JP2001089175A - ガラス板の自動折割装置 - Google Patents

ガラス板の自動折割装置

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JP2001089175A
JP2001089175A JP26425299A JP26425299A JP2001089175A JP 2001089175 A JP2001089175 A JP 2001089175A JP 26425299 A JP26425299 A JP 26425299A JP 26425299 A JP26425299 A JP 26425299A JP 2001089175 A JP2001089175 A JP 2001089175A
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    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B33/00Severing cooled glass
    • C03B33/02Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor
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    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G2249/00Aspects relating to conveying systems for the manufacture of fragile sheets
    • B65G2249/04Arrangements of vacuum systems or suction cups

Abstract

(57)【要約】 【課題】 最近のCNC管理システムに最適な耳残り検
出を備えた自動折割装置を提供すること。 【解決手段】 折割手段2による折割が完了されたガラ
ス板3を吸着持ち上げ、搬出する搬送装置5を備えたガ
ラス板の自動折割装置1は、ガラス板3の搬出通路の下
方に、当該搬出通路を横断して検出手段6を配設し、検
出手段6からの信号によりガラス板3の搬出移動中にお
けるガラス板3の通過時間を検出し、この通過時間と予
め記憶したデータとを比較して耳残りの存否を判断する
ようにしてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用ガラス板
の生産ラインにおけるガラス板の自動折割装置に関し、
素板ガラスに切断機により入れられた切り線の通りに折
割する自動折割装置であって、特に折割後にガラス板周
縁の耳残り(折割残り)の存否を検出する機能を備えた
ガラス板の自動折割装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】自動車用ガラス板の生
産においては、自動折割装置を備えたCNC研削加工機
が量産タイプとして広く使用されている。しかも、最近
のように、生産工場がFMS導入に伴ってシステム化さ
れるようになると、自動車用ガラス板のCNC研削加工
機も、その管理システム下に組み入れられるようにな
り、折割装置のCNC化がここ数年で急速に進んでい
る。
【0003】このCNC化で、折割装置の動作指示もデ
ータ入力により簡単に行い得るが、切り線の良否によっ
て不完全な折割を起こし、ガラス板の周縁の一部にでも
耳残りが生じると、次の加工スピードの速い周縁研削加
工で研削ヘッドと衝突を起こし、ダイヤ研削ホイールを
含む研削ヘッドの損傷、場合によっては機械の要部の損
傷を招来し、生産ラインの停止等の大きな被害が生じ
る。このため、折割後の耳残り存否の検出が非常に重要
となっている。
【0004】本発明は、前記諸点に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは、従来の技術の欠陥
を除去し、最近のCNC管理システムに最適な耳残り検
出を備えた自動折割装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の態様のガ
ラス板の自動折割装置は、折割手段による折割が完了さ
れたガラス板を吸着持ち上げ、搬出する搬送装置を備え
た自動折割装置において、ガラス板の搬出通路の下方
に、当該搬出通路を横断して検出手段を配設し、検出手
段からの信号によりガラス板の搬出移動中におけるガラ
ス板の通過時間を検出し、この通過時間と予め記憶した
データとを比較して耳残りの存否を判断するようにして
なる。
【0006】本発明の第二の態様のガラス板の自動折割
