JPH08115575A - 光学式ピックアップの送り装置 - Google Patents
光学式ピックアップの送り装置Info
- Publication number
- JPH08115575A JPH08115575A JP24948794A JP24948794A JPH08115575A JP H08115575 A JPH08115575 A JP H08115575A JP 24948794 A JP24948794 A JP 24948794A JP 24948794 A JP24948794 A JP 24948794A JP H08115575 A JPH08115575 A JP H08115575A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical pickup
- disc
- time information
- signal
- pickup
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】光学式ピックアップの送り動作を行うピックア
ップ送り用電動機による光学式ピックアップの送り動作
を正確に行う装置を提供する。 【構成】光学式ピックアップ4による再生動作が開始さ
れたとき、ディスク1より得られる時間情報に基づいて
所定トラック数先の時間情報を演算し、演算された時間
情報が再生されたとき、ピックアップ送り用電動機2の
回転により光学式ピックアップ4の本体を移動させるよ
うに構成されている。
ップ送り用電動機による光学式ピックアップの送り動作
を正確に行う装置を提供する。 【構成】光学式ピックアップ4による再生動作が開始さ
れたとき、ディスク1より得られる時間情報に基づいて
所定トラック数先の時間情報を演算し、演算された時間
情報が再生されたとき、ピックアップ送り用電動機2の
回転により光学式ピックアップ4の本体を移動させるよ
うに構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクに記録されて
いる信号を光学的に読み出す光学式ピックアップの送り
装置に関する。
いる信号を光学的に読み出す光学式ピックアップの送り
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル信号により音楽等の情報データ
が記録されているとともに線速度一定にて回転駆動され
るディスクに記録されている信号を光学式ピックアップ
を用いて読み出すことによって再生動作を行うディスク
プレーヤーが普及しているが、斯かるディスクプレーヤ
ーの代表的なものとして、CDプレーヤーが知られてい
る。
が記録されているとともに線速度一定にて回転駆動され
るディスクに記録されている信号を光学式ピックアップ
を用いて読み出すことによって再生動作を行うディスク
プレーヤーが普及しているが、斯かるディスクプレーヤ
ーの代表的なものとして、CDプレーヤーが知られてい
る。
【0003】斯かるCD方式のディスクには、周知のよ
うに音楽情報等の主データ信号の他に再生に伴って1/
75秒の周期で1ブロックが完成されるサブコーディン
グ信号と呼ばれる副データ信号が記録されている。斯か
るサブコーディング信号は、P,Q〜Wチャンネルの8
つのチャンネルから構成され、その中のPチャンネルに
曲の頭の位置を示す位置指標情報が含まれているととも
にQチャンネルに信号トラックの始点からの絶対経過時
間、曲毎の経過時間及び曲番等を示す位置指標情報が含
まれている。そのため、CDプレーヤーは、前記位置指
標情報を用いることによりサーチ動作を行うことが出
来、指定した曲の再生動作や指定した区間のリピート再
生動作を行うことが出来るように構成されている。
うに音楽情報等の主データ信号の他に再生に伴って1/
75秒の周期で1ブロックが完成されるサブコーディン
グ信号と呼ばれる副データ信号が記録されている。斯か
るサブコーディング信号は、P,Q〜Wチャンネルの8
つのチャンネルから構成され、その中のPチャンネルに
曲の頭の位置を示す位置指標情報が含まれているととも
にQチャンネルに信号トラックの始点からの絶対経過時
間、曲毎の経過時間及び曲番等を示す位置指標情報が含
まれている。そのため、CDプレーヤーは、前記位置指
標情報を用いることによりサーチ動作を行うことが出
来、指定した曲の再生動作や指定した区間のリピート再
生動作を行うことが出来るように構成されている。
【0004】また、斯かるディスクプレーヤーにおい
て、光学式ピックアップは送り装置によってディスクの
径方向へ移動せしめられるように構成されている。斯か
る送り装置の機構としては、回転駆動型の電動機の回転
運動をウォームギヤ等を用いて直線運動に変換するよう
に構成されたものが一般的である。
て、光学式ピックアップは送り装置によってディスクの
径方向へ移動せしめられるように構成されている。斯か
る送り装置の機構としては、回転駆動型の電動機の回転
