JP2004076527A - 舗装の施工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】養生シートの敷設および除去の手間が掛らず、また、溶剤で加圧手段を洗浄する必要も無く、作業性が良好で施工時間も短くて済む舗装の施工方法を提供する。
【解決手段】ガラスカレット骨材Gを合成樹脂材料Rで結合してなる表面層Cを有するガラスカレット舗装の施工方法であって、ガラスカレットとアクリル系樹脂材料とを混練して得られた舗装材を路盤B上に敷き均す舗装材敷き均し工程と、この路盤上に敷き均された舗装材層Cの表面に水溶性の合成樹脂製シート材Dを敷設するシート敷設工程と、路盤上に敷き均された舗装材に対し、上記合成樹脂製シート材の上から、所定の加圧手段により加圧して締め固める舗装材締め固め工程と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばガラスカレット等の粒状及び/又は小片状の骨材を合成樹脂材料で結合してなる表面層を有する舗装の施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、例えば歩道や車道等の道路あるいは駐車場や広場などの舗装の一種として、従来のコンクリート舗装やアスファルト舗装に替えて、ガラスカレット,自然石及び/又は人造石の粒状物及び又は/小片,プラスチックチップ,ゴムチップ,木材チップ等の粒状物及び/又は小片を骨材とし、これを合成樹脂材料で結合してなる層を舗装表面に形成するようにした舗装方法が注目されつつある。
【0003】
例えば、ガラスカレット若しくはガラスビーズと称されるガラスの粒状物または小片を骨材とし、これを合成樹脂材料で結合してなる層を舗装表面に形成するようにした、所謂ガラスカレット舗装の場合を例にとって説明すれば、上記のようなガラスカレットは、例えば使用済みの空き瓶等のガラス容器など、ガラス製の廃棄物をリサイクルして得ることができる。従って、このようなリサイクルによるガラスカレットを用いたガラスカレット舗装は、ガラス廃棄物の最終処分として極めて好適で、且つ、資源の再利用にも大いに貢献することができる。
【0004】
また、色付きのガラスカレットを用いた場合には、舗装表面層がガラスカレットの色に応じて色彩豊かなものとなり、路面の意匠性も高めることができる。
更に、ガラスカレット舗装は、従来一般的なコンクリート舗装やアスファルト舗装などに比して、透水性・排水性が良好で、雨水等に曝される道路の舗装としてとりわけ好適であり、しかも耐久性にも優れている。
【0005】
かかるガラスカレット舗装を施工する場合、従来では、直径または直径相当寸法が大略0.5〜5.0mm程度のガラスカレットと、アクリル系樹脂,エポキシ系樹脂あるいはウレタン系などの合成樹脂材料を用い、かかる樹脂材料をガラスカレット骨材に対して重量比で大略5〜10%混入させ混練して舗装材を構成し、この舗装材を施工路盤上に敷き均した後、舗装材の上から直接にコテ(所謂、左官コテ)やローラ(所謂、手押しローラ)等の加圧手段を適用して舗装材を加圧し締め固めるようにしている。
尚、本明細書において、「路面」及び「路盤」なる用語は、歩道や車道等の道路の表面及び舗装の下層部分のみならず、例えば駐車場や広場などの舗装が行われる他の種々の箇所についても、その表面及び舗装の下層部分を指称する場合に適用するものとする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来の施工方法では、上記左官コテや手押しローラ等の加圧手段を路盤上に敷き均した舗装材の上から直接に適用する関係上、かかる加圧手段の加圧部表面には不可避的に舗装材中の樹脂材料が強固に付着する。このため、コテやローラ等の表面に付着した樹脂材料を除去し、また、必要に応じてコテやローラ等の加圧部表面を溶剤により洗浄しながら作業を進める必要がある。
【0007】
従って、作業性が非常に悪くて時間が掛り、また、溶剤の大量使用を余儀なくされるので、コスト高になると共に作業環境も非常に悪くなる。更に、溶剤を用いた洗浄作業を要する関係上、大面積の加圧に有利なロードローラやタイヤローラ或いはマカダムローラ等の比較的大型の機械装置でなる加圧手段は適用し難く、大面積の舗装にはとりわけ時間が掛るなど、種々の問題がある。
