
テム構成が困難であるという問題があった。
【0010】本発明は、人間の業務処理能力を増強する
支援システムの効果評価と業務プロセスに適応したシス
テム構成提案とを支援するために、業務プロセスに対し
支援情報システムや関与するワーカーの能力の影響を定
量的に評価できるシステム構成評価・提案支援方法、お
よび、本方法に基づくSI支援用システム構成提案支援
ツールを提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の第1の態様によれば、人間の業務処理能
力を増強する支援システムの効果評価と業務プロセスに
適応したシステム構成提案とを支援するための方法にお
いて、システム構成提案の対象となる業務プロセスにつ
いて、当該プロセスの処理項目を情報処理の基本機能要
素単位で表現した機能プロセスモデルを定義する処理
と、上記機能プロセスにおける各機能要素項目の重要性
の度合いの設定を受け付けて定義する処理と、上記機能
プロセスの遂行の手段となる利用情報システムの候補
を、利用情報システムの提供機能項目、および、人材の
人的情報処理機能についての指定を受け付けて、指定さ
れた機能項目を組合せて定義する処理と、上記提供機能
項目についての機能満足度についての設定を受け付けて
定義する処理と、各機能プロセスの要素項目を各システ
ム構成候補の提供機能項目に関連付ける設定を受け付け
ると共に、その関連度の設定を受け付けて定義する処理
と、上記機能プロセス項目と関連するシステム構成候補
の提供機能項目の関連度、機能プロセス項目の重要度、
および、提供機能項目の機能満足度を用いて、予め与え
られた関数により、システム構成候補の機能的支援適合
度を評価するための指標を求める演算を行う処理と、上
記演算された指標を用いて、指定された表示形態の評価
画面を生成して表示する処理と、上記定義されたシステ
ム構成候補の中から、提案するシステム構成を決定する
処理とを実行することを特徴とするシステム構成提案支
援方法が提供される。
【0012】上記機能プロセス項目と関連するシステム
構成候補の提供機能項目の関連度、機能プロセス項目の
重要度、および、提供機能項目の機能満足度は、いずれ
も設定内容を数値化して定義されることができる。
【0013】上記システム構成候補の機能的支援適合性
を評価するための指標を求める演算を行う処理は、上記
機能的満足度と上記関連度とを用いた写像関数による写
像演算で各機能プロセスの要素項目の達成度を上記指標
の一つとして計算し、かつ、上記各機能プロセスの要素
項目の重要度と上記関連度とを用いた逆写像関数による
写像演算で各提供機能項目の必要度を上記指標の一つと
して計算することができる。
【0014】上記評価画面を生成して表示する処理は、
各機能プロセスの要素項目について、上記算出された達
成度と重要度との差分により業務プロセスに対する提供
支援機能の各機能プロセスの要素項目に対する支援適合
度を表わす評価画面を生成し、かつ、各提供機能項目に
ついて、上記算出された必要度と満足度との差分により
各提供機能項目の機能過不足度を表わす評価画面を生成
することができる。
【0015】上記機能プロセス項目と関連するシステム
構成候補の提供機能項目の関連度は、上記機能プロセス
項目とシステム構成候補の提供機能項目との関連マトリ
クスとして定義されることができる。
【0016】上記機能プロセスモデルを定義する処理
は、上記機能要素を、5W1Hの言語構成で言語間の概
念レベルが統一される情報フレームに従って設定を受け
付けることができる。
【0017】また、本発明の第2の態様によれば、人間
の業務処理能力を増強する支援システムの効果評価と業
務プロセスに適応したシステム構成提案とを支援するた
めのシステム構成提案ツールにおいて、システム構成提
案の対象となる業務プロセスについて、当該プロセスの
処理項目を情報処理の基本機能要素単位で表現した機能
プロセスモデルを定義する手段と、上記機能プロセスに
おける各機能要素項目の重要性の度合いの設定を受け付
けて定義する手段と、上記機能プロセスの遂行の手段と
なる利用情報システムの候補を、利用情報システムの提
供機能項目、および、人材の人的情報処理機能について
の指定を受け付けて、指定された機能項目を組合せて定
義する手段と、上記提供機能項目についての機能満足度
についての設定を受け付けて定義する手段と、各機能プ
ロセスの要素項目を各システム構成候補の提供機能項目
に関連付ける設定を受け付けると共に、その関連度の設
定を受け付けて定義する手段と、上記機能プロセス項目
と関連するシステム構成候補の提供機能項目の関連度、
機能プロセス項目の重要度、および、提供機能項目の機
能満足度を用いて、予め与えられた関数により、システ
ム構成候補の機能的支援適合度を評価するための指標を
求める演算を行う手段と、上記演算された指標を用い
て、指定された表示形態の評価画面を生成して表示する
手段と、上記定義されたシステム構成候補の中から、提
案するシステム構成を決定する手段とを備えることを特
徴とするシステム構成提案支援ツールが提供される。
【0018】上記の機能プロセスモデルを定義する手段
は、業務プロセスモデルから業務プロセスの各処理項目
の状態遷移を表現した状態プロセスモデルを業務プロセ
スモデルの下位層として定義する第1の機能と、状態プ
ロセスモデルの各状態において実行される処理項目およ
びその遷移を機能プロセスモデルとして状態プロセスモ
デルの下位層として段階的に詳細化して定義する第2の
機能とを有し、上記第1の機能の実行後、上記第2の機
能を実行することで、機能プロセスモデルを誘導的、体
系的に導出するよう支援する構成とすることができる。
【0019】提案するシステム構成を候補の中から決定
する手段は、業務支援適合度、提供機能過不足度、シス
テム導入コストをシステム構成の選定基準とし、各基準
の相対的重み付けをツール利用者が対話的に設定できる
手段を設け、システム導入者の選好も反映したシステム
構成を決定するようにすることができる。
【0020】上記評価画面を生成して表示する手段は、
機能的支援適合度を、ビジュアルにグラフ表示する機能
を備え、業務支援適合度と提供機能過不足度の結果を必
要レベルと達成レベルの差分の大きさによりグループ化
して過不足度合の内訳を棒グラフで識別表示する構成と
することができる。また、上記評価画面を生成して表示
する手段は、機能的支援適合度を、ビジュアルにグラフ
表示する機能を備え、各機能プロセス要素項目の業務支
援適合度とシステム提供機能項目の提供機能過不足度の
結果を必要レベルと達成レベルを表現した折れ線グラフ
で過不足を表示する構成とすることができる。さらに、
上記評価画面を生成して表示する手段は、機能的支援適
合度を、ビジュアルにグラフ表示する機能を備え、情報
処理種別/レベル/対話処理種別毎の支援適合度評価結
果を各々の種別を軸とする折れ線グラフで表示する構成
とすることもできる。
【0021】また、本発明の第3の態様によれば、上記
第2の態様において、システム構成提案した際のプロセ
スモデル/システム構成候補情報を共有事例情報として
業務プロセス種別で分類して登録したデータベースサー
バを備え、複数のシステム構成提案支援ツールよりサー
バにネットワーク接続して事例情報を雛形として利用あ
るいは再利用することを特徴とするシステム構成提案支
援ツールが提供される。
【0022】さらに、本発明の第4の態様によれば、上
述したシステム構成提案支援ツールにおいて用いられる
データであって、上記各ツールにおいてシステム構成提
案した際のプロセスモデル/システム構成候補情報を、
共有事例情報として業務プロセス種別で分類して記録し
たことを特徴とする記録媒体が提供される。
【0023】本発明の構成提案支援ツールは、より具体
的には、業務プロセスを情報処理の基本機能要素単位ま
で誘導型でブレイクダウンして、各要素を5W1H(Whe
n, Where, Who, Why, What, How)の言語表現構成で言語
間の概念レベルが統一させる情報フレームに従い、ネッ
トワーク形態の機能プロセスモデルを対話型でビジュア
ルに定義する手段と、各機能プロセス遂行の手段となる
利用情報システムの機能項目および関与するワーカーの
人的情報処理機能項目の組合せ構成をシステム構成候補
として情報フレームに従い対話型でビジュアルに定義す
る手段と、定義された各機能プロセスの重要性の度合を
数値表現した重要度およびシステム構成候補の各提供機
能項目の機能的な満足の度合を数値表現した満足度を対
話型でビジュアルに定義する手段と、機能プロセスの各
項目(目標)に対するシステム構成候補の各提供機能項
目(手段)の関連付けとその関連性の強さの度合を数値
表現した関連度から成る関連マトリックスを対話型でビ
ジュアルに定義する手段と、システム構成候補の各提供
機能項目の機能的満足度を関連マトリックスを用いた写
像関数による写像演算で各機能プロセスの達成度を計算
し、各機能プロセスの重要度との差分により業務プロセ
スに対する提供支援機能の支援適合度を求める評価演算
