JP2919728B2 - ディスクプレーヤーのピックアップ送り制御方法 - Google Patents
ディスクプレーヤーのピックアップ送り制御方法Info
- Publication number
- JP2919728B2 JP2919728B2 JP30897893A JP30897893A JP2919728B2 JP 2919728 B2 JP2919728 B2 JP 2919728B2 JP 30897893 A JP30897893 A JP 30897893A JP 30897893 A JP30897893 A JP 30897893A JP 2919728 B2 JP2919728 B2 JP 2919728B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pickup
- signal
- track count
- track
- feed motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ピックアップ送り用モ
ーターの回転によりピックアップを移動させるとともに
ピックアップより得られるトラックカウント信号の数を
カウントすることによってピックアップの移動動作を停
止させるように構成されたディスクプレーヤーに関す
る。
ーターの回転によりピックアップを移動させるとともに
ピックアップより得られるトラックカウント信号の数を
カウントすることによってピックアップの移動動作を停
止させるように構成されたディスクプレーヤーに関す
る。
【0002】
【従来の技術】デジタル信号により音楽等の情報データ
が記録されているディスクより信号を光学式ピックアッ
プを用いて読み出すことによって再生動作を行うディス
クプレーヤーが普及しており、斯かるディスクプレーヤ
ーの代表的なものとしてCDプレーヤーがある。
が記録されているディスクより信号を光学式ピックアッ
プを用いて読み出すことによって再生動作を行うディス
クプレーヤーが普及しており、斯かるディスクプレーヤ
ーの代表的なものとしてCDプレーヤーがある。
【0003】斯かるディスクプレーヤーにおいて、光学
式ピックアップは送り装置によってディスクの径方向に
移動せしめられるように構成されているが、斯かる送り
装置の機構としては、回転駆動型モーターの回転運動を
ウォームギャ等を用いて直線運動に変換するものとリニ
アモーターを用いて光学式ピックアップを直線移動させ
るものとがある。
式ピックアップは送り装置によってディスクの径方向に
移動せしめられるように構成されているが、斯かる送り
装置の機構としては、回転駆動型モーターの回転運動を
ウォームギャ等を用いて直線運動に変換するものとリニ
アモーターを用いて光学式ピックアップを直線移動させ
るものとがある。
【0004】リニアモーターを用いて光学式ピックアッ
プの送り動作を行う装置は、応答性等の特性では優れて
いるものの高価になるため、普及型のディスクプレーヤ
ーでは回転駆動型のモーターを一般に使用している。
プの送り動作を行う装置は、応答性等の特性では優れて
いるものの高価になるため、普及型のディスクプレーヤ
ーでは回転駆動型のモーターを一般に使用している。
【0005】また、斯かるディスクプレーヤーは、ディ
スクに記録されている位置指標情報を用いることにより
所望する曲等が記録されている位置を検出して再生動作
を開始する動作、即ちサーチと呼ばれる動作を行うこと
ができるように構成されている。
スクに記録されている位置指標情報を用いることにより
所望する曲等が記録されている位置を検出して再生動作
を開始する動作、即ちサーチと呼ばれる動作を行うこと
ができるように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】斯かるサーチ動作は、
現在位置の絶対時間と目標位置の絶対時間とから目標位
置までのトラック数を計算し、そのトラック数に対応さ
せて光学式ピックアップを移動させることによって行わ
れるが、ピックアップ本体の移動動作は、ピックアップ
より得られる信号を利用して横切られる信号トラックの
数をカウントすることによりその移動量を制御するよう
に構成されている。
現在位置の絶対時間と目標位置の絶対時間とから目標位
置までのトラック数を計算し、そのトラック数に対応さ