【0008】
かかる問題に対して、コテやローラ等の加圧手段として、電熱機能を有し温度制御可能な電熱コテや電熱ローラを用いることにより、舗装材中の合成樹脂材料のコテ離れ・ローラ離れを改善し、コテやローラ等の加圧部表面への樹脂材料の付着を抑制することも試みられている。
【0009】
しかしながら、この方法を用いた場合でも、コテやローラの加圧部表面への樹脂材料の付着を少なくとも実質的に完全に無くすることはできず、やはり定期的もしくは作業終了時には溶剤による洗浄を行う必要がある。また、電熱コストも嵩む上、前述したような比較的大型の機械装置でなる加圧手段の適用はやはり容易でない、という難点があった。
【0010】
また、従来では、舗装工事終了直後で舗装材が十分に固まらないうちに水分が混入すると、舗装材の耐久性に悪影響を及ぼすので、舗装工事が終了すると、その舗装領域の表面を、所謂、養生シート(一般的には、ポリエチレン樹脂製シート)で覆っておく必要がある。また、舗装材が完全に固まるのに要する一定期間が経過すると、この養生シートを舗装表面から取り除く必要がある。つまり、このような養生シートの敷設および除去に手間が掛るという難点もあった。
【0011】
尚、発明者等の経験によれば、ガラスカレット骨材に混入・混練される合成樹脂材料について、従来、良く用いられているものの中でも、アクリル系のものは、エポキシ系またはウレタン系のものに比して、耐候性や耐水性がより優れ、また、硬化時間が短くて作業時間がより短縮できるという利点があった。
【0012】
本発明は、以上のような諸問題に鑑みてなされたもので、養生シートの敷設および除去の手間が掛らず、また溶剤で加圧手段を洗浄する必要も無く、作業性が良好で施工時間も短くて済む舗装の施工方法を提供することを、基本的な目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
このため、本願発明に係る舗装の施工方法は、粒状及び/又は小片状の多数の骨材を合成樹脂材料で結合してなる表面層を有する舗装の施工方法であって、以下の工程を含むことを特徴としたものである。
a)上記骨材と所定の合成樹脂材料とを混練して得られた舗装材を路盤上に敷き均す舗装材敷き均し工程
b)上記路盤上に敷き均された上記舗装材の表面に水溶性の合成樹脂製シート材を敷設するシート敷設工程
c)上記路盤上に敷き均された上記舗装材に対し、上記合成樹脂製シート材の上から、所定の加圧手段により加圧して締め固める舗装材締め固め工程
【0014】
この施工方法において、上記骨材としては、ガラスカレット,自然石及び/又は人造石の粒状物及び又は/小片,プラスチックチップ,ゴムチップ,木材チップの少なくとも何れか一で成るものを用いることができる。
また、以上の施工方法において、上記舗装材の表面に敷設される水溶性の合成樹脂製シート材としては、ビニロン製シートを用いることが好ましい。
更に、以上の施工方法において、骨材と混練される上記所定の合成樹脂材料としては、アクリル系樹脂を用いることがより好ましい。
【0015】
また更に、以上の施工方法において、舗装材締め固め工程では、上記所定の加圧手段として、動力装置で駆動または牽引されるローラ装置を用いても良い。
また更に、この場合において、かかる所定の加圧手段として、具体的には、ロードローラ,タイヤローラ及びマカダムローラのうち少なくとも1つを用いても良い。
また更に、以上の施工方法において、上記舗装材敷き均し工程では、フィニッシャにより舗装材を敷き均すようにしても良い。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明方法の実施の形態について、所謂ガラスカレット骨材を合成樹脂材料で結合してなる表面層を有するガラスカレット舗装に適用した場合を例にとって、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係るガラスカレット舗装が施された道路の断面状態を模式的に示す縦断面説明図である。尚、本実施の形態に係る舗装道路Pでは、当該道路Pが敷設される領域の地層そのもので成る基礎路盤A上に、所定厚さの上部路盤Bが形成されており、この上部路盤Bの表面にガラスカレット舗装が施工される。