を実行する手段と、各機能プロセスの重要度を関連マト
リックスを用いた逆写像関数による写像演算で各提供機
能項目の必要度を計算し、各提供機能項目の機能的満足
度との差分により提供機能の過不足度を求める評価演算
を実行する手段と、各機能プロセスを個人作業、グルー
プコミュニケーション、グループコーデイネーション、
グループコラボレーションの種別、スキルレベル、ルー
ルレベル、ノレッジレベルの情報処理レベルおよびHuma
nループ、Machineループ、Human-GUIループ、Human-Mac
hineループの業務プロセスに対する人および情報システ
ムの相互作用(対話ループ)種別でグループ化し、個別
機能プロセスの支援適合度をグループ単位(プロセス種
別毎、情報処理レベル毎、対話ループ種別毎)に集計・
正規化する手段と、これら機能適合性評価演算結果をビ
ジュアルにグラフ表示する手段と、システム構成候補各
々の評価結果に基づき業務プロセスに最適な提供機能項
目となるシステム構成を候補の中から決定する手段と、
結果をビジュアルにグラフ表示する手段とを設ける異に
よって構成される。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0025】本発明の実施の形態の第1の例として業務
プロセスに適応した新規システムを提案する場合の構成
・動作について説明する。
【0026】図1は、本発明によるシステム構成提案支
援ツールのシステム構成図である。本発明によるシステ
ム構成提案支援ツールは、システム構成提案支援処理を
実行する情報処理装置本体(以下、単にツールと称する
ことがある)118と、この情報処置装置本体118に
接続された、定義画面、評価結果表示画面等を表示する
表示装置113、および、本ツールへの各種指示の入力
等の操作を行うための入力装置114aとを備える。
【0027】ツール118は、支援のための各種データ
を蓄積するデータベース104と、作業用のワークメモ
リ105と、支援のための各種プログラムを格納するプ
ログラムメモリ112と、表示装置113および入力装
置114aの入出力を制御する入出力制御部116と、
さらに入出力、メモリ、データベースへのアクセス処
理、支援処理等のための各種プログラムを実行するCP
U117とを備える。
【0028】データベース104は、提案システムの構
成要素となるツール/部品/人材等のリソース情報をラ
イブラリ化したリソースライブラリ101と、業務プロ
セスを情報処理の基本機能要素表現で定義するための定
義情報フレーム102と、プロセス/システム構成候補
情報を格納するプロセス/システム構成候補情報データ
ベース103とを有する。
【0029】ワークメモリ105は、CPU117の各
種処理に伴って必要となるデータ等を一時的に格納す
る。例えば、データベース104より必要な情報を検索
して一時格納したり、プロセス/システムモデルの定義
・適合性分析/評価演算・提案システム決定演算処理・
評価結果表示処理のための作業領域および結果を格納す
る。
【0030】プログラムメモリ112は、CPU117
によって実行されることにより、リソースライブラリ定
義、機能プロセスモデル定義、システム構成候補定義、
プロセス重要度/機能満足度データ定義、機能プロセス
項目の情報処理種別/レベル/対話ループ種別データ定
義、プロセス−機能関連マトリックス/関連度データ定
義を支援するプロセス/システムモデル定義部106、
適合性評価演算処理部107、情報処理種別/レベル/
対話処理種別の適合性分析演算処理部108、適合性評
価よりシステム候補の中から提案システム構成を決定す
る提案システム構成決定処理部109、分析・評価結果
をグラフィカル表示するための分析/評価結果表示処理
部110、および、これら定義・表示処理の制御をする
定義/表示制御部111としてそれぞれ機能するプログ
ラムを格納する。
【0031】表示装置113としては、例えば、CRT
が用いられる。したがって、以下の説明では、「表示装
置113」を「CRT113」と表記する場合がある。
もちろん、表示装置は、CRTに限定されない。他の表
示装置、例えば、液晶表示装置、プラズマ表示装置等を
用いることができる。
【0032】入力装置114aとしては、例えば、モデ
ル定義や関連情報を選択・設定するためのキーボード1
14、マウス115等を用いることができる。もちろ
ん、これに限定されない。これらと共に、または、これ
らに代えて、他の入力装置を用いることができる。
【0033】次に、本発明に係るシステム構成提案支援
ツールにおいて新規システムの構成を提案する場合の動
作の一例を図1〜図24を用いて説明する。
【0034】図2に、本発明のシステム構成提案支援ツ
ールを利用したシステム構成評価・提案をするために、
事前にシステム構成要素となるリソースをプロセス/シ
ステムモデル定義部106によりリソースライブラリ1
01に登録する処理の動作フロー図を示す。図3に、シ
ステム構成提案ツールの初期画面の一例を示す。図4
に、リソースライブラリ登録画面の一例を示す。
【0035】CPU117は、まず、利用者によるリソ
ースライブラリ登録の選択を受け付ける処理を行う(ス
テップ201)。すなわち、図3に示すCRT113上
に、システム構成提案支援ツールの初期画面を表示す
る。この画面の上部領域には、水平方向に、ビジネスプ
ロセス適応システム構成提案ツール:ビジネスプロセス
全体ビューと表記され、さらにその下部に、ツールメニ
ュー選択のためのツールメニューバー300aが水平方
向に表示される。このメニューバー300aには、ファ
イル(F)、編集(E)、表示(V)、ツール(T)お
よびヘルプ(H)が表示され、それらについて選択指示
することによって、それぞれについてのメニューがさら
に表示される。利用者は、図3に示すCRT113上の
システム構成提案支援ツールの初期画面のツールメニュ
ーにより指示を行なうことができる。本支援ツールは、
ツールメニューバー300aについて、ツール(T)を
選択する指示を受け付けると、それについてのメニュー
を画面に表示する。その上で、指示入力を待つ。ここ
で、リソースライブラリ登録301について選択する指
示が、マウス115またはキーボード114によりなさ
れると、それを受け付ける。
【0036】CPU117は、リソースライブラリ登録
301についての選択指示を受け付けると、図4に示す
リソースライブラリ登録画面をCRT113に表示す
る。図4に示す登録画面には、画面上部領域に水平方向
にリソースライブラリ設定の表記と共に、確認了解を受
けつけるためのOKボタン4091、指示のキャンセル
を受けつけるためのキャンセルボタン4092および援
助表示を受けるためのヘルプボタン4093とが表示さ
れる。また、リソースの種別を選択するためのリソース
種別401(情報システムリソース4011、ヒューマ
ンリソース4012、その他リソース4013)と、リ
ソースの属性を設定するためのリソース属性402(大
分類4021、詳細分類4022、名称4023、型名
4024、提供元4025、価格4026)と、登録リ
ソースが提供する機能項目を一覧表示する提供機能項目
一覧403a(機能項目選択403、機能項目404、
満足度選択405、機能満足度406、追加ボタン40
7、削除ボタン408)とが表示される。
【0037】なお、上記OKボタン4091等のボタン
は、各種指示を受け付ける領域として、ボタンの形態を
示す図形で表示され、図形の表面には、その受けるべき
指示の内容を示す文字、記号、図形等が表示される。こ
れは、他の画面についても同様である。ボタン類に対す
る操作は、カーソルをボタンの図形上に位置させて、マ
ウスをクリックすることで行う。これにより、恰もボタ
ンを押下するかのように操作して、指示を入力する。し
たがって、本明細書においても、ボタンを押下するとい
う表現を用いることがある。
【0038】この状態で、登録するリソースの種別40
1の情報システムリソース4011、ヒューマンリソー
ス4012およびその他リソース4013のうち、いず
れかについてマウス115、キーボード114による選
択を受け付け、かつ、リソース属性402における大分
類4021、詳細分類4021、名称4023、型名4
024、提供元4025、価格4026についての選択
を同様に受け付けて、それらを登録する。
【0039】また、登録リソースが提供する機能項目4
04を機能項目一覧403についての、マウス115に
よる追加ボタン407(削除の場合は削除ボタン40
8)の押下操作による選択指示、または、キーボード1
14からの入力操作を受け付けて、機能項目404に設
定し、また、各機能項目の機能満足度406を満足度一
覧405についての、マウス115による追加ボタン4
07の押下操作による選択指示を受け付けて、機能満足
度406に設定する(ステップ202)。この状態で、
指示をまつ。利用者は、登録情報を確認後、OKボタン
4091押下操作することで、設定情報の登録を指示す
ることができる。CPU117は、この押下操作を受け
付けて、それまでに設定された事項を登録処理する。
