JPH08124761A - チップ形インダクタおよびその製造方法 - Google Patents

チップ形インダクタおよびその製造方法

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JPH08124761A
JPH08124761A JP6253832A JP25383294A JPH08124761A JP H08124761 A JPH08124761 A JP H08124761A JP 6253832 A JP6253832 A JP 6253832A JP 25383294 A JP25383294 A JP 25383294A JP H08124761 A JPH08124761 A JP H08124761A
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Japan
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core
winding
coil
magnetic
wire
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JP6253832A
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Hiroyuki Masuda
浩之 増田
Kinya Iri
欣也 入
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インピーダンス特性がばらつかず、量産性及
びインピーダンス特性が優れたチップ形インダクタ及び
その製造方法を提供する。 【構成】 コイル状導線1が磁性コア2の中に埋設さ
れ、該磁性コア2の両端面に導電性被膜から成る外部電
極3、3が形成されたもので、コイル状導線1の各巻回
導線間の隙間には無機質材層5が介在している。この無
機質材は、誘電材、絶縁材、磁性材などである。このイ
ンダクタは、例えば、押出成形機により磁性体原料粉末
と結合材を混練した混練材の棒体を形成し、この棒体に
導線を巻回し、この外周に、第2の押出成形機により無
機質材と結合材を混練した混練材を被覆し、さらに、そ
の外周に第3の押出成形機により磁性体原料粉末を含む
混練材を被覆した後、焼成し、所定の長さに切断してイ
ンダクタ本体を作成し、次いで、その磁性コア2の両端
に導電ペーストを塗布、焼き付けて外部電極3,3を形
成することにより製造される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、焼成した磁心を用いた
チップ形インダクタ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、チップ形インダクタの製造方法と
して、磁性体原料粉末と結合材を混練した混練材料を加
圧して直方体又は円柱体に成形後に焼成して成る磁性体
棒に導線を巻回してコイルを卷装し、コイルを覆って磁
性体原料粉末と結合材の混練材で外装を施した後、焼成
して成るものが知られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したチップ形イン
ダクタは、コイルが磁性コアで覆われているので、コイ
ルを囲んで周回状の磁気回路が形成され、そのため、イ
ンダクタンス値が高く、又、磁性コアの外に漏洩する磁
界がほとんど無くなる。したがって、チップ形インダク
タを近接して配置してもインダクタとしての特性に影響
を与えることがなく、回路基板等への部品の搭載密度を
高める事ができるという利点がある。
【0004】しかしながら、このインダクタの製造方法
は、量産性に欠けると共に外装の混練材の焼成時の収縮
により、コイルの内部の磁性体棒にコイルの導線およ
び、又は導線と導線の隙間を介して圧力が加わるため、
その磁気特性に悪影響を及ぼし、インピーダンス特性の
劣化を招くという不具合があった。
【0005】本発明は、従来のこのような不具合を解消
