JP2001119002A - 半導体記憶装置の製造方法及び半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置の製造方法及び半導体記憶装置

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JP2001119002A JP29588599A JP29588599A JP2001119002A JP 2001119002 A JP2001119002 A JP 2001119002A JP 29588599 A JP29588599 A JP 29588599A JP 29588599 A JP29588599 A JP 29588599A JP 2001119002 A JP2001119002 A JP 2001119002A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セレクトトランジスタのゲート絶縁膜の厚膜
化や、セレクトトランジスタのゲート電極に用いるポリ
シリコン膜の不純物濃度の高濃度化を、少ない製造工程
数で実現できる半導体記憶装置の製造方法を提供する。 【解決手段】 浮遊ゲート電極及び制御ゲート電極を備
えた、情報を記録するための複数のセルトランジスタ
と、セルトランジスタを制御/選択するためのセレクト
トランジスタとを有する、電気的に情報の書込み/消去
が可能な半導体記憶装置の製造方法であって、セルトラ
ンジスタの制御ゲートを形成する前に、セルトランジス
タと同一の工程で製造されたセレクトトランジスタのチ
ャネル領域直上の基板表面を露出させ、露出された基板
表面にセレクトトランジスタのゲート絶縁膜を形成し、
セルトランジスタの制御ゲート電極を形成すると共に、
ゲート絶縁膜上にセレクトトランジスタのゲート電極を
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体記憶装置の製
造方法に関し、特に電気的に情報の書込み/消去が可能
なフラッシュEEPROMに用いて好適な半導体記憶装
置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電気的に情報の書込み/消去が可能な不
揮発性の半導体記憶装置であるフラッシュEEPROM
は、情報を記録するためのメモリセル部に浮遊ゲート電
極及び制御ゲート電極を備えた複数個のセルトランジス
タと、セルトランジスタを制御・選択するためのセレク
トトランジスタの2種類のトランジスタを有している。
さらに実用的なフラッシュEEPROMでは論理演算回
路などの周辺回路部のトランジスタも同一基板上に形成
される。
【0003】このようなフラッシュEEPROMのう
ち、図15に示すような、情報の記録/読み出しを行う
ためのデータ線にセルトランジスタが所定数毎に並列に
接続され、それらと直列にセレクトトランジスタが接続
された構成のものが知られている。図15に示すような
構成のフラッシュEEPROMは、メモリセル部に対す
るアクセス速度はそれほど速くないが、デバイス面積が
小さく、製造工程も比較的少なくて済むため、高集積化
及び低コスト化が要求される、例えば、ICカード用の
記憶装置として用いられている。
【0004】以下では、図15に示す構成のフラッシュ
EEPROMを例にして従来の半導体記憶装置の構造や
製造方法について説明する。図15はフラッシュEEP
ROMのメモリセル部の一構成例を示す回路図であり、
図16は図15に示したフラッシュEEPROMの構造
を示す平面図である。
【0005】図15に示すフラッシュEEPROMのメ
モリセル部は、複数のセルトランジスタ(図15では、
M101〜M164、M201〜M264、M301〜
M364、M401〜M464)が格子状に配列された
構成である。また、メモリセル部は、データ線(図15
ではD1〜D4)と平行な方向にそれぞれ所定数(図1
5では64個)のセルトランジスタから成る複数のブロ
ックに分割され、各セルトランジスタのソース及びドレ
インがブロック毎にそれぞれ共通に接続されている。セ
ルトランジスタの制御ゲート電極は、図15に示す横一
列毎に、情報の記録位置を選択するためのワード線(W
1〜W64)に共通に接続されている。
【0006】また、各ブロックには、並列に接続された
所定数のセルトランジスタを選択するためのセレクトト
ランジスタが2個ずつ設けられ、第1のセレクトトラン
ジスタ(図15では、Q11、Q21、Q31、Q4
1)はセルトランジスタのドレインとデータ線に設けら
れたコンタクト(図15では、J1〜J4)間に挿入さ
れ、第2のセレクトトランジスタ(図15では、Q1
