JPH08208256A - ガラス板の加工装置 - Google Patents

ガラス板の加工装置

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JPH08208256A
JPH08208256A JP7034223A JP3422395A JPH08208256A JP H08208256 A JPH08208256 A JP H08208256A JP 7034223 A JP7034223 A JP 7034223A JP 3422395 A JP3422395 A JP 3422395A JP H08208256 A JPH08208256 A JP H08208256A
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JP
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glass plate
head
grinding
split
splitting
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JP7034223A
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Shigeru Bando
茂 坂東
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Bando Kiko Co Ltd
Original Assignee
Bando Kiko Co Ltd
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    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B9/00Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor
    • B24B9/02Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground
    • B24B9/06Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain
    • B24B9/08Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain of glass
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    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B33/00Severing cooled glass
    • C03B33/02Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
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    • C03B33/00Severing cooled glass
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    • C03B33/023Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor the sheet or ribbon being in a horizontal position
    • C03B33/033Apparatus for opening score lines in glass sheets
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
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    • C03B33/00Severing cooled glass
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 所与の形状のガラス板を高い生産性をもって
製造し得るガラス板の加工装置を提供する。 【構成】 ガラス板の加工装置1は、ガラス板搬入部2
と、ガラス板折割り部3と、ガラス板周縁研削部4と、
ガラス板搬出部5とを具備しており、ガラス板折割り部
3は、ガラス板搬入部2からのガラス板6を支持する支
持装置7と、ガラス板6に折割り用の主切線8及び端切
線9を形成すると共に、ガラス板6の部位10、10を
押してガラス板6を折割る折割りヘッド装置11と、折
割りヘッド装置11を移動させる折割りヘッド移動装置
12とを具備しており、ガラス板周縁研削部4は、ガラ
ス板6を支持する支持装置13と、ガラス板6の折割り
縁14を研削する研削ヘッド装置15と、研削ヘッド装
置15を移動させる研削ヘッド移動装置16とを具備し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、素板ガラスを所与の形
状に折割り、この折割ったガラス板の折割り縁を研削し
て、例えばフロントウインド、サイドウインド、リアー
ウインド等の自動車の窓ガラス及び建物等の窓ガラス、
