JPH08167705A - 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法

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JPH08167705A
JPH08167705A JP6312018A JP31201894A JPH08167705A JP H08167705 A JPH08167705 A JP H08167705A JP 6312018 A JP6312018 A JP 6312018A JP 31201894 A JP31201894 A JP 31201894A JP H08167705 A JPH08167705 A JP H08167705A
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polycrystalline silicon
region
silicon film
resist pattern
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Yoshiko Yamaguchi
佳子 山口
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、高耐圧領域における素子分離絶縁
膜の膜厚が薄くなること及びメモリセルの信頼性の低下
それぞれを防止する。 【構成】シリコン基板11表面に、素子分離絶縁膜12a 〜
12f を形成し、シリコン基板11表面に高耐圧領域11b の
ゲート絶縁膜となるシリコン酸化膜13を形成し、この酸
化膜13、素子分離絶縁膜12a 〜12f の上に第1の多結晶
シリコン膜14を堆積し、高耐圧領域11b 、低耐圧領域11
c おける多結晶シリコン膜14の上に第1のレジストパタ
ーン15を形成し、レジストパターン15をマスクとして多
結晶シリコン膜14をエッチングし、レジストパターン15
を剥離した後、セル領域11a のシリコン酸化膜13を除去
し、セル領域11a のシリコン基板11表面にセル領域11a
のゲート絶縁膜となるオキシナイトライド膜16を形成す
る。従って、高耐圧領域における素子分離絶縁膜の膜厚
が薄くなること及びメモリセルの信頼性の低下を防止で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば不揮発性メモ
リのようにデータの読み出し時の電圧と、それより高い
データ書き込み、消去動作時の電圧といった複数の電源
電圧により動作する不揮発性半導体記憶装置及びその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】不揮発性半導体記憶装置において、デー
タの書き込み、消去動作は高い電圧で行われる一方、通
常の読み出し動作は書き込み、消去動作に比べて低い電
圧で行われる。このため、書き込み、消去に使用される
素子は、信頼性を確保するために高い電圧に耐え得る厚
いゲート絶縁膜が必要とされる。その一方、読み出しに
使用される素子は、それほど高い耐圧を必要としないた
め薄いゲート絶縁膜で足りるし、むしろ高速化などの高
性能化に対応するためには薄いゲート絶縁膜にした方が
良い場合がある。したがって、一つのデバイス中に二種
類以上の異なる厚さのゲート絶縁膜、素子分離絶縁膜を
形成することが要求されることがある。
【0003】図23乃至図27は、従来の不揮発性半導
体記憶装置の製造方法を示す断面図である。この不揮発
性半導体記憶装置は、書き込み、消去時に高い電圧がか
かる高耐圧型トランジスタ領域(以下、「高耐圧領域」
という。)、それ以外のトランジスタ領域(以下、「低
耐圧領域」という。)、及びメモリセルトランジスタ領
域(以下、「セル領域」という。)を有するものであ
る。
【0004】先ず、図23に示すように、セル領域1
a、高耐圧領域1b及び低耐圧領域1cを有するP型シ
リコン基板1の表面には第1乃至第6の素子分離絶縁膜
2a〜2fが形成される。次に、これら素子分離絶縁膜
2a〜2fの相互間に位置するP型シリコン基板1の表
面にはセル領域1aのゲート絶縁膜となる厚さが100
オングストローム程度のオキシナイトライド膜3が形成
される。この後、これら素子分離絶縁膜2a〜2f及び
オキシナイトライド膜3の上には第1の多結晶シリコン
膜4が堆積される。
【0005】次に、図24に示すように、第1の多結晶
シリコン膜4の上には第1のレジストパターン5が設け
られる。この後、この第1のレジストパターン5をマス
クとしてエッチングすることにより、セル領域1aにお
ける浮遊ゲート分離領域6の上に位置する第1の多結晶
シリコン膜4が除去される。
【0006】この後、図25に示すように、前記第1の
レジストパターン5は剥離される。次に、前記第1の多
結晶シリコン膜4の表面上にはコントロールゲートと浮
遊ゲートとの間の絶縁膜となるONO(OXIDE-NITRIDE-O
XIDE) 積層膜7が形成される。
【0007】次に、図26に示すように、セル領域1a
の上には第2のレジストパターン8が設けられる。この
後、このレジストパターン8をマスクとしてエッチング
することにより、高耐圧領域1b及び低耐圧領域1cそ
れぞれの上に位置するONO積層膜7及び第1の多結晶
シリコン膜4が除去される。次に、高耐圧領域1b及び
低耐圧領域1cそれぞれの上に位置するオキシナイトラ
イド膜3は、NH4 Fによりエッチング除去される。こ
れにより、P型シリコン基板1の表面が露出される。
【0008】この後、図27に示すように、第2のレジ
ストパターン8は剥離される。次に、前記露出されたP
型シリコン基板1の表面には、高耐圧領域1bのゲート
絶縁膜となる厚さが250オングストローム程度の酸化
膜9が形成される。この後、ONO積層膜7、第3乃至
第6の素子分離絶縁膜、酸化膜9それぞれの上には第2
の多結晶シリコン膜10が堆積される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法では、高
耐圧領域1bに位置する第3及び第4の素子分離絶縁膜
2c、2dが薄くなる。これは、図26に示すように、
NH4 Fによりオキシナイトライド膜3がエッチングさ
れる際に、第3及び第4の素子分離絶縁膜2c、2dも
同時にエッチングされるからである。この結果、第3及
び第4の素子分離絶縁膜2c、2dにおいてフィールド
反転電圧が低下し、要求される高い耐圧を高耐圧領域1
bに持たせることが困難となるという問題が発生する。
