JP2925878B2 - ディスクプレーヤーのブレーキ時間設定方法 - Google Patents

ディスクプレーヤーのブレーキ時間設定方法

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JP2925878B2
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、線速度一定にて回転す
るディスクに記録されている信号を光学式ピックアップ
により読み出すように構成されたディスクプレーヤーに
関し、特にディスクを回転させる電動機にブレーキ信号
を供給する時間を設定する方法に係る。
【0002】
【従来の技術】デジタル信号により音楽等の情報データ
が記録されているディスクより信号を光学式ピックアッ
プを用いて読み出すことによって再生動作を行うディス
クプレーヤーが普及しており、斯かるディスクプレーヤ
ーの代表的なものとしてCDプレーヤーがある。
【0003】斯かるCDプレーヤーに使用されるディス
クには、周知の如く、音楽情報等の主データ信号の他に
再生に伴って1/75秒周期で1ブロックが完成される
サブコーディング信号と呼ばれる副データ信号が記録さ
れている。斯かるサブコーディング信号は、P,Q〜W
チャンネルの8つのチャンネルから構成され、その中の
Pチャンネルに曲の頭の位置を示す位置指標情報が含ま
れているとともにQチャンネルに信号トラックの始点か
らの絶対経過時間、曲毎の経過時間及び曲番等を示す位
置指標情報が含まれている。そのため、CDプレーヤー
は、前記位置指標情報を再生することによって再生動作
が行われている位置の絶対経過時間、即ちディスクの始
点からの時間を検出することができる。
【0004】また、斯かるCDプレーヤーにおいて、再
生動作状態より停止状態への切換操作を行った場合ディ
スクは直ちに回転を停止することはない。従って、斯か
るCDプレーヤーは、停止動作時ディスクを回転せしめ
る電動機を逆方向へ回転させるブレーキ信号を供給する
ように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】CDプレーヤーでは、
ディスクは線速度一定にて回転駆動されるため、ディス
クの内周側と外周側とでは、その回転速度が大きく異な
る。そのため、停止動作時電動機に供給されるブレーキ
信号の供給時間を同一にするとブレーキ不足によってデ
ィスクの回転が停止しない場合やブレーキが過大となっ
てディスクが逆方向に回転せしめられた状態になるとい
う問題がある。
【0006】本発明は、斯かる問題を解決したブレーキ
時間設定方法を提供しようとするものである。
【0007】
【作用】本発明は、再生動作状態より停止操作を行った
ときディスクより得られる絶対経過時間に基づいてブレ
ーキ信号の供給時間を設定するようにしたものである。
【0008】
【実施例】図1は本発明に係るディスクプレーヤーのブ
ロック回路図である。同図において、1はディスクDが
載置されるとともに該ディスクDを回転させるターンテ
ーブル、2は該ターンテーブル1を回転駆動する電動機
である。3はCD方式のディスクDに光ビームを投射
し、該ディスクDの信号面で反射される光ビームを受け
る光検出器を有する光学式ピックアップ、4は該ピック
アップ3の光検出器より得られるRF信号を増幅すると
ともに波形整形するRF増幅回路、5は該RF増幅回路
4を介して得られる信号に基づいて前記ピックアップ3
の光ビームをディスクDの信号面に合焦させるフォーカ
シング制御及び前記光ビームを前記信号面の信号トラッ
クに追従させるトラッキング制御を行うとともに該ピッ
クアップ3全体の送り動作及びトラックジャンプの制御
を行うサーボ信号処理回路である。
【0009】6は前記RF増幅回路4より出力される出
力信号のデジタル信号処理を行うとともに各種信号の復
調動作を行うデジタル信号処理回路、7は前記デジタル
信号処理回路6にてデジタル処理されたデジタル信号が
入力されるとともに該信号をアナログ信号に変換するD
/Aコンバータ、8は該D/Aコンバータ7によりアナ
ログ信号に変換された左右のチャンネルのオーディオ信
号が入力されるとともに該信号を増幅する増幅回路であ
る。
【0010】9は前記デジタル信号処理回路6により復