その他の所定形状のガラス板を製造するガラス板の加工
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のガラス板の加工装置で
は、ガラス板搬入部と、このガラス板搬入部に続いて主
切線形成部とを配し、この主切線形成部において、素板
ガラスに所与の折割り用の主切線を形成し、次に、この
折割り用の主切線が形成された素板ガラスを、主切線形
成部に続いて配されたガラス板折割り部に搬送し、当該
ガラス板折割り部において、主切線が形成された素板ガ
ラスに端切線を形成し、その後、主切線及び端切線が形
成された素板ガラスを折割り、このガラス板折割り部に
続いて配されたガラス板周縁研削部にて、折割られたガ
ラス板の折割り縁を研削している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記のような
従来のガラス板の加工装置では、主切線形成部とガラス
板折割り部とを設けているため、装置の設置スペースが
大きくなり、また、主切線形成部とガラス板折割り部と
にカッタヘッドを必要とし、装置コストが高くなる問題
がある。更に、ガラス板搬入部から主切線形成部への素
板ガラスの搬送と、主切線形成部からガラス板折割り部
への素板ガラスの搬送という素板ガラスの複数の搬送段
階を必要とし、このためこれら搬送に起因する種々の問
題、例えば搬送時間に起因する生産性の低下、主切線形
成部へのガラス板の載置とガラス板折割り部へのガラス
板の載置との間における位置決め誤差等の問題をも従来
のガラス板の加工装置は有している。
【0004】本発明は前記諸点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、上記の問題点を解決
し得るガラス板の加工装置を提供することにある。
【0005】本発明の他の目的とするところは、所与の
形状のガラス板を高い生産性をもって製造し得るガラス
板の加工装置を提供することにある。
【0006】本発明の更に他の目的とするところは、主
切線及び端切線を所望に形成し得て、目的の形状を有し
たガラス板を高い精度で加工し得るガラス板の加工装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、ガラス板を支持する支持装置と、この支持装置に支
持されたガラス板に折割り用の切線を形成すると共に、
この切線が形成されたガラス板の部位を押して当該ガラ
ス板を折割る少なくとも一つの折割りヘッド装置と、形
成すべき折割り用の切線並びに押すべきガラス板の部位
に対応して、支持装置に支持されたガラス板に対して折
割りヘッド装置を相対的に移動させる折割りヘッド移動
装置とを具備したガラス板の加工装置によって達成され
る。
【0008】また本発明によれば前記目的は、ガラス板
搬入部と、このガラス板搬入部に続いて配されたガラス
板折割り部と、このガラス板折割り部に続いて配された
ガラス板周縁研削部と、このガラス板周縁研削部に続い
て配されたガラス板搬出部とを具備しており、ガラス板
折割り部は、ガラス板搬入部からのガラス板を支持する
支持装置と、この支持装置に支持されたガラス板に折割
り用の切線を形成すると共に、この切線が形成されたガ
ラス板の所与の部位を押して当該ガラス板を折割る少な
くとも一つの折割りヘッド装置と、形成すべき折割り用
の切線並びに押すべきガラス板の所与の部位に対応し
て、支持装置に支持されたガラス板に対して折割りヘッ
ド装置を相対的に移動させる折割りヘッド移動装置とを
具備しており、ガラス板周縁研削部は、ガラス板折割り
部からのガラス板を支持する支持装置と、ガラス板周縁
研削部の支持装置に支持されたガラス板の折割り縁を研
削する少なくとも一つの研削ヘッド装置と、研削すべき
ガラス板の折割り縁に対応して、ガラス板周縁研削部の
支持装置に支持されたガラス板に対して研削ヘッド装置
を相対的に移動させる研削ヘッド移動装置とを具備した
ガラス板の加工装置によっても達成される。
【0009】本発明では、ガラス板搬入部からガラス板
折割り部の支持装置に、ガラス板折割り部の支持装置か
らガラス板周縁研削部の支持装置に、そしてガラス板周
縁研削部の支持装置からガラス板搬出部に、それぞれガ
ラス板を搬送する搬送装置を更に設けてもよい。
【0010】好ましい具体例では、ガラス板折割り部の
支持装置は、可撓性の無端ベルトと、可撓性の無端ベル
トを裏面で支える支持部材と、無端ベルトを走行させる
走行装置とを有したベルトコンベア装置を具備しおり、
折割りヘッド装置は、主切線及び端切線形成用のカッタ
装置と、ガラス板を押し割る押し割り装置とを具備して
いる。
【0011】また本発明では、折割りヘッド移動装置に
よる折割りヘッド装置の移動面に直交する軸の周りで折
割りヘッド装置を回転させる折割りヘッド回転装置を更
に具備していてもよく、一方、研削ヘッド移動装置によ
る研削ヘッド装置の移動面に直交する軸の周りで研削ヘ
ッド装置を旋回させる研削ヘッド旋回装置を更に具備し
ていてもよい。
【0012】
【作用】本発明のガラス板の加工装置では、折割りされ
るべき素板ガラスを支持装置に載置して支持する。次
に、折割りヘッド移動装置を作動させて、ガラス板支持
装置に支持されたガラス板に対して折割りヘッド装置を
相対的に移動させながら、支持装置に支持されたガラス
