JPH08165606A - 舗装材およびこの舗装材を用いた舗装構造 - Google Patents

舗装材およびこの舗装材を用いた舗装構造

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JPH08165606A
JPH08165606A JP30879194A JP30879194A JPH08165606A JP H08165606 A JPH08165606 A JP H08165606A JP 30879194 A JP30879194 A JP 30879194A JP 30879194 A JP30879194 A JP 30879194A JP H08165606 A JPH08165606 A JP H08165606A
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JP
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pavement
hard aggregate
paving material
hard
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JP30879194A
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Yukinaga Mizukami
至永 水上
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HAYANOGUMI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 樹脂の骨材に対するグリップ力を強くできて
駐車場等の舗装にも利用できる舗装材を提供すること。 【構成】 粒径の大きな大径硬質骨材11およびこの大径
硬質骨材11よりも粒径の小さな小径硬質骨材12からなる
硬質骨材11, 12と、ゴムチップなどの軟質骨材13と、バ
インダー用のウレタン樹脂14とを混合して舗装材10を形
成する。硬質骨材11, 12を、粒径の異なる大小2種類の
骨材で構成したので、骨材11, 12同士のかみ合わせがよ
くなって各骨材11, 12同士の接触面積が向上し、樹脂14
による接着力(グリップ力)が向上し、駐車場などの舗
装としても利用可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歩道、遊歩道、玄関ア
プローチ、ベランダ、屋上、駐車スペース等に利用され
る舗装材および舗装構造に関する。
【0002】
【背景技術】従来より、歩道等の舗装に用いられる舗装
材としては、ゴムチップ等の軟質骨材と、砂利等の硬質
骨材とを熱可塑性樹脂で接着してなる舗装材が知られて
いる(特開平5−98603号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
舗装材では、樹脂の骨材に対するグリップ力(接着力)
が自動車のタイヤのよじりによる応力に比べて弱いた
め、駐車場などに施工すると、骨材がはがれてしまい施
工が難しいため、歩道等にしか利用できないという問題
があった。
【0004】本発明の目的は、樹脂の骨材に対するグリ
ップ力を強くできて駐車場等の舗装にも利用できる舗装
材およびこの舗装材を用いた舗装構造を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、硬質骨材と、
軟質骨材と、バインダー用の樹脂とを混合して形成され
る舗装材であって、前記硬質骨材が、粒径の大きな大径
硬質骨材と、この大径硬質骨材よりも粒径の小さな小径
硬質骨材とからなることを特徴とする。ここで、大径お
よび小径硬質骨材としては、砂利や廃棄物の燃え殻(ガ
ラス片、陶器片、石片)等が利用できる。例えば、砂利
を用いる場合には、前記大径硬質骨材を粒径が10〜5
mmの大砂利で構成し、前記小径硬質骨材を粒径が5〜
2.5mmの小砂利で構成すればよい。また、前記軟質骨
材としては、粒径が1.5〜3mmのゴムチップなどが利
用できる。
【0006】さらに、前記硬質骨材は、前記大径硬質骨
材および小径硬質骨材が約2:1の重量比で配合されて
いることが好ましい。
【0007】一方、本発明の舗装構造は、上記弾性舗装
材の上面にトップコート剤を塗布したことを特徴とす
