JPH08157329A - 皮膚彩色用化粧料 - Google Patents

皮膚彩色用化粧料

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JPH08157329A
JPH08157329A JP30188994A JP30188994A JPH08157329A JP H08157329 A JPH08157329 A JP H08157329A JP 30188994 A JP30188994 A JP 30188994A JP 30188994 A JP30188994 A JP 30188994A JP H08157329 A JPH08157329 A JP H08157329A
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清和 桜井
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 少なくとも水、顔料、樹脂を含む皮膚彩色用
化粧料であって、樹脂としてスチレン‐アクリル酸共重
合体、スチレン‐マレイン酸共重合体、スチレン‐アク
リル酸アルキル共重合体、スチレン‐マレイン酸アルキ
ル共重合体よりなる群より選ばれた少なくとも一種の樹
脂とアンモニア、アミン類などの塩基を含み、更に粘土
系無機増粘剤、無機微粒子増粘剤、多糖類増粘剤より選
ばれた少なくとも一種の増粘剤を含んでなる皮膚彩色用
化粧料。 【効果】 難揮発性のスティックタイプ等のファンデー
ションとくらべ、鮮明に微細に書ける、汗で流れにく
い、擦れ落ちにつよい、簡単に洗い落せる、保存中に沈
降しにくい、沈降しても、少し振盪するだけで元の分散
状態にすることが容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、目及び口の回り以外の
皮膚を直接任意の色に彩色するファンデーションに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、皮膚の彩色用の化粧料としては、
口紅形スティックタイプの物や、チューブ入りタイプの
物で、不乾性もしくは難揮発性溶剤を用いて肌の上に伸
ばして付着させる思想のものが使われているが、この方
法では、繊細な描線は得られ難く、塗布後も乾かないの
で手や衣服などが簡単に接触しただけで擦れ落ちたり、
描線が滲んだりしてしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は皮膚上
に描画する事を前提とし繊細で明瞭な描線が得られ、擦
れ落ちにもつよく、塗布性、固着性が良く、簡単に洗い
落せ、なおかつ保存時の顔料分散性がよい皮膚彩色用化
粧料を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決するため鋭意研究を行った結果、スチレン‐アク
リル酸共重合体、スチレン‐マレイン酸共重合体系樹脂
を使用することによって、顔料の分散安定性がよく、繊
細且つ明瞭な描線が得られ、適度な固着性を有し、耐擦
過性、塗布性、耐水、耐汗性に優れ、なおかつ簡単に洗
浄できることを見出して本発明を完成した。
【0005】すなわち本発明は、次の通りである。 (1)少なくとも水、顔料、樹脂を含む化粧料におい
て、樹脂としてスチレン‐アクリル酸共重合体、スチレ
ン‐マレイン酸共重合体、スチレン‐アクリル酸アルキ
ル共重合体、及びスチレン‐マレイン酸アルキル共重合
体よりなる群より選ばれた少なくとも一種の樹脂と塩基
とを含む皮膚彩色用化粧料。
【0006】(2)塩基がアンモニア、アミン類、アル
カリ金属水酸化物及びアルカリ土類金属の水酸化物より
なる群より選ばれた少なくとも一種を含むものである前
項(1)記載の皮膚彩色用化粧料。
【0007】(3)顔料が少なくとも酸化チタンを含
み、これを単独もしくは他の有色顔料と併せて使用した
前項(1)又は(2)記載の皮膚彩色用化粧料。
【0008】(4)少なくとも着色顔料として酸化チタ
ンを含まず、その他の有色顔料を一種以上用いた前項
