JPH08186476A - パルス電源 - Google Patents

パルス電源

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JPH08186476A
JPH08186476A JP15995A JP15995A JPH08186476A JP H08186476 A JPH08186476 A JP H08186476A JP 15995 A JP15995 A JP 15995A JP 15995 A JP15995 A JP 15995A JP H08186476 A JPH08186476 A JP H08186476A
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JP
Japan
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capacitor
capacitors
saturable
charging
series
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Withdrawn
Application number
JP15995A
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English (en)
Inventor
Takehisa Koganezawa
竹久 小金澤
Eiji Sasamoto
栄二 笹本
Hisashi Yanase
寿 柳瀬
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 負荷に供給するパルスの短パルス化を達成し
得るパルス電源を得ることを目的とする。 【構成】 並列充電した第1及び第2のコンデンサ
O1,CO2を、スイッチSWの投入により直列接続し、
この直列接続に伴なう可飽和リアクトルSI1 の磁気ス
イッチ作用によりパルス圧縮を行なうとともに、このパ
ルスで可飽和トランスST及び可飽和リアクトルSI2
を介してコンデンサCO3を充電し、このコンデンサCO3
の充電が終了した時点で可飽和トランスSTが飽和領域
に移行するようにしておくことにより、コンデンサCO3
の電荷をピーキング・コンデンサCP に移行させてレー
ザヘッドLHに短パルスを得るようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパルス電源に関し、特に
パルスレーザ及びパルスプラズマ発生装置等の励起電源
として有用なものである。
【0002】
【従来の技術】パルスレーザ励起及びパルスプラズマ発
生等にはパルス電源を必要とし、これらの用途に供すべ
く種々のパルス電源が提案されている。
【0003】図5は、この種の従来技術に係るパルス電
源を示す回路図である。同図に示すパルス電源において
は、高圧直流電源HDCにてコンデンサC01,C02を並
列充電した後、スイッチSWをONすることにより電流
0 が流れ、コンデンサC01の電荷が反転し、コンデン
サC01,C02が直列接続となり、初めの充電電圧の約2
倍の電圧が直列接続したコンデンサC01,C02の両端に
発生する。
【0004】このとき可飽和リアクトルSI1 が未飽和
領域から飽和領域になるようにしておけば電流I1 が流
れ、このループにおいて可飽和リアクトルSI1 のイン
ダクタンスが小さくなっているので、次式で表わされる
パルス幅が小さくなりパルス圧縮がなされ、パルストラ
ンスPTの1次側に電圧が印加される。
【数1】
【0005】この結果、パルストランスPTの昇圧作用
で昇圧されたパルス電圧に基づく電流I2 によりコンデ
ンサC03が充電される。コンデンサC03の充電が完了し
た直後に可飽和リアクトルSI2 が未飽和領域から飽和
領域になるように構成しておくことにより、2回目のパ
ルス圧縮が行なわれコンデンサCP にパルス圧縮した電
流I3 が流れ、このパルスによりレーザヘッドLHに高
電圧・大電流のパルスが供給される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の如き従来技術に
おいては、可飽和リアクトルSI2 には、高電圧・長パ
ルスの電圧が印加されるので、V・t積の大きなものが
必要になる。このため、可飽和リアクトルSI2 のイン
ダクタンスも大きくなり、コンデンサCP に短パルスが
出ずらくなる。
【0007】本発明は、上記従来技術に鑑み、負荷に供
給するパルスの短パルス化を達成し得るパルス電源を得