このフィールド反転電圧の低下を防止する方法として
は、第3及び第4の素子分離絶縁膜2c、2dの直下に
位置するP型シリコン基板1に濃い不純物を注入するこ
とが考えらる。しかし、この方法を微細化された素子に
用いると、不純物のしみだしによるトランジスタのナロ
ーチャネル効果の悪化が起こると共に、高耐圧素子の表
面耐圧の低下が起こる。従って、この方法では、上記の
問題を解決することができない。
【0010】また、高耐圧領域1b及び低耐圧領域1c
それぞれのP型シリコン基板1の表面を露出させる工程
において、図26に示すように、セル領域1aのONO
積層膜7上に直接第2のレジストパターン8が形成され
る。このため、このレジストによってONO積層膜7が
汚染され、ONO積層膜7の膜質が劣化する。この汚染
されたONO積層膜7により、不揮発性半導体記憶装置
内における絶縁破壊、データ保持特性の劣化などの問題
が発生する。この結果、メモリセルの信頼性が低下す
る。
【0011】また、高耐圧、高信頼性の要求からメモリ
セルトランジスタのゲート絶縁膜としてオキシナイトラ
イド膜3を用いているため、この膜3をエッチング除去
した際、除去しきれないホワイトリボン(SiN)が高
耐圧領域1b及び低耐圧領域1cそれぞれのP型シリコ
ン基板1表面に残る。このホワイトリボンは、高耐圧領
域1bにおいて特に問題となる。つまり、このホワイト
リボンは、図27に示す高耐圧領域1bに形成されたゲ
ート絶縁膜9の耐圧を劣化させ、このゲート絶縁膜9に
高い電圧がかかった時に絶縁膜破壊が起こる原因とな
り、歩留まりの低下を招く。
【0012】この発明は上記のような事情を考慮してな
されたものであり、その目的は、高耐圧領域における素
子分離絶縁膜の膜厚が薄くなること及びメモリセルの信
頼性の低下それぞれを防止した不揮発性半導体記憶装置
及びその製造方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するため、第1の電源電圧が印加される第1のMO
S型トランジスタを形成する領域が分離される第1の素
子分離絶縁膜と、前記第1の電源電圧より高い第2の電
源電圧が印加される第2のMOS型トランジスタを形成
する領域が分離される前記第1の素子分離絶縁膜の幅と
同一の幅を有し前記第1の素子分離絶縁膜の厚さより厚
い第2の素子分離絶縁膜と、を具備することを特徴とし
ている。
【0014】また、第1の電源電圧が印加される第1の
MOS型トランジスタにおけるゲート電極の一部を構成
する第1の多結晶シリコン膜と、前記第1の電源電圧よ
り高い第2の電源電圧が印加される第2のMOS型トラ
ンジスタにおけるゲート電極の一部を構成する前記第1
の多結晶シリコン膜の厚さより厚い第2の多結晶シリコ
ン膜と、を具備することを特徴としている。
【0015】また、半導体基板の表面に、第1の電源電
圧が印加される第1のMOS型トランジスタを形成する
第1の領域が分離される第1の素子分離絶縁膜と、前記
第1の電源電圧より高い第2の電源電圧が印加される第
2のMOS型トランジスタを形成する第2の領域が分離
される前記第1の素子分離絶縁膜の厚さより厚い第2の
素子分離絶縁膜と、メモリセルトランジスタを形成する
第3の領域が分離される第3の素子分離絶縁膜とを形成
する工程と、前記半導体基板の表面に第1のMOS型ト
ランジスタのゲート絶縁膜となる第1の酸化膜を形成す
る工程と、前記第1の酸化膜および前記第1乃至第3の
素子分離絶縁膜の上に第1の多結晶シリコン膜を堆積す
る工程と、前記第1及び第2の領域それぞれにおける前
記第1の多結晶シリコン膜の上に第1のレジストパター
ンを形成する工程と、前記第1のレジストパターンをマ
スクとして前記第3の多結晶シリコン膜をエッチングす
る工程と、前記第1のレジストパターンを剥離した後、
前記第3の領域における前記第1の酸化膜を除去する工
程と、前記第3の領域における前記半導体基板の表面に
前記メモリセルトランジスタのゲート絶縁膜となる第2
の酸化膜を形成する工程と、前記第2の酸化膜の上に前
記メモリセルトランジスタの浮遊ゲートとなる第2の多
結晶シリコン膜を堆積する工程と、前記第2の多結晶シ
リコン膜に不純物を導入する工程と、前記第2の領域お
よび前記第3の領域における浮遊ゲート電極が形成され
る領域それぞれにおける前記第2の多結晶シリコン膜の
上に第2のレジストパターンを形成する工程と、前記第
2のレジストパターンをマスクとして前記第2の多結晶
シリコン膜をエッチングする工程と、前記第2のレジス
トパターンを剥離した後、前記第2の多結晶シリコン膜
の上に前記メモリセルトランジスタの浮遊ゲートとコン
トロールゲートとの間の絶縁膜となる第1の絶縁膜を形
成する工程と、前記第1の絶縁膜の上に第3の多結晶シ
リコン膜を堆積する工程と、前記第3の領域における前
記第3の多結晶シリコン膜の上に第3のレジストパター
ンを形成する工程と、前記第3のレジストパターンをマ
スクとして前記第1及び第2の領域における前記第3の
多結晶シリコン膜をエッチングする工程と、前記第3の
レジストパターンをマスクとして前記第1及び第2の領
域における前記第1の絶縁膜をエッチングする工程と、
前記第3のレジストパターンをマスクとして、前記第1
の領域における前記第1の多結晶シリコン膜および前記
第2の領域における前記第2の多結晶シリコン膜をエッ
チングする工程と、前記第3のレジストパターンを剥離
した後、前記第1の領域における前記第1の酸化膜をエ
ッチングする工程と、前記第1の領域における前記半導
体基板の表面に前記第1のMOS型トランジスタのゲー
ト絶縁膜となる第3の酸化膜を形成する工程と、前記第
3の酸化膜の上に第4の多結晶シリコン膜を堆積する工
程と、前記第1の領域における前記第4の多結晶シリコ
ン膜の上に第4のレジストパターンを形成する工程と、
前記第4のレジストパターンをマスクとして前記第4の
多結晶シリコン膜をエッチングする工程と、前記第4の
レジストパターンを剥離した後、前記第1乃至第3の領
域に第5の多結晶シリコン膜を堆積する工程と、前記第
5の多結晶シリコン膜および前記第1の領域における前
記第4の多結晶シリコン膜、前記第2の領域における前
記第1の多結晶シリコン膜、前記第3の領域における前
記第3の多結晶シリコン膜それぞれに同時に不純物を導
入する工程と、を具備することを特徴としている。
【0016】
【作用】この発明は、第2の領域の第1の酸化膜を初め
に形成し、次に、第3の領域の第2の酸化膜を形成して
