JPH08207549A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JPH08207549A
JPH08207549A JP1426095A JP1426095A JPH08207549A JP H08207549 A JPH08207549 A JP H08207549A JP 1426095 A JP1426095 A JP 1426095A JP 1426095 A JP1426095 A JP 1426095A JP H08207549 A JPH08207549 A JP H08207549A
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air conditioning
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジン始動直後の空調設定好みを、乗員が
いる場合でもいない場合でもともに乗員の好みの空調パ
ターンに適合させ、しかも燃費向上を図る。 【構成】 過去の乗員の設定情報の履歴から、エンジン
始動直後の事前空調時に乗員が着座している場合と着座
していない場合との設定の差を演算し、その差の大きさ
に応じて乗員が事前空調時に空調性能を重視するかどう
かを空調優先度という測度を設けることによって判定す
る。そして、次回の使用以降、この空調優先度に基づい
て事前空調時の設定温、風量、エンジンアイドル回転数
を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動的に車室内を空調
する、いわゆるオートエアコンと呼ばれる車両用空調装
置に関し、特に、乗員の感覚特性に適合し燃費向上を実
現したものである。
【0002】
【従来の技術とその問題点】従来、いわゆるオートエア
コンと呼ばれる車両用空調装置は、室温センサ、外気温
センサなどの熱環境を検出するセンサから得られる信号
に応じて最適な吹き出し温度を演算し、この吹き出し温
度に基づいて予め定められた制御特性にしたがって自動
的に車室内へ空調風を吹き出すものであった。ところ
が、温熱感覚には個人差があり、制御特性が気にいらな
い乗員はマニュアルスイッチによって好みの設定に変更
せねばならなかった。しかも、一般的にマニュアルスイ
ッチは一定の設定に固定するものなので、周囲の環境が
変化するたびにスイッチ操作をして設定を再変更する必
要が生じる。つまり、このような乗員にとってはオート
エアコンの狙いである操作量の低減が実現していないこ
とになる。
【0003】例えば特開平3−54015号公報に開示
されているように、制御特性を乗員の感覚に合わせて順
次補正していく装置が考案されている。すなわち、この
従来例によれば、乗員がファンなどの手動操作をしてオ
ートエアコンの制御特性に設定されている基準点に達す
る以前に手動変更した場合には、基準点をその変更度合
いに応じて順次補正するものである。
【0004】しかしながら、この従来例のような車両用
空調装置では、乗員の有無に関わらず手動操作を同様に
取り扱って補正するため、乗員の空調好みに基づいて正
確に補正しているとはいえない場合が生じた。例えば、
夏期の空調初期には車室内気温が高いのでエンジン始動
後にいわゆるクールダウンを行い、最大能力を用いてア
イドリング状態で放置したまま車室外にいる場合があ
る。その後、室温が低下したため再乗車して通常の設定
に戻したとする。従来例では、このような使用パターン
を多用した場合、弱めの設定が好みの乗員であっても、
室温安定域まで最大能力で空調風を吹き出すように学習
してしまう。その結果、炎天下に放置した後に乗車して
すぐ運転開始すると、室温安定域まで最大風量で吹き出
すことになり、高風量を望まない乗員にとって強過ぎる
制御となってしまう。つまり、走行前に予め車室内を空
調するいわゆる事前空調を用いやすい乗員の場合、従来
例では制御特性が思いどおりに補正されなかった。
【0005】そこで、乗員の有無によって事前空調かど
うかを判定し、乗員がいる時といない時とで別々に制御