せて光学式ピックアップを移動させることによって行わ
れるが、ピックアップ本体の移動動作は、ピックアップ
より得られる信号を利用して横切られる信号トラックの
数をカウントすることによりその移動量を制御するよう
に構成されている。
【0007】ピックアップ本体の移動停止動作は、ピッ
クアップ送り用モーターに回転方向を逆転させる駆動信
号を印加することによって行われるが、ピックアップ送
り用モーターに回転方向を逆転させるための駆動信号を
供給してもピックアップ本体が直ちに停止することはな
く、その間ピックアップはディスク上を移動することに
なる。従って、斯かるディスクプレーヤーでは、移動停
止を行うためにピックアップ送り用モーターに逆転信号
を印加する時点は、斯かる移動を考慮して決定されてい
る。
クアップ送り用モーターに回転方向を逆転させる駆動信
号を印加することによって行われるが、ピックアップ送
り用モーターに回転方向を逆転させるための駆動信号を
供給してもピックアップ本体が直ちに停止することはな
く、その間ピックアップはディスク上を移動することに
なる。従って、斯かるディスクプレーヤーでは、移動停
止を行うためにピックアップ送り用モーターに逆転信号
を印加する時点は、斯かる移動を考慮して決定されてい
る。
【0008】斯かるディスクプレーヤーにおいて、ピッ
クアップ送り用モーターに印加される逆転信号の解除動
作は、トラックのカウント数が設定値になったときに行
われるように構成されている。斯かる構成のディスクプ
レーヤーにおいて、外気温度の低下や機械のバラツキに
よって負荷が大きくなるとピックアップの停止動作が設
定時間よりも早く行われることになる。
クアップ送り用モーターに印加される逆転信号の解除動
作は、トラックのカウント数が設定値になったときに行
われるように構成されている。斯かる構成のディスクプ
レーヤーにおいて、外気温度の低下や機械のバラツキに
よって負荷が大きくなるとピックアップの停止動作が設
定時間よりも早く行われることになる。
【0009】斯かる動作が行われるとトラックのカウン
ト数が設定値にならないので逆転信号の解除動作が行わ
れなくなり、ピックアップ送り用モーターの逆転動作に
よってピックアップ本体が逆方向へ移動せしめられると
いう問題がある。
ト数が設定値にならないので逆転信号の解除動作が行わ
れなくなり、ピックアップ送り用モーターの逆転動作に
よってピックアップ本体が逆方向へ移動せしめられると
いう問題がある。
【0010】本発明は、斯かる問題を解決したピックア
ップの送り制御方法を提供しようとするものである。
ップの送り制御方法を提供しようとするものである。
【0011】
【作用】本発明は、ピックアップ送り用モーターにブレ
ーキをかけたときトラックカウント信号の有無を検出
し、該トラックカウント信号が所定時間無くなったと
き、またはカウント値が設定値に達したとき、トラック
カウント動作を終了するとともにブレーキ動作を解除す
るようにしたものである。
ーキをかけたときトラックカウント信号の有無を検出
し、該トラックカウント信号が所定時間無くなったと
き、またはカウント値が設定値に達したとき、トラック
カウント動作を終了するとともにブレーキ動作を解除す
るようにしたものである。
【0012】
【実施例】図1は本発明のピックアップ送り制御方法を
示すフローチャート、図2は本発明に係るディスクプレ
ーヤーのブロック回路図である。
示すフローチャート、図2は本発明に係るディスクプレ
ーヤーのブロック回路図である。
【0013】図2において、1は図示しないスピンドル
モーターによって回転駆動されるディスク、2はピック
アップ送り用モーター、3は該ピックアップ送り用モー
ター2によって回転せしめられるとともに周囲にねじ溝
が形成されている送り用ねじ、4はディスク1に光ビー
ムを投射し、該ディスク1の信号面で反射される光ビー
ムを受ける光検出器を有するとともに対物レンズ等が組
込まれているピックアップであり、前記送り用ねじ3の
回転によってディスク1の径方向へ移動されるように構
成されている。
モーターによって回転駆動されるディスク、2はピック
アップ送り用モーター、3は該ピックアップ送り用モー
ター2によって回転せしめられるとともに周囲にねじ溝
が形成されている送り用ねじ、4はディスク1に光ビー
