JP3090425B2 - W/o型分散インキ - Google Patents

W/o型分散インキ

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JP3090425B2
JP3090425B2 JP08353401A JP35340196A JP3090425B2 JP 3090425 B2 JP3090425 B2 JP 3090425B2 JP 08353401 A JP08353401 A JP 08353401A JP 35340196 A JP35340196 A JP 35340196A JP 3090425 B2 JP3090425 B2 JP 3090425B2
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    • C09D11/00Inks
    • C09D11/16Writing inks
    • C09D11/18Writing inks specially adapted for ball-point writing instruments
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  • Materials Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はボールペンに使用す
るW/O型分散インキに関するものである。さらに詳し
くは直詰め用のW/O型分散インキに関する。
【0002】
【従来の技術】水性直詰ボールペンに関しては、特開平
7−173426号公報、USP4671691号明細
書、EP870204号明細書、特公昭64−8673
号公報、特開平6−256700号公報等に記載されて
いるように従来の水性ボールペンの筆記性は優れている
がインキ洩れ、垂れ下がり等の欠点を有しているので、
インキに剪断減粘性を付与し、インキタンク内の粘度を
比較的高粘度に、またボールの回転により筆記時のイン
キ粘度を低下させ筆感および筆跡を従来の水性ボールペ
ンに近づけた技術が開示されている。しかし、これらの
どれもが衝撃が加わった時のインキ洩れやペン先からの
インキ垂れ下がりを完全に防止できるほどインキタンク
内のインキ粘度を高粘度に設定し、かつ良好な筆記性能
を与えるものではない。つまり、従来技術では水を主溶
剤として用いているためペン先へのインキの供給や紙面
への浸透に限界があり、そこまでインキを高粘度にでき
ないのが実態である。また、水を用いるため色材に水溶
性染料を用いるとインキ経時安定性は良好となるが筆跡
堅牢性に劣り、顔料を用いると筆跡堅牢性は良好となる
が、インキ経時安定性に欠けるという技術的問題も抱え
ている。一方油性ボールペンは周知のようにインキ粘度
を非常に高粘度としているためインキ保持性は充分であ
るが、低筆圧で滑らかに筆記することはできない。ま
た、近年特開昭63−114695号公報、特開平6−
31314号公報、特開平7−196972号公報には
油性ゲルインキと称される技術も開示されているが、ど
れも水分を添加するものではない。これ等の先行技術の
油性ゲルインキの粘度を筆記しやすい300〜3000
mPaSの低粘度とした場合には筆跡の裏抜けが防止で
きない欠点が発生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は油性ボールペ
ンが有する、インキの供給性が劣るために生ずる筆跡の
薄い欠点を除去し、かつ水性ボールペンの有するインキ
の垂れ下がり、耐衝撃性の小さいこと、筆記の堅牢性の
小さい等の欠点を全て解決したインキを提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本発明は、 「1. (A)インキ組成物の全量に対し、芳香族アル
コールおよび/または脂肪族グリコールフェニルエーテ
ルからなる非水溶性極性溶剤が20重量%〜50重量%
と、非水溶性有機アミン中和剤が0.5重量%〜5.0
重量%と、油溶性染料が3重量%〜30重量%とからな
る非水溶性分散媒と、 (B)インキ組成物の全量に対し、水が3重量%〜20
重量%と架橋型アクリル酸重合体が0.3重量%〜2.