特性の補正方法を変更することが考えられるが、乗員が
いなくても事前空調しているとは限らない場合があり、
単純に乗員の有無だけでは判定できなかった。
【0006】また、空調装置のコンプレッサーがエンジ
ンによって駆動されるため、コンプレッサーのクラッチ
がオンしている間は、アイドリング時のエンジン回転数
を一定値上昇させるのが一般的である。しかし、運転者
がいない時は走行する可能性がないため、エンジン回転
数を落としても支障がなく、燃費が節約されることにな
る。ところが、事前空調時に空調性能を優先する乗員
は、高熱負荷時には通常よりもエンジン回転数を高くし
て冷房能力を高める要望が強いので、一律にアイドリン
グ時のエンジン回転数を落とすことはできない。
【0007】本発明の目的は、エンジン始動直後の空調
設定好みを、乗員がいる場合でもいない場合でも、とも
に乗員の好みの空調パターンに適合することができ、し
かも燃費向上も考慮にいれた車両用空調装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、熱環境情報入力手段から入力さ
れた検出室温、外気温、日射量を含む熱環境情報および
設定室温により目標空調条件を演算し、空調条件が前記
目標空調条件を維持するように空調風供給装置を駆動し
て車室内を空調する空調風自動設定手段を有し、エンジ
ン制御装置へ圧縮器の運転状態を含む空調装置制御情報
を出力する車両用空調装置に適用される。そして、エン
ジンを始動した時点からの経過時間を計時する計時手段
と、乗員の手動操作によって前記設定室温と前記空調風
供給装置による送風状態を設定変更可能な手動設定手段
と、運転席および他の座席の乗員有無を判定する乗員有
無判定手段と、前記熱環境情報と前記経過時間と乗員有
無情報とに基づいて走行前に予め車室内を空調するため
の事前空調モードかどうかを判定する事前空調モード判
定手段と、前記手動設定手段を乗員が操作した時に、熱
環境情報、設定変更内容、前記経過時間、乗員有無情
報、事前空調モード情報を記憶する手動設定情報記憶手
段と、前記手動設定情報記憶手段に記憶された手動設定
情報履歴の事前空調モード時の設定特性とそれ以外の場
合の設定特性の差と、前記手動設定情報記憶手段に記憶
された事前空調モードの維持時間の履歴から演算される
事前空調時間特性とに基づいて乗員の事前空調時におけ
る空調優先度を演算する事前空調優先度演算手段と、前
記事前空調モード判定手段により事前空調モードと判定
された場合に、前記空調風自動設定手段を前記手動設定
情報記憶手段に記憶された事前空調モード時の設定情報
に基づいて補正する空調風自動設定補正手段と、前記空
調風自動設定補正手段により前記空調風自動設定手段が
補正される場合には、前記事前空調優先度演算手段によ
り演算された事前空調時の空調優先度に応じてエンジン
のアイドリング回転数補正量を前記エンジン制御装置へ
出力するアイドル回転数補正手段とを備える。また、請
求項2の車両用空調装置の前記事前空調優先度演算手段
は、前記手動設定情報記憶手段に記憶された事前空調モ
ード時の設定特性と事前空調モード時以外の設定特性の
差が空調能力を高める方向に大きいほど、また前記手動
設定情報記憶手段に記憶された事前空調時間の特性が長
いほど空調優先度を大きくするようにしたものである。
請求項3の車両用空調装置の前記事前空調モード判定手
段は、前記熱環境情報の内の室温が事前空調後の乗員の
再乗車時の室温履歴に応じて算出した所定値以下の場合
には、乗員の有無にかかわらず事前空調モードを解除す
るようにしたものである。
【0009】
【作用】請求項1の車両用空調装置では、過去の乗員の
設定情報の履歴から、エンジン始動直後の事前空調時に
乗員が着座している時と、着座していない時の設定の差
を演算し、その差の大きさに応じて、所有者が事前空調
時に空調性能を重視するか否かの度合い(空調優先度)
を演算する。そして、次回の使用以降、この空調優先度
に基づいて、事前空調時の設定温、風量、エンジンアイ
ドル回転数を補正する。これにより、事前空調時に空調