し、量産性及びインピーダンス特性が優れるとともにイ
ンピーダンス特性がばらつかないチップ形インダクタ及
びその製造方法を提供することをその目的とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1記載のチップ形インダクタは、コイル状
導線と、焼成により形成され該コイル状導線を埋設した
磁性コアとから成り、該磁性コアの両端部には、該両端
部に露出したコイル状導線の両端部に接続される導電薄
膜から成る外部電極が形成され、前記コイル状導線の各
巻回導線間の隙間に無機質材が介在することを特徴とす
る。前記無機質材は、磁性材であるか、又は、誘電材で
あることが好ましい。請求項4記載のチップ形インダク
タの製造方法は、磁性体原料粉末と結合材を混練した混
練材の押出し成形により巻芯を形成し、該巻芯に導線を
コイル状に巻回した後、無機質材の押出し成形により、
導線を巻回した巻芯を無機質材で包囲して各巻回導線間
の隙間に無機質材を充填し、次いで前記混練材の押出し
成形により外被体を形成し、巻芯、無機質材及び外被体
を焼成した後所定の長さに切断して、各巻回導線間の隙
間に無機質材が介在するコイル状導線が磁性コアに埋設
された複数のチップ形インダクタ本体を作成し、該磁性
コアの両端部に導電被膜を形成して、露出した前記コイ
ル状導線の端部に接続する外部電極を形成したことを特
徴とする。請求項5記載のチップ形インダクタの製造方
法は、磁性体原料粉末と結合材を混練した混練材の押出
し成形により巻芯を形成し、該巻芯に導線をコイル状に
巻回した後、無機質材を吹き付けるか、またはディップ
して、導線を巻回した巻芯を無機質材で包囲してコイル
状導線の各巻回導線間の隙間に無機質材を充填し、次い
で前記混練材の押出し成形により外被体を形成し、巻
芯、無機質材及び外被体を焼成した後所定の長さに切断
して、各巻回導線間の隙間に無機質材が介在するコイル
状導線が磁性コアに埋設された複数のチップ形インダク
タ本体を作成し、該磁性コアの両端部に、導電被膜を形
成して、露出した前記コイル状導線の端部に接続する外
部電極を形成したことを特徴とする。請求項6記載のチ
ップ形インダクタの製造方法は、磁性体原料粉末と結合
材を混練した混練材の押出し成形により巻芯を形成し、
該巻芯に導線及び絶縁性線材をコイル状に巻回して、コ
イル状導線の各巻回導線間の隙間に絶縁性線材を介在さ
せた後、前記混練材の押出し成形により外被体を形成
し、ついで、巻芯、絶縁性材及び外被体を焼成した後所
定の長さに切断して、各巻回導線間の隙間に絶縁性材が
介在するコイル状導線が磁性コアに埋設された複数のチ
ップ形インダクタ本体を作成し、該磁性コアの両端部
に、導電被膜を形成して、露出した前記コイル状導線の
端部に接続する外部電極を形成したことを特徴とする。
請求項4、5又は6記載のチップ形インダクタの製造方
法において、前記巻芯の磁性体原料粉末と結合材の混合
比率を、外被体の磁性体原料粉末と結合材の混合比率と
同じにし、且つ前記巻芯の磁性体原料粉末の粒径を、外
被体の磁性体原料粉末の粒径と同じにして、巻芯の焼成
時の収縮率を外被体の収縮率と同じにすることが好まし
い。
【0007】
【作用】請求項4記載の製造方法においては、磁性体原
料粉末と結合材を混練し、その混練材の押出し成形によ
り巻芯を形成する第1工程と、巻芯に導線をコイル状に
巻回する第2工程と、無機質材の押出し成形により、導
線を巻回した巻芯を無機質材で包囲して各巻回導線間の
隙間に無機質材を充填する第3工程を、請求項5記載の
製造方法においては、前記第1行程と第2行程と無機質
材を吹き付けるか、またはディップして、導線を巻回し
た巻芯を無機質材で包囲してコイル状導線の各巻回導線
間の隙間に無機質材を充填する工程を、請求項6記載の
製造方法においては、前記第1工程と、該巻芯に導線及
び絶縁性線材をコイル状に巻回して、コイル状導線の各
巻回導線間に絶縁性線材を介在させる工程をそれぞれ経
た後、いずれの製造方法も、前記混練材の押出し成形に