【0017】
上記上部路盤Bは、例えば、直径もしくは直径相当寸法または幅寸法もしくは厚さ寸法が大略40mm以下のコンクリート廃材、若しくは砕石、又は、これらに、直径もしくは直径相当寸法が大略10mm以下のガラスカレットを混合して、1つの層を構成したもので、本実施の形態では、この層の厚さ(つまり、上部路盤Bの厚さTb)の範囲を、100〜300mmとした。
尚、本明細書において、「直径相当寸法」とは、当該図形が少なくとも正確には円形でない場合において、その全周の長さと等しい円周を有する円の直径を言うものとする。
【0018】
本実施の形態では、この上部路盤B上にガラスカレット骨材を合成樹脂材料で結合してなる表面層Cを形成してガラスカレット舗装を施工するに際し、まず、骨材としてのガラスカレットGと所定の合成樹脂材料Rとを混練して舗装材を用意した。ガラスカレットGとしては、例えば、直径または直径相当寸法が大略0.5〜5.0mm程度のものを用いた。尚、このガラスカレットGは、より好ましくは、例えば使用済みの空き瓶等のガラス容器など、ガラス製の廃棄物をリサイクルして得られたものである。
【0019】
また、このガラスカレット骨材Gに混入させ混練する合成樹脂材料Rとしては、アクリル系樹脂,エポキシ系樹脂あるいはウレタン系樹脂などの合成樹脂材料を用いることができるが、本実施の形態では、より好ましくは、耐候性や耐水性がより優れ、また、硬化時間が短くて舗装作業時間をより短縮できるものとして、アクリル系樹脂を用いた。
このアクリル系樹脂Rを、ガラスカレット骨材Gに対して重量比で大略5〜10%混入させ、例えば公知のミキサーで混練して舗装材を構成した。
【0020】
このようにして得られた舗装材を上部路盤B上に敷き均した(舗装材敷き均し工程)。すなわち、上記舗装材を上部路盤B上に所定の舗装幅で均一に敷き広げた後、規定の厚さに敷き均した。本実施の形態では、この舗装材層C(ガラスカレット舗装層)の厚さTcを、例えば上部路盤Bの厚さに応じて、10〜30mmとした。つまり、舗装材層Cの厚さの標準値を、例えば、上部路盤Bの厚さの1/10に設定した。
この敷き均し工程における表面の平坦仕上げでは、舗装面積が比較的狭い場合には、所謂「とんぼ」(フロート)を用い人手にて仕上げ作業を行う。一方、舗装面積が一定以上広い場合には、所謂フィニッシャを用いるようにした。
【0021】
このフィニッシャとしては、コンクリート舗装またはアスファルト舗装などで使用される公知のものを用いることができるが、ガラスカレットGと合成樹脂材料Rとを混練するミキサーを付設したものがより好ましい。
このように、舗装材敷き均し工程で舗装材を敷き均すに際してフィニッシャを用いることにより、舗装面積が広い工事を行う場合でも、少ない人手で非常に短時間で、敷き均し作業を行うことができる。
【0022】
このようにして、上部路盤B上にその表面層としてガラスカレット舗装材層Cを形成した後、その舗装材層Cの表面に水溶性の合成樹脂製シート材Dを敷設した(シート敷設工程)。本実施の形態では、この水溶性の合成樹脂製シート材Dとして、より好ましくは、ビニロン製シート(フィルム)を用いた。
【0023】
かかるシート材Dとしては、水溶性の他の合成樹脂製シートも適用可能であるが、ビニロン製のものは市販性が高く好適である。このビニロン・シートDの厚さTdは、より厚い方が好ましいが、市販性などを考慮して、標準的には、例えば0.015〜0.1mmの範囲のものを用いた。
【0024】
以上のように、舗装材層Cの表面にビニロン製シート材Dを敷設した後、このシート材Dの上から、路盤上に敷き均された舗装材層Cに対し、所定の加圧手段により加圧して締め固めるようにした(舗装材締め固め工程)。
この舗装材締め固め工程では、舗装面積が比較的狭い場合には、左官コテや手押しローラ等の手動の加圧手段を用いて、舗装材層Cを人力にて加圧し締め固めが行われる。
【0025】
一方、舗装面積が一定以上広い場合には、上記所定の加圧手段として、動力装置で駆動または牽引されるローラ装置を用いるようにした。かかるローラ装置としては、具体的には、コンクリート舗装またはアスファルト舗装などで使用されるロードローラ,タイヤローラ及びマカダムローラ等の公知のものを、好適に用いることができる。
