JP4125388B2 - ガラス板の折割り装置及びこれを具備したガラス板の加工装置 - Google Patents

ガラス板の折割り装置及びこれを具備したガラス板の加工装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、素板ガラスを所与の形状に折割るガラス板の折割り装置及びこのガラス板の折割り装置によって折割ったガラス板の折割り縁を研削して、例えばフロントウインド、サイドウインド、リアーウインド等の自動車の窓ガラス及び建物等の窓ガラス、その他の所定形状のガラス板を製造するガラス板の加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のガラス板の折割り装置では、支持装置に支持されて、折割り用の切線が形成されたガラス板を押して当該ガラス板を所与の形状に折割っている。そして、支持装置は、通常、ガラス板への押圧に際して、ガラス板に撓みが生じるように、厚み方向に若干の弾性を有した可撓性の無端ベルト(又はシート)を具備し、この可撓性の無端ベルト(又はシート)を介してガラス板を支持するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで上記のような従来のガラス板の折割り装置では、ガラス板に形成された切線が浅い場合又はガラス板への押圧においてガラス板が所望に撓まない場合等においては、ガラス板が所望に折割られないことが生じる。このような場合、所望に折割られたとしてそのまま次のガラス板周縁研削部にガラス板を搬送してガラス板の折割り縁を、当該折割り縁に沿って移動するように予めプログラムされた研削ホイールにより研削しようとすると、折割って除去されるべき部位が残存しているため、研削ホイールの研削移動を所定に行わせることが困難となり、所定形状のガラス板を得ることができなくなる。
【0004】
本発明は前記諸点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、上記の問題点を解決し得るガラス板の折割り装置及びこれを具備したガラス板の加工装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば前記目的は、ガラス板を支持する支持装置と、ガラス板搬入部から支持装置に且つ支持装置からガラス板搬出部にガラス板を夫々搬送する搬送装置と、支持装置に支持されていると共に折割り用の切線が形成されたガラス板を押して当該ガラス板を折割る折割りヘッド装置と、押すべきガラス板の部位に対応して、支持装置に支持されたガラス板に対して折割りヘッド装置を相対的に移動させる折割りヘッド移動装置と、折割りヘッド装置によるガラス板の折割りを確認する折割り確認装置とを具備しており、搬送装置は、搬送すべきガラス板を持ち上げる持ち上げ手段を具備しており、折割り確認装置は、前記持ち上げ手段に取り付けられていると共に当該持ち上げ手段により持ち上げられたガラス板において折割って除去されるべき部位の残存を検出する検出手段を具備しているガラス板の折割り装置によって達成される。
【0006】
また本発明によれば前記目的は、ガラス板搬入部と、このガラス板搬入部に続いて配されたガラス板折割り部と、このガラス板折割り部に続いて配されたガラス板周縁研削部と、このガラス板周縁研削部に続いて配されたガラス板搬出部と、ガラス板搬入部からガラス板折割り部に、ガラス板折割り部からガラス板周縁研削部に、そしてガラス板周縁研削部からガラス板搬出部にガラス板を夫々搬送する搬送装置とを具備しており、ガラス板折割り部は、ガラス板搬入部からのガラス板を支持する支持装置と、この支持装置に支持されていると共に折割り用の切線が形成されたガラス板を押して当該ガラス板を折割る折割りヘッド装置と、この折割りヘッド装置によるガラス板の折割りを確認する折割り確認装置と、押すべきガラス板の部位に対応して、支持装置に支持されたガラス板に対して折割りヘッド装置を相対的に移動させる折割りヘッド移動装置とを具備したガラス板の折割り装置を具備しており、ガラス板周縁研削部は、ガラス板折割り部からのガラス板を支持する支持装置と、ガラス板周縁研削部の支持装置に支持されたガラス板の折割り縁を研削する研削ヘッド装置と、研削すべきガラス板の折割り縁に対応して、ガラス板周縁研削部の支持装置に支持されたガラス板に対して研削ヘッド装置を相対的に移動させる研削ヘッド移動装置とを具備しており、搬送装置は、搬送すべきガラス板を持ち上げる持ち上げ手段を具備しており、折割り確認装置は、前記持ち上げ手段に取り付けられていると共に当該持ち上げ手段により持ち上げられたガラス板において折割って除去されるべき部位の残存を検出する検出手段を具備しているガラス板の加工装置によっても達成される。
【0007】
出手段は、折割って除去されるべき部位の残存を、光電的に又は音響的に検出する光電検出器又は音響検出器を具備して構成されてもよく、折割って除去されるべき部位に適宜配することができるように、位置調整自在に設けられてもよい。
【0008】
上記のガラス板の折割り装置においては、支持装置に支持されたガラス板に折割り用の切線を形成するカッタ装置を更に具備していてもよく、好ましい例では、カッタ装置は折割りヘッド装置に搭載されており、このカッタ装置により切線として少なくとも端切線をガラス板に形成するように構成されている。
【0009】
【作用】
本発明のガラス板の折割り装置では、折割りされるべき素板ガラスを支持装置に載置して支持する。次に、折割りヘッド移動装置を作動させて、ガラス板支持装置に支持されたガラス板に対して折割りヘッド装置を相対的に移動させながら、支持装置に支持されかつ切線が形成されたガラス板の所与の部位を、折割りヘッド装置により押して当該ガラス板を折割る。折割りヘッド装置によるガラス板の折割り後、折割り確認装置によりガラス板の所定の折割りを確認する。
【0010】
次に本発明を、図に示す好ましい一具体例に基づいて更に詳細に説明する。なお、本発明はこれら具体例に何等限定されないのである。
【0011】
【具体例】
図1から図4において、本例のガラス板の加工装置1は、ガラス板搬入部2と、ガラス板搬入部2に続いて隣接して配されたガラス板折割り部3と、ガラス板折割り部3に続いて隣接して配されたガラス板周縁研削部4と、ガラス板周縁研削部4に続いて隣接して配されたガラス板搬出部5とを具備しており、ガラス板折割り部3は、ガラス板搬入部2からの素板ガラスであるガラス板6を支持する支持装置7と、支持装置7に支持されたガラス板6に折割り用の主切線8及び端切線9を形成すると共に、切線8及び9が形成されたガラス板6の所与の部位10、10、・・・を押して当該ガラス板6を折割る折割りヘッド装置11と、形成すべき折割り用の主切線8及び端切線9並びに押すべきガラス板6の所与の部位10、10、・・・に対応して、支持装置7に支持されたガラス板6に対して折割りヘッド装置11を相対的に移動させる折割りヘッド移動装置12と、折割りヘッド装置11によるガラス板6の折割りを確認する折割り確認装置201とを有したガラス板の折割り装置200を具備しており、ガラス板周縁研削部4は、ガラス板折割り部3からのガラス板6を支持する支持装置13と、支持装置13に支持されたガラス板6の折割り縁14を研削する研削ヘッド装置15と、研削すべきガラス板6の折割り縁14に対応して、支持装置13に支持されたガラス板6に対して研削ヘッド装置15を相対的に移動させる研削ヘッド移動装置16とを具備している。
【0012】
更に、ガラス板の加工装置1は、ガラス板搬入部2から支持装置7に、支持装置7から支持装置13に、そして支持装置13からガラス板搬出部5に、それぞれ処理すべき及び処理されたガラス板6を搬送する搬送装置21と、折割りヘッド移動装置12による折割りヘッド装置11の移動面、本例ではX−Y平面に直交するZ1軸の周りで折割りヘッド装置11をR方向に回転させる折割りヘッド回転装置22と、研削ヘッド移動装置16による研削ヘッド装置15の移動面、本例ではX−Y平面に直交するZ2軸の周りで研削ヘッド装置15をR方向に旋回させる研削ヘッド旋回装置23とを具備している。