より導線を巻回した巻芯を包囲して外被体を形成する第
4工程と、巻芯と無機質材または絶縁性線材と外被体を
焼成する第5工程と、所定の長さに切断して複数のチッ
プ形インダクタ本体を作成する第6工程を経ることによ
り、複数のチップ形インダクタ本体を同時に製造するこ
とができる。前記巻芯の磁性体原料粉末と結合材の混合
比率を、外被体の磁性体原料粉末と結合材の混合比率と
同じにし、前記巻芯の磁性体原料粉末の粒径を外被体の
磁性体原料粉末の粒径と同じにして、いずれも巻芯の焼
成時の収縮率を外被体の収縮率と同じにすると、外被体
の焼成時の収縮による応力が、導線および又は巻回導線
と巻回導線の隙間を介して巻芯に作用しないので、イン
ダクタのインピーダンス特性が損なわれない。
【0008】巻芯に導線をコイル状に巻回し、次いで前
記混練材の押出し成形により導線を巻回した巻芯に外被
体を形成したとき、コイル状導線の各巻回導線の間の隙
間にまで混練材が侵入しないため、作成されたチップ形
インダクタ本体において、コイル状導体の各巻回導線間
に隙間ができ、磁性コアの両端に導電ペーストなどを塗
布して外部電極を形成したとき、この隙間に導電ペース
トが侵入し端部の巻回導線に接触してインピーダンスが
変化するという不具合が生ずることがあるが、本発明に
よれば、巻芯に巻回したコイル状導線の各巻回導線間に
形成される隙間に無機質材が充填されるので、チップ形
インダクタ本体の磁性コアの両端部に導電被膜から成る
外部電極を形成したとき、導電ペーストなどが端部の巻
回導線に接触せず、したがって、インピーダンス値がば
らつかない。この無機質材が誘電材であるときは、イン
ダクタをノイズ除去に使用する場合、巻線間の分布容量
が大きくなり、誘電材層が無い従来のものに比べて信号
の減衰特性が急峻になり、周波数選択特性に優れたもの
が得られ、伝送する信号とノイズとして低減する必要の
ある周波数が接近している場合に有効である。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明方法により製造されたチップ形イ
ンダクタを示す。同図において、1は、線径20〜10
0μmの銀線から成る導線を巻回したコイル状導線、2
は、このコイル状導体1を埋設する例えばフエライトか
ら成る直方体形状(例えば、L:1.0〜10.0m
m,W:0.5〜10.0mm,H:0.5〜10.0
mm,e:0〜4.0mm)の磁性コア、3、3は、こ
の磁性コア2の両端面を被覆し、かつ該両端面に露出し
た前記コイル状導線1の両端末4、4が接続された外部
電極である。この外部電極3、3は、例えば銀の薄膜か
ら成る電極で、その上にニッケルメッキおよび鉛−錫メ
ッキが施される。
【0010】上記磁性コア2は、コイル状導線1の巻芯
となるその内部の磁性体と、コイル状導線1を被覆する
外被体としての磁性体とから成り、内部の磁性体は、例
えば、組成が鉄・ニッケル・亜鉛・銅から成り、粒径が
0.7μmである磁性体原料粉末と、グリセリン・セル
ロースの結合材とから成り、その磁性体原料粉末と結合
材の混合比率が100:8である混練材を円柱状に形
成、焼成したもので、透磁率が、例えば100、焼成時
の収縮率が、例えば、1.3であり、外被体としての磁
性体は、前記内部の磁性体と同じ組成および粒径の磁性
体原料粉末と、同じ結合材とから成り、その磁性体原料
粉末と結合材の混合比率も前記内部の磁性体と同じであ
る混練材料を焼成したもので、この収縮率であると、成
形時に、前記H,Wがそれぞれ4.16mmで、コイル
状導線1の内部の巻芯がφ2.6mmであったのが、焼
成時において、H,Wがそれぞれ3.2mm、前記巻芯
の磁性体がφ2mmとなり、コイル状導線1と巻芯の磁
性体との間の間隙が零に形成された。5は、内部の磁性
体と外被体としての磁性体との間に介在する磁性材、誘
電材、ガラス等の無機質材層である。
【0011】無機質材層5が例えば、BaTiO3,M
gTiO3,SrTiO3,CaTiO3,TiO2あるい
はこれらを組み合わせたものを主成分とするセラミック
