JPH08133360A - 傾斜作動式噴射頭構造体 - Google Patents

傾斜作動式噴射頭構造体

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JPH08133360A
JPH08133360A JP6311366A JP31136694A JPH08133360A JP H08133360 A JPH08133360 A JP H08133360A JP 6311366 A JP6311366 A JP 6311366A JP 31136694 A JP31136694 A JP 31136694A JP H08133360 A JPH08133360 A JP H08133360A
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JP
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acupressure
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JP6311366A
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English (en)
Inventor
Seiichi Kitabayashi
誠一 北林
Tatsuya Kitabayashi
辰哉 北林
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Maruichi Inc
Original Assignee
Maruichi Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】従来から、噴射頭は、種々開発されたが、指圧
作動中のみ、噴射弁を開いて内容物を外部に噴射させて
きた。しかし、その噴射頭は、上下方向に操作する形式
であり、また、単なる押しボタン式の噴射頭も、従来か
ら、使用されてきた。しかし、本発明は、上記の点を改
善することを目的とする。 【構成】本発明は、下端短筒部と指圧作動部との噴射頭
本体の指圧作動部を下端短筒部に変形可能に接続し、指
圧作動部の円形の上面に指当部を形成し、その後方の係
止用突出部を下端短筒部の内向き係止部に係脱可能に
し、指圧作動に際し、前記係止用突出部を前記係止部の
手前位置或いは係止部で停止させて、指圧作動部の指圧
作動時間中、或いは係止時間中、内容物の噴射をし得る
とともに使用済容器内の残留ガスを放出し得る傾斜作動
式噴射頭構造体である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、傾斜作動式噴射頭構造
体に関し、特に、噴射頭本体の指圧作動部の指圧作動に
際し、係止用突出部を、その係止用突出部に係脱可能な
係止部の手前位置で停止させて、前記指圧作動部の指圧
作動時間中、内容物の噴射を可能とし、内容物の連続噴
射の場合と使用済になった容器内の残留ガスを放出する
場合に、前記噴射頭本体の指圧作動部に設けた係止用突
出部を前記噴射頭本体の下端短筒部の部分の上縁部に設
けた係止部に係止させることにより継続して、内容物の
継続噴射を可能とするとともに使用済になった容器内の
残留ガスの放出を可能とし得る傾斜作動式噴射頭構造体
に関するものであり、そして、本発明は、下端短筒部の
部分と指圧作動部の部分とからなる噴射頭本体の指圧作
動部の部分を下端短筒部の部分に変形可能な接続構造部
分により接続し、前記指圧作動部の上面部に指当て部分
を形成し、前記指圧作動部の前方位置に噴射口を設け、
前記指圧作動部の後方位置に係止用突出部を設け、その
係止用突出部を前記噴射頭本体の下端短筒部に設けて、
前記噴射頭本体の指圧作動部の作動に際し、前記係止用
突出部を、前記係止部の手前位置で停止させて、前記指
圧作動部の指圧作動時間中、内容物の噴射を可能とする
とともに使用済になった容器内の残留ガスの放出を可能
とする傾斜作動式噴射頭構造体に関するものであり、そ
して、本発明は、噴射頭本体を、その下端短筒部の部分
と指圧作動部の部分の二つの主要構成部分により形成