板に、折割りヘッド装置により折割り用の主切線を形成
すると共に端切線をも形成し、この切線が形成されたガ
ラス板の所与の部位を押して当該ガラス板を折割る。
【0013】次に本発明を、図に示す好ましい一具体例
に基づいて更に詳細に説明する。なお、本発明はこれら
具体例に何等限定されないのである。
【0014】
【具体例】図1から図5において、本例のガラス板の加
工装置1は、ガラス板搬入部2と、ガラス板搬入部2に
続いて隣接して配されたガラス板折割り部3と、ガラス
板折割り部3に続いて隣接して配されたガラス板周縁研
削部4と、ガラス板周縁研削部4に続いて隣接して配さ
れたガラス板搬出部5とを具備しており、ガラス板折割
り部3は、ガラス板搬入部2からの素板ガラスであるガ
ラス板6を支持する支持装置7と、支持装置7に支持さ
れたガラス板6に折割り用の主切線8及び端切線9を形
成すると共に、切線8及び9が形成されたガラス板6の
所与の部位10、10、・・・を押して当該ガラス板6
を折割る折割りヘッド装置11と、形成すべき折割り用
の主切線8及び端切線9並びに押すべきガラス板6の所
与の部位10、10、・・・に対応して、支持装置7に
支持されたガラス板6に対して折割りヘッド装置11を
相対的に移動させる折割りヘッド移動装置12とを具備
しており、ガラス板周縁研削部4は、ガラス板折割り部
3からのガラス板6を支持する支持装置13と、支持装
置13に支持されたガラス板6の折割り縁14を研削す
る研削ヘッド装置15と、研削すべきガラス板6の折割
り縁14に対応して、支持装置13に支持されたガラス
板6に対して研削ヘッド装置15を相対的に移動させる
研削ヘッド移動装置16とを具備している。
【0015】更に、ガラス板の加工装置1は、ガラス板
搬入部2から支持装置7に、支持装置7から支持装置1
3に、そして支持装置13からガラス板搬出部5に、そ
れぞれ処理すべき及び処理されたガラス板6を搬送する
搬送装置21と、折割りヘッド移動装置12による折割
りヘッド装置11の移動面、本例ではX−Y平面に直交
するZ1軸の周りで折割りヘッド装置11をR方向に回
転させる折割りヘッド回転装置22と、研削ヘッド移動
装置16による研削ヘッド装置15の移動面、本例では
X−Y平面に直交するZ2軸の周りで研削ヘッド装置1
5をR方向に旋回させる研削ヘッド旋回装置23とを具
備している。
【0016】ガラス板搬入部2は、基台25に取り付け
られた支持台26と、支持台26に回転自在に装着され
て、支持台26に載置されるガラス板6の位置決めをす
るローラ27等を有している。
【0017】支持装置7は、可撓性の無端ベルト31
と、無端ベルト31を裏面で支える板状の支持部材32
と、無端ベルト31を走行させる走行装置33とを有し
たベルトコンベア装置34を具備しており、走行装置3
3は、フレーム35に取り付けられた電動モータ36
と、電動モータ36の出力回転軸37に連結されて、フ
レーム35を支持したスライダ89に回転自在に支持さ
れた駆動ドラム38と、スライダ89に回転自在に支持
された従動ドラム39とを具備しており、駆動ドラム3
8と従動ドラム39との間に無端ベルト31が掛け渡さ
れている。無端ベルト31上に折割られるべきガラス板
6が載置される支持装置7では、一つの折割り動作完了
後にフレーム35が初期位置に移動された状態におい
て、電動モータ36の作動によるその出力回転軸37の
回転で無端ベルト31が走行されると、無端ベルト31
上に残存した折割り屑40(カレット)が、図3に示す
ようなシュート41(図2及び図4には図示しない)に
向かって排出され、これにより一つの折割り動作完了後
に折割り屑40は、シュート41上を滑って折割り屑溜
め箱42に排出される。
【0018】折割りヘッド装置11は、図3及び図4に
詳細に図示されているように、主切線8及び端切線9形
成用のカッタ装置45と、ガラス板6を押し割る押し割
り装置46とを具備しており、カッタ装置45は、カッ
タホイール47と、カッタホイール47が先端に取り付
けられたピストンロッド48を有した空気圧シリンダ装
置49とを具備しており、空気圧シリンダ装置49は、
カッタホイール47のX−Y方向の初期位置を調節する
調節機構50を介してブラケット51に取り付けられて
おり、押し割り装置46は、押圧部材52と、押圧部材
52が先端に取り付けられたピストンロッド53を有し
た空気圧シリンダ装置54とを具備しており、空気圧シ
リンダ装置54は、取付部材55を介してブラケット5
1に取り付けられている。カッタ装置45は、その空気
圧シリンダ装置49を作動させてピストンロッド48を
伸長させ、これによりカッタホイール47を無端ベルト
31上に載置されたガラス板6に押し付けて、主切線8
及び端切線9を形成する。押し割り装置46は、その空
気圧シリンダ装置54を作動させてピストンロッド53
を伸長させ、これにより押圧部材52を無端ベルト31
上に載置されたガラス板6の部位10、10、・・・に
押し付けてガラス板6を若干歪ませ、切線8及び9に沿
ってガラス板6を折割る。
【0019】折割りヘッド回転装置22は、互いに平行
にX方向に伸びた一対の案内レール61にX方向に移動
自在に嵌合されたスライダ62と、スライダ62に支持
された電動モータ63と、電動モータ63の出力回転軸
に、減速機64、プーリ及びタイミングベルト65を介