から成る誘電材層である場合、インダクタをノイズ除去
に使用するときは、各巻回導線間の分布容量が大きくな
り、図2に実線で示すように、誘電材層が無い従来のも
の(破線で示す)に比べて信号の減衰特性が急峻にな
り、周波数選択特性に優れたものが得られ、伝送する信
号とノイズとして低減する必要のある周波数が接近して
いる場合に有効である。(図2の特性は、信号源を50
オームの抵抗及びインダクタを介して50オームの抵抗
に接続し、該50オームの抵抗端に電圧計を接続した測
定回路を用いて測定した。) 次に、図1に示す、本発明に係るチップ形インダクタの
製造方法について説明する。
【0012】図3に示すように、例えば、前述のような
混合比率の結合材Sと磁性体原料粉末Bとを混練機6で
混練して磁性体原料粉末と結合材を均一化し、この混練
した混練材7を1次押出成形機8に加圧供給し、1次押
出成形機8の出口から成形された所望の、例えば0.5
〜10mmの径の巻芯としての棒体9を、例えば30m
/秒の速度で押出す。この棒体9は、例えば、乾燥機
(図示しない)で乾燥した後、巻線機10により導線1
1を巻回し、この導線11を巻回した棒体9を2次押出
成形機12に送入する。この2次押出成形機12には、
あらかじめ、混練機13で混練した前記誘電材、磁性材
等の無機質材および前記結合材から成る混練材14を加
圧供給してあるので、2次押出成形機12から送出され
た導線11を巻回した棒体9の外周は混練材14で被覆
される。巻線及び混練材14が施された棒体9は、さら
に、3次押出成形機15に送入される。この3次押出成
形機15には、1次押出成形機8に加圧供給した混練材
7と同じ混練材7aを加圧供給してあるので、この成形
機15により棒体9の上に巻回した導線11および混練
材14が混練材7aで被覆され、外被体が形成される。
この後、焼成炉の大きさ又は、下に敷くセッタの形状に
合わせて切断して、600〜1000℃、例えば900
℃で焼成し、個々のインダクタの寸法に合わせてカッタ
で切断する。切断された個々のインダクタ本体16は、
バレル粉と水とでバレル研磨して、角部にアールを付け
る。次いで、銀ペーストをインダクタ本体16の両端面
およびそれに連なる外周面端部に塗布し焼き付けて外部
電極3を形成する。この時、導線11の端末4、4と外
部電極3とが接続される。外部電極3の銀層には、ニッ
ケル・メッキと半田メッキとが施される。
【0013】この実施例では、コイル状導線の内部の磁
性体の焼成時の収縮率を外被体である磁性体の収縮率と
同じとしたので、焼成時に、外被体の磁性体の収縮によ
る応力が、コイル状導線1および、又はその隙間を介し
て内部の磁性体に加わらないので、インダクタのインピ
ーダンス特性が劣化することがない。
【0014】チップ形インダクタは、又、図3に示す方
法とは異なる次のような方法で作成する事ができる。
【0015】図3において、1次押出成形機8の出口か
ら成形された所望の、例えば0.5〜10mmの径の巻
芯としての棒体9を、例えば30m/秒の速度で押出
し、この棒体9を、例えば、乾燥機(図示しない)で乾
燥した後、巻線機10により導線11を巻回し、この導
線を巻回した棒体9の外周に、例えば、前述の誘電材、
磁性材等の無機質材を吹き付けるか、又は、ディップし
て図1に示すような無機質材層5を形成する。この後
は、図3に示すように、3次押出成形機15で混練材7
aを被覆して外被体を形成し、その後は、図3に示すの
と同じ方法によりチップ形インダクタを作成する。
【0016】又、図3において、1次押出成形機8の出
口から成形された巻芯としての棒体9を所定の速度で押
出し、この棒体9を、例えば、乾燥機(図示しない)で
乾燥した後は、巻線機10により導線11と例えば、ガ
ラスなどの絶縁性線材17(誘電材から成る絶縁性線材
でもよい)を一緒に巻回し(別々でもよい)、この後
は、図3に示すように、3次押出成形機15で混練材7
aを被覆して外被体を形成し、図3に示すのと同じ方法
によりチップ形インダクタを作成する。図4は、この方
