JPS6152052B2 - - Google Patents

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JPS6152052B2
JPS6152052B2 JP12607882A JP12607882A JPS6152052B2 JP S6152052 B2 JPS6152052 B2 JP S6152052B2 JP 12607882 A JP12607882 A JP 12607882A JP 12607882 A JP12607882 A JP 12607882A JP S6152052 B2 JPS6152052 B2 JP S6152052B2
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JP
Japan
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conveyor
laminate
film
compression
pressing plate
Prior art date
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Application number
JP12607882A
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JPS5926430A (ja
Inventor
Minoru Aoki
Fukumatsu Matsushita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichiro Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nichiro Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nichiro Kogyo Co Ltd filed Critical Nichiro Kogyo Co Ltd
Priority to JP12607882A priority Critical patent/JPS5926430A/ja
Publication of JPS5926430A publication Critical patent/JPS5926430A/ja
Publication of JPS6152052B2 publication Critical patent/JPS6152052B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Packaging Of Special Articles (AREA)
  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、新聞など折帖印刷物などの積層物を
圧縮しこれをフイルム包装する装置であつて、と
くに、その包装の荷姿を美麗にし、しかも、高速
をもつてその包装をなさんとする積層物の高速圧
縮包装装置に関するものである。
「従来の技術」 新聞など折帖印刷物の積層されたものは、単
に、平らな紙を積み重ねたものと大きく相違して
いる。
その代表的な1例として、朝刊24頁のものを
100部積層したものが、第5図aで示されてい
る。これは新聞紙6枚を4つ折にしたもので、こ
れを25部宛向きを変えて積層したものである。
これは、通常、点Bと点Dの高さは共に高く、
点B′(点Bの向う側にあつて見えない偶部であ
る)と点Cの高さはこれより約60m.m.程度低く
なつている。
そして、これが包装機に送り込まれてきた時、
点Bの部分(これは切先コーナーと称される)
は、包装のためのフイルムによつてその部分の近
辺が折り曲げられて不良包装となることが屡々あ
る。
すなわち、従来のこの種包装機の殆んどは、例
えば特公昭47―2392号公報に示されるように、前
後に昇降可能の圧縮装置を設け、その中間にフイ
ルムとその溶着切断装置を設けているので、前面
上下に垂下したフイルムの手前の圧縮コンベヤー
で、先ず積層物を圧縮し、これをフイルムに向け
移行させる時、積層物の前端上部、とくに、前記
切先コーナーが圧縮コンベヤーより離れるにつれ
膨らんで高くなり、これが、そのまま、フイルム
で覆われて後方の圧縮コンベヤーの下に入る。こ
の時積層物の後半部は手前の圧縮コンベヤーで圧
縮されていてその前半部は、単に、フイルムで覆
われた状態であるので、後方の圧縮コンベヤーに
入る時、切先コーナー近辺が、折曲げられること
になる。
これを避けんとして、後方の圧縮コンベヤーの
位置をやや高くすることが考えられるが、これで
も切先コーナーの折り曲がりを皆無にすることは
できないし、圧縮コンベヤーを高くすることは、