【0040】以上の動作を登録リソース個々に対して実
行し、全て登録したら終了する。CPU117は、登録
リソースがまだ残っているかを調べ、全て登録されてい
れば、リソースライブラリ登録処理を終了する(ステッ
プ203)。
【0041】次に、図1に示すシステムを用いて、新規
システムの構成提案を行う場合の処理動作について、ヘ
ルプデスク業務の一例を例に挙げて説明する。
【0042】まず、適用対象となるヘルプデスク業務の
機能プロセスモデルをプロセス/システムモデル定義部
106により定義する。図5に、機能プロセスモデルの
定義動作フローを示す。また、図6に、業務プロセス定
義画面の例を示す。
【0043】CPU117は、まず、ツールの選択を受
け付けて、それによるビジネスプロセスマップの作成を
支援する(ステップ501)。すなわち、図6に示すC
RT113上に、業務プロセス定義の初期画面を表示す
る。この画面の上部領域には、水平方向に、ビジネスプ
ロセス適応システム構成提案ツール:ビジネスプロセス
全体ビューと表記され、さらにその下部に、図3に示す
画面と同様に、ツールメニュー選択のためのツールメニ
ューバー300aが水平方向に表示される。このメニュ
ーバー300aについては、すでに説明したので、ここ
では説明を省略する。また、図6の画面には、その左側
垂直方向に、ツールバー600が表示される。
【0044】ツールバー600には、テキスト入力60
1、機能プロセス定義用5W1H情報方法フレームダイ
アログ602、開始プロセス定義603、終了プロセス
定義604、一般プロセス定義605、プロセス内部リ
ンク定義606、プロセス外部リンク定義607、プロ
セス外部情報定義608についての選択指示ボタンが表
示される。各ボタンの図形内には、それぞれのツールと
しての機能を示す形態が図化すると共に、縮小して表示
される。利用者が、この表示されている図形を参照し
て、必要なツールを選択指示することにより、それぞれ
をツールとして利用することができる。すなわち、利用
者が、いずれかのボタンを選択指示すると、例えば、6
02〜608のボタンであれば、その形態が、業務プロ
セス全体ビュー画面にドラッグ可能となる。なお、例え
ば、選択指示されたボタンの表示形態を変化させること
で、利用者にそれを知せることができる。また、ボタン
601の場合には、画面にテキスト入力が可能となる。
ボタン602については、後述する。
【0045】この状態で、CPU117は、次のように
処理を行う。すなわち、CPU117は、システム構成
提案ツールのCRT113上、初期画面において、図6
に示すようにウインドウ左側のツールバー600よりテ
キスト入力601、開始プロセス定義603、終了プロ
セス定義604、一般プロセス定義605、プロセス内
部リンク定義606、プロセス外部リンク定義607、
プロセス外部情報定義608についての、マウス115
等による選択を受け付け、受け付けたツールの形態をあ
らわす図形を画面上に配置すると共に、サイズの調整を
受け付ける。また、ボタン601の選択に応じて、キー
ボード114からのテキスト入力を受け付けて、必要な
箇所にテキストを表示する。これにより、ネットワーク
形態のビジネスプロセスマップ609の作成を支援する
(ステップ501)。
【0046】図6のビジネスプロセスマップ609は、
質問者からの問合せを受け付け、問題の分野により、該
当分野の専門家(受付担当も含む)に問合せを伝達(デ
イスパッチ)し、各専門家が同時(コンカレント)に回
答を作成して質問者に回答連絡するというヘルプデスク
業務の一例をモデル化したものである。CPU117
は、ビジネスプロセスマップ作成後、ビジネスプロセス
マップをプロセス状態遷移表現に詳細化した状態プロセ
スマップを下位レイヤとして定義する支援を行う(ステ
ップ502)。ここでは、まず、ビジネスプロセスマッ
プ609のプロセスノード、例えば“回答作成”ノード
610について、マウス115による対象指定を受け付
け、メニューバー300aの表示メニュー(V)の中か
らノードズームイン302の選択を受け付けることで
(図3参照)、図7に示すような状態プロセスレイヤビ
ューに画面遷移する。次に、先のビジネスプロセスマッ
プ作成と同様にツールバー600からの定義部品の選択
を受け付けて、選択された定義部品を画面内に配置し、
“回答作成”ノード610内での回答作成状態遷移図を
ネットワーク形態のモデルとして作成することで、支援
を実現する。
【0047】図7に示す回答作成状態プロセスビュー
は、上述した図3、図6に示す画面と同様の構成を有す
る。図7に示される例では、“問題解決”701は、
“問合せ回答要求待ち状態”702より、案件受信後
“問合せ確認調査/問診状態”703に遷移し、調査が
必要な場合は“問合せ問題調査/分析状態”704に遷
移するモデルとなる。
【0048】状態プロセスマップ作成後、CPU117
は、さらに状態プロセスマップの各ノード状態において
実行される情報処理を基本機能要素まで詳細化した表現
となる機能プロセスマップを、状態プロセスマップの下
位レイヤとして定義する処理を支援する(ステップ50
3)。これは、先の状態プロセスの定義と同様な操作で
機能プロセスレイヤビューに画面遷移し、ツールバー6
00から定義部品を選択して配置する支援を行うことで
実現する。
【0049】図8に“問合せ確認調査/問診状態”70
3の機能プロセスマップ作成例を示す。ここで、機能プ
ロセスのノードとなる機能プロセス項目の定義は、CP
U117が、ツールバー600の情報フレーム利用入力
602についてのマウス115による選択を受け付け
て、データベース104内の定義情報フレーム102を
照会して、機能プロセス定義用5W1H情報フレームダ
イアログ802を開く。
【0050】このダイアログ802では、5W1H情報
として、When8021,Where8022,Wh
o8023,Why8024,What8025,Ho
w8026の各設定項目についての設定を受け付ける。
例えば、When8021では、上位状態プロセスノー
ドの時等の状態、時、場合などについての設定を行う。
Where8022では、業務環境内の場所の指定、例
えば、質問者先、ベンダー先、ヘルプデスクルーム等を
受け付ける。Who8023では、機能プロセスの遂行
者、例えば、質問者、問合せ受付者、問合せ回答者等に
ついて受け付ける。Why8024では、目的、例え
ば、上位ビジネスプロセスノード表現等について受け付
ける。What8025では、情報処理の対象として業
務状態/事象、業務リソース、業務上の操作行為を指
定、例えば、回答要求案件の有無、不足/問診情報、実
機テスト等の指定を受け付ける。How8026では、
情報処理の基本機能要素についての指定を受け付ける。
例えば、コミニュケーションのための基本要素として、
収集(Get)、設定(Set)、起動(Action)、通知(Event R
eport)、生成(Create)、削除(Delete)等の要素につい
て指定を受け付ける。また、情報利用のための機能要素
として、変換(Convert)、解析(Analysis)、合成(Synthe
sis)、評価(Evaluation)、判定(Decision)、計画(Plann
ing)等の要素のについて指定を受け付ける。ここでは、
これらの要素の中から選択指示を受け付ける。
【0051】これらの各設定項目の設定について、マウ
ス115による選択、または、キーボード114による
入力により受け付ける。なお、同一の内容の設定につい
て、表現を統一させるために、既に定義された情報を提
示し、同一のものが存在する場合、それを選択するよう
にしてもよい。これにより、機能プロセス項目名定義の
処理支援を実現する。
【0052】また、ダイアログ802では、重要度80
27、種別8028、および、レベル8029について
の設定を受け付ける。重要度8027は、機能プロセス
項目の必須、代替的、補完的、支援的といった性質か
ら、重要性の度合を、必須(1.0)、あった方が良い
(0.75)、あっても良い(0.5)、なくてもよい
(0.25)、不要(0.0)の中から、重要度として
マウス115による選択を受け付ける。また、情報処理
種別は、Collaboration(協同作業), Coordination
(調整作業) & Communication(伝達作業), Personal
Productivity(個人作業)の中から、マウス115等
で選択を受け付ける。さらに、情報処理レベルを、スキ
ルレベル、ルールレベル、ノレッジレベルの中から、マ
ウス115等で選択を受け付ける。これにより、それぞ
れについての設定を支援する。
【0053】例えば、図8の“問合せ先から不足/問診
情報を収集する”803の情報フレームに従う正式表現
は、When=“問診状態の時”、Where=“ヘルプデスクル
ームで”、Who=“問合せ回答者が”、Why=“回答作成の
ため”、What=“問合せ先からの問診情報を”、How=
“収集する”となる。重要度は、必須の処理のため1.
