JP2001171288A - ダブルチャック式シャープペンシル - Google Patents

ダブルチャック式シャープペンシル

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JP2001171288A
JP2001171288A JP2000206231A JP2000206231A JP2001171288A JP 2001171288 A JP2001171288 A JP 2001171288A JP 2000206231 A JP2000206231 A JP 2000206231A JP 2000206231 A JP2000206231 A JP 2000206231A JP 2001171288 A JP2001171288 A JP 2001171288A
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JP
Japan
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chuck
cylinder
writing lead
tip
inner cylinder
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JP2000206231A
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English (en)
Inventor
Takahiko Suzuki
孝彦 鈴木
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Kotobuki and Co Ltd
Original Assignee
Kotobuki and Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43KIMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
    • B43K21/00Propelling pencils
    • B43K21/02Writing-core feeding mechanisms
    • B43K21/22Writing-cores gripping means, e.g. chucks
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43KIMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
    • B43K21/00Propelling pencils
    • B43K21/02Writing-core feeding mechanisms
    • B43K21/16Writing-core feeding mechanisms with stepwise feed of writing-cores

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダブルチャック式シャープペンシルにおい
て、筆記芯タンクが何らかの原因で回転させられたとし
ても、その回転力が繰り出しチャックへ伝達されること
がなく、また、先端チャックの横振れを阻止する構成と
する。 【解決手段】 先端に開口部1aを備えた軸筒1と、こ
の軸筒内に挿置された内筒10と、第一のチャックヘッ
ド110を有してこの第一のチャックヘッドの先端が軸
筒1の開口部を介して外方へ突出した状態で、内筒の先
端部に支持された先端チャックと、チャックリング5が
遊嵌された第二のチャックヘッド41を有し内筒内に挿
置された筆記芯繰り出しチャック4と、この筆記芯繰り
出しチャックの後方に位置して筆記芯繰り出しチャック
から断絶された状態で軸筒1内に軸線方向へ移動自在に
挿置され、筆記芯を収容すると共に、後端が押圧された
時に筆記芯繰り出しチャックを作動させるように押圧す
る筆記芯タンク2を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダブルチャック式
シャープペンシルに係り、特に、筆記芯の先端部におい
て筆記芯を保持する先端チャックと、先端チャックの後
方に配置されて筆記芯の繰り出しを行う筆記芯繰り出し
チャックとを有するダブルチャック式シャープペンシル
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ダブルチャック式シャープペンシルは、
ロス芯(残留芯)を少なくすることができる点で極めて
優れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、従来のダブ
ルチャック式シャープペンシルにおいては、繰り出しチ
ャックが筆記芯タンクに直結されているため、先端チャ