(1)又は(2)記載の皮膚彩色用化粧料。
【0009】(5)増粘剤を添加した前項(3)又は
(4)記載の皮膚彩色用化粧料。
【0010】(6)増粘剤として、粘土系増粘剤を用い
る前項(5)記載の皮膚彩色用化粧料。
【0011】(7)粘土増粘剤として、ヘクトライト、
ベントナイト、モンモリロナイト、バイデライト等と称
される天然スメクタイト系粘土及びそれらに類似もしく
は近似の合成粘土を0.01〜10重量%含有してなる
前項(6)記載の皮膚彩色用化粧料。
【0012】(8)無機増粘剤として、一次粒子径が5
0nm以下の超微粒子無機増粘剤を0.1〜50重量%含
有してなる前項(5)記載の皮膚彩色用化粧料。
【0013】(9)無機微粒子増粘剤が酸化珪素、酸化
アルミニウム及び酸化チタンよりなる群から選ばれた少
なくとも一種である前項(8)記載の皮膚彩色用化粧
料。
【0014】(10)増粘剤が少なくとも多糖類又は水
可溶性樹脂を含むものである前項(5)記載の皮膚彩色
用化粧料。
【0015】(11)多糖類増粘剤がキサンタンガム、
ウェランガムの少なくとも一種又はそれらとガラクトナ
ンマン多糖類とを併用した前項(10)記載の皮膚彩色
用化粧料。
【0016】スチレン‐アクリル酸(SAA)共重合
体、スチレン‐マレイン酸(SMA)共重合体、スチレ
ン‐アクリル酸アルキル共重合体、スチレン‐マレイン
酸アルキル共重合体の配合量としては0.1〜30重量
%であり、0.1重量%未満では顔料の分散効果がな
い。配合量を増すほど皮膚への固着性はよくなるが同時
に皮膚のつっぱり感が強くなる。また洗顔した時に落ち
にくくなり、30重量%を超えると使用に耐えない。皮
膚に描画するために好ましい範囲は0.8〜7重量%で
ある。0.8重量%未満では、激しい発汗で描線が滲む
ことがある。また7重量%を超えると、厚塗り感が強く
なり粉状に擦れ落ちる(粉落ち)場合がある。更に最も
好ましくは1〜3重量%である。この範囲で添加する
と、固着性、耐擦過性、塗布性、耐水、耐汗性が良く、
皮膚上での違和感がなく、なおかつ簡単に洗浄できるた
め、最もバランスの良い化粧料となる。ただし樹脂に適
合する良好な可塑剤や洗浄剤が有ればここに述べた配合
量とは違った添加量で更に優れた固着性や分散安定性な
どの性能を得ることもできる。
【0017】顔料としての酸化チタンは、皮膚の色の下
に塗った色を隠ぺいする性能に優れている。この為、重
ね塗りをした場合や、皮膚色の濃淡に拘らず、酸化チタ
ンを単独で用いれば綺麗な白色の描線が得られ、他の有
色顔料と併用すれば鮮やかな色調の描線が描けるという
優れた特徴を持つ。すなわち酸化チタンは白色顔料とし
ての添加目的の他に隠ぺい剤としての添加目的を有する
物である。
【0018】酸化チタンの配合量は50重量%以下に限
られる。これ以上だと厚塗り感が強くて皮膚上での感触
が悪く、粉落ちもおきやすく、さらに分散安定性も悪
い。好ましくは2〜15重量%である。薄い色を表現し
たり、色の透明感を与えたりする場合に2重量%未満の
様な配合をすることもある。この場合性能的には全く影
響無いが、酸化チタンの隠ぺい力を利用して、下地の色
の影響を廃して顔料の鮮やかな色の描線を得るためには
2重量%以上の添加が好ましい。15重量%以上では明
らかに皮膚上に付着感があり感触が悪い。更に好ましい
添加量は3〜10重量%である。この範囲では、固着
性、耐擦過性、塗布性、耐水・耐汗性が良く、皮膚上で
違和感無く、なおかつ簡単に洗浄できるため、最もバラ
ンスの良い化粧料となる。
【0019】酸化チタンは隠ぺい剤として用いるばかり
ではなく、例えば桃色や肌色等を調色するなど、単に白
色顔料としてのみ用いられる場合がある。この場合の添
加量は使用に耐えない量である50重量%を超えない範
囲の任意の量であり、例えば0.01重量%など必要に
応じた量となる。
【0020】更にカーボンブラック、鉄黒、べんがらな
どのようにそれ自体が隠ぺい力に優れた顔料を用いる場
合には酸化チタンは添加しなくて良い。また、酸化チタ