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する第1
の発明の構成は、直流電源にて並列充電するように接続
した第1及び第2のコンデンサと、投入により、充電し
た後の第1のコンデンサの電荷を反転させて第1及び第
2のコンデンサを直列接続し、これら第1及び第2のコ
ンデンサの両端に並列充電時の充電電圧の2倍の電圧を
発生するスイッチ手段と、直列接続した第1及び第2の
コンデンサを通る閉ループ内でこれら第1及び第2のコ
ンデンサとそれぞれ直列になるように接続するととも
に、スイッチ手段の投入に伴なう第1及び第2のコンデ
ンサの直列接続により未飽和領域から飽和領域に移行す
る第1の可飽和リアクトル及び可飽和トランスの1次側
巻線と、可飽和トランスの昇圧側である2次側巻線に接
続され、第1の可飽和リアクトルの飽和領域移行に伴な
う第1及び第2のコンデンサの放電電流により充電され
る第3のコンデンサ及びこの第3のコンデンサの充電電
流を流すための閉ループを形成する第2の可飽和リアク
トルと、第2の可飽和リアクトルに対しそれぞれ並列に
なるように、第3のコンデンサの充電終了時点で非飽和
領域から飽和領域に移行する可飽和トランスの2次側巻
線に接続されたピーキングコンデンサ及び負荷とを有す
ることを特徴とする。
【0009】第2の発明の構成は、直流電源にて並列充
電するように接続した第1及び第2のコンデンサと、投
入により、充電した後の第1のコンデンサの電荷を反転
させて第1及び第2のコンデンサを直列接続し、これら
第1及び第2のコンデンサの両端に並列充電時の充電電
圧の2倍の電圧を発生するスイッチ手段と、直列接続し
た第1及び第2のコンデンサを通る閉ループ内でこれら
第1及び第2のコンデンサとそれぞれ直列になるように
接続するとともに、スイッチ手段の投入に伴なう第1及
び第2のコンデンサの直列接続により未飽和領域から飽
和領域に移行する第1の可飽和リアクトル及び可飽和ト
ランスの1次側巻線と、可飽和トランスの昇圧側である
2次側巻線に接続され、第1の可飽和リアクトルの飽和
領域移行に伴なう第1及び第2のコンデンサの放電電流
により充電される第3のコンデンサ及びこの第3のコン
デンサの充電電流を流すための閉ループを形成する第2
の可飽和リアクトルと、第2の可飽和リアクトルに対し
それぞれ並列になるように、第3のコンデンサの充電終
了時点で非飽和領域から飽和領域に移行する可飽和トラ
ンスの2次側巻線に接続されたピーキングコンデンサ及
び負荷と、第1の可飽和リアクトル及び可飽和トランス
の1次側巻線に対し並列になるよう第1及び第2のコン
デンサに接続して第1及び第2のコンデンサの充電ルー
プを形成するリアクトルとを有することを特徴とする。
【0010】第3の発明の構成は、直流電源にて並列充
電するように接続した第1及び第2のコンデンサと、投
入により、充電した後の第1のコンデンサの電荷を反転
させて第1及び第2のコンデンサを直列接続し、これら
第1及び第2のコンデンサの両端に並列充電時の充電電
圧の2倍の電圧を発生するスイッチ手段と、直列接続し
た第1及び第2のコンデンサを通る閉ループ内でこれら
第1及び第2のコンデンサとそれぞれ直列になるように
接続するとともに、スイッチ手段の投入に伴なう第1及
び第2のコンデンサの直列接続により未飽和領域から飽
和領域に移行する第1の可飽和リアクトル及び可飽和ト
ランスの1次側巻線と、可飽和トランスの昇圧側である
2次側巻線に接続され、第1の可飽和リアクトルの飽和
領域移行に伴なう第1及び第2のコンデンサの放電電流
により充電される第3のコンデンサ及びこの第3のコン
デンサの充電電流を流すための閉ループを形成する第2
の可飽和リアクトルと、第2の可飽和リアクトルに対し
それぞれ並列になるように、第3のコンデンサの充電終
了時点で非飽和領域から飽和領域に移行する可飽和トラ
ンスの2次側巻線に接続されたピーキングコンデンサ及
び負荷と、第1の可飽和リアクトル及び可飽和トランス
の1次側巻線に対し並列になるよう第1及び第2のコン
デンサに接続して第1及び第2のコンデンサの充電ルー
プを形成する第3の可飽和リアクトルと、を有すること
を特徴とする。
【0011】第4の発明の構成は、第1〜第3の発明に
おいて、1次側巻線に上記第1の可飽和リアクトルを直
列に接続するとともに、2次側巻線に上記可飽和トラン
スの1次側巻線を接続したことを特徴とする。
【0012】第5の発明は、第1〜第4の発明におい
て、第1のコンデンサの容量Q1 と第2のコンデンサの
容量Q2 との関係がQ1 ≒Q2 となるように構成したこ
とを特徴とする。
【0013】第6の発明は、第4の発明において、パル
