JPH08207489A - ダブルチャック式シャープペンシル - Google Patents

ダブルチャック式シャープペンシル

Info

Publication number
JPH08207489A
JPH08207489A JP7234634A JP23463495A JPH08207489A JP H08207489 A JPH08207489 A JP H08207489A JP 7234634 A JP7234634 A JP 7234634A JP 23463495 A JP23463495 A JP 23463495A JP H08207489 A JPH08207489 A JP H08207489A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chuck
core
joint
mechanical pencil
double
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7234634A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuhei Kageyama
秀平 陰山
Tsukasa Yamamoto
典 山本
Shoji Anzai
昭二 安西
Yoshihide Mitsuya
良英 光谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kotobuki and Co Ltd
Original Assignee
Kotobuki and Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kotobuki and Co Ltd filed Critical Kotobuki and Co Ltd
Priority to JP7234634A priority Critical patent/JPH08207489A/ja
Priority to DE69503025T priority patent/DE69503025T2/de
Priority to ES95308311T priority patent/ES2119322T3/es
Priority to EP95308311A priority patent/EP0715968B1/en
Priority to US08/563,100 priority patent/US5947620A/en
Priority to MX9505106A priority patent/MX9505106A/es
Publication of JPH08207489A publication Critical patent/JPH08207489A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43KIMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
    • B43K21/00Propelling pencils
    • B43K21/02Writing-core feeding mechanisms
    • B43K21/22Writing-cores gripping means, e.g. chucks
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43KIMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
    • B43K21/00Propelling pencils
    • B43K21/02Writing-core feeding mechanisms
    • B43K21/08Writing-core feeding mechanisms with the writing-cores fed by screws
    • B43K21/12Writing-core feeding mechanisms with the writing-cores fed by screws with means preventing overwinding