を優先しない所有者の場合は、空調能力が弱めの設定と
なり、エンジンのアイドル回転数が低下し、燃費向上に
役立つ。また、事前空調時には空調能力を重視する所有
者の場合には、車室内温度が目標温度になるまで、アイ
ドリング回転数が高く設定されるため、コンプレッサー
回転数が上昇して冷房能力が増加し、いち早く目標温度
に近づけることが可能になる。請求項2の車両用空調装
置では、事前空調時に空調能力を燃費に対して優先する
かどうかの測度である空調優先度を、過去の空調装置の
設定履歴をもとに、通常走行時の設定と事前空調時の設
定との差を比較し、事前空調時の方が空調能力を高める
方向に大きいほど空調優先度を大きく設定するだけでな
く、事前空調の維持時間が長いほど空調優先度を大きく
設定する。このため、夏期の事前空調時に設定室温を大
きく下げ、乗車せずに事前空調時間を長くとる所有者ほ
ど空調優先度が大きくなる。この結果、所有者の事前空
調時の設定を、精度よく再現することが可能となる。請
求項3の車両用空調装置では、事前空調の終了条件を、
過去に乗員が再乗車した時の室温履歴に基づいて決定す
るため、乗員の使用パターンに即した無駄の少ない事前
空調が可能となる。
【0010】
【実施例】
−第1の実施例− この第1の実施例では、おおまかには、図1に示すよう
に空調装置本体と、熱環境情報入力手段と、空調装置の
メインスイッチとしてのオートスイッチと、制御装置
と、手動設定手段と、補正手段とを備えている。空調装
置本体1は、ブロアユニット2、クーリングユニット
3、ヒーターユニット4を順次連結して構成されてい
る。ブロアユニット2には外気導入口5と内気導入口6
とが形成されているとともに、この両導入口5,6を開
閉するインテークドア7、そのインテークドア7を回動
するためのアクチュエータ8、空調風を発生させるブロ
アファン9、そのファン9を回転させるためのブロアフ
ァンモータ10が配置されている。クーリングユニット
3にはエバポレーター11が配置され、配管12により
不図示の冷凍サイクルと連結構成する不図示の膨張弁か
らの低温冷媒がエバポレーター11に供給され、空調風
を冷却後、冷媒は不図示のコンプレッサーに戻る。ま
た、ヒーターユニット4にはエアーミックスドア13が
設置され、さらにそのエアーミックスドア13を回動す
るためのアクチュエータ14が配設されるとともに、ヒ
ーターコア15が配設される。ヒーターコア15には配
管27よりエンジン冷却水が循環され、ヒーターコア1
5を通過する空調風を加熱する。ヒーターユニット4の
下流端部にはデフロスタダクト16、ベントダクト1
7、フットダクト18が連通されており、各ダクト1
6、17、18の基端部には開閉ドア19、20、21
が設置され、さらに各開閉ドア用のアクチュエータ2
2、23、24が配設されている。ベントダクト17の
端部にはベントグリル25が設けられ、所望の風向を設
定するルーバーフィン26が設置されている。
【0011】また、空調のインテークモード、風量、吹
き出しモードおよび温度制御を行うコントローラー30
が設けられ、室温や後述する吹き出し口モード、内外気
導入切り換えモード、風量設定の自動制御を行うオート
エアコンスイッチ31、コンプレッサーON/OFFス
イッチ32、車両の熱環境を計測する室温センサ33、
外気温センサ34、日射センサ35、室温設定器36、
風量設定器37、内外気導入切換スイッチ38、空調風
を車室内に吹き出す際、前席乗員胸元付近へ吹き出すベ
ント吹き出しモード、前席乗員の足元付近へ吹き出すフ
ット吹き出しモード、その両方から吹き出すバイレベル
吹き出しモードを切り換える吹き出し口モードスイッチ
39、フロントウインドウの窓曇りを除去するするため
のフロントデフロスタスイッチ40、リアウインドウの
窓曇りを除去するためのリアデフロスタスイッチ41の
出力値が入力され、演算後、インテークモードの設定と
してアクチュエータ8に開閉の指示がなされ、風量設定
としてブロアファンモータ10へ電圧が出され、吹き出
しモードとしてドアアクチュエータ22、23、24に