【0013】
ガラス板搬入部2は、基台25に取り付けられた支持台26と、支持台26に回転自在に装着されて、支持台26に載置されるガラス板6の位置決めをするローラ27等を有している。
【0014】
ガラス板の折割り装置200において、支持装置7は、厚み方向に対しては若干の弾性を有する可撓性の無端ベルト31と、無端ベルト31を裏面で支える板状の支持部材32と、無端ベルト31を走行させる走行装置33とを有したベルトコンベア装置34を具備しており、支持部材32は、スライダ89に支持されており、折割りヘッド装置11による切線8及び9の形成並びに折割りに際して可撓性な無端ベルトを介してガラス板6を平坦に支持する。走行装置33は、フレーム35に取り付けられた電動モータ36と、電動モータ36の出力回転軸37に連結されて、フレーム35を支持したスライダ89に回転自在に支持された駆動ドラム38と、スライダ89に回転自在に支持された従動ドラム39とを具備しており、駆動ドラム38と従動ドラム39との間に無端ベルト31が掛け渡されている。無端ベルト31上に折割られるべきガラス板6が載置される支持装置7では、一つの折割り動作完了後にスライダ89が初期位置に移動された状態において、電動モータ36の作動によるその出力回転軸37の回転で無端ベルト31が走行されると、無端ベルト31上に残存した折割り屑40(カレット)が、図3に示すようなシュート41に向かって排出され、これにより一つの折割り動作完了後に折割り屑40は、シュート41上を滑って折割り屑溜め箱42に排出される。
【0015】
ガラス板の折割り装置200において、折割りヘッド装置11は、主切線8及び端切線9形成用のカッタ装置45と、ガラス板6を押し割る押し割り装置46とを具備しており、カッタ装置45は、カッタホイール47と、カッタホイール47が先端に取り付けられたピストンロッド48を有した空気圧シリンダ装置49とを具備しており、空気圧シリンダ装置49は、カッタホイール47のX−Y−Z方向の初期位置を調節する調節機構を介してブラケット51に取り付けられており、押し割り装置46は、押圧部材52と、押圧部材52が先端に取り付けられたピストンロッドを有した空気圧シリンダ装置54とを具備しており、空気圧シリンダ装置54は、取付部材55を介してブラケット51に取り付けられている。カッタ装置45は、その空気圧シリンダ装置49を作動させてピストンロッド48を伸長させ、これによりカッタホイール47を無端ベルト31上に載置されたガラス板6に押し付けて、主切線8及び端切線9を形成する。押し割り装置46は、その空気圧シリンダ装置54を作動させてそのピストンロッドを伸長させ、これにより押圧部材52を無端ベルト31上に載置されたガラス板6の部位10、10、・・・に押し付けてガラス板6を若干歪ませ、切線8及び9に沿ってガラス板6を折割る。
【0016】
折割りヘッド回転装置22は、互いに平行にX方向に伸びた一対の案内レール61にX方向に移動自在に嵌合されたスライダ62と、スライダ62に支持された電動モータ63と、電動モータ63の出力回転軸に、減速機64、プーリ及びタイミングベルト65を介して連結されて、スライダ62に回転自在に支持された回転軸66と、回転軸66に固着された傘歯車67と、傘歯車67に噛み合う傘歯車68が上端に固着され、下端にはブラケット51が固着されて、軸受69を介してスライダ62に回転自在に支持されたZ軸部材70とを具備している。一対の案内レール61は上フレーム71に取り付けられており、上フレーム71は縦フレーム72を介して基台25に支持されている。折割りヘッド回転装置22は、電動モータ63の作動で、その出力回転軸、減速機64、プーリ及びタイミングベルト65を介して回転軸66を回転させ、回転軸66のこの回転で、傘歯車67及び傘歯車68を介してZ軸部材70をZ1軸の周りでR方向に回転させ、而してブラケット51に装着された折割りヘッド装置11をZ1軸の周りでR方向に回転させ、主切線8及び端切線9形成に際しては、カッタ装置45のカッタホイール47の刃先を主切線8及び端切線9の形成方向に向け、押し割りに際しては、押し割り装置46の押圧部材52の押し出し方向を所与に設定する。