して連結されて、スライダ62に回転自在に支持された
回転軸66と、回転軸66に固着された傘歯車67と、
傘歯車67に噛み合う傘歯車68が上端に固着され、下
端にはブラケット51が固着されて、軸受69を介して
スライダ62に回転自在に支持されたZ軸部材70とを
具備している。一対の案内レール61は上フレーム71
に取り付けられており、上フレーム71は縦フレーム7
2を介して基台25に支持されている。折割りヘッド回
転装置22は、電動モータ63の作動で、その出力回転
軸、減速機64、プーリ及びタイミングベルト65を介
して回転軸66を回転させ、回転軸66のこの回転で、
傘歯車67及び傘歯車68を介してZ軸部材70をZ1
軸の周りでR方向に回転させ、而してブラケット51に
装着された折割りヘッド装置11をZ1軸の周りでR方
向に回転させ、主切線8及び端切線9形成に際しては、
カッタ装置45のカッタホイール47の刃先を主切線8
及び端切線9の形成方向に向け、押し割りに際しては、
押し割り装置46の押圧部材52の押し出し方向を所与
に設定する。
【0020】折割りヘッド移動装置12は、折割りヘッ
ド装置11をX方向に移動させるX移動装置75と、ガ
ラス板6をY方向に移動させるY方向移動装置76とを
具備している。X移動装置75は、上フレーム71に取
り付けられた電動モータ77と、上フレーム71に回転
自在に支持されて、電動モータ77の出力軸78の回転
がプーリ79、ベルト80及びプーリ81を介して伝達
されかつスライダ62に固着されたナット82に螺合し
たねじ軸83とを具備しており、電動モータ77の作動
によるその出力軸78の回転でプーリ79、ベルト80
及びプーリ81を介してねじ軸83を回転させて、スラ
イダ62をX方向に移動し、而してスライダ62にZ軸
部材70及びブラケット51を介して搭載された折割り
ヘッド装置11をX方向に移動させる。Y方向移動装置
76は、基台25に取り付けられた電動モータ85と、
電動モータ85の出力回転軸86に連結されており、ス
ライダ89に固着されたナット87に螺合したねじ軸8
8とを具備しており、フレーム35が固着されたスライ
ダ89は、互いに平行にY方向に伸びて基台25に設け
られた一対の案内レール91にY方向に移動自在に装着
されており、ねじ軸88は基台25に回転自在に設けら
れている。Y方向移動装置76は、電動モータ85の作
動によるその出力軸86の回転でねじ軸88を回転させ
て、スライダ89をY方向に移動し、而してスライダ8
9のY方向の移動により、スライダ89に支持された無
端ベルト31上に載置されたガラス板6に対して折割り
ヘッド装置11を相対的にY方向に移動させる。
【0021】支持装置13は、スライダ92と、スライ
ダ92上に設けられた真空吸盤装置93とを具備してお
り、ガラス板折割り部3からのガラス板6を、その折割
り縁14の研削、研磨の際に、真空吸盤装置93により
吸着、支持して、固定する。
【0022】研削ヘッド装置15は、研削ホイール95
と、研削ホイール95を回転させるべく、研削ホイール
95が下端に固着された出力回転軸96を有した電動モ
ータ97とを具備しており、電動モータ97は、図5に
詳細に示すように、研削ホイール95のX−Y−Z方向
の初期位置を調節する調節機構98を介してブラケット
99に取り付けられており、研削ヘッド装置15は、電
動モータ97の作動による研削ホイール95の回転でガ
ラス板6の折割り縁14を研削、研磨する。
【0023】研削ヘッド旋回装置23は、互いに平行に
X方向に伸びた一対の案内レール101にX方向に移動
自在に嵌合されたスライダ102と、スライダ102に
支持された電動モータ103と、電動モータ103の出
力回転軸に、減速機104、プーリ及びタイミングベル
ト105を介して連結されて、スライダ102に回転自
在に支持された回転軸106と、回転軸106に固着さ
れた傘歯車107と、傘歯車107に噛み合う傘歯車1
08が上端に固着され、下端にはブラケット99が固着
されて、軸受109を介してスライダ102に回転自在
に支持されたZ軸部材110とを具備している。一対の
案内レール101は上フレーム71に取り付けられてい
る。研削ヘッド旋回装置23は、電動モータ103の作
動で、その出力回転軸、減速機104、プーリ及びタイ
ミングベルト105を介して回転軸106を回転させ、
回転軸106のこの回転で、傘歯車107及び傘歯車1
08を介してZ軸部材110をZ2軸の周りでR方向に
回転させ、而してブラケット99に装着された研削ヘッ
ド装置15をZ2軸の周りでR方向に回転させ、折割り
縁14の研削、研磨に際しては、研削ヘッド装置15の
研削ホイール95を、当該研削ホイール95の回転中心
Oが研削、研磨部位での折割り縁14の法線方向上に位
置するように向ける。
【0024】研削ヘッド移動装置16は、研削ヘッド装
置15をX方向に移動させるX移動装置121と、ガラ
ス板6をY方向に移動させるY方向移動装置122とを
具備している。X移動装置121は、上フレーム71に
取り付けられた電動モータ123と、上フレーム71に
回転自在に支持されて、電動モータ123の出力回転軸
124の回転がプーリ125、ベルト126及びプーリ
127を介して伝達されかつスライダ102に固着され
たナット128に螺合したねじ軸129とを具備してお
り、電動モータ123の作動によるその出力軸124の