このように、舗装材締め固め工程で舗装材層Cを締め固めるに際して、上記のようなローラ装置を用いることにより、舗装面積が広い工事を行う場合でも、少ない人手で非常に短時間で、舗装材締め固め作業を行うことができる。
【0026】
以上、説明したように、本実施の形態によれば、ガラスカレットGと所定の合成樹脂材料Rとを混練して得られた舗装材を上部路盤B上に敷き均した後、この敷き均された舗装材層Cの表面に水溶性の合成樹脂製シート材D(ビニロン・シート)を敷設し、その後に、このシート材Dの上から、舗装材層Cに対して所定の加圧手段により加圧して締め固めるようにしたので、従来、舗装材層Cの表面に加圧手段を直接に適用していた場合のように、加圧手段の加圧部表面に舗装材中の樹脂材料が付着することを防止できる。
【0027】
従って、電熱機能を有する加圧手段を用いる必要は無く、また、加圧手段の加圧部表面を溶剤で洗浄する必要も完全に無くすることができ、コスト低減に寄与するだけでなく、舗装工事の作業性を大幅に向上させ、また、作業環境も大いに改善することができる。特に、溶剤を用いた洗浄の必要を無くすることにより、ロードローラやタイヤローラ或いはマカダムローラ等の比較的大型で、動力装置で駆動または牽引されるローラ装置でなる加圧手段も容易に適用できるようになり、舗装面積が広い工事を少ない人手でも非常に短時間で、舗装材締め固め作業を行うことができるようになる。
【0028】
しかも、舗装材層Cの表面を覆う合成樹脂製シート材D(ビニロン・シート)は水溶性であり、道路使用時の撒き水や雨水などによって容易に溶けてしまうので、舗装材締め固め工程の後に、わざわざこれを除去する必要は無く、後養生も不要である。
【0029】
したがって、従来では、舗装工事終了直後で舗装材が十分に固まらないうちに例えば夜露などにより舗装材中に水分が混入することを防止するために、舗装工事が終了すると、その舗装領域の表面を、所謂、養生シートで覆い、舗装材が完全に固まるのに要する一定期間が経過すると、この養生シートを舗装表面から取り除くようにしていたが、本実施の形態に係る施工方法では、このような養生シートは不要になる。
【0030】
尚、以上の実施の形態は、骨材としてガラスカレットを用いたものであったが、本発明は、かかる場合に限定されるものではなく、自然石及び/又は人造石の粒状物及び又は/小片,プラスチックチップ,ゴムチップ,木材チップの少なくとも何れか一つで成る粒状及び/又は小片状のものを骨材として用いることが可能である。
【0031】
また、以上の実施の形態は、道路舗装についてのものであったが、本発明は、かかる場合に限定されるものではなく、道路以外にも、例えば駐車場や広場など、舗装を要する他の種々の場所についても有効に適用することができる。
このように、本発明は、以上の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の変更あるいは改良等を加えることができるものであることは、言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】
本願発明に係る施工方法によれば、粒状及び又は小片状の多数の骨材と所定の合成樹脂材料とを混練して得られた舗装材を路盤上に敷き均した後、この敷き均された舗装材の表面に水溶性の合成樹脂製シート材を敷設し、その後に、このシート材の上から、舗装材層に対して所定の加圧手段により加圧して締め固めるようにしたので、従来、舗装材の表面に加圧手段を直接に適用していた場合のように、加圧手段の加圧部表面に舗装材中の樹脂材料が付着することを防止できる。
従って、電熱機能を有する加圧手段を用いる必要は無く、また、加圧手段の加圧部表面を溶剤で洗浄する必要も完全に無くすることができ、コスト低減に寄与するだけでなく、舗装工事の作業性を大幅に向上させ、また、作業環境も大いに改善することができる。特に、溶剤を用いた洗浄の必要を無くすることにより、比較的大型で動力装置で駆動または牽引されるローラ装置でなる加圧手段も容易に適用できるようになり、舗装面積が広い工事を少ない人手でも非常に短時間で、舗装材締め固め作業を行うことができるようになる。