ムを投射し、該ディスク1の信号面で反射される光ビー
ムを受ける光検出器を有するとともに対物レンズ等が組
込まれているピックアップであり、前記送り用ねじ3の
回転によってディスク1の径方向へ移動されるように構
成されている。
【0014】5は前記ピックアップ4の光検出器より得
られるRF信号を増幅するとともに波形整形するRF増
幅回路、6は該RF増幅回路5を介して得られる信号に
基づいて前記ピックアップ4の光ビームをディスク1の
信号面に合焦させるフォーカシング制御及び前記光ビー
ムを前記信号面の信号トラックに追従させるトラッキン
グ制御動作を行うサーボ信号処理回路であり、斯かる動
作は対物レンズの動きを制御することによって行うよう
に構成されている。
られるRF信号を増幅するとともに波形整形するRF増
幅回路、6は該RF増幅回路5を介して得られる信号に
基づいて前記ピックアップ4の光ビームをディスク1の
信号面に合焦させるフォーカシング制御及び前記光ビー
ムを前記信号面の信号トラックに追従させるトラッキン
グ制御動作を行うサーボ信号処理回路であり、斯かる動
作は対物レンズの動きを制御することによって行うよう
に構成されている。
【0015】7は前記RF増幅回路5より出力される出
力信号のデジタル信号処理を行うとともに各種信号の復
調動作を行うデジタル信号処理回路、8は前記デジタル
信号処理回路7にてデジタル処理されたデジタル信号で
あるデータ信号が入力されるとともに該信号をアナログ
信号に変換するD/Aコンバータ、9は該D/Aコンバ
ータ8によりアナログ信号に変換された左右のチャンネ
ルのオーディオ信号が入力されるとともに該信号を増幅
する増幅回路である。
力信号のデジタル信号処理を行うとともに各種信号の復
調動作を行うデジタル信号処理回路、8は前記デジタル
信号処理回路7にてデジタル処理されたデジタル信号で
あるデータ信号が入力されるとともに該信号をアナログ
信号に変換するD/Aコンバータ、9は該D/Aコンバ
ータ8によりアナログ信号に変換された左右のチャンネ
ルのオーディオ信号が入力されるとともに該信号を増幅
する増幅回路である。
【0016】10は前記デジタル信号処理回路7により
復調された信号が入力されるとともに操作スイッチ11
の操作に応じてサーボ信号処理回路6等の動作制御を行
うシステム制御回路であり、マイクロコンピューターに
て構成されている。
復調された信号が入力されるとともに操作スイッチ11
の操作に応じてサーボ信号処理回路6等の動作制御を行
うシステム制御回路であり、マイクロコンピューターに
て構成されている。
【0017】12は前記ピックアップ送り用モーター2
の回転駆動動作を行う電動機駆動回路であり、前記シス
テム制御回路10によって動作が制御されるように接続
されている。13は前記システム制御回路10によって
動作が制御されるタイマー回路であり、前記ピックアッ
プ送り用モーター2にブレーキをかけたとき動作状態に
なるとともにピックアップ4より得られるトラックカウ
ント信号があるときリセットされるように構成されてい
る。また、前記システム制御回路10にはピックアップ
4より得られる信号に基いてデジタル信号処理回路7よ
り出力されるトラックカウント信号をカウントするカウ
ンター回路が組込まれている。
の回転駆動動作を行う電動機駆動回路であり、前記シス
テム制御回路10によって動作が制御されるように接続
されている。13は前記システム制御回路10によって
動作が制御されるタイマー回路であり、前記ピックアッ
プ送り用モーター2にブレーキをかけたとき動作状態に
なるとともにピックアップ4より得られるトラックカウ
ント信号があるときリセットされるように構成されてい
る。また、前記システム制御回路10にはピックアップ
4より得られる信号に基いてデジタル信号処理回路7よ
り出力されるトラックカウント信号をカウントするカウ
ンター回路が組込まれている。
【0018】斯かる回路構成において、電動機駆動回路
12によるピックアップ送り用モーター2の回転駆動動
作によってピックアップ4の移動動作は行われるが、ト
ラックカウント数がサーチ位置までのトラック数より所
定値少ない値になると前記ピックアップ送り用モーター
2を逆転させるための信号がシステム制御回路10より
電動機駆動回路12に対して出力される。斯かる逆転動