回転でプーリ125、ベルト126及びプーリ127を
介してねじ軸129を回転して、スライダ102をX方
向に移動し、而してスライダ102にZ軸部材110及
びブラケット99を介して搭載された研削ヘッド装置1
5をX方向に移動させる。Y方向移動装置122は、基
台25に取り付けられた電動モータ135と、電動モー
タ135の出力回転軸136に連結されており、スライ
ダ92に固着されたナット137に螺合したねじ軸13
8とを具備しており、スライダ92は、互いに平行にY
方向に伸びて基台25に設けられた一対の案内レール1
39にY方向に移動自在に装着されており、ねじ軸13
8は基台25に回転自在に設けられている。Y方向移動
装置122は、電動モータ135の作動によるその出力
軸136の回転でねじ軸138を回転させて、スライダ
92をY方向に移動し、而してスライダ92のY方向の
移動により、スライダ92に支持された真空吸盤装置9
3上に載置されたガラス板6に対して研削ヘッド装置1
5を相対的にY方向に移動させる。
【0025】ガラス板搬出部5は、互いに平行に配され
た複数本の可撓性の無端細ベルト151と、無端ベルト
151を走行させる走行装置152とを有したベルトコ
ンベア装置153を具備しており、走行装置152は、
基台25の横のフレーム154に取り付けられた電動モ
ータ155と、電動モータ155の出力回転軸156
に、プーリ、ベルト157等を介して連結されてフレー
ム154に軸158により回転自在に支持された複数個
の駆動ローラ159と、フレーム154に軸160によ
り回転自在に支持された複数個の従動ローラ161とを
具備しており、駆動ローラ159と従動ローラ161と
の間に無端細ベルト151が掛け渡されている。ガラス
板搬出部5は、電動モータ155の作動によるその出力
回転軸156の回転でベルト157及び軸158を回転
させて、無端細ベルト151をA方向に走行させ、これ
によりガラス板周縁研削部4から無端細ベルト151に
載置されたガラス板6をA方向に搬出する。
【0026】搬送装置21は、ブラケット170を介し
てそれぞれスライダ171に取り付けられた3個の持ち
上げ装置172、173及び174と、スライダ171
をX方向に移動させる移動装置175とを具備してお
り、持ち上げ装置172、173及び174のそれぞれ
は、ガラス板6を真空吸着する保持する真空吸盤ヘッド
176と、作動により真空吸盤ヘッド176を上昇、下
降させるべく、真空吸盤ヘッド176が先端に取り付け
られたピストンロッドを有した空気圧シリンダ装置17
7とを具備している。スライダ171は、互いに平行に
X方向に伸びて上フレーム71の下面に取り付けられた
一対の案内レール177にX方向に移動自在に嵌合され
ている。移動装置175は、上フレーム71に取り付け
られた電動モータ181と、上フレーム71の下面に回
転自在に支持されて、電動モータ181の出力軸182
の回転がプーリ183、ベルト184及びプーリ185
を介して伝達されかつスライダ171に固着されたナッ
ト186に螺合したねじ軸187とを具備しており、電
動モータ181の作動によるその出力軸182の回転で
プーリ183、ベルト184及びプーリ185を介して
ねじ軸187を回転させて、スライダ171をX方向に
移動し、而してスライダ171にブラケット170を介
して取り付けられた持ち上げ装置172、173及び1
74をX方向に移動させる。移動装置175による持ち
上げ装置172、173及び174のX方向に移動と、
持ち上げ装置172、173及び174によるガラス板
6の吸着保持、持ち上げとにより、支持台26上に供給
されたガラス板6を無端ベルト31上に、無端ベルト3
1上の折割りされたガラス板6を真空吸盤装置93上
に、そして真空吸盤装置93上の縁14が研削、研磨さ
れたガラス板6を無端細ベルト151上にそれぞれ搬送
する。支持台26上に供給されたガラス板6の無端ベル
ト31上への載置は、持ち上げ装置172が、無端ベル
ト31上の折割りされたガラス板6の真空吸盤装置93
上への載置は、持ち上げ装置173が、そして真空吸盤
装置93上の縁14が研削、研磨されたガラス板6の無
端細ベルト151上への載置は、持ち上げ装置174が
それぞれ担当する。
【0027】なお、ガラス板の加工装置1には以上の他
に数値制御装置が設けられており、この数値制御装置
は、予め記憶されたプログラムにより上記概説した動作
及び以下に更に述べる動作を制御する。
【0028】ガラス板6は、まず、ガラス板搬入部2の
支持台26上にローラ27等によって位置決めされて載
置される。搬送装置21のスライダ171のX方向の往
復動作動によって、支持台26上に載置されたガラス板
6は無端ベルト31上へ、無端ベルト31上の折割りさ
れたガラス板6は真空吸盤装置93上へ、そして真空吸
盤装置93上の縁14が研削、研磨されたガラス板6は
無端細ベルト151上へそれぞれ搬送される。
【0029】ガラス板折割り部3において、折割りヘッ
ド装置11は、空気圧シリンダ装置49を作動させ、カ
ッタホイール47を無端ベルト31上に載置されたガラ
ス板6に押し付ける。カッタホイール47がガラス板6
に押し付けられた状態で、折割りヘッド移動装置12
は、X移動装置75を介して折割りヘッド装置11をX
方向に移動させ、Y方向移動装置76を介して無端ベル