【0017】
ガラス板の折割り装置200において、折割りヘッド移動装置12は、折割りヘッド装置11をX方向に移動させるX移動装置75と、ガラス板6をY方向に移動させるY方向移動装置76とを具備している。X移動装置75は、上フレーム71に取り付けられた電動モータ77と、上フレーム71に回転自在に支持されて、電動モータ77の出力軸78の回転がプーリ79、ベルト80及びプーリ81を介して伝達されかつスライダ62に固着されたナット82に螺合したねじ軸83とを具備しており、電動モータ77の作動によるその出力軸78の回転でプーリ79、ベルト80及びプーリ81を介してねじ軸83を回転させて、スライダ62をX方向に移動し、而してスライダ62にZ軸部材70及びブラケット51を介して搭載された折割りヘッド装置11をX方向に移動させる。Y方向移動装置76は、基台25に取り付けられた電動モータ85と、電動モータ85の出力回転軸86に連結されており、スライダ89に固着されたナット87に螺合したねじ軸88とを具備しており、フレーム35が固着されたスライダ89は、互いに平行にY方向に伸びて基台25に設けられた一対の案内レール91にY方向に移動自在に装着されており、ねじ軸88は基台25に回転自在に設けられている。Y方向移動装置76は、電動モータ85の作動によるその出力軸86の回転でねじ軸88を回転させて、スライダ89をY方向に移動し、而してスライダ89のY方向の移動により、スライダ89に支持された無端ベルト31上に載置されたガラス板6に対して折割りヘッド装置11を相対的にY方向に移動させる。
【0018】
ガラス板の折割り装置200において、折割り確認装置201は、折割られたガラス板6を持ち上げる持ち上げ手段202と、持ち上げ手段202により持ち上げられたガラス板6において折割って除去されるべき部位の残存を検出する検出手段203とを具備している。持ち上げ手段202は、ブラケット170に取り付けられた空気圧シリンダ装置204と、空気圧シリンダ装置204のピストンロッドに取り付けられた真空吸盤装置205とを具備しており、検出手段202は、空気圧シリンダ装置204のシリンダ本体207に取り付けられた、本例では3本の支持アーム208と、支持アーム208のそれぞれに取り付けられた光電検出器209とを具備しており、光電検出器209は、ガラス板6において折割って除去されるべき部位の残存を、光電的に検出するように構成されており、支持アーム208は、X−Y平面内の回転位置で所定位置に配されるように、シリンダ本体207に回転調整自在に取り付けられていると共に、光電検出器209は、支持アーム208の伸びる方向に関して位置調整自在に取り付けられ、而して、これにより検出手段202は、ガラス板6において折割って除去されるべき部位に適宜配することができるように、位置調整自在に設けられている。
【0019】
折割り確認装置201は、空気圧シリンダ装置204の作動により真空吸盤装置205を下降させて、折割りヘッド装置11で折割られて無端ベルト31上に載置されたガラス板6を当該真空吸盤装置205により吸着し、その後、空気圧シリンダ装置204の逆作動により真空吸盤装置205に吸着されたガラス板6を持ち上げ、この持ち上げた状態におけるガラス板6の除去されるべき部位の残存を光電検出器209によって光電的に検出する。光電検出器209によってガラス板6の除去されるべき部位の残存が検出された場合、換言すれば、ガラス板6の折割りが不完全に行われたことが光電検出器209によって検出された場合、後に説明する数値制御装置は、折割り確認装置201からのこの不完全折割り信号により、警報音等を発すると共に、ガラス板の加工装置1の全体の作動を一時停止させ、人手による不完全折割り部の折割りを行わせるようにしてもよく、また、不完全折割り部を有するガラス板6を再度無端ベルト31上に載置し、無端ベルト31の走行により屑40と共にシュート41に向かって排出するようにしてもよい。光電検出器209によってガラス板6の除去されるべき部位の残存が検出されない場合には、持ち上げ手段202により持ち上げられたガラス板6は、通常の動作に従い、ガラス板周縁研削部4の支持装置13に搬送される。
