JP4374673B2 - ガラス板の自動折割装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用ガラス板の生産ラインにおけるガラス板の自動折割装置に関し、素板ガラスに切断機により入れられた切り線の通りに折割する自動折割装置であって、特に折割後にガラス板周縁の耳残り(折割残り)の存否を検出する機能を備えたガラス板の自動折割装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
自動車用ガラス板の生産においては、自動折割装置を備えたCNC研削加工機が量産タイプとして広く使用されている。しかも、最近のように、生産工場がFMS導入に伴ってシステム化されるようになると、自動車用ガラス板のCNC研削加工機も、その管理システム下に組み入れられるようになり、折割装置のCNC化がここ数年で急速に進んでいる。
【0003】
このCNC化で、折割装置の動作指示もデータ入力により簡単に行い得るが、切り線の良否によって不完全な折割を起こし、ガラス板の周縁の一部にでも耳残りが生じると、次の加工スピードの速い周縁研削加工で研削ヘッドと衝突を起こし、ダイヤ研削ホイールを含む研削ヘッドの損傷、場合によっては機械の要部の損傷を招来し、生産ラインの停止等の大きな被害が生じる。このため、折割後の耳残り存否の検出が非常に重要となっている。
【0004】
本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、従来の技術の欠陥を除去し、最近のCNC管理システムに最適な耳残り検出を備えた自動折割装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の第一の態様のガラス板の自動折割装置は、折割手段による折割が完了されたガラス板を吸着持ち上げ、搬出する搬送装置を備えた自動折割装置において、ガラス板の搬出通路の下方に、当該搬出通路を横断して検出手段を配設し、検出手段からの信号によりガラス板の搬出移動中におけるガラス板の通過時間を検出し、この通過時間と予め記憶したデータとを比較して耳残りの存否を判断するようにしてなる。
【0006】
本発明の第二の態様のガラス板の自動折割装置は、折割手段による折割が完了されたガラス板を搬出する搬送装置と、ガラス板の搬出通路を横断して配設されており、搬出移動中のガラス板を検出する検出手段と、検出手段からの検出信号に基づいてガラス板の通過時間を検知してこの検知した通過時間とガラス板の目標折割形状に基づいて予め記憶したデータとを比較して、折割が完了されたガラス板における耳残りの存否を判断する判断手段とを具備している。
【0007】
本発明の第三の態様のガラス板の自動折割装置は、折割手段による折割が完了されたガラス板を搬出する搬送装置と、ガラス板の搬出通路を横断して配設されており、搬出移動中のガラス板を検出する検出手段と、検出手段からの検出信号に基づいてガラス板の長さを検知してこの検知した長さとガラス板の目標折割形状に基づいて予め記憶したデータとを比較して、折割が完了されたガラス板における耳残りの存否を判断する判断手段とを具備している。
【0008】
第一、第二又は第三の態様のガラス板の自動折割装置によれば、耳残りの存否が判断されるので、この判断結果に基づいて、周縁研削加工で研削ヘッドと衝突を起こさないように予め周縁研削加工動作を停止することができ、而して、ダイヤ研削ホイールを含む研削ヘッドの損傷、場合によっては機械の要部の損傷を防止でき、生産ラインの停止等の大きな被害が防ぎ得る。
【0009】
本発明の第四の態様のガラス板の自動折割装置では、第二又は第三の態様のガラス板の自動折割装置において、検出手段は、ガラス板の搬出通路の下に配設されている。
【0010】
第四の態様のガラス板の自動折割装置によれば、搬送装置との干渉を防ぐことができ、検出手段による検出を簡単に行うことができる。
【0011】
本発明の第五の態様のガラス板の自動折割装置では、第一から第四のいずれかの態様のガラス板の自動折割装置において、検出手段は、複数個の検出器からなる。
【0012】
検出器は、ガラス板の折割形状を特定できる個数であればよいのであるが、このような複数個の検出器を固定して配置してもよいのであるが、種々の異なる折割形状を特定できるように、可動に配置してもよい。
【0013】
本発明の第六の態様のガラス板の自動折割装置では、第一から第五のいずれかの態様のガラス板の自動折割装置において、判断手段は、比較動作を行う比較手段と、データを記憶する記憶手段とを具備している。
【0014】
本発明の第七の態様のガラス板の自動折割装置では、第六の態様のガラス板の自動折割装置において、記憶手段は、種々の異なる折割目標形状に基づくデータを予め記憶している。
【0015】
第七の態様のガラス板の自動折割装置によれば、種々の異なる折割形状に直ちに対応できて、汎用性のあるものを提供できる。
