JPH08117657A - 塗装装置 - Google Patents
塗装装置Info
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- JPH08117657A JPH08117657A JP6263615A JP26361594A JPH08117657A JP H08117657 A JPH08117657 A JP H08117657A JP 6263615 A JP6263615 A JP 6263615A JP 26361594 A JP26361594 A JP 26361594A JP H08117657 A JPH08117657 A JP H08117657A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- endless belt
- coating
- work
- paint
- workpiece
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 金属薄板体からなる被塗装物の化粧面に、任
意模様の塗装を施す装置に係るものである。 【構成】 金属薄板体からなる被塗装物を一定方向に水
平を保ちながら移動させるワークコンベア２と、ワーク
コンベア２の上方で平行に所定の間隔をおいて位置し、
模様パターンの孔３ａを有しロール状に回転するエンド
レスベルト３と、複数個のスプレーガン４ａをワークα
の進行方向に対して水平直角に配設し、エンドレスベル
ト３のロール間に位置する塗装部４と、平板状で下縁が
鋭角で前記エンドレスベルト３のロール間に位置し、エ
ンドレスベルト３の進行方向に対して後方に設けた塗料
回収板６と、塗料回収板６のエンドレスベルト３の下方
に設けた塗料回収溝７とからなる塗料回収部５から構成
される塗装装置１である。
意模様の塗装を施す装置に係るものである。 【構成】 金属薄板体からなる被塗装物を一定方向に水
平を保ちながら移動させるワークコンベア２と、ワーク
コンベア２の上方で平行に所定の間隔をおいて位置し、
模様パターンの孔３ａを有しロール状に回転するエンド
レスベルト３と、複数個のスプレーガン４ａをワークα
の進行方向に対して水平直角に配設し、エンドレスベル
ト３のロール間に位置する塗装部４と、平板状で下縁が
鋭角で前記エンドレスベルト３のロール間に位置し、エ
ンドレスベルト３の進行方向に対して後方に設けた塗料
回収板６と、塗料回収板６のエンドレスベルト３の下方
に設けた塗料回収溝７とからなる塗料回収部５から構成
される塗装装置１である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は金属薄板材からなる被塗
装物の化粧面に、任意模様の塗装を施す装置に係るもの
である。
装物の化粧面に、任意模様の塗装を施す装置に係るもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来、金属薄板材に任意模様の塗装を施
す際は、前もって金属薄板材に所定の模様にエンボス加
工を施し、その凸部のみにロールで塗膜を施したり、前
もって下塗りを施したものにウェット状の塗膜を施し、
運搬方向と逆方向から送流を吹き付けて表面を荒らした
後ブラシによって凸部の塗膜のみを除去する方法があっ
た。
す際は、前もって金属薄板材に所定の模様にエンボス加
工を施し、その凸部のみにロールで塗膜を施したり、前
もって下塗りを施したものにウェット状の塗膜を施し、
運搬方向と逆方向から送流を吹き付けて表面を荒らした
後ブラシによって凸部の塗膜のみを除去する方法があっ
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ロール
による塗布においては、ロールへの塗料の供給の調整が
難しく、供給過剰では凹部へ塗料が流れ込んでしまい、
供給が不足すると塗膜が薄くなったり塗装が施されない
部分が生じいずれも美観を損ない、また、ブラシによっ
て凸部の塗膜を除去する方法は塗料を無駄に費やし、経
済性が悪いという欠点があった。また、両者とも予め被
塗装物にエンボス加工が施されていなければ任意模様の
塗装はできない、という弱点があった。
による塗布においては、ロールへの塗料の供給の調整が
