JPH08134396A - 靴の塗布液 - Google Patents

靴の塗布液

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JPH08134396A
JPH08134396A JP29200894A JP29200894A JPH08134396A JP H08134396 A JPH08134396 A JP H08134396A JP 29200894 A JP29200894 A JP 29200894A JP 29200894 A JP29200894 A JP 29200894A JP H08134396 A JPH08134396 A JP H08134396A
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JP
Japan
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styrene
water
maleic acid
coating liquid
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JP29200894A
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Kiyokazu Sakurai
清和 桜井
Katsuhiko Shiraishi
克彦 白石
Tomoko Hasegawa
知子 長谷川
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Mitsubishi Pencil Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 天然もしくは合成皮革に用いる散安定性に優
れた白色の着色液を得ることを目的とする。 【構成】本発明はスチレン−マレイン酸共重合体もしく
はスチレン−マレイン酸アルキル共重合体を塩基で中和
溶解することに依って酸化チタンや着色顔料を単独もし
くは組み合わせて分散し、水系溶媒を使用するにも拘ら
ず放置後の再分散性に優れ、固着性、耐水性に優れたこ
とを特徴とした靴用着色液である。この靴用塗布液はス
チレン−マレイン酸共重合体もしくはスチレン−マレイ
ン酸アルキル共重合体を単独またはO/W型ワックスエ
マルジョンと併用することに依って、分散安定性、光
沢、耐水性、塗布性及び固着性に優れるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、靴などの天然もしくは
人工皮革に用いる白色もしくは任意の色に着色する塗布
液に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、特に白色系の色調の靴を手入
れする場合は水系溶媒中に酸化チタンとワックス類を分
散した塗布液で着色して白色と光沢を与えている。この
塗布液は酸化チタンを一般的な水溶性のマレイン樹脂等
で分散し、O/W型ワックスエマルジョンを混合する物
が多い。しかしながらこの塗布液は酸化チタンの分散が
悪く、経時的に顔料の凝集・沈降がおき易い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、顔料
の分散性が良く、固着性に優れ、耐水性がある分散樹脂
を用いることにより、未使用時には顔料が長期にわたっ
て安定な分散を継続し、靴上に塗布した後も美しい光沢
を長時間保つ靴の塗布液を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
鋭意研究の結果、スチレン−マレイン酸共重合体もしく
はスチレン−マレイン酸アルキル共重合体を塩基に依っ
て中和溶解することにより、乾燥後の耐水性が良好な
上、水中に酸化チタンのみならず他の着色顔料を安定に
分散し得ることに成功し、本発明を完成するに至った。
【0005】この靴用塗布液では、塩基で中和して溶解
せしめたスチレン−マレイン酸共重合体もしくはスチレ
ン−マレイン酸アルキル共重合体を用いることが必須で
あり、これを単独で用いても分散性・固着性とも良い結
果が得られるが、単に分散剤としての効用のみ利用し
て、ワックスエマルジョンと併用して用いることもでき