ストランスの昇圧比を1:nとするとき、第1のコンデ
ンサの容量Q1 、第2のコンデンサの容量Q2 及びピー
キング・コンデンサの容量QP の関係が(Q1 ×Q2
/(Q1 +Q2 )≒n2 ・QP となるように構成したこ
とを特徴とする。
【0014】
【作用】上記構成の本発明によれば、スイッチ手段の投
入により第1及び第2のコンデンサが直列接続され、第
1の可飽和リアクトルが飽和領域に移行するため第1の
可飽和リアクトルが磁気スイッチとして動作し、第1段
のパルス圧縮がなされる。
【0015】このとき流れるパルス電流により可飽和ト
ランスを介して第3のコンデンサが充電される。
【0016】第3のコンデンサの充電終了により可飽和
トランスが飽和状態となり、ピーキングコンデンサに第
3のコンデンサの充電電荷が移行することにより負荷に
短パルスが得られる。
【0017】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。
【0018】図1に示すように、コンデンサC01,C02
は、高圧直流電源HDCにて並列充電するように接続し
てある。このときの充電電流を図中に点線の矢印で示
す。同矢印に示すように、コンデンサC02の充電電流は
リアクトルLを通る。
【0019】スイッチSWは、その投入により、充電し
た後のコンデンサC01の電荷を反転させてコンデンサC
01,C02を直列接続し、これらコンデンサC01,C02
両端に並列充電時の充電電圧の2倍の電圧を発生するも
のである。すなわち、スイッチSWの投入に伴ない電流
0 が流れる。
【0020】スイッチSWは、GTO,SIサイリス
タ,IGBT若しくはSCR等の半導体スイッチ又はサ
イラトロン若しくはトリガトロン等の放電スイッチで構
成することができる。このとき、スイッチSWに直列に
可飽和リアクトルSI0 を接続しておくことによりこの
可飽和リアクトルSI0 を磁気アシストとして用いるこ
とができ、スイッチング損失を低減することができる。
【0021】可飽和リアクトルSI1 及び昇圧トランス
である可飽和トランスSTの1次側巻線は、コンデンサ
01,C02とともに閉ループを形成するよう直列に接続
してある。一方、リアクトルLに対しては並列に接続し
てある。
【0022】可飽和リアクトルSI1 は、スイッチSW
の投入に伴なうコンデンサC01,C 02の直列接続により
未飽和領域から飽和領域に移行するものであり、この結
果スイッチSWの投入によりコンデンサC01,C02の両
端に発生する電圧により磁気スイッチとして機能し、直
列に接続した可飽和トランスSTの1次側巻線とともに
形成する閉ループに電流I1 を流してパルス圧縮を行な
う。
【0023】可飽和リアクトルSI2 は、コンデンサC
03とともに可飽和トランスSTの2次側巻線に直列に接
続され、可飽和トランスSTの2次側巻線、可飽和トラ
ンスSI2 及びコンデンサC02を通る閉ループを形成す
ることにより、スイッチSWの投入に伴なうコンデンサ
01,C02の放電電流である電流I1 に基づき、コンデ
ンサC03に充電電流である電流I2 を流すように構成し
てある。すなわち、このとき可飽和リアクトルSI2
は、電流I2 が正に流れたとき、飽和をさらに深める方
向になるようにコアを飽和させる直流あるいはパルス状
のリセット電流を流しておく。したがって、このときの
可飽和リアクトルSI2 のインダクタンスは小さい。
【0024】可飽和トランスSTは、コンデンサC03
充電が終了した時点で非飽和領域から飽和領域へ移行す
る昇圧トランスである。ピーキングコンデンサCP 及び
負荷であるレーザヘッドLHは、可飽和リアクトルSI
2 に対しそれぞれ並列になるように可飽和トランスST
の2次側巻線に接続してある。
【0025】上記実施例によれば、高圧直流電源HDC
にてコンデンサC01,C02を並列充電した後、スイッチ
SWを投入すると電流I0 が流れコンデンサC01の電荷
が反転し、コンデンサC01,C02が直列接続となる。こ
の結果、初めの充電電圧の約2倍の電圧が直列接続した
コンデンサC01,C02の両端に発生する。
【0026】同時に可飽和リアクトルSI1 が非飽和領
域から飽和領域へ移行して電流I1が流れる。この結
果、パルス圧縮がなされる。
【0027】このようにして圧縮されたパルスは、可飽
和トランスSTで昇圧される。この結果、可飽和トラン
スST、可飽和リアクトルSI2 及びコンデンサC03
閉ループが形成されコンデンサC03は充電電流I2 によ
り充電される。
【0028】コンデンサC03の充電が終了すると可飽和