2、Q22、Q32、Q42)はセルトランジスタのソ
ースとコモンソース(CS:接地電位)間に挿入されて
いる。なお、各ブロックの第1のセレクトトランジスタ
のゲート電極はそれぞれ第1の選択ゲート線(SG1)
に共通に接続され、第2のセレクトトランジスタのゲー
ト電極はそれぞれ第2の選択ゲート線(SG2)に共通
に接続されている。
【0007】図16に示すように、メモリセル部を構成
する各ブロックはフィールド酸化膜によってそれぞれ分
離されている。また、セルトランジスタ(図16では、
M101〜M164、M201〜M264)のソース領
域(S)及びドレイン領域(D)はブロック毎にそれぞ
れ共通に形成され、それらは所定数のセルトランジスタ
を並列に接続するための配線材としても用いられてい
る。
【0008】また、セルトランジスタのソース領域及び
ドレイン領域上には、それらと交差するようにして浮遊
ゲート電極(不図示)及び制御ゲート電極が所定間隔毎
に配置され、制御ゲート電極は図16の横一列毎にそれ
ぞれ共通に接続されてワード線としても用いられてい
る。このソース領域とドレイン領域に挟まれた制御ゲー
ト電極直下の領域が電流の流れるチャネル領域となる。
【0009】セルトランジスタのドレイン領域の一端
は、第1のセレクトトランジスタ(図16では、Q1
1、Q21)のソース領域(S)に接続され、第1の選
択ゲート線(SG1)を挟んで対向する位置に第1のセ
レクトトランジスタのドレイン領域(D)が形成され
る。第1のセレクトトランジスタのドレイン領域には、
データ線と接続するためのコンタクト(図16では、J
1、J2)が設けられている。なお、図16では第2の
セレクトトランジスタが図示されていないが、セルトラ
ンジスタのソース領域の一端に第1のセレクトトランジ
スタと同様の構成で形成される。
【0010】このような構成において、情報の記録/消
去する場合は、所定の電圧が印加されたデータ線とワー
ド線の交差する位置のセルトランジスタが選択され、選
択されたセルトランジスタの浮遊ゲート電極への電荷の
出入りによって情報の書込み/消去が行われる。また、
浮遊ゲート電極に電荷が取り込まれることによるしきい
値電圧の変化を検出することでセルトランジスタに記録
された情報の読み出しを行う。
【0011】次に、図15及び図16に示したフラッシ
ュEEPROMの従来の製造方法について、図17〜図
24を用いて説明する。
【0012】図17〜図24は、図15及び図16に示
した半導体装置の従来の製造方法の手順を示す断面図で
ある。なお、図17〜図24に示したセレクトトランジ
スタの構造は、図16に示した平面図のA−A’線断面
を示したものであり、セルトランジスタの構造は、図1
6に示した平面図のB−B’線断面を示したものであ
る。
【0013】まず、p型半導体から成る基板101上に
シリコン窒化膜(Si34)を形成し、所定の形状にパ
ターニングしてその開口部を選択酸化し、素子を分離す
るための非活性領域であるフィールド酸化膜106を形
成する。続いて、熱酸化法により基板101の表面にセ
レクトトランジスタのゲート絶縁膜102a、及びセル
トランジスタのトンネリング酸化膜102bをそれぞれ
成膜する。このとき、セレクトトランジスタには高耐圧
が要求されるため、以下のようなマルチ酸化を行う。ま
ず、所望の膜厚よりも薄く酸化膜が形成されるように基
板101の表面を熱酸化する。このときの膜厚は、後で
さらにセルトランジスタのトンネリング酸化膜102b
を形成する際に増加する分を差し引いた厚さにする。次
に、フォトレジストをセレクトトランジスタ部に形成し
てセルトランジスタ部の酸化膜をエッチング除去する。
続いて、フォトレジストを除去し、セルトランジスタ部
の酸化膜が所望の膜厚になるように熱酸化を行い、セレ
クトトランジスタのゲート絶縁膜102aとセルトラン
ジスタのトンネリング酸化膜102bをそれぞれ所望の
膜厚で成膜する(図17)。
【0014】次に、これらの上にセルトランジスタの浮
遊ゲート電極となる第1のN型ポリシリコン膜103を
成膜し、その上にパッド酸化膜104をCVD(Chemic
al Vapor Deposition)法によって成膜し、さらにその
上に第2のN型ポリシリコン膜105を成膜する。な
お、第2のN型ポリシリコン膜105は後工程のイオン
注入時にマスクとして使用するものであるため、アモル
ファスシリコン膜またはシリコン窒化膜を代わりに成膜
してもよい。続いて、第1のN型ポリシリコン膜10
3、パッド酸化膜104、及び第2のN型ポリシリコン
膜105をそれぞれ所定の形状にパターニングする。こ
のとき形成した第1のN型ポリシリコン膜103の幅が
セルトランジスタとセレクトトランジスタのチャネル幅
をそれぞれ決定する(図18)。
【0015】次に、第2のN型ポリシリコン膜105を
マスクとして用い、例えば、砒素(As)などの不純物
を基板101にイオン注入し、熱拡散させてセルトラン
ジスタとセレクトトランジスタのソース領域107及び
ドレイン領域108をそれぞれ形成する(図19)。
【0016】続いて、第1のN型ポリシリコン膜10
3、パッド酸化膜104、及び第2のN型ポリシリコン
膜105の側面を埋めるようにしてプラズマCVD法に
よりシリコン酸化膜(SiO2)から成る拡散層上酸化
膜109を成膜する(図20)。
【0017】次に、CMP(Chemical Mechanical Poli
shing)法とエッチバック法により拡散層上酸化膜10
9の上面を平坦化し、第2のN型ポリシリコン膜105
を現出させる。このとき、拡散層上酸化膜109の埋め
込まれ方によってはCMPを行わずにエッチバックだけ
を行ってもよい。さらに、第2のN型ポリシリコン膜1
05及びパッド酸化膜104をそれぞれエッチング除去
し、第1のN型ポリシリコン膜103の表面を露出させ
る(図21)。なお、この工程の前に第1のN型ポリシ
リコン膜103の側面にある拡散層上酸化膜109の高
さを調整するためのエッチング工程を行ってもよい。
【0018】次に、第1のN型ポリシリコン膜103上
にセルトランジスタの浮遊ゲート電極の上部となる第3
のN型ポリシリコン膜110を成膜し、セルトランジス
タ部にフォトレジストを形成して、セレクトトランジス
タ部の第1のN型ポリシリコン膜103及び第3のN型
ポリシリコン膜110にそれぞれリン(P)などの不純
物をイオン注入する。続いて、浮遊ゲート電極と後工程
で形成する制御ゲート電極間の容量を大きくするために
セルトランジスタ部の第3のN型ポリシリコン膜110
をウィング状にパターニングし、その上にONO(Oxid
e Nitride Oxide)膜111をCVD法で成膜する(図
22)。
【0019】次に、セレクタトランジスタ部のONO膜
111に開口部114を設け(図23)、セレクタトラ
ンジスタのゲート電極、及びセルトランジスタの制御ゲ
ート電極となる第4のN型ポリシリコン膜112及び金
属シリサイド膜(例えば、WSi)113をONO膜1
11上に成膜する。このようにすることで、セレクトト
ランジスタ部の第1のN型ポリシリコン膜103と第4
のN型ポリシリコン膜112が開口部114を介して短
絡される。
【0020】続いて、セレクトトランジスタ部及び周辺
回路部をそれぞれフォトレジストで覆い、セルトランジ
スタのコントロールゲート、ONO膜111、フローテ
ィングゲートを同時にパターニングする。最後に、セル
トランジスタ部をフォトレジストで覆い、セレクトトラ
ンジスタ及び周辺回路のトランジスタのゲート電極(第
4のN型ポリシリコン膜112及び金属シリサイド膜1
13)をパターニングする(図24)。なお、金属シリ
サイド膜113は、必ずしも設ける必要はなく、第4の
N型ポリシリコン膜112だけを成膜してもよい。ま
た、図23及び図24では、セレクトトランジスタ部の
チャネル領域の直上でONO膜111に開口部114が
設けられているが、実際の開口部114はフィールド酸
化膜106上でONO膜111に設けられる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
半導体記憶装置では、セレクトトランジスタとセルトラ
ンジスタが同様の構造であるため、耐圧が異なるセルト
ランジスタのトンネリング酸化膜とセレクトトランジス
タのゲート絶縁膜の膜厚を変えるための工程や、セレク
トトランジスタの第1のN型ポリシリコン膜(セルトラ
ンジスタの浮遊ゲートに相当する)と第4のポリシリコ
ン膜(セルトランジスタの制御ゲートに相当する)を短
絡する工程が必要になり、製造工程が増えてコストが増
大するという問題があった。
【0022】また、セレクトトランジスタのゲート電極
に用いるポリシリコン膜の不純物濃度は抵抗を小さくし
て高速化するために濃くすることが望ましく、セルトラ
ンジスタの浮遊ゲート電極に用いるポリシリコン膜の不
純物濃度は情報の消去不良や保持性能を向上させるため
に薄くすることが望ましいため、これらの不純物濃度を
変えるための工程が必要になる。
【0023】このような問題を解決するため、例えば、
セレクトトランジスタをセルトランジスタと同時に形成
するのではなく、周辺回路部のトランジスタと同時に製
造する方法が考えられる。
【0024】しかしながら、周辺回路部のトランジスタ
は、一般に、セレクトトランジスタよりもチャネル幅を
正確に管理する必要があるため、ゲート電極形成後に、
それをマスクとしてイオン注入が行われ、ソース領域及