それだけフイルムを浪費することになるし、また
包装完了後圧縮を解放した時荷姿の乱れとなつて
現れる。
これらの問題を解決せんとして本出願人は、さ
きに、特願昭57―63406号(特開昭58―183415号
公報参照)としてその発明を出願した。
これは、フイルムの手前の圧縮装置に、積層物
の前進とともに、これにつれて一緒に前進する押
圧板を設け、とくに、積層物の前面とその前上面
とをフイルムで被覆する時、この押圧板をもつて
積層物上面を軽く押圧保護しながら被覆するよう
にしたものである。
ところが、これは押圧板による積層物の押圧力
の調整が難しく、もしこれが軽過ぎると押圧板が
積層物の前進とともに一緒に前進せず、これが取
残された状態となつて切先コーナーの押圧保護と
いう所期の目的を達成することができない。
また、その装置の構造では、押圧板をエアーシ
リンダーで後退させる時には、最初急速に後退さ
せ、中間からは漸次減速して静かに停止させるこ
とが望まれるが、最初急速に後退させるとその速
さでそのまま枠体に衝突するため途中に減速装置
または緩衝装置等の追加を要するなどの欠点があ
ることが判明した。
「発明が解決しようとする問題点」 本発明は、前記せる特願昭57―63406号出願の
ものでは、押圧板による押圧力の調整が難しいの
で、積層物と一緒にこれにくつついて前進する筈
の押圧板が、一緒に前進しないで取残されてしま
つて、その目的を達成できないという問題と、押
圧板を急速に後退させ静かに停止させるというこ
とができないという二つの問題を同時に解決せん
とするものである。
「問題点を解決するための手段」 本発明は、 積層物を間欠的に移送する第1コンベヤーと第
2コンベヤーとを並設し、 第1コンベヤーの上方に圧縮装置を昇降自在に
設け、また第2コンベヤーの上方に第2上部コン
ベヤーを昇降自在に設け、 そして第1コンベヤーと第2コンベヤーとの間
に、上部および下部のフイルム送り出しローラー
で送り出されたフイルムを張設し、 またその前方に上部シーラーと下部シーラーを
出没可能に設けた包装装置をおいて、 圧縮装置の下面に押圧板を第1コンベヤーの駆
動による積層物の前進とともに、エアーシリンダ
ーなどの駆動力で前進させるようにしたものであ
り、 またエアーシリンダーなどの駆動力で前後方向
に移行する水平動体を圧縮装置に設け、この水平
動体に押圧板の後端をピンで枢着したものであ
る。
さらに、 前記せるような包装装置において、 圧縮装置の下面に水平動体の前後摺動とともに
移行する押圧板を設け、 その上にエアーシリンダーなどの駆動力で前後
摺動する移動枠を設ける。
移動枠の左右両側に、それぞれ鎖車を回転自在
に取付ける。
一方の鎖車には、その前面側にチエーンを掛け
渡してチエーンの一端は圧縮装置の枠体に、その
他端は水平動体に固定する。
他方の鎖車には、その後面側にチエーンを掛け
渡してチエーンの一端は圧縮装置の枠体、他端は
水平動体に固定したものである。
「作 用」 第1コンベヤーで圧縮装置の下に送られた積層
物は、圧縮装置の下降で、その押圧板により圧縮
される。
その前方に上下フイルムを繰り出し積層物を前
進させるが、この時押圧板を、エアーシリンダー
などで、積層物の上面を押圧した状態で、積層物
の前進と同速で、積極的に前進させる。
押圧板の前方部は前記上下フイルムで積層物と
ともに被覆される。
次に圧縮装置を上昇させ押圧板を後退させる。
押圧板は後端は、圧縮装置の水平動体にピンで枢
着しているので、圧縮装置の前記急激な上昇で、
その先端は慣性により取残された状態となつて、
積層物の上面に軽く接しながら後退する。
続いて、第2上部コンベヤーの下降で積層物の
前方部分をフイルムとともに加圧する。
この加圧は、押圧板の後退と入れ換えになされ
る。したがつて、積層物は膨脹する暇がなく、第
2上部コンベヤーの加圧によりフイルムで被覆さ
れる。
積層物は、さらに前方に送られ、フイルムの後
端は上下部シーラーで溶着切断され、フイルム包
装がなされる。
前記、押圧板の積極的の前進と後退は、次のよ
うにしてなされる。
すなわち、エアーシリンダーの作動で移動枠を
前進させると、一方の鎖車はその前面側に掛つて
いるチエーンを押して進み、チエーンの他端が固
定されている水平動体はピンを介して押圧板を積
極的に前進させる。
押圧板を後退させる時は、エアーシリンダーを
反対方向に作動させると、今度は他方の鎖車が、
その後面側に掛つているチエーンを押して進み前
記と同様に押圧板を後退させる。
「実施例」 本発明装置の1実施例を示す図面についてこれ
を詳細に説明する。
第1図において、1はフレーム、2は間欠的に
駆動される第1コンベヤー、3は昇降自在の圧縮
装置、4は間欠的に駆動される第2コンベヤー、
5は第2コンベヤー4と1対をなす第2上部コン
ベヤー、6はシヤツターで第1コンベヤー2上に