0である。情報処理種別は、質問者と回答者との協同処
理のためCollaborationである。情報処理レベルは、手
続的処理のためルールレベルとなる。
【0054】以上の動作により、機能プロセスモデルを
定義し、定義後、ファイル名を設定し、プロセス/シス
テム構成候補データベース103に保存することで、処
理を終了する(ステップ504)。
【0055】次に、業務に適用する新規システム構成候
補および各々の候補の機能プロセスとの関連をプロセス
/モデル定義部106により定義する。
【0056】図9は、システム構成候補の定義およびプ
ロセスへの関連付け動作フロー図である。まず、CPU
117は、システム構成提案ツールのCRT113上
に、システム構成候補の定義およびプロセスへの関連付
けのための初期画面を表示する(図3参照)。
【0057】CPU117は、表示されている初期画面
より、メニューバー300aのファイル303への指示
を受け付けて、評価対象ビジネスプロセスファイルを、
プロセス/システム構成候補データベース103より検
索して開く(ステップ901)。ファイルオープンによ
り表示される評価対象のビジネスプロセス全体ビュー画
面のメニューバーのツールメニューよりシステム構成候
補定義304の選択を受け付ける(ステップ902)。
この結果、図10に示すようなシステム構成候補定義画
面を表示する。
【0058】表示される図10に示すようなシステム構
成候補定義画面上、評価対象とするシステム構成候補
(複数可)を定義する処理を支援する(ステップ90
3)。まず、システム構成候補名についてのキーボード
114からの入力を受け付ける。受け付けたシステム構
成候補名は、候補名表示部1010に表示すると共に、
登録候補一覧1020に加える。
【0059】ここで、追加/変更ボタン1001aを押
下を検知すると、CPU117は、リソース追加/変更
ダイアログ1002を表示する。このダイアログ100
2には、検索のための条件を設定する検索条件1003
が表示される。検索条件1003についての設定を受け
付け、設定がなされると、登録リソースライブラリ10
1より該当する候補リソース一覧1004が、リソース
が提供する機能項目および機能満足度情報1005と共
に表示される。利用者は、リソースが提供する機能項目
および機能満足度情報1005を参照しながら、システ
ム構成要素とするリソースを選択することができる。C
PU117は、追加ボタン1006のマウス115によ
る押下を検知して、選択されたリソースを選択リソース
一覧1007に追加し、これを繰り返し必要なリソース
の組合せを選択することでシステム構成候補の定義が実
現される。システム構成候補定義完了後、定義画面のO
Kボタン1008をマウス115により押下が指示され
ると、プロセス/システム構成候補データベース103
に定義情報を登録して、構成候補定義を終了する(ステ
ップ904)。
【0060】次に、CPU117は、また、図3に示す
システム構成提案ツールの初期画面をCRT113上に
表示する。この初期画面より、ツールメニューのプロセ
ス−システム機能関連定義305がマウス115で選択
されると、CPU117は、それを受け付けて、図示し
ていないシステム構成候補選択ダイアログを表示する
(ステップ905)。そして、システム構成候補選択ダ
イアログで関連定義の対象とするシステム構成候補の選
択をマウス115介して受け付ける。これにより、図1
1に示すような関連定義画面を開く(ステップ90
6)。図11に示す関連定義画面は、基本的には、図4
に示す画面と同様の枠内に、適用対象の機能プロセス項
目と選択システム構成候補の提供機能項目の関連マトリ
ックス1101と、関連設定モード入力部1100と、
設定、削除の各ボタン1105a、1105bとを表示
する。標準的には、まず、関連設定モード1100を関
連設定入力モード1102として表示する。関連設定入
力モード1102には、機能プロセス項目とシステム候
補提供機能項目との関連付けを設定する関連付け110
3と、関連度を設定する関連度1104とを表示する。
【0061】この状態で、機能プロセス項目とシステム
候補提供機能項目間の関連付け1103についてのマウ
ス115による指定を受け付ける。また、その関連性の
強さの度合に応じて関連度1104についても、指定を
受け付ける。関連度は、例えば、対応する(1.0)、
関連が強い(0.75)、関連がある(0.5)、少し
は関連がある(0.25)、関連なし(0.0)の中か
らマウス115よる選択を受け付ける。また、設定ボタ
ン1105aがマウス115で押下されたことを検知す
ると、CPU117は、マトリックス上の該当行列11
06に、選択された関連度を設定する。
【0062】また、図12に示すような対話ループ入力
モード1201に切り替えることができる。このモード
1201では、各機能プロセス項目に関連するシステム
提供機能項目の関連表示1202と、各機能プロセス項
目の対話ループ種別1203とを表示する。各機能プロ
セス項目に関連するシステム提供機能項目の関連表示1
202は、設定されている項目についての選択を受け付
けて、関連表示を行う。利用者はこの関連表示を参照し
ながら、各機能プロセス項目の対話ループ種別1203
を図13に示すプロセスとリソース間の相互作用の形態
の違いからマシン(Machine)ループ1301と、ヒュ
ーマン(Human)ループ1302と、ヒューマン−グラ
フィカルユーザインタフェース(Human-GUI)ループ1
303と、ヒューマン−マシン(Human-Machine)ルー
プ1304との中からマウス115で選択し、設定ボタ
ン1105をマウス115で押下する。CPU117
は、これを受け付けて、関連マトリックスの該当欄12
04に設定する(ステップ907)。ここで、マシン
(Machine)ループ1301は、情報リソース等で自動
的に達成される処理に関するループである。ヒューマン
(Human)ループ1302は、人の能力のみで達成する
処理に関するループである。ヒューマン−グラフィカル
ユーザインタフェース(Human-GUI)ループ1303
は、人と情報リソースGUI間で達成される処理に関す
るループである。ヒューマン−マシン(Human-Machin
e)ループ1304は、人が情報リソース機能を利用し
て達成する処理に関するループである。この関連定義
は、先のシステム構成候補定義で登録した全てのシステ
ム構成候補に関して繰り返し実行し、全ての候補に関し
て実行したら終了となる(ステップ908)。なお、こ
の定義情報は、プロセス/システム構成候補データベー
ス103に保存される。
【0063】次に、業務プロセスに対する各新規システ
ム構成候補の機能的適合性評価・分析を、適合性評価演
算処理部107、適合性分析演算処理部108、およ
び、分析/評価結果表示処理部110により実施する。
図14は、機能的適合性評価・分析の動作フロー図であ
る。機能的適合性評価は、図15に示すように情報処理
の基本機能要素表現された機能プロセス項目を目的と
し、システム構成候補の提供機能項目をその目的達成手
段として位置付け、この目的−手段間の適合性を評価す
るものである。
【0064】CPU117は、システム構成提案ツール
の初期画面を表示して、メニューバー300aのファイ
ル303への指示を受け付け、評価対象プロセスファイ
ルを開く(ステップ1401)。メニューバーのツール
メニューより適合性評価・分析についての選択をマウス
115を介して受け付ける(ステップ1402)。これ
により、適合性評価演算処理部107、適合性分析演算
処理部108は、各システム構成候補による業務支援適
合度、提供機能過不足度を求める適合性評価演算および
機能プロセス項目の情報処理種別/情報処理レベル/対
話処理種別による適合性分析演算を実行する(ステップ
1403)。
【0065】適合性評価演算では、図16に示すよう
に、先に定義した機能プロセス項目tに関連する提供機
能項目fの関連度mR(t,f)、機能プロセス項目の
重要度mT(t)、提供機能項目の満足度mF(f)よ
り、まず提供機能項目による業務支援達成度mT’
(t)を、関連度をファジイ関係とする以下の写像関数
式で計算する。
【0066】
【数1】
【0067】また、逆に機能プロセス項目の重要度を以
下の逆写像関数式で写像演算することで、提供機能項目
の必要度mF’(f)を計算する。
【0068】
【数2】
【0069】次に、先に定義されたmT(t)が要求レ
ベルとなり演算結果のmT’(t)が提供機能で達成可