【0016】
本発明の第八の態様のガラス板の自動折割装置では、第一から第七のいずれかの態様のガラス板の自動折割装置において、予め記憶されるデータは、折割目標形状データである。
【0017】
なお、予め記憶されるデータは、第八の態様のガラス板の自動折割装置のように折割目標形状データであってもよいのであるが、これに代えて、折割目標形状と搬送装置の搬送速度とから得られたガラス板の目標通過時間であってもよく、いずれにしても、検出手段からの信号との関連で耳残りの存否を判断できるデータであればよく、この場合、データに内部的な計算処理を施すようにしても、また施さないようにしてもよい。
【0018】
本発明の第九の態様のガラス板の自動折割装置では、第一から第八のいずれかの態様のガラス板の自動折割装置において、折割手段は、ガラス板を押圧してガラス板を主切り線に沿って押し割る押し割り手段を具備しており、本発明の第十の態様のガラス板の自動折割装置では、第一から第九のいずれかの態様のガラス板の自動折割装置において、折割手段は、主切り線が形成されたガラス板に端切り線を形成する端切り線形成手段を具備している。
【0019】
本発明のガラス板の自動折割装置では、端切り線形成を前段の主切り線形成手段で行わせてもよいのであるが、これに代えて、第十の態様のガラス板の自動折割装置のように、端切り線形成手段を具備して、この端切り線形成手段により端切り線を形成するように構成することにより、主切り線形成手段からの搬入途中における、主切り線及び端切り線が形成されたガラス板の意図しない割れなどの事故を防ぐことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を、図に示す好ましい例に基づいて更に詳細に説明する。なお、本発明はこれら例に何等限定されないのである。
【0021】
図1から図5において、本例のガラス板の自動折割装置1は、折割手段2と、折割手段2による折割が完了されたガラス板3を研削手段4に向かって搬出する搬送装置5と、ガラス板3の搬出通路を横断して配設されており、搬出移動中のガラス板3を検出する検出手段6と、検出手段6からの検出信号に基づいてガラス板3の通過時間を検知してこの検知した通過時間と予め記憶したデータとを比較して、折割が完了されたガラス板3における耳残りの存否を判断する判断手段7とを具備している。
【0022】
折割手段2は、主切り線形成手段11で主切り線12が形成されたガラス板3に端切り線13を形成する端切り線形成手段14及び14aと、端切り線形成手段14及び14aによって端切り線13が形成されたガラス板3を押圧してガラス板3を主切り線12に沿って押し割る押し割り手段15及び15aと、ガラス板支持装置兼カレット排出装置16(以下支持装置16という)とを具備している。
【0023】
主切り線形成手段11は、カッタヘッド21を電動モータ22により水平面内のX方向に移動させると共に、ガラス板3が載置される支持台23を電動モータ24により水平面内のY方向に移動させ、同時に支持台23上のガラス板3にカッタヘッド21のカッタホイール24を押し付け、カッタホイール24により予めプログラムされた通りの主切り線12を形成するようになっている。斯かる主切り線形成手段11は、特開平6−48754号公報等に記載されているので詳細な説明を省略する。
【0024】
端切り線形成手段14及び14aは、それぞれ同様に形成されており、また押し割り手段15及び15aもまた、それぞれ同様に形成されており、端切り線形成手段14及び押し割り手段15はそれぞれガラス板3に対して半分の領域において端切り線形成及び押し割りを実行する一方、端切り線形成手段14a及び押し割り手段15aはそれぞれガラス板3に対して残りの半分の領域において同じく端切り線形成及び押し割りを実行する。したがって以下端切り線形成手段14及び押し割り手段15について説明し、端切り線形成手段14a及び押し割り手段15aについては、必要に応じて図に同一符号にaを付して説明を省略する。
【0025】
端切り線形成手段14は、端切り線形成用のカッタホイール31と、カッタホイール31を上昇及び下降させるエアーシリンダ32と、カッタホイール31の刃先を端切り線方向に向ける電動モータ33とを具備しており、カッタホイール31と電動モータ33の出力回転軸とは、タイミングベルト及び歯付きプーリ等を介して連結されており、押し割り手段15は、押し割り用の押し棒34と、押し棒34を上昇及び下降させるエアーシリンダ35とを具備している。本例の端切り線形成手段14及び押し割り手段15において、カッタホイール31をX−Y平面内で移動させる移動装置と押し棒34を同じくX−Y平面内で移動させる移動装置とは、電動モータ35及び36等を具備した共通の移動装置37から構成されており、移動装置37は、電動モータ35を作動させて、固定フレーム38に装着された可動フレーム39を水平面内でX方向に移動させ、電動モータ36を作動させて、可動フレーム39に装着された可動台40を水平面内でY方向に移動させ、これにより可動台40に装着されたエアーシリンダ32及び35並びに電動モータ33をX−Y平面内で移動させるようになっている。