0重量%と、トリエタノールアミンが0.5重量%〜
4.0重量%とからなる水系分散質に多価アルコール2
0重量%〜50重量%を添加して分散粒子の表面に多価
アルコールの分散安定相を形成した粒子からなる分散質
と、 からなり分散媒中に粒子が均一に分散したW/O型分散
インキ。 2. 水溶性分散粒子が粒径100〜1000オングス
トロームの微粒である、1項に記載されたW/O型分
散インキ。 3. 分散粒子中に水溶性染料を補色剤として添加し
た、1項に記載されたW/O型分散インキ。 4. 非水溶性分散媒がオイル系潤滑剤と非水溶性増粘
剤を配合した分散媒である、1項ないし3項のいずれか
1項に記載されたW/O型分散インキ。 5. 分散質が防錆潤滑剤と防菌を配合した分散質で
ある、1項ないし4項のいずれか1項に記載されたW/
O型分散インキ。 6. 分散媒に曳糸性付与剤を配合した、1項ないし5
項のいずれか1項に記載されたW/O型分散インキ。 7. 筆記時のインキの粘度が300mPaS〜300
0mPaSである、1項ないし6項のいずれか1項に記
載されたW/O型分散インキ。」に関する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は着色料を含有する非水溶
性分散媒に剪断減粘性を付与する水系分散質を均一に分
散したW/O型分散インキである。非水溶性分散媒は芳
香族アルコールおよび/または脂肪族グリコールエーテ
ルからなる非水溶性極性溶剤を成分とする。非水溶性極
性溶剤を主溶剤とするとインキの蒸発防止に効果がある
ばかりでなく、金属との親和性が良好なことからペン先
でのインキ定着性、ボールの回転の際の潤滑性能向上に
大きな効果をもたらす。また、さらに潤滑性能を向上さ
せたい場合には脂肪酸に代表されるオイル系潤滑剤も自
由に選択可能である。非水溶性極性溶剤の配合量は、2
0重量%未満では分散媒を安定な均一系とすることが困
難であり、しかもその効果も期待できない。また、50
重量%を越えると油相部分と水相部分が分離しやすく均
一なインキとならない。したがって20重量%〜50重
量%の配合量が好ましい。
【0006】非水溶性極性溶剤としては、芳香族アルコ
ールおよび/または脂肪族グリコールフェニルエーテル
が使用される。芳香族アルコールとしてはベンジルアル
コール、フェニルエチルアルコール、メチルフェニルカ
ルビノール、フタリルアルコール、脂肪族グリコールフ
ェニルエーデルとしてはエチレングリコールモノフェニ
ルエーテル、プロピレングリコールフェニルエーテル、
プロピレングリコールジフェニルエーテルが挙げられ
る。
【0007】非水溶性分散媒は非水溶性有機アミン中和
剤を含有する。非水溶性分散媒には架橋型アクリル酸重
合体を主成分とする粒子からなる分散質が分散される
が、分散質を安定に分散するために架橋型アクリル酸重
合体を分散媒に親和性とし均一に存在するため非水溶性
有機アミンとで中和する必要がある。つまり分散媒が非
水溶性極性溶剤であり、分散質は水に架橋型アクリル酸
重合体が分散した粒子であるので架橋型アクリル酸重合
体が非水溶性分散媒とも親和する必要があるので中和剤
として非水溶性有機アミンを用い、一方水性の分散質粒
子中で安定であるため分散質では親水性のトリエタノー
ルアミンを使用する必要がある。こうして2種類のアミ
ンが夫々使用される。
【0008】非水溶性有機アミンとしては、ポリオキシ
エチレンアルキルアミン、セチルアミン、オレイルアミ
ン等が使用され、配合量は0.5重量%〜5.0重量%
である。色材としては、油溶性染料を分散媒に添加して
用いる。水溶性染料を色材として用いるとインキの安定
性は良好だが筆跡堅牢性に欠け、顔料を用いた場合に
は、筆跡堅牢性は良好となるがインキの安定性に欠け
る。これに対し油溶性染料を色材として用いるとインキ
の安定性はもちろん筆跡堅牢性についても良好となる利
点がある。油溶性染料の配合量は、3重量%未満では筆
跡が淡く、30重量%を越えると耐ドライアップ性ある
いはインキ安定性に欠けるため、3重量%〜30重量%
が好ましい。油溶性染料は特に限定なく使用できるが、
例えばスピロンブラックGMH、スピロンブルー−C−
HR、スピロンバイオレットC−RH、(以上、保土谷
化学工業株式会社)、バリファーストレッド1320、
バリファーストブルー1621、バリファーストレッド
1701(以上、オリエント化学工業株式会社)が挙げ
られる。補色剤として発色の鮮やかな水溶性染料を併用
することは、水成分がインキ中に含まれているため可能
である。配合量は油性染料と同様の理由から0.5重量
%〜5.0重量%が好ましい。水溶性染料もまた特に限
定なく使用できるが、例えばダイレクトブラック19、
ダイレクトブラック154、ダイレクトブルー3、アシ
ットブルー90、アシットレッド94、アシットレッド
92、アシットオレンジ56が挙げられる。
【0009】分散質としては架橋型アクリル酸重合体が
主成分として使用される。架橋型アクリル酸重合体は主
としてインキに剪断減粘性を付与するために使用され
る。筆記の際の書き味は、ペン先のボール回転具合に大
きく依存する。ボール回転時、ホルダー材のボール座面
との間に発生する抵抗はもちろん、インキ粘度が筆感に
大きな影響を及ぼす。つまり、インキ粘度が非常に高い
とボール回転時に抵抗力が発生し筆感を損なう。一般的
な油性ボールペンの筆感が非常に重く感じられるのは、
主にインキ粘度が非常に高いことが原因となっている。
そこで、本発明では架橋型アクリル酸重合体を使用する
ことにより、インキに剪断減粘性を与えて筆記時ボール
の回転によりインキ粘度を低下させ、ボール回転に対す
る抵抗力を極力小さくし筆感を良好とした。また同時
に、剪断力のかからないインキタンク内のインキ粘度を
インキ洩れを防ぐに充分な程度に高く設定することも可
能にしたものである。剪断減粘性ポリマーとして架橋型
アクリル酸重合体を使用すると、第一に乾燥時に造膜性
がないためペン先での乾燥固化が弱く書き出し性能を損
なわないこと、第二にインキの降伏値が非常に高いため
比較的低粘度でもインキ洩れを防止できるためである。
また、良好な筆感を得るには、筆記時のインキ粘度を3
00mPaS〜3000mPaSとする必要がある。こ
の範囲とすることで水性ボールペンにない柔らかみのあ
る筆感、油性ボールペンにない軽い筆感を得ることがで
きる。
【0010】架橋型アクリル酸重合体の配合量は0.3
重量部未満では洩れを防止できず、筆感を良好とした
り、筆跡の裏抜けを防止するに充分なインキ粘度を設定
することができない。また、2.0重量%を越えるとイ
ンキ中で充分に膨潤分散できず均一なインキとならな
い。したがって配合量としては0.3重量%〜2.0重
量%が好ましい。架橋型アクリル酸重合体は分散質中で
はトリエタノールアミンにより中和されて安定化され、
一方分散媒とは該分散剤中に配合された非水溶性有機ア
ミンにより中和されている。このようにして架橋型アク
リル酸重合体は分散質と分散媒の両方と密接に関係を有
し、インキ中の分散質の分散安定性とインキ合体の物性
を調整する作用を奏し、インキに良好な剪断減粘性を与
える。配合量については、架橋型アクリル酸重合体の配
合量によって調整の必要があるが、0.5重量%〜4.
0重量%が好適である。
【0011】分散質に配合する架橋型アクリル酸重合体
中和剤としては、トリエタノールアミンが最適である。
分散質の形成は水に架橋型アクリル酸重合体と、トリエ
タノールアミンと多価アルコールを加えて、分散粒子か
らなる分散質を形成する。水を用いるのは、架橋型アク
リル酸重合体を膨潤させるのに水が最も好ましいこと
と、筆跡の裏抜けを防止するためである。本発明では低
筆圧で滑らかな筆感を得るためインキ粘度を従来の油性
ボールペン用インキの10000mPaS〜20000
mPaSに対し筆記時の粘度300mPaS〜3000
mPaSとするが、この程度のインキ粘度で非水溶性極
性溶剤を主溶剤とすると筆跡の裏抜けを発生するが本発
明のインキは分散質中に水が含まれているので裏抜けは
発生しない。筆跡の裏抜け防止に関する水の作用は明ら
かではないが水分の持つバリア性、紙面との反応により
オイル成分の紙への浸透を防止しているものと考える。
水の配合量は3重量%未満では筆跡の裏抜けを充分に防
止できず、20重量%を越えると均一なインキが得られ
ない。したがって分散質からもたらされる水の量は3重
量%〜20重量%であることが好ましい。
【0012】また、溶剤を均一系とするため多価アルコ
ールも必須成分として使用する。非水溶性極性溶剤およ
び水の効果、必要性については前述の通りであるが基本
的に非水溶性極性溶剤は水を極僅かしか溶解せず双方の
みでは安定で均一なインキを得ることはできない。そこ
で双方に親和性のある多価アルコールを非水溶性極性溶
剤中における水の分散安定相として配合し、分散質の粒
子の表面に多価アルコールの層を形成して分散質粒子の
分散安定性を向上させ安定で均一なインキとする。配合
量は20重量%未満では分散安定相としての効果が薄
く、50重量%を越えると均一なインキを得ることが困
難であり、しかも非水溶性極性溶剤の効果も薄れる。し
たがって20重量%〜50重量%の配合量が好ましい。
分散安定相としては、エチレングリコール、プロピレン
グリコール、グリセリン、ジエチレングリコール、チオ
ジグリコール、ポリグリセリン、ポリエチレングリコー
ル、メチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、メチルカー
ビトール、エチルカービトールから選んだ1または2以
上の多価アルコールが使用される。
【0013】分散質の粒子は100〜1000オングス
トロームの微粒子が好ましい。分散質の粒子は水を含有
しているので分散質に補色として水性染料を配合するこ
とができる。水性染料は発色が鮮やかであるので補色と
しては有効であるが、耐ドライアップ性の点から0.5
重量%〜5.0重量%が好ましい。水溶性染料も特に限
定なく使用できるが、例えばダイレクトブラック19、
ダイレクトブラック154、ダイレクトブルー3、アシ
ットブルー90、アシットレッド94、アシットレッド
92、アシットオレンジ56が挙げられる。
【0014】オイル系潤滑剤の配合量は、0.5重量%
未満ではボール回転の際の潤滑性能の効果が薄く、5.
0重量%を越えるとインキの経時安定性に欠けることか
ら0.5重量%〜5.0重量%が好ましい。オイル系潤
滑剤としては例えば、ラウリル酸、オレイン酸、リシノ
ール酸、ステアリン酸、大豆脂肪酸が使用できる。架橋
型アクリル酸重合体を用いたインキは、降伏値が非常に
高く、架橋型アクリル酸重合体のみでインキ粘度を設定
すると、場合によってはインキの流動性が乏しくなり筆
記に対しインキの供給が間に合わなくなることがある。
インキの流動性を維持し筆記時のインキ粘度を所望の粘
度とするための増粘剤を併用する。この増粘剤はインキ
に剪断減粘性を付与しない方が望ましい。配合量は所定
の粘度設定により調整の必要があるが、1重量%未満で
はその効果が薄く、15重量%を越えると架橋型アクリ
ル酸重合体の均一で安定な膨潤分散を妨げるので1重量
%〜15重量%が好ましい。このような増粘剤としては
ケトン樹脂、フェノール樹脂、アミド樹脂、キシレン樹
脂、水添ロジン樹脂が使用される。
【0015】インキ中に水分を含み、ペン先の構成材料
が金属であるので防錆剤を配合する。ここではペン先の
ボールの回転を良好にする潤滑剤の役割も具備する防錆
潤滑剤を使用するのが有利であり、その配合量は、0.
2重量%未満では防錆潤滑効果が不足し、3.0重量%
を越えると架橋型アクリル酸重合体の膨潤を妨げるので
0.2重量%〜3.0重量%が好ましい。防錆潤滑剤と
しては水溶性であることが望ましく、燐酸エステル系界
面活性剤、ベンゾトリアゾール、脂肪酸エステルから選
んだ1または2以上が使用される。
【0016】インキ中に水分を含むので、菌の繁殖によ
るインキの安定性劣化を防止するため、防菌剤の配合も
必須である。防菌剤としては水溶性であることが望まし
く、1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オン、安息香
酸ナトリウム、デヒドロ酢酸ナトリウム等が使用され
る。配合量は0.2重量%では防菌効果に乏しく、1.
0重量%を越えると架橋型アクリル酸重合体の均一で安
定な膨潤分散を妨げるので0.2重量%〜1.0重量%
が好ましい。
【0017】本発明はペン先における泣き、筆跡のボテ
を防止するため、曳糸性付与剤を配合する。筆感を良好
とするため筆記時のインキ粘度を300mPaS〜30
00mPaSに設定した。この程度の粘度はペン先にお
いて紙面に浸透、転写しきれない余剰インキを非常に発
生しやすく、泣きやボテの原因になる。曳糸性付与剤を
配合することでインキの結着性を高め、余剰インキの発
生を防止可能としたものである。配合量は0.2重量%
未満ではその効果が薄く、1.5重量%を越えると筆感
を損なうので0.2重量%〜1.5重量%が好ましい。
曳糸性付与剤としては、ポリビニルピロリドン、ポリビ
ニルアルコールなどが挙げられる。
【0018】
【実施例】
実施例1 芳香族アルコール 50.0重量% 多価アルコール 20.0重量% イオン交換水 3.0重量% 水溶性防錆潤滑剤 1.0重量% トリエタノールアミン 2.0重量% 防菌剤 0.5重量% オイル系潤滑剤 3.0重量% 有機アミン中和剤 3.0重量% 曳糸性付与剤 0.5重量% 増粘剤 4.0重量% 油溶性染料 12.0重量% 架橋型アクリル酸重合体 1.0重量% 架橋型アクリル酸重合体を除く上記成分をマグネットス
ターラーを用い、60℃、1時間混和し均一なマイクロ
エマルジョン系とした後、これにホモジナイザー撹拌機
を用いて架橋型アクリル酸重合体を均一に膨潤分散させ
W/O型分散インキを得た。芳香族アルコールとして
は、ベンジルアルコールを用いた。多価アルコールとし
ては、エチレングリコールを用いた。水溶性防錆潤滑剤
としては、燐酸エステル系界面活性剤(プライサーフA
−208S 第一工業製薬株式会社製)を用いた。防菌
剤としては、1,2ベンゾイソチアゾリン−3−オン
(プロキセルXL−2 ゼネカ株式会社製)を用いた。
オイル系潤滑剤としてはオレイン酸を用いた。有機アミ
ン中和剤としては、ポリオキシエチレンアルキルアミン
(ナイミーンL−201 日本油脂株式会社製)を用い
た。曳糸性付与剤としては、ポリビニルピロリドン(P
VPK−120 アイエスピージャパン株式会社製)を
用いた。増粘剤としては,ケトン樹脂(ハイラック11
0H 日立化成工業株式会社製)を用いた。油溶性染料
としては、バリファースト ブルー1621(オリエン
ト化学工業製)を用いた。インキ吸蔵体を使用しない直
詰めボールペン用インキとして使用した効果を表1に示
す。
【0019】実施例2〜10 インキ組成を表1に示す通りとした以外は実施例1と同
様にしてインキとした。効果を表1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】(註) 1. 脂肪族グリコールフェニルエーデルは、エチレン
グリコールモノフェニルエーテルである。 2. 水溶性防錆潤滑剤は、燐酸エステル系界面活性剤
(プライサーフA−208S 第一工業製薬株式会社
製)である。 3. 防菌剤は、1,2ベンゾイソチアゾリン3−オン
(プロキセルXL−2ゼネカ株式会社製)である。 4. オイル系潤滑剤は、オレイン酸またはステアリン
酸である。 5. 非水溶性有機アミン中和剤は、ポリオキシエチレ
ンアルキルアミン(ナイミーンL−201 日本油脂株
式会社製)である。 6. 曳糸性付与剤は、ポリビニルピロリドン(PVP
K−120 アイエスピージャパン株式会社製)であ
る。 7. 増粘剤としては,ケトン樹脂(ハイラック110
H 日立化成工業株式会社製)である。 8. 油溶性染料としては、バリファースト ブルー1
621(オリエント化学工業製)である。 9. 書き味; 手書き評価において、 特に良好なものを …… ◎ 良好なものを …… ○ やや劣るものを …… △ 非常に劣るものを …… ×とした。 10. 筆跡濃度; 手書き評価において、 特に濃く鮮明に筆記できるものを …… ◎ 濃く鮮明に筆記できるものを …… ○ やや劣るものを …… △ 非常に淡く鮮明でないものを …… ×とした。 11. 筆跡のカスレ、泣きボテ; 手書き評価におい
て、 筆跡にカスレ、泣きボテを発生すると特に良好なものを
…… ◎ 実用上気にならない程度のものを …… ○ やや気になるものを …… △ 非常に気になるものを …… ×とした。 12. 筆跡の裏抜け; 30℃、60%RHの環境下
で筆記用紙Aに文字書きし同様の環境に1日放置した
後、筆記裏面を観察した。 全くインキの滲み出しがなかったものを …… ◎ ほとんど滲み出しがなかったものを …… ○ やや滲み出しがあったものを …… △ 明らかに滲み出しがあったものを …… ×とした。 13. インキ保持性; インキを含み15%のペン体
としたものをキャップオフの状態で1mの高さから杉板
上にペン先を上にして垂直落下させた後筆記テストを行
った。 1cm以内で良好に書き出せたものを …… ◎ 1〜3cm書き出せたものを …… ○ 3〜8cm書き出せたものを …… △ 8cm以内で書き出せなかったものを …… ×とし
た。 14. インキ経時安定性; 50℃、0%RHの環境
下に密閉ガラス容器に入れたインキを静置し、インキの
物性値および状態を顕微鏡観察により判断した。 1ヶ月以内でインキ中に析出物が発生したり、初期時と
比較し30%以上の物性変化をきたしたもの …… × 1〜2ヶ月でインキ中に析出物が発生したり、初期時と
比較し30%以上の物性変化をきたしたもの …… △ 2〜3ヶ月でインキ中に析出物が発生したり、初期時と
比較し30%以上の物性変化をきたしたもの …… ○ 3ヶ月以上インキ中に析出物が発生せず、初期時と比較
し物性変化が30%未満のもの …… ◎とした。
【0022】実施例11〜18 インキの組成を表2に示す通りとした以外は実施例1と
同様にしてインキとした。効果を表2に示す。実施例1
6は補色剤として水溶性染料であるアシットブルー90
を用いた例である。
【0023】
【表2】
【0024】(註)使用する材料、試験方法は表1と同
じである。 比較例1〜10 インキの組成を表3に示すとした以外は実施例1と同様
にしてインキとした。効果を表3に示す。
【0025】
【表3】
【0026】(註)使用する材料、試験方法は表1と同
じである。 比較例11〜20 インキの組成を表4に示す通りとした以外は実施例1と
同様にしてインキとした。効果を表4に示す。
【0027】
【表4】
【0028】(註)使用する材料、試験方法は表1と同
じである。
【0029】評価 比較例1〜3は芳香族アルコールの配合量がすくなすぎ
る例である。比較例1については水の配合量も少なくな
っているため均一なインキになるが水系成分の総量が多
くなっているので書き味、筆跡、インキ保持性が良好と
はならない。また、比較例2、3は水の配合量が多くな
っているので油相部分と水相部分が分離し均一なインキ
とはならない。
【0030】比較例4〜6は芳香族アルコールの配合量
が多すぎる例である。比較例4は均一なインキとなる
が、水系成分が少ないため架橋型アクリル酸重合体の膨
潤が充分に進まず狙いのインキ粘度に設定できない。し
たがって、筆跡不良および筆跡の裏抜けが防止できな
い。比較例5は水を含まず多価アルコールの配合量を最
大限に増したが架橋型アクリル酸重合体が均一に膨潤で
きず分散不良となる。比較例6は架橋型アクリル酸重合
体の良好分散を進めるため水の配合量を最大限に増やし
たが、分散安定相である多価アルコールが含まれないた
めに均一なインキとはなり得ず油相、水相が分離する。
【0031】比較例7〜10は多価アルコールの配合量
が少なすぎる例である。比較例7、9は水の量が多く均
一なインキとはならず油相、水相が分離する。比較例
8、10は水の量が少ないために均一なインキとなる
が、芳香族アルコールと比較し水系成分の量が少ないた
めに架橋型アクリル酸重合体が分散不良となり狙いのイ
ンキ粘度設定ができない。
【0032】比較例11は水の配合量が少なすぎる例で
ある。この配合は均一なインキとはなるものの水の配合
量が少ないため筆跡の裏抜けは防止できない。また架橋
型アクリル酸重合体の膨潤が充分に進まず目的のインキ
粘度設定がでいないため筆跡不良、インキ保持性不良を
招く。比較例11および13は水の配合量が多すぎるた
め油相と水相が分離し均一なインキとはならない。
【0033】比較例14は芳香族アルコールを含まない
場合であり書き味、筆跡、インキ保持性が良好とはなら
ない。比較例15は染料の配合量が少なすぎる例であ
り、均一なインキとなるが、筆跡濃度をを保つためイン
キ出を多くする必要があり、インキ粘度は必然的に非常
に低く設定する必要にせまられる。結果、インキ油滑性
に欠け書き味は良好とはならない。また、インキ粘度が
低いため筆跡の裏抜けが防止できないことやインキ保持
性に欠けることはいうまでもない。
【0034】比較例16は染料の添加量が多すぎる例で
あり、インキ経時安定性に欠けることはもちろん狙いの
インキ粘度設定ができず充分なボールペン性能が出せな
い。比較例17は架橋型アクリル酸重合体の配合量が少
なすぎる例であり、狙いのインキ粘度設定ができない。
【0035】比較例18は架橋型アクリル酸重合体の配
合量が多すぎる例であり架橋型アクリル酸重合体が均一
に膨潤分散できない。比較例19は有機アミン中和剤の
少ない例であり、比較例20は多い例である。ともに架
橋型アクリル酸重合体の均一膨潤分散が行えない。
【0036】
【発明の効果】本発明の分散型インキは、従来の水性ボ
ールペン特有の堅い筆感と油性ボールペン特有の重い筆
感とは違って、従来の筆記具にはなかった軽いタッチで
滑らかな筆感を与えることができ、筆跡の裏抜けもな
い、また、水性直詰めボールペンの欠点であるインキ定
着性(耐衝撃性)、筆跡堅牢性、インキの経時安定性を
も良好とした、筆記性に優れた効果を奏する。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)インキ組成物の全量に対し、芳香
    族アルコールおよび/または脂肪族グリコールフェニル
    エーテルからなる非水溶性極性溶剤が20重量%〜50
    重量%と、非水溶性有機アミン中和剤が0.5重量%〜
    5.0重量%と、油溶性染料が3重量%〜30重量%と
    からなる非水溶性分散媒と、 (B)インキ組成物の全量に対し、水が3重量%〜20
    重量%と架橋型アクリル酸重合体が0.3重量%〜2.
    0重量%と、トリエタノールアミンが0.5重量%〜
    4.0重量%とからなる水系分散質に多価アルコール2
    0重量%〜50重量%を添加して分散粒子の表面に多価
    アルコールの分散安定相を形成した粒子からなる分散質
    と、 からなり分散媒中に粒子が均一に分散したW/O型分散
    インキ。
  2. 【請求項2】 水溶性分散粒子が粒径100〜1000
    オングストロームの微粒である、請求項1に記載され
    たW/O型分散インキ。
  3. 【請求項3】 分散粒子中に水溶性染料を補色剤として
    添加した、請求項1に記載されたW/O型分散インキ。
  4. 【請求項4】 非水溶性分散媒がオイル系潤滑剤と非水
    溶性増粘剤を配合した分散媒である、請求項1ないし3
    のいずれか1項に記載されたW/O型分散インキ。
  5. 【請求項5】 分散質が防錆潤滑剤と防菌を配合した
    分散質である、請求項1ないし4のいずれか1項に記載
    されたW/O型分散インキ。
  6. 【請求項6】 分散媒に曳糸性付与剤を配合した、請求
    項1ないし5のいずれか1項に記載されたW/O型分散
    インキ。
  7. 【請求項7】 筆記時のインキの粘度が300mPaS
    〜3000mPaSである、請求項1ないし6のいずれ
    か1項に記載されたW/O型分散インキ。
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