JP5575382B2 - 筆記具用インキ組成物及び筆記具 - Google Patents

筆記具用インキ組成物及び筆記具 Download PDF

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Description

本発明は、筆記具用インキ組成物及び筆記具に関する。
従来、油性ボールペンインキとしては、油性成分からなる油性インキが用いられてきた。最近、書き味や筆跡のかすれ、泣き出し、ボテなどの諸特性を改善すべく、従来の油性インキに代えて、染料や極性溶媒を含む油性成分中に水性成分が分散されたW/O型エマルションインキが提案されている。このようなW/O型エマルションインキは、油性ボールペンなどの筆記具に充填されて使用される場合に、優れた筆記性を長期的に維持する観点から、優れた分散安定性を有することが求められる。
例えば、特許文献1では、顔料を含む場合にも、分散安定性に優れる筆記具用インキ組成物が開示されている。この特許文献1は、顔料を水性成分に含有させ、それを油性成分と混合することによって、顔料が分散された水性成分からなる液滴が油性成分に分散され、経時安定性、書き味、筆跡の濃さ及び筆跡堅牢性などの諸特性を満足するインキ組成物を実現している。
特開2007−327003号公報
ところで、筆記具用インキ組成物は、油性ボールペン等の筆記具のインキ収容管に充填されて使用される。通常、この充填を行う前に、筆記具用インキ組成物は、保管用の容器に一定期間保存されることとなる。ここで、筆記具のロット間の品質のバラつきを低減する観点から、当然、保管用の容器中での保存期間中においても良好な保存安定性を有するインキ組成物であることが求められる。
本発明者らの検討によれば、W/O型エマルションインキの場合、筆記具のインキ収容管に充填されている時よりも、保管容器等に保存されている時の方が、エマルションの分散性が損なわれ易いことが分かった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、容器での保存期間中も十分に優れた保存安定性を有する筆記具用インキ組成物、及び十分に優れた筆記性を長期間に亘って維持可能な筆記具を提供することを目的とする。
本発明では、染料と、該染料とは異なる成分とからなる油性成分の中に、水とチキソ性付与剤と多価アルコールと顔料とを含有する水性成分が分散されている筆記具用インキ組成物であって、油性成分に含まれる染料全体のIOB値が0.9以下である筆記具用インキ組成物を提供する。
このような筆記具用インキ組成物は、染料全体のIOB値が従来よりも十分に低い。ここで、IOB値とは、その物質の無機性(親水性)と有機性(親油性)との度合いを示す尺度の一つである。従来の筆記具用インキ組成物のように、染料全体のIOB値が大きいと、油性成分中の染料が、乳化の際に水性成分へ移動し易くなる傾向がある。このような染料の移動が多くなると、水性成分の液滴の膜が壊れ易くなってしまうことが考えられる。本発明の筆記具用インキ組成物は、従来よりも染料全体のIOB値が低いため、油性成分中における水性成分の分散性が良好となり、容器に保存した場合にもW/O型エマルションである筆記具用インキ組成物の保存安定性が十分に優れたものとなる。なお、通常、W/O型エマルションであるインキ組成物において、顔料を含有させるとエマルションの分散性が低下する傾向がある。しかしながら、本発明の筆記具用インキ組成物では、染料全体のIOB値が低くエマルションの分散性が良好であるため、顔料を含有させても、良好な分散性を維持することができる。したがって、保存安定性に優れるとともに、筆記時の筆跡を十分に濃くすることが可能な筆記具用インキ組成物とすることができる。
本発明では、染料全体のIOB値と、染料とは異なる成分全体のIOB値との差の絶対値が0.3以下であることが好ましい。染料全体と染料以外の成分全体とのIOB値の差が大きくなると、油性成分中の染料が、乳化の際に水性成分へ移動し易くなる傾向がある。このような染料の移動が多くなると、水性成分の液滴の膜が壊れ易くなる傾向がある。したがって、染料全体と染料とは異なる成分全体のIOB値が近似するほど、W/O型エマルションである筆記具用インキ組成物の保存安定性が一層優れたものとなると考えられる。
本発明では、染料はIOB値が異なる2種以上の混合物であり、混合物におけるIOB値の最大値が1.3未満であることが好ましい。これによって、染料の水性成分の移動を十分に抑制することが可能となり、油性成分中における水性成分の液滴の分散性が一層良好となって筆記具用インキ組成物の保存安定性がより一層優れたものとなる。