能なレベルとなるため、その差分の大きさで業務支援適
合度を評価する。同様に、先に定義されたmF(f)と
演算結果のmF’(f)間の差分の大きさでシステム提
供機能の過不足度を評価する。一方、適合性分析演算で
は、機能プロセス項目を先に定義した情報処理種別、情
報処理レベル、対話処理種別毎にグループ化し、グルー
プ内の機能プロセス項目rに関してグループ単位での業
務支援適合度AF’(%)を以下の式で計算する。
【0070】
【数3】
【0071】適合性評価・分析演算完了後、CPU11
7は、図17に示すような結果表示形態指定画面を表示
する(ステップ1404)。図17に示す結果表示形態
指定画面には、評価システム構成候補の指定1701お
よび結果表示形態1702が表示される。また、表示1
703、および、終了1708等の操作ボタンもあわせ
て表示される。評価システム構成候補の指定1701に
は、表システム構成候補を指定するための領域1701
aが表示される。ここでは、予め登録された候補が表示
され、その中から候補を選択して指定する。また、結果
表示形態1702には、適合性全体グラフ1704、業
務支援適合度グラフ1705、提供機能過不足度グラフ
1706、および、適合性分析グラフ1707が選択肢
として表示される。
【0072】この状態で、CPU117は、評価システ
ム構成候補の指定1701、結果表示形態1702につ
いての指定を受け付け(ステップ1405)、かつ、表
示ボタン1703についてのマウス115による押下指
示を受け付けると、分析/評価結果表示処理部110に
より指定候補・形態の結果グラフを表示する(ステップ
1406)。
【0073】表示形態指定1702において、適合性全
体グラフ1704の選択が支持された場合、図18に示
すように、業務支援適合度と提供機能過不足度の必要度
と達成度の差分の大きさによる全体の内訳が表示され
る。差分としては、例えば、「大変過剰;+0.75以
上」、「やや過剰;+0.25〜0.5」、「適度;
0」、「やや不十分;−0.25〜0.5」、「大変不
十分;−0.75以上」のように区分することができ
る。図18の例では、選択システム構成候補では、大変
過剰および大変不十分はないが、全体的に提供機能がや
や不十分であり、また、業務への支援もやや不十分であ
ることが分る。
【0074】業務支援適合度グラフ1705を選択した
場合、図19に示すような機能プロセス項目個々の支援
必要レベルと達成レベルの折れ線グラフが表示される。
図19の例では、評価対象システムでは、“問合せ案件
の不明点を判定する”という機能プロセス項目(図19
の矢視a参照)については、必要レベルが1.0である
のに0.5しか支援が達成できないことが分かる。逆
に、“本/製品マニュアルによる関連情報を収集する”
という機能プロセス項目(図19の矢視b参照)につい
ては、必要レベル0.5に対して達成レベルが0.75
と過剰であることが分かる。このように、どんな業務へ
の支援が不足しているか、または、過剰であるかがビジ
ュアルに表示される。
【0075】提供機能過不足度グラフ1706を選択し
た場合、図20に示すような提供機能項目個々の機能満
足度の必要レベルと達成レベルの折れ線グラフが表示さ
れる。図20の例では、電子メールのテキスト編集機能
(図20矢視a参照)や、ブラウザの検索条件設定機能
(図20矢視b参照)といった情報リソースの機能不足
だけでなく、ヘルプデスクオペレータの問題観察/分析
処理能力(図20矢視c参照)、問題同定能力(図20
矢視d参照)、問題評価/判断能力(図20矢視e参
照)等の能力が不足している等、どんな提供リソースの
どんな機能項目が不足、過剰かがビジュアルに表示され
る。
【0076】適合性分析グラフ1707を選択した場
合、図21に示すような情報処理種別/レベル/対話処
理種別の視点で適合度の内訳を分析した結果が3次元折
れ線グラフで表示される。図21の例では、例えば、ル
ールレベル、ノレッジレベルのPersonal Productivity
(個人的生産性)に関する機能プロセス項目(図21の
矢視a,b参照)が、ヒューマン(Human)ループにつ
いての達成度が低いことが示されている。このような表
示から、現状オペレータに任されている手続的処理、判
断処理の情報化支援が必要であること等、どのようなタ
イプの支援が不足であるかがビジュアルに表示される。
【0077】ここで、CPU117は、図示していな
い、画面の閉指示ボタンの指示を受け付けて、評価結果
グラフ画面を閉じ、表示形態指定画面の表示に戻る(ス
テップ1407)。この状態で、次の指示を待つ、ここ
で、操作員は、他の結果も継続して見ることができ、ま
た、終了することもできる。この指示は、マウス115
により行うことができる。CPU117は、表示形態指
定画面において、指定が行なわれれば、その指定にした
がって、上述した表示を行う処理を実行する(ステップ
1408)。一方、終了ボタン1708についてマウス
115で押下する指示が入力された場合には、この処理
を終了する(ステップ1409)。
【0078】次に、システム構成提案処理を提案システ
ム構成決定処理部107により実施する。図22は、シ
ステム構成提案処理の動作フロー図である。
【0079】CPU117は、図3に示すシステム構成
提案ツールの初期画面を表示すると共に、評価対象プロ
セスファイルの指定を受け付けて、それを開き(ステッ
プ2201)、さらに、メニューバー300aのツール
メニュー(T)より、システム提案生成307がマウス
115で選択されると、これを受け付ける(ステップ2
202)。
【0080】これにより、図23に示すようなシステム
構成選定基準の重み付け指定画面を表示する。図23に
は、評価基準の相対的重み指定2301の領域が表示さ
れる。この領域には、システム構成候補の中から提案シ
ステムを選定する際の業務支援適合度2301a、提供
機能満足度2301b、導入コスト2301cの3つの
選定基準に関する相対的重みを指定する領域が設けられ
ている。これらは、加算式を表現するように表記され、
重み合計2301dが和として表示される。
【0081】操作員は、システム構成候補の中から提案
システムを選定する際の業務支援適合度2301a、提
供機能満足度2301b、導入コスト2301cの3つ
の選定基準に関する相対的重みをトータルで100
(%)となるよう設定する。CPU117は、この設定
を受け付け、さらに、設定後、OKボタン2302の押
下を受け付ける(ステップ2203)。
【0082】この後、CPU117は、各システム構成
候補の業務支援適合度総合評価値、提供機能過不足度総
合評価値、導入コスト総計と重み付け総合評価値を計算
し、この総合評価値の最も高いものを最も適したシステ
ム構成として決定し、その他は、総合評価値の高い順に
優先順位付けを行う(ステップ2204)。
【0083】ここで、システム構成候補の業務支援適合
度総合評価値MT’は、機能プロセス項目の総数nとする
と、以下の式により計算される。
【0084】
【数4】
【0085】また、提供機能過不足度総合評価値MF’
は、提供機能項目の総数をmとすると、以下の式により
計算される。
【0086】
【数5】
【0087】導入コスト総計MC’は、事前に定義され
た提供機能項目のリソース属性402の価格の合計を求
めることで導出する。X個存在するシステム構成候補c
の重み付け総合評価値P(c)は、まず、相対正規化業
務支援適合度総合評価値rsT’(c)、相対正規化提供
機能過不足度総合評価値rsF’(c)、相対正規化導入
コスト評価値rsC’(c)を各々以下の式で計算する。
【0088】
【数6】
【0089】
【数7】
【0090】
【数8】
【0091】次に、選定基準である業務支援適合度の重
みwT’、提供機能満足度の重みwF’、導入コストの
重みwC’を用い、以下の式で導出する。
【0092】
【数9】
【0093】例えば、ヘルプデスクシステム1、ヘルプ
デスクシステム2、ヘルプデスクシステム3の3つのシ
ステム構成候補があり、ヘルプデスクシステム1は、M
T’(1)=0.74,MF’(1)=0.75,MC’(1)=150万円、
ヘルプデスクシステム2は、MT’(2)=0.45,MF’(2)
=0.65,MC’(2)=100万円、ヘルプデスクシステム3
は、MT’(3)=0.95,MF’(3)=0.65,MC’(1)=300
万円、選定基準の重みwT’=0.5,wF’=0.2,wC’=
0.3であった場合、各相対正規化評価値 rsT’(1)=0.