ックと繰り出しチャックとで筆記芯を保持している状態
において、何らかの原因で筆記芯タンクが回転されて、
その回転力が繰り出しチャックへと伝達されると、保持
されている筆記芯が捩じれて折損してしまうという虞れ
があった。また、この種のシャープペンシルにおいて
は、先端チャックのチャックヘッドが軸筒の先端開口部
内に挿入されていて、この先端チャックのスムーズな前
後動を可能にするために、先端開口部の内径寸法は必然
的にチャックヘッドの外径寸法よりは大きく形成されて
いる。従って、このシャープペンシルの使用中に、先端
チャックが軸筒の径方向へ振れる虞れがあった。そのた
め、例えば、黒芯と比べて比較的脆い色芯を取り扱う場
合においては、先端チャックが軸筒の径方向へ振れて、
色芯を食いちぎったり傷付けたりすることがあった。
【0004】本発明は、従来のダブルチャック式シャー
プペンシルの上述の如き欠点を解消するべく完成された
もので、筆記芯タンクが何らかの原因により回転させら
れたとしても、その回転力が繰り出しチャックへ伝達さ
れることがないよう構成したダブルチャック式シャープ
ペンシルを提供することを目的とする。本発明の別の目
的は、先端チャックが軸筒の径方向へ振れることのない
よう構成したダブルチャック式シャープペンシルを提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のうち請求項1に記載の発明では、先端に開口
部を備えた軸筒と、前記軸筒内に挿置された内筒と、第
一のチャックヘッドを有してその第一のチャックヘッド
の先端が前記軸筒の前記開口部を介して外方へ突出した
状態で、前記内筒の先端部に支持された先端チャック
と、チャックリングが遊嵌された第二のチャックヘッド
を有し前記内筒内に挿置された筆記芯繰り出しチャック
と、前記筆記芯繰り出しチャックの後方に位置して前記
筆記芯繰り出しチャックから断絶された状態で前記軸筒
内に軸線方向へ移動自在に挿置され、筆記芯を収容する
と共に、後端が押圧された時に前記筆記芯繰り出しチャ
ックを作動させるよう押圧する筆記芯タンクとを有して
いることを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の発明では、前記軸筒と前
記内筒との間に配置されて前記内筒を後方へ常時付勢し
ている第一のスプリングと、前記軸筒と前記内筒とに設
けられて前記第一のスプリングによる付勢力に抗して前
記内筒を前記軸筒に対して係止させるための第一の協働
機構と、前記内筒内に配置されたスリーブとを有し、チ
ャックリングが遊嵌された前記第二のチャックヘッドが
前記スリーブの先端から突出した状態で前記筆記芯繰り
出しチャックが前記スリーブ内に挿置され、前記スリー
ブと前記筆記芯繰り出しチャックとの間に配置されて前
記筆記芯繰り出しチャックを後方へ常時付勢している第
二のスプリングと、前記スリーブの後方に配置されたス
トッパ筒と、前記内筒と前記ストッパ筒とに設けられて
前記ストッパ筒を前記内筒に対して係止させるための第
二の協働機構と、前記筆記芯タンクの後端部に装着され
たノック部材とを更に有し、前記筆記芯タンクの先端部
が前記ストッパ筒内に挿入されていることを特徴とす
る。
【0007】請求項3に記載の発明では、前記第一の協
働機構が、前記軸筒に軸線方向に延びて形成された長孔
と、前記内筒に設けられて前記長孔に係合された第一の
突起とを有し、前記第二の協働機構が、前記内筒に形成
された孔と、前記ストッパ筒に設けられて前記内筒の前
記孔と係合された第二の突起とを有していることを特徴
とする。
【0008】請求項4に記載の発明では、前記内筒がそ
れ自身軸線方向での伸縮を可能にする伸縮自在部を有
し、それ故、前記長孔又は第一の突起の形成位置にばら
つきがあっても、前記伸縮部を介してそのばらつきを調
整することができることを特徴とする。
【0009】請求項5に記載の発明では、前記軸筒の前
記先端開口部が、その先端に内径寸法の大きい区域を備
え、前記先端チャックの前記第一のチャックヘッドが、
長さ方向でのほぼ中央部位で側方へ突出した突縁部と前
記突縁部を境にして長さ方向へ向かって傾斜した面とを
備えた複数のチャック片にて構成され、筆記時に前記先
端チャックの前記第一のチャックヘッドの突縁部が前記
軸筒の前記開口部の内径寸法の大きい前記区域内に位置
するよう構成されていることを特徴とする。
【0010】請求項6に記載の発明では、内径寸法の大
きい区域を先端に備えた孔を有する金属製リングを、前
記軸筒の前記開口部内に嵌め込み、前記先端チャックの
前記第一のチャックヘッドが、長さ方向でのほぼ中央部
位で側方へ突出した突縁部と前記突縁部を境にして長さ
方向へ向かって傾斜した面とを備えた複数のチャック片
にて構成され、筆記時に前記先端チャックの前記第一の
チャックヘッドの突縁部が前記金属製リングの内径寸法
の大きい前記区域内に位置するよう構成されていること