いる。つまり、先ず、半導体基板の表面に第2の領域の
第1の酸化膜を形成し、この第1の酸化膜及び第2、3
の素子分離絶縁膜の上に第1の多結晶シリコン膜を形成
し、この第1の多結晶シリコン膜をマスクとして第3の
領域の第1の酸化膜をエッチング除去している。このた
め、このエッチング除去する際、第2の領域の第2の素
子分離絶縁膜がエッチングされることがない。従って、
第2の領域の第2の素子分離絶縁膜が薄くなることがな
いため、フィールド反転電圧の低下という問題が生じる
ことがなく、要求される高い耐圧を第2の領域に持たせ
ることができる。
【0017】また、セルトランジスタの浮遊ゲートとコ
ントロールゲートとの間の絶縁膜となる第1の絶縁膜を
形成した後、この第1の絶縁膜の上に第3の多結晶シリ
コン膜を連続的に堆積し、この多結晶シリコン膜の上に
第3のレジストパターンを設けている。このため、従来
の製造方法のように前記第1の絶縁膜の上に直接レジス
トが塗布されることがない。従って、レジストによって
前記第1の絶縁膜が汚染されることがなく、この第1の
絶縁膜の膜質の劣化が生じることもない。この結果、不
揮発性半導体記憶装置内における絶縁破壊、データ保持
特性の劣化などを防止でき、メモリセルの信頼性の低下
を防止することができる。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明を実施例によ
り説明する。図1乃至図13は、この発明の第1の実施
例による不揮発性半導体記憶装置の製造方法を示す断面
図である。この不揮発性半導体記憶装置は、書き込み、
消去時に高い電圧がかかる高耐圧MOS型トランジスタ
が形成される領域(以下、「高耐圧領域」という。)、
あまり高い電圧がかからないその他のMOS型トランジ
スタが形成される領域(以下、「低耐圧領域」とい
う。)及びメモリセルトランジスタが形成される領域
(以下、「セル領域」という。)を同一基板上に有して
いるflash EEPROMである。
【0019】先ず、図1に示すように、セル領域11
a、高耐圧領域11b及び低耐圧領域11cを有するP
型シリコン基板11の表面には第1乃至第6の素子分離
絶縁膜12a〜12fが形成される。
【0020】次に、図2に示すように、第1乃至第6の
素子分離絶縁膜12a〜12fの相互間に位置するP型
シリコン基板11の表面には、高耐圧領域11bのゲー
ト絶縁膜となる厚さが250オングストローム程度のシ
リコン酸化膜13が形成される。この後、これら素子分
離絶縁膜12a〜12f及びシリコン酸化膜13の上に
は、LPCVD法により厚さが1000オングストロー
ム程度の第1の多結晶シリコン膜14が堆積される。
【0021】この後、図3に示すように、第1の多結晶
シリコン膜14上にはリソグラフィ技術により第1のレ
ジストパターン15が設けられ、このレジストは高耐圧
領域11b及び低耐圧領域11cそれぞれの上に位置し
ている。次に、この第1のレジストパターン15をマス
クとして等方性エッチングをすることにより、セル領域
11aにおける第1の多結晶シリコン膜14は除去され
る。
【0022】次に、図4に示すように、第1のレジスト
パターン15は除去される。この後、セル領域11aに
おけるシリコン酸化膜13は、NH4 Fによりエッチン
グ除去される。これにより、P型シリコン基板11の表
面が露出される。
【0023】この後、図5に示すように、前記露出され
たP型シリコン基板11の表面にはセル領域11aのゲ
ート絶縁膜となる厚さが100オングストローム程度の
オキシナイトライド膜16が形成される。この時、高耐
圧領域11bにおける第1の多結晶シリコン膜14の上
にはオキシナイトライド膜16aが形成され、低耐圧領
域11cにおける第1の多結晶シリコン膜14の上には
オキシナイトライド膜16bが形成される。次に、オキ
シナイトライド膜16、16a、16b及び第1、第2
の素子分離絶縁膜12a、12bの上には、セル領域1
1aの浮遊ゲートとなる厚さが1000オングストロー
ム程度の第2の多結晶シリコン膜17が堆積される。こ
の後、この第2の多結晶シリコン膜膜17には、リン拡
散法等によりリンがドープされる。
【0024】次に、図6に示すように、第2の多結晶シ
リコン膜17の上には第2のレジストパターン18が設
けられ、このレジストパターン18はセルトランジスタ
の浮遊ゲートが形成され領域19と高耐圧領域11bと
に位置している。この後、第2のレジストパターン18
をマスクとしてエッチングすることにより、セル領域1
1aの浮遊ゲート分離領域20及び低耐圧領域11cそ
れぞれの上に位置する第2の多結晶シリコン膜17が除
去される。
【0025】この後、図7に示すように、第2のレジス
トパターン18は除去される。次に、セル領域11aに
おける第2の多結晶シリコン膜17の上には、セルトラ
ンジスタの浮遊ゲートとコントロールゲートとの間の絶
縁膜となる例えばONO(OXIDE-NITRIDE-OXIDE) 積層膜
21が形成される。この時、高耐圧領域11bにおける
第2の多結晶シリコン膜17の上にはONO積層膜21
aが形成され、低耐圧領域11cにおける第1の多結晶
シリコン膜14の上にはONO積層膜21bが形成され
る。この後、このONO積層膜21、21a、21bの
上には厚さが1000オングストローム程度の第3の多
結晶シリコン膜22が堆積される。
【0026】次に、図8に示すように、セル領域11a
における第3の多結晶シリコン膜22の上には第3のレ
ジストパターン23が設けられる。この後、このレジス
トパターン23をマスクとして等方性のエッチングをす
ることにより、高耐圧領域11b及び低耐圧領域11c
それぞれの第3の多結晶シリコン膜22が同時に除去さ
れる。次に、第3のレジストパターン23をマスクとし
て異方性のエッチングをすることにより、ONO積層膜
21a、21bが除去される。この後、第3のレジスト
パターン23をマスクとしてエッチングをすることによ
り、高耐圧領域11bにおける第2の多結晶シリコン膜
17及び低耐圧領域11cにおける第1の多結晶シリコ
ン膜14が同時にエッチング除去される。
【0027】この後、図9に示すように、第3のレジス
トパターン23は除去される。次に、前記オキシナイト
ライド膜16a及び低耐圧領域11cにおけるシリコン
酸化膜13はNH4 Fによりエッチング除去される。こ
れにより、低耐圧領域11cにおけるP型シリコン基板
11の表面が露出される。
【0028】次に、図10に示すように、前記露出され
たP型シリコン基板11の表面には、低耐圧素子のゲー