装置は、折割手段による折割が完了されたガラス板を搬
出する搬送装置と、ガラス板の搬出通路を横断して配設
されており、搬出移動中のガラス板を検出する検出手段
と、検出手段からの検出信号に基づいてガラス板の通過
時間を検知してこの検知した通過時間とガラス板の目標
折割形状に基づいて予め記憶したデータとを比較して、
折割が完了されたガラス板における耳残りの存否を判断
する判断手段とを具備している。
【0007】本発明の第三の態様のガラス板の自動折割
装置は、折割手段による折割が完了されたガラス板を搬
出する搬送装置と、ガラス板の搬出通路を横断して配設
されており、搬出移動中のガラス板を検出する検出手段
と、検出手段からの検出信号に基づいてガラス板の長さ
を検知してこの検知した長さとガラス板の目標折割形状
に基づいて予め記憶したデータとを比較して、折割が完
了されたガラス板における耳残りの存否を判断する判断
手段とを具備している。
【0008】第一、第二又は第三の態様のガラス板の自
動折割装置によれば、耳残りの存否が判断されるので、
この判断結果に基づいて、周縁研削加工で研削ヘッドと
衝突を起こさないように予め周縁研削加工動作を停止す
ることができ、而して、ダイヤ研削ホイールを含む研削
ヘッドの損傷、場合によっては機械の要部の損傷を防止
でき、生産ラインの停止等の大きな被害が防ぎ得る。
【0009】本発明の第四の態様のガラス板の自動折割
装置では、第二又は第三の態様のガラス板の自動折割装
置において、検出手段は、ガラス板の搬出通路の下に配
設されている。
【0010】第四の態様のガラス板の自動折割装置によ
れば、搬送装置との干渉を防ぐことができ、検出手段に
よる検出を簡単に行うことができる。
【0011】本発明の第五の態様のガラス板の自動折割
装置では、第一から第四のいずれかの態様のガラス板の
自動折割装置において、検出手段は、複数個の検出器か
らなる。
【0012】検出器は、ガラス板の折割形状を特定でき
る個数であればよいのであるが、このような複数個の検
出器を固定して配置してもよいのであるが、種々の異な
る折割形状を特定できるように、可動に配置してもよ
い。
【0013】本発明の第六の態様のガラス板の自動折割
装置では、第一から第五のいずれかの態様のガラス板の
自動折割装置において、判断手段は、比較動作を行う比
較手段と、データを記憶する記憶手段とを具備してい
る。
【0014】本発明の第七の態様のガラス板の自動折割
装置では、第六の態様のガラス板の自動折割装置におい
て、記憶手段は、種々の異なる折割目標形状に基づくデ
ータを予め記憶している。
【0015】第七の態様のガラス板の自動折割装置によ
れば、種々の異なる折割形状に直ちに対応できて、汎用
性のあるものを提供できる。
【0016】本発明の第八の態様のガラス板の自動折割
装置では、第一から第七のいずれかの態様のガラス板の
自動折割装置において、予め記憶されるデータは、折割
目標形状データである。
【0017】なお、予め記憶されるデータは、第八の態
様のガラス板の自動折割装置のように折割目標形状デー
タであってもよいのであるが、これに代えて、折割目標
形状と搬送装置の搬送速度とから得られたガラス板の目
標通過時間であってもよく、いずれにしても、検出手段
からの信号との関連で耳残りの存否を判断できるデータ
であればよく、この場合、データに内部的な計算処理を
施すようにしても、また施さないようにしてもよい。
【0018】本発明の第九の態様のガラス板の自動折割
装置では、第一から第八のいずれかの態様のガラス板の
自動折割装置において、折割手段は、ガラス板を押圧し
てガラス板を主切り線に沿って押し割る押し割り手段を
具備しており、本発明の第十の態様のガラス板の自動折
割装置では、第一から第九のいずれかの態様のガラス板
の自動折割装置において、折割手段は、主切り線が形成
されたガラス板に端切り線を形成する端切り線形成手段
を具備している。
【0019】本発明のガラス板の自動折割装置では、端
切り線形成を前段の主切り線形成手段で行わせてもよい
のであるが、これに代えて、第十の態様のガラス板の自
動折割装置のように、端切り線形成手段を具備して、こ
の端切り線形成手段により端切り線を形成するように構
成することにより、主切り線形成手段からの搬入途中に
おける、主切り線及び端切り線が形成されたガラス板の
意図しない割れなどの事故を防ぐことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を、図に
示す好ましい例に基づいて更に詳細に説明する。なお、
本発明はこれら例に何等限定されないのである。
【0021】図1から図5において、本例のガラス板の
自動折割装置1は、折割手段2と、折割手段2による折