難しく、供給過剰では凹部へ塗料が流れ込んでしまい、
供給が不足すると塗膜が薄くなったり塗装が施されない
部分が生じいずれも美観を損ない、また、ブラシによっ
て凸部の塗膜を除去する方法は塗料を無駄に費やし、経
済性が悪いという欠点があった。また、両者とも予め被
塗装物にエンボス加工が施されていなければ任意模様の
塗装はできない、という弱点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような欠点
を除去するため、金属薄板材からなる被塗装物を一定方
向に水平を保ちながら移動させるワークコンベアと、ワ
ークコンベアの上方で平行に所定の間隔をおいて位置
し、模様パターンの孔を有しロール状に回転するエンド
レスベルトと、複数個のスプレーガンをワークの進行方
向に対して水平略直角に配設し、エンドレスベルトのロ
ール内に位置する塗装部と、平板状で下縁が鋭角で前記
エンドレスベルトのロール内に位置し、エンドレスベル
トの進行方向に対して後方に設けた塗料回収板と、塗料
回収板のエンドレスベルトの下方に設けた塗料回収溝と
からなる塗料回収部とから構成される塗装装置を提案す
るものである。
を除去するため、金属薄板材からなる被塗装物を一定方
向に水平を保ちながら移動させるワークコンベアと、ワ
ークコンベアの上方で平行に所定の間隔をおいて位置
し、模様パターンの孔を有しロール状に回転するエンド
レスベルトと、複数個のスプレーガンをワークの進行方
向に対して水平略直角に配設し、エンドレスベルトのロ
ール内に位置する塗装部と、平板状で下縁が鋭角で前記
エンドレスベルトのロール内に位置し、エンドレスベル
トの進行方向に対して後方に設けた塗料回収板と、塗料
回収板のエンドレスベルトの下方に設けた塗料回収溝と
からなる塗料回収部とから構成される塗装装置を提案す
るものである。
【０００５】
【実施例】以下に、図面を用いて本発明に係る塗装装置
について詳細に説明する。すなわち、図１は塗装装置１
の横断面略図である。
について詳細に説明する。すなわち、図１は塗装装置１
の横断面略図である。
【０００６】２はワークコンベアであり、予め塗装を施
された金属薄板材からなるワークαを一定方向に水平を
保ちながら移動させるもので、ロールコンベア、スラッ
トコンベア、ベルトコンベア等からなるものである。ワ
ークコンベア２は動力を有するロール９によって、矢印
方向に移動を行うものである。ワークαは予めエンボス
加工が施されていてもそうでなくても良く、厚さ０．２
〜１．０ｍｍ、幅２５０〜１０００ｍｍ程度のものであ
る。
された金属薄板材からなるワークαを一定方向に水平を
保ちながら移動させるもので、ロールコンベア、スラッ
トコンベア、ベルトコンベア等からなるものである。ワ
ークコンベア２は動力を有するロール９によって、矢印
方向に移動を行うものである。ワークαは予めエンボス
加工が施されていてもそうでなくても良く、厚さ０．２
〜１．０ｍｍ、幅２５０〜１０００ｍｍ程度のものであ
る。
【０００７】３はエンドレスベルトであり、スチール、
合成ゴム等で構成され、図２に示すような模様パターン
の孔３ａを有し、ワークαの上方に０．０５〜５０ｍｍ
程度の間隔をもって平行に位置するもので、後記する塗
装部４から射出される塗料の通過を孔３ａにおいてのみ
可能とし、ワークαに任意模様の塗膜を施す為のもので
ある。エンドレスベルト３は動力を有するロール８によ
って矢印方向に移動し、その移動はワークコンベア２と
同速である。なお、ロール８はエンドレスベルト３のル
ープ内に、後記する塗装部４、塗装回収部５を配置させ
るために、十分な空間的余裕を生じさせる程度の直径を
有するものである。
合成ゴム等で構成され、図２に示すような模様パターン
の孔３ａを有し、ワークαの上方に０．０５〜５０ｍｍ
程度の間隔をもって平行に位置するもので、後記する塗
装部４から射出される塗料の通過を孔３ａにおいてのみ
可能とし、ワークαに任意模様の塗膜を施す為のもので
ある。エンドレスベルト３は動力を有するロール８によ
って矢印方向に移動し、その移動はワークコンベア２と
同速である。なお、ロール８はエンドレスベルト３のル
ープ内に、後記する塗装部４、塗装回収部５を配置させ
るために、十分な空間的余裕を生じさせる程度の直径を
有するものである。
【０００８】塗装部４はエンドレスベルト３のループ内
に設けられ、図３に示すようにワークαの進行方向に対
して水平、略直角に配設し複数個のスプレーガン４ａ
と、パイプ４ｂとから構成される。スプレーガン４ａを
ワークαの進行方向に対し水平、略直角に配設すること
により、塗料の射出がエンドレスベルト３の全幅に渡っ
て均等に行われ、孔３ａを介してワークαに斑なく任意
模様を施すために有効なものである。パイプ４ｂは、ス
プレーガン４ａに塗料を供給すると共に、場合によって
は塗装部４を懸架する役割を有するものである。なお、
本発明に使用する塗料としては、合成樹脂分としてのフ
ッ素樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、ポリウレタン
樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、アルキッド樹脂、
メラミンアルキッド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエー
テル樹脂、フラン樹脂、ビニル樹脂、尿素樹脂、マイレ
ン酸樹脂、スチレン樹脂、ポリスチレン樹脂、フェノー
ル樹脂、オイルフリーポリエステル、スチレン化アルキ
ッド樹脂、アルミニウムペイント、チリメンエナメル、
ビニル共重合体、ポリビニルブチラル、エチルセルロー
ス等を用い、これに各種顔料、溶剤を加えた加温硬化
型、加熱硬化型等が挙げられる。
に設けられ、図３に示すようにワークαの進行方向に対
して水平、略直角に配設し複数個のスプレーガン４ａ
と、パイプ４ｂとから構成される。スプレーガン４ａを
ワークαの進行方向に対し水平、略直角に配設すること
により、塗料の射出がエンドレスベルト３の全幅に渡っ
て均等に行われ、孔３ａを介してワークαに斑なく任意
模様を施すために有効なものである。パイプ４ｂは、ス
プレーガン４ａに塗料を供給すると共に、場合によって
は塗装部４を懸架する役割を有するものである。なお、
本発明に使用する塗料としては、合成樹脂分としてのフ
ッ素樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、ポリウレタン
樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、アルキッド樹脂、
メラミンアルキッド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエー
テル樹脂、フラン樹脂、ビニル樹脂、尿素樹脂、マイレ
ン酸樹脂、スチレン樹脂、ポリスチレン樹脂、フェノー
ル樹脂、オイルフリーポリエステル、スチレン化アルキ
ッド樹脂、アルミニウムペイント、チリメンエナメル、
ビニル共重合体、ポリビニルブチラル、エチルセルロー
ス等を用い、これに各種顔料、溶剤を加えた加温硬化
型、加熱硬化型等が挙げられる。
【０００９】塗料回収部５は図４に示すように塗料回収
板６と、塗料回収溝７とから構成され、塗装部４におい
て孔３ａを通過せずにエンドレスベルト３上に残留した
塗料を回収する役割を有するものである。塗料回収板６
は少なくともエンドレスベルト３の全幅に渡る幅を有す
る下縁が鋭角な平板状で、エンドレスベルト３の輪の内
側に位置し、少なくとも下縁は弾性のある合成ゴムで形
成され、エンドレスベルト３の全幅に渡って接触して、
残留塗料を孔３ａ、及びエンドレスベルト３の側縁から
下方の塗料回収溝７へ落下させるものである。
板６と、塗料回収溝７とから構成され、塗装部４におい
て孔３ａを通過せずにエンドレスベルト３上に残留した
塗料を回収する役割を有するものである。塗料回収板６
は少なくともエンドレスベルト３の全幅に渡る幅を有す
る下縁が鋭角な平板状で、エンドレスベルト３の輪の内
側に位置し、少なくとも下縁は弾性のある合成ゴムで形
成され、エンドレスベルト３の全幅に渡って接触して、
残留塗料を孔３ａ、及びエンドレスベルト３の側縁から
下方の塗料回収溝７へ落下させるものである。
【００１０】塗料回収溝７はエンドレスベルト３を介し
て塗料回収板６の真下に設けられ、塗料回収板６の近傍
から落下する塗料を収容してパイプ７ａによって送流さ
れ、塗料を再利用するために有効なものである。塗料回
収溝７の底面は、パイプ７ａが設けられた箇所へ向けて
傾斜しているものである。
て塗料回収板６の真下に設けられ、塗料回収板６の近傍
から落下する塗料を収容してパイプ７ａによって送流さ
れ、塗料を再利用するために有効なものである。塗料回
収溝７の底面は、パイプ７ａが設けられた箇所へ向けて
傾斜しているものである。
【００１１】図９は、塗装装置１を塗装ラインに組み込
みんだ一例を示す説明図である。Ａはアンコイラであ
り、長尺状でコイル状でフラットの金属薄板材のワーク
αを連続して送出するもので、また、ピンチローラＢに
より次工程へとワークαを搬送するものである。
みんだ一例を示す説明図である。Ａはアンコイラであ
り、長尺状でコイル状でフラットの金属薄板材のワーク
αを連続して送出するもので、また、ピンチローラＢに
より次工程へとワークαを搬送するものである。
【００１２】次に、テンションローラＣ、Ｈは塗装装置
１、後記する焼付炉Ｄ、冷却装置Ｅを挟持するように形
成するものであり、ワークαに引っ張りの力（テンショ
ン）を加えるものである。テンションローラＣの回転ス
ピードをテンションローラＨの回転スピードよりわずか
に遅らせると効果的である。
１、後記する焼付炉Ｄ、冷却装置Ｅを挟持するように形
成するものであり、ワークαに引っ張りの力（テンショ
ン）を加えるものである。テンションローラＣの回転ス
ピードをテンションローラＨの回転スピードよりわずか
に遅らせると効果的である。
【００１３】焼付炉Ｄは塗料を焼き付け乾燥させるもの
であると共に、密閉空間で内部はガスの燃焼熱等を利用
した加温雰囲気状態である。
であると共に、密閉空間で内部はガスの燃焼熱等を利用
した加温雰囲気状態である。
【００１４】また、焼付炉Ｄから後記する冷却装置Ｅま
での間は、ワークαを支持するフリーローラやコンベア
等が全く無く、焼き付け乾燥および冷却工程において熱
の伝わりの障害物を排除し、効率よく安定して行うもの
である。このため、薄金属板αは自重により下方にある
程度たわむので、このたわみの頂点となる部分の真下の
地面にセンサーβを配設し、地面と薄金属板αの頂点と
の距離△Ｔを監視して、薄金属板αが地面に落下しない
ように調整するものである。
での間は、ワークαを支持するフリーローラやコンベア
等が全く無く、焼き付け乾燥および冷却工程において熱
の伝わりの障害物を排除し、効率よく安定して行うもの
である。このため、薄金属板αは自重により下方にある
程度たわむので、このたわみの頂点となる部分の真下の
地面にセンサーβを配設し、地面と薄金属板αの頂点と
の距離△Ｔを監視して、薄金属板αが地面に落下しない
ように調整するものである。
【００１５】冷却装置Ｅは焼付炉Ｄから出てきたワーク
αを常温まで冷却するもので、密閉された空間からなる
ものである。内部には水噴射器Ｆとブロア装置Ｇがワー
クαの表面および裏面側に設置してあり、ワークαに水
噴射器Ｆから水を噴射して常温まで冷却すると共に、ブ
ロア装置Ｇより圧縮された空気を噴射してワークαにつ
いた水滴を除去するものである。冷却装置Ｅの地面には
水を回収するパレットが設置してあり、このパレットは
パイプを介して水タンク兼チラー装置につながれ、再び
水噴射器Ｆへと導かれる循環構造になっているものであ
る。また、ブロア装置Ｇはコンプレッサ等の空気圧縮装
置につながれているものである。
αを常温まで冷却するもので、密閉された空間からなる
ものである。内部には水噴射器Ｆとブロア装置Ｇがワー
クαの表面および裏面側に設置してあり、ワークαに水
噴射器Ｆから水を噴射して常温まで冷却すると共に、ブ
ロア装置Ｇより圧縮された空気を噴射してワークαにつ
いた水滴を除去するものである。冷却装置Ｅの地面には
水を回収するパレットが設置してあり、このパレットは
パイプを介して水タンク兼チラー装置につながれ、再び
水噴射器Ｆへと導かれる循環構造になっているものであ
る。また、ブロア装置Ｇはコンプレッサ等の空気圧縮装
置につながれているものである。
【００１６】リコイラーＪはピンチローラＩによって導
かれる塗装後のワークαを再びコイル状に巻き取りスト
ックするものである。なお、図中Ｋはフリーローラであ
り、ワークαの支持装置として、焼付炉Ｄおよび冷却装