【0026】
支持装置16は、電動モータ41と、一端がモータ41の出力回転軸にプーリ及びベルトを介して連結された駆動側のドラム42と、従動側のドラム43と、ドラム42及び43間に掛け渡された可撓性の無端ベルト44と、上方を走行する無端ベルト44の部分を支持する支持板45とを具備しており、支持装置16の下流端には、カレット収容部46が配されている。
【0027】
折割手段2は、移動装置37により可動台40を予めプログラムされた通りに移動させると共に、主切り線形成手段11から搬入されて無端ベルト44上に載置されたガラス板3にカッタホイール31を押し付けて、主切り線12が既に形成されたガラス板3にカッタホイール31により更に端切り線13を形成し、端切り線13の形成後、移動装置37により可動台40を再び予めプログラムされた通りに移動させると共に、所定位置で押し棒34をガラス板3に押し付けて、ガラス板3を主切り線12に沿って押し割るようになっており、この押し割り後、押し割られたガラス板3が後述の持ち上げ装置66で持ち上げられた際に、電動モータ41を作動させて無端ベルト44を走行させ、無端ベルト44上に残存した折割屑をカレット収容部46に搬送するようになっている。
【0028】
研削手段4は、研削ホイール51を具備した研削ヘッド52を電動モータ53により水平面内のX方向に移動させると共に、折割手段2からの折割られたガラス板3が載置される支持台54を電動モータ55により水平面内のY方向に移動させ、同時に研削ヘッド52の電動モータ56により回転される研削ホイール51により支持台54上のガラス板3の周縁57に予めプログラムされた通りの研削を行うようになっている。斯かる研削手段4は、上記の公報等に記載されているので詳細な説明を省略する。
【0029】
搬送装置5は、電動モータ61と、一端が電動モータ61の出力回転軸にプーリ及びベルトを介して連結されたねじ軸62と、ねじ軸62に螺合しており、X方向に移動自在な可動台63と、可動台63に取り付けられた持ち上げ装置64、65、66及び67とを具備しており、持ち上げ装置64、65、66及び67は、それぞれガラス板3を吸着する吸盤装置及びこの吸盤装置を上昇、下降させるエアーシリンダを具備している。なお、上記の固定フレーム38は、可動台63に取り付けられている。
【0030】
搬送装置5は、電動モータ61の作動により持ち上げ装置64、65、66及び67をX方向に関して往復動させ、この往復動において、持ち上げ装置64は、搬入台68に載置されたガラス板3を支持台23に載置し、持ち上げ装置65は、支持台23に載置されて主切り線12が形成されたガラス板3を無端ベルト44上に載置し、持ち上げ装置66は、無端ベルト44上に載置されて主切り線12に沿って折割られたガラス板3を支持台54上に搬出、載置し、持ち上げ装置67は、支持台54上に載置されて周縁57が研削されたガラス板3を搬出台69上に載置するようになっている。
【0031】
検出手段6は、ガラス板3の搬出通路の下に配設された複数個、本例では4個の光電検出器71、72、73及び74からなり、非接触検出器でもある検出器71、72、73及び74の夫々は、主切り線12に沿って折割られたガラス板3に対する搬送装置5による搬出移動中において、当該主切り線12に沿って折割られたガラス板3の対応部位の始端と後端とを検出してその検出信号を発生するようになっている。
【0032】
判断手段7は、マイクロコンピュータ等からなり、比較動作を行う比較手段75と、折割目標形状データを記憶する記憶手段76とを具備している。
【0033】
比較手段75は、検出器71、72、73及び74からのガラス板3の始端と後端とに関する検出信号と、搬送装置5によるガラス板3の搬送速度とから対応部位のガラス板3の長さを算出、検知して、この長さと、記憶手段76に記憶された折割目標形状からの対応部位の目標長さデータとを比較して、算出、検知した長さが一定の誤差内で目標長さに一致するかを比較し、一致する場合には、耳残りが存在しなく、正常に折割りがなされたものとして、警報信号を送出しないようにし、一致しない場合には、折割りが正常になされずに耳残りが存在するものとして、警報信号を送出するようになっている。
【0034】
以上のように、ガラス板の自動折割装置1によれば、耳残りの存否が判断されるので、この判断結果に基づいて、周縁研削加工で研削ホイール51と衝突を起こさないように予め周縁研削加工動作を停止することができ、而して、ダイヤ研削ホイール51を含む研削ヘッド52の損傷、場合によっては機械の要部の損傷を防止でき、生産ラインの停止等の大きな被害が防ぎ得る。
【0035】