る。この場合のワックス類の添加量は固形分で0.1%
〜20%である。0.1%未満だと耐水性や光沢性を上
げる効果は得られず、20%を超えると塗布液の粘度が
高くなるために塗布性を著しく損なうことになる。また
水溶性でも耐水性と良好な光沢性を有する樹脂を併用す
ることも本発明の趣旨を損なうものではない。
【0006】スチレン−マレイン酸共重合体もしくはス
チレン−マレイン酸アルキル共重合体は分散顔料の種類
や必要量にも依るが、概ね0.1%以上から分散剤とし
て効力を発揮する。これ未満では安定な分散効果が得ら
れないか、もしくは必要な量の顔料が分散できない。
【0007】スチレン−マレイン酸共重合体もしくはス
チレン−マレイン酸アルキル共重合体を多量に添加した
場合、耐水性,光沢度,顔料の沈降安定性などは優れる
ものの、塗布液としての経時安定性がやや劣ってくるこ
と、塗布膜が厚くなりすぎてかえって塗布面から剥離し
易くなること、粘度が高くなって塗布性が悪くなること
などの弊害を生じるため、概ね30%が最大添加量と考
えられる。
【0008】スチレン−マレイン酸共重合体もしくはス
チレン−マレイン酸アルキル共重合体が添加される量の
範囲は実用上0.1%〜20%である。これは隠ぺい力
の高い直径0.2μm 〜0.5μm 酸化チタンを用いる
場合でも最低の配合量は0.1%程度であり、それに見
合った最低の樹脂配合量が0.1%であること。酸化チ
タンは最大30%程度まで安定な分散液が作れるが、多
量の顔料を多量の樹脂で分散した場合には、粘度が高く
なり塗布性が悪くなる上、塗膜が厚くなって塗布面から
剥離し易くなる等の弊害がある為20%を超える添加は
好ましくない。
【0009】スチレン−マレイン酸共重合体もしくはス
チレン−マレイン酸アルキル共重合体の最も好ましい添
加量の範囲は、0.5%〜10%である。1%以下の使
用の場合のように低い添加量では固着性が不足するが、
顔料の分散安定性は良く、他の樹脂やワックス類と併用
することで従来品と同等の光沢と固着性が得られる。ま
た、スチレン−マレイン酸共重合体もしくはスチレン−
マレイン酸アルキル共重合体は5%以上添加された場合
に従来品を上回る固着性が得られる反面、分散顔料の量
で違いもあるが概ね10%を超えると塗布性が悪くな
る。
【0010】本発明の靴用塗布液の樹脂を溶解させる塩
基としては揮発性の高いアンモニアが最も好ましいが、
スチレン−マレイン酸共重合体もしくはスチレン−マレ
イン酸アルキル共重合体の分子中のカルボキシル基を中
和するものであれば何を使用しても構わない。但し天然
及び人工皮革に用いる塗布液なのでそれらに悪影響を及
ぼさない塩基が好ましい。
【0011】市販のスチレン−マレイン酸共重合体もし
くはスチレン−マレイン酸アルキル共重合体は既に中和
して水溶液化して有るものもあり、この場合、塩基は量
的に十分であり基本的には追加で添加する必要はない
が、塗布液の経時的なpHの安定化のために更に塩基を
添加する場合がある。逆に耐水性及び速乾性を考慮する
と樹脂が溶解する最小限の添加が好ましいといえる。具
体的な添加量は樹脂の種類や塗布液に求める性能によっ
て違うが、スチレン−マレイン酸共重合体もしくはスチ
レン−マレイン酸アルキル共重合体と塩基の中和当量の
概ね50%〜150%に当たる量の添加が経時安定性お
よび耐水性の双方を満足する。更に言えば中和当量の8
0%〜120%の範囲が最も好ましい。
【0012】着色成分としては酸化チタンを主とする
が、色をくすませたり、酸化チタンの隠ぺい力を利用し
て任意の色に着色したりするために、カーボンブラッ
ク、チタンブラック、亜鉛華、べんがら、酸化クロム、
鉄黒、コバルトブルー、アルミナホワイト、酸化鉄黄、
ビリジアン、硫化亜鉛、リトポン、カドミウムエロー、
朱、ガドミウムレッド、黄鉛、モリブデードオレンジ、
ジンククロメート、ストロンチウムクロメート、ホワイ
トカーボン、群青、鉛白、紺青、マンガンバイオレッ
ト、アルミニウム粉、真鍮粉等の無機顔料、C.I.16185
、C.I.45430 、C.I.16255 、C.I.45410 、C.I.45440
、C.I.45100 、C.I.19140 、C.I.15985 、C.I.42053
、C.I.42090 、C.I.73015 、C.I.15850 、C.I.15585
、C.I.15630 、C.I.45170 、C.I.15800 、C.I.15880
、C.I.12120 、C.I.45380 、C.I.26100 、C.I.73360
、C.I.17200 、C.I.12085 、C.I.45370 、C.I.12075
、C.I.21110 、C.I.15510 、C.I.45425 、C.I.45350
、C.I.47005 、C.I.47000 、C.I.21090 、C.I.61570
、C.I.61565 、C.I.59040 、C.I.42095 、C.I.73000
、C.I.42052 、C.I.69825 、C.I.42090 、C.I.20170
、C.I.60725 、C.I.45190 、C.I.15865 、C.I.26105
、C.I.16155 、C.I.16150 、C.I.14700 、C.I.12140
、C.I.15620 、C.I.11725 、C.I.14600 、C.I.12100
、C.I.11680 、C.I.18950 、C.I.10316 、C.I.11380
、C.I.11390 、C.I.13065 、C.I.18820 、C.I.10020
、C.I.42085 、C.I.61520 、C.I.74160 、C.I.60730
、C.I.20470 等の有機顔料及び酸性染料のレーキ顔
料、魚鱗箔、各種雲母チタン、セリサイト、マスコパイ
ト、アコヤ貝末、アワビ貝末、タカセ貝末等のパール顔
料等を用いることができる。
【0013】本発明の靴用塗布液には、必要に応じて界
面活性剤、香料、油脂、難揮発性炭化水素類、防腐剤、
防黴剤及び増粘剤などの添加剤を加える事が出きる。界
面活性剤は皮革と塗布膜の界面に働いて物理的接着力を
増すもの他、塗布膜表面の空気及び水との界面で耐水性
を向上させるものなど好ましい効果が期待される。香料
は塗布するときの不快臭をマスキングしたり、逆に使用
感を向上させたりする効果が期待できる。また、界面活
性剤や香料等で難揮発性のものや、油脂および難揮発性
炭化水素類等は、スチレン−マレイン酸共重合体もしく
はスチレン−マレイン酸アルキル共重合体の可塑剤とし
ても有用なものがあり、適度に可塑剤が効力を発揮する
と塗膜の脆性が抑制され、柔軟で固着性の高い耐久性に
優れた塗布膜となる。
【0014】また増粘剤は顔料の沈降を軽減するのに有
効である。増粘剤としてはヘクトライト、ベントナイ
ト、モンモリロナイト、バイデライト等と称される天然
スメクタイト系粘土、及びそれらに類似もしくは近似の
合成粘土等のいわゆる粘土増粘剤、もしくは鎖状の2次
凝集に依って液体に擬塑性を与える微粒子シリカ、超微
粒子酸化アルミニウム、超微粒子酸化チタン等の一次粒
径が50nm以下の無機微粒子粉体、およびキサンタン
ガム、ウェランガム、グアーガム、タラカントガム、ロ
ーカストビーンガム等の増粘多糖類等が上げられる。こ
のうち天然及び合成粘土増粘剤やキサンタンガム、ウェ
ランガム、及びキサンタンガムまたはウェランガムとグ
アーガムを併用した増粘多糖類は、水分により著しく膨
潤して増粘効果を得る物であり、酸化チタン等の顔料が
凝集するときの立体障害となるため非常に有効である。
さらに天然及び合成粘土増粘剤は平板状の粒子構造の端
面とベーサル面が電気的に引き合ってカードハウス構造
を取るため、最も理想的な立体障害を構成するので特に
好ましい増粘剤と言える。
【0015】本発明の靴用塗布液はスチレン−マレイン
酸共重合体もしくはスチレン−マレイン酸アルキル共重
合体を塩基に依って中和溶解し、しかる後に顔料などを
添加して、ボールミル、ビーズミル、サンドミル、ロー
ルミル、ニーダー、ホモジナイザー、超音波分散機など
で分散処理を行って着色液を作り、更に光沢性など靴用
塗布液としての性能を考慮してワックス類及び界面活性
剤、香料などを必要に応じて添加する事を基本とする
が、全ての材料を一度に混合して分散処理を行っても何
等問題はない。また溶媒に対して濡れが良く二次凝集の
弱い顔料や、予め分散し易いように処理を施した顔料等
であれば、撹拌のみでも十分な性能の靴用塗布液が得ら
れる。
【0016】
【実施例】次に実施例を持って本発明を更に詳細に説明
する。
【0017】以下に示す着色液及びワックスエマルジョ
ンを作り、実施例及び比較例を調製した。 (着色液1) 水 53% アンモニア水(25%) 7% SMA 1000 (スチレン−マレイン酸アルキル共重合体;ATOCHEM社商品名) 20% 酸化チタン 20% 以上をビーズミルにて1時間混練し、着色液1を得た。 (着色液2) 水 54. 95% トリエタノールアミン 5% SMA 1440 (スチレン−マレイン酸アルキル共重合体;ATOCHEM社商品名) 10% 酸化チタン 30% 黄酸化鉄 0. 05% 以上をビーズミルにて1時間混練し、着色液2を得た。 (着色液3) 水 60% アンモニア水(25%) 5% SMA 3000 (スチレン−マレイン酸アルキル共重合体;ATOCHEM社商品名) 15% 酸化チタン 15% 赤204号(C.I.15585) 5% 以上をビーズミルにて1時間混練し、着色液3を得た。 (着色液4) 水 67. 9% アンモニア水(25%) 7% SMA 17352 (スチレン−マレイン酸アルキル共重合体;ATOCHEM社商品名) 15% 酸化チタン 10% 黄5号Alレーキ(C.I.15985) 0. 1% 以上をビーズミルにて1時間混練し、着色液4を得た。 (着色液5) 水 60% サイビノール X951・299W (水溶性ウレタン樹脂;サイデン化学 商品名) 20% 酸化チタン 20% 以上をビーズミルにて1時間混練し、着色液5を得た。 (着色液6) 水 60. 65% パラロイドWR−748 (水溶性アクリル樹脂;ROHM&HAAS社商品名) 9. 3% 酸化チタン 30% 黄酸化鉄 0. 05% 以上をビーズミルにて1時間混練し、着色液6を得た。 (着色液7) 水 73. 2% ジュリマーAC10NP (ポリアクリル酸ソーダ;日本純薬 商品名) 6. 8% 酸化チタン 15% 赤204号 5% 以上をビーズミルにて1時間混練し、着色液7を得た。 (着色液8) 水 79. 9% パラロイドWR−748 10% 酸化チタン 10% 黄5号Alレーキ 0. 1% 以上をビーズミルにて1時間混練し、着色液8を得た。 (ワックスエマルジョン1) ヘキストワックス LP (ワックス;Hoechst社商品名) 20% トリエタノールアミン 3. 4% 水(熱湯) 76. 6% ワックスを100℃に熱し、撹拌しながらトリエタノー
ルアミンを添加して鹸化させ、熱湯を徐々に加えてワッ
クスエマルジョン1を得た。 <実施例配合> (実施例1) 水 29% ワックスエマルジョン1 10% 着色液1 60% ナトリウムオマジン(防腐・防黴剤) 1% 以上をホモジナイザーで1時間撹拌し、実施例1を得
た。 (実施例2) 水 66. 9% 着色液2 33% 1,2−ベンズイソチアゾリン3−ワン 0. 1% 以上をホモジナイザーで1時間撹拌し、実施例2を得
た。 (実施例3) 水 55% ヘキストエマルションT−730 (66%ワックスエマルジョン;Hoechst社商品名)30% 着色液3 10% シェルハ゜-ル H(天然ハ゜-ル顔料; 角八魚鱗箔商品名) 5% 以上をホモジナイザーで1時間撹拌し、実施例3を得
た。 (実施例4) 水 19. 8% ヘキストエマルションT−730 10% 着色液4 70% キサンタンガム 0. 2% 以上をホモジナイザーで1時間撹拌し、実施例4を得
た。 (実施例5) 水 80. 5% アンモニア水(25%) 1. 5% ジョンクリル 67 (スチレン−マレイン酸アルキル共重合体;シ゛ョンソン 商品名) 5% 酸化チタン 12% ラポナイトXLG (合成スメクタイト;Laporte Industries Ltd. 商品名) 1% 以上をホモジナイザーで1時間撹拌し、実施例5を得
た。 (実施例6) 水 66. 9% アンモニア水(25%) 3% ジュリマー AT−960P 10% ワックスエマルジョン1 10% カ−ボンブラック 10% 1,2−ベンズイソチアゾリン3−ワン 0. 1% 以上をビーズミルで1時間撹拌し、実施例6を得た。 (比較例1) 水 29% ワックスエマルジョン1 10% 着色液5 60% ナトリウムオマジン 1% 以上をホモジナイザーで1時間撹拌し、比較例1を得
た。 (比較例2) 水 66. 9% 着色液6 33% 1,2−ベンズイソチアゾリン3−ワン 0. 1% 以上をホモジナイザーで1時間撹拌し、比較例2を得
た。 (比較例3) 水 55% ヘキストエマルジョンT−730 30% 着色液7 10% シェルハ゜-ル H(天然ハ゜-ル顔料; 角八魚鱗箔商品名) 5% 以上をホモジナイザーで1時間撹拌し、比較例3を得
た。 (比較例4) 水 19. 8% ヘキストエマルジョンT−730 15% 着色液8 70% キサンタンガム 0. 2% 以上をホモジナイザーで1時間撹拌し、比較例4を得
た。 (比較例5) 水 82% サイビノールX591・299W 5% 酸化チタン 12% ラポナイトXLG 1% 以上をホモジナイザーで1時間撹拌し、比較例5を得
た。 (比較例6) 水 69. 9% ジュリマーAC10NP 10% ワックスエマルジョン1 10% カーボンブラック 10% 1,2−ベンズイソチアゾリン3−ワン 0. 1% 以上をホモジナイザーで1時間撹拌し、比較例6を得
た。
【0018】実施例1〜6及び比較例1〜6を用いて以
下の試験を行った。 試験1−−再分散性試験1(沈降試験) 実施例1〜6及び比較例1〜6を内径1cmの密閉キャッ
プ付き試験管に100mmとり、室温で1ヶ月間静置して
沈降物と上澄みの界面の高さを測る。高いほど沈降物が
嵩だかく、再分散性がよいと判断される。 試験2−−再分散性試験2(経時的実使用試験) 実施例1〜6及び比較例1〜6を図1の塗布具に充填
し、上向きにて1ヶ月間静置した後、上下に約20cm、
約1Hz程度の速さで約1分間振動を与えてからガラス
板に筆記し、初期の描線と色相・濃度を比較し、目視に
て違いを判断する。 {○}・・・殆ど変わり無し。{△}・・・やや色相も
しくは濃度に変化有り {×}・・・極端に薄いまたは書けない。{−}・・・
初期から書けない 試験3−−固着性試験 実施例1〜6及び比較例1〜6を図1の塗布具に充填
し、雨の日に20名のモニターの靴に塗布し、室内及び
屋外を無作為に歩行してもらい、6時間後に塗膜の変化
を調べた。 {○}・・・殆ど変化無し。{△}・・・変化あるが塗
膜の残存有り。{×}・・・塗膜が殆どまたは全く残存
していない。
【表1】
【手続補正書】
【提出日】平成7年3月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】追加
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる靴の塗布液を充填した靴の塗布
具の縦断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A47L 23/08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも水と着色顔料と塩基及びスチ
    レン−マレイン酸共重合体もしくはスチレン−マレイン
    酸アルキル共重合体を含む靴用塗布液。
  2. 【請求項2】 スチレン−マレイン酸共重合体もしくは
    スチレン−マレイン酸アルキル共重合体をアンモニアや
    アミン類及び水酸化金属塩で中和して溶解せしめた水溶
    液中に、着色剤として酸化チタンを単独もしくは他の顔
    料と併用して分散した請求項1記載の靴用塗布液。
JP29200894A 1994-11-02 1994-11-02 靴の塗布液 Withdrawn JPH08134396A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8946320B2 (en) 2004-03-22 2015-02-03 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Ink system containing polymer binders

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US8946320B2 (en) 2004-03-22 2015-02-03 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Ink system containing polymer binders

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