作によってピックアップ4の移動動作に対してブレーキ
がかかることになるが、トラックのカウント数が設定値
になると逆転動作が解除されるように構成されている。
12によるピックアップ送り用モーター2の回転駆動動
作によってピックアップ4の移動動作は行われるが、ト
ラックカウント数がサーチ位置までのトラック数より所
定値少ない値になると前記ピックアップ送り用モーター
2を逆転させるための信号がシステム制御回路10より
電動機駆動回路12に対して出力される。斯かる逆転動
作によってピックアップ4の移動動作に対してブレーキ
がかかることになるが、トラックのカウント数が設定値
になると逆転動作が解除されるように構成されている。
【0019】また、電動機駆動回路12による逆転駆動
動作によってピックアップ4に対するブレーキ動作が行
われているときトラックカウント信号が所定時間無くな
るとカウンター回路によるトラックカウント動作を終了
してブレーキ動作を解除するように構成されている。
動作によってピックアップ4に対するブレーキ動作が行
われているときトラックカウント信号が所定時間無くな
るとカウンター回路によるトラックカウント動作を終了
してブレーキ動作を解除するように構成されている。
【0020】以上の如く、本発明に係るディスクプレー
ヤーは構成されているが、次に図1に示したフローチャ
ートに基いてピックアップ送り制御方法について説明す
る。サーチ操作が行われると電動機駆動回路12による
ピックアップ送り用モーター2の回転駆動動作が行わ
れ、ピックアップ4の本体が高速にてサーチ位置方向へ
移動せしめられる。斯かる移動動作が行われているとき
サーボ信号処理回路6によるピックアップ4のフォーカ
スサーボ動作が行われ、ディスク面の信号トラックをピ
ックアップの光ビームが横切る毎にトラックカウント信
号が出力される。その結果、システム制御回路10に組
込まれているカウンター回路によってトラックカウント
信号のカウント動作が行われる。
ヤーは構成されているが、次に図1に示したフローチャ
ートに基いてピックアップ送り制御方法について説明す
る。サーチ操作が行われると電動機駆動回路12による
ピックアップ送り用モーター2の回転駆動動作が行わ
れ、ピックアップ4の本体が高速にてサーチ位置方向へ
移動せしめられる。斯かる移動動作が行われているとき
サーボ信号処理回路6によるピックアップ4のフォーカ
スサーボ動作が行われ、ディスク面の信号トラックをピ
ックアップの光ビームが横切る毎にトラックカウント信
号が出力される。その結果、システム制御回路10に組
込まれているカウンター回路によってトラックカウント
信号のカウント動作が行われる。
【0021】斯かる状態において、カウンター回路のカ
ウント値がサーチ位置までのトラック数より所定値少な
い値になるとピックアップ送り用モーター2にブレーキ
をかける(ステップA)。斯かるブレーキ動作は、電動
機駆動回路12より前記ピックアップ送り用モーター2
を逆方向へ回転させる駆動信号を出力することによって
行われる。斯かるブレーキ動作が開始されるとタイマー
回路13を動作状態にする(ステップB)。
ウント値がサーチ位置までのトラック数より所定値少な
い値になるとピックアップ送り用モーター2にブレーキ
をかける(ステップA)。斯かるブレーキ動作は、電動
機駆動回路12より前記ピックアップ送り用モーター2
を逆方向へ回転させる駆動信号を出力することによって
行われる。斯かるブレーキ動作が開始されるとタイマー
回路13を動作状態にする(ステップB)。
【0022】斯かる動作状態において、ピックアップ4
より出力されるトラックカウント信号があるか否かの判
定をする(ステップC)。ステップCでトラックカウン
ト信号があった場合には、タイマー回路13をリセット
する(ステップD)。
より出力されるトラックカウント信号があるか否かの判
定をする(ステップC)。ステップCでトラックカウン
ト信号があった場合には、タイマー回路13をリセット
する(ステップD)。
【0023】ステップCでトラックカウント信号が無い
場合又はステップDへ進んだ場合には、タイマー回路1
3のタイマー時間が終了したか否かの判定をする(ステ
ップE)。ステップEでタイマー時間が終了しなかった
場合にはカウント数が設定値になったか否かを判定する