それぞれ開閉の指示がなされ、さらに吹き出し温制御と
してエアーミックスドアアクチュエータ14に開度の指
示が行われる。空調表示部42には目標室温、吹き出し
口モード、リアデフロスタ、風量などが表示される。
【0012】室温センサ33は現在の車室内の雰囲気温
度を検出室温Ticとして検出し、この検出室温Tic
に応じた電気量をコントローラー30に出力する。外気
温センサ34は現在の車室外の雰囲気温度を検出外気温
Tambとして検出し、この検出外気温Tambに応じ
た電気量をコントローラー30に出力する。日射センサ
35は受光した日射量Qsunに応じた電気量をコント
ローラー30に出力する。エンジン制御装置43はエン
ジンを電子制御するもので、空調コントローラー30か
らコンプレッサーのオン、オフや、アイドリング回転数
補正値などの情報を受け取る。乗員センサ44a〜44
dは乗員の有無を検出するものであり、各座席に乗員が
着座しているかどうかの二値データをコントローラー3
0に出力する。
【0013】図2〜図4、図8は第1の実施例の動作を
示すフローチャート、図5〜図7は説明図である。これ
らの図により、第1の実施例の動作を説明する。図2は
空調装置を制御するメインフローを示す。ステップ20
1において、エンジンの起動スイッチであるイグニショ
ンキーがオンされたかどうかを判定し、イグニションキ
ーがオンされるとステップ202へ進む。ステップ20
2で、エンジン始動からの経過時間を計時するタイマー
をリセットしてスタートする。ステップ203では、図
3に示すフローチャートにしたがって事前空調モードか
どうかの判定を行う。この判定方法については後述す
る。続くステップ204で、事前空調モードであればス
テップ205へ進み、そうでなければステップ208へ
進む。
【0014】事前空調モードの時は、ステップ205
で、運転席乗員以外の乗員がいるかどうかを判定し、運
転席乗員以外の乗員がいない場合はステップ206へ進
む。ステップ206で、後の空調制御時の設定として使
用する事前空調モードでの設定を、乗員手動設定記憶メ
モリから読み込んでセットする。事前空調モードでの設
定は、過去の事前空調時の使用パターンに応じて変更記
憶されるもので、ステップ212の学習処理で算出され
る。具体的には、事前空調モード設定温平均値Tpt
c,pre、風量変更平均値Vfan,preを読み込
んで、後の空調制御で使用する設定温補正値Tptc,
cor、風量補正値Vfan,corとしてそれぞれセ
ットする。ステップ207では、後述する学習処理内で
決定される事前空調時のエンジンのアイドリング回転数
補正値ΔREVを読み込んで、エンジン制御装置へ出力
する。一方、運転席乗員以外の乗員がいる場合は、ステ
ップ208で、通常時の空調設定補正量をメモリから読
み込んで、設定温補正量Tptc,corと風量補正値
Vfan,corにセットする。
【0015】ステップ209では、1サイクル内に手動
設定の変更があったかどうかを判定し、あった場合には
ステップ210へ進み、変更パターンと、室温、外気
温、日射量の熱環境情報と、経過時間tを手動変更記憶
バッファに記憶する。ステップ211では、1サイクル
内にイグニションキーがオフされたかどうかを判定し、
オフされた場合にはステップ212の学習処理を行った
後、ステップ201の起動待ちループへ戻り、イグニシ
ョンキーがオフされていない場合はステップ213へ進
んで空調制御を行う。学習処理と空調制御については後
述する。
【0016】次に、図3により、図2のステップ203
で実行される事前空調モード判定処理の詳細を説明す
る。ステップ301において、後述する事前空調解除フ
ラグがオンされているかどうかを判定し、オンされてい
ればステップ311へ進んで通常モードと判定してルー
チンを終了する。事前空調解除フラグがオフされていれ
ば、ステップ302以降の処理を行う。ステップ302
では、1回目の処理における初期室温Tic0が既定値
Td0より大きいかどうかを判定し、大きい場合は次の
ステップ以降の処理を行い、小さい場合はステップ30