を特徴とする。
【0011】請求項7に記載の発明では、前記金属製リ
ングが側方へ突出した環状凸部を有すると共に、前記軸
筒の前記開口部が環状凹部を有し、前記金属製リングの
前記環状凸部を前記軸筒の前記開口部の環状凹部に嵌め
込むことにより前記金属製リングが前記軸筒に対して嵌
合されていることを特徴とする。
【0012】請求項8に記載の発明では、前記筆記芯繰
り出しチャックと前記先端チャックとの間の筆記芯供給
路の中心線上に配置された筆記芯保持部材を更に有して
いることを特徴とする。
【0013】請求項9に記載の発明では、前記軸筒が、
夫々別体のものとして形成された本体軸と前記本体軸の
先端部に装着された先具とにより構成されていることを
特徴とする。
【0014】請求項10に記載の発明では、前記筆記芯
繰り出しチャックと前記筆記芯タンクの少なくともいず
れか一方が、前記筆記芯繰り出しチャックの押圧操作に
役立つ押圧補助手段を有していることを特徴とする。
【0015】請求項11に記載の発明では、前記押圧補
助手段が、前記筆記芯繰り出しチャックの後端部又は前
記筆記芯タンクの前端部に設けられていることを特徴と
する。
【0016】請求項12に記載の発明では、前記押圧補
助手段が、フランジであることを特徴とする。
【0017】請求項13に記載の発明では、前記第一及
び第二のスプリングよりは弱い断発力を有して、前記筆
記芯タンクとストッパ筒との間に介装された第三のスプ
リングを更に有していることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を用いて本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
【0019】図1〜4は、本発明に係る第1の実施形態
を示した図である。本実施形態のダブルチャック式シャ
ープペンシルは、合成樹脂製の所謂一本軸にて構成され
て先端に開口部1aを有する軸筒1と、軸筒1内に配置
された内筒10と、チャックヘッド110を有しその先
端部が軸筒1の開口部1aを介して外方へ突出した状態
で内筒10の先端部に支持された先端チャック11と、
内筒10内に配置されたスリーブ6と、内筒10内に配
置された筆記芯繰り出しチャック4と、スリーブ6の後
端に当接した状態で内筒10内に挿入されたストッパ筒
8と、筆記芯繰り出しチャック4の後方で筆記芯繰り出
しチャック4とは断絶した状態で軸筒1内に配置された
軸線方向移動自在な筆記芯タンク2と、軸筒1と内筒1
0とに設けられて内筒10を軸筒1に対して係止させる
ための第一の協働機構と、ストッパ筒8と内筒10とに
設けられてストッパ筒8を内筒10に対して係止させる
ための第二の協働機構と、筆記芯タンク2の後端部に着
脱自在に装着されたノック部材16とを有している。
【0020】繰り出しチャック4は、チャックヘッド4
1を有し、このチャックヘッド41にはチャックリング
5が遊嵌されている。また、チャック4の後端部には、
筆記芯タンク2とほぼ同径のチャック継ぎ手3が連結さ
れている。尚、このチャック継ぎ手3を採用することな
く、チャック継ぎ手3に相当する筒状部をチャック4の
後端部に一体成形してもよく、その場合には部品点数を
少なくすることができる。
【0021】内筒10の内周面にはストッパ段部10f
が形成されていて、ノック部材16をノックして筆記芯
タンク2を押圧すると、繰り出しチャック4が前進動
し、その前進動過程でチャックリング5が内筒10のス
トッパ段部10fに当接することにより、繰り出しチャ
ック4がチャックリング5から解放されて更に前進動し
て筆記芯を繰り出すようになる。
【0022】軸筒1の先端部内周面には段部1bが形成
されていて、この段部1bと内筒10との間には、第一
のスプリング12が介装されている。この第一のスプリ
ング12によって、先端チャック11を支持している内
筒10は常時後方へ付勢されている。
【0023】スリーブ6の先端部には内向きフランジ6
1が設けられていて、このフランジ61とチャック継ぎ
手3との間には第二のスプリング7が介装されている。
この第二のスプリング7により繰り出しチャック4は常
時後方へ付勢されている。尚、第二のスプリング7の断
発力は、第一のスプリング12のそれよりは強く予め設
定されている。
【0024】先端チャック11は、長さ方向でのほぼ中
央部位で側方へ突出した突縁部11aとその突縁部11
aを境にして前後方向へ向かって傾斜した面11bとを
有する複数のチャック片にて構成されたチャックヘッド
110を有している。
【0025】チャックヘッド110の先端部は軸筒1の
先端開口部1aを介して外方へ突出されているが、先端
開口部1aの径寸法に誤差があると、先端チャック11
の前後動に伴うチャック片のスムーズな開閉動が阻害さ
れることとなる。また、先端開口部1aの内径寸法が先
端チャック11のチャックヘッド110の外径寸法より
大きすぎると、先端チャック11が軸筒1の径方向へ振
れて、保持している筆記芯を傷付ける虞れがある。加え
て、上述の実施形態においては、軸筒1が寸法精度を確
保し難い合成樹脂にて構成されている。そこで、この実
施の形態においては、寸法精度を確保し易い金属にて構
成されたリング13を軸筒1の先端開口部1a内に嵌め
込み、このリング13の孔内に先端チャック11のチャ
ックヘッド110の先端部を挿通するよう構成すること
により、先端チャック11のスムーズな前後動を可能に
すると共に、チャックヘッド110の軸筒1の径方向へ
の振れをも防止することを可能にしている。より詳述す
ると、金属製リング13は、図4に明確に示されている
ように、その孔の内径寸法が先端部位13aにおいて大
きくなるよう形成されている。また、筆記中に、先端チ
ャック11のチャックヘッド110の突縁部11aが、
リング13の孔の先端縁より引っ込んでリング13の孔
の内径寸法の大きな先端部位13a内に位置するよう予
め構成されている。このように、リング13の孔の先端
部位13aの内径寸法を大きく構成すると共に、筆記中
に、先端チャック11のチャックヘッド110の突縁部
11aがリング13の孔の内径寸法が大きな部位13a
に位置するよう構成したのは、筆記中に、先端チャック
11のチャックヘッド110に横振れする方向、即ち、
径方向への力が加わった時に、チャックヘッド110の
突縁部11aがリング13の壁面に点接触することによ
り、先端チャック11が横振れしないようにさせるため
である。
【0026】第一の協働機構は、内筒10の外面に設け
られた複数の突起10bと、軸筒1に形成されて軸線方
向へ延びた、突起10bと同数の長孔1cとを有し、こ
れら突起10bを長孔1cに係合させることにより内筒
10は軸筒1に対して係止されている。これにより、内
筒10は、長孔1cの長手方向の距離範囲内で軸線方向
へ移動することができるが、軸筒1に対する回転は阻止
されている。軸筒1内への内筒10の組み込みは、軸筒
1の後端開口より内筒10を軸筒1内に挿入することに
より実施される。この場合に、内筒10の突起10bを
軸筒1の筒孔に導入し易くするために、突起10bには
傾斜面が設けられていて、突起10bを内筒10の内方
へ押圧偏位させつつ内筒10を軸筒1内に組み込むこと
ができる。また、突起10bを長孔1c内に嵌め込んだ
後に長孔1cの後縁部と確りと係合することができる垂
直面も突起10bに設けられている。先端チャック11
が筆記芯を保持していない状態においては、第一のスプ
リング12の付勢力によって、突起10bの垂直面が長
孔1cの後端縁に当接されている。
【0027】尚、軸筒1及び内筒10の成形の実際にお
いては、長孔1cの形成位置と突起10bの形成位置と
にばらつきがあるものが発生する可能性があり、その場
合には、種々の不都合が生じる。例えば、突起10bが
長孔1cの形成位置より可なり後方位置に形成されてい
ると、突起10bを長孔1cに係合させることにより軸
筒1に対して内筒10を係止させた時に、第一のスプリ
ング12が圧縮されることとなるため、ノックしていな
いのに先端チャック11が常時やや拡開した状態とな
る。この状態では、先端チャック11は筆記芯を確実に
保持することができず、筆記芯滑りを起こす原因とな
る。また、逆に、突起10bが長孔1cの形成位置より
可なり前方位置に形成されていると、突起10bを長孔
1cに係合させることにより軸筒1に対して内筒10を
係止させた時に、内筒10と共に先端チャック11は後
方へ引っ張られるため、先端チャック11は常時閉成さ
れた状態となる。従って、先端チャック11は、繰り出
しチャック4から繰り出された筆記芯を受け入れること
ができないという不都合が生じるばかりでなく、第一の
スプリング12が伸びきった状態となり、軸筒1が振ら
れた時に軸筒1内で第一のスプリング12が移動して不
快音を発生させることともなる。
【0028】上述の如き不都合を回避するために、本実
施形態においては、突起10bの形成位置或いは長孔1
cの形成位置にばらつきがあっても、これを調整するこ
とのできる機構を備えている。より詳述すると、この調
整機構は、図2及び3に図示されているように、内筒1
0の長手方向のほぼ中央部位の周壁に沿って複数の周方
向へ延びた長い切欠10hを設けることにより構成され
た軸線方向で伸縮可能な伸縮自在部10aを有してい
る。従って、突起10bの形成位置或いは長孔1cの形
成位置にばらつきがあっても、伸縮自在部10aが伸縮
することにより、そのばらつきを調整することができ
る。
【0029】第二の協働機構は、内筒10の後端部寄り
の部位の周回りに離間配置された複数の係止孔10c
と、ストッパ筒8の前端部外周回りに離間配置された、
係止孔10cと同数の係止突起82とを有している。ス
トッパ筒8の係止突起82を内筒10の係止孔10cに
係合させることにより、ストッパ筒8は内筒10に対し
て係止されている。内筒10の突起10bと同様に、ス
トッパ筒8の係止突起82も、内筒10内へのストッパ
筒8の誘導をし易くするための傾斜面と、係止孔10c
の後縁部との係合を確実にするための垂直面とを有して
いる。
【0030】ノック部材16は、消しゴムEを保持して
芯タンク2の後端部に着脱自在に取り付けられた消しゴ
ムホルダ14と、消しゴムホルダ14に取り外し自在に
嵌着されたキャップ15とから構成されている。
【0031】上述したように構成した、本発明の第1の
実施形態に係るシャープペンシルの動作について、以下
詳細に説明する。
【0032】先ず、使用に際してユーザがノック部材1
6をノックすると、筆記芯タンク2が第二のスプリング
7の付勢力に抗して、チャック継ぎ手3を介して繰り出
しチャック4を押圧し前進動させる。この前進動の過程
で、チャックリング5が内筒10の内周面に形成された
ストッパ段部10fに当接することにより、繰り出しチ
ャック4はチャックリング5から解放され、拡開しつつ
更に前進動して筆記芯を繰り出す。
【0033】ユーザが更にノック部材16を繰り返しノ
ックすると、筆記芯は繰り出しチャック4から更に繰り
出されて先端チャック11へと供給され、やがて、先端
チャック11のチャックヘッド110に保持されつつチ
ャックヘッド110の先端から突出されて筆記可能な状
態となる。この状態で筆記しても、上述したように軸筒
1の開口部1a内に振れ止めリング13を嵌め込むこと
により先端チャック11の振れを防止するよう構成した
ので、筆記芯が先端チャック11によって食いちぎられ
折損するなどの虞はない。
【0034】筆記終了後に筆記芯を軸筒1内に引っ込め
るには、ノック部材16をノックすることにより繰り出
しチャック4を拡開させ、この状態で筆記芯の先端を指
で押圧するか或いは紙面に筆記芯の先端を押しつけるか
することにより芯を軸筒1内に引っ込めることができ
る。
【0035】尚、軸筒1から内部機構を取り出す必要性
が生じた場合には、軸筒1の長孔1cに係合されている
内筒10の突起10bを軸筒1の内方へ押し込むことに
より内部機構を軸筒1からワンタッチで取り外し、軸筒
1の後方から取り出すことができる。また、ストッパ筒
8を内筒10から取り外す場合にも、内筒10の係止孔
10cに係合されているストッパ筒8の係止突起82を
内筒10の内方へ押し込んで係止突起82を係止孔10
cから外すことによって、ストッパ筒8を内筒10から
簡単に取り外すことができる。
【0036】両チャック4,11が筆記芯を保持してい
る状態において、例えば、ユーザが筆記芯タンク2の後
端部に取り付けられた消しゴムホルダ14によって保持
されている消しゴムEを紙面上で回転させながら消字作
業を行う等によって筆記芯タンク2が回転させられたと
しても、上述したように筆記芯タンク2は繰り出しチャ
ック4とは断絶したものとして構成されているので、筆
記芯タンク2の回転が両チャック4,11へ伝達される
ことはない。従って、筆記芯を捩って折損させる虞れは
ない。
【0037】尚、繰り出しチャック4から筆記芯を繰り
出させるには、上述したようにノック部材16をノック
して筆記芯タンク2によって繰り出しチャック4を押圧
し前進動させる必要がある。筆記芯タンク2による繰り
出しチャック4の押圧を確実に行うことができるように
するための押圧補助手段を、繰り出しチャック4と筆記
芯タンク2との少なくともいずれか一方に設けることが
できる。図示実施の形態においては、押圧補助手段は筆
記芯タンク2の先端部外周に設けられたフランジ21と
して構成されている。このフランジ21の存在によって
筆記芯タンク2による繰り出しチャック4の押圧を確実
に行わせることができる。フランジ21を筆記芯タンク
2に設ける場合には、それに対応してストッパ筒8の内
周面に周回りの段部81を形成するとよい。この場合
に、筆記芯タンク2のフランジ21とストッパ筒8の段
部81との間に断発力の弱い第三のスプリング9を介装
すれば、筆記芯タンク2が軸線方向へ無用に移動して不
快音を発生させるようなことを防止することができる。
【0038】図5は図1及び4に示した、軸筒1に対す
る振れ止めリング13の取り付け構造の変形例を示した
図である。この変形例においては、軸筒1の先端開口部
1aの内周面に環状凹部1dを形成すると共に、振れ止
めリング13の外周面には環状凸部13bを形成し、振
れ止めリング13の環状凸部13bを軸筒1の先端開口
部1aの環状凹部1d内に嵌め込むことにより、振れ止
めリング13が軸筒1に対して簡単且つ確り取り付けら
れている。この変形例においては、先端チャック11が
万一回転しても、振れ止めリング13も回転することが
できるので、先端チャック11の外面と振れ止めリング
13の内面との間に摩擦が生じることがない。
【0039】図6〜10を参照して、本発明の第2の実
施形態に係るダブルチャック式シャープペンシルについ
て説明する。図6〜10に示した部品で第1の実施形態
の部品と同一の部品については、同一の参照符号を用
い、これら同一部品については繰り返し説明しない。
【0040】第2の実施形態は、第1の実施形態の内筒
10及びストッパ筒8とは異なった内筒100及びスト
ッパ筒800を採用していることと、筆記芯の自由落下
を防止すると共に繰り出しチャック4の後退動に伴う僅
かな筆記芯の戻りを防止するための筆記芯保持部材17
が採用されていることとにおいて、第1の実施形態と相
違し、その他の部品は第1の実施形態のものとほぼ同様
に構成されている。
【0041】筆記芯保持部材17は、ゴム或いは弾性の
ある合成樹脂等でリング状に形成されていて、内筒10
0内で、筆記芯繰り出しチャック4から先端チャック1
1へと至る筆記新供給路の中心線上に配置されている。
【0042】内筒100は、図7及び8に示されている
ように、内筒100の長手方向のほぼ中央部位の外周回
りに間隔を隔てて交互に離間配置された複数の突起10
2と長孔104とを有している。また、内筒100の後
端近傍で長孔104の配置位置と長手方向で位置的に整
合した部位には、係止孔106が設けられていて、更
に、長手方向で係止孔106と位置的に整合した内筒1
00の後端縁部には、後方へ向かって広がった形状の切
欠108が形成されている。
【0043】このように構成された内筒100は、図6
に示されているように軸筒1の長孔1cに突起102を
係合させることにより軸筒1に対して係止されている。
上述したように、突起102が設けられた内筒100の
周回り部位には突起102と交互に長孔104が形成さ
れているので、内筒100のこの周回り部位は弾性変形
可能に構成されている。従って、内筒100の突起10
2を軸筒1の長孔1cに係合させる際には突起102を
弾性偏位させつつ長孔1cに簡単に係合させることがで
きる。
【0044】ストッパ筒800は、図9及び10に示さ
れているように、先端部周回り部位に間隔を隔てて交互
に離間配置された複数の突起802と長孔804と、後
端部に形成された内向きフランジ806とを有してい
る。
【0045】このように構成されたストッパ筒800
は、図6に破線で示したように突起802を内筒100
の係止孔106に係合させることにより、内筒100に
対して係止されている。このストッパ筒800も上記し
た内筒100と同様に、突起802が設けられたストッ
パ筒800の周回り部位に突起802と交互に長孔80
4が設けられてその周回り部位が弾性変形自在に構成さ
れているので、突起802をストッパ筒800の内方へ
弾性偏位させつつ内筒100の係止孔106に簡単に係
合させることができる。
【0046】また、上述したように、内筒100が係止
孔106の配置位置と長手方向で位置的に整合した内筒
100の後端縁部に、後方へ向かって広がった形状の切
欠108を有しているので、この実施の形態において
は、ストッパ筒800の突起802を切欠108に通過
させて係止孔106方向へガイドしつつ係止孔106に
簡単且つスムーズに係合させることができる。
【0047】筆記芯タンク2の外向きフランジ21とス
トッパ筒800の内向きフランジ806との間には断発
力の弱いスプリング9が介装されていて、それにより、
この実施の形態においても、第1の実施形態におけると
同様に筆記芯タンク2が軸線方向へ無用に移動するのを
阻止している。
【0048】第2の実施形態も第1の実施形態と同様に
動作するので、第2の実施形態の動作説明については省
略する。
【0049】図11を用いて、本発明の第3の実施形態
について説明する。
【0050】この実施形態は、軸筒が、夫々別体のもの
として形成された本体軸200と先具300とにより構
成されている点と、第1及び2の実施形態において採用
されている先端チャックの振れ止めリング13,130
が採用されていない点とにおいて、第1及び2の実施形
態と相違している。
【0051】第3の実施形態においては、寸法上の精度
及び形成上の精度を確保するという点において合成樹脂
と比較して優れている金属で先具300が形成され、本
体軸200は合成樹脂又は金属で形成されている。先具
300の茎状部外周には雄ねじ302が付形されてい
て、この雄ねじ302を本体軸200の先端部内周面に
付形された雌ねじ202に螺合させることにより、先具
300は本体軸200に装着されている。この実施形態
においては、先具300が寸法上及び形成上の精度を確
保することの可能な金属にて構成されているので、先具
300の先端開口部304の寸法を高精度なものとして
具体化することができる。この場合には、先端チャック
11の突縁部11aと開口304との間に隙間が余り生
じないように設計することにより先端チャック11の振
れを防止することができる。尚、この実施形態において
は、先具300の先端開口部304の内径寸法が先端部
位306において大きくなるよう構成されていて、筆記
中に先端チャック11のチャックヘッド110の突縁部
11aが先具300の先端開口部304の内径寸法が大
きい部位306内に位置するように構成されている。こ
のように構成することにより、筆記中に先端チャック1
1に横振れする方向、即ち、径方向への力が加わった時
に、先端チャック11の突縁部11aが先具300の先
端開口部304の周壁に点接触することにより、先端チ
ャック11の横振れが防止されている。
【0052】本発明について、図示した特定の実施形態
を用いて説明したが、本発明はそれらに限定されるもの
ではないことは明らかである。例えば、図示実施の形態
においては、芯タンク2の軸方向での無用な移動を阻止
するために筆記芯タンク2のフランジ21とストッパ筒
8の段部81(又はストッパ筒800の内向きフランジ
806)との間に第三のスプリング9を介装したが、筆
記芯タンク2のフランジ21とストッパ筒8の段部81
(又はストッパ筒800の内向きフランジ806)との
間の長手方向での間隔が小さくなるよう段部81(又は
フランジ806)の形成位置を設定することにより、第
三のスプリング9を採用することなく、筆記芯タンク2
の軸線方向での無用な移動を避けるようにすることもで
きる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜13に
記載の発明に依れば、筆記芯タンクを繰り出しチャック
から断絶させた状態で繰り出しチャックの後方に配置し
たので、筆記芯タンクが何らかの原因で回転されても、
その回転が繰り出しチャックに伝達されることがない。
従って、先端チャックと繰り出しチャックとに保持され
ている筆記芯が捩れる虞れがないで、筆記芯が折損する
ことがない。
【0054】また、請求項4に記載の発明に依れば、内
筒がそれ自身軸線方向での伸縮を可能にする伸縮自在部
を有しているので、軸筒の長孔の形成位置又は内筒の第
一の突起の形成位置にばらつきがあっても、その伸縮自
在部を介してそのばらつきを調整することができる。
【0055】更に、請求項5及び6に記載の発明に依れ
ば、先端チャックの横振れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るダブルチャック
式シャープペンシルの一部を省略した要部縦断面図であ
る。
【図2】図1に示したダブルチャック式シャープペンシ
ルの内筒の正面図である。
【図3】図2に示した内筒のA−A線断面図である。
【図4】図1に示したシャープペンシルの先端部の拡大
縦断面図である。
【図5】図4の示した軸筒に対する振れ止めリングの取
り付け構造の変形例を示す拡大縦断面図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係るダブルチャック
式シャープペンシルの要部縦断面図である。
【図7】図6に示したダブルチャック式シャープペンシ
ルの内筒の正面図である。
【図8】図7に示した内筒のB−B線断面図である。
【図9】図6に示したダブルチャック式シャープペンシ
ルのストッパ筒の正面図である。
【図10】図9に示したストッパ筒のC−C線断面図で
ある。
【図11】本発明の第3の実施形態に係るダブルチャッ
ク式シャープペンシルの要部縦断面図である。
【符号の説明】 1 軸筒 1a 軸筒の開口部 2 筆記芯タンク 4 筆記芯繰り出しチャック 5 チャックリング 10,100 内筒 11 先端チャック 42 第二のチャックヘッド 110 第一のチャックヘッド

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に開口部を備えた軸筒と、前記軸筒
    内に挿置された内筒と、第一のチャックヘッドを有して
    その第一のチャックヘッドの先端が前記軸筒の前記開口
    部を介して外方へ突出した状態で、前記内筒の先端部に
    支持された先端チャックと、チャックリングが遊嵌され
    た第二のチャックヘッドを有し前記内筒内に挿置された
    筆記芯繰り出しチャックと、前記筆記芯繰り出しチャッ
    クの後方に位置して前記筆記芯繰り出しチャックから断
    絶された状態で前記軸筒内に軸線方向へ移動自在に挿置
    され、筆記芯を収容すると共に、後端が押圧された時に
    前記筆記芯繰り出しチャックを作動させるよう押圧する
    筆記芯タンクとを有していることを特徴とするダブルチ
    ャック式シャープペンシル。
  2. 【請求項2】 前記軸筒と前記内筒との間に配置されて
    前記内筒を後方へ常時付勢している第一のスプリング
    と、前記軸筒と前記内筒とに設けられて前記第一のスプ
    リングによる付勢力に抗して前記内筒を前記軸筒に対し
    て係止させるための第一の協働機構と、前記内筒内に配
    置されたスリーブとを有し、チャックリングが遊嵌され
    た前記第二のチャックヘッドが前記スリーブの先端から