法により製造されたチップ形インダクタを示し、図示の
ように、コイル状導線1の各巻回導線1a、1a間は、
絶縁性線材17で満たされるので、インダクタ本体16
に外部電極3を形成するとき、導電ペースト等がコイル
状導線1の端部の巻回導線1aに接触しないので、イン
ピーダンス値が変動しない。
【0017】
【発明の効果】請求項1記載のチップ形インダクタは、
上述のように構成したから、導電ペーストなどにより外
部電極を形成したとき、導電ペーストなどがコイル状導
線の端部の巻回導線に接触する恐れがないので、インピ
ーダンス特性がばらつかないという効果があり、無機質
材として誘電材を用いたときは、インダクタをノイズ除
去に使用する場合、巻線間の分布容量が大きくなり、誘
電材層が無い従来のものに比べて信号の減衰特性が急峻
になり、周波数選択特性に優れたものが得られ、伝送す
る信号とノイズとして低減する必要のある周波数が接近
している場合に有用であるという効果がある。又、請求
項4乃至6記載の製造方法によれば、量産性及びインピ
ーダンス特性に優れ且つインピーダンス特性がばらつか
ないチップ形インダクタが得られるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)及び(B)は本発明に係るチップ形イ
ンダクタの斜視図および断面図。
【図2】 本発明に係るチップ形インダクタの減衰特性
を示す図。
【図3】 本発明に係るチップ形インダクタの製造方法
の実施に使用する装置の説明用線図。
【図4】 本発明に係る他のチップ形インダクタの断面
図。
【符号の説明】
1 コイル状導線 2 磁
性コア 3 外部電極 5 無
機質材層 6、13 混練機 7、7a、14
混練材 8 1次押出成形機 9 棒
体 10 巻線機 11
導線 12 2次押出成形機 15 3次
押出成形機 16 インダクタ本体
【手続補正書】
【提出日】平成8年1月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】しかしながら、このインダクタの製造方法
は、量産性に欠けると共に外装の混練材の焼成時の収縮
により、コイルの内部の磁性体棒にコイルの導線およ
び、又は導線と導線の隙間から圧力が加わるため、その
磁気特性に悪影響を及ぼし、インピーダンス特性の劣化
を招くという不具合があり、又、導線を巻回した磁性体
棒に混練材で外装を施した時コイル状導線の両端の巻回
導線から外装を施すことにより形成される磁性コアの端
面までの隙間及び互いに隣接する巻回導線間の隙間に混
練材が侵入しにくく、外装を施した磁性体棒の焼成後に
磁性コアの面に導電ペーストを塗布して外部電極を形
成した時、導電ペーストがコイル状導線の両端の巻回導
から磁性コアのまでの隙間に入り該巻回導線に接
触して該巻回導線の一部又はそのほぼ全周を電気的に短
絡することがあるので、インダクタのインピーダンス特
性がばらつくことがあるという不具合があった。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1記載のチップ形インダクタは、コイル状
導線と、焼成により形成され該コイル状導線を埋設した
磁性コアとから成り、該磁性コアの両端には、該両端
に露出したコイル状導線の両端部に接続される導電薄
膜から成る外部電極が形成され、前記コイル状導線の
端の巻回導線から前記磁性コアの両端面までの間及び互
いに隣接する巻回導線間の隙間に無機質材が介在するこ
とを特徴とする。前記無機質材は、磁性材であるか、又
は、誘電材であることが好ましい。請求項4記載のチッ
プ形インダクタの製造方法は、磁性体原料粉末と結合材
を混練した混練材の押出し成形により巻芯を形成し、該
巻芯に導線をコイル状に巻回した後、無機質材の押出し
成形により、導線を巻回した巻芯を無機質材で包囲して
互いに隣接する巻回導線間の隙間に無機質材を充填し、
次いで前記混練材の押出し成形により外被体を形成し、
巻芯、無機質材及び外被体を焼成した後所定の長さに切
断して、前記コイル状導線が磁性コアに埋設され該コイ