置Ｅ以外の各場所に任意に複数設置するものである。
かれる塗装後のワークαを再びコイル状に巻き取りスト
ックするものである。なお、図中Ｋはフリーローラであ
り、ワークαの支持装置として、焼付炉Ｄおよび冷却装
置Ｅ以外の各場所に任意に複数設置するものである。
【００１７】
【その他の実施例】以上説明したのは本発明の代表的な
一実施例にすぎず、エンドレスベルト３に図５（ａ）〜
（ｄ）に示すような孔３ａを形成することができる。ま
た、塗装部４を図６（ａ）〜（ｃ）に示すように構成す
ることができる。（ａ）はスプレーガン４ａの間隔を広
げて２列に配置し、更に塗料の射出の均等化を図った塗
装部４、（ｂ）、（ｃ）はスプレーガン４ａの周辺にカ
バー材４ｃを設置して、塗料の周囲への散乱を防止する
塗装部４である。図７（ａ）、（ｂ）は塗料回収部５の
その他の例を示す図であり、それぞれ塗料回収板６及び
塗料回収溝７を変形することにより、回収能力の向上を
図るものである。なお、塗装装置１を図８（ａ）〜
（ｃ）に示すような構成とすることもできる。すなわ
ち、（ａ）は塗料回収部５を２箇所に設け、塗料回収能
力を向上した塗装装置１、（ｂ）はエンドレスベルト３
のループ内に塗装部４、塗料回収部５を２対設置し、厚
手の塗膜を施すのを有利にした塗装装置１、（ｃ）はエ
ンドレスベルト３、塗装部４、塗料回収部５を２箇所に
設け、厚手の塗膜を施す際に有効で、また２色からなる
塗装面を作成するのに有効な塗装装置１である。
一実施例にすぎず、エンドレスベルト３に図５（ａ）〜
（ｄ）に示すような孔３ａを形成することができる。ま
た、塗装部４を図６（ａ）〜（ｃ）に示すように構成す
ることができる。（ａ）はスプレーガン４ａの間隔を広
げて２列に配置し、更に塗料の射出の均等化を図った塗
装部４、（ｂ）、（ｃ）はスプレーガン４ａの周辺にカ
バー材４ｃを設置して、塗料の周囲への散乱を防止する
塗装部４である。図７（ａ）、（ｂ）は塗料回収部５の
その他の例を示す図であり、それぞれ塗料回収板６及び
塗料回収溝７を変形することにより、回収能力の向上を
図るものである。なお、塗装装置１を図８（ａ）〜
（ｃ）に示すような構成とすることもできる。すなわ
ち、（ａ）は塗料回収部５を２箇所に設け、塗料回収能
力を向上した塗装装置１、（ｂ）はエンドレスベルト３
のループ内に塗装部４、塗料回収部５を２対設置し、厚
手の塗膜を施すのを有利にした塗装装置１、（ｃ）はエ
ンドレスベルト３、塗装部４、塗料回収部５を２箇所に
設け、厚手の塗膜を施す際に有効で、また２色からなる
塗装面を作成するのに有効な塗装装置１である。
【００１８】
【発明の効果】上述したように本発明に係る塗装装置に
よれば、ワークである金属薄板材のエンボスの有無に
係わらず、任意模様の塗装を施すことができる。塗料
を無駄にすることなく経済的に塗装を施すことができ
る。金属薄板材へに任意模様の塗装を極めて容易に行
え、複数色による重ね塗りも容易である。等の特徴、効
果がある。
よれば、ワークである金属薄板材のエンボスの有無に
係わらず、任意模様の塗装を施すことができる。塗料
を無駄にすることなく経済的に塗装を施すことができ
る。金属薄板材へに任意模様の塗装を極めて容易に行
え、複数色による重ね塗りも容易である。等の特徴、効
果がある。
【図１】本発明に係る塗装装置の一実施例を示す横断面
略図である。
略図である。
【図２】本発明に係るエンドレスベルトの説明図であ
る。
る。
【図３】本発明に係る塗装部の斜視図である。
【図４】本発明に係る塗料回収部の斜視図である。
【図５】エンドレスベルトに設けられる孔のその他の実
施例である。
施例である。
【図６】塗装部の構成のその他の実施例である。
【図７】塗料回収部の構成のその他の実施例である。
【図８】塗装装置全体の構成のその他の実施例である。
【図９】塗装装置を塗装ラインに組み込みんだ一例を示
す説明図である。
す説明図である。
α ワーク β センサー Ａ アンコイラ Ｂ ピンチローラ Ｃ テンションローラ Ｄ 焼付炉 Ｅ 冷却装置 Ｆ 水噴射機 Ｇ ブロア装置 Ｈ テンションローラ Ｉ ピンチローラ Ｊ リコイラー Ｋ フリーローラ １ 塗装装置 ２ ワークコンベア ３ エンドレスベルト ３ａ 孔 ４ 塗装部 ４ａ スプレーガン ４ｂ パイプ ４ｃ カバー材 ５ 塗料回収部 ６ 塗料回収板 ７ 塗料回収溝 ７ａ パイプ ８ ロール ９ ロール
Claims (1)
- 【請求項１】 金属薄板材からなる被塗装物を一定方向
に水平を保ちながら移動させるワークコンベアと、該ワ
ークコンベアの上方で平行に所定の間隔をおいて位置
し、模様パターンの孔を有しロール状に回転するエンド
レスベルトと、複数個のスプレーガンをワークの進行方
向に対して水平で略直角に、該エンドレスベルトのロー
ル間に位置する塗装部と、前記エンドレスベルトのロー
ル間に位置し、エンドレスベルトの進行方向に対して後
方に設け、かつエンドレスベルトの裏面に接触するよう
に形成した平板状の塗料回収板と、該塗料回収板の前記
エンドレスベルトの下方に設けた塗料回収溝とからなる
塗料回収部とから構成されていることを特徴とする塗装
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6263615A JPH08117657A (ja) | 1994-10-27 | 1994-10-27 | 塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6263615A JPH08117657A (ja) | 1994-10-27 | 1994-10-27 | 塗装装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08117657A true JPH08117657A (ja) | 1996-05-14 |
Family
ID=17392002
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6263615A Pending JPH08117657A (ja) | 1994-10-27 | 1994-10-27 | 塗装装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08117657A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100953495B1 (ko) * | 2008-05-21 | 2010-04-16 | 건국대학교 산학협력단 | 롤투롤 방식 인쇄 방법 및 장치 |
| WO2013129561A1 (ja) * | 2012-03-01 | 2013-09-06 | 東京応化工業株式会社 | 貼付装置 |
| CN109174568A (zh) * | 2018-11-22 | 2019-01-11 | 甘肃海特机械制造有限公司 | 一种具有烘干功能的自动涂胶机 |
| CN115247398A (zh) * | 2022-01-12 | 2022-10-28 | 郑州大学第一附属医院 | 喷涂式病房内多重耐药菌感染患者分类管理地表标识车 |
-
1994
- 1994-10-27 JP JP6263615A patent/JPH08117657A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100953495B1 (ko) * | 2008-05-21 | 2010-04-16 | 건국대학교 산학협력단 | 롤투롤 방식 인쇄 방법 및 장치 |
| US20110120329A1 (en) * | 2008-05-21 | 2011-05-26 | Kee-Hyun Shin | Method and apparatus for roll-to-roll type printing |
| WO2013129561A1 (ja) * | 2012-03-01 | 2013-09-06 | 東京応化工業株式会社 | 貼付装置 |
| CN109174568A (zh) * | 2018-11-22 | 2019-01-11 | 甘肃海特机械制造有限公司 | 一种具有烘干功能的自动涂胶机 |
| CN115247398A (zh) * | 2022-01-12 | 2022-10-28 | 郑州大学第一附属医院 | 喷涂式病房内多重耐药菌感染患者分类管理地表标识车 |
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