ト絶縁膜となる厚さが120オングストローム程度のシ
リコン酸化膜24が形成される。この時、セル領域11
aにおける第3の多結晶シリコン膜22の上にはシリコ
ン酸化膜24aが形成され、高耐圧領域11bにおける
第1の多結晶シリコン膜14の上にはシリコン酸化膜2
4bが形成される。この後、これらシリコン酸化膜2
4、24a、24b及び第5、第6の素子分離絶縁膜1
2e、12fの上には、厚さが1000オングストロー
ム程度の第4の多結晶シリコン膜25が堆積される。
【0029】この後、図11に示すように、低耐圧領域
11cにおける第4の多結晶シリコン膜25の上には第
4のレジストパターン26が設けられる。次に、このレ
ジストパターン26をマスクとして等方性のエッチング
をすることにより、セル領域11a及び高耐圧領域11
bそれぞれにおける第4の多結晶シリコン膜25が除去
される。
【0030】次に、図12に示すように、第4のレジス
トパターン26は剥離される。この後、前記シリコン酸
化膜24a、24bは、NH4 Fにより剥離される。次
に、第1、第3、第4の多結晶シリコン膜14、22、
25の上には第5の多結晶シリコン膜27が堆積され
る。この多結晶シリコン膜27によってセル領域11
a、高耐圧領域11b及び低耐圧領域11cそれぞれは
接続される。この後、セル領域1aにおける第3、第5
の多結晶シリコン膜22、27、高耐圧領域11bにお
ける第1、第5の多結晶シリコン膜14、27および低
耐圧領域11cにおける第4、第5の多結晶シリコン膜
25、27それぞれにはリン拡散等によってリンがドー
プされる。
【0031】この後、図13に示すように、第5の多結
晶シリコン膜27の上にはスパッタによりタングステン
シリサイド膜28が形成される。次に、トランジスタの
ゲート電極の加工が行われ、その後、通常のMOS集積
回路の製造方法と同様に層間絶縁膜が形成される。次
に、金属配線が形成され、その後、パッシベーション膜
が形成される。
【0032】上記第1の実施例によれば、高耐圧領域1
1bのゲート絶縁膜13を初めに形成し、次に、セル領
域11aのゲート絶縁膜16を形成している。つまり、
先ず、P型シリコン基板11の表面に高耐圧領域11b
のゲート絶縁膜13を形成し、このゲート絶縁膜13及
び第3乃至第6の素子分離絶縁膜12c〜12fの上に
第1の多結晶シリコン膜14を形成し、この多結晶シリ
コン膜14をマスクとしてセル領域11aのシリコン酸
化膜13をNH4 Fによりエッチング除去している。こ
のため、このNH4 Fによりエッチング除去する際、高
耐圧領域11bの第3、第4の素子分離絶縁膜12c、
12dがこのNH4 Fによりエッチングされることがな
い。従って、高耐圧領域11bの素子分離絶縁膜12
c、12dが薄くなることがないため、フィールド反転
電圧の低下という問題が生じることがなく、要求される
高い耐圧を高耐圧領域11bに持たせることができる。
【0033】また、セルトランジスタの浮遊ゲートとコ
ントロールゲートとの間の絶縁膜となるONO積層膜2
1を形成した後、このONO積層膜21の上に第3の多
結晶シリコン膜22を連続的に堆積し、この多結晶シリ
コン膜22の上に第3のレジストパターン23を設けて
いる。このため、従来の製造方法のようにONO積層膜
21の上に直接レジストが塗布されることがない。従っ
て、レジストによってONO積層膜21が汚染されるこ
とがなく、ONO積層膜21の膜質の劣化が生じること
もない。この結果、不揮発性半導体記憶装置内における
絶縁破壊、データ保持特性の劣化などを防止でき、メモ
リセルの信頼性の低下を防止することができる。
【0034】また、従来の製造方法のようにセル領域の
ゲート絶縁膜を形成した後に高耐圧領域のゲート絶縁膜
を形成するのではなく、先ず、高耐圧領域11bのゲー
ト絶縁膜13を形成した後にセル領域11aのゲート絶
縁膜16を形成している。このため、高耐圧領域11b
においてオキシナイトライド膜を剥離する工程を必要と
しない。この結果、従来の製造方法のように高耐圧領域
11bのP型シリコン基板11表面にホワイトリボンが
残ることがない。従って、高耐圧領域11bのゲート絶
縁膜の耐圧が劣化することがなく、絶縁破壊などによる
歩留まりの低下を防止することができる。
【0035】また、低耐圧領域11cのトランジスタの
しきい値を必要に応じて制御するための不純物の導入
を、新たなフォトレジスト形成工程を施すことなく行え
る。すなわち、図8に示す第1、第2の多結晶シリコン
膜14、17をエッチング除去する工程の後、セル領域
11aの第3のレジストパターン23及び高耐圧領域1
1bの第1の多結晶シリコン膜14をマスクとしてP型
シリコン基板11に不純物を注入すれば、低耐圧領域1
1cのP型シリコン基板11にのみ不純物を導入するこ
とができる。従って、微細化、高性能化に適したトラン
ジスタを構成することができ、これに伴う製造コストの
増加はわずかなもので済む。
【0036】尚、上記第1の実施例では、ゲート絶縁膜
として膜質の良いオキシナイトライド膜16を、セル領
域11aにおけるゲート絶縁膜に用いているが、シリコ
ン酸化膜を、セル領域11aにおけるゲート絶縁膜に用
いることも可能である。前記オキシナイトライド膜16
をゲート絶縁膜として用いると、低電圧領域におけるリ
ーク電流を減少させることができるため、この点におい
て装置の信頼性を向上させることができる。これに対し
て、シリコン酸化膜をゲート絶縁膜として用いると、シ
リコン酸化膜からなる素子分離絶縁膜との間のストレス
が緩和されるため、この点において装置の信頼性を向上
させることができる。
【0037】図1および図14乃至図20は、この発明
の第2の実施例による不揮発性半導体記憶装置の製造方
法を示す断面図であり、第1の実施例と同一部分には同
一符号を付す。
【0038】先ず、図1に示す工程を経た後、図14に
示すように、第1乃至第6の素子分離絶縁膜12a〜1
2fの相互間に位置するP型シリコン基板11の表面に
は、高耐圧領域11bのゲート絶縁膜となる厚さが25
0オングストローム程度のシリコン酸化膜13が形成さ
れる。この後、これら素子分離絶縁膜12a〜12f及
びシリコン酸化膜13の上には、LPCVD法により厚
さが1200オングストローム程度の第1の多結晶シリ
コン膜31が堆積される。この第1の多結晶シリコン膜
31はゲート電極を構成するものである。
【0039】次に、図15に示すように、第1の多結晶
シリコン膜31上にはリソグラフィ技術により第1のレ