(ステップF)。
場合又はステップDへ進んだ場合には、タイマー回路1
3のタイマー時間が終了したか否かの判定をする(ステ
ップE)。ステップEでタイマー時間が終了しなかった
場合にはカウント数が設定値になったか否かを判定する
(ステップF)。
【0024】ステップFでカウント数が設定値に達っし
ない場合には、トラックカウント信号があるか否かの判
定をするステップCへ戻り、前述した動作が繰り返して
行われる。ステップFでカウント数が設定値になるとト
ラックカウント信号のカウント動作を終了する(ステッ
プG)。
ない場合には、トラックカウント信号があるか否かの判
定をするステップCへ戻り、前述した動作が繰り返して
行われる。ステップFでカウント数が設定値になるとト
ラックカウント信号のカウント動作を終了する(ステッ
プG)。
【0025】斯かるトラックカウント信号のカウント動
作が終了すると電動機駆動回路12によるピックアップ
送り用モーター2の逆転駆動動作、即ちブレーキ動作が
解除される(ステップH)。斯かる動作が行われるとピ
ックアップ4本体の移動動作が停止されるが、このとき
ピックアップ4の位置はサーチ位置の近くにあり、斯か
る動作後は、対物レンズの変位制御動作、即ちトラック
ジャンブ動作によってピックアップ4はサーチ位置まで
移動することになる。
作が終了すると電動機駆動回路12によるピックアップ
送り用モーター2の逆転駆動動作、即ちブレーキ動作が
解除される(ステップH)。斯かる動作が行われるとピ
ックアップ4本体の移動動作が停止されるが、このとき
ピックアップ4の位置はサーチ位置の近くにあり、斯か
る動作後は、対物レンズの変位制御動作、即ちトラック
ジャンブ動作によってピックアップ4はサーチ位置まで
移動することになる。
【0026】サーチ操作が行われると前述した動作が行
われてピックアップ4のサーチ位置への移動動作が行わ
れるが、斯かる動作はピックアップ送り用モーター2の
ブレーキ動作が設定したとおりに行われた場合の動作で
ある。
われてピックアップ4のサーチ位置への移動動作が行わ
れるが、斯かる動作はピックアップ送り用モーター2の
ブレーキ動作が設定したとおりに行われた場合の動作で
ある。
【0027】次に気温の低下や機械のバラツキによって
ピックアップ4本体の送り機構に対する負荷が設定値よ
りも大きくなった場合について説明する。斯かる場合に
は、ピックアップ4が設定値よりも早く停止するためト
ラックカウント信号が無くなる。その結果、ステップC
よりステップEへ進み、所定の時間以内にトラックカウ
ント信号が入力されないのでステップGへ進む。即ち、
この場合には、カウンターのカウント値が設定値に達っ
していないにもかかわらずトラックカウント信号のカウ
ント動作を終了する。
ピックアップ4本体の送り機構に対する負荷が設定値よ
りも大きくなった場合について説明する。斯かる場合に
は、ピックアップ4が設定値よりも早く停止するためト
ラックカウント信号が無くなる。その結果、ステップC
よりステップEへ進み、所定の時間以内にトラックカウ
ント信号が入力されないのでステップGへ進む。即ち、
この場合には、カウンターのカウント値が設定値に達っ
していないにもかかわらずトラックカウント信号のカウ
ント動作を終了する。
【0028】斯かるトラックカウント信号のカウント動
作が終了するとステップHへ進み、電動機駆動回路12
によるピックアップ送り用モーター2の逆転駆動動作、
即ちブレーキ動作が解除される。このようにカウンター
のカウント値が設定値に達っしていなくてもトラックカ
ウント信号が所定時間無くなるとブレーキ動作を解除す
るようにしたのでピックアップ4本体の逆方向への移動
動作を防止することができる。
作が終了するとステップHへ進み、電動機駆動回路12
によるピックアップ送り用モーター2の逆転駆動動作、
即ちブレーキ動作が解除される。このようにカウンター
のカウント値が設定値に達っしていなくてもトラックカ
ウント信号が所定時間無くなるとブレーキ動作を解除す
るようにしたのでピックアップ4本体の逆方向への移動
動作を防止することができる。
【0029】また、ステップEでタイマーが終了した場
合には、ブレーキをかける時点を変更する(ステップ
I)。即ち、ステップAでサーチ動作状態において、カ
ウンター回路のカウント値がサーチ位置までのトラック
