JPH08141853A - シリンダヘッドのバネ組み込み装置 - Google Patents

シリンダヘッドのバネ組み込み装置

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JPH08141853A
JPH08141853A JP6287892A JP28789294A JPH08141853A JP H08141853 A JPH08141853 A JP H08141853A JP 6287892 A JP6287892 A JP 6287892A JP 28789294 A JP28789294 A JP 28789294A JP H08141853 A JPH08141853 A JP H08141853A
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JP
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spring
pair
cylinder head
gripping
gripping claws
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JP6287892A
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Shozo Suematsu
昇造 末松
Yoichi Kikuchi
洋一 菊地
Kotaro Azuma
広太郎 東
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バネを、たとえそれが同軸状の大小一対のバ
ネであっても容易に且つ自動的にシリンダヘッドに組み
込みうる組み込み装置の提供。 【構成】 バネSをシリンダヘッドHに組み込むための
組み込みロボット2が、それぞれが実質的に鉛直方向に
延び且つバネの中心軸が実質的に鉛直方向を向くように
バネを把持するように開閉する把持爪を備えたバネチャ
ック1と、該バネチャックを所定位置にある配膳パレッ
ト4上のバネと所定位置にあるシリンダヘッドとのあい
だを往復動させ、前記バネを上方からシリンダヘッドの
バネガイドホールGhに落とし込むためのマニピュレー
タ5とを有しており、前記把持爪におけるバネとの接触
部がバネの表面に鉛直方向に沿うように形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシリンダヘッドのバネ組
み込み装置に関する。さらに詳しくは、自動二輪車、小
型滑走艇またはスノーモービル等のエンジンのシリンダ
ヘッドに、吸気バルブおよび排気バルブをそれぞれ閉方
向に付勢するために取り付けられるコイルバネ(以下、
単にバネという)を組み込むための装置であって、シリ
ンダヘッドのバネガイドホールに、上方から前記バネを
鉛直下方に落とし込んで装着するためのバネ組み込み装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動二輪車用エンジンなどの少量
多品種(たとえば30〜100機種)の製品の組立は作
業者の手作業で行うのが一般的であった。すなわち、そ
のシリンダヘッドに吸排気バルブ、バネおよびバルブス
テム用シールリングなどを組み込むときには、たとえば
作業台上にシリンダヘッドを載置し、前記必要部品を周
囲に取り揃えたうえで順次組み込んでいる。その場合、
バネやステムシールリングはシリンダヘッドの外側から
装着し、バルブだけはシリンダヘッドの内側から装着す
る。したがって、バルブを組み込む際には作業台上で、
シリンダヘッドの下方からバネガイドホールにバネを挿
入するか、またはシリンダヘッドを手や治具によってほ
ぼ180°反転させてその内側を上向きにし、バネを上
方からバネガイドホールに挿入するという方法がとられ
ている。関連技術としては特開昭63−22231号広
報に記載されたロボット用ハンド機構が知られている
が、とくにバネの組み込み装置についてはその詳細が開
示されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の手作業による組立作業では、バネ組み込み時の重い
シリンダヘッドの反転は手間のかかる作業である。一
方、バネの組み込み作業においては、たとえば大径のバ
ネと小径のバネとを同軸状に一本のバルブに装着するよ
うなタイプのエンジンでは、人の手でこそ容易になしう
るものであって、かかる大小のバネを同軸状に一体でバ
ネガイドホールのちょうど上方に運び且つ落とし込む作