ル状導線の両端の巻回導線から磁性コアの両端面までの
間及び互いに隣接する巻回導線間の隙間に無機質材が介
する複数のチップ形インダクタ本体を作成し、該磁性
コアの両端に導電被膜を形成して、露出した前記コイ
ル状導線の端部に接続する外部電極を形成したことを特
徴とする。請求項5記載のチップ形インダクタの製造方
法は、磁性体原料粉末と結合材を混練した混練材の押出
し成形により巻芯を形成し、該巻芯に導線をコイル状に
巻回した後、無機質材を吹き付けるか、またはデップ
して、導線を巻回した巻芯を無機質材で包囲してコイル
状導線の互いに隣接する巻回導線間の隙間に無機質材を
充填し、次いで前記混練材の押出し成形により外被体を
形成し、巻芯、無機質材及び外被体を焼成した後所定の
長さに切断して、前記コイル状導線が磁性コアに埋設さ
れ該コイル状導線の両端の巻回導線から磁性コアの両端
面までの間及び互いに隣接する巻回導線間の隙間に無機
質材が介在する複数のチップ形インダクタ本体を作成
し、該磁性コアの両端に、導電被膜を形成して、露出
した前記コイル状導線の端部に接続する外部電極を形成
したことを特徴とする。請求項6記載のチップ形インダ
クタの製造方法は、磁性体原料粉末と結合材を混練した
混練材の押出し成形により巻芯を形成し、該巻芯に導線
及び絶縁性線材をコイル状に巻回して、コイル状導線の
互いに隣接する巻回導線間の隙間に絶縁性線材を介在さ
せた後、前記混練材の押出し成形により外被体を形成
し、ついで、巻芯、絶縁性材及び外被体を焼成した後所
定の長さに切断して、前記コイル状導線が磁性コアに埋
設され該コイル状導線の両端の巻回導線から磁性コアの
両端面までの間及び互いに隣接する巻回導線間の隙間に
絶縁性材が介在する複数のチップ形インダクタ本体を作
成し、該磁性コアの両端に、導電被膜を形成して、露
出した前記コイル状導線の端部に接続する外部電極を形
成したことを特徴とする。請求項4、5又は6記載のチ
ップ形インダクタの製造方法において、前記巻芯の磁性
体原料粉末と結合材の混合比率を、外被体の磁性体原料
粉末と結合材の混合比率と同じにし、且つ前記巻芯の磁
性体原料粉末の粒径を、外被体の磁性体原料粉末の粒径
と同じにして、巻芯の焼成時の収縮率を外被体の収縮率
と同じにすることが好ましい。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】巻芯に導線をコイル状に巻回し、次いで前
記混練材の押出し成形により導線を巻回した巻芯に外被
体を形成したとき、コイル状導線の互いに隣接する巻回
導線の間の隙間にまで混練材が侵入しにくいため、外被
体の形成後焼成し、次いで所定の長さに切断することに
より作成されたチップ形インダクタ本体において、コイ
ル状導線の両端の巻回導線から該インダクタ本体の磁性
コアの端面までの間及びコイル状導線の互いに隣接する
巻回導線間に隙間ができ、磁性コアの両端に導電ペー
スト塗布して外部電極を形成したとき、この隙間に導
電ペーストが侵入し端部の巻回導線の全周又は一部に接
触してインピーダンスが変化するという不具合生ずる
ことがあるが、本発明によれば、コイル状導線の両端の
巻回導線からチップ形インダクタ本体の磁性コアの端面
までの間及びコイル状導線の互いに隣接する巻回導線間
に形成される隙間に無機質材が充填されるので、チップ
形インダクタ本体の磁性コアの両端に導電被膜から成
る外部電極を形成したとき、導電ペーストがコイル状導
線の両端の巻回導線の全周又は一部に接触せず、したが
って、本発明のチップ形インダクタはインピーダンス値
がばらつかない。この無機質材が誘電材であるときは、
インダクタをノイズ除去に使用する場合、巻線間の分布
容量が大きくなり、誘電材層が無い従来のものに比べて
信号の減衰特性が急峻になり、周波数選択特性に優れた
ものが得られ、伝送する信号とノイズとして低減する必
要のある周波数が接近している場合に有効である。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明方法により製造されたチップ形イ