数より所定値少ない値になったときピックアップ送り用
モーター2にブレーキをかけるようにされているが、こ
の所定値を小さい値に変更する。斯かる変更動作を行う
ことによってピックアップ4の移動停止動作を正確に行
うことができる。
合には、ブレーキをかける時点を変更する(ステップ
I)。即ち、ステップAでサーチ動作状態において、カ
ウンター回路のカウント値がサーチ位置までのトラック
数より所定値少ない値になったときピックアップ送り用
モーター2にブレーキをかけるようにされているが、こ
の所定値を小さい値に変更する。斯かる変更動作を行う
ことによってピックアップ4の移動停止動作を正確に行
うことができる。
【0030】
【発明の効果】本発明は、ピックアップの移動動作時ピ
ックアップより得られるトラックカウント信号のカウン
ト値がサーチ位置までのトラック数より所定値少ない値
に達したとき、前記ピックアップ送り用モーターにブレ
ーキをかけるとともにトラックカウント信号の有無を検
出し、該トラックカウント信号が所定時間無くなったと
き、またはカウント値が設定値に達したとき、トラック
カウント動作を終了するとともにブレーキ動作を解除す
るようにしたので、負荷の設定値が温度変化等によって
大きくなってもピックアップの移動停止動作を正確に行
うことが出来る。
ックアップより得られるトラックカウント信号のカウン
ト値がサーチ位置までのトラック数より所定値少ない値
に達したとき、前記ピックアップ送り用モーターにブレ
ーキをかけるとともにトラックカウント信号の有無を検
出し、該トラックカウント信号が所定時間無くなったと
き、またはカウント値が設定値に達したとき、トラック
カウント動作を終了するとともにブレーキ動作を解除す
るようにしたので、負荷の設定値が温度変化等によって
大きくなってもピックアップの移動停止動作を正確に行
うことが出来る。
【0031】また、本発明は、トラックカウント信号の
有無の検出動作時、トラックカウント信号が所定時間無
くなった場合、ピックアップ送り用モーターにブレーキ
をかける時点を決定するサーチ位置までのトラック数の
設定値を変更するようにしたので、ピックアップの送り
制御動作を状況に対応させて正確に行うことが出来ると
いう利点を有している。
有無の検出動作時、トラックカウント信号が所定時間無
くなった場合、ピックアップ送り用モーターにブレーキ
をかける時点を決定するサーチ位置までのトラック数の
設定値を変更するようにしたので、ピックアップの送り
制御動作を状況に対応させて正確に行うことが出来ると
いう利点を有している。
【図1】本発明のピックアップ送り制御方法を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図2】本発明に係るディスクプレーヤーのブロック回
路図である。
路図である。
1 ディスク 2 ピックアップ送り用モーター 4 ピックアップ 7 デジタル信号処理回路 10 システム制御回路 12 電動機駆動回路 13 タイマー回路
Claims (2)
- 【請求項1】 サーチ動作時ピックアップ送り用モータ
ーの回転によりピックアップを移動させるとともにピッ
クアップより得られるトラックカウント信号の数をカウ
ントすることによってピックアップの移動動作を停止さ
せるように構成されたディスクプレーヤーにおいて、前
記ピックアップの移動動作時ピックアップより得られる
トラックカウント信号のカウント値がサーチ位置までの
トラック数より所定値少ない値に達したとき、前記ピッ
クアップ送り用モーターにブレーキをかけるとともにト
ラックカウント信号の有無を検出し、該トラックカウン
ト信号が所定時間無くなったとき、またはカウント値が
設定値に達したとき、トラックカウント動作を終了する
とともにブレーキ動作を解除するようにしたことを特徴
とするディスクプレーヤーのピックアップ送り制御方
法。 - 【請求項2】 トラックカウント信号の有無の検出動作
時、トラックカウント信号が所定時間無くなった場合、
ピックアップ送り用モーターにブレーキをかける時点を
決定するサーチ位置までのトラック数の設定値を変更す
るようにしたことを特徴とする請求項1に記載のピック