8へ進む。ここでは、初期状態が事前空調をすべき状態
かどうかを判定し、事前空調をすべき状態の場合のみ事
前空調モードと判定することを意味する。ステップ30
3では、現在の室温Ticが既定値Td1より大きいか
どうかを判定し、大きい場合は次のステップへ進み、小
さい場合はステップ308へ進む。ここでは、現在の状
態が事前空調をすべき状態かどうかを判定して、事前空
調をすべき状態の場合のみ事前空調モードと判定するこ
とを意味する。ステップ304で乗員センサーによって
運転席乗員の有無を判定し、続くステップ305で乗員
の有無と経過時間tを乗員有無履歴メモリへ記憶する。
【0017】ステップ306において、このステップに
到達した時点で事前空調モードかどうかを判定し、事前
空調モードの場合にはステップ307へ進み、事前空調
モードでない場合にはステップ310へ進む。ステップ
307では、乗員有無履歴メモリから事前空調モードに
なった後、乗員が乗車して乗員ありの継続時間が既定値
以上となったかどうか、あるいは、乗車して設定を変更
したかどうかを判定し、判定がYESの場合にはステッ
プ308へ進み、NOの場合にはステップ312で事前
空調モードと判定したままルーチンを抜ける。再乗車し
てすぐ短時間で降車する場合には事前空調を継続すべき
なので、このような場合にモードの切りかわりを防止す
るためと、乗員が再乗車して乗車していない場合の設定
をキャンセルした場合には、事前空調を中止すべきなの
で、このような場合に事前空調を終了するように設定し
ている。
【0018】ステップ308と309では、事前空調モ
ード終了時の処理を行う。まず、ステップ308では、
事前空調モードが継続された時間を乗員有無履歴メモリ
と現経過時間tから算出し、後の学習処理で使用する事
前空調時間tpreとして記憶バッファに記憶する。ス
テップ309で、事前空調が行われて終了したことを示
す事前空調解除フラグをオンする。ステップ310で
は、事前空調モード以外の場合に乗員有無履歴メモリか
ら運転席乗員がいない継続時間が既定値以上かどうかを
判定し、判定がYESの場合にはステップ312へ進
み、NOの場合にはステップ311へ進む。ステップ3
11、312では、空調モードをそれぞれ通常モード、
事前空調モードと判定してメインルーチンへ戻る。
【0019】次に、図4により、図2のステップ212
で実行される学習処理を説明する。ステップ401にお
いて、今回の使用における通常モード時間内での設定室
温、風量変更幅の時間平均値を算出し、手動設定情報記
憶メモリの対応する領域へ記憶する。ステップ402で
は、今回の使用において事前空調モードが実行されたか
どうかを、事前空調解除フラグがオンされているかどう
かによって判定し、オンされている場合にはステップ4
03〜405の処理を行い、オンされていない場合には
ステップ406へ進む。事前空調解除フラグがオンされ
ている場合は、ステップ403で事前空調時間tpre
を事前空調時間履歴メモリに記憶する。続くステップ4
04で、事前空調モード内の設定室温、風量変更幅の時
間平均値を算出し、手動設定情報記憶メモリの対応する
領域へ記憶する。ステップ405では、手動設定情報記
憶メモリの事前空調モードデータの内、今回ステップ4
04で更新された領域に記憶されている設定を平均し、
事前空調時の平均設定温度Tset,pre、平均風量
変更幅Vfan,preを算出し、記憶する。
【0020】ステップ406において、通常モード時に
ついてステップ405と同様な処理を行って、平均設定
室温Tset0、平均風量変更幅Vfan0を算出し、
記憶する。ステップ407では、更新された記憶領域に
ついて、事前空調時と通常時の手動設定値の差と、事前
空調時間履歴メモリの記憶データによって、事前空調時
の空調優先度Kpoを算出する。まず、事前空調時と通
常時の手動設定値の差を次式により算出する。
【数1】ΔTop=Tset,pre−Tset0−K
vt(Vfan,pre−Vfan0) ここで、Kvtは風量変更設定値を設定温変化代に変換
するための正の定数である。次に、事前空調時間履歴メ