業を組立ロボットで自動的に行おうとした場合種々の制
限があり、制度も必要であるため困難である。
【0004】本発明はかかる課題を解決するためになさ
れたものであり、バネを、たとえそれが大小一対のバネ
であっても、容易に且つ自動的にシリンダヘッドに組み
込みうる組み込み装置を提供することを目的としてい
る。その結果、従来困難であると考えられてきたシリン
ダヘッドの自動組立をも容易かつ正確ならしめたのであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のバネ組み込み装
置は、内燃エンジンのシリンダヘッドを搬送するコンベ
アラインに備えられる、シリンダヘッドにバルブ用のコ
イルバネを組み込むための組み込み装置であって、前記
バネをシリンダヘッドに組み込むための組み込みロボッ
トと、載置されたシリンダヘッドを保持して、バネガイ
ドホールの中心軸が鉛直方向に向くように所定角度回転
させるためのチルトテーブルとからなり、前記組み込み
ロボットが、バネの外周側および/または内周側を把持
するためのバネチャックと、該バネチャックを、所定位
置にある配膳パレット上のバネと所定位置にあるシリン
ダヘッドとのあいだを往復動させ、前記バネを上方から
シリンダヘッドの前記バネガイドホールに挿入するため
のマニピュレータとを有していることを特徴としてい
る。
【0006】また、本発明のバネチャックは、それぞれ
が実質的に鉛直方向に延び且つ開閉する把持爪対と、該
把持爪対を開閉駆動するための駆動用のアクチュエータ
とを備えており、前記把持爪対が、バネの中心軸が実質
的に鉛直方向を向くようにバネの外周側および/または
内周側を把持しうるように、把持爪におけるバネとの接
触部が、バネの表面に鉛直方向に沿うように形成されて
いることを特徴としている。
【0007】また、前記把持爪対を、バネの外周面を外
側から挟持するように構成された一対の外把持爪か、ま
たは、バネの内周面を内側から押し開く方向に押圧する
ことにより把持するように構成された一対の内把持爪か
ら構成するのが好ましい。
【0008】さらには、前記把持爪対を、バネの外周面
を外側から挟持するように構成された一対の外把持爪
と、バネの内周面を内側から押し開く方向に押圧するこ
とにより把持するように構成された一対の内把持爪との
両方から構成し、両把持爪の開閉中心を実質的に一致さ
せるのが好ましい。
【0009】そして、前記本発明のバネ組み込み装置に
用いられるバネチャックに、前記本発明のバネチャック
を採用するのが好ましい。
【0010】
【作用】本発明のバネ組み込み装置によればシリンダヘ
ッドの自動組立が可能となる。
【0011】すなわち、たとえばバルブおよびスプリン
グシート(いわば、バネ受け)が装着されたのちコンベ
アによって搬送されてきたシリンダヘッドは、チルトテ
ーブル上に至ったあと、このチルトテーブルによって所
定角度傾斜させられる。すなわち、バルブガイドホール
は、バルブがシリンダヘッドの鉛直軸に対して両側にそ
れぞれ一定角度傾斜した向に挿入されるように形成され
ている。したがって、バネガイドホールもバルブガイド
ホールと同一部位に同一方向に形成されているため、チ
ルトテーブルがその角度だけ傾斜させられる。
【0012】バネを把持したバネチャックがマニピュレ
ータによってシリンダヘッドのバネガイドホール上方に
移動させられ、そこでバネチャックが開き、バネは予め
装着されているバルブのステム部がバネの内径側へ入り
込むようにガイドホール内に落とし込まれる。
【0013】バネはそれが鉛直方向を向くように把持さ
れており、しかも、そのバネがたとえ同軸状の大小2個
のものであってもバネの外側からと内側からと同時に把
持することもできるため、一体で搬送し且つ装着するこ
とができる。
【0014】なお、バネは切削加工品に比べると仕上が
り寸法誤差が大きいため、ガイドホールの内径はやや余
裕をもって穿設されているので、バネは落とし込むだけ
で装着される。
【0015】また、本発明のバネチャックによれば、バ
ネチャックの把持爪におけるバネとの接触部が、バネの
表面に鉛直方向に沿うように形成されているため、バネ
を確実に鉛直方向に把持することができる。
【0016】
【実施例】つぎに、図面を参照しつつ本発明のバネ組み
込み装置の実施例を説明する。図1は本発明のバネ組み
込み装置が適用されるバネ組み込みラインの一例を示す
配置図、図2は本発明のバネ組み込み装置によるシリン
ダヘッドのバネ挿入動作を示す斜視図、図3は本発明の
バネ組み込み装置におけるバネ組み込みロボットの一実
施例の動作を示す説明図、図4は本発明のバネチャック