ジストパターン15が設けられ、このレジストは高耐圧
領域11b及び低耐圧領域11cそれぞれの上に位置し
ている。次に、この第1のレジストパターン15をマス
クとして等方性エッチングをすることにより、セル領域
11aにおける第1の多結晶シリコン膜31は除去され
る。
【0040】この後、図16に示すように、第1のレジ
ストパターン15は除去される。この後、セル領域11
aにおけるシリコン酸化膜13は、NH4 Fによりエッ
チング除去される。これにより、P型シリコン基板11
の表面が露出される。
【0041】次に、図17に示すように、前記露出され
たP型シリコン基板11の表面にはセル領域11aのト
ンネル絶縁膜となる厚さが100オングストローム程度
のオキシナイトライド膜16が形成される。この時、高
耐圧領域11bにおける第1の多結晶シリコン膜14の
上にはオキシナイトライド膜16aが形成され、低耐圧
領域11cにおける第1の多結晶シリコン膜14の上に
はオキシナイトライド膜16bが形成される。次に、オ
キシナイトライド膜16、16a、16b及び第1、第
2の素子分離絶縁膜12a、12bの上には、セル領域
11aの浮遊ゲートとなる厚さが1000オングストロ
ーム程度の第2の多結晶シリコン膜17が堆積される。
この後、この第2の多結晶シリコン膜膜17には、リン
拡散法等によりリンがドープされる。
【0042】この後、図18に示すように、第2の多結
晶シリコン膜17の上には第2のレジストパターン18
が設けられ、このレジストパターン18はセルトランジ
スタの浮遊ゲートとなる領域19と高耐圧領域11bと
に位置している。この後、第2のレジストパターン18
をマスクとしてエッチングすることにより、セル領域1
1aの浮遊ゲート分離領域20及び低耐圧領域11cそ
れぞれの上に位置する第2の多結晶シリコン膜17が除
去される。
【0043】次に、図19に示すように、第2のレジス
トパターン18は除去される。次に、セル領域11aに
おける第2の多結晶シリコン膜17の上には、セルトラ
ンジスタの浮遊ゲートとコントロールゲートとの間の絶
縁膜となる例えばONO(OXIDE-NITRIDE-OXIDE) 積層膜
21が形成される。この時、高耐圧領域11bにおける
第2の多結晶シリコン膜17の上にはONO積層膜21
aが形成され、低耐圧領域11cにおける第1の多結晶
シリコン膜31の上にはONO積層膜21bが形成され
る。この後、このONO積層膜21、21a、21bの
上には厚さが1000オングストローム程度の第3の多
結晶シリコン膜22が堆積される。
【0044】この後、図20に示すように、セル領域1
1aにおける第3の多結晶シリコン膜22の上には第3
のレジストパターン23が設けられる。この後、このレ
ジストパターン23をマスクとして等方性のエッチング
をすることにより、高耐圧領域11b及び低耐圧領域1
1cそれぞれの第3の多結晶シリコン膜22が同時に除
去される。次に、第3のレジストパターン23をマスク
として異方性のエッチングをすることにより、ONO積
層膜21a、21bが除去される。この後、第3のレジ
ストパターン23をマスクとしてエッチングをすること
により、高耐圧領域11bにおける第2の多結晶シリコ
ン膜17及び低耐圧領域11cにおける第1の多結晶シ
リコン膜31が同時にエッチング除去される。次に、前
記第3のレジストパターン23及び高耐圧領域11bに
おける第1の多結晶シリコン膜31をマスクとして、低
耐圧領域11cにおけるP型シリコン基板11に例えば
ボロン32が加速電圧20keV、ドーズ量1×1012
cm-2程度で注入される。
【0045】上記第2の実施例においても第1の実施例
と同様の効果を得ることができる。また、第1の多結晶
シリコン膜31を第1の実施例のそれより厚く形成して
いる。このため、第3のレジストパターン23及び高耐
圧領域11bにおける第1の多結晶シリコン膜31をマ
スクとしてボロン32をイオン注入する際、不純物であ
るボロン32の一部が第1の多結晶シリコン膜31を突
き抜けて高耐圧領域11bのP型シリコン基板11にま
で注入されてしまうことがない。従って、不純物が高耐
圧領域11bのP型シリコン基板11に注入されること
による高耐圧領域11bのトランジスタのしきい値の変
動を防止することができる。
【0046】図1、図2、図21及び図22は、この発
明の第3の実施例による不揮発性半導体記憶装置の製造
方法を示す断面図であり、第1の実施例と同一部分には
同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
【0047】図1、図2に示す工程を経た後、図21に
示すように、第1の多結晶シリコン膜14の上には、L
PCVD法などにより厚さが例えば200オングストロ
ーム程度のシリコン酸化膜32が設けられる。
【0048】次に、前記シリコン酸化膜32の上にはリ
ソグラフィ技術により図示せぬ第1のレジストパターン
が設けられ、このレジストは高耐圧領域11b及び低耐
圧領域11cそれぞれの上に位置している。この後、こ
の第1のレジストパターンをマスクとしてエッチングす
ることにより、セル領域11aにおけるシリコン酸化膜
32が除去される。次に、第1のレジストパターンをマ
スクとしてエッチングすることにより、セル領域11a
における第1の多結晶シリコン膜14が除去される。
【0049】この後、図22に示すように、セル領域1
1aにおける第3の多結晶シリコン膜22の上には第3
のレジストパターン23が設けられる。この後、このレ
ジストパターン23をマスクとして等方性のエッチング
をすることにより、高耐圧領域11b及び低耐圧領域1
1cそれぞれの図示せぬ第3の多結晶シリコン膜が同時
に除去される。次に、第3のレジストパターン23をマ
スクとして異方性のエッチングをすることにより、図示
せぬONO積層膜が除去される。この後、第3のレジス
トパターン23をマスクとしてエッチングをすることに
より、高耐圧領域11bにおける図示せぬ第2の多結晶
シリコン膜及び低耐圧領域11cにおける図示せぬ第1
の多結晶シリコン膜が同時にエッチング除去される。次
に、前記第3のレジストパターン23及び高耐圧領域1
1bにおける第1の多結晶シリコン膜14と厚さが20
0オングストローム程度のシリコン酸化膜32とをマス
クとして、低耐圧領域11cにおけるP型シリコン基板
11に不純物が導入される。
【0050】上記第3の実施例においても第2の実施例
と同様の効果を得ることができる。つまり、図22に示