し、その二つの主要構成部分の間を接続する変形可能な
弾発性接続部により接続して、前記指圧作動部の部分を
弾発作動し得るようにし、全構成部分を合成樹脂などの
成形材により一体成形し、容器本体の上端部の内側周縁
部に嵌め込み得る傾斜作動式噴射頭構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、噴射弁のバルブステムの先端
部に装着する噴射頭構造体は、種々開発されてきたが、
指圧作動部の作動時間中のみ、噴射弁を開いて内容物を
外部に噴射させる噴射頭構造体が使用されてきた。しか
し、その噴射頭構造体は、噴射弁のバルブステムの先端
部に装着した噴射頭構造体を、上下方向に確実に操作す
る形式のものであり、そのように操作するためには、比
較的複雑な構造にせざるをえなかった。また、その逆
に、単なる押しボタン式の噴射頭構造体も、従来から、
使用されてきた。しかし、押しボタンを単に押圧するだ
けで、噴射弁を開いて内容物を外部に噴射させることは
出来ても、それ以外のことは出来ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の単な
る押しボタン式の噴射頭構造体のように、押しボタンを
単に押圧するだけで、噴射弁を開いて内容物を外部に噴
射させることは出来ても、それ以外のことは出来ない単
能式でなく、指圧作動部の指圧作動時間のみならず、内
容物の連続噴射の場合や使用済になった容器内の残留ガ
スを放出する場合にも、噴射頭本体の指圧作動部に設け
た係止用突出部を前記噴射頭本体の下端短筒部の部分の
係止部に係止させることにより、継続して噴射弁を開い
て、内容物の継続噴射を可能とするとともに使用済にな
った容器内の残留ガスの放出を可能とし得る傾斜作動式
噴射頭構造体を提供することを第一の目的とする。ま
た、本発明は、噴射頭本体を、その下端短筒部の部分と
指圧作動部の部分の二つの主要構成部分により形成し、
その二つの主要構成部分の間を変形可能な弾発性接続部
により接続して、前記指圧作動部の部分を弾発作動し得
るようにし、全構成部分を合成樹脂などの成形材により
一体成形し、製品の成形に際し、中子を簡単に取り外せ
て成形し得るとともに容器本体の上端部の内側周縁部に
容易に嵌め込み得る傾斜作動式噴射頭構造体を提供する
ことを第二の目的とする。また、本発明は、下端短筒部
の部分と指圧作動部の部分とからなる噴射頭本体の指圧
作動部の部分を下端短筒部の部分に変形可能な接続構造
部分により接続し、前記指圧作動部の上面部に指当て部
分を形成し、前記指圧作動部の前方位置に噴射口を設
け、前記指圧作動部の後方位置に係止用突出部を設け、
その係止用突出部を前記噴射頭本体の下端短筒部に設け
て、前記噴射頭本体の指圧作動部の作動に際し、前記係
止用突出部を、前記係止部の手前位置で停止させて、前
記指圧作動部の指圧作動時間中、内容物の噴射を可能と
するとともに使用済になった容器内の残留ガスの放出を
可能とする傾斜作動式噴射頭構造体を提供することを第
三の目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、下端短筒部の
部分と指圧作動部の部分とからなる噴射頭本体の指圧作
動部の部分を下端短筒部の部分に変形可能な接続構造部
分により接続し、前記指圧作動部の上面部に指当て部分
を形成し、前記指圧作動部の前方位置に噴射口を設け、
前記指圧作動部の後方位置に係止用突出部を設け、その
係止用突出部を前記噴射頭本体の下端短筒部に設けて、
前記噴射頭本体の指圧作動部の作動に際し、前記係止用
突出部を、前記係止部の手前位置で停止させて、前記指
圧作動部の指圧作動時間中、内容物の噴射を可能とする
とともに使用済になった容器内の残留ガスの放出を可能
とする傾斜作動式噴射頭構造体である。
【0005】
【作用】本発明は、下端短筒部の部分と指圧作動部の部
分とからなる噴射頭本体の指圧作動部の部分を下端短筒
部の部分に変形可能な接続構造部分により接続し、前記
指圧作動部の上面部に指当て部分を形成し、前記指圧作
動部の前方位置に噴射口を設け、前記指圧作動部の後方
位置に係止用突出部を設け、その係止用突出部を前記噴