割が完了されたガラス板3を研削手段4に向かって搬出
する搬送装置5と、ガラス板3の搬出通路を横断して配
設されており、搬出移動中のガラス板3を検出する検出
手段6と、検出手段6からの検出信号に基づいてガラス
板3の通過時間を検知してこの検知した通過時間と予め
記憶したデータとを比較して、折割が完了されたガラス
板3における耳残りの存否を判断する判断手段7とを具
備している。
【0022】折割手段2は、主切り線形成手段11で主
切り線12が形成されたガラス板3に端切り線13を形
成する端切り線形成手段14及び14aと、端切り線形
成手段14及び14aによって端切り線13が形成され
たガラス板3を押圧してガラス板3を主切り線12に沿
って押し割る押し割り手段15及び15aと、ガラス板
支持装置兼カレット排出装置16(以下支持装置16と
いう)とを具備している。
【0023】主切り線形成手段11は、カッタヘッド2
1を電動モータ22により水平面内のX方向に移動させ
ると共に、ガラス板3が載置される支持台23を電動モ
ータ24により水平面内のY方向に移動させ、同時に支
持台23上のガラス板3にカッタヘッド21のカッタホ
イール24を押し付け、カッタホイール24により予め
プログラムされた通りの主切り線12を形成するように
なっている。斯かる主切り線形成手段11は、特開平6
−48754号公報等に記載されているので詳細な説明
を省略する。
【0024】端切り線形成手段14及び14aは、それ
ぞれ同様に形成されており、また押し割り手段15及び
15aもまた、それぞれ同様に形成されており、端切り
線形成手段14及び押し割り手段15はそれぞれガラス
板3に対して半分の領域において端切り線形成及び押し
割りを実行する一方、端切り線形成手段14a及び押し
割り手段15aはそれぞれガラス板3に対して残りの半
分の領域において同じく端切り線形成及び押し割りを実
行する。したがって以下端切り線形成手段14及び押し
割り手段15について説明し、端切り線形成手段14a
及び押し割り手段15aについては、必要に応じて図に
同一符号にaを付して説明を省略する。
【0025】端切り線形成手段14は、端切り線形成用
のカッタホイール31と、カッタホイール31を上昇及
び下降させるエアーシリンダ32と、カッタホイール3
1の刃先を端切り線方向に向ける電動モータ33とを具
備しており、カッタホイール31と電動モータ33の出
力回転軸とは、タイミングベルト及び歯付きプーリ等を
介して連結されており、押し割り手段15は、押し割り
用の押し棒34と、押し棒34を上昇及び下降させるエ
アーシリンダ35とを具備している。本例の端切り線形
成手段14及び押し割り手段15において、カッタホイ
ール31をX−Y平面内で移動させる移動装置と押し棒
34を同じくX−Y平面内で移動させる移動装置とは、
電動モータ35及び36等を具備した共通の移動装置3
7から構成されており、移動装置37は、電動モータ3
5を作動させて、固定フレーム38に装着された可動フ
レーム39を水平面内でX方向に移動させ、電動モータ
36を作動させて、可動フレーム39に装着された可動
台40を水平面内でY方向に移動させ、これにより可動
台40に装着されたエアーシリンダ32及び35並びに
電動モータ33をX−Y平面内で移動させるようになっ
ている。
【0026】支持装置16は、電動モータ41と、一端
がモータ41の出力回転軸にプーリ及びベルトを介して
連結された駆動側のドラム42と、従動側のドラム43
と、ドラム42及び43間に掛け渡された可撓性の無端
ベルト44と、上方を走行する無端ベルト44の部分を
支持する支持板45とを具備しており、支持装置16の
下流端には、カレット収容部46が配されている。
【0027】折割手段2は、移動装置37により可動台
40を予めプログラムされた通りに移動させると共に、
主切り線形成手段11から搬入されて無端ベルト44上
に載置されたガラス板3にカッタホイール31を押し付
けて、主切り線12が既に形成されたガラス板3にカッ
タホイール31により更に端切り線13を形成し、端切
り線13の形成後、移動装置37により可動台40を再
び予めプログラムされた通りに移動させると共に、所定
位置で押し棒34をガラス板3に押し付けて、ガラス板
3を主切り線12に沿って押し割るようになっており、
この押し割り後、押し割られたガラス板3が後述の持ち
上げ装置66で持ち上げられた際に、電動モータ41を
作動させて無端ベルト44を走行させ、無端ベルト44
上に残存した折割屑をカレット収容部46に搬送するよ
うになっている。
【0028】研削手段4は、研削ホイール51を具備し
た研削ヘッド52を電動モータ53により水平面内のX