【0020】
支持装置13は、スライダ92と、スライダ92上に設けられた真空吸盤装置93とを具備しており、ガラス板折割り部3からのガラス板6を、その折割り縁14の研削、研磨の際に、真空吸盤装置93により吸着、支持して、固定する。
【0021】
研削ヘッド装置15は、研削ホイール95と、研削ホイール95を回転させるべく、研削ホイール95が下端に固着された出力回転軸96を有した電動モータ97とを具備しており、電動モータ97は、研削ホイール95のX−Y−Z方向の初期位置を調節する調節機構98を介してブラケット99に取り付けられており、研削ヘッド装置15は、電動モータ97の作動による研削ホイール95の回転でガラス板6の折割り縁14を研削、研磨する。
【0022】
研削ヘッド旋回装置23は、互いに平行にX方向に伸びた一対の案内レール101にX方向に移動自在に嵌合されたスライダ102と、スライダ102に支持された電動モータ103と、電動モータ103の出力回転軸に、減速機104、プーリ及びタイミングベルト105を介して連結されて、スライダ102に回転自在に支持された回転軸106と、回転軸106に固着された傘歯車107と、傘歯車107に噛み合う傘歯車108が上端に固着され、下端にはブラケット99が固着されて、軸受109を介してスライダ102に回転自在に支持されたZ軸部材110とを具備している。一対の案内レール101は上フレーム71に取り付けられている。研削ヘッド旋回装置23は、電動モータ103の作動で、その出力回転軸、減速機104、プーリ及びタイミングベルト105を介して回転軸106を回転させ、回転軸106のこの回転で、傘歯車107及び傘歯車108を介してZ軸部材110をZ2軸の周りでR方向に回転させ、而してブラケット99に装着された研削ヘッド装置15をZ2軸の周りでR方向に回転させ、折割り縁14の研削、研磨に際しては、研削ヘッド装置15の研削ホイール95を、当該研削ホイール95の回転中心Oが研削、研磨部位での折割り縁14の法線方向上に位置するように向ける。
【0023】
研削ヘッド移動装置16は、研削ヘッド装置15をX方向に移動させるX移動装置121と、ガラス板6をY方向に移動させるY方向移動装置122とを具備している。X移動装置121は、上フレーム71に取り付けられた電動モータ123と、上フレーム71に回転自在に支持されて、電動モータ123の出力回転軸124の回転がプーリ125、ベルト126及びプーリ127を介して伝達されかつスライダ102に固着されたナット128に螺合したねじ軸129とを具備しており、電動モータ123の作動によるその出力軸124の回転でプーリ125、ベルト126及びプーリ127を介してねじ軸129を回転して、スライダ102をX方向に移動し、而してスライダ102にZ軸部材110及びブラケット99を介して搭載された研削ヘッド装置15をX方向に移動させる。Y方向移動装置122は、基台25に取り付けられた電動モータ135と、電動モータ135の出力回転軸136に連結されており、スライダ92に固着されたナット137に螺合したねじ軸138とを具備しており、スライダ92は、互いに平行にY方向に伸びて基台25に設けられた一対の案内レール139にY方向に移動自在に装着されており、ねじ軸138は基台25に回転自在に設けられている。Y方向移動装置122は、電動モータ135の作動によるその出力軸136の回転でねじ軸138を回転させて、スライダ92をY方向に移動し、而してスライダ92のY方向の移動により、スライダ92に支持された真空吸盤装置93上に載置されたガラス板6に対して研削ヘッド装置15を相対的にY方向に移動させる。