射頭本体の下端短筒部に設けて、前記噴射頭本体の指圧
作動部の作動に際し、前記係止用突出部を、前記係止部
の手前位置で停止させて、前記指圧作動部の指圧作動時
間中、内容物の噴射を可能とするとともに使用済になっ
た容器内の残留ガスの放出を可能とする傾斜作動式噴射
頭構造体であるから、噴射頭本体を、その下端短筒部の
部分と指圧作動部の部分の二つの構成部分により形成
し、その二つの構成部分の間を変形可能な接続構造部分
により接続して、前記指圧作動部の部分を作動し得るよ
うにし、指圧作動部の上面部に形成した指当て部分に指
を当てて指圧作動し得るようにし、噴射頭本体の全構成
部分を合成樹脂などの成形材により一体成形し得るとと
もに製品の組立て製造に際して、噴射頭本体を容器本体
の上端部のマウンテンキャップの内側周縁部に簡単に嵌
め込み得るし、また、噴射頭本体の指圧作動部に係止用
突出部を設け、その係止用突出部に係脱可能な係止部を
前記噴射頭本体の下端短筒部に設けて、前記噴射頭本体
の指圧作動部の作動に際し、前記係止用突出部を、前記
係止部の手前位置で停止させて、前記指圧作動部の指圧
作動時間中、内容物の噴射を可能とし、内容物の連続噴
射の場合と使用済になった容器内の残留ガスを放出する
場合に、前記係止用突出部を前記係止部に係止させて、
継続して、内容物の継続噴射を可能とするとともに使用
済になった容器内の残留ガスの放出を可能とし得る。
【0006】
【実施例1】本発明は、噴射頭本体1の噴射口4の位置
を縦方向の流路6の上端部分から側方に向けて開口し、
縦方向の流路6の下端部分を凹入部分9とし、その凹入
部分9を容器本体11の上端部のマウンテンキャップ7
の中央部分に設けた開口部14から上方に突出したバル
ブステムの上端部分13に冠着し、そのバルブステムの
上端部分13に冠着した噴射頭本体1が、バルブステム
の軸方向に対して傾斜した状態でも、冠着した状態を維
持し、前記噴射頭本体1を、その下端短筒部2の部分と
指圧作動部3の円筒構造部分の二つの主要構成部分によ
り形成し、その二つの主要構成部分の間を変形可能な弾
発性接続部5により接続して、前記指圧作動部3の円筒
構造部分を弾発作動し得るようにし、全構成部分を合成
樹脂などの成形材により一体成形し、容器本体11の上
端部のマウンテンキャップ7の内側周縁部に嵌め込み得
るようにし、前記噴射頭本体1の指圧作動部3の円筒構
造部分に係止用突出部16を設け、その係止用突出部1
6に係脱可能な係止部18を前記噴射頭本体1の下端短
筒部2に設けて、前記噴射頭本体1の指圧作動部3の円
筒構造部分の作動に際し、前記係止用突出部16を、前
記係止部18の手前位置で停止させて、前記指圧作動部
3の円筒構造部分の作動中、内容物の噴射を可能とし、
内容物の連続噴射の場合と使用済容器内の残留ガスを放
出する場合に、前記係止用突出部を前記係止部18に係
止させて、内容物の継続噴射を可能とするとともに使用
済になった容器内の残留ガスの放出を可能とする傾斜作
動式噴射頭構造体である。
【0007】
【実施例2】本発明は、噴射頭本体1を、その下端短筒
部2の部分と指圧作動部3の円筒構造部分により形成
し、その下端短筒部2の部分と指圧作動部3の円筒構造
部分の間を弾発力を有する接続部にして、その全体を合
成樹脂による一体成形により形成し、容器本体11の上
端部の内側周縁部の上端部に近い位置の環状凹入部12
に、前記噴射頭本体1の下端短筒部2の外側下方部分の
環状突出部分8を嵌込み得るようにし、前記噴射頭本体
1の指圧作動部3の円筒構造部分の上面部に円形部分を
設け、前記指圧作動部3の円筒構造部分を設け、かつ、
前記噴射頭本体1の指圧作動部3の円筒構造部分の外側
周縁部の下端部に近い位置に係止用突出部16を設け、
その係止用突出部16に係脱可能な係止部18を前記噴
射頭本体1の下端短筒部の上縁部に内向きに設けて、前
記噴射頭本体1の指圧作動部3の円筒構造部分の指圧作
動に際し、前記係止用突出部16を、その係止用突出部
3の円筒構造部分係脱可能な係止部18の手前位置で停
止させて、前記指圧作動部3の円筒構造部分の指圧作動
時間中、内容物の噴射を可能とし、内容物の連続噴射の
場合と使用済になった容器11内の残留ガスを放出する
場合に、前記噴射頭本体1の指圧作動部3の円筒構造部
分に設けた係止用突出部16を前記噴射頭本体1の下端
短筒部の部分の上縁部に設けた係止部18に係止させ
て、内容物の継続噴射を可能とし、使用済になった容器
内の残留ガスの放出を可能とする傾斜作動式噴射頭構造
体である。
【0008】
【実施例3】本発明は、容器本体1の上端部のマウンテ
ンキャップ7の椀状凹入部の内周縁部に、その下端短筒
部2の部分を嵌込み得るようにした噴射頭本体1の指圧
作動部3の円筒構造部分とその反対側に位置する噴射頭
本体1の傾斜動を可能とする部分をその下端短筒部2の
部分に一体化するための連結用ダンパーにより連結し
て、前記噴射頭本体1の指圧作動部3の円筒構造部分の
わずか下方に係止用突出部16を設け、その係止用突出
部16を下方に有する指圧作動部3の円筒構造部分を下
降させ、前記噴射頭本体1の下端短筒部2の部分の上縁
部の内向き突縁部の上側の位置で、下降させるのを停止
して噴射し得るようにし、内容物の連続噴射を可能にす
るためには、係止用突出部16を下方に有する指圧作動
部3の円筒構造部分を、さらに、下降させて、前記噴射
頭本体1の下端短筒部2の部分の上縁部の内向き突縁部
の下側の位置まで下降させて、内容物の連続噴射を可能
にし、使用済みになった容器の処理に際しても、上記の
内容物の連続噴射の際と同じように、前記噴射頭本体1
の下端短筒部2の部分の上縁部の内向き突縁部の下側の
位置まで下降させて、残留ガスをほとんど全て或いは残
留ガスの全てを、外部に放出させ得る傾斜作動式噴射頭
構造体である。
【0009】
【実施例4】本発明は、噴射頭本体1の噴射口4の位置
を縦方向の流路4の上端部分から側方に向けて開口し、
縦方向の流路の下端部分を凹入部分9とし、その凹入部
分9を容器本体1の上端部のマウンテンキャップ7の中
央部分に設けた開口部14から上方に突出したバルブス
テムの上端部分13に冠着し、そのバルブステムの上端
部分13に冠着した噴射頭本体1が、バルブステムの軸
方向に対して傾斜した状態でも、冠着した状態を維持し
得るようにし、前記噴射頭本体1の下端短筒部2の部分
を容器本体11の上端部のマウンテンキャップ7の椀状
凹入部の内周縁部に嵌込み、そこで、嵌込んだ噴射頭本
体1において、前記指圧作動部3とその反対側に位置し
ていて、噴射頭本体1の下端短筒部2の部分に一体化す
るための接続部であるとともに連結用ダンパーでもある
連結部により噴射頭本体1の下端短筒部2の部分に連結
し、前記噴射頭本体1の指圧作動部3の円筒構造部分の
下端部からわずか上方の位置に係止用突出部16を設
け、その係止用突出部16を下方に有する指圧作動部3
の円筒構造部分を下降させ、前記噴射頭本体1の下端短
筒部2の部分の上縁部の内向き突縁部の上側の位置で、
指圧作動部3の円筒構造部分を下降させるのを停止し
て、その位置で噴射し得るようにし、内容物の連続噴射
を可能にするためには、係止用突出部16を、その下方
に有する指圧作動部3の円筒構造部を、さらに、下降さ
せて、前記噴射頭本体1の下端短筒部2の部分の上縁部
の内向き突縁部の下側の位置まで下降させて、内容物の
連続噴射を可能にし、使用済みになった容器の処理に際
しても、上記の内容物の連続噴射の際と同じように、前
記噴射頭本体1の下端短筒部2の部分の上縁部の内向き
突縁部の下側の位置まで下降させて、残留ガスをほとん
ど全て或いは全てを外部に放出させ得る傾斜作動式噴射
頭構造体である。
【0010】
【実施例5】本発明は、下端短筒部の部分と指圧作動部
の部分とからなる噴射頭本体の指圧作動部の部分を下端
短筒部の部分に変形可能な接続構造部分により接続し、
前記指圧作動部の上面部に指当て部分を形成し、前記指
圧作動部の前方位置に噴射口を設け、前記指圧作動部の
後方位置に係止用突出部を設け、その係止用突出部を前
記噴射頭本体の下端短筒部に設けて、前記噴射頭本体の
指圧作動部の作動に際し、前記係止用突出部を、前記係
止部の手前位置で停止させて、前記指圧作動部の指圧作
動時間中、内容物の射を可能とするとともに使用済にな
った容器内の残留ガスの放出を可能とする傾斜作動式噴
射頭構造体であって、その傾斜作動式噴射頭構造体の製
造に際し、中子の抜き型を分解することなく、中子を一
体構造にし、容易に中子を抜き出し得る傾斜作動式噴射
頭構造体の製造方法である。
【0011】
【効果】本発明は、下端短筒部の部分と指圧作動部の部
分とからなる噴射頭本体の指圧作動部の部分を下端短筒
部の部分に変形可能な接続構造部分により接続し、前記
指圧作動部の上面部に指当て部分を形成し、前記指圧作
動部の前方位置に噴射口を設け、前記指圧作動部の後方
位置に係止用突出部を設け、その係止用突出部を前記噴
射頭本体の下端短筒部に設けて、前記噴射頭本体の指圧
作動部の作動に際し、前記係止用突出部を、前記係止部
の手前位置で停止させて、前記指圧作動部の指圧作動時
間中、内容物の噴射を可能とするとともに使用済になっ
た容器内の残留ガスの放出を可能とする傾斜作動式噴射
頭構造体であるから、噴射頭本体を、その下端短筒部の
部分と指圧作動部の部分の二つの構成部分により形成
し、その二つの構成部分の間を変形可能な接続構造部分
により接続して、前記指圧作動部の部分を変形可能に作
動し得るようにし、全構成部分を合成樹脂などの成形材
により一体成形することに適しており、容器本体の上端
部の内側周縁部に嵌め込み得るようにして、噴射頭本体
の全構成部分を合成樹脂などの成形材により一体成形し
得るとともに製品の組立て製造に際して、噴射頭本体を
容器本体の上端部のマウンテンキャップの内側周縁部に
簡単に嵌め込み得る効果がある。また、噴射頭本体の指
圧作動部に係止用突出部を設け、その係止用突出部に係
脱可能な係止部を前記噴射頭本体の下端短筒部に設け
て、前記噴射頭本体の指圧作動部の作動に際し、前記係
止用突出部を、前記係止部の手前位置で停止させて、前
記指圧作動時間中、内容物の噴射を可能とし、内容物の
連続噴射の場合と使用済になった容器内の残留ガスを放
出する場合に、前記係止用突出部を前記係止部に係止さ
せて、継続して、内容物の継続噴射を可能とするととも
に使用済になった容器内の残留ガスの放出を可能とし得
る効果がある。また、普通に使用する時は、従来のよう
に、指圧を掛けた状態で、噴射頭本体を回動させること
なく、指圧作動部に軽い力を掛けて下方に押し下げ、前
記係止部の手前位置で停止させて、前記指圧作動時間
中、内容物の噴射を可能とし、そして、内容物の連続噴
射の場合と使用済容器内の残留ガスを放出する場合に、
前記係止用突出部を前記係止部に係止させて、内容物の
継続噴射をなし得るので、使用済の容器内の残留ガスの
放出を可能とし、また、一旦、係止部に係止させて、内
容物の継続噴射がなされるが、その後、係止用突出部を
係止部から軽い力で開放させ得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の一つの傾斜作動式噴射頭構造
体の縦断面図である。
【図2】本発明は、図1に示した本発明の実施例の一つ
の傾斜作動式噴射頭構造体を容器本体の上端部の内側周
縁部に嵌め込み、噴射頭本体の指圧作動部を作動させて
噴射バルブを開いて噴射口から噴射させた状態であっ
て、噴射頭本体の指圧作動部に設けた係止用突出部が、
その係止用突出部に対して係脱可能であり、前記噴射頭
本体の下端短筒部に設けた係止部が、前記噴射頭本体の
指圧作動部の作動に際し、前記係止用突出部を、前記係
止部の手前位置で停止させて、前記指圧作動部の指圧作
動時間中、内容物の噴射を可能とし、その噴射口から通
常の噴射の状態である傾斜した状態の傾斜作動式噴射頭
構造体の縦断面図である。
【図3】本発明は、図2に示した本発明の実施例の一つ
の傾斜作動式噴射頭構造体を容器本体の上端部の内側周
縁部に嵌め込み、噴射頭本体の指圧作動部を作動させて
噴射バルブを開いて噴射口から噴射させた状態であっ
て、指圧作動時間中、内容物の噴射を可能とし、内容物
の連続噴射の場合と使用済になった容器内の残留ガスを
放出する場合に、前記係止用突出部を前記係止部に係止
させて、内容物の継続噴射を可能とするとともに使用済
になった容器内の残留ガスの放出を可能とし、その噴射
口から内容物の連続噴射を可能とし得る状態である図2
に示した傾斜状態よりさらに傾斜させた状態の傾斜作動
式噴射頭構造体の縦断面図である。
【図4】本発明は、図1乃至図3に示した本発明の実施