モリに記憶されている事前空調時間tpreの値を統計
処理し、平均値tpre,mとその標準偏差σを算出
し、事前空調時間tpre履歴の代表値としてtpr
e,rを次式により算出する。
【数2】tpre,r=tpre,m+σ これらの関係を図示すると図5に示すようになる。
【0021】続いてΔTopとtpre,rの値を用い
たファジィ推論によって事前空調時の空調優先度Kpo
を算出する。すなわち、ファジィルール、
【数3】If ΔTop=A AND tpre,r=
B then Kpo=C において、前件部A,B、後件部Cのファジィ数および
メンバシップ関数の形態が図6に示す表とメンバシップ
関数のように設定されている。各ファジィルールについ
てMAX−MIN法を用いたファジィ推論を実行するこ
とによって、空調優先度Kpoを決定する。ステップ4
07で空調優先度Kpoが決定されると、図7に示すK
opの関係とアイドリング回転数補正幅の関係から、今
回の環境領域における事前空調時のアイドリング回転数
補正幅ΔREVを算出して、対応する領域に記憶する。
【0022】次に、図8により、図2のステップ213
で実行される空調制御を説明する。ステップ801にお
いて、図2のステップ206または208で設定された
設定により、設定温度を補正する。すなわち、乗員の過
去の設定履歴から演算された設定温補正量Tptc,c
orを設定温度に加えることによって、制御設定温度T
ptcを算出する。これにより、過去の乗員の設定好み
に応じて設定温度が補正され、同じ設定温度を表示して
いる場合でも、制御される設定温度が変更され、乗員の
好みに適応した制御となる。ステップ802では、各セ
ンサーの入力値と設定温度から以降のステップで使用さ
れる熱負荷の総合指標である目標吹き出し温度Tofを
算出する。続いてステップ803〜806では、Tof
に基づいてエアーミックスドア開度、吹き出し口モー
ド、吸込み口ドアの開度、ブロアファン電圧を算出する
が、ブロアファン電圧の算出時には、ステップ206ま
たは208で設定された風量補正量Vfann,cor
を、Tofから演算される風量に加えて補正する。これ
により、工場出荷時に設定されているTofと風量の関
係を、過去の乗員の設定履歴によって変更でき、乗員の
好みに適応した空調設定が可能となる。ステップ807
では、各アクチュエータへ演算値を出力してメインフロ
ーへ戻る。
【0023】このように、例えば夏期に事前空調を多用
する乗員を想定すると、乗員がいない場合には過去の設
定の度合いに応じて事前空調が自動的になされ、再乗車
時には快適な環境が実現されている。しかも、事前空調
時の設定が通常時の設定方法よりも強めを多用し、事前
空調の時間を長くとる乗員では、事前空調時には室温が
所定値以下となるまでエンジン回転数を上昇させて、空
調性能を優先し、事前空調時であっても、通常の設定方
法より弱めに設定する傾向の乗員では、エンジン回転数
は通常のアイドリング回転数よりも低下させて燃費の向
上を図ることが可能となる。
【0024】−第2の実施例− この第2の実施例では、図9、図10に示すように、第
1の実施例の図3のステップ307、図4のステップ4
04の後にそれぞれステップ908、1005を追加
し、他にステップ903の判定条件の内容が第1の実施
例と異なる。まず、ステップ903では、事前空調モー
ドの終了室温の判定条件に、過去の終了室温履歴から算
出した判定条件Td1’を用いる。Td1’の算出は、
図9に示す学習処理のステップ1005で行う。ステッ
プ908では、ステップ1005で用いる事前空調終了
室温Tic,preとして室温Ticを記憶する。ま
た、ステップ908の追加によってステップ902、9
03で判定がNOの場合に進む先が分れ、ステップ90
2ではステップ909へ進み、ステップ903ではステ
ップ908へそれぞれ進む。図10のステップ1005
では、事前空調終了室温Tic,preを履歴メモリに
記憶し、統計処理を行って平均値Tic,pre,mを
算出する(図11参照)。そして、事前空調終了条件初