ンダクタを示す。同図において、1は、線径20〜10
0μmの銀線から成る導線を巻回したコイル状導体、2
は、このコイル状導体1を埋設する例えばフエライトか
ら成る直方体形状(例えば、L:1.0〜10.0m
m,W:0.5〜10.0mm,H:0.5〜10.0
mm,e:0〜4.0mm)の磁性体、3、3は、この
磁性体2の両端面を被覆し、かつ該両端面に露出した前
記コイル状導体1の両端の巻回導線t、tの端末4、4
が接続された外部電極である。この外部電極3、3は、
例えば銀の薄膜から成る電極で、その上にニッケルメッ
キおよび鉛−錫メッキが施される。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】図3に示すように、例えば、前述のような
混合比率の結合材Sと磁性体原料粉末Bとを混練機6で
混練して磁性体原料粉末と結合材を均一化し、この混練
した混練材7を1次押出成形機8に加圧供給し、1次押
出成形機8の出口から成形された所望の、例えば0.5
〜10mmの径の巻芯としての棒体9を、所定の速度で
押出す。この棒体9は、例えば、乾燥機(図示しない)
で乾燥した後、巻線機10により導線11を巻回し、こ
の導線11を巻回した棒体9を2次押出成形機12に送
入する。この2次押出成形機12には、あらかじめ、混
練機13で混練した前記誘電材、磁性材等の無機質材お
よび前記結合材から成る混練材14を加圧供給してある
ので、2次押出成形機12から送出された導線11を巻
回した棒体9の外周は混練材14で被覆される。巻線及
び混練材14が施された棒体9は、さらに、3次押出成
形機15に送入される。この3次押出成形機15には、
1次押出成形機8に加圧供給した混練材7と同じ混練材
7aを加圧供給してあるので、この成形機15により棒
体9の上に巻回した導線11および混練材14が混練材
7aで被覆され、外被体が形成される。この後、焼成炉
の大きさ又は、下に敷くセッタの形状に合わせて切断し
て、600〜1000℃、例えば900℃で焼成し、個
々のインダクタの寸法に合わせてカッタで切断する。切
断された個々のインダクタ本体16は、バレル粉と水と
でバレル研磨して、角部にアールを付ける。次いで、銀
ペーストをインダクタ本体16の両端面およびそれに連
なる外周面端部に塗布し焼き付けて外部電極3を形成す
る。この時、導線11の端末4、4と外部電極3とが接
続される。外部電極3の銀層には、ニッケル・メッキと
半田メッキとが施される。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】図3において、1次押出成形機8の出口か
ら成形された所望の、例えば0.5〜10mmの径の巻
芯としての棒体9を、所定の速度で押出し、この棒体9
を、例えば、乾燥機(図示しない)で乾燥した後、巻線
機10により導線11を巻回し、この導線を巻回した棒
体9の外周に、例えば、前述の誘電材、磁性材等の無機
質材を吹き付けるか、又は、デップして図1に示すよ
うな無機質材層5を形成する。この後は、図3に示すよ
うに、3次押出成形機15で混練材7aを被覆して外被
体を形成し、その後は、図3に示すのと同じ方法により
チップ形インダクタを作成する。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】又、図3において、1次押出成形機8の出
口から成形された巻芯としての棒体9を所定の速度で押
出し、この棒体9を、例えば、乾燥機(図示しない)で
乾燥した後は、巻線機10により導線11と例えば、ガ
ラスなどの絶縁性線材17(誘電材から成る絶縁性線材
でもよい)を一緒に巻回し(別々でもよい)、この後
は、図3に示すように、3次押出成形機15で混練材7
aを被覆して外被体を形成し、図3に示すのと同じ方法
によりチップ形インダクタを作成する。図4は、この方
法により製造されたチップ形インダクタを示し、図示の
ように、端末が外部電極3に接続されたコイル状導線1
の両端の巻回導線t、tからチップ形インダクタ本体の