しかも、舗装材層の表面を覆う合成樹脂製シート材は水溶性であり、道路使用時の撒き水や雨水などによって容易に溶けてしまうので、舗装材締め固め工程の後に、わざわざこれを除去する必要は無く、後養生も不要である。すなわち、従来のように、養生シートを用いる必要がなくなる。
【0033】
この場合において、骨材としては、ガラスカレット,自然石及び/又は人造石の粒状物及び又は/小片,プラスチックチップ,ゴムチップ,木材チップの少なくとも何れか一で成るものを用いることができるので、これらの材料について、リサイクル性を高めて資源の再利用に貢献することができ、また、廃棄物の最終処分として好適に利用することが可能になる。
【0034】
また、この場合において、舗装材の表面に敷設される上記水溶性の合成樹脂製シート材として市販性の高いビニロン製シートを用いることにより、かかるシート材を安定して入手できる。
更に、以上の場合において、ガラスカレットと混練される上記所定の合成樹脂材料としてアクリル系樹脂を用いることにより、耐候性や耐水性がより優れた舗装を得ることができ、また、硬化時間が短く舗装作業時間をより短縮することもできる。
【0035】
また更に、以上の場合において、舗装材締め固め工程で、上記所定の加圧手段として動力装置で駆動または牽引されるローラ装置を用いることにより、舗装面積が広い工事を行う場合でも、少ない人手で非常に短時間で、舗装材締め固め作業を行うことができる。
また更に、この場合において、かかる所定の加圧手段として、具体的には、ロードローラ,タイヤローラ及びマカダムローラのうち少なくとも1つを用いることにより、公知のローラ装置を用いて舗装工事を施工できる。
【0036】
また更に、以上の場合において、上記舗装材敷き均し工程で、フィニッシャにより舗装材を敷き均すことにより、舗装面積が広い工事を行う場合でも、少ない人手で非常に短時間で、敷き均し作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るガラスカレット舗装が施された道路の断面状態を模式的に示す縦断面説明図である。
【符号の説明】
B…上部路盤
C…舗装材層
D…水溶性の合成樹脂シート材
G…ガラスカレット
P…舗装道路
R…合成樹脂材料

Claims (7)

  1. 粒状及び/又は小片状の多数の骨材を合成樹脂材料で結合してなる表面層を有する舗装の施工方法であって、
    上記骨材と所定の合成樹脂材料とを混練して得られた舗装材を路盤上に敷き均す舗装材敷き均し工程と、
    上記路盤上に敷き均された上記舗装材の表面に水溶性の合成樹脂製シート材を敷設するシート敷設工程と、
    上記路盤上に敷き均された上記舗装材に対し、上記合成樹脂製シート材の上から、所定の加圧手段により加圧して締め固める舗装材締め固め工程と、
    を備えたことを特徴とする舗装の施工方法。
  2. 上記骨材は、ガラスカレット,自然石及び/又は人造石の粒状物及び又は/小片,プラスチックチップ,ゴムチップ,木材チップの少なくとも何れか一で成ることを特徴とする請求項1記載の舗装の施工方法。
  3. 上記合成樹脂製シート材としてビニロン製シートを用いることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の舗装の施工方法。
  4. 上記所定の合成樹脂材料としてアクリル系樹脂を用いることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一に記載の舗装の施工方法。
  5. 上記所定の加圧手段として、動力装置で駆動または牽引されるローラ装置を用いることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか一に記載の舗装の施工方法。
  6. 上記所定の加圧手段として、ロードローラ,タイヤローラ及びマカダムローラのうち少なくとも1つを用いることを特徴とする請求項5記載の舗装の施工方法。
  7. 上記舗装材敷き均し工程で、フィニッシャにより舗装材を敷き均すことを特徴とする請求項1〜請求項6の何れか一に記載の舗装の施工方法。
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