びドレイン領域となる拡散層が形成される。したがっ
て、セレクトトランジスタの拡散層をセルトランジスタ
の拡散層と同時に形成することができないため、図25
(a)に示すように、配線材としても用いられるセレク
トトランジスタとセルトランジスタの拡散層の接続部に
不純物が二重に注入されて耐圧が劣化したり、図25
(b)に示すように不純物の未注入領域ができて接続が
切れてしまうおそれがある。
【0025】本発明は上記したような従来の技術が有す
る問題点を解決するためになされたものであり、セレク
トトランジスタのゲート絶縁膜の厚膜化や、セレクトト
ランジスタのゲート電極に用いるポリシリコン膜の不純
物濃度の高濃度化を、少ない製造工程数で実現できる半
導体記憶装置の製造方法を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の半導体記憶装置の製造方法は、浮遊ゲート電極
及び制御ゲート電極を備えた、情報を記録するための複
数のセルトランジスタと、前記セルトランジスタを制御
/選択するためのセレクトトランジスタとを有する、電
気的に情報の書込み/消去が可能な半導体記憶装置の製
造方法であって、前記セルトランジスタの前記制御ゲー
トを形成する前に、該セルトランジスタと同一の工程で
製造された前記セレクトトランジスタのチャネル領域直
上の基板表面を露出させ、該露出された基板表面に前記
セレクトトランジスタのゲート絶縁膜を形成し、前記セ
ルトランジスタの前記制御ゲート電極を形成すると共
に、該ゲート絶縁膜上に前記セレクトトランジスタのゲ
ート電極を形成する方法である。
【0027】このとき、前記セルトランジスタのソース
領域及びドレイン領域となる第1の拡散層と、前記セレ
クトトランジスタのソース領域及びドレイン領域となる
第2の拡散層とを同時に形成してもよい。
【0028】また、論理演算回路からなる周辺回路部の
トランジスタのゲート絶縁膜を前記セレクトトランジス
タのゲート絶縁膜と同時に形成し、前記周辺回路部のト
ランジスタのゲート電極を前記セレクトトランジスタの
ゲート電極と同時に形成してもよく、前記セレクトトラ
ンジスタのゲート絶縁膜の膜厚を、前記周辺回路部のう
ちの高耐圧が要求されるトランジスタのゲート絶縁膜と
等しくしてもよい。
【0029】一方、本発明の半導体記憶装置は、浮遊ゲ
ート電極及び制御ゲート電極を備えた、情報を記録する
ための複数のセルトランジスタと、前記セルトランジス
タを制御/選択するためのセレクトトランジスタとを有
する、電気的に情報の書込み/消去が可能な半導体記憶
装置であって、前記セレクトトランジスタのゲート電極
に1層のポリシリコン膜を有し、該セレクトトランジス
タのゲート電極と、前記セルトランジスタの前記制御ゲ
ート電極が同時に形成されたものである。
【0030】このとき、前記セルトランジスタのソース
領域及びドレイン領域となる第1の拡散層と、前記セレ
クトトランジスタのソース領域及びドレイン領域となる
第2の拡散層とが同時に形成されたものであってもよ
い。
【0031】また、論理演算回路からなる周辺回路部の
トランジスタのゲート絶縁膜が前記セレクトトランジス
タのゲート絶縁膜と同時に形成され、前記周辺回路部の
トランジスタのゲート電極が前記セレクトトランジスタ
のゲート電極と同時に形成されたものであってもよく、
前記セレクトトランジスタのゲート絶縁膜の膜厚が、前
記周辺回路部のうちの高耐圧が要求されるトランジスタ
のゲート絶縁膜と等しいものであってもよい。
【0032】上記のような半導体記憶装置の製造方法及
び半導体記憶装置では、セレクトトランジスタのゲート
電極のポリシリコン膜が1層になるため、従来のように
2つのポリシリコン膜を短絡する工程やセルトランジス
タの浮遊ゲート電極に相当するポリシリコン膜の抵抗を
小さくするための不純物注入工程が不要になる。
【0033】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
【0034】本実施形態の半導体記憶装置の製造方法
は、従来と同様にセレクトトランジスタとセルトランジ
スタを同時に形成する。また、セルトランジスタの制御
ゲートを形成する前に、セレクトトランジスタのチャネ
ル領域直上に在るポリシリコン膜や酸化膜を、一旦、全
て取り去って基板表面を露出させ、その後、あらため
て、セレクトトランジスタのゲート絶縁膜を形成し、そ
の上にゲート電極をセルトランジスタの制御ゲート電極
と同時に形成する方法である。なお、本実施形態の製造
方法を適用するフラッシュEEPROMの回路構成及び
平面構造は従来と同様であるため、その説明は省略す
る。
【0035】まず、本発明の半導体装置の製造方法につ