【0024】
ガラス板搬出部5は、互いに平行に配された複数本の可撓性の無端細ベルト151と、無端ベルト151を走行させる走行装置152とを有したベルトコンベア装置153を具備しており、走行装置152は、基台25の横のフレーム154に取り付けられた電動モータ155と、電動モータ155の出力回転軸156に、プーリ、ベルト157等を介して連結されてフレーム154に軸158により回転自在に支持された複数個の駆動ローラ159と、フレーム154に軸160により回転自在に支持された複数個の従動ローラ161とを具備しており、駆動ローラ159と従動ローラ161との間に無端細ベルト151が掛け渡されている。ガラス板搬出部5は、電動モータ155の作動によるその出力回転軸156の回転でベルト157及び軸158を回転させて、無端細ベルト151をA方向に走行させ、これによりガラス板周縁研削部4から無端細ベルト151に載置されたガラス板6をA方向に搬出する。
【0025】
搬送装置21は、ブラケット170を介してそれぞれスライダ171に取り付けられた3個の持ち上げ手段172、202及び174と、スライダ171をX方向に移動させる移動装置175とを具備しており、持ち上げ手段172、202及び174のそれぞれは、ガラス板6を真空吸着する保持する真空吸盤装置176、205及び177と、作動により真空吸盤装置176、205及び177を上昇、下降させるべく、真空吸盤装置176、205及び177がそれぞれ先端に取り付けられたピストンロッドを有した空気圧シリンダ装置177、204及び178とを具備している。スライダ171は、互いに平行にX方向に伸びて上フレーム71の下面に取り付けられた一対の案内レール179にX方向に移動自在に嵌合されている。
【0026】
移動装置175は、上フレーム71に取り付けられた電動モータ181と、上フレーム71の下面に回転自在に支持されて、電動モータ181の出力回転軸182の回転がプーリ183、ベルト184及びプーリ185を介して伝達されかつスライダ171に固着されたナット186に螺合したねじ軸187とを具備しており、電動モータ181の作動によるその出力軸182の回転でプーリ183、ベルト184及びプーリ185を介してねじ軸187を回転させて、スライダ171をX方向に移動し、而してスライダ171にブラケット170を介して取り付けられた持ち上げ手段172、202及び174をX方向に移動させる。移動装置175による持ち上げ手段172、202及び174のX方向に移動と、持ち上げ手段172、202及び174によるガラス板6の吸着保持、持ち上げとにより、支持台26上に供給されたガラス板6を無端ベルト31上に、無端ベルト31上の折割りされたガラス板6を真空吸盤装置93上に、そして真空吸盤装置93上の縁14が研削、研磨されたガラス板6を無端細ベルト151上にそれぞれ搬送する。支持台26上に供給されたガラス板6の無端ベルト31上への載置は、持ち上げ手段172が、無端ベルト31上の折割りされたガラス板6の真空吸盤装置93上への載置は、持ち上げ手段202が、そして真空吸盤装置93上の縁14が研削、研磨されたガラス板6の無端細ベルト151上への載置は、持ち上げ手段174がそれぞれ担当する。持ち上げ手段202は、このように折割り確認装置201と搬送装置21とに共用されている。
【0027】
なお、ガラス板の加工装置1には以上の他に数値制御装置が設けられており、この数値制御装置は、予め記憶されたプログラムにより上記概説した動作及び以下に更に述べる動作を制御する。
【0028】
ガラス板6は、まず、ガラス板搬入部2の支持台26上にローラ27等によって位置決めされて載置される。搬送装置21のスライダ171のX方向の往復動作動によって、支持台26上に載置されたガラス板6は無端ベルト31上へ、無端ベルト31上の折割りされたガラス板6は真空吸盤装置93上へ、そして真空吸盤装置93上の縁14が研削、研磨されたガラス板6は無端細ベルト151上へそれぞれ搬送される。
【0029】
ガラス板折割り部3において、折割りヘッド装置11は、空気圧シリンダ装置49を作動させ、カッタホイール47を無端ベルト31上に載置されたガラス板6に押し付ける。カッタホイール47がガラス板6に押し付けられた状態で、折割りヘッド移動装置12は、X移動装置75を介して折割りヘッド装置11をX方向に移動させ、Y方向移動装置76を介して無端ベルト31上に載置されたガラス板6をY方向に移動させ、これにより無端ベルト31上に載置されたガラス板6にはカッタホイール47により予めプログラムされた主切線8が形成される。主切線8の形成後、空気圧シリンダ装置49の作動によるカッタホイール47の上昇、下降と、X移動装置75の作動による折割りヘッド装置11のX方向の移動と、Y方向移動装置76の作動によるガラス板6のY方向の移動とにより、無端ベルト31上に載置されたガラス板6にはカッタホイール47により予めプログラムされた端切線9が形成される。端切線9の形成後、空気圧シリンダ装置54の作動による押圧部材52の押し出し、引っ込めと、X移動装置75の作動による折割りヘッド装置11のX方向の移動と、Y方向移動装置76の作動によるガラス板6のY方向の移動とにより、押圧部材52が無端ベルト31上に載置されたガラス板6の予めプログラムされた部位10、10、・・・に押し付けられ、これにより無端ベルト31上に載置されたガラス板6は若干歪まされて、切線8及び9に沿って折割られる。切線8及び9の形成中及び押し割り動作中、折割りヘッド回転装置22が作動されて、カッタホイール47の刃先が主切線8及び端切線9の形成方向に向けられ、押圧部材52が所与の押し出し方向に向けられる。なお、主切線8の一部を形成した後、次にこれに連続する端切線9を形成し、以後これを繰り返して主切線8の全部と端切線9とを形成するようにしてもよい。
【0030】
ガラス板周縁研削部4において、真空吸盤装置93は、ガラス板折割り部3からのガラス板6を真空吸引して固定し、研削ヘッド装置15は、電動モータ97を作動させ、研削ホイール95を回転させる。研削ホイール95の回転状態で、研削ヘッド移動装置16は、X移動装置121を介して研削ヘッド装置15をX方向に移動させ、Y方向移動装置122を介して真空吸盤装置93上に固定されたガラス板6をY方向に移動させ、これにより真空吸盤装置93上に固定されたガラス板6の折割り縁14には研削ホイール95により予めプログラムされた研削、研磨が施される。研削、研磨動作中、研削ヘッド旋回装置23が作動されて、研削ヘッド装置15の研削ホイール95の回転中心Oが研削、研磨部位での折割り縁14の法線方向上に位置するように、研削ヘッド装置15が旋回させられる。
【0031】
ガラス板折割り部3及びガラス板周縁研削部4のそれぞれでのガラス板6の折割り動作及びその折割り縁14の研削、研磨動作のそれぞれの完了により、搬送装置21が再び動作されて、新に無端ベルト31及び吸盤装置93上に、折割られるべきガラス板6及び研削、研磨されるべきガラス板6がそれぞれ搬送される。搬送装置21の作動中、電動モータ36の作動による無端ベルト31の走行で、無端ベルト31上に残存した折割り屑40(カレット)は、シュート41に向かって送られて、シュート41上を滑って折割り屑溜め箱42に排出される。
【0032】
ところで、無端ベルト31から吸盤装置93へのガラス板6の搬送において、持ち上げ手段202によりガラス板6が持ち上げられた際に、光電検出器209によってガラス板6の除去されるべきいずれかの部位の残存が検出された場合、換言すれば、ガラス板6の折割りが不完全に行われたことが光電検出器209のいずれかによって検出された場合には、警報音等が発せられると共に、ガラス板の加工装置1の全体の作動が一時停止され、人手による不完全折割り部の折割りが行われる。したがって、本例のガラス板の折割り装置1では、折割りが不完全に行われたガラス板6がガラス板周縁研削部4に供給されるようなことがなくなり、研削ホイール95の研削移動を所定に行わせることが困難となるような不都合な事態を避けることができ、所定形状のガラス板6を問題なく得ることができる。
【0033】
上記のガラス板の加工装置1は、ガラス板折割り部3及びガラス板周縁研削部4に一枚ずつのガラス板をそれぞれ搬送して、ガラス板6の折割り及び周縁研削をガラス板の一枚づつについて行うように構成されているが、これに代えて、2枚以上の複数枚づつについてガラス板6の折割り及び周縁研削を行うように構成されていてもよい。
【0034】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、不完全折割りを予め検出することができ、而してガラス板周縁研削に際して、不都合な動作を避けることができ、所定形状に折割られたガラス板を確実に得ることができる折割り装置及びこれを具備したガラス板の加工装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい一具体例の正面図である。
【図2】図1に示す具体例の一部破断平面図である。
【図3】図1に示す具体例の一部破断側面図である。
【図4】図1に示す具体例の図3と異なる位置での一部破断側面図である。
【符号の説明】
7 支持装置
11 折割りヘッド装置
12 折割りヘッド移動装置
200 ガラス板の折割り装置
201 折割り確認装置

Claims (6)

  1. ガラス板搬入部と、このガラス板搬入部に続いて配されたガラス板折割り部と、このガラス板折割り部に続いて配されたガラス板周縁研削部と、このガラス板周縁研削部に続いて配されたガラス板搬出部と、ガラス板搬入部からガラス板折割り部に、ガラス板折割り部からガラス板周縁研削部に、そしてガラス板周縁研削部からガラス板搬出部にガラス板を夫々搬送する搬送装置とを具備しており、ガラス板折割り部は、ガラス板搬入部からのガラス板を支持する支持装置と、この支持装置に支持されていると共に折割り用の切線が形成されたガラス板を押して当該ガラス板を折割る折割りヘッド装置と、この折割りヘッド装置によるガラス板の折割りを確認する折割り確認装置と、押すべきガラス板の部位に対応して、支持装置に支持されたガラス板に対して折割りヘッド装置を相対的に移動させる折割りヘッド移動装置とを具備したガラス板の折割り装置を具備しており、ガラス板周縁研削部は、ガラス板折割り部からのガラス板を支持する支持装置と、ガラス板周縁研削部の支持装置に支持されたガラス板の折割り縁を研削する研削ヘッド装置と、研削すべきガラス板の折割り縁に対応して、ガラス板周縁研削部の支持装置に支持されたガラス板に対して研削ヘッド装置を相対的に移動させる研削ヘッド移動装置とを具備しており、搬送装置は、搬送すべきガラス板を持ち上げる持ち上げ手段を具備しており、折割り確認装置は、前記持ち上げ手段に取り付けられていると共に当該持ち上げ手段によりガラス板折割り部の支持装置から持ち上げられた状態のガラス板において折割って除去されるべき部位の残存を検出する検出手段を具備しているガラス板の加工装置。
  2. 検出手段は、折割って除去されるべき部位の残存を、光電的に又は音響的に検出する光電検出器又は音響検出器を具備している請求項1に記載のガラス板の加工装置。
  3. 検出手段は、折割って除去されるべき部位に適宜配することができるように、位置調整自在に設けられている請求項1又は2に記載のガラス板の加工装置。
  4. 支持装置に支持されたガラス板に折割り用の切線を形成するカッタ装置を更に具備している請求項1から3のいずれか一項に記載のガラス板の加工装置。
  5. カッタ装置は、折割りヘッド装置に搭載されている請求項4に記載のガラス板の加工装置。
  6. カッタ装置により折割り用の切線として少なくとも端切線をガラス板に形成するように構成されている請求項4又は5に記載のガラス板の加工装置。
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