ンが入る事により、赤は桃色、青は水色にのように色調
が白味にずれてしまうが、これを嫌う場合には重ね塗り
に不利になるものの、酸化チタンを併用しない方が鮮や
かな色調になるので、あえて酸化チタンを使用しないこ
ともある。
【0021】塩基は、樹脂を水溶性にするために添加す
るものである。市販の樹脂には、既に中和して水溶液化
して有るものもあるが、製品の安定化のために更に塩基
を添加する場合もある。皮膚に直接用いるものであるの
で、pHは弱酸性に近いものが好ましく、樹脂が溶解す
る最小限の添加が望ましく、添加量は少ないほど好まし
い。一方製品としての化粧料は経時的な保存安定性が求
められるため、樹脂を安定に溶解するのに十分な塩基が
必要であり、添加量は多いほど好ましいと言える。経験
的には中和当量の50%以下では樹脂は溶解しない。ま
た溶解安定性の悪い樹脂でも中和当量の150%の塩基
で安定に溶解した。従って本発明で用いる塩基の量とし
ては中和当量の50〜150%であり、更に皮膚への刺
激性を考慮し且つ製品の経時安定性を保証するには中和
当量の80〜120%が好ましい。
【0022】樹脂の種類によって水に対する溶解性が違
うが、経験的には中和当量の80%未満で溶解する樹脂
を用いた場合には、塗布後の耐水性及び耐汗性が悪い。
また、中和当量の120%を超えて添加すると塗布後に
痒みなどを感じる人が極小数ながら発生する。本発明は
人体に直接描画する安全な化粧料を供給するものである
から、耐水・耐汗性に優れた樹脂で少量の塩基で溶解す
るもので有れば、前述の塩基の添加量からはずれても本
発明の趣旨に沿うものである。むしろ積極的に塩基の添
加量を減らし、皮膚への刺激性を軽減する事こそ、本発
明が望むところである。
【0023】塩基としてはアンモニア、各種アミン類、
アルカリ金属の水酸化物及びアルカリ土類金属の水酸化
物よりなる群から選ばれた少なくとも一種を用いる。こ
のうちアンモニア水および揮発性の高いアミン類は、塗
布後に塩基そのものが揮発してしまうので、耐水・耐汗
性に於いて最も好ましい結果が得られる。
【0024】顔料、特に酸化チタンなどの比重の高い顔
料は長時間(例えば一月)静置すると沈降する。この場
合容器を振るなどの簡単な操作で再分散できる事が肝要
である。顔料が強固な塊となり再分散し難いと、色が薄
い、隠ぺい力が弱いなどの性能劣化となる。スチレン・
アクリル酸共重合体、スチレン・マレイン酸共重合体、
スチレン・アクリル酸アルキル共重合体、及びスチレン
・マレイン酸アルキル共重合体は非常に優れた分散剤で
あり、沈降した顔料が強固な塊とならず再分散し易い。
【0025】分散剤にスチレン・アクリル酸共重合体、
スチレン・マレイン酸共重合体、スチレン・アクリル酸
アルキル共重合体、及びスチレン・マレイン酸アルキル
共重合体を用いると前述のように優れた再分散性を示す
が、顔料の沈降速度を遅くすると更に好ましい結果が得
られる。この方法として増粘剤を用いることが有効であ
る。更に沈降物を嵩高くする事が好ましい。
【0026】一方、化粧料としての性能を考慮すると、
あまり高粘度のものは塗布性、厚塗り感、乾燥性等が劣
化するので好ましくない。そのため、本発明では塗布時
程度の剪断力が加わった場合には低粘度で、静置した場
合には高粘度になるように、擬塑性もしくは構造粘性を
与える方法をとった。
【0027】増粘剤としてはヘクトライト、ベントナイ
ト、モンモリロナイト、バイデライト等と称される天然
スメクタイト系粘土、及びそれらに類似もしくは近似の
合成粘土等のいわゆる粘土増粘剤、もしくは鎖状の2次
凝集に依って液体に擬塑性及び構造粘性を与える微粒子
シリカ、超微粒子酸化アルミニウム、超微粒子酸化チタ
ン等の一次粒径が50nm以下の無機微粒子粉体、分子量
の大きな、アクリル系樹脂、ポリビニルピロリドン、ポ
リエチレングリコール、カルボキシビニルポリマー等の
水溶性高分子、およびキサンタンガム、ウェランガム、
グアーガム、タラカントガム、ローカストビーンガム等
の増粘多糖類等が挙げられる。
【0028】このうち天然及び合成粘土増粘剤、分子量