運動をウォームギヤ等を用いて直線運動に変換するよう
に構成されたものが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】回転駆動型の電動機に
より光学式ピックアップの移動動作を行うように構成さ
れたディスクプレーヤーでは、該光学式ピックアップを
構成する対物レンズの変位量を検出し、その変位量が所
定値を越えたときピックアップ送り用電動機を回転させ
て光学式ピックアップの本体を移動させるように構成さ
れている。斯かる構成では、対物レンズの変位量を検出
する手段を要するため、構成が複雑になるという問題が
ある。
より光学式ピックアップの移動動作を行うように構成さ
れたディスクプレーヤーでは、該光学式ピックアップを
構成する対物レンズの変位量を検出し、その変位量が所
定値を越えたときピックアップ送り用電動機を回転させ
て光学式ピックアップの本体を移動させるように構成さ
れている。斯かる構成では、対物レンズの変位量を検出
する手段を要するため、構成が複雑になるという問題が
ある。
【0006】本発明は、斯かる問題を解決した光学式ピ
ックアップの送り装置を提供しようとするものである。
ックアップの送り装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の送り装置は、光
学式ピックアップによる再生動作が開始されたとき、デ
ィスクより得られる時間情報に基づいて所定トラック数
先の時間情報を演算し、演算された時間情報が再生され
たとき、前記ピックアップ送り用電動機の回転により本
体を移動させるように構成されている。
学式ピックアップによる再生動作が開始されたとき、デ
ィスクより得られる時間情報に基づいて所定トラック数
先の時間情報を演算し、演算された時間情報が再生され
たとき、前記ピックアップ送り用電動機の回転により本
体を移動させるように構成されている。
【0008】
【作用】本発明は、ディスクに記録されている位置指標
情報である時間情報を利用することによって光学式ピッ
クアップ本体の移動動作を制御するようにしたものであ
る。
情報である時間情報を利用することによって光学式ピッ
クアップ本体の移動動作を制御するようにしたものであ
る。
【0009】
【実施例】図1は本発明に係るディスクプレーヤーのブ
ロック回路図である。同図において、1は図示しないス
ピンドル用電動機によって回転駆動されるディスク、2
は光学式ピックアップの送り機構を構成するピックアッ
プ送り用電動機、3は該ピックアップ送り用電動機2に
よって回転せしめられるとともに周囲にねじ溝が形成さ
れている送り用ねじ、4は前記ディスク1の信号記録面
に光ビームを投射し、該ディスク1の信号記録面より反
射される光ビームを受ける光検出器を有するとともに対
物レンズ等が組み込まれている光学式ピックアップであ
り、前記送り用ねじ3の回転動作によってディスク1の
径方向へ移動されるように構成されている。
ロック回路図である。同図において、1は図示しないス
ピンドル用電動機によって回転駆動されるディスク、2
は光学式ピックアップの送り機構を構成するピックアッ
プ送り用電動機、3は該ピックアップ送り用電動機2に
よって回転せしめられるとともに周囲にねじ溝が形成さ
れている送り用ねじ、4は前記ディスク1の信号記録面
に光ビームを投射し、該ディスク1の信号記録面より反
射される光ビームを受ける光検出器を有するとともに対
物レンズ等が組み込まれている光学式ピックアップであ
り、前記送り用ねじ3の回転動作によってディスク1の
径方向へ移動されるように構成されている。
【0010】5は前記光学式ピックアップ4の光検出器
より得られるRF信号を増幅するとともに波形整形する
RF増幅回路、6は該RF増幅回路5を介して得られる
信号に基づいて前記光学式ピックアップ4の光ビームを
ディスク1の信号記録面に合焦させるフォーカシング制
御動作及び前記光ビームを前記信号面の信号トラックに
追従させるトラッキング制御動作を行うサーボ信号処理
回路であり、斯かる動作は対物レンズの動きを制御する
ことによって行うように構成されている。
より得られるRF信号を増幅するとともに波形整形する
RF増幅回路、6は該RF増幅回路5を介して得られる
信号に基づいて前記光学式ピックアップ4の光ビームを
ディスク1の信号記録面に合焦させるフォーカシング制
御動作及び前記光ビームを前記信号面の信号トラックに
追従させるトラッキング制御動作を行うサーボ信号処理
回路であり、斯かる動作は対物レンズの動きを制御する
ことによって行うように構成されている。
【0011】7は前記RF増幅回路5より出力される出
力信号のデジタル信号処理を行うとともに各種信号の復
調動作を行うデジタル信号処理回路、8は前記デジタル
信号処理回路7によりデジタル信号処理されたデジタル
信号であるデータ信号が入力されるとともに該信号をア
ナログ信号に変換するD/Aコンバータ、9は該D/A
コンバータ8によりアナログ信号に変換された左右のチ
ャンネルのオーディオ信号が入力されるとともに該信号
を増幅する増幅回路である。
力信号のデジタル信号処理を行うとともに各種信号の復
調動作を行うデジタル信号処理回路、8は前記デジタル
信号処理回路7によりデジタル信号処理されたデジタル
信号であるデータ信号が入力されるとともに該信号をア
ナログ信号に変換するD/Aコンバータ、9は該D/A
コンバータ8によりアナログ信号に変換された左右のチ
ャンネルのオーディオ信号が入力されるとともに該信号
を増幅する増幅回路である。
【0012】10は前記デジタル信号処理回路7により
復調された信号が入力されるとともに操作スイッチ11
の操作に応じて前記サーボ信号処理回路6等の動作制御
を行うシステム制御回路であり、マイクロコンピュータ
ーにて構成されている。12は前記ピックアップ送り用
電動機2の回転駆動動作を行う電動機駆動回路であり、
前記システム制御回路10によって動作が制御されるよ
うに構成されている。13は前記光学式ピックアップ4
に組み込まれている対物レンズの変位動作と前記ピック
アップ送り用電動機2の回転駆動動作との関係を設定す
る目標位置演算回路であり、前記システム制御回路10
によりその動作が制御されるように構成されている。
復調された信号が入力されるとともに操作スイッチ11
の操作に応じて前記サーボ信号処理回路6等の動作制御
を行うシステム制御回路であり、マイクロコンピュータ
ーにて構成されている。12は前記ピックアップ送り用
電動機2の回転駆動動作を行う電動機駆動回路であり、
前記システム制御回路10によって動作が制御されるよ
うに構成されている。13は前記光学式ピックアップ4
に組み込まれている対物レンズの変位動作と前記ピック
アップ送り用電動機2の回転駆動動作との関係を設定す
る目標位置演算回路であり、前記システム制御回路10
によりその動作が制御されるように構成されている。
【0013】斯かる構成において、再生動作によってデ
ィスク1に記録されている信号の再生動作が開始される
と、ディスク1より得られる時間情報に基づいて所定の
トラック数、例えば25トラック先の時間情報が目標位
置として設定されるが、線速度一定にて回転駆動される
ディスク1では、内周側のトラックと外周側のトラック
における1トラックに記録されているブロック数が大き
く相違するため、25トラック先の時間情報は、現在再
生されている位置との間の時間差は内周側のトラックと
外周側のトラックとでは同一にならない。従って、25
トラック先の時間情報は、ディスク1の何処に光学式ピ
ックアップ4の光ビームが位置しているかに応じて変更
設定する必要があり、斯かる変更設定動作を目標位置演
算回路13が行うように構成されている。
ィスク1に記録されている信号の再生動作が開始される
と、ディスク1より得られる時間情報に基づいて所定の
トラック数、例えば25トラック先の時間情報が目標位
置として設定されるが、線速度一定にて回転駆動される
ディスク1では、内周側のトラックと外周側のトラック
における1トラックに記録されているブロック数が大き
く相違するため、25トラック先の時間情報は、現在再
生されている位置との間の時間差は内周側のトラックと
外周側のトラックとでは同一にならない。従って、25
トラック先の時間情報は、ディスク1の何処に光学式ピ
ックアップ4の光ビームが位置しているかに応じて変更
設定する必要があり、斯かる変更設定動作を目標位置演
算回路13が行うように構成されている。
【0014】そして、信号の再生動作が行われて前記目
標位置演算回路13によって演算設定された目標位置に
光学式ピックアップ4の光ビームが移動すると設定され
た時間情報が再生されるので、該光学式ピックアップ4
の光ビームが目標の位置に移動したことが認知され、こ
の時電動機駆動回路12によるピックアップ送り用電動
機2の回転駆動動作が行われ、前記光学式ピックアップ
4の本体がディスク1の外周方向へ移動変位されるよう
に構成されている。また、斯かる移動変位動作が行われ
たとき、前記光学式ピックアップ4を構成する対物レン
ズは、中間位置即ち変位量が零の位置に変位するように
構成されている。そして、斯かる変位動作が行われたと
きディスク1より得られる時間情報に基づいて次の目標
位置が前記目標位置演算回路13によって演算設定され
るように構成されている。
標位置演算回路13によって演算設定された目標位置に
光学式ピックアップ4の光ビームが移動すると設定され
た時間情報が再生されるので、該光学式ピックアップ4
の光ビームが目標の位置に移動したことが認知され、こ
の時電動機駆動回路12によるピックアップ送り用電動
機2の回転駆動動作が行われ、前記光学式ピックアップ
4の本体がディスク1の外周方向へ移動変位されるよう
に構成されている。また、斯かる移動変位動作が行われ
たとき、前記光学式ピックアップ4を構成する対物レン
ズは、中間位置即ち変位量が零の位置に変位するように
構成されている。そして、斯かる変位動作が行われたと
きディスク1より得られる時間情報に基づいて次の目標
位置が前記目標位置演算回路13によって演算設定され
るように構成されている。
【0015】以上の如く、本発明に係るディスクプレー
ヤーは構成されているが、次に動作について説明する。
使用者が操作スイッチ11に組み込まれている再生用操
作スイッチを操作すると、システム制御回路10による
制御動作が行われてディスクプレーヤーの再生動作が開
始される。光学式ピックアップ4は、サーボ信号処理回
路6によるフォーカシング制御動作及びトラッキング制
御動作が行われてディスク1に記録されている信号の読
み出し動作を行う。
ヤーは構成されているが、次に動作について説明する。
使用者が操作スイッチ11に組み込まれている再生用操
作スイッチを操作すると、システム制御回路10による
制御動作が行われてディスクプレーヤーの再生動作が開
始される。光学式ピックアップ4は、サーボ信号処理回
路6によるフォーカシング制御動作及びトラッキング制
御動作が行われてディスク1に記録されている信号の読
み出し動作を行う。
【0016】前記光学式ピックアップ4によって読み出
された信号は、RF増幅回路5に入力されて増幅される
とともに波形整形されてデジタル信号としてデジタル信
号処理回路7に印加される。前記デジタル信号処理回路
7は、前記RF増幅回路5より出力されるデジタル信号
を復調し、該デジタル信号に含まれている種々のデータ
信号を抽出する。
された信号は、RF増幅回路5に入力されて増幅される
とともに波形整形されてデジタル信号としてデジタル信
号処理回路7に印加される。前記デジタル信号処理回路
7は、前記RF増幅回路5より出力されるデジタル信号
を復調し、該デジタル信号に含まれている種々のデータ
信号を抽出する。
【0017】前記デジタル信号処理回路7により信号処
理されて情報データ(オーディオデータ)が抽出される
と、その情報データは誤り訂正処理動作が行われた後、
D/Aコンバータ8に印加される。該D/Aコンバータ
8に印加されたデジタル信号は、アナログ信号に変換さ
れた後、ステレオの左右のチャンネルの信号に分離され
て増幅回路9に入力される。従って、ディスク1に記録
されている音楽等の信号を再生聴取することが出来る。
理されて情報データ(オーディオデータ)が抽出される
と、その情報データは誤り訂正処理動作が行われた後、
D/Aコンバータ8に印加される。該D/Aコンバータ
8に印加されたデジタル信号は、アナログ信号に変換さ
れた後、ステレオの左右のチャンネルの信号に分離され
て増幅回路9に入力される。従って、ディスク1に記録
されている音楽等の信号を再生聴取することが出来る。
【0018】以上の如く再生動作は行われるが、次に斯
かる再生動作が行われているときの光学式ピックアップ
4の送り動作について説明する。再生動作が行われてい
るとき、光学式ピックアップ4を構成する対物レンズ
は、サーボ信号処理回路6によるフォーカシング制御動
作及びトラッキング制御動作によってディスク1に形成
されている信号トラックを追従するべく変位せしめられ
ている。
かる再生動作が行われているときの光学式ピックアップ
4の送り動作について説明する。再生動作が行われてい
るとき、光学式ピックアップ4を構成する対物レンズ
は、サーボ信号処理回路6によるフォーカシング制御動
作及びトラッキング制御動作によってディスク1に形成
されている信号トラックを追従するべく変位せしめられ
ている。
【0019】そして、ディスク1に記録されている信号
の再生動作が開始されると、該信号の中の位置指標情報
から現在位置、即ち信号の読み取り動作が行われている
位置の時間情報が検出され、その位置より25トラック
先に進んだ位置における時間情報が目標位置演算回路1
3によって演算設定される。斯かる状態において、再生
動作が進むにつれて、対物レンズの変位量が大きくな
る。
の再生動作が開始されると、該信号の中の位置指標情報
から現在位置、即ち信号の読み取り動作が行われている
位置の時間情報が検出され、その位置より25トラック
先に進んだ位置における時間情報が目標位置演算回路1
3によって演算設定される。斯かる状態において、再生
動作が進むにつれて、対物レンズの変位量が大きくな
る。
【0020】再生動作が進んで対物レンズの変位量が、
光学式ピックアップ4による信号読み取り動作が正常に
行えない限界の量になる前に、前記目標位置演算回路1
3によって演算設定された位置に光ビームが移動し、演
算設定された位置の時間情報が再生される。斯かる時間
情報が再生されると、システム制御回路10より電動機
駆動回路12に対してピックアップ送り用電動機2を回
転させるための制御信号が出力される。斯かる制御信号
が電動機駆動回路12に印加されると、該電動機駆動回
路12より前記ピックアップ送り用電動機2を回転させ
るための駆動信号が出力されるので、該ピックアップ送
り用電動機2が所定量だけ回転せしめられる。
光学式ピックアップ4による信号読み取り動作が正常に
行えない限界の量になる前に、前記目標位置演算回路1
3によって演算設定された位置に光ビームが移動し、演
算設定された位置の時間情報が再生される。斯かる時間
情報が再生されると、システム制御回路10より電動機
駆動回路12に対してピックアップ送り用電動機2を回
転させるための制御信号が出力される。斯かる制御信号
が電動機駆動回路12に印加されると、該電動機駆動回
路12より前記ピックアップ送り用電動機2を回転させ
るための駆動信号が出力されるので、該ピックアップ送
り用電動機2が所定量だけ回転せしめられる。
【0021】前記ピックアップ送り用電動機2が回転す
ると送り用ねじ3が回転駆動せしめられ、その回転力に
よって光学式ピックアップ4の本体が対物レンズの変位
量を小さくする方向へ所定量だけ移動せしめられる。光
学式ピックアップ4の本体がこのようにして移動せしめ
られると、サーボ信号処理回路6によるトラッキング制
御動作が行われ、対物レンズが中間位置に戻された状態
になる。従って、ディスク1からの信号の再生動作を支
障なく行うことが出来る。
ると送り用ねじ3が回転駆動せしめられ、その回転力に
よって光学式ピックアップ4の本体が対物レンズの変位
量を小さくする方向へ所定量だけ移動せしめられる。光
学式ピックアップ4の本体がこのようにして移動せしめ
られると、サーボ信号処理回路6によるトラッキング制
御動作が行われ、対物レンズが中間位置に戻された状態
になる。従って、ディスク1からの信号の再生動作を支
障なく行うことが出来る。
【0022】以上のように、対物レンズの変位量が大き
くなるとピックアップの送り機構による光学式ピックア
ップ4本体の移動動作が行われるが、斯かる移動動作が
行われたとき、ディスク1より再生される時間情報に基
づいて次の目標位置が前記目標位置演算回路13によっ
て演算設定され、以後斯かる動作が繰り返し行われるこ
とになる。
くなるとピックアップの送り機構による光学式ピックア
ップ4本体の移動動作が行われるが、斯かる移動動作が
行われたとき、ディスク1より再生される時間情報に基
づいて次の目標位置が前記目標位置演算回路13によっ
て演算設定され、以後斯かる動作が繰り返し行われるこ
とになる。
【0023】本実施例では、目標位置演算回路13によ
って設定される目標位置を25トラックに設定したが、
斯かるトラック数は限定されるものではない。また、目
標位置演算回路13によって設定されるトラック数を光
学式ピックアップ4が備えている性能、即ち対物レンズ
の変位による信号の読み取り動作を正常に行うことが出
来る最大の変位許容トラック数に設定すれば、ピックア
ップ送り用電動機2の回転駆動の回数を最少にすること
が出来る。
って設定される目標位置を25トラックに設定したが、
斯かるトラック数は限定されるものではない。また、目
標位置演算回路13によって設定されるトラック数を光
学式ピックアップ4が備えている性能、即ち対物レンズ
の変位による信号の読み取り動作を正常に行うことが出
来る最大の変位許容トラック数に設定すれば、ピックア
ップ送り用電動機2の回転駆動の回数を最少にすること
が出来る。
【0024】また、目標位置演算回路13によって設定
される目標位置のトラック数を調整可能にすると、特性
の異なる種々の光学式ピックアップを使用することが出
来るので、生産性を向上させることが出来る。
される目標位置のトラック数を調整可能にすると、特性
の異なる種々の光学式ピックアップを使用することが出
来るので、生産性を向上させることが出来る。
【0025】
【発明の効果】本発明は、光学式ピックアップによる再
生動作が開始されたとき、ディスクより得られる時間情
報に基づいて所定トラック数先の時間情報を演算し、演
算された時間情報が再生されたとき、ピックアップ送り
用電動機の回転により光学式ピックアップの本体を移動
させるようにしたので、対物レンズの変位量を検出する
ための手段を設ける必要がなく、構成が簡単になるとい
う利点を有している。
生動作が開始されたとき、ディスクより得られる時間情
報に基づいて所定トラック数先の時間情報を演算し、演
算された時間情報が再生されたとき、ピックアップ送り
用電動機の回転により光学式ピックアップの本体を移動
させるようにしたので、対物レンズの変位量を検出する
ための手段を設ける必要がなく、構成が簡単になるとい
う利点を有している。
【0026】また、本発明は、ディスクより得られる時
間情報に基づいて設定されるトラック数を光学式ピック
アップが備えている性能、即ち対物レンズの変位による
信号の読み取り動作を正常に行うことが出来る最大の変
位許容トラック数に設定したので、光学式ピックアップ
を移動させる電動機の回転駆動の回数を最少にすること
が出来るという効果を有している。更に、ディスクより
得られる時間情報に基づいて設定されるトラック数を調
整可能にしたので、特性の異なる種々の光学式ピックア
ップを使用するが可能となり、本発明は、ディスクプレ
ーヤーの生産性を向上させる上で非常に大きな効果を奏
するものである。
間情報に基づいて設定されるトラック数を光学式ピック
アップが備えている性能、即ち対物レンズの変位による
信号の読み取り動作を正常に行うことが出来る最大の変
位許容トラック数に設定したので、光学式ピックアップ
を移動させる電動機の回転駆動の回数を最少にすること
が出来るという効果を有している。更に、ディスクより
得られる時間情報に基づいて設定されるトラック数を調
整可能にしたので、特性の異なる種々の光学式ピックア
ップを使用するが可能となり、本発明は、ディスクプレ
ーヤーの生産性を向上させる上で非常に大きな効果を奏
するものである。
【図1】本発明に係るディスクプレーヤーのブロック回
路図である。
路図である。
1 ディスク 2 ピックアップ送り用電動機 4 光学式ピックアップ 6 サーボ信号処理回路 7 デジタル信号処理回路 10 システム制御回路 12 電動機駆動回路 13 目標位置演算回路
Claims (3)
- 【請求項1】ピックアップ送り用電動機の回転により本
体がディスクの径方向に移動せしめられるとともに対物
レンズの変位動作により光ビームをディスク上の信号ト
ラックに追従させるように構成された光学式ピックアッ
プにおいて、前記光学式ピックアップによる再生動作が
開始されたとき、ディスクより得られる時間情報に基づ
いて所定トラック数先の時間情報を演算し、演算された
時間情報が再生されたとき、前記ピックアップ送り用電
動機の回転により本体を移動させるようにしたことを特
徴とする光学式ピックアップの送り装置。 - 【請求項2】所定トラック数を対物レンズの変位許容ト
ラック数に設定したことを特徴とする請求項1に記載の
送り装置。 - 【請求項3】所定トラック数を調整可能にしたことを特
徴とする請求項1に記載の送り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24948794A JPH08115575A (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | 光学式ピックアップの送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24948794A JPH08115575A (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | 光学式ピックアップの送り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08115575A true JPH08115575A (ja) | 1996-05-07 |
Family
ID=17193707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24948794A Pending JPH08115575A (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | 光学式ピックアップの送り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08115575A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7146264B2 (en) * | 2001-03-30 | 2006-12-05 | International Business Machines Corporation | Method and system for controlling an automatic transmission using a GPS assist having a learn mode |
-
1994
- 1994-10-14 JP JP24948794A patent/JPH08115575A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7146264B2 (en) * | 2001-03-30 | 2006-12-05 | International Business Machines Corporation | Method and system for controlling an automatic transmission using a GPS assist having a learn mode |
US7480552B2 (en) | 2001-03-30 | 2009-01-20 | International Business Machines Corporation | Method and system for controlling an automatic transmission using a GPS assist having a learn mode |
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