磁性コア2の両端面までの間及びコイル状導線1の互い
に隣接する巻回導線t、t間の隙間は、絶縁性線材17
で満たされるので、インダクタ本体外部電極3を形成
するとき、導電ペースト等がコイル状導線1の端部の巻
回導線tに接触しないので、インピーダンス値が変動し
ない。
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイル状導線と、焼成により形成され該
    コイル状導線を埋設した磁性コアとから成り、該磁性コ
    アの両端部には、該両端部に露出したコイル状導線の両
    端部に接続される導電薄膜から成る外部電極が形成さ
    れ、前記コイル状導線の各巻回導線間の隙間に無機質材
    が介在することを特徴とするチップ形インダクタ。
  2. 【請求項2】 前記無機質材は、磁性材であることを特
    徴とする請求項1記載のチップ形インダクタ。
  3. 【請求項3】 前記無機質材は、誘電材であることを特
    徴とする請求項1記載のチップ形インダクタ。
  4. 【請求項4】 磁性体原料粉末と結合材を混練した混練
    材の押出し成形により巻芯を形成し、該巻芯に導線をコ
    イル状に巻回した後、無機質材の押出し成形により、導
    線を巻回した巻芯を無機質材で包囲して各巻回導線間の
    隙間に無機質材を充填し、ついで前記混練材の押出し成
    形により外被体を形成し、巻芯、無機質材及び外被体を
    焼成した後所定の長さに切断して、各巻回導線間の隙間
    に無機質材が介在するコイル状導線が磁性コアに埋設さ
    れた複数のチップ形インダクタ本体を作成し、該磁性コ
    アの両端部に導電被膜を形成して、露出した前記コイル
    状導線の端部に接続する外部電極を形成したことを特徴
    とするチップ形インダクタの製造方法。
  5. 【請求項5】 磁性体原料粉末と結合材を混練した混練
    材の押出し成形により巻芯を形成し、該巻芯に導線をコ
    イル状に巻回した後、無機質材を吹き付けるか、または
    ディップして、導線を巻回した巻芯を無機質材で包囲し
    てコイル状導線の各巻回導線間の隙間に無機質材を充填
    し、ついで前記混練材の押出し成形により外被体を形成
    し、巻芯、無機質材及び外被体を焼成した後所定の長さ
    に切断して、各巻回導線間の隙間に無機質材が介在する
    コイル状導線が磁性コアに埋設された複数のチップ形イ
    ンダクタ本体を作成し、該磁性コアの両端部に、導電被
    膜を形成して、露出した前記コイル状導線の端部に接続
    する外部電極を形成したことを特徴とするチップ形イン
    ダクタの製造方法。
  6. 【請求項6】 磁性体原料粉末と結合材を混練した混練
    材の押出し成形により巻芯を形成し、該巻芯に導線及び
    絶縁性線材をコイル状に巻回して、コイル状導線の各巻
    回導線間の隙間に絶縁性線材を介在させた後、前記混練
    材の押出し成形により外被体を形成し、ついで、巻芯、
    絶縁性材及び外被体を焼成した後所定の長さに切断し
    て、各巻回導線間の隙間に絶縁性材が介在するコイル状
    導線が磁性コアに埋設された複数のチップ形インダクタ
    本体を作成し、該磁性コアの両端部に、導電被膜を形成
    して、露出した前記コイル状導線の端部に接続する外部
    電極を形成したことを特徴とするチップ形インダクタの
    製造方法。
  7. 【請求項7】 前記巻芯の、磁性体原料粉末と結合材の
    混合比率を前記外被体の、磁性体原料粉末と結合材の混
    合比率と同じにし、且つ前記巻芯の、磁性体原料粉末の
    粒径を前記外被体の磁性体原料粉末の粒径と同じにし
    て、巻芯の焼成時の収縮率を外被体の収縮率と同じにし
    たことを特徴とする請求項4、5又は6記載のチップ形
    インダクタの製造方法。
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