載せられて前進してきた積層物S(第5図a参
照)の前面の姿勢を正しく揃えるもので、揃えた
後は左右に開く。
7は上方より送り出されたフイルム、7′は下
方より送り出されたフイルム、Bはエアーシリン
ダー9の作動で昇降する上部シーラー、B′はエア
ーシリンダー9′で昇降する下部シーラーであつ
て下部シーラーS′が昇降する時は中間ローラー1
0′はフイルム7′の送り出しローラー10軸を中
心として上方へ揺動する。11は上方のフイルム
7の送り出しローラーである。
次に本装置の要部である圧縮装置3を、第2図
ないし第4図について説明する。
12は枠体で両側に支持板13,13を垂下す
る。枠体12には貫通軸14を貫通せしめ、これ
に、ピニオン15,15を取付ける。支持板13
の下端にはコロ16を設ける。
17,17′はフレーム1に固定した案内棒で
前記コロ6を案内する。18,18はラツクで前
記ピニオン15,15と噛合う。
19はエアーシリンダーでそのピストンロツド
20の先端に設けた接続頭21は、一方のコロ1
6軸に接続され、エアーシリンダー19の作動で
枠体12は昇降する。
22,22は枠体12に直角状に固定したブラ
ケツト22,22の下部には前後に亘つて案内棒
23,23を水平に固定する。
案内棒23,23には水平動体24のボス部2
5,25を遊嵌する。一方26は押圧板でその後
方上面に支板27,27を固定し、この支板2
7,27に、前記水平動体24の左右両側後端に
取付けたピン28,28を枢着する。
29,29はばねであつて、その前端は、第4
図で示すように、押圧板26の稍前方に取付けた
スプリング掛30に引掛け、その後端は水平動体
24の前部に設けたスプリング掛31に引掛け
る。
したがつて押圧板26は、水平動体24のボス
部25,25が案内棒23,23に遊嵌されてい
ることによつて、この案内棒23,23に沿つて
前後に摺動することができるとともに、押圧板2
6に固定した支板27,27に水平動体24のピ
ン28,28が枢着されているので、この押圧板
26は水平動体24の前後摺動とともに前後に移
動し、かつそのピン28,28を中心として下方
に傾斜することができる。前記のばね29は押圧
板26を常に軽く上昇する方向に釣上げ、この釣
上げによつて押圧板26の前端は、ブラケツト2
2,22の前端下部に設けたローラー31,31
と、常に、軽く接触する。
次に押圧板26を前後に摺動させる機構につい
て説明する。
両ブラケツト22,22の前端および後端に連
結板35,35を取付け、この連結板35,35
間に2本の案内杆36,36を並設する。
34は移動枠であつて、第3図に示すとおりそ
の前後両辺34′,34″は案内杆36,36に挿
通され移動枠34は案内杆36,36に沿つて前
後に摺動することができる。この移動枠34は、
後で詳記するように、水平動体24を介して押圧
板26を積極的に前後に移行させるものである。
37はエアーシリンダーであつてそのシリンダ
ーヘツド37′は前方の連結板33に固定され、
そのピストンロツド38端は移動枠34の後辺3
4″に固定される。
したがつてエアーシリンダー37の作動でピス
トンロツド38が前後に移動することによつて移
動枠4は案内杆36,36に沿つて前後に摺動す
る。
なおエアーシリンダー37の代りにモーターで
スクリユーを回して移動枠34を移動させるよう
にしてもよい。
39は鎖車であつて移動枠34の前辺34′の
一側に固着したピン40に遊嵌している。
41はチエーンであつて、第4図において、そ
の一端は、枠体12の下面に固定した固定片43
に固定し、これを鎖車39の前面半周に掛け渡
し、その他端は水平動体24に設けた固定片44
に固定される。
後方の鎖車45は第3図に示す通り、移動枠体
34の後辺34″の他側に固着したピン40′に遊
嵌されていて、第4図においてその後面半周に掛
けられたチエーン46の一端は同第3図に示す通
り水平動体24に設けた固定片47に固定し、他
端は枠体12の下面に設けた固定片48に張加減
を程良く調節して固定する。
この機構の作用を説明する。
第3図および第4図の状態において、エアーシ
リンダー37のピストンロツド38を縮める方向
に作動させると、そのピストンロツド38の移動
枠34を前方に押進させる。これとともに、移動
枠34の一側に遊嵌された一方の鎖車39は、右
回りしながら、前面側に掛つているチエーン41
を押して進み、その結果チエーン41は固定片4
4を介して水平動体24を前方に押し進め、水平
動体24はピン28,28を介して押圧板26を
前進させる。この前進速度はピストンロツド38
の速度の2倍の速さである。この場合他側の鎖車
45は、前記鎖車39のように、そのチエーン4
6が前面側に掛つていないので、水平動体24の
前進に伴うチエーン46の移動により、チエーン
46上を、単に、右回りに回転しつつ移動枠34
の移動とともに前進するだけである。
鎖車39が前進して停止する位置は第4図にお
いて、鎖線で示され、鎖車45の停止する位置も
鎖線で示される。
次に、この状態でエアーシリンダー37を作動
させてピストンロツド38を延ばす方向に作動さ
せると、今度は鎖車45の方や、後退方向側に掛
つている。そのチエーン46を左回りしながら押
して進み、その結果押圧板26をピストンロツド
38の2倍の速度で後退させる。
この場合鎖車39はチエーン41の開放側に移
行するので、押圧板26の後退に伴つて、単に、
チエーン41上を左回りに回転しながら後退す
る。
このようにして押圧板26を積極的に前進ある
いは後退させる。
本装置全体の作用を説明する。
積層物Sは、第5図aで示すように、第1コン
ベヤー2で圧縮装置3下に送られたシヤツター6
でその前面の姿勢が正しく揃えられる。
次に、第5図bで示すように、圧縮装置3が下
降し、押圧板26の先端26′が積層物Sの前面
より多少出た状態で積層物Sを圧縮する。その加
圧中にシヤツター6は左右に開かれる。
圧縮装置3を下降するにはエアーシリンダー1
9(第2図参照)を作動させてそのピストンロツ
ド20を下降せしめて枠体12を下降させてこれ
を行う。圧縮が終れば、上下フイルム7,7′の
送り出しローラー11,10を同時に駆動し積層
物Sを前進させる。(第5図c参照)。これと同時
に、押圧板26は、エアーシリンダー37を、そ
のピストンロツド38を縮める方向に作動させる
ことによつて、先に説明したとおりの作動によ
り、積層物Sの上面を押圧した状態で積層物Sの
前進とともに、これと同速で、積極的に前進す
る。
次に、エアーシリンダー19のピストンロツド
20を上昇せしめることによつて、第5図dで示
すように、圧縮装置3を上昇させる。これと僅か
に遅れたタイミングで押圧板26を後退させる。
押圧板26を後退させるには、先に説明したと
おり、エアーシリンダー37のピストンロツド3
8を伸ばす方向に作動させることによりこれを行
う。
この時、押圧板26は、その後方の支点、すな
わちピン28,28の部分が圧縮装置3の上昇と
ともに、急激に上昇するので、押圧板26の先端
26′は慣性により取残された状態となつて同図
示のように前傾する。(この状態は第4図で2点
斜線でも示されている。)したがつて押圧板26
の先端26′は積層物Sの上面に軽く接しながら
後退する。(なおこの場合ばね29(第4図参
照)の引揚げ力は前記のように極めて小さいもの
である。) また、押圧板26の先端26′と積層物Sとの
摩擦係数は、積層物S同志の摩擦係数より小さい
ので、先端26′の後退によつて荷崩れは生じな
い。
引続いて、第5図eで示すように、第2上部コ
ンベヤー5を下降させ、積層物Sの前方部分をフ
イルム7,7′で覆いながらフイルム7,7′とと
もに加圧する。この加圧は押圧板26の後退と入
れ換えになされる。すなわち積層物Sの切先コー
ナー部を押圧板26で軽く押圧しながらフイルム
7,7′で被覆し、そして積層物Sに膨脹する暇
を与えず、第2上部コンベヤー5の加圧でフイル
ム7,7′の被覆がなされる。
第5図fは積層物Sの後端が上下部シーラー
8,8′間を通過し、第2コンベヤー4と第2上
部コンベヤー5が停止した時の状態であつて、こ
の時中間ローラー10′は上方に退避し、下部シ
ーラー8′の通路を形成する。
そしてフイルム7,7′の後端は上下部シーラ
ー8,8′で溶着切断され、この包装を完了した
積層物Sは前方に送り出される。
前記溶着切断の動作中に、次の包装すべき積層
物は第1コンベヤー2に送り込まれる。
「発明の効果」 本発明は、このように、新聞など折帖印刷物の
積層物を圧縮してフイルム包装するに当つて、圧
縮装置で圧縮した積層物の前進とともにこれと同
速で押圧板を前進させ、また積層物の前進ととも
に、その前部をフイルムで被覆し、そして圧縮装
置の上昇とともに押圧板が後退する時、積層物の
切先コーナーをこの押圧板で軽く押圧保護しなが
らフイルムでこれを被覆して行くので、切先コー
ナー部がフイルムないしは第2上部コンベヤーの
押圧で折り曲がるようなことが全くなくなる。
また圧縮装置で圧縮された積層物は、第2上部
コンベヤーで押圧するので圧縮装置の押圧の解除
によつて、再び、これが膨脹するようなことがな
くなるので、フイルムの使用面に無駄がなくなる
し、第1コンベヤーの再駆動時における荷崩れな
ど全く起らず美麗にフイルム包装をすることがで
きるとともに、積層物の移送時間を大巾に短縮で
きる。
また、押圧板の後端を水平動体にピンで枢着し
たことによつて、押圧板の後退時に、これが前傾
姿勢をとり得るようにしたので、押圧板と第2上
部コンベヤーとの連携動作を、より、一層、敏速
になし得、しかも押圧板後退による積層物の乱れ