方向に移動させると共に、折割手段2からの折割られた
ガラス板3が載置される支持台54を電動モータ55に
より水平面内のY方向に移動させ、同時に研削ヘッド5
2の電動モータ56により回転される研削ホイール51
により支持台54上のガラス板3の周縁57に予めプロ
グラムされた通りの研削を行うようになっている。斯か
る研削手段4は、上記の公報等に記載されているので詳
細な説明を省略する。
【0029】搬送装置5は、電動モータ61と、一端が
電動モータ61の出力回転軸にプーリ及びベルトを介し
て連結されたねじ軸62と、ねじ軸62に螺合してお
り、X方向に移動自在な可動台63と、可動台63に取
り付けられた持ち上げ装置64、65、66及び67と
を具備しており、持ち上げ装置64、65、66及び6
7は、それぞれガラス板3を吸着する吸盤装置及びこの
吸盤装置を上昇、下降させるエアーシリンダを具備して
いる。なお、上記の固定フレーム38は、可動台63に
取り付けられている。
【0030】搬送装置5は、電動モータ61の作動によ
り持ち上げ装置64、65、66及び67をX方向に関
して往復動させ、この往復動において、持ち上げ装置6
4は、搬入台68に載置されたガラス板3を支持台23
に載置し、持ち上げ装置65は、支持台23に載置され
て主切り線12が形成されたガラス板3を無端ベルト4
4上に載置し、持ち上げ装置66は、無端ベルト44上
に載置されて主切り線12に沿って折割られたガラス板
3を支持台54上に搬出、載置し、持ち上げ装置67
は、支持台54上に載置されて周縁57が研削されたガ
ラス板3を搬出台69上に載置するようになっている。
【0031】検出手段6は、ガラス板3の搬出通路の下
に配設された複数個、本例では4個の光電検出器71、
72、73及び74からなり、非接触検出器でもある検
出器71、72、73及び74の夫々は、主切り線12
に沿って折割られたガラス板3に対する搬送装置5によ
る搬出移動中において、当該主切り線12に沿って折割
られたガラス板3の対応部位の始端と後端とを検出して
その検出信号を発生するようになっている。
【0032】判断手段7は、マイクロコンピュータ等か
らなり、比較動作を行う比較手段75と、折割目標形状
データを記憶する記憶手段76とを具備している。
【0033】比較手段75は、検出器71、72、73
及び74からのガラス板3の始端と後端とに関する検出
信号と、搬送装置5によるガラス板3の搬送速度とから
対応部位のガラス板3の長さを算出、検知して、この長
さと、記憶手段76に記憶された折割目標形状からの対
応部位の目標長さデータとを比較して、算出、検知した
長さが一定の誤差内で目標長さに一致するかを比較し、
一致する場合には、耳残りが存在しなく、正常に折割り
がなされたものとして、警報信号を送出しないように
し、一致しない場合には、折割りが正常になされずに耳
残りが存在するものとして、警報信号を送出するように
なっている。
【0034】以上のように、ガラス板の自動折割装置1
によれば、耳残りの存否が判断されるので、この判断結
果に基づいて、周縁研削加工で研削ホイール51と衝突
を起こさないように予め周縁研削加工動作を停止するこ
とができ、而して、ダイヤ研削ホイール51を含む研削
ヘッド52の損傷、場合によっては機械の要部の損傷を
防止でき、生産ラインの停止等の大きな被害が防ぎ得
る。
【0035】なお、比較手段75は、検出手段6からの
検出信号に基づいてガラス板3の通過時間を算出、検知
して、この検知した通過時間とガラス板の目標折割形状
及び搬送装置5によるガラス板3の搬送速度とに基づい
て算出されて予め記憶手段76に記憶された通過時間デ
ータとを比較して、折割が完了されたガラス板3におけ
る耳残りの存否を判断するようにしてもよい。
【0036】搬送装置5によるガラス板3の搬送速度
は、予め記憶手段76に記憶したものを利用しても、電
動モータ22の出力回転軸の回転速度又は回転量を検出
する回転速度又は回転量検出器からの検出信号を利用す
るようにしてもよい。回転速度又は回転量検出器からの
検出信号を利用する場合には、ガラス板3の搬送速度変
動の影響を受けることなしに、正確に耳残りの存否を判
断することができ、好ましい。
【0037】また、記憶手段76には、上記のように、
折割目標形状から算出された対応部位の目標長さデータ
又は通過時間データを予め記憶させてもよいが、これに
代えて、折割目標形状自体をデータとして予め記憶さ
せ、この折割目標形状データから目標長さデータ又は通
過時間データを算出するようにしてもよく、更には、種
々の異なる折割目標形状に基づく目標長さデータ若しく
は通過時間データ又は折割目標形状データを予め記憶さ