Landscapes

  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダブルチャック式シャープペンシルにおいて
芯詰まり等の際に容易に先具等を取り外すことができ
て、前部チャックが脱落することがなく、前部チャック
が拡開されても芯が落下することなく、さらにロス芯が
極めて少ない。 【解決手段】 前部に先具2が設けられた軸筒1と、こ
の軸筒1内に摺動可能に設けられた芯タンク4と、この
芯タンク4の前端部に固設された後部チャック5と、こ
の後部チャック5に遊嵌されたチャックリング6と、上
記芯タンク4の前部外周に設けられ、内部に前記芯タン
ク4を後方に付勢するために上記芯タンク4との間に後
部スプリング8が介装された筒状体7と、この筒状体7
と螺合され内周に上記筒状体7およびチャックリング6
が当接・係止される係止部がそれぞれ形成された継ぎ手
9と、この継ぎ手9の前端部に固着された前部チャック
12と、上記継ぎ手9を後方に付勢するために先具2と
の間に介装された前部スプリング11とから構成されて
なるダブルチャック式シャープペンシル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、前部チャックと
後部チャックとを備えたダブルチャック式シャープペン
シルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ロス芯を少なくする目的でこの種
のような2つのチャックを備えたシャープペンシルとし
て実開昭54−119435号公報に記載されてたもの
が提案されていた。すなわち図8は、従来のダブルチャ
ック式シャープペンシルを示し、図において前方に先部
材21を取り付けた軸本体22内にスプリング23によ
って常に後方へ弾発された芯押し出し用の後部チャック
24が配置され、前記先部材21にスプリング26によ
り常に後方へ弾発され、且つ、先部材21前部に芯把持
用の前部チャック25が内挿されたノック式シャープペ
ンシルにおいて、後部チャック24が前進し、芯送り完
了後に芯を開放し、更に前進して前部チャック25後端
を押圧することにより前部チャック25を拡開せしめ得
るよう後部チャック24の前進距離を設定したダブルチ
ャック式シャープペンシルが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のダブルチャック
式シャープペンシルは、上記のように構成されていたの
で、前部チャック25に芯が保持されていない状態で、
先部材21を軸本体22から外すと、前部チャック25
が先部材21から落下する危険があり、かつ後部チャッ
ク24が前部チャック25を拡開させた状態では芯が自
重により落下してしまうという欠点があった。そこでこ
の発明は、かかる従来の欠点を解消して前部チャック2
5に芯が保持されていない状態で、先部材21に相当す
る先具を外しても前部チャックが落下しないダブルチャ
ック式シャープペンシルを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明によれば、前部に先具が設けられた軸筒
と、この軸筒内に摺動可能に設けられた芯タンクと、こ
の芯タンクの前端部に固設された後部チャックと、この
後部チャックに遊嵌されたチャックリングと、上記芯タ
ンクの前部外周に設けられ、内部に前記芯タンクを後方
に付勢するための後部弾性体が介装された筒状体と、こ
の筒状体に設けられかつ内周に上記筒状体およびチャッ
クリングが当接・係止される係止部がそれぞれ形成され
た継ぎ手と、この継ぎ手の前端部に固設された前部チャ
ックと、上記継ぎ手を後方に付勢するために先具との間
に介装された前部弾性体とから構成されてなるダブルチ
ャック式シャープペンシルが得られる。
【0005】さらにこの発明によれば、前部に先具が設
けられた軸筒と、この軸筒内に摺動可能に設けられた芯
タンクと、この芯タンクの前端部に固設された後部チャ
ックと、この後部チャックに遊嵌されたチャックリング
と、上記芯タンクの前部外周に上記先具内周に設けられ
た筒状体と、前記芯タンクを後方に付勢するために上記
芯タンクとの間に介装された後部弾性体と、上記チャッ
クリングが当接して開放されるために上記先具内に固定
された固定リングと、この固定リングの前方に位置しか
つ先具との間に介装された中間弾性体によって後方に付
勢されてたストッパ筒と、このストッパ筒内を摺動可能
なガイドパイプと、このガイドパイプに接続された継ぎ
手と、この継ぎ手の前端部に固設された前部チャック
と、この前部チャックを後方に付勢するために先具間と
の間に介装された前部弾性体とから構成されてなるダブ
ルチャック式シャープペンシルが得られる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1および図2は、この発明の実
施の形態1によるダブルチャック式シャープペンシルを
示した一部を省略した縦断面図であり、軸筒1の先端部
には先具2が螺合されている。また後部にノックキャッ
プ3が取り外し自在に設けられ、後端部に消しゴムホル
ダ13を備えた芯タンク4が、軸筒1内に摺動可能に設
けられている。そしてこの芯タンク4の先端部には、後
部チャック5が圧入・固定されており、この後部チャッ
ク5の先端チャック部5aには、チャックリング6が遊
嵌されている。
【0007】また、チャックリング6の後端と芯タンク
4の前端との間には筒状体7を介して後部スプリング8
が介装されている。即ち、筒状体7は前端が軸心方向に
向かうフランジ部7aを有しており、このフランジ部7
aの内側に後部スプリング8が介装されている。さら
に、この筒状体7の外側には継ぎ手9が螺合によって設
けられており、この継ぎ手9の前部は小径部9aが形成
されてその中には芯を保持するためのゴムパッキン等の
摩擦部材10が設けられている。
【0008】さらに、継ぎ手9の小径部9aの前部と先
具2の内壁部との間には、前部スプリング11が介装さ
れて継ぎ手9を後方に付勢している。なお、この実施例
においては、後述する操作上の観点から前部スプリング
11の弾発力は後部スプリング8の弾発力よりも弱くさ
れている。また、継ぎ手9の小径部9aの前部である先
端部9bには芯保持用の前部チャック12が圧入・固定
されている。
【0009】この前部チャック12は、すり割の工程後
先端部を径方向外方に拡開する工程を経て作られる後部
チャック5とは異なって、すり割のみの工程で作られい
る。そこで前部チャック12は、先具2にセットされ前
部チャック12が前進した状態では、芯の落下を防止す
る程度に芯を保持するが、芯に少しの荷重がかかれば芯
が移動する程度に形成されている。そして前部チャック
12の先具2の先端から突出された部分にはストッパ突
起12aが形成されている。
【0010】このストッパ突起12aについてより詳し
く述べると、前部チャック12は、図示した様に芯を保
持した状態では外方に開いて先具2から突出している
が、芯を保持していない状態では、前部チャック12は
閉じて後方に後退しているが、この場合ストッパ突起1
2aがあるので、必要以上に後退してしまうことがな
い。従って、従来例のように先部材21を外した時に前
部チャック25が落下して紛失するおそれがない。
【0011】なお、前部チャック12は先具2にセット
され、前部チャック12が前進した状態では芯の落下を
防止する程度に芯を保持するが芯に少しの加重がかかれ
ば芯が移動する程度に形成され、前部チャック12が後
退した状態では筆圧に耐えて芯を保持する保持力を有し
てなる。
【0012】以下、この発明の実施の形態1によるシャ
ープペンシルの動作について説明する。まず筆記に際し
て後端ノックキャップ3をノックすると、前部スプリン
グ11が後部スプリング8よりも弱く形成されているの
で、最初に前部スプリング11が圧縮される。そこで、
前部チャック12が前進せしめられて開放されるので後
方からの芯の受け入れが可能な状態になる。
【0013】その後継ぎ手9の肩部9dが先具2の内側
に形成された段差部2aに当接し、続いて後部スプリン
グ8が圧縮されて芯タンク2と共に後部チャック5が前
進せしめられる。後部チャック5の前進中チャックリン
グ6が継ぎ手9の内側に形成された段部9cに当接し
て、後部チャック5が開放され、芯が自重で摩擦部材1
0に到達して保持される。その後ノックを解除すると後
部チャック5は、初期位置に復帰する。さらにノックさ
れると後部チャック5が前進せしめられ、芯を保持した
状態で、継ぎ手9の小径部9a内を前進せしめられて芯
を送出する。
【0014】さらに芯は、前部チャック12内を前進し
これに保持されて先端から突出される。なお、筆記中に
芯が摩耗した場合には、再度後端のノックキャップ3を
ノックして芯出しを行えば良く、芯の長さが短くなった
場合には、同様にノック動作を繰り返すことによって芯
タンク4内の新たな芯を送ることによって、新たな芯に
より、摩耗した芯を押し出すことによって更に継続して
使用することができる。従って最終的にロス芯は図2に
おいてLで示すだけの短いもので済むこととなる。
【0015】なお、芯を前部チャック12から長く突出
させ過ぎた場合には、後端ノックキャップ3を押圧し、
チャックを僅かに拡開せしめた後、芯先端を押せば芯を
戻すことができるため、芯の突出長さを調節できて芯の
折損が防止できる。
【0016】図3は、発明の実施の形態2を示し、発明
の実施の形態1を改良したものであって、後部チャック
12から先端に到る芯通路を全てカバーして芯が落下に
よる衝撃を受けても折損しないようにしたものである。
後部チャック5と前部チャック12とは、発明の実施の
形態1のように繋がれて連動してはいない。即ち本形態
によれば、先具2の後部内に固定リング14を固設し、
この固定リング14をもってチャックリング6のストッ
パとして機能せしめると共にこの固定リング14の前端
にはストッパ筒15を設け、このストッパ筒15内に、
後述する効果を得るためにガイドパイプ16をギャップ
15aを設けて摺動可能に挿設している。なお、上記ス
トッパ筒15の前端と先具2の段部との間には中間スプ
リング17が介装されている。
【0017】さらに、ガイドパイプ16の前部は、ブッ
シュ18を介して継ぎ手9と接続されている。この継ぎ
手9内には芯を保持するための摩擦部材10が設けられ
ており、この摩擦部材10の先端部には前部チャック1
2が圧入・固着されている。なお、この発明の実施の形
態では、後部チャック5と前部チャック12とは、発明
の実施の形態1のように繋がれて連動してはいないので
後部スプリング8と前部チャック12との強さは、格別
に考慮する必要はない。
【0018】以下、この発明の実施の形態2のシャープ
ペンシルの動作について説明する。まず筆記に際して後
端ノックキャップ3(図1)をノックすると、芯タンク
4と共に後部チャック5が前進せしめられる。この後部
チャック5の前進中チャックリング6が固定リング14
の後端に当接して後部チャック5が開放される。更に後
部チャック5が前進せしめられると、後部チャック5の
先端がストッパ筒15の後部に当接してこれを押し、ス
トッパ筒15の内方突条15bがガイドパイプ16の後
端に当接して中間スプリング17を圧縮してこのガイド
パイプ16を前進せしめる。
【0019】なお、このガイドパイプ16はブッシュ1
8を介して継ぎ手9に接続されているのでこの継ぎ手9
も前進せしめられる。そこで前部スプリング11が圧縮
されるので継ぎ手9の先端部に固着された前部チャック
12も前進せしめられて拡開して芯を突出せしめる。な