の大きな水溶性高分子、キサンタンガム、ウェランガ
ム、及びキサンタンガムまたはウェランガムとグアーガ
ム等のガラクトナンマンを併用した増粘多糖類は、水分
により著しく膨潤して増粘効果を得る物であり、酸化チ
タン等の顔料が凝集するときの立体障害となるため非常
に有効である。さらに天然及び合成粘土増粘剤は平板状
の粒子構造の端面とベーサル面が電気的に引き合ってカ
ードハウス構造を取るため、最も理想的な立体障害を構
成するので特に好ましい増粘剤と言える。
【0029】粘土系無機増粘剤は前記のように最も好ま
しい沈降防止剤であるが、その配合量としては0.01
〜10重量%であり、0.01重量%未満では効果がな
く、10重量%超では塗布性や塗布後の固着性が悪くな
る。好ましくは0.1〜5重量%であり、実際に沈降防
止効果が顕著になるのは0.1重量%以上からであり、
5重量%〜10重量%の範囲では塗布性が必ずしも良く
なく、塗布乾燥後に雨などの水分や汗などで粘土が膨潤
して擦れ落ち易くなる。塗布性は5重量%以下で問題が
なくなる。ペンタイプの塗布具を用いる場合には2重量
%以下がもっとも好ましい。塗布液としての性能は2〜
5重量%でも問題ないが、ペンの流出機構上、高粘度の
ものは好ましくなく、余り強い構造粘性は流出を阻害す
る。
【0030】鎖状の2次凝集に依って液体に擬塑性及び
構造粘性を与える微粒子シリカ、超微粒子酸化アルミニ
ウム、超微粒子酸化チタン等の一次粒径が50nm以下の
無機微粒子粉体は、粘土系増粘剤ほど好ましい沈降防止
効果は得られないが、塗布乾燥後に水分によって膨潤す
るものではないので耐水・耐汗性の意味では優れた効果
を有する。
【0031】実際の商品としては日本アエロジル社から
平均の一次粒子径が7〜40nmの微粒子シリカや、平均
の一次粒子径が約20nmの超微粒子アルミナ、及びこの
シリカとアルミナの混合物、及び平均の一次粒子径が約
30nmの超微粒子酸化チタン等が発売されている。顔料
として用いる酸化チタンは平均粒子径が0.2〜0.5
μであり、隠ぺい力が強いため、白色顔料としても隠ぺ
い剤としても優れた効果があるが、ここで述べている超
微粒子酸化チタンは、一次粒子径が一桁小さいため隠ぺ
い力が非常に弱く、且つ青味の色調を呈しているので着
色顔料とは違った用途での使用である。
【0032】無機微粒子増粘剤の配合量としては0.1
〜50重量%であり、0.1重量%未満では効果がな
く、50重量%超であると厚塗り感が強くて、皮膚上で
の感触が悪く、粉落ちもおきやすく、さらに分散安定性
も悪い。好ましくは微粒の種類や粒子径によって異なる
が、実際には沈降防止効果が顕著になるのは概ね0.5
重量%からであり、皮膚上の付着感、感触の点で好まし
く、塗布性に影響が無いのは20重量%以下であるの
で、好ましくは0.5〜20重量%の範囲である。最も
好ましくは1〜10重量%であり、ペンタイプにするに
は1〜10重量%が好ましい。これは粘土系増粘剤と同
様の理由で流出機構を考慮した場合の理想的な擬塑性を
得る事が出来るためである。
【0033】増粘剤として、天然又は合成の多糖類増粘
剤を加えることも効果がある。多糖類増粘剤としてはキ
サンタンガム、ウェランガム、グアーガム、タラカント
ガム、ローカストビーンガム等が挙げられるが、少量の
添加で大きな擬塑性が得られるキサンタンガムやウェラ
ンガムが好ましい。キサンタンガムまたはウェランガム
と、グアーガム等のガラクトナンマン多糖類を併用する
と相乗効果によってキサンタンガムやウェランガム単独
の時より強い増粘効果が得られる。
【0034】キサンタンガムおよびウェランガムはイオ
ン性を有し、他の配合物と反応して経時的不安定要因と
なる場合があるが、ノニオンであるガラクトナンマン多
糖類と併用する事で添加量を三分の一程度に抑える事が
出来るため、経時変化の上では併用した多糖類増粘剤の
方が有利である。配合量は0.01〜20重量%で、
0.01重量%未満では効果がない。20重量%超では
固着性や塗布性、耐水性が悪くなる。
【0035】また、グアーガム、タラカントガム、ロー
カストビーンガム等比較的分子量の小さい多糖類は多量
に添加しないと増粘効果が得られないため、5〜20重
量%の添加が必要であるが、前述のように塗布時程度の
剪断力が加わった場合には低粘度で、静置した場合には
高粘度になるように、擬塑性もしくは構造粘性を与える
事が好ましいのでキサンタンガムおよびウェランガムの
ように少量で強い擬塑性を与えるものの方が好ましい。
これらの添加量は0.01〜2重量%であり、ペンとし
て好ましい粘性を考慮すると、0.1〜1重量%の添加
が最も好ましい。
【0036】キサンタンガムまたはウェランガムとグア
ーガム等のガラクトナンマン多糖類を併用したものとし
て大日本製薬社からミニットPSという商品がある。こ
れはキサンタンガムとグアーガムの1:1混合品で、キ
サンタンガムおよびウェランガムを単独で使用したとき
の概ね三分の二(すなわちキサンタンガムは三分の一)
の添加量でほぼ同じ粘性となる。最初から混合した増粘
多糖類でなく、それぞれ別々に添加しても増粘効果は変
わらない。
【0037】水溶性高分子としてはB.F. Goodrich Chem
ical社から商品名カーボポールとして供給される高分子
量カルボキシビニルポリマー、Rohm & Haas社から商品
名ACRYSOLとして供給される高分子量アクリル樹
脂、分子量10000以上のポリエチレングリコール、
及びKバリューが80以上のポリビニルピロリドン等が
挙げられる。これらの添加量は増粘多糖類とほぼ同じ
0.01〜2重量%であり、ペンとして好ましい粘性を
考慮すると、0.01〜1重量%の添加が最も好まし
い。
【0038】
【実施例】以下に実施例によって、本発明を更に具体的
に説明するが、本発明はこの実施例によって何等限定さ
れるものではない。以下において、ジョンクリルは、ス
チレン‐アクリル酸共重合体樹脂をアンモニアで中和し
た水溶液で、ジョンソン(株)の商品名である。ジュリ
マーはスチレン‐アクリル酸共重合体樹脂で、日本純薬
(株)の商品名である。PVP K30はポリビニルピ
ロリドン、BENTON LTはベントナイト(天然物
精製品)、BENTON EWはベントナイト(天然物
精製品)、ラポナイト Bは合成スメクタイト、ラポナ
イト XLGは合成スメクタイト、アエロジル 200
は微粒子シリカ、ケルザンはキサンタンガムである。
【0039】実施例・比較例とも顔料以外の成分(塩
基、樹脂、水)を先にマグネチックスターラーにて撹拌
し、樹脂を溶解させた後に顔料成分を添加し、ビーズミ
ルにて1時間混練した。
【0040】<実施例配合> (実施例1) ジョンクリル 61J (樹脂分31%、アンモニア中和水溶液;ジョンソン(株)商品名) 9% 酸化チタン 6% 赤202号 4% 水 残
【0041】(実施例2) トリエタノールアミン 0.5% ジョンクリル 62 (樹脂分34%、アンモニア中和水溶液;ジョンソン(株)商品名) 8% 酸化チタン 8% 黄205号 2.5% 赤204号 0.3% 青404号 2% 水 残
【0042】(実施例3) アンモニア水(28%) 0.9% ジュリマー AT−960P(日本純薬(株)商品名) 3% 酸化チタン 4% 群青 4% 水 残
【0043】(実施例4) トリエタノールアミン 1.2% ジョンクリル 67(ジョンソン(株)商品名) 1% カーボンブラック 5% 水 残
【0044】<比較例配合> (比較例1) ジョンクリル 61J 2% 酸化チタン 6% 赤202号 4% 水 残
【0045】(比較例2) トリエタノールアミン 1.5% ジョンクリル 62 24% 酸化チタン 16% 黄205号 2.5% 赤204号 0.3% 青404号 2% 水 残
【0046】(比較例3) アンモニア水(28%) 10% ジュリマー AT−960P 32% 酸化チタン 4% 群青 4% 水 残
【0047】(比較例4) トリエタノールアミン 0.05% PVP K30(GAF社製) 5% カーボンブラック 5% 水 残
【0048】(比較例5) トリエタノールアミン 1% ポリエチレングリコール 10000(和光純薬製) 10% 酸化チタン 4% 群青 4% 水 残
【0049】(比較例6) トリエタノールアミン 0.05% ジョンクリル 67 0.05% カーボンブラック 5% 水 残
【0050】(比較例7)市販品スティック状ファンデ
ーション(赤色)
【0051】<実施例配合> (実施例5) アンモニア水(28%) 1% SMA 1000(ATOCHEM社製商品名) 3% 酸化チタン 6% 赤202号 4% 水 残
【0052】(実施例6) トリエタノールアミン 1.5% SMA 1440 3% 酸化チタン 8% 黄205号 2.5% 赤204号 0.3% 青404号 2% 水 残
【0053】(実施例7) トリエタノールアミン 1% SMA 3000 2% 酸化チタン 4% 群青 4% 水 残
【0054】(実施例8) トリエタノールアミン 1% SMA 17352 1% カーボンブラック 5% 水 残
【0055】<比較例配合> (比較例8) アンモニア水(28%) 0.3% SMA 1000 0.8% 酸化チタン 6% 赤202号 4% 水 残
【0056】(比較例9) トリエタノールアミン 4% SMA 1440 7% 酸化チタン 16% 黄205号 2.5% 赤204号 0.3% 青404号 2% 水 残
【0057】(比較例10) トリエタノールアミン 16% SMA 3000 32% 酸化チタン 4% 群青 4% 水 残
【0058】(比較例11) トリエタノールアミン 0.05% PVP K30(GAF社製) 5% カーボンブラック 5% 水 残
【0059】(比較例12) トリエタノールアミン 1% ポリエチレングリコール 10000(和光純薬製) 10% 酸化チタン 4% 群青 4% 水 残
【0060】(比較例13) トリエタノールアミン 0.05% SMA 1000 0.05% カーボンブラック 5% 水 残
【0061】(比較例14) アンモニア水(28%) 5% SMA 3000 16% 酸化チタン 52% 群青 4% 水 残
【0062】(比較例15)市販品スティック状ファン
デーション(赤色)
【0063】試験1−−再分散性 試料を図面1の容器に充填し、1ケ月上向きに静置した
後、上下に約20cmの振幅で約1Hzの周期で30回振
動を与えて描画し、初期描線と比較した。 {○}…殆ど変わり無し。{△}…やや色相もしくは濃
度に変化有り {×}…極端に薄いまたは書けない。
【0064】試験2−−実使用官能試験 試料を図面1の容器に充填して、20名のモニターが直
接皮膚に描画して、下記〜について○△×の官能評
価を行い、そのモードを判定とした。 突っ張り感 {○}気にならない。{△}違和感有
り。{×}非常に不快。 塗布性 {○}良い。{△}やや書き難い。
{×}非常に書き難い。 描線の美しさ {○}綺麗に書ける。{△}やや色ム
ラ、滲みがある。{×}色ムラ、滲みが大きい。
【0065】試験3−−擦れ落ち試験 試料を図面2の塗布具に充填し皮膚に描画して、10分
後に乾いたティシュペーパーで軽く擦る。 {○}…変化無し。 {△}…ティシュペーパーに描線
の一部が付着。{×}…描線変化が激しい、擦れ落ちた
等。
【0066】試験4−−洗浄性試験 試験2と同じモニターが、石鹸を用いて洗浄したときの
洗浄し易さに付いて官能評価とした。評価は試験2と同
様に○△×の官能評価を行い、そのモードを判定とし
た。 {○}…簡単に洗浄できた。 {△}…概ね問題なく洗
浄できた。{×}…なかなか落ちなかった。
【0067】実施例1〜4、比較例1〜7の彩色化粧料
についての試験結果を表1に示す。実施例5〜8、比較
例8〜15の彩色化粧料についての試験結果を表2に示
す。
【0068】
【表1】
【表2】
【0069】(実施例9) 彩色液1 100部 BENTON LT 0.1部 以上をホモジナイザーにて1時間撹拌し実施例1を得
た。
【0070】(実施例10) 彩色液2 100部 BENTON EW 0.5部 以上をホモジナイザーにて1時間撹拌し実施例10を得
た。