いて図1〜図8を参照して説明する。図1〜図8は、本
発明の半導体装置の製造方法のうち、セルトランジスタ
及びセレクトトランジスタの製造手順を示す断面図であ
る。
【0036】まず、p型半導体から成る基板1上にシリ
コン窒化膜を形成し、所定の形状にパターニングしてそ
の開口部を選択酸化し、素子を分離するための非活性領
域であるフィールド酸化膜6を形成する。なお、素子分
離領域は、シャロー・トレンチ・アイソレーション(S
TI)であってもよい。
【0037】続いて、熱酸化法により基板1の表面にシ
リコン酸化膜(SiO2)を成膜する。ここで、セレク
トトランジスタ部に形成されたシリコン酸化膜2aは、
後工程で除去される。また、セルトランジスタ部に形成
されたシリコン酸化膜はトンネリング酸化膜2bとな
る。
【0038】次に、シリコン酸化膜2a及びトンネリン
グ酸化膜2b上にセルトランジスタの浮遊ゲート電極と
なる第1のN型ポリシリコン膜3をそれぞれ成膜し、そ
の上にパッド酸化膜4をCVD法によって成膜し、さら
にその上に第2のN型ポリシリコン膜5を成膜する。な
お、第2のN型ポリシリコン膜5は後工程のイオン注入
時にマスクとして使用するものであるため、アモルファ
スシリコンまたはシリコン窒化膜を代わりに成膜しても
よい。
【0039】続いて、第1のN型ポリシリコン膜3、パ
ッド酸化膜4、及び第2のN型ポリシリコン膜5をそれ
ぞれ所定の形状にパターニングする。このとき形成した
第1のN型ポリシリコン膜3の幅がセルトランジスタと
セレクトトランジスタのチャネル幅をそれぞれ決定する
(図1)。
【0040】次に、第2のN型ポリシリコン膜5をマス
クとして用い、例えば、砒素(As)などの不純物を基
板1にイオン注入し、熱拡散させてセルトランジスタと
セレクトトランジスタのソース領域7及びドレイン領域
8をそれぞれ形成する(図2)。このとき、第1のN型
ポリシリコン膜3、パッド酸化膜4、及び第2のN型ポ
リシリコン膜5の側面に絶縁膜によってサイドウォール
を形成し、N型拡散層から成るソース領域7及びドレイ
ン領域8をLDD(Lightly Doped Drain)構造にして
もよい。
【0041】次に、第1のN型ポリシリコン膜3、パッ
ド酸化膜4、及び第2のN型ポリシリコン膜5の側面を
埋めるようにしてプラズマCVD法によりシリコン酸化
膜からなる拡散層上酸化膜9を基板表面に成膜する。な
お、本工程の前にセルトランジスタの第1のN型ポリシ
リコン膜3、パッド酸化膜4、及び第2のN型ポリシリ
コン膜5の側面は信頼性の高い熱酸化膜などで覆ってお
く。また、サイドウォールを形成する場合はその前に同
様の熱酸化膜で覆っておく。これは、セルトランジスタ
の浮遊ゲート電極である第1のN型ポリシリコン膜3か
ら拡散層上酸化膜9に電荷が漏れ出し、情報の保持性能
が低下することを防止するための処理である。続いて、
CMPとエッチバック法により拡散層上酸化膜9の上面
を平坦化し、第2のN型ポリシリコン膜5を現出させる
(図3)。このとき、拡散層上酸化膜9の埋め込まれ方
によってはCMPを行わずにエッチバックだけを行って
もよい。
【0042】次に、第2のN型ポリシリコン膜5及びパ
ッド酸化膜4をそれぞれエッチング除去し、第1のN型
ポリシリコン膜3の表面を露出させる(図4)。なお、
この工程の前に第1のN型ポリシリコン膜3の側面にあ
る拡散層上酸化膜9の高さを調整するためのエッチング
工程を行ってもよい。
【0043】次に、第1のN型ポリシリコン膜3上にセ
ルトランジスタの浮遊ゲート電極の上部となる第3のN
型ポリシリコン膜10を成膜し、浮遊ゲート電極と後工
程で形成する制御ゲート電極間の容量を大きくするため
にセルトランジスタ部の第3のN型ポリシリコン膜10
をウィング状にパターニングする。さらに、第3のN型
ポリシリコン膜10上にONO膜11をCVD法で成膜
する(図5)。
【0044】続いて、セレクトトランジスタ部のONO
膜11、第3のN型ポリシリコン膜10、第1のN型ポ
リシリコン膜3、及びシリコン酸化膜2をそれぞれエッ
チング除去し、基板1の表面を露出させる(図6)。
【0045】次に、セレクトトランジスタ部の基板1の
表面を熱酸化させてゲート絶縁膜14を形成し(図
7)、セレクタトランジスタのゲート電極、及びセルト
ランジスタの制御ゲート電極となる第4のN型ポリシリ
コン膜12を、ゲート絶縁膜14及びONO膜11上に
それぞれ成膜し、その上に金属シリサイド膜(例えば、
WSi)13を成膜する。
【0046】続いて、セレクトトランジスタ部及び周辺
回路部をそれぞれフォトレジストで覆い、セルトランジ
スタのコントロールゲート、ONO膜11、フローティ