ト31上に載置されたガラス板6をY方向に移動させ、
これにより無端ベルト31上に載置されたガラス板6に
はカッタホイール47により予めプログラムされた主切
線8が形成される。主切線8の形成後、空気圧シリンダ
装置49の作動によるカッタホイール47の上昇、下降
と、X移動装置75の作動による折割りヘッド装置11
のX方向の移動と、Y方向移動装置76の作動によるガ
ラス板6のY方向の移動とにより、無端ベルト31上に
載置されたガラス板6にはカッタホイール47により予
めプログラムされた端切線9が形成される。端切線9の
形成後、空気圧シリンダ装置54の作動による押圧部材
52の押し出し、引っ込めと、X移動装置75の作動に
よる折割りヘッド装置11のX方向の移動と、Y方向移
動装置76の作動によるガラス板6のY方向の移動とに
より、押圧部材52が無端ベルト31上に載置されたガ
ラス板6の予めプログラムされた部位10、10、・・
・に押し付けられ、これにより無端ベルト31上に載置
されたガラス板6は若干歪まされて、切線8及び9に沿
って折割られる。切線8及び9の形成中及び押し割り動
作中、折割りヘッド回転装置22が作動されて、カッタ
ホイール47の刃先が主切線8及び端切線9の形成方向
に向けられ、押圧部材52が所与の押し出し方向に向け
られる。なお、主切線8の一部を形成した後、次にこれ
に連続する端切線9を形成し、以後これを繰り返して主
切線8の全部と端切線9とを形成するようにしてもよ
い。
【0030】ガラス板周縁研削部4において、真空吸盤
装置93は、ガラス板折割り部3からのガラス板6を真
空吸引して固定し、研削ヘッド装置15は、電動モータ
97を作動させ、研削ホイール95を回転させる。研削
ホイール95の回転状態で、研削ヘッド移動装置16
は、X移動装置121を介して研削りヘッド装置15を
X方向に移動させ、Y方向移動装置122を介して真空
吸盤装置93上に固定されたガラス板6をY方向に移動
させ、これにより真空吸盤装置93上に固定されたガラ
ス板6の折割り縁14には研削ホイール95により予め
プログラムされた研削、研磨が施される。研削、研磨動
作中、研削ヘッド旋回装置23が作動されて、研削ヘッ
ド装置15の研削ホイール95の回転中心Oが研削、研
磨部位での折割り縁14の法線方向上に位置するよう
に、研削ヘッド装置15が旋回させられる。
【0031】ガラス板折割り部3及びガラス板周縁研削
部4のそれぞれでのガラス板6の折割り動作及びその折
割り縁14の研削、研磨動作のそれぞれの完了により、
搬送装置21が再び動作されて、新に無端ベルト31及
び吸盤装置93上に、折割られるべきガラス板6及び研
削、研磨されるべきガラス板6がそれぞれ搬送される。
搬送装置21の作動中、電動モータ36の作動による無
端ベルト31の走行で、無端ベルト31上に残存した折
割り屑40(カレット)は、シュート41に向かって送
られて、シュート41上を滑って折割り屑溜め箱42に
排出される。
【0032】上述のとおりガラス板の加工装置1によれ
ば、ガラス板折割り部3において主切線8及び端切線9
の形成並びに押し割りを行うことができるため、所与の
形状のガラス板を高い生産性をもって製造し得る。そし
て設置スペースを小さくすることができ、ガラス板の搬
送に伴う問題を減少することができる。
【0033】ところで上記のガラス板の加工装置1は、
ガラス板折割り部3及びガラス板周縁研削部4に一枚ず
つのガラス板をそれぞれ搬送して、ガラス板6の折割り
及び周縁研削をガラス板の一枚づつについて行うように
構成されているが、これに代えて、図6及び図7に示す
ように、2枚以上の複数枚づつ(図6及び図7に示す例
では2枚づつ)についてガラス板6の折割り及び周縁研
削を行うように構成されていてもよい。すなわち、図6
及び図7に示す例のガラス板の加工装置1aでは、2枚
のガラス板6が同時に載置されるようにガラス板搬入部
2の支持台26及びガラス板折割り部3の無端ベルト3
1がそれぞれ形成されており、ガラス板折割り部3に
は、折割りヘッド装置11に加えて折割りヘッド装置1
1と同様に構成された折割りヘッド装置11aが、ガラ
ス板周縁研削部4には、研削ヘッド装置15及び真空吸
盤装置93に加えてそれぞれ研削ヘッド装置15及び真
空吸盤装置93と同様に構成された研削ヘッド装置15
a及び真空吸盤装置93aがそれぞれ設けられている。
折割りヘッド装置11aは、主切線8及び端切線9形成
用のカッタ装置45aとガラス板6を押し割る押し割り
装置46aとを具備して、それらの空気圧シリンダ装置
49a及び54aがブラケット51aに取り付けられて
おり、本例の折割りヘッド回転装置22aは、上記の折
割りヘッド回転装置22の構成に加えて、長く伸ばされ
た回転軸66に固着された傘歯車67aと、傘歯車67
aに噛み合う傘歯車68aが上端に固着され、下端には
ブラケット51aが固着されて、長く伸ばされたスライ
ダ62に軸受69aを介して回転自在に支持されたZ軸
部材70aとを具備している。研削ヘッド装置15a
は、研削ホイール95aとブラケット99aに取り付け
られた電動モータ97aとを具備しており、本例の研削
ヘッド旋回装置23aは、上記の研削ヘッド旋回装置2
3の構成に加えて、長く伸ばされた回転軸106に固着
された傘歯車107aと、傘歯車107aに噛み合う傘
歯車108aが上端に固着され、下端にはブラケット9