本発明の筆記具用インキ組成物における油性成分全体のIOB値は、0.7〜0.9であることが好ましい。IOB値が0.7〜0.9である油性成分を用いることによって、水性成分を一層安定的に分散させることが可能となる。
本発明ではまた、上述の筆記具用インキ組成物を有する筆記具を提供する。このような筆記具は、保存安定性に十分に優れたインキ組成物が充填されているため、優れた筆記性(書き味、濃い筆跡、筆跡堅牢性など)を長期間に亘って安定的に維持することができる。
本発明の筆記具は、インク収容管と該インク収容管の一端側に設けられたボールペンチップとを備え、インク収容管内に上述の筆記具用インキ組成物を有することが好ましい。これによって、一層優れた筆記性を有する筆記具とすることができる。
本発明によれば、容器での保存期間中も十分に優れた保存安定性を有する筆記具用インキ組成物、及び十分に優れた筆記性を長期間に亘って維持可能な筆記具を提供することができる。
以下、場合により図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、各図面において、同一または同等の要素には同一の符号を付与し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は図示の比率に限られるものではない。
本実施形態の筆記具用インキ組成物は、1種以上の染料と、該染料とは異なる成分とからなる油性成分中に、水と多価アルコールとチキソ性付与剤と顔料とを含む水性成分が分散したW/O型エマルションのインキ組成物である。以下、このインキ組成物を構成する各成分について説明する。
本実施形態の油性成分に含まれる染料全体のIOB値は0.9以下である。該IOB値は、好ましくは0.5〜0.9であり、より好ましくは0.55〜0.85である。一方、該IOB値が0.5未満の場合、染料の油性成分への溶解性が下がり、書き味が低下する傾向にある。該IOB値を0.55〜0.85とすることによって、優れた分散安定性と筆記時の書き味とを高水準で両立させることが可能となる。
本実施形態の油性成分にIOB値が互いに異なる複数種類の染料が含まれる場合、染料におけるIOB値の最大値は1.3未満であることが好ましく、1.0以下であることがより好ましい。当該最大値を1.0以下とすることによって、一層保存安定性に優れるインキ組成物とすることができる。
本明細書における「IOB」とは、「Inorganic value Organic value Balance」の略称であり、有機概念図論に基づいて、無機性値(IV)/有機性値(IO)の比率(I/O比)で求められる数値である。この「IOB」については、「有機概念図」(甲田善生著、三共出版、1984年)等に詳細に説明されている。この手法は、官能基毎にパラメーターを設定する官能基寄与法の一つであり、各官能基に無機性値、有機性値が示されている。IV及びIOは、それぞれ無機性値及び有機性値を表し、IOB値が大きいほど、無機性が高いことを表す。
例えば、ベンジルアルコールの場合、無機性を示すベンゼン環及びOH基と、有機性を示す7個の炭素原子とを有する。有機概念図におけるベンゼン環及びOH基の無機性値(IV)は、それぞれ15及び100であり、炭素原子の有機性値(IO)は20である。したがって、ベンジルアルコールのIOB値は、以下のとおり算出される。
IOB(ベンジルアルコール)=(15+100)/(20×7)=0.82
複数成分からなる混合物のIOB値は、各成分のIOB値の加重平均となるため、油性成分が複数種の染料を含有する場合、染料全体のIOB値は、それぞれの染料のIOB値と質量割合とに基づいて、加重平均によって求めることができる。染料とは異なる成分全体及び油性成分全体のIOB値も同様に加重平均によって求めることができる。
染料としては、上述のIOB値の範囲を満足する油溶性染料であれば、特に制限なく公知のものを使用することができる。このような染料としては、例えば、直接染料、酸性染料、塩基性染料等が挙げられ、より具体的には、例えば、バリファーストレッド1320、バリファーストイエロー1109、バリファーストバイオレット1704、バリファーストイエロー1108、バリファーストレッド1362、バリファーストバイオレット1701、バリファーストブルー1623、バリファーストブルー1603、バリファーストブラック61F、バリファーストグリーン1501、オイルブルー613(以上、オリヱント化学工業株式会社製、商品名)、アイゼンスピロンイエローC−GH、アイゼンスピロンイエローC−GH new、アイゼンスピロンブルーC−RH、アイゼンスピロンバイオレットCR−H、アイゼンスピロンレッドC−GH、アイゼンスピロンレッドC−BH、アイゼンスピロンバイオレット555、アイゼンスピロンS.P.T.ブルー111、アイゼンスピロンブルー121、アイゼンスピロンブラックGMH special、アイゼンスピロンS.P.T.オレンジ6(以上、保土谷化学工業株式会社製、商品名)等が挙げられる。これらの染料は、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。本実施形態のインキ組成物は、染料を含んでいるため、筆跡を濃く明瞭なものとすることができる。
染料の含有量は、インキ組成物全量を基準として10〜50質量%であることが好ましく、10〜30質量%であることがより好ましい。この含有量が10質量%未満であると、筆跡の明瞭さが低下する傾向にあり、50質量%を超えると、インキ組成物の粘度が高くなり、書き味が低下する傾向にある。
油性成分における染料とは異なる成分とは、油性成分に含まれる染料以外の成分をいい、例えば、極性溶媒及び曵糸性付与剤を含む。極性溶媒としては、筆記具用油性インキに通常用いられるものを使用することができる。このような極性溶媒としては、例えば、エチレングリコールモノフェニルエーテル、プロピレングリコールモノフェニルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテルなどのグリコールエーテル類、ベンジルアルコール、エチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコールなどのアルコール類等が挙げられる。このうち、IOB値が0.7〜0.9のものを用いることが好ましい。
上述の極性溶媒は、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。2種以上を組み合わせて用いる場合も、極性溶媒全体のIOB値が0.7〜0.9であることが好ましい。
油性成分中の極性溶媒の含有量は、インキ組成物全量を基準として20〜65質量%であることが好ましく、35〜55質量%であることがより好ましい。この含有量が20質量%未満であると、筆跡のかすれが生じ易くなる傾向にあり、この含有量が65質量%を超えると、明瞭な筆跡が得られ難くなる傾向がある。
曵糸性付与剤としては、例えば、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ポリエチレンオキサイド、ヒドロキシプロピルセルロース等が挙げられる。これらは1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。曵糸性付与剤を用いることにより、筆記時のボタや静置時のダレを防止することができる。また、エマルションを一層安定化させる効果を得ることができ、インキに適度な粘弾性を持たせることから書き味を滑らかにする効果を得ることができる。
曵糸性付与剤の含有量は、インキ組成物全量を基準として0.1〜3.0質量%であることが好ましく、0.2〜2.0質量%であることがより好ましい。この含有量が0.5質量%未満であると、筆記時のボタや静置時のダレが生じやすくなる傾向にあり、3.0質量%を超えると、インキ組成物の粘度が高くなり、筆跡にかすれを生じたり、書き味が低下したりする傾向にある。
また、油性成分における染料とは異なる成分は、上記材料以外に更に他の添加剤を含んでいてもよい。かかる添加剤としては、例えば、粘度調整剤(樹脂等)、潤滑剤、酸化防止剤等が挙げられる。
上記粘度調整剤としては、例えば、ケトン樹脂、スルフォアミド樹脂、マレイン樹脂、キシレン樹脂、アミド樹脂、アルキド樹脂、フェノール樹脂、ロジン樹脂、テルペン樹脂、ブチラール樹脂等を使用することができる。
油性成分における染料とは異なる成分は、上述の通り、種々の物質を含有してもよく、油性成分における染料とは異なる成分全体のIOB値は、0.7〜0.9であることが好ましい。該成分全体のIOB値をこのような範囲とすることによって、W/O型エマルションの安定性を一層良好にすることができる。なお、該成分全体のIOB値は、該成分に含まれる各物質のIOB値を加重平均することによって求められる平均値である。
また、染料全体のIOB値と油性成分における染料とは異なる成分全体のIOB値との差の絶対値は、0〜0.25であることが好ましく、0〜0.23であることがより好ましい。該絶対値の差が小さい油性成分を含有するインキ組成物とすることによって、保存安定性に一層優れるインキ組成物とすることができる。
油性成分全体のIOB値は、0.7〜0.9であることが好ましく、0.75〜0.85であることがより好ましい。このIOB値が0.75〜0.85である油性成分を用いることによって、後述する水性成分をより一層安定的に分散させることが可能となる。