ングゲートを同時にパターニングする。最後に、セルト
ランジスタ部をフォトレジストで覆い、セレクトトラン
ジスタ及び周辺回路のトランジスタのゲート電極(第4
のN型ポリシリコン膜12、金属シリサイド膜13)を
パターニングする(図8)。なお、金属シリサイド膜1
3は、必ずしも設ける必要はなく、第4のN型ポリシリ
コン膜12だけを成膜してもよい。
【0047】したがって、本実施形態の半導体装置の製
造方法によれば、セレクトトランジスタのソース領域及
びドレイン領域であるN型拡散層とセルトランジスタの
ソース領域及びドレイン領域であるN型拡散層を同時に
形成しているため、セレクトトランジスタとセルトラン
ジスタの接続部が切断したり、不純物が二重に注入され
ることがない。また、セレクトトランジスタのゲート電
極は、従来のように二層構造のN型ポリシリコン膜を有
していないため、2つのN型ポリシリコン膜を短絡させ
るための工程や、セルトランジスタの浮遊ゲート電極に
相当する第1のN型ポリシリコン膜の抵抗を小さくする
ための不純物注入工程をなくすことができる。
【0048】よって、セレクトトランジスタのゲート絶
縁膜の厚膜化や、セレクトトランジスタのゲート電極に
用いるポリシリコン膜の不純物濃度の高濃度化を、少な
い製造工程で実現できる。
【0049】ところで、上述したセルトランジスタ及び
セレクトトランジスタと同時に周辺回路部のトランジス
タを製造する場合、周辺回路部のトランジスタの製造工
程は以下のようになる。
【0050】図9〜図14は、本発明の半導体装置の製
造方法のうち、周辺回路部のトランジスタの製造手順を
示す断面図である。
【0051】まず、図1に示したセルトランジスタ及び
セレクトトランジスタの製造工程と同時に、p型半導体
から成る基板1上にシリコン窒化膜を形成し、所定の形
状にパターニングしてその開口部を選択酸化し、素子を
分離するための非活性領域であるフィールド酸化膜6を
形成する。
【0052】続いて、熱酸化法により基板1上にシリコ
ン酸化膜(SiO2)2a、及び第1のN型ポリシリコ
ン膜3を成膜し、その上にパッド酸化膜4をCVD法に
よって堆積し、さらにその上に第2のN型ポリシリコン
膜5を成膜する(図9)。
【0053】次に、図4に示した拡散層上酸化膜9の平
坦化工程と同時に、第2のN型ポリシリコン膜5及びパ
ッド酸化膜4をそれぞれエッチング除去し、第1のN型
ポリシリコン膜3の表面を露出させる(図10)。
【0054】続いて、図5に示した工程と同時に、第1
のN型ポリシリコン膜3上に第3のN型ポリシリコン膜
10を堆積し、その上にONO(Oxide Nitride Oxid
e)膜11をCVD法により成膜する(図11)。
【0055】次に、図6に示した工程と同時に、ONO
膜11、第3のN型ポリシリコン膜10、第1のN型ポ
リシリコン膜3、及びシリコン酸化膜2をそれぞれエッ
チング除去し、基板1の表面を露出させる(図12)。
【0056】続いて、図7に示した工程と同時に、基板
1の表面を熱酸化させ、周辺回路部のトランジスタのゲ
ート絶縁膜を形成する。このとき、周辺回路部のトラン
ジスタのうちの高耐圧が要求される高耐圧トランジスタ
については、以下のようなマルチ酸化を行うことで厚膜
化する。外部から供給される電源電圧Vccで動作する
Vcc駆動トランジスタについてはゲート絶縁膜15を
厚膜化する必要はない。まず、所望の膜厚よりも薄く酸
化膜が形成されるように基板1の表面を熱酸化する。こ
のときの膜厚は、後でさらにVcc駆動トランジスタの
ゲート絶縁膜15を形成する際に増加する分を差し引い
た厚さにする。次に、フォトレジストを高耐圧トランジ
スタ部に形成してVcc駆動トランジスタ部の酸化膜を
エッチング除去する。続いて、フォトレジストを除去
し、Vcc駆動トランジスタの酸化膜が所望の膜厚にな
るように熱酸化を行い、Vcc駆動トランジスタのゲー
ト絶縁膜15と高耐圧トランジスタのゲート絶縁膜16
をそれぞれ所望の膜厚で成膜する(図13)。なお、セ
レクトトランジスタのゲート絶縁膜12は、高耐圧トラ
ンジスタと同様に本工程によって厚膜化する。
【0057】次に、周辺回路部のトランジスタのゲート
電極となる第4のN型ポリシリコン膜12及び金属シリ
サイド膜13をゲート絶縁膜15、16上にそれぞれ成
膜して、それぞれパターニングする。最後に、それらを
マスクに砒素(As)等の不純物を基板1にイオン注入
して熱拡散させ、周辺回路部のトランジスタのソース領
域17及びドレイン領域18をそれぞれ形成する(図1
4)。
【0058】このように、周辺回路部のトランジスタの
ゲート絶縁膜及びゲート電極を形成する工程を、図1〜
図8に示したセルトランジスタ及びセレクトトランジス