る。ここで、トップコート剤としては、無黄変イソシア
ネートで変成した一液湿気硬化型ウレタンバインダーな
どが利用できる。
【0008】
【作用】このような本発明の舗装材においては、硬質骨
材を粒径の異なる大小2種類の硬質骨材で構成したの
で、骨材同士のかみ合わせがよくなって各骨材同士の接
触面積が向上し、バインダー用の樹脂による接着力(グ
リップ力)が向上する。このため、車のタイヤのよじり
による応力が加わっても舗装がはがれることがなく、駐
車場などの舗装としても利用可能となる。
【0009】なお、この舗装材上面にトップコート剤を
塗布すれば、舗装材の表面が保護されて骨材の離脱がよ
り確実に防止される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1,2には、本発明の第1実施例の舗装構造が
示されている。本実施例は、路床1、路盤2、アスファ
ルトコンクリートあるいはセメントコンクリートからな
るコンクリート層3が積層された下地舗装面4の上に、
舗装材10およびトップコート剤20を積層したもので
ある。
【0011】舗装材10は、図2に拡大して示すよう
に、粒径が5〜10mmの大砂利からなる大径硬質骨材1
1と、粒径が2.5〜5mmの小砂利からなる小径硬質骨
材12と、廃タイヤを粉砕などした粒径1.5〜3mm程
度の工業用廃ゴムチップからなる軟質骨材13と、これ
らの各骨材11〜13を接着し固めるバインダー用のウ
レタン樹脂14(各骨材11〜13の周囲に太い実線で
示されたもの)とで構成されている。
【0012】大径硬質骨材11および小径硬質骨材12
は、約2:1の重量比で混合されている。また、硬質骨
材11,12と軟質骨材13とは約5:1の重量比で混
合されている。例えば、大径硬質骨材11が52.6
%、小径硬質骨材12が26.3%、軟質骨材13が1
5.8%、ウレタン樹脂14が5.1%、顔料が0.2
%の重量比で混合すればよい。
【0013】また、硬質骨材11,12と軟質骨材13
とは、様々な形状、大きさであるため、各硬質骨材1
1,12、軟質骨材13間には隙間が生じ、連続空隙1
5が形成されている。
【0014】一方、トップコート剤20は、無黄変イソ
シアネートで変成した一液湿気硬化型ウレタンバインダ
ーで構成されている。このトップコート剤20は、引っ
張り強度が大きくされている。例えば、「JIS K
6301」に準拠した引っ張り強さ(kgf/平方センチメ
ートル)で比較すると、前記バインダー用のウレタン樹
脂14では220であるのに対し、このトップコート剤
20では300とされている。このため、舗装材10の
表面部分の骨材11〜13間の接着をより強固にしてい
る。
【0015】ウレタン樹脂14は、液性エラストマー性
重合体(湿分硬化型ポリウレタン樹脂などからなるもの
である。このウレタン樹脂14には、主剤に対して0.
5%の硬化促進剤が添加されている。
【0016】このような本実施例においては、モルタル
ミキサーに所定量の硬質骨材11,12、軟質骨材1
3、ウレタン樹脂14、硬化促進剤などの添加剤を投入
して混合して練りあがった混合物を、施工現場におい
て、下地舗装面4上に約16〜20mmの厚さで敷均し、
簡易ローラで転圧して仕上げる。その後、舗装材10が
十分硬化した後に、舗装材10表面にトップコート剤2
0を塗布する。
【0017】なお、ゴムチップからなる軟質骨材13に
は、若干のウレタン樹脂を用いて予め軟質骨材13の表
面に顔料をまぶしておき、乾燥させて着色しておいても
よい。この際、ウレタン樹脂の量が多くなると、軟質骨
材13同士が接着してしまうため、樹脂量を少なくする
ために、顔料を2〜3回に分けて少量づつまぶすことが
好ましい。
【0018】このような本実施例によれば、次のような
効果がある。硬質骨材として粒径の大きな大径硬質骨材
11と、粒径の小さな小径硬質骨材12とを混合して用
いたので、硬質骨材11,12同士あるいは硬質骨材1
1,12と軟質骨材13との噛み合わせがよくなり、各
骨材11〜13同士の接着面積が増えて、ウレタン樹脂
14による接着性(グリップ力)を向上することができ
る。これにより、樹脂14の骨材11〜13に対するグ
リップ力を車のタイヤのよじりなどによる応力よりも高
くでき、遊歩道などだけでなく、駐車場や道路などへの
舗装にも舗装材10を用いることができる。