水性成分は、水と多価アルコールとチキソ性付与剤と顔料とを含有する。従来の低粘度油性インキ組成物では、筆跡が紙に浸透しやすく裏抜けが生じやすいという問題があったが、本実施形態のインキ組成物によれば、水を含むことにより裏抜けの発生を十分に防止することができる。ここで、水の含有量は、インキ組成物全量を基準として5〜30質量%であることが好ましく、10〜20質量%であることがより好ましい。この含有量が5質量%未満であると、書き味が低下する傾向にあり、30質量%を超えると、エマルションの十分な安定性が損なわれる傾向にある。
多価アルコールとしては、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール等が挙げられる。これらは1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。多価アルコールを用いることにより、エマルションを安定に保つことができる。
多価アルコールの含有量は、インキ組成物全量を基準として5〜30質量%であることが好ましく、10〜20質量%であることがより好ましい。この含有量が5質量%未満であると、エマルションの安定性が低下する傾向にあり、30質量%を超えると、インキ組成物の粘度が高くなり、書き味が低下するとともに、筆跡にかすれが生じやすくなる傾向にある。
チキソ性付与剤としては、例えば、キサンタンガム、ローカストビーンガム、ウェランガム、ジェランガム、グァガム、ペクチン、カラギーナン、カルボキシビニルポリマー、アラビアガム、トラガカントガム、ラムザンガム、ゼラチン、アルギン酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロース等が挙げられる。これらは1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。チキソ性付与剤を用いることにより、インキ組成物にチキソ性を持たせ、書き味を滑らかにする効果が得られる。また、エマルションを安定化する効果も得られる。
チキソ性付与剤の含有量は、インキ組成物全量を基準として0.1〜2.0質量%であることが好ましく、0.1〜0.5質量%であることがより好ましい。この含有量が0.1質量%未満であると、インキ組成物のチキソ性が低下して書き味が低下する傾向にあり、2.0質量%を超えると、インキ組成物の粘度が高くなり書き味が低下する傾向にある。
顔料としては、公知のものを特に制限なく使用することができる。このような顔料としては、例えば、カーボンブラック、不溶性アゾ系、アゾレーキ系、縮合アゾ系、ジケトピロロピロール系、フタロシアニン系、キナクリドン系、アントラキノン系、ジオキサジン系、インジゴ系、チオインジゴ系、キノフタロン系、スレン系、イソインドリノン系などの一般的な有機顔料等を使用することができる。これらは1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。顔料を用いることにより、筆跡を濃く明瞭なものとすることができるとともに、筆跡の耐光性を十分なものとすることができる。
顔料の含有量は、インキ組成物全量を基準として0.5〜10質量%であることが好ましく、1〜5質量%であることがより好ましい。この含有量が0.5質量%未満であると、筆跡の濃さ、明瞭さ及び耐光性が低下する傾向にあり、10質量%を超えると、顔料の凝集や沈降が生じやすくなる傾向にある。
また、水性成分は、顔料分散剤を更に含むことが好ましい。顔料分散剤としては、上記顔料を分散可能なものであれば特に制限されず、例えば、アクリル酸又はそのエステル、メタクリル酸又はそのエステル、マレイン酸又はそのエステルなどの1種を、単独で重合させるか、或いは、スチレン、アクリロニトリル、酢酸ビニルなどと共重合させた樹脂を、アルカリ金属やアミンで中和して水溶性にした水溶性樹脂や、アニオン系界面活性剤、ノニオン系界面活性剤等が挙げられる。これらの中でも水溶性樹脂が好ましく、具体的にはスチレン−マレイン酸共重合体が特に好ましい。これらは1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。顔料分散剤を用いることにより、経時的に顔料の沈降や凝集が生じることを抑制することができ、エマルションの安定性を一層向上させることができる。
顔料分散剤の含有量は、インキ組成物全量を基準として0.5〜5.0質量%であることが好ましく、1.0〜2.0質量%であることがより好ましい。この含有量が0.5質量%未満であると、経時的に顔料の沈降や凝集が生じやすくなる傾向にあり、5.0質量%を超えると、インキ組成物の粘度が高くなり書き味が低下する傾向にある。
また、水性成分は、潤滑剤を更に含むことが好ましい。かかる潤滑剤としては、例えば、ポリアルキレングリコール誘導体、脂肪酸塩、ノニオン系界面活性剤、リン酸エステルなどが挙げられる。これらの中でも脂肪酸塩が好ましく、具体的にはオレイン酸カリウムが特に好ましい。これらは1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。潤滑剤を用いることにより、顔料によるボール受け座の摩耗を抑制することができる。
潤滑剤の含有量は、インキ組成物全量を基準として0.1〜3.0質量%であることが好ましく、0.3〜1.0質量%であることがより好ましい。この含有量が0.1質量%未満であると、ボール受け座の摩耗抑制効果が低下する傾向にあり、3.0質量%を超えると、インキ組成物の経時安定性が低下する傾向にある。
また、水性成分は、上記材料以外に更に他の添加剤を含んでいてもよい。かかる添加剤としては、例えば、防錆剤、防菌剤、保湿剤、pH調整剤等が挙げられる。
上記防錆剤としては、例えば、ベンゾトリアゾール、トリルトリアゾール、リン酸オクチル、イミダゾール、ベンゾイミダゾール、エチレンジアミン四酢酸塩などを使用することができる。
上記防菌剤としては、例えば、ペンタクロロフェノールナトリウム、安息香酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム、デヒドロ酢酸ナトリウム、1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オン、2,4−チアゾリルベズイミダゾール、パラオキシ安息香酸エステルなどを使用することができる。
上記保湿剤としては、例えば、尿素、チオ尿素、エチレン尿素などを使用することができる。
上記pH調整剤としては、例えば、トリエタノールアミン、ジエタノールアミン、モノエタノールアミン、アンモニア水、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウムなどが挙げられる。
本実施形態のインキ組成物は、上述した油性成分と水性成分とを混合することにより、油性成分中に水性成分からなる水滴が分散されたW/O型エマルションインキとして得ることができる。
ここで、油性成分中に分散されている水性成分の液滴の直径が小さ過ぎると、書き味が低下する傾向がある。そのため、例えば、インキ組成物を光学顕微鏡等で観察して液滴の直径を測定し、その任意の10点の平均値を水滴の平均粒径とした場合、この平均粒径が0.1〜10.0μmであることが好ましく、1.0〜6.0μmであることがより好ましい。水滴の平均粒径が上記範囲内であることにより、特に滑らかな書き味を実現することができる。なお、水滴の平均粒径は、主に油性成分と水性成分との混合条件を変えることで調節することができる。また、水滴の平均粒径は、油性成分及び水性成分のそれぞれの組成を変えることでも調節することができる。
本実施形態のインキ組成物において、油性成分と水性成分との含有量の比(油性成分:水性成分)は、質量比で6:4〜8:2の範囲内であることが好ましい。油性成分の比率が上記範囲よりも大きくなると、通常の油性インキに近い状態となって書き味が低下するとともに、筆跡のかすれやインキの泣き出し、紙面へのボタ等が生じやすくなる傾向がある。一方、油性成分の比率が上記範囲よりも小さくなると、書き味が低下するともに、筆跡のかすれが生じやすくなる傾向にある。
油性成分と水性成分との混合は、例えば、ディゾルバー、ヘンシェルミキサー、ホモミキサーなどの攪拌機を用いて行うことができる。攪拌条件は特に制限されないが、例えばディゾルバー攪拌機を用いて、回転数100〜1000rpmで30〜180分間攪拌することにより、上述した平均粒径を有する水滴が油性成分中に均一に分散されたW/O型エマルションインキを形成することができる。
次に、本発明の筆記具の一実施形態であるボールペンについて説明する。図1は、本実施形態のボールペンを示す模式断面図である。図1に示すボールペン100において、インキ組成物12はインキ収容管14内に充填されている。インキ収容管14の一端にはボールペンチップ20が取り付けられている。このボールペンチップ20は、ボールホルダー24及びボール26で構成され、ジョイント22によりインキ収容管14に固定されている。また、インキ収容管14内における、インキ組成物12のボールペンチップ20側と反対側には、インキ組成物12と隣接した状態で逆流防止体16が収容されている。ここで、逆流防止体16は、インキ組成物12との間に隙間が生じないように配置される。
また、ボールペン100においては、インキ収容管14、ボールペンチップ20、インキ組成物12及び逆流防止体16により中芯10が構成されており、この中芯10が本体軸18に装着され、更に本体軸18の後端(ボールペンチップ20と反対側の一端)に通気孔を有する尾栓28が取り付けられている。
以下、ボールペン100の構成要素について説明するが、インキ組成物12以外の構成には、通常のボールペンに用いられる一般的な構成を適用することができる。インキ組成物12には、上記実施形態に係るインキ組成物が用いられる。
インキ収容管14としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタラート、ナイロン、ポリアセタール、ポリカーボネートなどの樹脂、或いは、金属からなるものを使用することができる。また、インキ収容管14の形状は特に制限されず、例えば、円筒状等の形状とすることができる。
逆流防止体16は、インキ組成物を流出させない機能(流出防止性)や、インキ組成物をドライアップさせない機能(密栓性)等を有するものであり、こうした機能を有する公知の逆流防止体を特に制限なく使用することができる。かかる逆流防止体16は、例えば、基油と増稠剤とを含んで構成されている。基油としては、鉱油、ポリブテン、シリコン油、グリセリン、ポリアルキレングリコール等が挙げられる。また、増稠剤としては、金属石鹸系増稠剤、有機系増稠剤、無機系増稠剤等が挙げられる。
なお、ボールペンチップ20を下方に向けた場合に、逆流防止体16がインキ組成物12中に沈降しないように、逆流防止体16の粘度や、インキ組成物12と逆流防止体16との間の比重差を調整することが好ましい。また、逆流防止体16は、インキ組成物12と相溶しない組成とすることが好ましい。
本体軸18及び尾栓28としては、例えば、ポリプロピレン等のプラスチック材料からなるものを使用することができる。
ジョイント22としては、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタラート、ナイロン、ポリアセタール、ポリカーボネート等からなるものを使用することができる。
ボールペンチップ20におけるジョイント22、ボールホルダー24及びボール26としては、通常のボールペンに用いられているものを使用することができる。また、ボール26の直径は0.3〜1.2mmであることが好ましい。
上述した構成を有する本実施形態のボールペン100は、通常のボールペン等の製造方法により製造することができる。
以上、本発明のインキ組成物及び該インキ組成物が充填されたボールペンの好適な実施形態について説明したが、インキ組成物及び筆記具は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態のボールペンは、本体軸18を有していなくてもよく、インキ収容管14がそのまま本体軸となっていてもよい。更に、上記実施形態のボールペンは、インキ収容管14中のインキ組成物12及び逆流防止体16が後端(ボールペンチップ20と反対側の一端)側から加圧された状態となるような加圧機構を有するものであってもよい。また、上記実施形態のボールペンは、逆流防止体16を有していなくてもよい。
本発明のインキ組成物は、ボールペンに用いられるものに限られず、例えば筆ペンを含むマーキングペン類、インキ排出部に弁機構を用いた筆記具などに用いることができる。
以下、実施例及び比較例に基づいて本発明をより具体的に説明するが、本発明は以下の
実施例に限定されるものではない。
(実施例1〜4及び比較例1〜9)
下記表1〜2に示す各原材料を同表に示す配合量(質量部)で配合し、往復回転式攪拌機で混合して、油性成分及び水性成分をそれぞれ別々に調製した。次に、ディゾルバー攪拌機を用いて、油性成分を攪拌しながら水性成分を加え、室温(25℃)、回転数300rpmの条件で1時間攪拌した。これによって、油性成分中に水性成分からなる液滴が分散された実施例1〜4及び比較例1〜9のW/O型エマルションインキ組成物を得た。
なお、表1〜2中の各原材料の詳細は以下の通りである。
・ポリビニルピロリドン K−90(商品名):日本触媒社製。
・オレイン酸:ルナックO−LL(商品名)、花王社製。
・SPIRON VIORET C−RH(商品名):保土谷化学工業社製。
・SPIRON BLUE C−RH(商品名):保土谷化学工業社製。
・VALIFAST VIOLET 1704(商品名):オリヱント化学工業社製。
・SPIRON YELLOW C−GNH new(商品名):保土谷化学工業社製。
・SPIRON RED C−GH(商品名):保土谷化学工業社製。
・VALIFAST YELLOW 1109(商品名):オリヱント化学工業社製。
・SPILIT BLACK 61F(商品名):オリヱント化学工業社製。
・SPILIT BLUE 111(商品名):オリヱント化学工業社製。
・VALIFAST BLUE 1623(商品名):オリヱント化学工業社製。