す工程において、第1の多結晶シリコン膜14とシリコ
ン酸化膜32との両方を、低耐圧領域11cにおけるP
型シリコン基板11に不純物を導入する際のマスクとし
てい用いている。このため、不純物の一部が第1の多結
晶シリコン膜14を突き抜けて高耐圧領域11bのP型
シリコン基板11に注入されることを防止することがで
きる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
第2の領域の第1の酸化膜を初めに形成し、次に、第3
の領域の第2の酸化膜を形成している。したがって、高
耐圧領域における素子分離絶縁膜の膜厚が薄くなること
を防止することができる。また、第1の絶縁膜を形成し
た後、この第1の絶縁膜の上に第3の多結晶シリコン膜
を連続的に堆積している。したがって、メモリセルの信
頼性の低下それぞれを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1、第2又は第3の実施例による
不揮発性半導体記憶装置の製造方法を示す断面図。
【図2】この発明の第1又は第3の実施例による不揮発
性半導体記憶装置の製造方法を示すものであり、図1の
次の工程を示す断面図。
【図3】この発明の第1の実施例による不揮発性半導体
記憶装置の製造方法を示すものであり、図2の次の工程
を示す断面図。
【図4】この発明の第1の実施例による不揮発性半導体
記憶装置の製造方法を示すものであり、図3の次の工程
を示す断面図。
【図5】この発明の第1の実施例による不揮発性半導体
記憶装置の製造方法を示すものであり、図4の次の工程
を示す断面図。
【図6】この発明の第1の実施例による不揮発性半導体
記憶装置の製造方法を示すものであり、図5の次の工程
を示す断面図。
【図7】この発明の第1の実施例による不揮発性半導体
記憶装置の製造方法を示すものであり、図6の次の工程
を示す断面図。
【図8】この発明の第1の実施例による不揮発性半導体
記憶装置の製造方法を示すものであり、図7の次の工程
を示す断面図。
【図9】この発明の第1の実施例による不揮発性半導体
記憶装置の製造方法を示すものであり、図8の次の工程
を示す断面図。
【図10】この発明の第1の実施例による不揮発性半導
体記憶装置の製造方法を示すものであり、図9の次の工
程を示す断面図。
【図11】この発明の第1の実施例による不揮発性半導
体記憶装置の製造方法を示すものであり、図10の次の
工程を示す断面図。
【図12】この発明の第1の実施例による不揮発性半導
体記憶装置の製造方法を示すものであり、図11の次の
工程を示す断面図。
【図13】この発明の第1の実施例による不揮発性半導
体記憶装置の製造方法を示すものであり、図12の次の
工程を示す断面図。
【図14】この発明の第2の実施例による不揮発性半導
体記憶装置の製造方法を示すものであり、図1の次の工
程を示す断面図。
【図15】この発明の第2の実施例による不揮発性半導
体記憶装置の製造方法を示すものであり、図14の次の
工程を示す断面図。
【図16】この発明の第2の実施例による不揮発性半導
体記憶装置の製造方法を示すものであり、図15の次の
工程を示す断面図。
【図17】この発明の第2の実施例による不揮発性半導
体記憶装置の製造方法を示すものであり、図16の次の
工程を示す断面図。
【図18】この発明の第2の実施例による不揮発性半導
体記憶装置の製造方法を示すものであり、図17の次の
工程を示す断面図。
【図19】この発明の第2の実施例による不揮発性半導
体記憶装置の製造方法を示すものであり、図18の次の
工程を示す断面図。
【図20】この発明の第2の実施例による不揮発性半導
体記憶装置の製造方法を示すものであり、図19の次の
工程を示す断面図。
【図21】この発明の第3の実施例による不揮発性半導
体記憶装置の製造方法を示すものであり、図2の次の工
程を示す断面図。
【図22】この発明の第3の実施例による不揮発性半導
体記憶装置の製造方法を示すものであり、図21の次の
工程を示す断面図。
【図23】従来の不揮発性半導体記憶装置の製造方法を
示す断面図。
【図24】従来の不揮発性半導体記憶装置の製造方法を
示すものであり、図23の次の工程を示す断面図。
【図25】従来の不揮発性半導体記憶装置の製造方法を
示すものであり、図24の次の工程を示す断面図。
【図26】従来の不揮発性半導体記憶装置の製造方法を
示すものであり、図25の次の工程を示す断面図。
【図27】従来の不揮発性半導体記憶装置の製造方法を
示すものであり、図26の次の工程を示す断面図。
【符号の説明】
11…P型シリコン基板、11a …セル領域、11b …高耐圧
領域、11c …低耐圧領域、12a …第1の素子分離絶縁
膜、12b …第2の素子分離絶縁膜、12c …第3の素子分
離絶縁膜、12d …第4の素子分離絶縁膜、12e …第5の
素子分離絶縁膜、12f …第6の素子分離絶縁膜、13…シ
リコン酸化膜(高耐圧領域のゲート絶縁膜)、14…第1
の多結晶シリコン膜、15…第1のレジストパターン、16
…オキシナイトライド膜(セル領域のゲート絶縁膜)、
16a,16b …オキシナイトライド膜、17…第2の多結晶シ
リコン膜、18…第2のレジストパターン、19…セルトラ
ンジスタの浮遊ゲートとなる領域、20…浮遊ゲート分離
領域、21,21a,21b…ONO積層膜、22…第3の多結晶シ
リコン膜、23…第3のレジストパターン、24,24a,24b…
シリコン酸化膜、25…第4の多結晶シリコン膜、26…第
4のレジストパターン、27…第5の多結晶シリコン膜、
28…タングステンシリサイド膜、31…第1の多結晶シリ
コン膜、32…シリコン酸化膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/792 // H01L 21/762 H01L 21/76 D

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電源電圧が印加される第1のMO
    S型トランジスタを形成する領域が分離される第1の素
    子分離絶縁膜と、 前記第1の電源電圧より高い第2の電源電圧が印加され
    る第2のMOS型トランジスタを形成する領域が分離さ
    れる前記第1の素子分離絶縁膜の幅と同一の幅を有し前
    記第1の素子分離絶縁膜の厚さより厚い第2の素子分離
    絶縁膜と、 を具備することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 第1の電源電圧が印加される第1のMO