期値Td1とTic,pre,mを用いて、次回制御時
からの事前空調終了条件Td1’を次式により算出す
る。
【数4】Td1’=Td1+α(Tic,pre,m−
Td1) (0<α<1) このように、第2の実施例によれば、事前空調の終了条
件として過去の終了時の室温履歴から算出した値を用い
ているので、乗員の使用パターンに応じて、最も頻度の
高い時点で事前空調が終了するように学習していくた
め、事前空調時の無駄な冷房過多が防止できる。
【0025】以上の実施例の構成において、室温センサ
33、外気温センサ34および日射センサ35が熱環境
情報入力手段を、ブロアファン9およびブロアファンモ
ータ10が空調風供給装置を、コントローラー30が空
調風自動設定手段、計時手段、事前空調モード判定手
段、手動設定情報記憶手段、事前空調優先度演算手段、
空調自動設定補正手段およびアイドル回転数補正手段
を、室温設定器36および風量設定器37が手動設定手
段を、乗員センサ44a〜44dおよびコントローラー
30が乗員有無判定手段をそれぞれ構成する。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、過
去の乗員の設定情報の履歴から、エンジン始動直後の事
前空調時に乗員が着座している場合と着座していない場
合との設定の差を演算し、その差の大きさに応じて乗員
が事前空調時に空調性能を重視するかどうかを空調優先
度という測度を設けることによって判定する。そして、
次回の使用以降、この空調優先度に基づいて事前空調時
の設定温、風量、エンジンアイドル回転数を補正するよ
うにしたので、これにより、事前空調時に空調を優先し
ない乗員の場合は、空調能力が弱めの設定となり、エン
ジンのアイドリング回転数が低下し、燃費向上に役立
つ。また、事前空調時には空調能力を重視する乗員の場
合には、車室内温度が目標温度になるまでアイドリング
回転数を高くするため、コンプレッサー回転数が上昇し
て冷房能力が高まり、いち早く目標温度に近づけること
が可能になる。また、事前空調時に空調能力を燃費に対
して優先するかどうかの測度である空調優先度を、過去
の空調装置の設定履歴をもとに、通常走行時の設定と事
前空調時の設定との差を比較し、事前空調時の方が空調
能力を高める方向に大きいほど空調優先度を大きく設定
するだけでなく、事前空調の維持時間が長いほど空調優
先度を大きく設定する。このため、夏期の事前空調時に
設定室温を大きく下げ、乗車せずに事前空調時間を長く
とる乗員ほど、空調優先度が大きくなる。この結果、乗
員の事前空調時の設定を、精度よく再現することが可能
となる。さらに、事前空調の終了条件を、過去に乗員が
再乗車した時の室温履歴に基づいて決定するため、乗員
の使用パターンに即した無駄の少ない事前空調が可能と
なる。つまり、本発明は、車室内の温熱環境を自動的に
制御する空調装置において、エンジン始動直後の空調設
定好みを、乗員がいる場合でもいない場合でも、ともに
乗員の好みの空調パターンに適合することができ、しか
も燃費向上も考慮に入れた制御装置を提供することが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の構成を示す図。
【図2】空調制御のメインプログラムを示すフローチャ
ート。
【図3】事前空調モード判定ルーチンを示すフローチャ
ート。
【図4】学習処理ルーチンを示すフローチャート。
【図5】事前空調時間と頻度との関係を示す図。
【図6】空調優先度を算出するためのファジィ推論を説
明する図。
【図7】空調優先度とアイドリング回転数補正量との関
係を示す図。
【図8】空調制御ルーチンを示すフローチャート。
【図9】第2実施例の事前空調モード判定ルーチンを示
すフローチャート。
【図10】第2実施例の学習処理ルーチンを示すフロー
チャート。
【図11】第2実施例の事前空調終了時間と頻度との関
係を示す図。
【符号の説明】