アップ送り制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30897893A JP2919728B2 (ja) | 1993-12-09 | 1993-12-09 | ディスクプレーヤーのピックアップ送り制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30897893A JP2919728B2 (ja) | 1993-12-09 | 1993-12-09 | ディスクプレーヤーのピックアップ送り制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07169213A JPH07169213A (ja) | 1995-07-04 |
JP2919728B2 true JP2919728B2 (ja) | 1999-07-19 |
Family
ID=17987501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30897893A Expired - Fee Related JP2919728B2 (ja) | 1993-12-09 | 1993-12-09 | ディスクプレーヤーのピックアップ送り制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2919728B2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-09 JP JP30897893A patent/JP2919728B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07169213A (ja) | 1995-07-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH1083549A (ja) | ディスクプレーヤーのティルト制御方法 | |
JP2635888B2 (ja) | 光記録再生システムのスピンドルモーター制御回路 | |
JP2919728B2 (ja) | ディスクプレーヤーのピックアップ送り制御方法 | |
JP2919729B2 (ja) | ディスクプレーヤーのピックアップ送り制御方法 | |
KR100525856B1 (ko) | 광디스크 장치에서의 디스크 정지 제어방법 | |
JP2828862B2 (ja) | 光学式ピックアップの送り装置 | |
JPH02260281A (ja) | ディスク再生装置の回転制動方法及び回転制動装置 | |
JP2925878B2 (ja) | ディスクプレーヤーのブレーキ時間設定方法 | |
JPH0887843A (ja) | ディスクプレーヤーのピックアップ送り制御方法 | |
JPH05274773A (ja) | Cdプレーヤにおける目標トラックアクセス方式 | |
JPH0617214Y2 (ja) | ディスク制御回路 | |
JP2951147B2 (ja) | ディスクプレーヤーのサーチ方法 | |
JP2911379B2 (ja) | 光学式ピックアップの送り装置 | |
JP2664605B2 (ja) | ディスクの線速度測定方法 | |
JPH01109573A (ja) | デイスク回転数制御方法 | |
KR100223214B1 (ko) | 광디스크재생장치에서 광디스크의 종류를 판단하는 방법 | |
JPH0917106A (ja) | ディスク判別装置 | |
JP3091679B2 (ja) | 光学式ピックアップの送り装置 | |
JP3128796B2 (ja) | 光ディスク駆動装置のサーチジャンプ方法及び装置 | |
JP2576809B2 (ja) | ディスクプレーヤのブレーキ制御装置 | |
JP2548715B2 (ja) | ディスクサーチ方法 | |
JP3043245B2 (ja) | ディスクプレーヤーの再生制御方法 | |
JPH08115575A (ja) | 光学式ピックアップの送り装置 | |
JPH0955048A (ja) | ディスクプレーヤーのピックアップ送り制御回路 | |
JPH11213395A (ja) | トラックピッチ測定方法及びサーチ方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |