JPH08133217A - 包装装置 - Google Patents

包装装置

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JPH08133217A
JPH08133217A JP29557294A JP29557294A JPH08133217A JP H08133217 A JPH08133217 A JP H08133217A JP 29557294 A JP29557294 A JP 29557294A JP 29557294 A JP29557294 A JP 29557294A JP H08133217 A JPH08133217 A JP H08133217A
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JP
Japan
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packaged
wrapping paper
article
sides
edge folding
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Pending
Application number
JP29557294A
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English (en)
Inventor
Hisashi Hirata
壽 平田
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Maruki Shokai KK
Original Assignee
Maruki Shokai KK
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Publication date
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Publication of JPH08133217A publication Critical patent/JPH08133217A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所謂キャラメル折り包装に関し、被包装物に
ふくらみがある場合、これを矯正して強く包装できる装
置を提供する。 【構成】 被包装物Aを広げた包装紙B上に載せ、前後
縁を上側に巻き付けた後、搬送台12上を搬送し、その
搬送中に両側部に張り出した部分を折り畳む折り畳み片
54,55を設け、その折り畳み動作及び折り畳み後の
粘着テープを貼る間だけ両側部上面を多数の揺動アーム
71に取り付けた押えローラ80をもって押圧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば週刊誌やカタロ
グ類等、主として中綴じされて二つ折に畳まれた紙類を
多数重ねたもの等のようなふくらみのある包装物を、包
装紙をもって緩みなく自動包装する包装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、いわゆる「キャラメル折り包装」
なる包装方法が知られている。これは図10(イ)〜
(ホ)に示すように、被包装物1を包装紙2の中央に置
き、前方側延長部3a及び後方側延長分3bを被包装物
1の前面及び後面に添わせて立ちあげ、次いで立ち上げ
られた後縁及び前縁を被包装物1の上面に巻き付けるよ
うに折り畳み、次いで被包装物1の後部両側に延長され
ている後部両側縁3c,3cを被包装物1の両側面に添
って前方側に折り畳み、前部両側に延長されている前部
両側縁3d,3dを被包装物1の両側面に添って後方側
に折り畳み、次いで上下部側方に延長されている上下部
両側縁3e,3e,3f,3fを両側面に添って折り畳
むようにして包装する方法である(例えば特開昭63−
44404号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の装置にあっては、例えば週刊誌やカタログ類等、主と
して中綴じされて二つ折に畳まれた紙類を多数重ねた被
包装物を包装する場合、その被包装物の前後もしくは左
右に折り畳み部分が重なることとなり、折り畳み状態に
多少でも緩みがあると、被包装物がふくらんだ状態とな
り、そのまま包装すると、積み上げ等によって外力が加
わった際に、折り畳み状態が圧縮され、包装に緩みが生
じるという問題があった。
【0004】本発明は、このような従来の問題に鑑み、
上述した「キャラメル折り包装」に際し、被包装物が折
り畳まれた紙類を多数重ねたものである場合等、被包装
物にふくらみが有る場合、これを矯正して、強く包装す
ることのできる包装装置の提供を目的としたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題を
解決し、所期の目的を達成するための本発明の特徴は、
被包装物を載せて降下する昇降テーブルと、該昇降テー
ブルの降下位置前方側に延長された搬送台と、前記昇降
テーブル上の被包装物の下に敷かれている包装紙の前後
部分を該昇降テーブルの降下時に該被包装物の前後面に
添わせて立ち上げる前部及び後部立ち上げ部材と、前記
昇降テーブルの降下位置で、被包装物の後方側から前進
して包装紙の後端部上縁を被包装物の上面に添わせて前
方側に折り込む後部上縁折り畳み片と、該後部上縁折り
畳み片の前進動作と同時に前進して包装紙の後部両側縁
を被包装物の側面に添わせて前方側に折り込む左右の後
縁部側縁折り畳み片と、前記被包装物の昇降テーブル上
から前記搬送テーブル上への押し出し動作によって包装
紙の前部上縁を被包装物の上面に添わせて後方側に折り
込む前部上縁折り畳み片と、前記押し出し動作によって
包装紙の前部両側縁を被包装物の両側面に添って後方側
に折り込む左右の前部側縁折り畳み片と、前記搬送台上
を搬送中に、被包装物左右の上部に突出した包装紙の上
部両側縁を被包装物の両側面に添わせて下向きに折り込
む左右の上部側縁折り畳み片と、同じく被包装物左右の
下部に突出した包装紙の下部両側縁を被包装物の両側面
に添わせて上向きに折り込む左右の下部側縁折り畳み片
とを備え、かつ、前記搬送台上には、該搬送台上を搬送
される被包装物の左右側部上面を包装紙上から押圧する
側部押え機構を備え、該側部押え機構は、下端側を搬送
方向側に向けて傾斜させた揺動アームの下端に軸受した
押えローラを搬送方向に向けて多数並べて構成してなる
包装装置にある。
【0006】尚、揺動アームは、互いに平行な一対の支
持フレームにその長手方向に向けて一定間隔毎にそれぞ
れ多数支持させ、前記支持フレームの先端部分の数個の
揺動アームに、該揺動アームの両側にそれぞれ押えロー
ラを支持させることが好ましい。
【0007】
【作用】本発明の包装装置にあっては、昇降テーブルの
上に包装紙を置いた状態で、その略中央に被包装物を置
き、昇降テーブルを降下させることによって、前部立ち
上げ部材及び後部立ち上げ部材によって、包装紙の前後
の延長部分が被包装物の前後面に添って立ち上げられ
る。この昇降テーブルの降下時に、被包装物押圧機構が
作動されて被包装物の上面が押圧され、被包装物の緩み
が取られる。
【0008】次いで、後部上縁折り畳み片と後部側縁折
り畳み片とが前進し、包装紙の後縁を被包装物の上面
に、両側縁を側面に添ってそれぞれ前方側に折り畳まれ
る。
【0009】このようにして後部上縁折り畳み片と後部
側縁折り畳み片とが前進し、包装紙の後縁を被包装物の
上面に、両側縁を側面に添ってそれぞれ前方側に折り畳
まれた状態を維持しながら、被包装物は昇降テーブル上
から搬送台上に押し出される。この押し出し動作によっ
て、前部上縁折り畳み片と両前部側縁折り畳み片とによ
って包装紙の前縁及び前部両側縁が、被包装物の上面及
び両側面に添って折り畳まれる。この時、包装紙の後縁
上に前縁が重ねられ、その重なり部分を例えば粘着テー
プにて止める。
【0010】次いで、搬送台上を搬送させることによっ
て、被包装物の上下両側部に延長されている包装紙の上
下両側縁が、上下部の側縁折り畳み片によって、被包装
物の両側面に添って、上縁は下向きに、下縁は上向きに
折り畳まれ、互いに重なり合わされ、その重なり部分を
例えば粘着テープによって止めることにより、包装が完
了する。
【0011】このように搬送台上にて上下部の両側縁の
折り込み及び粘着テープの貼着中において、被包装物の
両側部上面が、側部押え機構によって押えられ、ふくら
みが除かれた状態で包装がなされる。
【0012】また支持フレームの先端側の揺動アームに
複数の押圧ローラを設けることにより、被包装物に対す
る押圧力が、初期状態において幅方向に分散されること
となり、被包装物に加圧跡が残らない。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例を図1〜図9について
説明する。
【0014】図1は、本発明に係る包装装置の全体構成
を示している。この包装装置は、被包装物Aを搭載して
降下する昇降テーブル11と、その降下位置でその昇降
テーブル11と同高さに配置され、前方側に延長配置と
なる搬送台12を有している。昇降テーブル11は上昇
位置で固定テーブル13に開けた窓14下に位置するよ
うに配置されている。
【0015】固定テーブル13下には、上昇位置にある
昇降テーブル11の上面に包装紙を繰り出す包装紙供給
機構15が備えられている。この包装紙供給機構15は
被包装物Aの大きさに応じた所定の大きさの包装紙Bを
その中央が昇降テーブル11上になる位置まで繰り出さ
れるようになっているものであり、包装紙収容部16か
ら吸引ローラ17により1枚ずつ包装紙Bを繰出し、昇
降テーブル11上に通して包装紙前方側収容部18内に
前縁側B1が挿入され、該収容部18内に備えたリミッ
トスイッチが包装紙Bの前縁を感知することにより、繰
出しが停止されるようになっている。
【0016】昇降テーブル11はガイドに沿って鉛直方
向に動作されるようになっており、その駆動はモーター
19をもって上下方向の無端チェーン20を旋回させる
ことによって、昇降テーブル11下の最上昇位置から搬
送台12と同高さ位置まで昇降動作されるようになって
いる。
【0017】昇降テーブル11の前後部には前部立ち上
げ部材21及び後部立ち上げ部材22が備えられてい
る。これらは共に、昇降テーブル11および搬送台12
下に連続させて水平配置に設置された一対の平行な水平
ガイド軸23に対し軸方向に移動自在に支持させた移動
ブロック24,25に支持されて直立されている。
【0018】この後部立ち上げ部材22は板材をもって
構成され、下部に昇降テーブルが通過できる窓22aが
あけられ、被包装物Aを昇降テーブル11上から搬送台
12の上に押し出す押し出し板を兼用している。また、
前部立ち上げ部材21は、水平ガイド軸23に対し、軸
方向に移動自在に支持させた移動ブロック24に上下に
貫通させた棒材をもって構成されており、後述する昇降
レールの昇降動作によって上下動されるようになってい
る。また、両移動ブロック24,25の間隔は、被包装
物Aの前後の幅に応じて調節できるようになっている。
【0019】後部立ち上げ部材22の後方には、これと
間隔を隔てて押出駆動ブロック26が、水平ガイド軸2
3に対して軸方向に移動自在に支持されている。このブ
ロック26は水平ガイド軸23と平行に張設された無端
の往復駆動チェーン27によって往復動作されるように
なっている。またこの押し出し駆動ブロック26には、
上方に直立配置の折り畳み片支持枠28が固定されてい
る。
【0020】支持枠28には、上端に前方側に水平に突
出させた後部上縁折り畳み片29と、中間高さ位置の両
側部に水平方向前方に向けて突出させた左右の後部側縁
折り畳み片30,30が支持されている。左右の後部側
縁折り畳み片30,30はその間隔を被包装物Aの左右
の幅に合わせて調節できるようになっている。また、支
持枠28が支持されているブロック26は、各折り畳み
片29,30の長さだけ、移動ブロック25の後方に間
隔を隔てられている。
【0021】一方、搬送台12の昇降テーブル側端部上
方には、略水平配置の板材からなる前部上縁折り畳み片
31が固定されているとともに、該搬送台12の昇降テ
ーブル側端部両側部には一対の前部側縁折り畳み片3
2,32が直立配置に設置されている。尚、この両前部
側縁折り畳み片32,32はいずれも、その上下に包装
紙の上下部側縁が通過できる間隔をもたせている。
【0022】また前部上縁折り畳み片31の後方には、
被包装物Aの両側部上面を押圧する固定配置の押圧板3
3,33が延長配置に設けられている。
【0023】昇降テーブル11の上方には、被包装物押
圧機構40が備えられている。この機構40は装置本体
に固定した支持台41に3本のエアシリンダ42a,4
2b,42cが前後配置で下向きに固定されており、こ
の各エアシリンダによって3本の押下加圧片43a,4
3b,43cが上下動作されるようになっている。各押
下加圧片43a〜43cは水平横向きに配置され、図2
に示すように、それぞれ2本のガイド軸44,44にガ
イドされて上下に移動できるように設置されている。
【0024】搬送台12は図4,図5に示すように幅方
向の中央部分に間隔を隔てて水平に配置した細長い固定
台50a,50aと、その両固定台の外側に配置した稍
幅広の細長い移動台50b,50bとからなっており、
各台50a,50bは一対の支持台51,51上に支持
されており、この支持台51,51が被包装物Aの高さ
に応じて上下に高さ調節できるようになっている。
【0025】移動台50b,50bはねじ軸52aをモ
ータ52bをもって回転させることにより、両移動板5
0b,50bを上下に貫通している縦軸53,53が水
平方向に移動し、これによって間隔が調整されるように
なっている。
【0026】両移動台50b,50b上に下部及び上部
の側縁折り畳み片54,54,55,55がそれぞれ立
設されており、移動台50b,50bの幅方向の移動に
よって左右の折り畳み片54,54間及び55,55間
の間隔を被包装物Aの左右の幅に応じて調節されるよう
になっている。
【0027】移動台50bには下部側縁折り畳み片54
及び上部側縁折り畳み片55の順に立設されており、下
部側縁折り畳み片54は被包装物Aの進行方向に向けて
上方に傾斜したガイド溝56を有し、また上部側縁折り
畳み片55は進行方向に向けて下向きに傾斜したガイド
溝57を有している。
【0028】また両固定台50b,50b下に前述した
水平ガイド軸23,23が設置されており、これに前述
したブロック24,25,26と同様に第1〜第3のブ
ロック60a,60b,60cが摺動自在に嵌め合わさ
れており、これらのブロック60a〜60cは連結板6
1をもって一定間隔に固定されている。
【0029】第1〜第3の各ブロック60a〜60cに
はそれぞれ第1〜第3の搬送棒62a,62b,62c
が上下に貫通して上下動自在に支持されている。この各
搬送棒62a〜62c及び前述した前部立上部材21は
各々同じ形状をしており、その下端には摺動ローラ63
がそれぞれ取り付けられ、これらは共通の昇降レール6
4上を摺動されるようになっている。
【0030】昇降レール64は、クランク65の回転に
よって水平のまま上下に平行移動されるようになってい
る。
【0031】搬送台12の上方には、前述した押え板3
3,33間において、被包装物Aの上面において、包装
紙Bの前縁B1及び後縁B2の重なり部分に粘着テープ
Dを貼る上面用テーピング装置70が備えられていると
ともに、搬送台12上の前述した上部側縁折り畳み片5
5,55の進行方向側には被包装物Aの両側面において
上下部両側縁の重なり合い部分に粘着テープDを貼る側
面用テーピング装置71,71が備えられている。
【0032】搬送台12の上方の押え板33,33の延
長方向には被包装物Aの側部上面を押える側部押え機構
75,75が備えられている。この側部押え機構75
は、図6,図7に示すように、装置本体に対し、搬送方
向に向けて固定された支持フレーム76を有しており、
その支持フレーム76の下側に長手方向に向けて一定間
隔毎に揺動アーム枢支用の凸部77,77……が多数突
設され、その各凸部77にそれぞれ揺動アーム78がね
じ79をもって枢着されている。この各揺動アーム78
の下端に押えローラ80が軸81をもって回転自在に軸
受されている。
【0033】支持フレーム76の始端側の二つの揺動ア
ーム78,78には左右に一対の押えローラ80,80
が軸受されている。また各揺動アーム78は下端側が送
り方向前方側に向くように上端側がアジャスタ82に当
接されている。
【0034】次に、上述の如く構成される包装装置の動
作について説明する。
【0035】まず昇降テーブル11上においては、昇降
テーブル11が上昇状態にある時、個別の操作スイッチ
の操作もしくは自動動作によって、包装紙供給機構15
が作動し、包装紙Bが繰り出され、昇降テーブル11上
を略中央にし、前縁B1側を収容部18内に収容した状
態で停止する。
【0036】この状態で昇降テーブル11上の包装紙B
上に被包装物Aを載置し(図8(イ))、作動スイッチ
を操作する。これによって昇降テーブル11が降下す
る。この降下の際、包装紙Bの前縁B1側及び後縁B2
側は、前部及び後部立ち上げ部材21,22によって、
被包装物Aの前面及び後面に添って立ち上げられ、前後
縁B1,B2は被包装物Aの前後上方に延長配置となる
(図8(ロ))。
【0037】これと同時にエアシリダ42a〜42cが
作動し、押下加圧片43a〜43cが被包装物Aの上面
を押圧し、これによってふくらみが取り除かれる。
【0038】次いで押出駆動ブロック26が前進動作す
る。この前進動作により後部上縁折り畳み片29が立ち
上っている包装紙Bの後縁B2側後方から被包装物Aの
上面上に押し出されるとともに、両後部側縁折り畳み片
30,30が両側に延長配置にある包装紙の後部両側縁
B3,B3の後方側から被包装物Aの両側面に添って前
進し、これによって包装紙Bの後縁B2側及び立ち上っ
ている後部両側縁B3,B3が被包装物Aの両側面に添
って前方側に折り込まれる(図8(ハ))。
【0039】尚この時、被包装物Aの上面を押圧してい
る押下加圧片43a〜43cは後部上縁折り畳み片29
の前進に伴って後方側のものから順次上昇し、この折り
畳み片29によって押下加圧片上昇後の被包装物Aの戻
りを阻止させている。
【0040】このようにして各折り畳み片が前進して所
定の折り込み動作をした後、押出駆動ブロック26が移
動ブロック25に当接し、これを前方に押し出す。これ
によって移動ブロック24も共に前進動作し、被包装物
Aは前部及び後部立ち上げ部材21,22間に挾まれた
状態で搬送台12上に押し出される。
【0041】この押し出し動作によって被包装物Aが前
部上縁側折り畳み片31下及び左右の前部側縁折り畳み
片32,32間を通ることにより、前面側に立ち上って
いる包装紙Bの前縁B1側が被包装物Aの上面に添って
後方側に、また前部両側部に延長されている前部両側縁
B4,B4が両面に添って後方側にそれぞれ折り畳まれ
る(図9(ニ))。
【0042】押出駆動ブロック26の前進動作時には昇
降レール64は上昇した状態にあり、前部立ち上げ部材
21及び第1〜第3の各搬送棒62a〜62cはいずれ
も上昇位置にある。また押出駆動ブロック26による押
し出し動作により、これらが支持されている移動ブロッ
ク24,25,60a〜60cが1ストローク分だけ押
し出し動作される。そして1ストロークの押出動作が終
了すると昇降レール46が降下し、これによって前部立
ち上げ部材22及び第1〜第3の搬送棒62a〜62c
が、その上端が固定第50aより低くなるまで降下さ
れ、然る後、水平駆動チェーン27が後退動作し、これ
によって押出駆動ブロック26が元の位置まで後退す
る。これに伴って移動ブロック24,25及び60a〜
60cはスプリング72の戻り力によって元の所定位置
まで戻される。この戻り動作が完了後、再び昇降レール
64を上昇させることにより、前部立上げ部材21及び
第1〜第3の搬送棒62a〜62cが上昇し、第1搬送
棒62aが搬送台12の始端部上に押し出された被包装
物Aの後面側に上昇される。このようにして上下動及び
前後動を繰り返すことにより被包装物Aが1ストローク
づつ前進される。
【0043】このようにして1ストローク分押し出され
た被包装物Aは、一対の押え板33,33で上面両側が
押えられた状態で各搬送棒等の戻り動作中にテーピング
装置70により上面中央部分の包装紙Bの前後縁B1,
B2の重なり部分に粘着テープDを貼着する。
【0044】このようにして上面に粘着テープDが貼ら
れた被包装物Aは、次の1ストローク分の搬送により、
側部押え機75,76の下に入るとともに、左右の両側
に延長されている包装紙の上部側縁B5がガイド溝56
内を通ることにより被包装物Aの側面に沿って下側に折
り込まれ(図9(ホ))、更に次の1ストローク分の搬
送により左右の上側に延長されている包装紙Bの下部側
縁部B6がガイド溝57内を通ることにより被包装物A
に添って上側に折り込まれ、更に次の1ストローク分の
搬送中に側面用テーピング装置71によって折り込まれ
た上下部側縁部B5,B6の重なり部分に粘着テープD
を貼着し、包装を完了する。
【0045】尚、上述の実施例では、昇降テーブル上方
に被包装物押圧機構を備えており、ふくらみの大きい被
包装物に対してより有効であるが、本発明では必ずしも
必要ではなく、これがなくてもふくらみが比較的小さい
被包装物にあっては、充分にその目的が達成できる。
【0046】
【発明の効果】上述したように本発明の包装装置におい
ては、被包装物の上面を押圧しつつ包装紙を折り込んで
包装するようにしたことにより、折り状態にゆるみのあ
る紙や冊子類を重ねた被包装物を包装する場合にも包装
後のゆるみのない包装が可能になったものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る装置の一実施例の全体の概略を示
す縦断側面図である。
【図2】同装置の被包装物押圧機構部分の縦断正面図で
ある。
【図3】同装置における水平搬送機構部分を示す部分縦
断側面図である。
【図4】同装置の搬送台部分の平面図である。
【図5】同、縦断正面図である。
【図6】同上の側部押え機構を示す側面図である。
【図7】同、部分底面図である。
【図8】(イ)〜(ハ)は本発明に係る装置による包装
工程の前半を示す斜視図である。
【図9】(ニ)〜(ヘ)は本発明に係る装置による包装
工程の後半を示す斜視図である。
【図10】(イ)〜(ホ)は従来のキャラメル折り包装
工程を示す斜視図である。
【符号の説明】
A 被包装物 B 包装紙 B1 前縁 B2 後縁 B3 後部側縁 B4 前部側縁 B5 上部側縁 B6 下部側縁 D 粘着テープ 11 昇降テーブル 12 搬送台 13 固定テーブル 14 窓 15 包装紙供給機構 16 包装紙収容部 17 吸引ローラ 18 包装紙前方側収容部 19 駆動モータ 20 垂直駆動チェーン 21 前部立ち上げ部材 22 後部立ち上げ部材 22a 窓 23 水平ガイド軸 24,25 移動ブロック 26 押出駆動ブロック 27 水平駆動チェーン 28 折り畳み片支持棒 29 後部上縁折り畳み片 30 後部側縁折り畳み片 31 前部上縁折り畳み片 32 前部側縁折り畳み片 33 押え板 40 被包装物押圧機構 41,51 支持台 42a〜42c エアシリンダ 43a〜43c 押下加圧片 50a 固定台 50b 移動台 52a ねじ軸 52b モータ 53 縦軸 54 下部側縁折り畳み片 55 上部側縁折り畳み片 56,57 ガイド溝 60a 第1移動ブロック 60b 第2移動ブロック 60c 第3移動ブロック 61 連結板 62a 第1搬送棒 62b 第2搬送棒 62c 第3搬送棒 63 摺動ローラ 64 昇降レール 70 上面用テーピング装置 71 側面用テーピング装置 72 スプリング 75 側部押え機構 76 支持フレーム 77 凸部 78 揺動アーム 79 ねじ 80 押えローラ 81 軸 82 アジャスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被包装物を載せて降下する昇降テーブル
    と、該昇降テーブルの降下位置前方側に延長された搬送
    台と、前記昇降テーブル上の被包装物の下に敷かれてい
    る包装紙の前後部分を該昇降テーブルの降下時に該被包
    装物の前後面に添わせて立ち上げる前部及び後部立ち上
    げ部材と、前記昇降テーブルの降下位置で、被包装物の
    後方側から前進して包装紙の後端部上縁を被包装物の上
    面に添わせて前方側に折り込む後部上縁折り畳み片と、
    該後部上縁折り畳み片の前進動作と同時に前進して包装
    紙の後部両側縁を被包装物の側面に添わせて前方側に折
    り込む左右の後縁部側縁折り畳み片と、前記被包装物の
    昇降テーブル上から前記搬送テーブル上への押し出し動
    作によって包装紙の前部上縁を被包装物の上面に添わせ
    て後方側に折り込む前部上縁折り畳み片と、前記押し出
    し動作によって包装紙の前部両側縁を被包装物の両側面
    に添って後方側に折り込む左右の前部側縁折り畳み片
    と、前記搬送台上を搬送中に、被包装物左右の上部に突
    出した包装紙の上部両側縁を被包装物の両側面に添わせ
    て下向きに折り込む左右の上部側縁折り畳み片と、同じ
    く被包装物左右の下部に突出した包装紙の下部両側縁を
    被包装物の両側面に添わせて上向きに折り込む左右の下
    部側縁折り畳み片とを備え、かつ、前記搬送台上には、
    該搬送台上を搬送される被包装物の左右側部上面を包装
    紙上から押圧する側部押え機構を備え、該側部押え機構
    は、下端側を搬送方向側に向けて傾斜させた揺動アーム
    の下端に軸受した押えローラを搬送方向に向けて多数並
    べて構成してなる包装装置。
  2. 【請求項2】 揺動アームは、互いに平行な一対の支持
    フレームに、その長手方向に向けて一定間隔毎にそれぞ
    れ多数支持させ、前記支持フレームの先端部分の数個の
    揺動アームに、該揺動アームの両側にそれぞれ押えロー
    ラを支持させてなる請求項1に記載の包装装置。
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