お、ノックを解除すると前部チャック12がストッパ段
部12bが先具2の先端に当接するまで後退せしめられ
る。すると前部チャック12は閉じられて芯を保持して
筆記可能な状態となる。
【0020】また、ストッパ筒15とガイドパイプ16
との間にギャップ15aが形成されているので、各部品
にバラツキがあって、ノックしない時にも前部チャック
12が前進して拡開状態になることを防止している。
【0021】図4は、図3の変形例を示し、この例にお
いては筒状体9とブッシュ18とが一体に形成されてス
リーブ19を構成している。さらに、第2のチャック1
2の先端部には、ストッパ機能を有する突起12aに代
わる段部12bが形成されている。なお、この発明の変
形例の動作は、前記発明の実施の形態2の動作と全く同
一である。
【0022】図5は、発明の実施の形態3を示すシャー
プペンシルの一部を省略した断面図であって、本形態は
上記各形態において設けられたゴムパッキン等の芯保持
用摩擦部材を、省略して部品点数を減らして構造を簡単
にしたものである。とりわけこのような簡単な構造にし
たことによって、最初の芯送り、即ち芯タンク4から前
部チャック12先端までの芯送りのためのノック回数を
少なくすることが出来る。
【0023】図5において芯保持用摩擦部材10が前部
チャック12の後方と、後部チャック5の前方の間に介
在していない。そして継ぎ手9の前方段部の内側が前方
へ向かってテーパー面9eが形成されて、芯が前方にス
ムーズに案内されるようにされている。また上記各実施
の形態において、継ぎ手9と筒状体7とはネジによる螺
合構造とされていたが、この図5のように環状凹凸の嵌
合構造でも良い。なお図において符号Gは、ゴム又は軟
質プラスチックから成るグリップ部材を示す。
【0024】このように形成されたシャープペンシルに
よれば、ゴムパッキン等の芯保持用摩擦部材が介在しな
いので、まず後端ノックによって落下した芯がゴムパッ
キン等で保持されず、後部チャック5から離れた芯は自
重によってゴムパッキン等より、より前方にある芯の落
下を防止する程度に芯を保持する前部チャック12の先
端保持部まで一挙に落下するので、通常の0.5mm芯用
のシャープペンシルの芯送りピッチ0.7mm前後を前提
とすれば、ゴムパッキン等のあるものより、よりノック
回数が少なくて、前部チャック12の先端部から芯が突
出することとなる。
【0025】さらに、図5及び図6は既述の発明の実施
の形態と異なり、前部チャック12の芯保持部12cを
若干テーパー状にして、より芯保持部12cを先端に配
する。これにより、一段と芯ロスの低減を図ると共に芯
保持用摩擦部材の省略とあいまって、より芯出しのノッ
ク回数を減らす代わりに芯出しピッチを少なくすること
によって、前芯のロス芯を後芯で押し出すピッチを少な
くし、出来る限り芯ロスの低減を図ることも可能であ
る。勿論、両案のうちいずれか一方のみ採用することも
可能である。
【0026】また、図7は、図6の変形例を示す拡大断
面図であって、この場合の芯保持部12cのテーパー長
は、図6より長くして、ストッパ突起12aまたは段部
12bの後方位置より始まるように設計しても良い。さ
らに、テーパー角度も前部チャック12のサイズ・芯径
に応じて、適宜設計すれば良いことは勿論である。
【0027】上記各発明の実施の形態においては、後端
ノック式のシャープペンシルについて説明をしたが、こ
の発明はサイドノック式並びに回転操作によりノック式
に切り替える他のノック式シャープペンシルについても
適用され得る。
【0028】
【発明の効果】この発明によれば、芯詰り等の際に容易
に先具等を取り外すことができて、前部チャックが脱落
して紛失することがなく、前部チャックが拡開されても
芯が落下することなく、さらにロス芯が極めて少ないダ
ブルチャック式シャープペンシルが得られる。
【0029】また、一般的に市販されているシングルチ
ャックの先端固定パイプ式のシャープペンシルにおいて
は、通常10〜12mm程度のロス芯がある。そこで使用
しているシャープペンシルが後部チャック5より離れて
ロス芯になっても、後部チャック5より前方にある芯保
持用摩擦部材10で芯を保持している間は芯は先端部か
ら落下しない。しかしながら、後部チャック5から既に
芯が離れているので、筆記時芯が回り、その結果筆記者
が違和感を感じて芯ロスと気が付かず、シャープペンシ
ルの故障と思いがちになる。しかしながらこの発明では
ロス芯が極めて少ない既述のような構造になっているの
で、筆記者にこの様な錯角を引き起こすこともない。
【0030】なお、特に先端パイプがスライドするスラ
イド式シャープペンシルにおいては、後部チャックから
芯が離れたと同時に先端パイプがぐらつき、あたかもシ
ャープペンシル自体が故障したかの様な錯角に、先端固
定パイプ式シャープペンシルに比べて、より陥る可能性
が極めて高ものと言える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1を示すシャープペンシ
ルの一部を省略した断面図である。
【図2】図1のシャープペンシルの要部を示す拡大断面
図である。
【図3】この発明の実施の形態2を示すシャープペンシ
ルの一部を省略した断面図である。
【図4】図3のシャープペンシルの変形例を示す一部を
省略した断面図である。
【図5】この発明の実施の形態3を示すシャープペンシ
ルの一部を省略した断面図である。
【図6】図5の前部チャックの先部を示す拡大断面図で
ある。
【図7】図6の変形例を示す拡大断面図である。
【図8】従来のダブルチャックシャープペンシルを示す
後部チャックと前部チャックが鉛芯を把持した状態を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 軸筒 2 先具 3 ノックキャップ 4 芯タンク 5 後部チャック 6 チャックリング 7 筒状体 8 後部スプリング(後部弾性体) 9 継ぎ手 10 摩擦部材 11 前部スプリング(前部弾性体) 12 前部チャック 13 消しゴムホルダ 14 固定リング 15 ストッパ筒 16 ガイドパイプ 17 中間スプリング(中間弾性体) 18 ブッシュ 19 スリーブ G グリップ部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 光谷 良英 埼玉県川越市大字鯨井138番地 株式会社 壽川越工場内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前部に先具が設けられた軸筒と、この軸
    筒内に摺動可能に設けられた芯タンクと、この芯タンク
    の前端部に固設された後部チャックと、この後部チャッ
    クに遊嵌されたチャックリングと、上記芯タンクの前部
    外周に設けられ、内部に前記芯タンクを後方に付勢する
    ための後部弾性体が介装された筒状体と、この筒状体に
    設けられかつ内周に上記筒状体およびチャックリングが
    当接・係止される係止部がそれぞれ形成された継ぎ手
    と、この継ぎ手の前端部に固設された前部チャックと、
    上記継ぎ手を後方に付勢するために先具との間に介装さ
    れた前部弾性体とから構成されてなることを特徴とする
    ダブルチャック式シャープペンシル。
  2. 【請求項2】 前記前部弾性部材の弾発力が、前記後部
    弾性部材の弾発力よりも弱く形成されてなる請求項1記
    載のダブルチャック式シャープペンシル。
  3. 【請求項3】 前部に先具が設けられた軸筒と、この軸
    筒内に摺動可能に設けられた芯タンクと、この芯タンク
    の前端部に固設された後部チャックと、この後部チャッ
    クに遊嵌されたチャックリングと、上記芯タンクの前部
    外周に上記先具内周に設けられた筒状体と、前記芯タン
    クを後方に付勢するために上記芯タンクとの間に介装さ
    れた後部弾性体と、上記チャックリングが当接して開放
    されるために上記先具内に固定された固定リングと、こ
    の固定リングの前方に位置しかつ先具との間に介装され
    た中間弾性体によって後方に付勢されてたストッパ筒
    と、このストッパ筒内を摺動可能なガイドパイプと、こ
    のガイドパイプに接続された継ぎ手と、この継ぎ手の前
    端部に固設された前部チャックと、この前部チャックを
    後方に付勢するために先具間との間に介装された前部弾
    性体とから構成されてなることを特徴とするダブルチャ
    ック式シャープペンシル。
  4. 【請求項4】 前記ガイドパイプとストッパ筒の内方フ
    ランジ部との間にギャップが形成されてなる請求項3記
    載のダブルチャック式シャープペンシル。
  5. 【請求項5】 前記継ぎ手の後端部と前記ガイドパイプ
    の前端部との間にブッシュが設けられてなる請求項3記
    載のダブルチャック式シャープペンシル。
  6. 【請求項6】 前記前部チャックが先具前端に係止され
    るストッパ部を備えてなる請求項1または3記載のダブ
    ルチャック式シャープペンシル。
  7. 【請求項7】 前記継ぎ手の前部内に芯保持用摩擦部材
    が設けられてなる請求項1または3記載のダブルチャッ
    ク式シャープペンシル。
  8. 【請求項8】 前記前部チャックは先具にセットされ、
    前部チャックが前進した状態では芯の落下を防止する程
    度に芯を保持するが芯に少しの荷重がかかれば芯が移動
    する程度に形成され、前部チャックが後退した状態では
    筆圧に耐えて芯を保持する保持力を有してなる請求項1
    または3記載のダブルチャック式シャープペンシル。
  9. 【請求項9】 芯が前方にスムーズに案内されるように
    前記継ぎ手の前方段部の内側が前方へ向かってテーパー
    面が形成されてなる請求項1または3記載のダブルチャ
    ック式シャープペンシル。
  10. 【請求項10】 前記前部チャックの先端部内側に形成
    された芯保持部が、前方に向かって内側に傾斜したテー
    パー面が形成されてなる請求項1または3記載のダブル
    チャック式シャープペンシル。
JP7234634A 1994-12-07 1995-08-22 ダブルチャック式シャープペンシル Pending JPH08207489A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7234634A JPH08207489A (ja) 1994-12-07 1995-08-22 ダブルチャック式シャープペンシル
DE69503025T DE69503025T2 (de) 1994-12-07 1995-11-21 Füllminenstift mit zwei Spannbacken
ES95308311T ES2119322T3 (es) 1994-12-07 1995-11-21 Portaminas con dos pinzas de sujecion.
EP95308311A EP0715968B1 (en) 1994-12-07 1995-11-21 Double-chuck mechanical pencil
US08/563,100 US5947620A (en) 1994-12-07 1995-11-27 Double-chuck mechanical pencil
MX9505106A MX9505106A (es) 1994-12-07 1995-12-06 Lapicero con doble boquilla.

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33031794 1994-12-07
JP6-330317 1994-12-07
JP7234634A JPH08207489A (ja) 1994-12-07 1995-08-22 ダブルチャック式シャープペンシル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08207489A true JPH08207489A (ja) 1996-08-13

Family

ID=26531672

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7234634A Pending JPH08207489A (ja) 1994-12-07 1995-08-22 ダブルチャック式シャープペンシル

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5947620A (ja)
EP (1) EP0715968B1 (ja)
JP (1) JPH08207489A (ja)
DE (1) DE69503025T2 (ja)
ES (1) ES2119322T3 (ja)
MX (1) MX9505106A (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW356768U (en) * 1997-03-03 1999-04-21 Kotobuki & Co Ltd Double-chuck type mechanical pencil
US6039484A (en) * 1998-06-22 2000-03-21 Kotobuki & Co., Ltd. Writing instrument
JP2001171288A (ja) * 1999-10-07 2001-06-26 Kotobuki:Kk ダブルチャック式シャープペンシル
JP2001270283A (ja) * 2000-01-20 2001-10-02 Kotobuki:Kk ダブルチャック式シャープペンシル及びその内部筆記機構
JP4008772B2 (ja) * 2001-12-14 2007-11-14 株式会社壽 ダブルチャック式シャープペンシル
JP4621854B2 (ja) * 2003-04-16 2011-01-26 アークレイ株式会社 穿刺装置
US20080040930A1 (en) * 2006-07-24 2008-02-21 Ta-Chun Hung Assemblable Eating Utensil
US7845872B2 (en) 2007-04-03 2010-12-07 Family Hospitality Llc Multi-colored crayons with associated packaging
CN202764517U (zh) * 2011-04-14 2013-03-06 王雾龙 一种不断芯不卡芯自动铅笔
CN108698433B (zh) * 2016-04-27 2020-05-22 株式会社寿 活心铅笔
CN107727994B (zh) * 2016-08-12 2019-05-21 中车青岛四方机车车辆股份有限公司 轨道车辆电气连接器专用测试笔

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1066103B (de) * 1959-09-24 Fa A W Faber-Castell Stein bei Nürnberg Druckfullstift mit selbsttätiger Mmenfolge
CH186296A (fr) * 1935-11-12 1936-09-15 Huber Ernest Porte-mine.
DE683616C (de) * 1937-07-13 1939-11-10 Bernhard Naegele Jr Druckfuellbleistift mit zwei hintereinanderliegenden Minenklemmzangen
US2203160A (en) * 1937-12-20 1940-06-04 Pelikan Werke Wagner Guenther Magazine pencil of the type comprising a lead-conveying tube
DE696120C (de) * 1938-12-25 1940-09-12 Helmut Hauck Druckfuellbleistift mit einer verschiebbaren Spitzenklemmzange und einer dahinterliegenden Minenfoerderklemmzange
AT170153B (de) * 1949-11-07 1952-01-25 Fend Geb Druckfüllbleistift
GB833345A (en) * 1955-02-19 1960-04-21 Karl Heinrich Heinz Pencil lead holder
US3814524A (en) * 1973-05-15 1974-06-04 V Sperti Mechanical pencil
US4165941A (en) * 1976-07-10 1979-08-28 Kotobuki & Co. Ltd. Mechanical pencil
DE2948933A1 (de) * 1979-07-31 1981-02-19 Tokyo Kinzoku Seisakusho Yk Mechanischer schreibstift
JPS58171392U (ja) * 1982-05-10 1983-11-16 株式会社寿 シヤ−プペンシル
DE3237557A1 (de) * 1982-10-09 1984-04-12 Fa. A.W. Faber-Castell, 8504 Stein Bremselement in einem fuellminenstift
JPS61164790U (ja) * 1985-04-02 1986-10-13
DE69119225T2 (de) * 1990-05-22 1996-12-12 Gillette Co Drehbleistift

Also Published As

Publication number Publication date
US5947620A (en) 1999-09-07
EP0715968B1 (en) 1998-06-17
DE69503025T2 (de) 1998-10-22
DE69503025D1 (de) 1998-07-23
MX9505106A (es) 1997-01-31
ES2119322T3 (es) 1998-10-01
EP0715968A1 (en) 1996-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0231893A1 (en) Writing instrument
JPH08207489A (ja) ダブルチャック式シャープペンシル
US5988913A (en) Double-chuck mechanical pencil
EP1325818B1 (en) Double-chuck mechanical pencil
US5733057A (en) Slider for mechanical pencil
EP1118476A2 (en) Double chuck type mechanical pencil and internal writing mechanism thereof
JP3338769B2 (ja) ダブルチャック式シャープペンシル
EP0863023B1 (en) Double-chuck mechanical pencil
JP2020111040A (ja) 芯折れ防止機構付き筆記具
JP2019195969A (ja) 芯折れ防止機構付き筆記具
JP2001171288A (ja) ダブルチャック式シャープペンシル
JP7261034B2 (ja) シャープペンシルユニット及び出没式筆記具並びにシャープペンシルユニットの製造方法
JPS641102Y2 (ja)
JP3493638B2 (ja) 自動繰出式シャ−プペンシル
JPS6350146Y2 (ja)
JPS6234793Y2 (ja)
JPS599917Y2 (ja) 筆記具
JPH07329485A (ja) シャープペンシル
KR880000427B1 (ko) 샤아프 펜슬
JP2546490Y2 (ja) シャープペンシル
JPH061833Y2 (ja) 自動繰り出し式シャープペンシルの芯ガイドパイプ間歇移動装置
JPH07251595A (ja) ノック式シャープペンシル
JP2592486Y2 (ja) プロッタ用ペンシル
JPS6021276Y2 (ja) シヤ−プペンシル
JPH09164794A (ja) ダブルチャック式シャープペンシル

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040513

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040708

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050825

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051014

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060217