9aが固着されて、長く伸ばされたスライダ102に軸
受109aを介して回転自在に支持されたZ軸部材11
0aとを具備しており、Z軸部材110aにブラケット
99aが取り付けられている。真空吸盤装置93aは、
真空吸盤装置93と同様に構成されてスライダ92上に
設けられている。また、ガラス板の加工装置1aの搬送
装置21aは、搬送装置21の構成に加えて、ブラケッ
ト170を介してそれぞれスライダ171に取り付けら
れた追加の3個の持ち上げ装置172a、173a及び
174aを具備している。これら持ち上げ装置172
a、173a及び174aは持ち上げ装置172、17
3及び174と同様に構成されている。ガラス板の加工
装置1aのその他の構成はガラス板の加工装置1と同様
に構成されている。したがってガラス板の加工装置1a
では、ガラス板折割り部3及びガラス板周縁研削部4の
それぞれで2枚のガラス板6が同期して同様に折割ら
れ、研削され、また、搬送装置21aにより同期して搬
送される。
【0034】ガラス板の加工装置1aでも、所与の形状
のガラス板を更に高い生産性をもって製造し得る。そし
て設置スペースを小さくすることができ、ガラス板の搬
送に伴う問題を減少することができる。
【0035】また、ガラス板の加工装置1及び1aの折
割りヘッド装置、折割りヘッド回転装置及び折割りヘッ
ド移動装置を図8から図11に示すように構成してもよ
い。すなわち、図8から図11において、折割りヘッド
装置201及び折割りヘッド回転装置202は、互いに
平行にX方向に伸びた一対の案内レール203にX方向
に移動自在に嵌合されたスライダ204に搭載されてお
り、折割りヘッド装置201は、主切線8及び端切線9
形成用のカッタ装置205と、ガラス板6を押し割る押
し割り装置206とを具備しており、カッタ装置205
は、カッタホイール207と、カッタホイール207が
先端に取り付けられたピストンロッド208を有した空
気圧シリンダ装置209とを具備しており、押し割り装
置206は、押圧部材210と、押圧部材210が先端
に取り付けられたピストンロッド211を有した空気圧
シリンダ装置212とを具備しており、空気圧シリンダ
装置212は、取付部材213を介してピストンロッド
208に取り付けられている。
【0036】図8から図11において、折割りヘッド回
転装置220は、ピストンロッド208が貫通して当該
ピストンロッド208をZ1軸の周りでR方向に回転さ
せる電動モータ221からなり、電動モータ221の固
定子側の外側ケースがスライダ204に取り付けられて
いる。したがってピストンロッド208は、空気圧シリ
ンダ装置209の作動により下降、上昇されると共に、
電動モータ221の作動によりZ1軸の周りでR方向に
回転され、これによりカッタホイール207がガラス板
6に押し付け、押し付け解除され、その刃先が主切線8
及び端切線9の形成方向に向けられる一方、押圧部材2
10の押し出し方向が所与の方向に向けられる。押圧部
材210の押し出し及び引っ込めは空気圧シリンダ装置
212の作動によりなされる。
【0037】図8から図11において、折割りヘッド移
動装置231は、折割りヘッド装置201及び折割りヘ
ッド回転装置202が搭載されたスライダ204をX方
向に移動させるX方向移動装置232と、一対の案内レ
ール203が取り付けられて、無端ベルト31上に配さ
れたスライドフレーム233をY方向に移動させるY方
向移動装置234とを具備しており、スライダ204の
X方向の移動と、スライドフレーム233のY方向の移
動とにより、折割りヘッド装置201をX及びY方向に
移動させる。スライドフレーム233は、一対の案内レ
ール235にY方向に移動自在に嵌合されており、一対
の案内レール235は、固定台236に互いに平行にY
方向に伸びて取り付けられている。固定台236は基台
25に固定されて設けられている。
【0038】X方向移動装置232は、スライドフレー
ム233にX方向に伸びて固定されたラック歯241に
噛み合ったピニオン242と、ピニオン242が先端に
固着された出力回転軸243を有し、ブラケット245
を介してスライダ204に取り付けられた電動モータ2
46とを具備しており、電動モータ246の作動による
出力回転軸243の回転で、ラック歯241に噛み合っ
たピニオン242を回転させて、ブラケット245を介
してスライダ204をX方向に移動させ、しかして折割
りヘッド装置201をX方向に移動させる。
【0039】Y方向移動装置234は、スライドフレー
ム233の両端のそれぞれに取り付けられた電動モータ
251及び252と、電動モータ251及び252のそ
れぞれの出力回転軸253及び254に固着されたピニ
オン255及び256とを具備しており、ピニオン25
5及び256は、それぞれ固定台236に互いに平行に
Y方向に伸びて取り付けられたラック歯257及び25
8に噛み合っており、両電動モータ251及び252の
同期的な作動による出力回転軸253及び254の回転
で、ラック歯257及び258に噛み合ったピニオン2
55及び256を回転させて、スライドフレーム233
をY方向に移動させ、しかして折割りヘッド装置201
をY方向に移動させる。
【0040】なお、本例では支持装置7の駆動ドラム3
8及び従動ドラム39は、固定台236に回転自在に支