    S型トランジスタにおけるゲート電極の一部を構成する
    第1の多結晶シリコン膜と、 前記第1の電源電圧より高い第2の電源電圧が印加され
    る第2のMOS型トランジスタにおけるゲート電極の一
    部を構成する前記第1の多結晶シリコン膜の厚さより厚
    い第2の多結晶シリコン膜と、 を具備することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 半導体基板の表面に、第1の電源電圧が
    印加される第1のMOS型トランジスタを形成する第1
    の領域が分離される第1の素子分離絶縁膜と、前記第1
    の電源電圧より高い第2の電源電圧が印加される第2の
    MOS型トランジスタを形成する第2の領域が分離され
    る前記第1の素子分離絶縁膜の厚さより厚い第2の素子
    分離絶縁膜と、メモリセルトランジスタを形成する第3
    の領域が分離される第3の素子分離絶縁膜とを形成する
    工程と、 前記半導体基板の表面に第1のMOS型トランジスタの
    ゲート絶縁膜となる第1の酸化膜を形成する工程と、 前記第1の酸化膜および前記第1乃至第3の素子分離絶
    縁膜の上に第1の多結晶シリコン膜を堆積する工程と、 前記第1及び第2の領域それぞれにおける前記第1の多
    結晶シリコン膜の上に第1のレジストパターンを形成す
    る工程と、 前記第1のレジストパターンをマスクとして前記第3の
    多結晶シリコン膜をエッチングする工程と、 前記第1のレジストパターンを剥離した後、前記第3の
    領域における前記第1の酸化膜を除去する工程と、 前記第3の領域における前記半導体基板の表面に前記メ
    モリセルトランジスタのゲート絶縁膜となる第2の酸化
    膜を形成する工程と、 前記第2の酸化膜の上に前記メモリセルトランジスタの
    浮遊ゲートとなる第2の多結晶シリコン膜を堆積する工
    程と、 前記第2の多結晶シリコン膜に不純物を導入する工程
    と、 前記第2の領域および前記第3の領域における浮遊ゲー
    ト電極が形成される領域それぞれにおける前記第2の多
    結晶シリコン膜の上に第2のレジストパターンを形成す
    る工程と、 前記第2のレジストパターンをマスクとして前記第2の
    多結晶シリコン膜をエッチングする工程と、 前記第2のレジストパターンを剥離した後、前記第2の
    多結晶シリコン膜の上に前記メモリセルトランジスタの
    浮遊ゲートとコントロールゲートとの間の絶縁膜となる
    第1の絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の絶縁膜の上に第3の多結晶シリコン膜を堆積
    する工程と、 前記第3の領域における前記第3の多結晶シリコン膜の
    上に第3のレジストパターンを形成する工程と、 前記第3のレジストパターンをマスクとして前記第1及
    び第2の領域における前記第3の多結晶シリコン膜をエ
    ッチングする工程と、 前記第3のレジストパターンをマスクとして前記第1及
    び第2の領域における前記第1の絶縁膜をエッチングす
    る工程と、 前記第3のレジストパターンをマスクとして、前記第1
    の領域における前記第1の多結晶シリコン膜および前記
    第2の領域における前記第2の多結晶シリコン膜をエッ
    チングする工程と、 前記第3のレジストパターンを剥離した後、前記第1の
    領域における前記第1の酸化膜をエッチングする工程
    と、 前記第1の領域における前記半導体基板の表面に前記第
    1のMOS型トランジスタのゲート絶縁膜となる第3の
    酸化膜を形成する工程と、 前記第3の酸化膜の上に第4の多結晶シリコン膜を堆積
    する工程と、 前記第1の領域における前記第4の多結晶シリコン膜の
    上に第4のレジストパターンを形成する工程と、 前記第4のレジストパターンをマスクとして前記第4の
    多結晶シリコン膜をエッチングする工程と、 前記第4のレジストパターンを剥離した後、前記第1乃
    至第3の領域に第5の多結晶シリコン膜を堆積する工程
    と、 を具備することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の
    製造方法。
  4. 【請求項4】 半導体基板の表面に、第1の電源電圧が
    印加される第1のMOS型トランジスタを形成する第1
    の領域が分離される第1の素子分離絶縁膜と、前記第1
    の電源電圧より高い第2の電源電圧が印加される第2の
    MOS型トランジスタを形成する第2の領域が分離され
    る前記第1の素子分離絶縁膜の厚さより厚い第2の素子
    分離絶縁膜と、メモリセルトランジスタを形成する第3
    の領域が分離される第3の素子分離絶縁膜とを形成する
    工程と、 前記半導体基板の表面に第1のMOS型トランジスタの
    ゲート絶縁膜となる第1の酸化膜を形成する工程と、 前記第1の酸化膜および前記第1乃至第3の素子分離絶
    縁膜の上に第1の多結晶シリコン膜を堆積する工程と、 前記第1の多結晶シリコン膜の上に酸化膜を形成する工
    程と、 前記第1及び第2の領域それぞれにおける前記酸化膜の
    上に第1のレジストパターンを形成する工程と、 前記第1のレジストパターンをマスクとして酸化膜及び
    前記第1の多結晶シリコン膜をエッチングする工程と、 前記第1のレジストパターンを剥離した後、前記第3の
    領域における前記第1の酸化膜を除去する工程と、 前記第3の領域における前記半導体基板の表面に前記メ
    モリセルトランジスタのゲート絶縁膜となる第2の酸化
    膜を形成する工程と、 前記第2の酸化膜の上に前記メモリセルトランジスタの
    浮遊ゲートとなる第2の多結晶シリコン膜を堆積する工
    程と、 前記第2の多結晶シリコン膜に不純物を導入する工程
    と、 前記第2の領域および前記第3の領域における浮遊ゲー
    ト電極が形成される領域それぞれにおける前記第2の多
    結晶シリコン膜の上に第2のレジストパターンを形成す
    る工程と、 前記第2のレジストパターンをマスクとして前記第2の
    多結晶シリコン膜をエッチングする工程と、 前記第2のレジストパターンを剥離した後、前記第2の
    多結晶シリコン膜の上に前記メモリセルトランジスタの