を皆無にすることができる。
そして押圧板の前進および後退はエアーシリン
ダーなどの駆動力でこれを自から積層物に行うの
で、積層物に対する押圧板の押圧力に多少の軽重
があつても、積層物の切先コーナーを押圧板で押
圧保護しながらフイルムで被覆する、という目的
を完全に達成することができるし、またその前進
の停止とくに後退の停止をスムーズに行うことが
できるので、停止時に水平動体ないしは移動枠体
などがこの装置の枠を構成するブラケツトの連結
板に衝突するようなことが全くなくなる。
またその前進および後退は極めて単純な機構を
もつてなし得てそしてこれをコンパクトに形成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本装置全体の縦断側面図、第2図は圧
縮装置の斜視図、第3図はその平面図、第4図は
第3図のA―A線断面図、第5図は圧縮包装の工
程図であつて同図aは圧縮装置の下に積層物が送
られてきたもの、同図bはその圧縮をなしている
もの、同図cは積層物とともに押圧板が前進した
もの、同図dは圧縮装置が上昇せんとしているも
の、同図eは第2上部コンベヤーの下降で積層物
の圧縮を始めたもの、同図fは第2上部コンベヤ
ーで圧縮完了したものを示す。 2……第1コンベヤー、3……圧縮装置、4…
…第2コンベヤー、5……第2上部コンベヤー、
7,7′……フイルム、8……上部シーラー、
8′……下部シーラー、10,11……フイルム
送り出しローラー、12……枠体、24……水平
動体、26……押圧板、28……ピン、34……
移動枠、37……エアーシリンダー、39……鎖
車、41……チエーン、45……鎖車、46……
チエーン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 積層物を間欠的に移送する第1コンベヤーと
    第2コンベヤーとを並設し、第1コンベヤーの上
    方に圧縮装置を昇降自在に設けるとともに、第2
    コンベヤーの上方に第2上部コンベヤーを昇降自
    在に設け、第1コンベヤーと第2コンベヤーとの
    間に、上部および下部のフイルム送り出しローラ
    ーへ送り出されたフイルムを張設するとともにそ
    の前方に上部シーラーと下部シーラーを出没可能
    に設けた包装装置をおいて、圧縮装置の下面に押
    圧板を第1コンベヤーの駆動による積層物の前進
    とともに、エアーシリンダーなどの駆動力で前進
    させるようにした積層物の高速圧縮装置。 2 圧縮装置に、エアーシリンダーなどの駆動力
    で前後方向に移行する水平動体を設け、これに押
    圧板の後端をピンをもつて枢着した特許請求の範
    囲第1項記載の積層物の高速圧縮包装装置。 3 積層物を間欠的に移送する第コンベヤーと第
    2コンベヤーとを並設し、第1コンベヤーの上方
    に圧縮装置を昇降自在に設けるとともに、第2コ
    ンベヤーの上方に第2上部コンベヤーを昇降自在
    に設け、第1コンベヤーと第2コンベヤーとの間
    に上部および下部のフイルム送り出しローラーで
    送り出されてフイルムを張設するとともに、その
    前方に上部シーラーと下部シーラーを出没可能に
    設けた包装装置において、圧縮装置の下面に水平
    動体の前後摺動とともに移行する押圧板を設け、
    その上にエアーシリンダーなどの駆動力で前体摺
    動する移動枠を設け、移動枠の左右両側に、それ
    ぞれ、鎖車を回転自在に取付け、一方の鎖車には
    その前面側にチエーンを掛け渡してチエーンの一
    端は圧縮装置の枠体にその他端は水平動体に固定
    し、他方の鎖車にはその後面側にチエーンを掛け
    渡してそのチエーンの一端は前記圧縮装置の枠体
    にその他端は水平動体に固定した積層物の高速圧
    縮包装装置。
JP12607882A 1982-07-20 1982-07-20 積層物の高速圧縮包装装置 Granted JPS5926430A (ja)

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JPS6152052B2 true JPS6152052B2 (ja) 1986-11-11

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JPH0314266U (ja) * 1989-06-26 1991-02-13

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JPS5926430A (ja) 1984-02-10

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