トランスSTが飽和領域に移行する。この結果、可飽和
リアクトルSI2 は一方の飽和領域から非飽和領域へ移
行してインダクタンスが大となる一方、コンデンサ
03、可飽和トランスST及びピーキング・コンデンサ
P で閉ループが形成されるので、コンデンサC03の充
電電荷が電流I3 となってピーキング・コンデンサCP
に移行することによりレーザ・ヘッドLHに短パルスを
得る。
【0029】上記実施例においては、コンデンサC02
充電ループにリアクトルLを接続したが、これは図2に
示すように可飽和リアクトルSI3 であっても良い。可
飽和リアクトルSI3 の場合には充放電の周期の差の他
にインダクタンスの差をつけられるため、漏れがより小
さくなる。また、図3に示すように、リアクタンスLを
除去しても良い。この場合には、充電電流に対して可飽
和リアクトルSI1 及び可飽和トランスSTを、飽和が
さらに深まるようにリセットしておく。このことによ
り、さらに小形化を図り得る。
【0030】さらに、図4に示すように、可飽和トラン
スSTの前段にパルストランスPTを接続しても良く、
この場合には最終段のパルス幅をより小さくすることが
できる。この場合は可飽和リアクトルSI1 及びパルス
トランスPTを図3の場合と同様にリセットとしてお
く。
【0031】本発明の実施例における上記可飽和リアク
トルSI0 ,SI1 ,SI2 、可飽和トランスST及び
パルストランスPTの磁心材には鉄基アモルファス、C
O基アモルファス、鉄系微結晶質等を好適に用いること
ができる。また、コンデンサC01の容量Q1 とコンデン
サC02の容量Q2 との関係がQ1 ≒Q2 となるととも
に、可飽和トランスST(可飽和トランスSTとパルス
トランスPTとを用いる場合は両者の和)の昇圧比を
1:nとし、且つピーキング・コンデンサCP の容量Q
P とするとき、(Q1 ×Q2 )/(Q1 +Q2 )≒n2
・QP となるように構成してある。
【0032】
【発明の効果】以上実施例とともに具体的に説明したよ
うに、本発明によれば、最終段のインダクタンスを小さ
くすることができるので、短パルス化を達成し得る。可
飽和トランスの代わりに可飽和トランスとパルストラン
スとを組合せた場合には、さらに短パルス可を図り得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す回路図。
【図2】本発明の第2の実施例の主要部を抽出して示す
回路図。
【図3】本発明の第3の実施例の主要部を抽出して示す
回路図。
【図4】本発明の第4の実施例の主要部を抽出して示す
回路図。
【図5】従来技術を示す回路図。
【符号の説明】
HDC 高圧直流電源 C01,C02,C03 コンデンサ SW スイッチ SI1 ,SI2 ,SI3 可飽和リアクトル ST 可飽和トランス PT パルストランス CP ピーキングコンデンサ LH レーザヘッド

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源にて並列充電するように接続し
    た第1及び第2のコンデンサと、 投入により、充電した後の第1のコンデンサの電荷を反
    転させて第1及び第2のコンデンサを直列接続し、これ
    ら第1及び第2のコンデンサの両端に並列充電時の充電
    電圧の2倍の電圧を発生するスイッチ手段と、 直列接続した第1及び第2のコンデンサを通る閉ループ
    内でこれら第1及び第2のコンデンサとそれぞれ直列に
    なるように接続するとともに、スイッチ手段の投入に伴
    なう第1及び第2のコンデンサの直列接続により未飽和
    領域から飽和領域に移行する第1の可飽和リアクトル及
    び可飽和トランスの1次側巻線と、 可飽和トランスの昇圧側である2次側巻線に接続され、
    第1の可飽和リアクトルの飽和領域移行に伴なう第1及
    び第2のコンデンサの放電電流により充電される第3の
    コンデンサ及びこの第3のコンデンサの充電電流を流す
    ための閉ループを形成する第2の可飽和リアクトルと、 第2の可飽和リアクトルに対しそれぞれ並列になるよう
    に、第3のコンデンサの充電終了時点で非飽和領域から
    飽和領域に移行する可飽和トランスの2次側巻線に接続
    されたピーキングコンデンサ及び負荷とを有することを
    特徴とするパルス電源。
  2. 【請求項2】 直流電源にて並列充電するように接続し
    た第1及び第2のコンデンサと、 投入により、充電した後の第1のコンデンサの電荷を反
    転させて第1及び第2のコンデンサを直列接続し、これ