タの製造工程と同時に行うことができるため、フラッシ
ュEEPROM全体の製造工程をより削減することがで
きる。
【0059】なお、本実施形態では、半導体記憶装置が
有するNチャネルトランジスタを例にしてその製造方法
を説明しているが、不純物を変えることによりPチャネ
ルトランジスタに適用できることは言うまでもない。
【0060】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載する効果を奏する。
【0061】セレクトトランジスタのゲート電極のポリ
シリコン膜が1層になるため、従来のように2つのポリ
シリコン膜を短絡する工程やセルトランジスタの浮遊ゲ
ート電極に相当するポリシリコン膜の抵抗を小さくする
ための不純物注入工程が不要になる。したがって、セレ
クトトランジスタのゲート絶縁膜の厚膜化や、セレクト
トランジスタのゲート電極に用いるポリシリコン膜の不
純物濃度の高濃度化を、少ない製造工程数で実現でき
る。
【0062】また、セルトランジスタのソース領域及び
ドレイン領域となる第1の拡散層と、セレクトトランジ
スタのソース領域及びドレイン領域となる第2の拡散層
とを同時に形成することで、セレクトトランジスタとセ
ルトランジスタの接続部が切断したり、二重に不純物が
注入されることがない。
【0063】さらに、周辺回路部のトランジスタのゲー
ト絶縁膜をセレクトトランジスタのゲート絶縁膜と同時
に形成し、周辺回路部のトランジスタのゲート電極をセ
レクトトランジスタのゲート電極と同時に形成すること
で、半導体記憶装置全体の製造工程をより低減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置の製造方法のうち、セルト
ランジスタ及びセレクトトランジスタの製造手順を示す
断面図である。
【図2】本発明の半導体装置の製造方法のうち、セルト
ランジスタ及びセレクトトランジスタの製造手順を示す
断面図である。
【図3】本発明の半導体装置の製造方法のうち、セルト
ランジスタ及びセレクトトランジスタの製造手順を示す
断面図である。
【図4】本発明の半導体装置の製造方法のうち、セルト
ランジスタ及びセレクトトランジスタの製造手順を示す
断面図である。
【図5】本発明の半導体装置の製造方法のうち、セルト
ランジスタ及びセレクトトランジスタの製造手順を示す
断面図である。
【図6】本発明の半導体装置の製造方法のうち、セルト
ランジスタ及びセレクトトランジスタの製造手順を示す
断面図である。
【図7】本発明の半導体装置の製造方法のうち、セルト
ランジスタ及びセレクトトランジスタの製造手順を示す
断面図である。
【図8】本発明の半導体装置の製造方法のうち、セルト
ランジスタ及びセレクトトランジスタの製造手順を示す
断面図である。
【図9】本発明の半導体装置の製造方法のうち、周辺回
路部のトランジスタの製造手順を示す断面図である。
【図10】本発明の半導体装置の製造方法のうち、周辺
回路部のトランジスタの製造手順を示す断面図である。
【図11】本発明の半導体装置の製造方法のうち、周辺
回路部のトランジスタの製造手順を示す断面図である。
【図12】本発明の半導体装置の製造方法のうち、周辺
回路部のトランジスタの製造手順を示す断面図である。
【図13】本発明の半導体装置の製造方法のうち、周辺
回路部のトランジスタの製造手順を示す断面図である。
【図14】本発明の半導体装置の製造方法のうち、周辺
回路部のトランジスタの製造手順を示す断面図である。
【図15】フラッシュEEPROMのメモリセル部の一
構成例を示す回路図である。
【図16】図15に示したフラッシュEEPROMの構
造を示す平面図である。
【図17】図15及び図16に示した半導体装置の従来
の製造方法の手順を示す断面図である。
【図18】図15及び図16に示した半導体装置の従来
の製造方法の手順を示す断面図である。
【図19】図15及び図16に示した半導体装置の従来
の製造方法の手順を示す断面図である。
【図20】図15及び図16に示した半導体装置の従来
の製造方法の手順を示す断面図である。
【図21】図15及び図16に示した半導体装置の従来
の製造方法の手順を示す断面図である。
【図22】図15及び図16に示した半導体装置の従来
の製造方法の手順を示す断面図である。
【図23】図15及び図16に示した半導体装置の従来
の製造方法の手順を示す断面図である。
【図24】図15及び図16に示した半導体装置の従来
の製造方法の手順を示す断面図である。
【図25】図15及び図16に示した半導体装置のセル
トランジスタ及びセレクトトランジスタを同時に製造し
ない場合の接続部の様子を示す模式図である。
【符号の説明】