なお、比較手段75は、検出手段6からの検出信号に基づいてガラス板3の通過時間を算出、検知して、この検知した通過時間とガラス板の目標折割形状及び搬送装置5によるガラス板3の搬送速度とに基づいて算出されて予め記憶手段76に記憶された通過時間データとを比較して、折割が完了されたガラス板3における耳残りの存否を判断するようにしてもよい。
【0036】
搬送装置5によるガラス板3の搬送速度は、予め記憶手段76に記憶したものを利用しても、電動モータ22の出力回転軸の回転速度又は回転量を検出する回転速度又は回転量検出器からの検出信号を利用するようにしてもよい。回転速度又は回転量検出器からの検出信号を利用する場合には、ガラス板3の搬送速度変動の影響を受けることなしに、正確に耳残りの存否を判断することができ、好ましい。
【0037】
また、記憶手段76には、上記のように、折割目標形状から算出された対応部位の目標長さデータ又は通過時間データを予め記憶させてもよいが、これに代えて、折割目標形状自体をデータとして予め記憶させ、この折割目標形状データから目標長さデータ又は通過時間データを算出するようにしてもよく、更には、種々の異なる折割目標形状に基づく目標長さデータ若しくは通過時間データ又は折割目標形状データを予め記憶させておいてもよい。
【0038】
加えて、検出手段6としては、4個の検出器71、72、73及び74から構成する代わりに、種々の異なる折割目標形状に対応できるように、更に多くの検出器から構成してもよく、また、異なる折割目標形状に対応できるように、各検出器を移動可能に設置して、検出器の必要個数を少なくするようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、従来の技術の欠陥を除去し、最近のCNC管理システムに最適な耳残り検出を備えたガラス板の自動折割装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい一具体例の正面図である。
【図2】図1に示す具体例の平面図である。
【図3】図1に示す具体例の一部の拡大平面図である。
【図4】図1に示す具体例の一部詳細説明図である。
【図5】本発明の好ましい一具体例の電気関係のブロック図である。
【符号の説明】
1 ガラス板の自動折割装置
2 折割手段
3 ガラス板
5 搬送装置
6 検出手段
7 判断手段
Claims (9)
- 折割手段による折割が完了されたガラス板を吸着持ち上げ、搬出する搬送装置を備えた自動折割装置において、搬出移動中のガラス板を検出すべく、ガラス板の搬出通路の下方に当該搬出通路を横断して検出手段を配設し、検出手段からの信号によりガラス板の搬出移動中におけるガラス板の通過時間を検出し、この通過時間と予め記憶したガラス板の折割目標形状データ及び搬送装置の搬送速度から得られたガラス板の目標通過時間とを比較して耳残りの存否を判断するようにしたガラス板の自動折割装置。
- 折割手段による折割が完了されたガラス板を搬出する搬送装置と、ガラス板の搬出通路を横断して配設されており、搬出移動中のガラス板を検出する検出手段と、検出手段からの検出信号に基づいてガラス板の通過時間を検知してこの検知した通過時間と予め記憶したガラス板の折割目標形状データ及び搬送装置の搬送速度から得られたガラス板の目標通過時間とを比較して、折割が完了されたガラス板における耳残りの存否を判断する判断手段とを具備したガラス板の自動折割装置。
- 折割手段による折割が完了されたガラス板を搬出する搬送装置と、ガラス板の搬出通路を横断して配設されており、搬出移動中のガラス板を検出する検出手段と、検出手段からの検出信号に基づいてガラス板の長さを検知してこの検知した長さと予め記憶したガラス板の折割目標形状データから算出された目標長さデータとを比較して、折割が完了されたガラス板における耳残りの存否を判断する判断手段とを具備したガラス板の自動折割装置。
- 検出手段は、ガラス板の搬出通路の下に配設されている請求項2又は3に記載のガラス板の自動折割装置。
- 判断手段は、比較動作を行う比較手段と、データを記憶する記憶手段とを具備している請求項2から4のいずれか一項に記載のガラス板の自動折割装置。
- 記憶手段は、種々の異なる折割目標形状に基づくデータを予め記憶している請求項5に記載のガラス板の加工装置。
- 検出手段は、複数個の検出器からなる請求項1から6のいずれか一項に記載のガラス板の自動折割装置。
- 折割手段は、ガラス板を押圧してガラス板を主切り線に沿って押し割る押し割り手段を具備している請求項1から7のいずれか一項に記載のガラス板の自動折割装置。
- 折割手段は、主切り線が形成されたガラス板に端切り線を形成する端切り線形成手段を具備している請求項1から8のいずれか一項に記載のガラス板の自動折割装置。
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