35,rsF’(1)=0.36,rsC’(1)=0.34、rsT’
(2)=0.21,rsF’(2)=0.32,rsC’(2)=0.50、rs
T’(3)=0.44,rsF’(3)=0.32,rsC’(1)=0.1
6、各総合評価値は、P(1)=0.35,P(2)=0.32,P(3)=0.33
となり、ヘルプデスクシステム1が最も適したシステム
構成として選定される。
【0094】システム構成決定後、CPU117は、図
24に示すようなシステム構成提案結果表示画面240
1を表示する(ステップ2205)。この画面では、各
システム構成候補が優先順位付けされて提示される。
【0095】以上のような構成・動作により、業務プロ
セスマップからの階層的定義方式と情報フレームを用い
た統一性のある定義方式により業務機能プロセス項目を
漏れなく、誘導的に導出できる。また、この機能プロセ
ス項目を導出することで、人間も含むシステムが提供す
る機能項目との関連付けに基づく簡単な写像演算で、業
務支援適合度と提供機能過不足度の機能的適合性評価を
可能とし、業務に適合した機能的支援効果が得られる新
規システム構成の提案支援を実現することができる。さ
らに、情報処理種別/レベル/対話処理種別毎の適合性
を分析する手段や適合性評価結果や分析結果をビジュア
ルにグラフ表示する手段により、業務プロセスへの支援
効果の程度、支援が過剰、不足となる業務プロセス項目
・種別やシステム構成候補の機能過不足度の程度、支援
が過剰、不足となる機能項目、人間リソースの処理能力
の効果といった結果情報を視認性が高い形態で提供する
ことができる。さらに加えて、機能的適合性とコストを
選定基準とし、各基準の重み付けを利用者が設定できる
提案システム決定手段により、利用者の選好も反映した
上で投資効果の最も良いシステム構成を選定することが
できる。
【0096】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。この形態では、現行システムの適用業務プロ
セスに対する機能的適合性評価を行い、改善システム提
案をする場合について、図9,図14,図22を参照し
て説明する。
【0097】システム構成および動作は、基本的には、
上述した第1の実施の形態の場合と同様である。ただ
し、図9に示すシステム構成候補の定義およびプロセス
への関連付け処理の動作フローにおいて、まず、システ
ム構成候補の代わりに現行システム構成の定義と関連付
けを行い、図14に示す機能的適合性評価・分析処理の
動作を実施する点が相違する。そこで、以下では、相違
点を中心として、本実施の形態について説明する。
【0098】すなわち、本実施の形態では、まず、図1
4に示す処理を行って、評価・分析結果グラフを表示す
る。ついで、この評価・分析結果グラフより、支援の過
不足点、提供機能の過不足点、支援が必要な情報処理種
別/レベル/対話処理種別といった現行システムの改善
点を特定する。
【0099】次に、この改善点の対策となるシステム構
成候補を、上記第1の実施の形態の場合の新規システム
構成候補と同様の位置付けで定義して、再度、改善シス
テム構成候補に関する機能的適合性評価・分析動作を実
施し、さらに、図22に示すシステム構成提案処理動作
を、上記第1の実施の形態と同様に実施する。このシス
テム構成決定結果は、改善システム構成候補の中から、
最も適した改善システム構成を選定したものとなる。
【0100】以上のような構成・動作により、現行シス
テムの改善提案をする場合においても、新規システム構
成提案の場合と同様の手段を用いて提案の支援をするこ
とができる。
【0101】次に、本発明の第3の実施の形態として、
過去の新規システム構成提案、システム改善提案情報や
リソースライブラリ情報を事例として利用者間で共有す
る場合について、図25を用いて説明する。
【0102】図25は、事例共有型でのシステム構成提
案支援ツールの構成図である。システム動作は、基本的
には、第1の実施の形態および第2の実施の形態の場合
と同様である。ただし、本実施の形態は、構成におい
て、図25に示すように、共有事例/ライブラリデータ
ベースサーバ2501を設けると共に、情報処理装置本
体118にLANインタフェース2504を設け、サー
バ2501と情報処理装置本体118とをLAN250
5を会して情報の授受ができるようにしてある点で相違
する。サーバ2501内には、共有データベース250
2、LANインタフェース2503、CPU2506、
ワークメモリ2507、および、プログラムメモリ25
08が設けられる。共有データベース2502は、過去
に定義・評価・提案したリソースライブラリやプロセス
/システム構成候補が事例として登録され、複数利用者
間で共有できるように構成されている。この点は、第
1、第2の実施の形態と相違する。
【0103】本実施の形態では、各利用者は、自身のシ
ステム構成提案支援ツール118より、評価対象プロセ
スファイルを開く際に、LANインターフェース250
4,2503でLAN2505を介して、共有事例/ラ
イブラリデータベースサーバ2501にアクセスし、サ
ーバ側のCPU2506、ワークメモリ2507、共有
リソース/事例ライブラリ照会処理部2508により共
有データベース2502上の共有情報ファイルを検索・
照会し、評価対象に類似した共有情報ファイルを選択し
て、自身のシステム構成提案支援ツール118上のデー
タベース104に複写し、共有情報ファイルの内容を自
身の評価対象に応じて補正して再利用することでプロセ
ス/システム構成候補の定義を実現する。
【0104】以上のような構成・動作により、過去のシ
ステム構成提案事例情報を共有化して再利用すること
で、新たな対象のシステム提案をする際のツール利用者
による定義量・定義負荷の削減と、過去のシステム構成
提案の知識を有効活用することができる。
【0105】なお、上記第3の実施の形態において、情
報処理装置本体118を、通信機能を備えた可搬型のコ
ンピュータによって構成するようにしてもよい。この場
合には、通信手段、例えば、インターネットを介して、
上記サーバ2501にアクセスして、必要な情報を取込
んで、処理を行うことができる。
【0106】次に、本発明の第4の実施の形態として、
システム構成提案のための共有リソース/事例情報を携
帯して利用する場合について、図26を用いて説明す
る。
【0107】図26は、携帯事例利用型のシステム構成
提案支援ツールの構成図である。システム動作は、上述
した第1、第2および第3の実施の形態の場合と、基本
的には、同様である。ただし、図26に示すように、情
報処理装置本体118に、フロッピディスクドライバ2
603およびCD−ROMドライバ2604を備え、過
去のシステム構成提案事例情報を、共通事例/リソース
ライブラリを記憶するたしたフロッピーデイスク260
1、または、共有事例/リソースライブラリを記憶した
CD−ROM2602を参照する点が相違する。なお、
記憶媒体として、書き込み可能な媒体を用いることで、
過去のシステム構成提案事例情報を当該媒体に格納し
て、共通事例/リソースライブラリを構築するようにし
てもよい。また、新たな情報を登録して、共通事例/リ
ソースライブラリを更新するようにしてもよい。
【0108】これにより、過去のシステム構成提案事例
情報を携帯し、フロッピーデイスクドライバ2603ま
たはCD−ROMドライバ2604を内蔵したシステム
構成提案支援ツール上で、上述した第3の実施の形態と
同様に事例情報を照会し、補正して再利用することがで
きる。
【0109】なお、本実施の形態において、情報処理装
置本体118を、フロッピーデイスクドライバまたはC
D−ROMドライバを内蔵したノート型パーソナルコン
ピュータ等の可搬型のコンピュータによって構成するよ
うにしてもよい。このようにすることによって、過去の
システム構成提案事例情報を携帯して利用することがで
きるため、顧客先等の移動先でのシステム構成提案や、
システム構成コンサルテーションをする際にも、ノート
型パーソナルコンピュータ上のシステム構成提案支援ツ
ールを用いて、過去のシステム構成提案事例情報を有効
活用することができ、質の高い提案やコンサルテーショ
ンサービスを提供することができる。
【0110】以上に述べたように、本発明の各実施の形
態によれば、情報システムの構築・改善の計画段階にお
いて、事前のシステムの効果見積もりと構成提案におい