【0071】(実施例11) 彩色液1 100部 ラポナイト B 1部 以上をホモジナイザーにて1時間撹拌し実施例11を得
た。
【0072】(実施例12) 彩色液1 100部 ラポナイト XLG 0.4部 以上をホモジナイザーにて1時間撹拌し実施例12を得
た。
【0073】(実施例13) 彩色液1 100部 アエロジル 200 3部 以上をホモジナイザーにて1時間撹拌し実施例13を得
た。
【0074】(実施例14) 彩色液2 100部 アエロジル COK84 5部 以上をホモジナイザーにて1時間撹拌し実施例14を得
た。
【0075】(実施例15) 彩色液1 100部 Titanium Oxide P25 5部 以上をホモジナイザーにて1時間撹拌し実施例15を得
た。
【0076】(実施例16) 彩色液1 100部 ケルザン 0.3部 以上をホモジナイザーにて1時間撹拌し実施例16を得
た。
【0077】(実施例17) 彩色液1 100部 ミニットPS 0.2部 以上をホモジナイザーにて1時間撹拌し実施例17を得
た。
【0078】(実施例18) 彩色液1 100部 グアコール 10部 以上をホモジナイザーにて1時間撹拌し実施例18を得
た。
【0079】<比較例配合> (比較例16) 彩色液1 100部 BENTON LT 0.008部 以上をホモジナイザーにて1時間撹拌し比較例16を得
た。
【0080】(比較例17) 彩色液2 100部 BENTON EW 7部 以上をホモジナイザーにて1時間撹拌し比較例17を得
た。
【0081】(比較例18) 彩色液1 100部 ラポナイト B 11部 以上をホモジナイザーにて1時間撹拌し比較例18を得
た。
【0082】(比較例19) 彩色液1 100部 ラポナイト XLG 25部 以上をホモジナイザーにて1時間撹拌し比較例19を得
た。
【0083】(比較例20) 彩色液1 100部 アエロジル 200 50部 以上をホモジナイザーにて1時間撹拌し比較例20を得
た。
【0084】(比較例21) 彩色液2 100部 アエロジル COK84 0.05部 以上をホモジナイザーにて1時間撹拌し比較例21を得
た。
【0085】(比較例22) 彩色液1 100部 Titanium Oxide P25 12部 以上をホモジナイザーにて1時間撹拌し比較例22を得
た。
【0086】(比較例23) 彩色液1 100部 ケルザン 0.008部 以上をホモジナイザーにて1時間撹拌し比較例23を得
た。
【0087】(比較例24) 彩色液1 100部 ミニットPS 1.5部 以上をホモジナイザーにて1時間撹拌し比較例24を得
た。
【0088】(比較例25) 彩色液1 100部 グアコール 50部 以上をホモジナイザーにて1時間撹拌し比較例25を得
た。
【0089】(比較例26) 彩色液1 100%
【0090】(比較例27) 彩色液2 100%
【0091】実施例9〜18、比較例16〜27の彩色
化粧料について下記の試験5〜8を行った。
【0092】試験5−−再分散性試験1(沈降試験) 試料を内径1cmの密閉キャップ付き試験管に100mmと
り、室温で1ケ月間静置して沈降物と上澄みの界面の高
さを測る。高いほど沈降物が嵩だかく、再分散性がよい
と判断される。
【0093】試験6−−再分散性試験2(経時的実使用
試験) 試料を図面1の塗布具(図面添付)に充填し、上向きに
て1ケ月間静置した後、上下に約20cm、約1Hz程度
の速さで振動を与えてから筆記し、初期の描線と色相・
濃度を比較し、目視にて違いを判断する。 {○}…殆ど変わり無し。 {△}…やや色相もしくは
濃度に変化有り。{×}…極端に薄いまたは書けない。
{−}…初期から書けない。
【0094】試験7−−固着性試験 試料をマニキュアボトルに充填し皮膚に描画して、10
分後に乾いたティッシュペーパーで軽く擦る。 {○}…変化無し。 {△}…ティッシュペーパーに描
線の一部が付着。{×}…描線変化が激しい、擦れ落ち
た等。
【0095】試験8−−塗布性試験 試料を図面1の塗布具に充填し20名のモニターに実際