持されており、フレーム35もまた固定台236に支持
されて設けられている。したがって本例では支持装置7
はY方向に移動されないようになっている。
【0041】以上のような図8から図11に示す折割り
ヘッド装置201、折割りヘッド回転装置202及び折
割りヘッド移動装置231も前記の折割りヘッド装置、
折割りヘッド回転装置及び折割りヘッド移動装置と同様
に動作する。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、従来の問
題点を解決し得、所与の形状のガラス板を高い生産性を
もって製造し得、主切線及び端切線を所望に形成し得
て、目的の形状を有したガラス板を高い精度で加工し得
るガラス板の加工装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい一具体例の正面図である。
【図2】図1に示す具体例の一部破断平面図である。
【図3】図1に示す具体例の一部破断側面図である。
【図4】図1に示す具体例の一部詳細説明図である。
【図5】図1に示す具体例の一部破断側面図である。
【図6】本発明の好ましい他の具体例の正面図である。
【図7】図6に示す具体例の一部破断平面図である。
【図8】本発明の好ましい更に他の具体例の正面図であ
る。
【図9】図8に示す具体例の一部破断平面図である。
【図10】図8に示す具体例の一部詳細説明図である。
【図11】図8に示す具体例の一部詳細説明図である。
【符号の説明】
1 ガラス板の加工装置 2 ガラス板搬入部 3 ガラス板折割り部 4 ガラス板周縁研削部 5 ガラス板搬出部 7、13 支持装置 11 折割りヘッド装置 12 折割りヘッド移動装置 15 研削ヘッド装置 16 研削ヘッド移動装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス板搬入部と、このガラス板搬入部
    に続いて配されたガラス板折割り部と、このガラス板折
    割り部に続いて配されたガラス板周縁研削部と、このガ
    ラス板周縁研削部に続いて配されたガラス板搬出部とを
    具備しており、ガラス板折割り部は、ガラス板搬入部か
    らのガラス板を支持する支持装置と、この支持装置に支
    持されたガラス板に折割り用の切線を形成すると共に、
    この切線が形成されたガラス板の所与の部位を押して当
    該ガラス板を折割る少なくとも一つの折割りヘッド装置
    と、形成すべき折割り用の切線並びに押すべきガラス板
    の所与の部位に対応して、支持装置に支持されたガラス
    板に対して折割りヘッド装置を相対的に移動させる折割
    りヘッド移動装置とを具備しており、ガラス板周縁研削
    部は、ガラス板折割り部からのガラス板を支持する支持
    装置と、ガラス板周縁研削部の支持装置に支持されたガ
    ラス板の折割り縁を研削する少なくとも一つの研削ヘッ
    ド装置と、研削すべきガラス板の折割り縁に対応して、
    ガラス板周縁研削部の支持装置に支持されたガラス板に
    対して研削ヘッド装置を相対的に移動させる研削ヘッド
    移動装置とを具備したガラス板の加工装置。
  2. 【請求項2】 ガラス板搬入部からガラス板折割り部の
    支持装置に、ガラス板折割り部の支持装置からガラス板
    周縁研削部の支持装置に、そしてガラス板周縁研削部の
    支持装置からガラス板搬出部に、それぞれガラス板を搬
    送する搬送装置を更に具備した請求項1に記載のガラス
    板の加工装置。
  3. 【請求項3】 ガラス板折割り部の支持装置は、可撓性
    の無端ベルトと、可撓性の無端ベルトを裏面で支える支
    持部材と、無端ベルトを走行させる走行装置とを有した
    ベルトコンベア装置を具備している請求項1又は2に記
    載のガラス板の加工装置。
  4. 【請求項4】 折割りヘッド装置は、主切線及び端切線
    形成用のカッタ装置と、ガラス板を押し割る押し割り装
    置とを具備している請求項1から3のいずれか一項に記
    載のガラス板の加工装置。
  5. 【請求項5】 折割りヘッド移動装置による折割りヘッ
    ド装置の移動面に直交する軸の周りで折割りヘッド装置
    を回転させる折割りヘッド回転装置を更に具備している
    請求項1から4のいずれか一項に記載のガラス板の加工
    装置。
  6. 【請求項6】 研削ヘッド移動装置による研削ヘッド装
    置の移動面に直交する軸の周りで研削ヘッド装置を旋回
    させる研削ヘッド旋回装置を更に具備している請求項1
    から5のいずれか一項に記載のガラス板の加工装置。
  7. 【請求項7】 ガラス板を支持する支持装置と、この支
    持装置に支持されたガラス板に折割り用の切線を形成す
    ると共に、この切線が形成されたガラス板の部位を押し
    て当該ガラス板を折割る少なくとも一つの折割りヘッド
    装置と、形成すべき折割り用の切線並びに押すべきガラ
    ス板の部位に対応して、支持装置に支持されたガラス板
    に対して折割りヘッド装置を相対的に移動させる折割り
    ヘッド移動装置とを具備したガラス板の加工装置。
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