て、適用対象となる業務プロセスへのシステムの機能的
支援効果が評価できるため、業務支援の過不足点、シス
テム提供機能の過不足点を体系的に導出でき、機能的適
合性を評価可能とするシステム構成評価方法と業務プロ
セスに対して適合した提供機能項目を持つシステム構成
を、投資効果や導入者のシステム選定基準に対する選好
を踏まえ決定できるシステム構成提案支援ツールを提供
することができる。特に、合理化や省人化を目的とした
従来の自動化のための情報システムとは異なる人間と協
同で業務を実行する支援系情報システムの効果評価やシ
ステム構成提案に有効なものとなる。
【0111】また、機能的適合性評価が可能なことと過
去のシステム構成提案事例を共有化することができるこ
とから、多種多様なツール/部品候補群からシステム構
成提案を検討するユーザあるいはシステムエンジニアが
必要ツールを選択、システム構成する作業負荷を軽減
し、効果的、効率的なツール/部品の選択によるシステ
ム構成提案を支援することができる。
【0112】さらに、投資効果や導入者のシステム選定
基準に対する選好を踏まえ、適用対象業務プロセス個々
に適したシステム構成の提案を支援し、視認性の高いビ
ジュアルなグラフで結果表示できることから、顧客先等
での情報システム構成コンサルテイング・SI支援にお
いて、システム構成提案支援ツールと共有事例/リソー
スライブラリを登録したフロッピーデイスクあるいはC
D−ROMを携帯し利用すれば、顧客満足度向上のため
の顧客別個性化ソルーションを提供する強力な道具とし
て活用することができるという効果がある。
【0113】
【発明の効果】本発明によれば、人間の業務処理能力を
増強する支援システムの効果評価と業務プロセスに適応
したシステム構成提案とを支援することができ、さら
に、このために、業務プロセスに対し支援情報システム
や関与するワーカーの能力の影響を定量的に評価するこ
とも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態で使用されるシステム構
成提案支援ツールのシステム構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 リソースライブラリ登録の処理手順を示す動
作フロー図である。
【図3】 システム構成提案ツールの初期画面の一例を
表す説明図である。
【図4】 リソースライブラリ登録画面の一例を表す説
明図である。
【図5】 業務機能プロセス定義の動作フロー図であ
る。
【図6】 業務プロセス定義画面の一例を表す説明図で
ある。
【図7】 業務状態プロセス定義画面の一例を表す説明
図である。
【図8】 機能プロセス定義画面の一例を表す説明図で
ある。
【図9】 システム構成候補の定義およびプロセスへの
関連付け処理の動作フロー図である。
【図10】 システム構成候補定義画面の一例を表す説
明図である。
【図11】 機能プロセス−システム提供機能関連定義
画面の一例を表す説明図である。
【図12】 機能プロセス−システム提供機能対話ルー
プ定義画面の一例を表す説明図である。
【図13】 業務プロセス−リソース間の対話ループ種
別を表す説明図である。
【図14】 機能的適合性評価・分析処理の動作フロー
図である。
【図15】 機能的適合性評価の位置付けを表す説明図
である。
【図16】 機能的適合性評価の一例を表す説明図であ
る。
【図17】 適合性評価結果表示形態指定画面の一例を
表す説明図である。
【図18】 業務支援適合度&提供機能過不足度評価結
果全体グラフの一例を表す説明図である。
【図19】 システムによる業務支援適合度グラフの一
例を表す説明図である。
【図20】 提供機能過不足度グラフの一例を表す説明
図である。
【図21】 業務プロセス適合性分析結果グラフの一例
を表す説明図である。
【図22】 システム構成提案処理の動作フロー図であ
る。
【図23】 システム構成選定基準の重み付け指定画面
の一例を表す説明図である。
【図24】 システム構成提案結果表示画面の一例を表
す説明図である。
【図25】 本発明に基づく事例共有型システム構成提
案支援ツールの構成を示すブロック図である。
【図26】 本発明に基づく携帯事例利用型システム構
成提案支援ツールの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
101… リソースライブラリ,102… 定義情報フレ
ーム,103…プロセス/システム構成候補データベー
ス,104… データベース,105… ワークメモリ,
106… プロセス/システムモデル定義部,107…
適合性評価演算処理部,108…適合性分析演算処理
部,109… 提案システム構成決定処理部,110…
分析/評価結果表示処理部, 111… 定義/表示制御
部,112… プログラムメモリ,113… CRT,1
14…キーボード,115… マウス, 116… 入出
力制御部,117… CPU、118…システム構成提
案支援ツール本体。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人間の業務処理能力を増強する支援シス
    テムの効果評価と業務プロセスに適応したシステム構成
    提案とを支援するための方法において、 システム構成提案の対象となる業務プロセスについて、
    当該プロセスの処理項目を情報処理の基本機能要素単位
    で表現した機能プロセスモデルを定義する処理と、 上記機能プロセスにおける各機能要素項目の重要性の度
    合いの設定を受け付けて定義する処理と、 上記機能プロセスの遂行の手段となる利用情報システム
    の候補を、利用情報システムの提供機能項目、および、
    人材の人的情報処理機能についての指定を受け付けて、
    指定された機能項目を組合せて定義する処理と、 上記提供機能項目についての機能満足度についての設定
    を受け付けて定義する処理と、 各機能プロセスの要素項目を各システム構成候補の提供
    機能項目に関連付ける設定を受け付けると共に、その関
    連度の設定を受け付けて定義する処理と、 上記機能プロセス項目と関連するシステム構成候補の提
    供機能項目の関連度、機能プロセス項目の重要度、およ
    び、提供機能項目の機能満足度を用いて、予め与えられ
    た関数により、システム構成候補の機能的支援適合度を
    評価するための指標を求める演算を行う処理と、 上記演算された指標を用いて、指定された表示形態の評
    価画面を生成して表示する処理と、 上記定義されたシステム構成候補の中から、提案するシ
    ステム構成を決定する処理とを実行することを特徴とす
    るシステム構成提案支援方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシステム構成提案支援
    方法において、 上記機能プロセス項目と関連するシステム構成候補の提
    供機能項目の関連度、機能プロセス項目の重要度、およ
    び、提供機能項目の機能満足度は、いずれも設定内容を
    数値化して定義されることを特徴とするシステム構成提
    案支援方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のシステム構成提案支援
    方法において、 上記システム構成候補の機能的支援適合性を評価するた
    めの指標を求める演算を行う処理は、 上記機能的満足度と上記関連度とを用いた写像関数によ
    る写像演算で各機能プロセスの要素項目の達成度を上記
    指標の一つとして計算し、かつ、 上記各機能プロセスの要素項目の重要度と上記関連度と
    を用いた逆写像関数による写像演算で各提供機能項目の
    必要度を上記指標の一つとして計算し、 上記評価画面を生成して表示する処理は、 各機能プロセスの要素項目について、上記算出された達
    成度と重要度との差分により業務プロセスに対する提供
    支援機能の各機能プロセスの要素項目に対する支援適合
    度を表わす評価画面を生成し、かつ、 各提供機能項目について、上記算出された必要度と満足
    度との差分により各提供機能項目の機能過不足度を表わ
    す評価画面を生成することを特徴とするシステム構成提
    案支援方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のシステム構成提案支援
    方法において、 上記機能プロセス項目と関連するシステム構成候補の提
    供機能項目の関連度は、上記機能プロセス項目とシステ
    ム構成候補の提供機能項目との関連マトリクスとして定
    義されることを特徴とするシステム構成提案支援方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項に記載のシ
    ステム構成提案支援方法において、 上記機能プロセスモデルを定義する処理は、上記機能要
    素を、5W1Hの言語構成で言語間の概念レベルが統一
    される情報フレームに従って設定を受け付けることを特
    徴とするシステム構成提案支援方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のシステム構成提案支援
    方法において、 各機能プロセスの要素項目を、個人作業、グループコミ
    ュニケーション、グループコーデイネーション、グルー
    プコラボレーションの種別でグループ化し、個々の機能
    プロセス要素項目の支援適合度をグループ単位に集計、
    正規化することで、情報処理種別毎の支援適合度を評価
    可能とすることを特徴とするシステム構成提案支援方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のシステム構成提案支援
    方法において、 各機能プロセスの要素項目をスキルレベル、ルールレベ
    ル、ノレッジレベルの情報処理レベルでグループ化し、
    個々の機能プロセス要素項目の支援適合度をグループ単
    位に集計、正規化することで、情報処理レベル毎の支援
    適合度を評価可能とすることを特徴とするシステム構成
    提案支援方法。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のシステム構成提案支援
    方法において、 各機能プロセスの要素項目をHumanループ、Machineルー
    プ、Human-GUIループ、Human-Machineループの業務プロ
    セスに対する人および情報システムの相互作用(対話ル
    ープ)種別でグループ化し、個々の機能プロセス要素項
    目の支援適合度をグループ単位に集計、正規化すること
    で、対話ループ種別毎の支援適合度を評価可能とするこ
    とを特徴とするシステム構成提案支援方法。
  9. 【請求項9】 人間の業務処理能力を増強する支援シス
    テムの効果評価と業務プロセスに適応したシステム構成
    提案とを支援するためのシステム構成提案ツールにおい
    て、 システム構成提案の対象となる業務プロセスについて、
    当該プロセスの処理項目を情報処理の基本機能要素単位
    で表現した機能プロセスモデルを定義する手段と、 上記機能プロセスにおける各機能要素項目の重要性の度
    合いの設定を受け付けて定義する手段と、 上記機能プロセスの遂行の手段となる利用情報システム
    の候補を、利用情報システムの提供機能項目、および、
    人材の人的情報処理機能についての指定を受け付けて、
    指定された機能項目を組合せて定義する手段と、 上記提供機能項目についての機能満足度についての設定
    を受け付けて定義する手段と、 各機能プロセスの要素項目を各システム構成候補の提供
    機能項目に関連付ける設定を受け付けると共に、その関
    連度の設定を受け付けて定義する手段と、 上記機能プロセス項目と関連するシステム構成候補の提
    供機能項目の関連度、機能プロセス項目の重要度、およ
    び、提供機能項目の機能満足度を用いて、予め与えられ
    た関数により、システム構成候補の機能的支援適合度を
    評価するための指標を求める演算を行う手段と、 上記演算された指標を用いて、指定された表示形態の評
    価画面を生成して表示する手段と、 上記定義されたシステム構成候補の中から、提案するシ
    ステム構成を決定する手段とを備えることを特徴とする
    システム構成提案支援ツール。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のシステム構成提案支
    援ツールにおいて、 上記の機能プロセスモデルを定義する手段は、 業務プロセスモデルから業務プロセスの各処理項目の状
    態遷移を表現した状態プロセスモデルを業務プロセスモ
    デルの下位層として定義する第1の機能と、状態プロセ
    スモデルの各状態において実行される処理項目およびそ
    の遷移を機能プロセスモデルとして状態プロセスモデル
    の下位層として段階的に詳細化して定義する第2の機能
    とを有し、 上記第1の機能の実行後、上記第2の機能を実行するこ
    とで、機能プロセスモデルを誘導的、体系的に導出する
    よう支援することを特徴とするシステム構成提案支援ツ
    ール。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載のシステム構成提案支
    援ツールにおいて、 上記提案するシステム構成を候補の中から決定する手段
    は、業務支援適合度、提供機能過不足度、システム導入
    コストをシステム構成の選定基準とし、各基準の相対的
    重み付けをツール利用者が対話的に設定できる手段を設
    け、システム導入者の選好も反映したシステム構成を決
    定することを特徴とするシステム構成提案支援ツール。
  12. 【請求項12】 請求項9に記載のシステム構成提案支
    援ツールにおいて、 上記評価画面を生成して表示する手段は、機能的支援適
    合度を、ビジュアルにグラフ表示する機能を備え、業務
    支援適合度と提供機能過不足度の結果を必要レベルと達
    成レベルの差分の大きさによりグループ化して過不足度
    合の内訳を棒グラフで識別表示することを特徴とするシ
    ステム構成提案支援ツール。
  13. 【請求項13】 請求項9に記載のシステム構成提案支
    援ツールにおいて、 上記評価画面を生成して表示する手段は、機能的支援適
    合度を、ビジュアルにグラフ表示する機能を備え、各機
    能プロセス要素項目の業務支援適合度とシステム提供機
    能項目の提供機能過不足度の結果を必要レベルと達成レ
    ベルを表現した折れ線グラフで過不足を表示することを
    特徴とするシステム構成提案支援ツール。
  14. 【請求項14】 請求項9に記載のシステム構成提案支
    援ツールにおいて、 上記評価画面を生成して表示する手段は、機能的支援適
    合度を、ビジュアルにグラフ表示する機能を備え、情報
    処理種別/レベル/対話処理種別毎の支援適合度評価結
    果を各々の種別を軸とする折れ線グラフで表示すること
    を特徴とするシステム構成提案支援ツール。
  15. 【請求項15】 請求項9に記載のシステム構成提案支
    援ツールにおいて、 上記提案するシステム構成を決定する手段は、評価結果
    の良い順にシステム構成を優先順位付けして結果表示す
    ることを特徴とするシステム構成提案支援ツール。
  16. 【請求項16】 請求項9〜15のいずれか一項に記載
    のシステム構成提案支援ツールにおいて、 システム構成提案した際のプロセスモデル/システム構
    成候補情報を共有事例情報として業務プロセス種別で分
    類して登録したデータベースサーバをさらに備え、 複数のシステム構成提案支援ツールよりサーバにネット
    ワーク接続して事例情報を雛形として利用あるいは再利
    用することを特徴とするシステム構成提案支援ツール。
  17. 【請求項17】 請求項9〜15のいずれか一項に記載
    のシステム構成提案支援ツールにおいて用いられるデー
    タであって、上記各ツールにおいてシステム構成提案し
    た際のプロセスモデル/システム構成候補情報を、共有
    事例情報として業務プロセス種別で分類して記録したこ
    とを特徴とする記録媒体。
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