に皮膚に書いた時の塗布性に付いて良いと思うと答えた
人の人数を調べた。
【0096】その結果を表3に示す。
【表3】
【0097】
【発明の効果】人体の彩色用化粧料は、従来あまり多く
ないので比較は困難であるが、しいて市販の口紅スティ
ックタイプやチューブ入りの難揮発性のファンデーショ
ンと較べると、本発明のものは鮮明に書ける、汗で流れ
にくい、擦れ落ちにつよい、簡単に洗い落せるなどの長
所があり、又保存中に顔料の沈降速度が遅く沈降しにく
い、又たとえ沈降しても、沈降埋積物が嵩高くなり、少
しの振盪により元の分散状態にすることが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の皮膚彩色用化粧料の彩色描画用容器の
断面図である。
【図2】従来ポスター彩色用に用いられている筆記具で
ある容器の断面図である。
【図3】流量調整管を示す断面図である。
【符号の説明】
1 先軸 2 シールリング 3 ハケ 4 弁座 5 弁棒 6 バネ受 7 スプリング 8 内先軸 9 パッキン 10 内軸 11 外軸 12 インク導入管 13 パイプ 21 キャップ 22 天冠 23 先軸 24 弁座 25 弁棒 26 バネ受 27 スプリング 28 本体 29 ペン先 30 スポンジ 31 ボール 32 インク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 7/00 W C09K 3/00 103 G F

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも水、顔料、樹脂を含む化粧料
    において、樹脂としてスチレン‐アクリル酸共重合体、
    スチレン‐マレイン酸共重合体、スチレン‐アクリル酸
    アルキル共重合体、及びスチレン‐マレイン酸アルキル
    共重合体よりなる群より選ばれた少なくとも一種の樹脂
    と塩基とを含む皮膚彩色用化粧料。
  2. 【請求項2】 塩基がアンモニア、アミン類、アルカリ
    金属の水酸化物及びアルカリ土類金属の水酸化物よりな
    る群より選ばれた少なくとも一種を含むものである請求
    項1記載の皮膚彩色用化粧料。
  3. 【請求項3】 顔料が少なくとも酸化チタンを含み、こ
    れを単独もしくは他の有機顔料と併せて使用した請求項
    1又は請求項2記載の皮膚彩色用化粧料。
  4. 【請求項4】 少なくとも着色顔料として酸化チタンを
    含まず、その他の有色顔料を一種以上用いた請求項1又
    は請求項2記載の皮膚彩色用化粧料。
  5. 【請求項5】 増粘剤を添加した請求項3、又は請求項
    4記載の皮膚彩色用化粧料。
  6. 【請求項6】 増粘剤が少なくとも粘土系増粘剤を含む
    ものである請求項5記載の皮膚彩色用化粧料。
  7. 【請求項7】 粘土系増粘剤として、ヘクトライト、ベ
    ントナイト、モンモリロナイト、バイデライト等と称さ
    れる天然スメクタイト系粘土及びそれらに類似もしくは
    近似の合成粘土を0.01〜10重量%含有してなる請
    求項6記載の皮膚彩色用化粧料。
  8. 【請求項8】 増粘剤として、一次粒子径が50nm以下
    の超微粒子増粘剤を0.1〜50重量%含有してなる請
    求項5記載の皮膚彩色用化粧料。
  9. 【請求項9】 超微粒子増粘剤が酸化珪素、酸化アルミ
    ニウム及び酸化チタンよりなる群から選ばれた少なくと
    も一種である請求項8記載の皮膚彩色用化粧料。
  10. 【請求項10】 増粘剤が少なくとも多糖類又は水可溶
    性樹脂を含むものである請求項5記載の皮膚彩色用化粧
    料。
  11. 【請求項11】 多糖類増粘剤がキサンタンガム、ウェ
    ランガムの少なくとも1種又はそれらとガラクトナンマ
    ン多糖類とを併用した増粘剤である請求項10記載の皮
    膚彩色用化粧料。
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