・VALIFAST RED 2320(商品名):オリヱント化学工業社製。
・VALIFAST BLUE N(商品名):オリヱント化学工業社製。
・キサンタンガム:モナートガムGS(商品名)、大日本製薬社製。
・ウェランガム:KELCO−CRETE(KIC376)(商品名)、三晶社製。
・ローカストビーンガム:GENUGUM type RL−200−J(商品名)、三晶社製。
・カーボポール 941(商品名):BFGoodrich社製、カルボキシビニルポリマー。
・防錆剤:コロミンCB(商品名)、キレスト社製。
・防菌剤:スラウト99N(商品名)、日本エンバイロケミカルズ社製。
・オレイン酸カリウム:ノンサールOK−1(商品名)、日本油脂社製。
・顔料分散剤(スチレン−マレイン酸共重合体):SMA1000H Solution(商品名)、SARTOMER社製。
なお、油性成分に含まれる各原材料のIOBは表1〜2に示すとおりである。
[保存安定性の評価]
上述のようにして作製したインキ組成物5gを、株式会社マルエム製の容器(13.5ml)中に入れて密封し、60℃、0%RHの環境下で60日間保管した。密封直後と60日間保管後の液滴分散安定性を、以下の評価基準に基づいて評価した。その結果を表1〜2に示す。
A:油性成分中に水性成分が均一に分散していた。
B:水性成分が一部凝集していた。
C:エマルションを形成していなかった。
Figure 0005575382
Figure 0005575382
表1及び2に示すとおり、染料全体のIOB値が0.9以下である実施例1〜4のインキ組成物は、60日間経過後も良好な分散性を維持しており、保存安定性に優れていることが確認された。一方、染料全体のIOB値が0.9を超える比較例1〜9のインキ組成物は、良好な分散性を維持できないことが確認された。
本発明に係るボールペンの一実施形態を示す模式断面図である。
符号の説明
10…中芯、12…インキ組成物、14…インキ収容管、16…逆流防止体、18…本体軸、20…ボールペンチップ、22…ジョイント、24…ボールホルダー、26…ボール、28…尾栓、100…ボールペン。

Claims (6)

  1. 染料と、該染料とは異なる成分とからなる油性成分の中に、水とチキソ性付与剤と多価アルコールと顔料とを含有する水性成分が分散されている筆記具用インキ組成物であって、
    前記染料が油溶性染料であり、前記染料とは異なる成分が極性溶媒及び曵糸性付与剤を含み、
    前記極性溶媒が、エチレングリコールモノフェニルエーテル、プロピレングリコールモノフェニルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル、ベンジルアルコール及びトリエチレングリコールからなる群から選ばれる1種以上であり、
    前記曵糸性付与剤が、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ポリエチレンオキサイド及びヒドロキシプロピルセルロースからなる群から選ばれる1種以上であり、
    前記多価アルコールが、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、ジエチレングリコール及びポリエチレングリコールからなる群から選ばれる1種以上であり、
    前記チキソ性付与剤が、キサンタンガム、ローカストビーンガム、ウェランガム、ジェランガム、グァガム、ペクチン、カラギーナン、カルボキシビニルポリマー、アラビアガム、トラガカントガム、ラムザンガム、ゼラチン、アルギン酸ナトリウム及びカルボキシメチルセルロースからなる群から選ばれる1種以上であり、
    前記油性成分に含まれる前記染料全体のIOB値が0.5〜0.9である筆記具用インキ組成物。
  2. 前記染料全体の前記IOB値と、前記染料とは異なる前記成分全体のIOB値との差の絶対値が0.3以下である請求項1記載の筆記具用インキ組成物。
  3. 前記染料はIOB値が異なる2種以上の混合物であり、
    前記混合物における前記IOB値の最大値が1.3未満である請求項1又は2記載の筆記具用インキ組成物。
  4. 前記油性成分全体のIOB値が0.7〜0.9である請求項1〜3のいずれか一項に記載の筆記具用インキ組成物。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の筆記具用インキ組成物を有する筆記具。
  6. インキ収容管と前記インキ収容管の一端側に設けられたボールペンチップとを備え、前記インキ収容管内に前記筆記具用インキ組成物を有する請求項5記載の筆記具。
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