せておいてもよい。
【0038】加えて、検出手段6としては、4個の検出
器71、72、73及び74から構成する代わりに、種
々の異なる折割目標形状に対応できるように、更に多く
の検出器から構成してもよく、また、異なる折割目標形
状に対応できるように、各検出器を移動可能に設置し
て、検出器の必要個数を少なくするようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、従来の技術の欠陥を除
去し、最近のCNC管理システムに最適な耳残り検出を
備えたガラス板の自動折割装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい一具体例の正面図である。
【図2】図1に示す具体例の平面図である。
【図3】図1に示す具体例の一部の拡大平面図である。
【図4】図1に示す具体例の一部詳細説明図である。
【図5】本発明の好ましい一具体例の電気関係のブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 ガラス板の自動折割装置 2 折割手段 3 ガラス板 5 搬送装置 6 検出手段 7 判断手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折割手段による折割が完了されたガラス
    板を吸着持ち上げ、搬出する搬送装置を備えた自動折割
    装置において、ガラス板の搬出通路の下方に、当該搬出
    通路を横断して検出手段を配設し、検出手段からの信号
    によりガラス板の搬出移動中におけるガラス板の通過時
    間を検出し、この通過時間と予め記憶したデータとを比
    較して耳残りの存否を判断するようにしたガラス板の自
    動折割装置。
  2. 【請求項2】 折割手段による折割が完了されたガラス
    板を搬出する搬送装置と、ガラス板の搬出通路を横断し
    て配設されており、搬出移動中のガラス板を検出する検
    出手段と、検出手段からの検出信号に基づいてガラス板
    の通過時間を検知してこの検知した通過時間とガラス板
    の目標折割形状に基づいて予め記憶したデータとを比較
    して、折割が完了されたガラス板における耳残りの存否
    を判断する判断手段とを具備したガラス板の自動折割装
    置。
  3. 【請求項3】 折割手段による折割が完了されたガラス
    板を搬出する搬送装置と、ガラス板の搬出通路を横断し
    て配設されており、搬出移動中のガラス板を検出する検
    出手段と、検出手段からの検出信号に基づいてガラス板
    の長さを検知してこの検知した長さとガラス板の目標折
    割形状に基づいて予め記憶したデータとを比較して、折
    割が完了されたガラス板における耳残りの存否を判断す
    る判断手段とを具備したガラス板の自動折割装置。
  4. 【請求項4】 検出手段は、ガラス板の搬出通路の下に
    配設されている請求項2又は3に記載のガラス板の自動
    折割装置。
  5. 【請求項5】 検出手段は、複数個の検出器からなる請
    求項1から4のいずれか一項に記載のガラス板の自動折
    割装置。
  6. 【請求項6】 判断手段は、比較動作を行う比較手段
    と、データを記憶する記憶手段とを具備している請求項
    1から5のいずれか一項に記載のガラス板の自動折割装
    置。
  7. 【請求項7】 記憶手段は、種々の異なる折割目標形状
    に基づくデータを予め記憶している請求項6に記載のガ
    ラス板の加工装置。
  8. 【請求項8】 予め記憶されるデータは、折割目標形状
    データである請求項1から7のいずれか一項に記載のガ
    ラス板の自動折割装置。
  9. 【請求項9】 折割手段は、ガラス板を押圧してガラス
    板を主切り線に沿って押し割る押し割り手段を具備して
    いる請求項1から8のいずれか一項に記載のガラス板の
    自動折割装置。
  10. 【請求項10】 折割手段は、主切り線が形成されたガ
    ラス板に端切り線を形成する端切り線形成手段を具備し
    ている請求項1から9のいずれか一項に記載のガラス板
    の自動折割装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007076965A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Shiraitekku:Kk 分断された基板の仕分け取り上げ装置

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