【0019】また、舗装材10の表面に特殊なトップコ
ート剤20を塗布した舗装構造としているので、舗装材
10の表面が皮膜保護され、表面の骨材11〜13がよ
り強固に接着されるため、骨材11〜13の離脱をより
確実に防止することができ、グリップ力をより一層向上
することができる。さらに、トップコート剤20を塗布
することによって舗装材10の表面をつや出しすること
ができ、外観を向上することもできる。
【0020】また、大小の硬質骨材11,12を用いた
り、トップコート剤20を用いたことで骨材11〜13
のグリップ力を向上できるため、舗装材10の耐久性を
長くでき、長期間に渡って利用することができる。
【0021】ゴムチップからなる軟質骨材13と、骨材
11〜13のバインダーとなる樹脂として弾力性がある
ウレタン樹脂14を用いているので、舗装材10を弾力
性に富むものにでき、歩道などを舗装した場合には、歩
行者が歩きやすい歩道にすることができる。
【0022】大小の硬質骨材11,12および軟質骨材
13を用いているので舗装材10に連続空隙15が形成
することができる。このため、排水性に優れた舗装構造
とすることができて舗装表面に水たまりができず、雨天
でも容易に歩行することができる。なお、トップコート
剤20は通常不透水性であるが、トップコート剤20を
塗布しても連続空隙15が埋まることはないため、雨水
などを確実に排水することができる。
【0023】硬質骨材11,12として砂利を用いてい
るので、ゴムチップ等の軟質骨材13のみを骨材とした
場合に比べて、薄層舗装(16〜20mm厚)の場合でも
足に手応えがあって歩きやすくできる。また、表面にゴ
ムチップからなる軟質骨材13が露出するため、滑り止
め効果が得られて歩きやすくすることもできる。
【0024】また、大小の砂利からなる硬質骨材11,
12を用いることで舗装材10の密度が増加するため、
下地舗装面4と舗装材10との接着面積も大きくできて
強固に接着できるため、舗装材10を下地舗装面4から
剥がれ難くでき、耐久性を高くすることができる。さら
に、各硬質骨材11,12の噛み合わせがよいため、舗
装材10の表面に凹凸が生じることがなく、舗装材10
のすり減り抵抗が増加するために耐久性を高くすること
ができる。
【0025】また、各骨材11〜13を接着するバイン
ダーであるウレタン樹脂14は透明なため、適宜な顔料
を添加することで自由に着色することができ、意匠性も
向上することができる。さらに、前記実施例のように、
軟質骨材13のみに顔料をまぶして着色すれば、ウレタ
ン樹脂14が透明なため、各硬質骨材11,12はその
自然の色、模様が出て、一方軟質骨材13は着色した色
が出て、舗装材10全体として趣のある外観とすること
ができ、意匠性を向上することができる。特に、着色す
る色は、舗装する道路や歩道に合わせて適宜選択するこ
とができるため、各舗装箇所に合わせた色彩、デザイン
とすることができる。
【0026】また、軟質骨材13として、廃タイヤを粉
砕したゴムチップを用いれば、廃棄物を再利用できてリ
サイクルが図れ、環境問題ともなっている廃タイヤの廃
棄問題を解決することもできる。
【0027】図3〜5には、本発明の第2実施例を適用
した舗装構造が示されている。本実施例の舗装材30
は、前記第1実施例のように現場打ちで形成される舗装
材10ではなく、工場において予め製造されたブロック
タイプの舗装材30である。
【0028】本実施例においては、工場においてモルタ
ルミキサーに、所定量の硬質骨材11,12、必要に応
じて顔料で着色した軟質骨材13、ウレタン樹脂14、
硬化促進剤などの添加剤を投入して混合し、練りあがっ
た混合物を剥離紙を敷いた型枠内に敷均し、コテなどで
押さえ込んで仕上げ、硬化後脱型する。
【0029】このように形成されたブロック状の舗装材
30の表面にトップコート剤20を塗布し、乾燥させ
る。その後、舗装材30を現場に搬入し、図3に示すよ
うな路床1、路盤2、敷き砂5からなる下地舗装面4上
に順次並べたり、図4に示すような路床1、路盤2、ア
スファルトコンクリートあるいはセメントコンクリート
からなるコンクリート層3が積層された下地舗装面4の
上に順次並べ、図5に示すようにブロック状の舗装を構
成する。なお、この際に用いられる舗装材30の大きさ
は、例えば30×30×3(厚さ)cm、30×30×
2.4cm、15×15×3cmなどに規格化しておくこと
が好ましい。
【0030】このような本実施例においても、前記第1
実施例と同様に、大小2種類の硬質骨材11,12を用
いているので、骨材11〜13の噛み合わせがよくな
り、骨材11〜13と樹脂14との接着力を向上でき
る。これにより、骨材11〜13を剥がれ難くでき、耐
久性のある舗装材30を構成することができるなど、前
記第1実施例と同じ効果が得られる。
【0031】さらに、工場などで予め製造されるブロッ
ク状の舗装材30を下地舗装面4上に並べていけば舗装
することができるので、現場での施工時間を短くでき
る。特に、トップコート剤20も予め塗布しておけば、
舗装材30表面の強度や外観を向上できるとともに、現
場においてトップコート剤20の養生時間を確保する必
要がないため、より一層施工時間を短縮することがで
き、舗装後その道路を即座に利用することができる。
【0032】以上、本発明について好適な実施例をあげ
て説明したが、本発明は前記各実施例に限らず、本発明
の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設計
の変更が可能である。例えば、前記各実施例では、舗装
材10,30の上面にトップコート剤20を塗布した舗
装構造を採用していたが、例えば歩道などの舗装面に加
わる応力が小さい場所に設けられる場合には、トップコ
ート剤20を塗布しない舗装構造としてもよい。但し、
トップコート剤20を塗布したほうが、舗装材10,3
0の強度を向上でき、つや出しによって外観を向上でき
る利点がある。
【0033】また、バインダー用の樹脂14としては、
前記実施例の湿分硬化型ポリウレタン樹脂に限らず、熱
可塑型などの他のウレタン樹脂、あるいはウレタン以外
の各種バインダー用樹脂を用いてもよい。但し、ウレタ
ン樹脂を用いれば、樹脂自体に弾性力があって歩行しや
すい利点がある。
【0034】さらに、大径および小径の各硬質骨材1
1,12としては、前記実施例の砂利に限らず、家庭ご
みなどの廃棄物を焼却した燃え殻、例えばガラス片、陶
器片、石片をクラッシャーで粉砕して粒径が4〜8mm程
度の大径硬質骨材11と、粒径が2.5〜4mm程度の小
径硬質骨材12としたものを用いてもよい。このような
燃え殻を用いれば、ゴムチップからなる軟質骨材13に
加えて硬質骨材11,12も廃棄物を再利用することに
なるため、リサイクル性をより向上でき、環境保護に役
立てることができる。なお、ガラス片、陶器片、石片の
配合割合は特に限定されないが、通常の廃棄物では、お
およそガラス片:陶器片:石片=50:30:20
(%)の割合で存在しているので、その配合割合のまま
利用すればよい。
【0035】また、軟質骨材13としては、廃タイヤを
粉砕したゴムチップに限らず、市販されている各種ゴム
チップ、ウレタンチップ、コルク、プラスチックチップ
などの各種軟質骨材を利用することができる。
【0036】次に、本発明の効果を確認するために行っ
た実験例について説明する。 [実験例1]実験例1は、大径硬質骨材11と小径硬質
骨材12とを配合することによる効果と、最適な配合割
合とを確認するために行ったものである。すなわち、硬
質骨材11,12として、次の4種類の骨材を用意して
ブロック平板を作成し、路面粗さのおおよその目安とな
るきめ深さを測定した。このきめ深さが浅く、表面がな
めらかであるほど表面の骨材11,12が飛散しにく
い、つまり接着力が高まっていることが分かる。なお、
試験方法は「舗装試験法便覧」に基づいて行った。
【0037】[硬質骨材の比較配合割合] 大砂利(10〜5mm粒径)のみ 大砂利(10〜5mm粒径):小砂利(5〜2.5mm粒
径)=2:1 大砂利(10〜5mm粒径):小砂利(5〜2.5mm粒
径)=1:1 小砂利(5〜2.5mm粒径)のみ これらの〜の硬質骨材を用いたブロック平板のきめ
深さを表1に示す。
【0038】
【表1】
【0039】表1の結果から、大砂利および小砂利を配
合した、は、大砂利のみあるいは小砂利のみの、
に比べてきめ深さが浅く、表面がなめらかになってお
り、表面の骨材11〜13の飛散が少ない、つまり接着
力が大きくなっていることが分かる。さらに、、を
比べれば、大砂利と小砂利の重量比が2:1のほうが、
よりきめ深さが浅くなって骨材11〜13が飛散しにく
くなっていることが分かる。
【0040】[実験例2]また、前記〜の硬質骨材
と軟質骨材とを用いた場合の単位容積重量および実績率
を、「JIS A 1104」に準拠して測定した。な
お、硬質骨材11,12と軟質骨材13との配合割合
は、重量比で5:1として行った。この実験結果を表2
に示す。
【0041】
【表2】
【0042】表2の結果から、、は、に比べて
実績率が高いことが分かる。実績率が増えるにしたがっ
て舗装材10,30の密度が増加し、すり減り抵抗も増
加するため、すり減り抵抗の面からは、が優れてい
ることが分かる。
【0043】以上の、実験例1、2から大径硬質骨材1
1である大砂利(10〜5mm粒径)と小径硬質骨材12
である小砂利(5〜2.5mm粒径)との配合比を、重量
比で約2:1とすれば、すり減り抵抗性、表面のきめの
なめらかさから一番好ましいことが分かる。
【0044】
【発明の効果】本発明の舗装材および舗装構造によれ
ば、バインダー用の樹脂の硬質骨材および軟質骨材に対
する接着力(グリップ力)を強くでき、駐車場などの舗
装にも利用することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の舗装構造を示す断面図で
ある。
【図2】前記実施例の要部である舗装材部分を示す拡大
断面図である。
【図3】本発明の第2実施例の舗装構造の一例を示す断
面図である。
【図4】本発明の第2実施例の舗装構造の他の一例を示
す断面図である。
【図5】前記第2実施例の舗装材の設置状態を示す概略
斜視図である。
【符号の説明】
4 下地舗装面 10 舗装材(現場打ちタイプ) 11 大径硬質骨材 12 小径硬質骨材 13 軟質骨材 14 ウレタン樹脂 15 連続空隙 20 トップコート剤 30 舗装材(ブロックタイプ)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬質骨材と、軟質骨材と、バインダー用
    の樹脂とを混合して形成される舗装材であって、前記硬
    質骨材が、粒径の大きな大径硬質骨材と、この大径硬質
    骨材よりも粒径の小さな小径硬質骨材とからなることを
    特徴とする舗装材。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の舗装材において、前記
    大径硬質骨材は粒径が10〜5mmの砂利からなり、前記
    小径硬質骨材は粒径が5〜2.5mmの砂利からなるとと
    もに、前記軟質骨材は粒径が1.5〜3mmのゴムチップ
    からなることを特徴とする舗装材。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の舗装材において、前記
    硬質骨材は、廃棄物を焼却した燃え殻であるガラス片、
    陶器片、石片を粉砕して形成されたものであることを特
    徴とする弾性舗装材。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3に記載の弾性舗装材
    において、前記硬質骨材は、前記大径硬質骨材および小
    径硬質骨材が約2:1の重量比で配合されていることを
    特徴とする舗装材。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の舗装材の上面にトップ
    コート剤を塗布したことを特徴とする舗装構造。
JP30879194A 1994-12-13 1994-12-13 舗装材およびこの舗装材を用いた舗装構造 Pending JPH08165606A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002265551A (ja) * 2001-03-07 2002-09-18 Yokohama Rubber Co Ltd:The 弾性舗装材用組成物及びそれを固化させてなる弾性舗装材
JP2003074007A (ja) * 2001-08-31 2003-03-12 Sumitomo Rubber Ind Ltd 弾性舗装体およびその舗装方法
KR100441861B1 (ko) * 2002-02-26 2004-07-27 김인중 폐타이어, 폐우레탄 컬러 고무칩을 이용한 투수성 탄성포장재의 시공방법

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