例の一つの傾斜作動式噴射頭構造体を容器本体の上端部
の内側周縁部に嵌め込み、噴射頭本体の指圧作動部を作
動させる段階を図1乃至図3により示したのであるが、
その具体的構成を縦断面図で示した傾斜作動式噴射頭構
造体の平面図である。
【図5】本発明は、図1乃至図3に示した本発明の実施
例の一つの傾斜作動式噴射頭構造体を容器本体の上端部
の内側同縁部に嵌め込み、噴射頭本体の指圧作動部を作
動させる段階を図1乃至図3により示したのであるが、
その具体的構成を縦断面図で示した傾斜作動式噴射頭構
造体の縦断面図である。
【図6】本発明は、図1乃至図3に示した本発明の実施
例の一つの傾斜作動式噴射頭構造体を容器本体の上端部
の内側周縁部に嵌め込み、噴射頭本体の指圧作動部を作
動させる段階を図1乃至図3により示したのであるが、
その具体的構成を縦断面図で示した傾斜作動式噴射頭構
造体の底面図である。
【符号の説明】
1 噴射頭本体 2 噴射頭本体
の下端短筒部 3 噴射頭本体の指圧作動部 4 噴射頭本体
の噴射口 5 変形可能な接続構造部分 6 噴射頭本体
の縦方向の流路 7 マウンテンキャップ 8 噴射頭下端
短筒部の外向き小突出部 9 縦方向の流路下端の凹入部分 10 容器本体の
上端部の内側周縁部 11 容器本体 12 マウンテン
キャップの環状凹入部分 13 バルブステムの上端部分 14 マウンテン
キャップに設けた開口部 15 下端短筒部の外向き大突出部 16 指圧作動部
の下方の係止用突出部 17 指圧作動部の凹凸部分 18 下端短筒部
の上縁部の内向き突縁部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下端短筒部の部分と指圧作動部の部分とか
    らなる噴射頭本体の指圧作動部の部分を下端短筒部の部
    分に変形可能な接続構造部分により接続し、前記指圧作
    動部の上面部に指当て部分を形成し、前記指圧作動部の
    前方位置に噴射口を設け、前記指圧作動部の後方位置に
    係止用突出部を設け、その係止用突出部を前記噴射頭本
    体の下端短筒部に設けて、前記噴射頭本体の指圧作動部
    の作動に際し、前記係止用突出部を、前記係止部の手前
    位置で停止させて、前記指圧作動部の指圧作動時間中、
    内容物の噴射を可能とするとともに使用済になった容器
    内の残留ガスの放出を可能とする傾斜作動式噴射頭構造
    体。
  2. 【請求項2】噴射頭本体を、その下端短筒部の部分と指
    圧作動部の部分と、それらの下端短筒部の部分とその上
    部構造の指圧作動部の部分の二つの構成部分の接続構造
    部分により接続し、それらの下端短筒部の部分とその上
    部構造の指圧作動部の部分の二つの構成部分の間を接続
    する変形可能な弾発性接続部により接続して、前記指圧
    作動部の部分を弾発作動し得るようにし、全構成部分を
    合成樹脂などの成形材により一体成形し、前記噴射頭本
    体の上部構造の指圧作動部の上面部分を円形にし、前記
    指圧作動部の周側面部分を上部から下方に向けてわずか
    口径を大きくさせるようにして、円筒形のキャップ状に
    し、前記噴射頭本体の上部構造の下端短筒部の部分の外
    側周縁部を容器本体の上端部のマウンテンキャップの内
    側周縁部に嵌め込み得るようにし、前記噴射頭本体の指
    圧作動部に係止用突出部を設け、その係止用突出部に係
    脱可能な係止部を前記噴射頭本体の下端短筒部に設け
    て、前記噴射頭本体の指圧作動部の作動に際し、前記係
    止用突出部を、前記係止部の手前位置で停止させて、前
    記指圧作動部の指圧作動時間中、内容物の噴射を可能と
    し、内容物の連続噴射の場合と使用済になった容器内の
    残留ガスを放出する場合に、前記係止用突出部を前記係
    止部に係止させて、内容物の継続噴射を可能とするとと
    もに使用済になった容器内の残留ガスの放出を可能とす
    る請求項1記載の傾斜作動式噴射頭構造体。
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