1 基板 2a シリコン酸化膜 2b トンネリング酸化膜 3 第1のN型ポリシリコン膜 4 パッド酸化膜 5 第2のN型ポリシリコン膜 6 フィールド酸化膜 7、17 ソース領域 8、18 ドレイン領域 9 拡散層上酸化膜 10 第3のポリシリコン膜 11 ONO膜 12 第4のN型ポリシリコン膜 13 金属シリサイド膜 14、15、16 ゲート絶縁膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F001 AA01 AB02 AC01 AD12 AD18 AG01 5F083 EP23 EP32 EP40 EP42 EP48 EP63 ER22 GA28 JA04 JA35 JA39 PR39 PR40 PR43 PR44 5F101 BA01 BB02 BC01 BD02 BD09 BH01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浮遊ゲート電極及び制御ゲート電極を備
    えた、情報を記録するための複数のセルトランジスタ
    と、 前記セルトランジスタを制御/選択するためのセレクト
    トランジスタとを有する、電気的に情報の書込み/消去
    が可能な半導体記憶装置の製造方法であって、 前記セルトランジスタの前記制御ゲートを形成する前
    に、該セルトランジスタと同一の工程で製造された前記
    セレクトトランジスタのチャネル領域直上の基板表面を
    露出させ、 該露出された基板表面に前記セレクトトランジスタのゲ
    ート絶縁膜を形成し、 前記セルトランジスタの前記制御ゲート電極を形成する
    と共に、該ゲート絶縁膜上に前記セレクトトランジスタ
    のゲート電極を形成する半導体記憶装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記セルトランジスタのソース領域及び
    ドレイン領域となる第1の拡散層と、前記セレクトトラ
    ンジスタのソース領域及びドレイン領域となる第2の拡
    散層とを同時に形成する請求項1記載の半導体記憶装置
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 論理演算回路からなる周辺回路部のトラ
    ンジスタのゲート絶縁膜を前記セレクトトランジスタの
    ゲート絶縁膜と同時に形成し、 前記周辺回路部のトランジスタのゲート電極を前記セレ
    クトトランジスタのゲート電極と同時に形成する請求項
    1または2記載の半導体記憶装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記セレクトトランジスタのゲート絶縁
    膜の膜厚を、 前記周辺回路部のうちの高耐圧が要求されるトランジス
    タのゲート絶縁膜と等しくする請求項3記載の半導体記
    憶装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 浮遊ゲート電極及び制御ゲート電極を備
    えた、情報を記録するための複数のセルトランジスタ
    と、 前記セルトランジスタを制御/選択するためのセレクト
    トランジスタとを有する、電気的に情報の書込み/消去
    が可能な半導体記憶装置であって、 前記セレクトトランジスタのゲート電極に1層のポリシ
    リコン膜を有し、 該セレクトトランジスタのゲート電極と、前記セルトラ
    ンジスタの前記制御ゲート電極が同時に形成された半導
    体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記セルトランジスタのソース領域及び
    ドレイン領域となる第1の拡散層と、前記セレクトトラ
    ンジスタのソース領域及びドレイン領域となる第2の拡
    散層とが同時に形成された請求項5記載の半導体記憶装
    置。
  7. 【請求項7】 論理演算回路からなる周辺回路部のトラ
    ンジスタのゲート絶縁膜が前記セレクトトランジスタの
    ゲート絶縁膜と同時に形成され、 前記周辺回路部のトランジスタのゲート電極が前記セレ
    クトトランジスタのゲート電極と同時に形成された請求
    項5または6記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記セレクトトランジスタのゲート絶縁
    膜の膜厚が、 前記周辺回路部のうちの高耐圧が要求されるトランジス
    タのゲート絶縁膜と等しい請求項7記載の半導体記憶装
    置。
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