    突出した状態で前記筆記芯繰り出しチャックが前記スリ
    ーブ内に挿置され、前記スリーブと前記筆記芯繰り出し
    チャックとの間に配置されて前記筆記芯繰り出しチャッ
    クを後方へ常時付勢している第二のスプリングと、前記
    スリーブの後方に配置されたストッパ筒と、前記内筒と
    前記ストッパ筒とに設けられて前記ストッパ筒を前記内
    筒に対して係止させるための第二の協働機構と、前記筆
    記芯タンクの後端部に装着されたノック部材とを更に有
    し、前記筆記芯タンクの先端部が前記ストッパ筒内に挿
    入されている、請求項1に記載のダブルチャック式シャ
    ープペンシル。
  3. 【請求項3】 前記第一の協働機構が、前記軸筒に軸線
    方向に延びて形成された長孔と、前記内筒に設けられて
    前記長孔に係合された第一の突起とを有し、前記第二の
    協働機構が、前記内筒に形成された孔と、前記ストッパ
    筒に設けられて前記内筒の前記孔と係合された第二の突
    起とを有している、請求項2に記載のダブルチャック式
    シャープペンシル。
  4. 【請求項4】 前記内筒がそれ自身軸線方向での伸縮を
    可能にする伸縮自在部を有し、それ故、前記長孔又は第
    一の突起の形成位置にばらつきがあっても、前記伸縮部
    を介してそのばらつきを調整することができる、請求項
    3に記載のダブルチャック式シャープペンシル。
  5. 【請求項5】 前記軸筒の前記先端開口部が、その先端
    に内径寸法の大きい区域を備え、前記先端チャックの前
    記第一のチャックヘッドが、長さ方向でのほぼ中央部位
    で側方へ突出した突縁部と前記突縁部を境にして長さ方
    向へ向かって傾斜した面とを備えた複数のチャック片に
    て構成され、筆記時に前記先端チャックの前記第一のチ
    ャックヘッドの突縁部が前記軸筒の前記開口部の内径寸
    法の大きい前記区域内に位置するよう構成された、請求
    項1〜4項のいずれか一項に記載のダブルチャック式シ
    ャープペンシル。
  6. 【請求項6】 内径寸法の大きい区域を先端に備えた孔
    を有する金属製リングを、前記軸筒の前記開口部内に嵌
    め込み、前記先端チャックの前記第一のチャックヘッド
    が、長さ方向でのほぼ中央部位で側方へ突出した突縁部
    と前記突縁部を境にして長さ方向へ向かって傾斜した面
    とを備えた複数のチャック片にて構成され、筆記時に前
    記先端チャックの前記第一のチャックヘッドの突縁部が
    前記金属製リングの孔の内径寸法の大きい前記区域内に
    位置するよう構成された、請求項1〜4項のいずれか一
    項に記載のダブルチャック式シャープペンシル。
  7. 【請求項7】 前記金属製リングが側方へ突出した環状
    凸部を有すると共に、前記軸筒の前記開口部が環状凹部
    を有し、前記金属製リングの前記環状凸部を前記軸筒の
    前記開口部の環状凹部に嵌め込むことにより前記金属製
    リングが前記軸筒に対して回転自在に嵌合されている、
    請求項6に記載のダブルチャック式シャープペンシル。
  8. 【請求項8】 前記筆記芯繰り出しチャックと前記先端
    チャックとの間の筆記芯供給路の中心線上に配置された
    筆記芯保持部材を更に有している、請求項1〜7のいず
    れか一項に記載のダブルチャック式シャープペンシル。
  9. 【請求項9】 前記軸筒が、夫々別体のものとして形成
    された本体軸と前記本体軸の先端部に装着された先具と
    により構成された、請求項1〜8のいずれか一項に記載
    のダブルチャック式シャープペンシル。
  10. 【請求項10】 前記筆記芯繰り出しチャックと前記筆
    記芯タンクの少なくともいずれか一方が、前記筆記芯繰
    り出しチャックの押圧操作に役立つ押圧補助手段を有し
    ている、請求項1〜9のいずれか一項に記載のダブルチ
    ャック式シャープペンシル。
  11. 【請求項11】 前記押圧補助手段が、前記筆記芯繰り
    出しチャックの後端部又は前記筆記芯タンクの前端部に
    設けられている、請求項10に記載のダブルチャック式
    シャープペンシル。
  12. 【請求項12】 前記押圧補助手段が、フランジであ
    る、請求項11に記載のダブルチャック式シャープペン
    シル。
  13. 【請求項13】 前記第一及び第二のスプリングよりは
    弱い弾発力を有して、前記筆記芯タンクと前記ストッパ
    筒との間に介装された第三のスプリングを更に備えてい
    る、請求項2〜4のいずれか一項に記載のダブルチャッ
    ク式シャープペンシル。
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