    浮遊ゲートとコントロールゲートとの間の絶縁膜となる
    第1の絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の絶縁膜の上に第3の多結晶シリコン膜を堆積
    する工程と、 前記第3の領域における前記第3の多結晶シリコン膜の
    上に第3のレジストパターンを形成する工程と、 前記第3のレジストパターンをマスクとして前記第1及
    び第2の領域における前記第3の多結晶シリコン膜をエ
    ッチングする工程と、 前記第3のレジストパターンをマスクとして前記第1及
    び第2の領域における前記第1の絶縁膜をエッチングす
    る工程と、 前記第3のレジストパターンをマスクとして、前記第1
    の領域における前記第1の多結晶シリコン膜および前記
    第2の領域における前記第2の多結晶シリコン膜をエッ
    チングする工程と、 前記第3のレジストパターンおよび前記第2の領域にお
    ける前記酸化膜、前記第1の多結晶シリコン膜をマスク
    として前記半導体基板に不純物を導入する工程と、 前記第3のレジストパターンを剥離した後、前記第1の
    領域における前記第1の酸化膜をエッチングする工程
    と、 前記第1の領域における前記半導体基板の表面に前記第
    1のMOS型トランジスタのゲート絶縁膜となる第3の
    酸化膜を形成する工程と、 前記第3の酸化膜の上に第4の多結晶シリコン膜を堆積
    する工程と、 前記第1の領域における前記第4の多結晶シリコン膜の
    上に第4のレジストパターンを形成する工程と、 前記第4のレジストパターンをマスクとして前記第4の
    多結晶シリコン膜をエッチングする工程と、 前記第4のレジストパターンを剥離した後、前記第1乃
    至第3の領域に第5の多結晶シリコン膜を堆積する工程
    と、 を具備することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の
    製造方法。
  5. 【請求項5】 半導体基板の表面に、第1の電源電圧が
    印加される第1のMOS型トランジスタを形成する第1
    の領域が分離される第1の素子分離絶縁膜と、前記第1
    の電源電圧より高い第2の電源電圧が印加される第2の
    MOS型トランジスタを形成する第2の領域が分離され
    る前記第1の素子分離絶縁膜の厚さより厚い第2の素子
    分離絶縁膜と、メモリセルトランジスタを形成する第3
    の領域が分離される第3の素子分離絶縁膜とを形成する
    工程と、 前記半導体基板の表面に第1のMOS型トランジスタの
    ゲート絶縁膜となる第1の酸化膜を形成する工程と、 前記第1の酸化膜および前記第1乃至第3の素子分離絶
    縁膜の上に、後工程で第1の領域における前記半導体基
    板に不純物を導入する際にマスクとして十分な厚さを有
    する第1の多結晶シリコン膜を堆積する工程と、 前記第1及び第2の領域それぞれにおける前記酸化膜の
    上に第1のレジストパターンを形成する工程と、 前記第1のレジストパターンをマスクとして第1の多結
    晶シリコン膜をエッチングする工程と、 前記第1のレジストパターンを剥離した後、前記第3の
    領域における前記第1の酸化膜を除去する工程と、 前記第3の領域における前記半導体基板の表面に前記メ
    モリセルトランジスタのゲート絶縁膜となる第2の酸化
    膜を形成する工程と、 前記第2の酸化膜の上に前記メモリセルトランジスタの
    浮遊ゲートとなる第2の多結晶シリコン膜を堆積する工
    程と、 前記第2の多結晶シリコン膜に不純物を導入する工程
    と、 前記第2の領域および前記第3の領域における浮遊ゲー
    ト電極が形成される領域それぞれにおける前記第2の多
    結晶シリコン膜の上に第2のレジストパターンを形成す
    る工程と、 前記第2のレジストパターンをマスクとして前記第2の
    多結晶シリコン膜をエッチングする工程と、 前記第2のレジストパターンを剥離した後、前記第2の
    多結晶シリコン膜の上に前記メモリセルトランジスタの
    浮遊ゲートとコントロールゲートとの間の絶縁膜となる
    第1の絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の絶縁膜の上に第3の多結晶シリコン膜を堆積
    する工程と、 前記第3の領域における前記第3の多結晶シリコン膜の
    上に第3のレジストパターンを形成する工程と、 前記第3のレジストパターンをマスクとして前記第1及
    び第2の領域における前記第3の多結晶シリコン膜をエ
    ッチングする工程と、 前記第3のレジストパターンをマスクとして前記第1及
    び第2の領域における前記第1の絶縁膜をエッチングす
    る工程と、 前記第3のレジストパターンをマスクとして、前記第1
    の領域における前記第1の多結晶シリコン膜および前記
    第2の領域における前記第2の多結晶シリコン膜をエッ
    チングする工程と、 前記第3のレジストパターンを剥離した後、前記第1の
    領域における前記第1の酸化膜をエッチングする工程
    と、 前記第1の領域における前記半導体基板の表面に前記第
    1のMOS型トランジスタのゲート絶縁膜となる第3の
    酸化膜を形成する工程と、 前記第3の酸化膜の上に第4の多結晶シリコン膜を堆積
    する工程と、 前記第1の領域における前記第4の多結晶シリコン膜の
    上に第4のレジストパターンを形成する工程と、 前記第4のレジストパターンをマスクとして前記第4の
    多結晶シリコン膜をエッチングする工程と、 前記第4のレジストパターンを剥離した後、前記第1乃
    至第3の領域に第5の多結晶シリコン膜を堆積する工程
    と、 前記第5の多結晶シリコン膜および前記第1の領域にお
    ける前記第4の多結晶シリコン膜、前記第2の領域にお
    ける前記第1の多結晶シリコン膜、前記第3の領域にお
    ける前記第3の多結晶シリコン膜それぞれに同時に不純
    物を導入する工程と、 を具備することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の
    製造方法。
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