    ら第1及び第2のコンデンサの両端に並列充電時の充電
    電圧の2倍の電圧を発生するスイッチ手段と、 直列接続した第1及び第2のコンデンサを通る閉ループ
    内でこれら第1及び第2のコンデンサとそれぞれ直列に
    なるように接続するとともに、スイッチ手段の投入に伴
    なう第1及び第2のコンデンサの直列接続により未飽和
    領域から飽和領域に移行する第1の可飽和リアクトル及
    び可飽和トランスの1次側巻線と、 可飽和トランスの昇圧側である2次側巻線に接続され、
    第1の可飽和リアクトルの飽和領域移行に伴なう第1及
    び第2のコンデンサの放電電流により充電される第3の
    コンデンサ及びこの第3のコンデンサの充電電流を流す
    ための閉ループを形成する第2の可飽和リアクトルと、 第2の可飽和リアクトルに対しそれぞれ並列になるよう
    に、第3のコンデンサの充電終了時点で非飽和領域から
    飽和領域に移行する可飽和トランスの2次側巻線に接続
    されたピーキングコンデンサ及び負荷と、 第1の可飽和リアクトル及び可飽和トランスの1次側巻
    線に対し並列になるよう第1及び第2のコンデンサに接
    続して第1及び第2のコンデンサの充電ループを形成す
    るリアクトルとを有することを特徴とするパルス電源。
  3. 【請求項3】 直流電源にて並列充電するように接続し
    た第1及び第2のコンデンサと、 投入により、充電した後の第1のコンデンサの電荷を反
    転させて第1及び第2のコンデンサを直列接続し、これ
    ら第1及び第2のコンデンサの両端に並列充電時の充電
    電圧の2倍の電圧を発生するスイッチ手段と、 直列接続した第1及び第2のコンデンサを通る閉ループ
    内でこれら第1及び第2のコンデンサとそれぞれ直列に
    なるように接続するとともに、スイッチ手段の投入に伴
    なう第1及び第2のコンデンサの直列接続により未飽和
    領域から飽和領域に移行する第1の可飽和リアクトル及
    び可飽和トランスの1次側巻線と、 可飽和トランスの昇圧側である2次側巻線に接続され、
    第1の可飽和リアクトルの飽和領域移行に伴なう第1及
    び第2のコンデンサの放電電流により充電される第3の
    コンデンサ及びこの第3のコンデンサの充電電流を流す
    ための閉ループを形成する第2の可飽和リアクトルと、 第2の可飽和リアクトルに対しそれぞれ並列になるよう
    に、第3のコンデンサの充電終了時点で非飽和領域から
    飽和領域に移行する可飽和トランスの2次側巻線に接続
    されたピーキングコンデンサ及び負荷と、 第1の可飽和リアクトル及び可飽和トランスの1次側巻
    線に対し並列になるよう第1及び第2のコンデンサに接
    続して第1及び第2のコンデンサの充電ループを形成す
    る第3の可飽和リアクトルとを有することを特徴とする
    パルス電源。
  4. 【請求項4】 1次側巻線に上記第1の可飽和リアクト
    ルを直列に接続するとともに、2次側巻線に上記可飽和
    トランスの1次側巻線を接続したことを特徴とする[請
    求項1]〜[請求項3]に記載するパルス電源。
  5. 【請求項5】 第1のコンデンサの容量Q1 と第2のコ
    ンデンサの容量Q2との関係がQ1 ≒Q2 となるように
    構成したことを特徴とする[請求項1]〜[請求項4]
    に記載するパルス電源。
  6. 【請求項6】 パルストランスの昇圧比を1:nとする
    とき、第1のコンデンサの容量Q1 、第2のコンデンサ
    の容量Q2 及びピーキング・コンデンサの容量QP の関
    係が(Q1 ×Q2 )/(Q1 +Q2 )≒n2 ・QP とな
    るように構成したことを特徴とする[請求項4]に記載
    するパルス電源。
JP15995A 1995-01-05 1995-01-05 パルス電源 Withdrawn JPH08186476A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102592808A (zh) * 2012-02-14 2012-07-18 山东大学 一种有载分接开关及其工作方法

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CN102592808A (zh) * 2012-02-14 2012-07-18 山东大学 一种有载分接开关及其工作方法
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