の一実施例を示す斜視図、図5は図4のバネチャックで
あり、図5(a) はその正面図、図5(b) はその側面図、
図5(c) は図5(a) のV−V線断面図である。
【0017】図1において、Aは部品収納棚であり、本
例の場合はバネが収納された通箱Bがストックされてい
る。Cは配膳作業台であり、前記通箱Bが配置されるべ
き所定位置である。Dは自走式クレーンであり、部品収
納棚Aから通箱Bを取り出して配膳作業台Cまで移送す
るものである。Eは配膳パレットPを搬送するコンベア
(以下、配膳パレットラインという)であり、配膳パレ
ットPを、通箱Bからバネを受け取る位置Eaとシリン
ダヘッドへバネを組み込むための位置Ebとのあいだを
k→m→nのコースを経て移動させるためのものであ
る。Fはシリンダヘッド搬送用のコンベアラインであ
り、パレット4に取り付けられたシリンダヘッドを各部
品(シールリング、バルブ、バネ等)の組み込みステー
ションへ搬送するためのものである。3は前記コンベア
ラインF内に設置されたチルトテーブルであり、シリン
ダヘッドをパレット4とともに僅かに回転させることに
よって、シリンダヘッドのバネガイドホールをその中心
軸が鉛直方向に向くようにしてバネの挿入を容易にする
ためのものである。2は組み込みロボットであり、位置
Ebにある配膳パレットPからバネを抜き取り、これを
チルトテーブル3上のシリンダヘッドに組み込むための
ものである。バネが組み込まれたシリンダヘッドはパレ
ット4とともにチルトテーブル3の回転によってもとの
姿勢(いわば、水平姿勢)に戻され、コンベアラインF
によって他の部品の組み込みステーションへ搬送され
る。
【0018】本発明のバネ組み込み装置は、上記配膳パ
レットラインEにおけるバネ組み込み位置Eb上の配膳
パレットPから、チルトテーブル3上のシリンダヘッド
へバネを移送し、且つ組み込むために配設されるもので
ある。
【0019】図2において、Hは自動二輪車用4気筒8
バルブエンジン(1気筒当たり吸気バルブと排気バルブ
とが1本ずつ配設されている)用のシリンダヘッドであ
る。
【0020】Sはバネであり、大径バネSoの内径側に
小径バネSiが同軸状に挿入された状態で用いられる。
シリンダヘッドHには吸気バルブ用バネと排気バルブ用
バネとがそれぞれ4本ずつ組み込まれる。本実施例にお
いて例示されているシリンダヘッドHはそのうちでも吸
気バルブと排気バルブとがたがいに70°の角度をなし
たものであるが、本発明の組み込み装置に対してはとく
に4気筒8バルブ、そしてバルブ組み込み角度が70°
のシリンダヘッドに限定されることはなく、いかなるタ
イプのシリンダヘッドにも適用することができる。
【0021】バネSはバネチャック(図3、4における
符号1)によってシリンダヘッドHのバネガイドホール
Gh(図3参照)の直上に運ばれる。
【0022】図3には、前記バネチャック1を備えたバ
ネ組み込みロボット2の動作の概略が示されている。本
図におけるバネSは、図1に示されたものとは異なり、
単一のバネである。3はチルトテーブルであり、パレッ
ト4を把持してパレット4に保持されているシリンダヘ
ッドHをともに約35°(または約マイナス35°)回
転させるものである。PはバネSが配列された配膳パレ
ットである。5はその先端に前記バネチャック1を有す
るマニピュレータであり、前記配膳パレットPから逐一
バネSを把持して抜き取り、前記チルトテーブル3上の
シリンダヘッドHのバネガイドホールGhに挿入して組
み付けるものである。なお、配膳パレットPからバネS
を抜き取ってバネガイドホールGhへ移す場合、上述の
ように一本ずつでもよいが、たとえば複数個のバネチャ
ックを一列に配設しておき、シリンダヘッドHの片側一
列のバネガイドホールGhの個数だけのバネを一度に移
せば時間の節約になる。
【0023】バネチャック1は、図4、5に示すように
それぞれが鉛直下方に延び且つ互いに開閉する二対の把
持爪7、8を備えている。図示のバネSは、図2に示さ
れるバネSと同じく大径バネSoと小径バネSiとが同
軸状に組み込まれる、いわばダブルコイルバネタイプの
ものである。なお、図5(a) は把持爪7、8の正面図、
図5(b) は側面図、図5(c) は図5(a) のV−V線断面
図である。
【0024】外側の一対の把持爪(以下、外把持爪とい
う)7は大径バネSoの外周面を外方から挟圧するよう
に把持するものであり、大径バネSoとの接触部は大径
バネSoの円柱状外周面とその軸方向に沿って対応する
ような溝状に形成されている。また、内側の一対の把持
爪(以下、内把持爪という)8は小径バネSiの内周面
を内側から押し開く方向に押圧して把持するものであ
り、小径バネSiとの接触部は小径バネSiの円筒状内
周面とその軸方向に沿って対応するような部分円柱状に
形成されている。したがって、外把持爪7および内把持
爪8の開閉ストロークは、その作動が同時であり、向き
が逆になる。
【0025】両把持爪7、8は、それらの断面図( 図
5(c) )を見た場合、一直線上に配設されているので外
把持爪7の開閉ストロークと内把持爪8の開閉ストロー
クとは同一直線上となる。もちろん、外把持爪7の開閉
ストロークと内把持爪8の開閉ストロークとを直交する
ように、または45°などの他の角度で交差するように
構成してもよい。しかし、本図のごとく一直線上に構成
した方が把持爪の腕部やアクチュエータの配設が容易と
なるので好ましい。いずれにしても、大径バネSoと小
径バネSiとを同軸状に把持するために、外把持爪7の
開閉ストロークの中心と内把持爪8の開閉ストロークの
中心とをほぼ一致させておく必要がある。9は前記外把
持爪7を開閉駆動するためのアクチュエータであり、1
0は内把持爪8を開閉駆動するためのアクチュエータで
ある。これらのアクチュエータ9、10はともに市販の
エアシリンダから構成されており、1個の電磁式切換弁
(図示されていない)によって、前述のとおり両把持爪
が互いに逆方向にストロークするように配管されてい
る。また、いずれのアクチュエータ9、10も、バネを
正確に鉛直方向に把持するために、把持爪を互いに平行
を保った状態でストロークさせるタイプのものが好まし
い。なぜなら、一支点を中心に回転して開閉するタイプ
の把持爪であると、バネと線接触するため鉛直方向把持
が不安定になるからである。
【0026】なお、図4、5に示されるようないわばダ
ブルチャックであっても、単一のバネを把持することも
できる。そのバネの寸法に応じて外把持爪7および内把
持爪8のうちいずれかを選んで使用すればよい。
【0027】図3に戻り、バネ組み込みに際してチルト
テーブル3はその上にほぼ水平状態に載置されたパレッ
ト4をしっかりと把持したうえで、約35°または約マ
イナス35°回転させる。これは、バネSを挿入すべき
バネガイドホール12がシリンダヘッドHの上下軸から
両側へ約35°傾いた方向に穿設されているからであ
る。そして、片側の、所定装備本数分だけのたとえば吸
気バルブ用バネのみ(または排気バルブ用バネのみ)が
自動的に組み込まれる。ついで、チルトテーブルは前述
とは反対側に(鉛直から)35°傾斜させられ、排気バ
ルブ用バネ(または吸気バルブ用バネ)の組み込みが同
様の方法で行われる。
【0028】なお、組み込みロボット2におけるバネチ
ャックの移動ストローク長および作動のタイミングは他
分野で公知の手法と同様にロボットコントローラにプロ
グラミングされている。
【0029】また、叙上の実施例では1台のバネ組み込
み装置で吸気バルブ用バネと排気バルブ用バネの両方を
組み込むようにされていたが、本発明ではとくにそのよ
うに限定されることはなく、吸気バルブ用バネと排気バ
ルブ用バネとを別のバネ組み込み装置で組み込むように
構成してもよい。その場合、吸気バルブ用バネ(または
排気バルブ用バネ)の組み込みが完了した後のシリンダ
ヘッドはチルトテーブルによって水平姿勢にもどされ、
コンベアラインによって排気バルブ用バネ(または吸気
バルブ用バネ)の組み込みステーションまで搬送され
る。
【0030】さらに、万が一、何らかの要因で組み込み
ロボットがバネ(一本またはそれ異常)をシリンダヘッ
ドに組み込むことができなかった場合、そのバネは配膳
パレット上のもとの位置に戻される。そして、その配膳
パレットは図1に示される配膳パレットラインE上のm
→qを通って作業者の作業位置Rまで搬送される。いわ
ば一種のアラームである。そうすることにより、作業者
はそのバネをシリンダヘッドに手で組み込み直すことが
できる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、シリンダヘッドはチル
トテーブルによって自動的にバネ挿入角度に傾斜させら
れ、バネはバネチャックによって鉛直方向を向くように
把持され、ガイドホール上方でバネガイドホール内に落
とし込まれる。しかも、そのバネがたとえ同軸状の大小
2個のものであってもバネの外側からと内側からと同時
に把持することもできるため、一体で搬送し且つ装着す
ることができる。このように、バネが自動的にシリンダ
ヘッドに組み込まれるので、従来困難であると考えられ
てきたシリンダヘッドの正確な自動組立が容易に達成さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバネ組み込み装置が適用されるバネ組
み込みラインの一例を示す配置図である。
【図2】本発明のバネ組み込み装置によるシリンダヘッ
ドのバネ挿入動作を示す斜視図である。
【図3】本発明のバネ組み込み装置におけるバネ組み込
みロボットの一実施例の動作を示す説明図である。
【図4】図3のバネ組み込みロボットにおけるバネチャ
ックの一実施例を示す斜視図である。
【図5】図4のバネチャックであり、図5(a) はその正
面図、図5(b) はその側面図、図5(c) は図5(a) のV
−V線断面図である。
【符号の説明】
1・・・バネチャック 2・・・組み込みロボット 3・・・チルトテーブル 5・・・マニピュレータ 7・・・外把持爪 8・・・内把持爪 H・・・シリンダヘッド S・・・バネ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃エンジンのシリンダヘッドを搬送す
    るコンベアラインに備えられる、シリンダヘッドにバル
    ブ用のコイルバネを組み込むための組み込み装置であっ
    て、 前記バネをシリンダヘッドに組み込むための組み込みロ
    ボットと、載置されたシリンダヘッドを保持して、バネ
    ガイドホールの中心軸が鉛直方向に向くように所定角度
    回転させるためのチルトテーブルとからなり、前記組み
    込みロボットが、バネの中心軸が実質的に鉛直方向を向
    くようにバネの外周側および/または内周側を把持する
    ためのバネチャックと、該バネチャックを、所定位置に
    ある配膳パレット上のバネと所定位置にあるシリンダヘ
    ッドとのあいだを往復動させ、前記バネを上方からシリ
    ンダヘッドの前記バネガイドホールに挿入するためのマ
    ニピュレータとを有してなるシリンダヘッドのバネ組み
    込み装置。
  2. 【請求項2】 前記バネチャックが、それぞれが実質的
    に鉛直方向に延び且つ開閉する把持爪対と、該把持爪対
    を開閉駆動するための駆動用のアクチュエータとを備え
    ており、前記把持爪におけるバネとの接触部が、バネの
    表面に鉛直方向に沿うように形成されてなる請求項1記
    載のシリンダヘッドのバネ組み込み装置。
  3. 【請求項3】 前記把持爪対が、バネの外周面を外側か
    ら挟持するように構成された一対の外把持爪からなる請
    求項2記載のシリンダヘッドのバネ組み込み装置。
  4. 【請求項4】 前記把持爪対が、バネの内周面を内側か
    ら押し開く方向に押圧することにより把持するように構
    成された一対の内把持爪からなる請求項2記載のシリン
    ダヘッドのバネ組み込み装置。
  5. 【請求項5】 前記把持爪対が、バネの外周面を外側か
    ら挟持するように構成された一対の外把持爪と、バネの
    内周面を内側から押し開く方向に押圧することにより把
    持するように構成された一対の内把持爪とからなり、両
    把持爪の開閉中心が実質的に一致してなる請求項2記載
    のシリンダヘッドのバネ組み込み装置。
  6. 【請求項6】 バネを把持するためのバネチャックであ
    って、それぞれが実質的に鉛直方向に延び且つ開閉する
    把持爪対と、該把持爪対を開閉駆動するための駆動用の
    アクチュエータとを備えており、前記把持爪対が、バネ
    の中心軸が実質的に鉛直方向を向くようにバネの外周側
    および/または内周側を把持しうるように、把持爪にお
    けるバネとの接触部が、バネの表面に鉛直方向に沿うよ
    うに形成されてなるバネチャック。
  7. 【請求項7】 前記把持爪対が、バネの外周面を外側か
    ら挟持するように構成された一対の外把持爪からなる請
    求項6記載のバネチャック。
  8. 【請求項8】 前記把持爪対が、バネの内周面を内側か
    ら押し開く方向に押圧することによりバネを把持するよ
    うに構成された一対の内把持爪からなる請求項6記載の
    バネチャック。
  9. 【請求項9】 前記把持爪対が、バネの外周面を外側か
    ら挟持するように構成された一対の外把持爪と、バネの
    内周面を内側から押し開く方向に押圧することにより把
    持するように構成された一対の内把持爪とからなり、両
    把持爪の開閉中心が実質的に一致してなる請求項6記載
    のバネチャック。
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