1 空調装置本体 2 ブロアユニット 3 クーリングユニット 4 ヒーターユニット 5 外気導入口 6 内気導入口 7 インテークドア 8,14,22,23,24 アクチュエータ 9 ブロアファン 10 ブロアファンモータ 11 エバポレーター 12,27 配管 13 エアーミックスドア 15 ヒーターコア 16 デフロスタダクト 17 ベントダクト 18 フットダクト 19,20,21 開閉ドア 25 ベントグリル 26 ルーバーフィン 30 コントローラー 31 オートエアコンスイッチ 32 コンプレッサーON/OFFスイッチ 33 室温センサ 34 外気温センサ 35 日射センサ 36 室温設定器 37 風量設定器 38 内外気導入切換スイッチ 39 吹き出し口モードスイッチ 40 フロントデフロスタスイッチ 41 リアデフロスタスイッチ 43 エンジン制御装置 44a〜44d 乗員センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱環境情報入力手段から入力された検出
    室温、外気温、日射量を含む熱環境情報および設定室温
    により目標空調条件を演算し、空調条件が前記目標空調
    条件を維持するように空調風供給装置を駆動して車室内
    を空調する空調風自動設定手段を有し、エンジン制御装
    置へ圧縮器の運転状態を含む空調装置制御情報を出力す
    る車両用空調装置において、 エンジンを始動した時点からの経過時間を計時する計時
    手段と、 乗員の手動操作によって前記設定室温と前記空調風供給
    装置による送風状態を設定変更可能な手動設定手段と、 運転席および他の座席の乗員有無を判定する乗員有無判
    定手段と、 前記熱環境情報と前記経過時間と乗員有無情報とに基づ
    いて走行前に予め車室内を空調するための事前空調モー
    ドかどうかを判定する事前空調モード判定手段と、 前記手動設定手段を乗員が操作した時に、熱環境情報、
    設定変更内容、前記経過時間、乗員有無情報、事前空調
    モード情報を記憶する手動設定情報記憶手段と、 前記手動設定情報記憶手段に記憶された手動設定情報履
    歴の事前空調モード時の設定特性とそれ以外の場合の設
    定特性の差と、前記手動設定情報記憶手段に記憶された
    事前空調モードの維持時間の履歴から演算される事前空
    調時間特性とに基づいて乗員の事前空調時における空調
    優先度を演算する事前空調優先度演算手段と、 前記事前空調モード判定手段により事前空調モードと判
    定された場合に、前記空調風自動設定手段を前記手動設
    定情報記憶手段に記憶された事前空調モード時の設定情
    報に基づいて補正する空調風自動設定補正手段と、 前記空調風自動設定補正手段により前記空調風自動設定
    手段が補正される場合には、前記事前空調優先度演算手
    段により演算された事前空調時の空調優先度に応じてエ
    ンジンのアイドリング回転数補正量を前記エンジン制御
    装置へ出力するアイドル回転数補正手段とを備えること
    を特徴とする車両用空調装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両用空調装置におい
    て、 前記事前空調優先度演算手段は、前記手動設定情報記憶
    手段に記憶された事前空調モード時の設定特性と事前空
    調モード時以外の設定特性の差が空調能力を高める方向
    に大きいほど、また前記手動設定情報記憶手段に記憶さ
    れた事前空調時間の特性が長いほど空調優先度を大きく
    することを特徴とする車両用空調装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の車両用空調装置におい
    て、 前記事前空調モード判定手段は、前記熱環境情報の内の
    室温が事前空調後の乗員の再乗車時の室温履歴に応じて
    算出した所定値以下の場合には、乗員の有無にかかわら
    ず事前空調モードを解除することを特徴とする車両用空
    調装置。
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