調された信号が入力されるとともに操作スイッチ10の
操作に応じて種々な動作制御を行うシステム制御回路で
ある。11は前記システム制御回路9によって動作が制
御される電動機制御回路であり、前記電動機2の回転速
度を制御する作用を有している。12は前記システム制
御回路9によって動作が制御されるブレーキ制御回路で
あり、前記電動機制御回路11に対して電動機2を逆方
向に回転させるためのブレーキ信号を出力させるべく作
用するように構成されている。
【0011】以上の如く本発明に係るディスクプレーヤ
ーは構成されているが、次にブレーキ制御回路12によ
るブレーキ時間の設定方法について説明する。ディスク
Dは電動機制御回路11による電動機2の回転駆動動作
によって線速度が一定になるように回転駆動される。従
って、光学式ピックアップ3がディスクDの最内周に記
録されている信号を再生しているときディスクDの回転
速度が最大となり、反対にディスクDの最外周に記録さ
れている信号を再生しているときディスクDの回転速度
が最小になる。
【0012】それ故、ディスクDの回転速度が最大の状
態にあるときに要するブレーキ信号の供給時間と回転速
度が最小の状態にあるときに要するブレーキ信号の供給
時間を求めて設定するとともにその間を適当な数に分割
して供給時間を設定する。このようにして設定されたブ
レーキ信号の供給時間とディスクDに記録されている信
号より得られる絶対経過時間とを対応させたデータがシ
ステム制御回路9に組込まれているメモリー回路(図示
せず)にテーブルデータとして記憶されている。
【0013】以上の如く本発明は構成されており、次に
動作について説明する。例えば、使用者が操作スイッチ
10の中の再生操作スイッチを操作するとシステム制御
回路9による制御動作が行われてディスクプレーヤーの
再生動作が開始される。光学式ピックアップ3は、サー
ボ信号処理回路5によるフォーカシング制御及びトラッ
キング制御動作が行われて、電動機2により回転駆動さ
れるディスクDに記録されている信号の読み出し動作を
行う。
【0014】前記光学式ピックアップ3によって読み出
された信号は、RF増幅回路4により増幅されるととも
に波形整形されてデジタル信号としてデジタル信号処理
回路6に印加される。前記デジタル信号処理回路6は、
前記RF増幅回路4より出力されるデジタル信号を復調
し、該デジタル信号に含まれている種々のデータ信号を
抽出する。
【0015】前記デジタル信号処理回路6により信号処
理されて情報データ(オーディオデータ)が抽出される
とその情報データは誤り訂正処理動作が行われた後、D
/Aコンバータ7に印加される。該D/Aコンバータ7
に印加されたデジタル信号は、アナログ信号に変換され
た後、ステレオの左右のチャンネルの信号に分離されて
増幅回路8に入力される。従って、ディスクに記録され
ている音楽等の信号を再生聴取することができる。
【0016】以上の如く本実施例における再生動作は行
われるが、次に斯かる状態より停止操作を行った場合の
動作について説明する。ディスクプレーヤーが再生動作
状態にあるときに停止操作を行うと、ブレーキ制御回路
12より電動機制御回路11に対して、電動機2を逆方
向に回転させるためのブレーキ信号が出力される。そし
て、電動機2を逆方向に回転させるためのブレーキ信号
の供給時間は、再生動作状態にあるときディスクDより
読み出されていた位置指標情報である絶対経過時間に基
づいて設定される。即ち、システム制御回路9に組込ま
れているメモリー回路に記憶されているテーブルデータ
に基づいてブレーキ信号の供給時間が設定されるため、
ディスクDを適確に停止させることができる。
【0017】以上に説明した実施例は、ディスクDの線
速度が規定の1つの速度である場合であるが、CDプレ
ーヤーにおけるディスクの線速度は、特定の速度ではな
く、1.2m/秒から1.4m/秒の範囲が許容されて
いる。従って、再生動作状態より停止状態に切換えた場
合にディスクをより適確に停止させるためには、線速度
の値を考慮する必要がある。
【0018】斯かるディスクの線速度を測定する方法と
しては、例えばターンテーブル1の回転速度を検出する
手段を設け、光学式ピックアップ3がディスクDの所定
の位置、即ちリードインエリアの最内周にあるときの回
転速度を測定すればディスクDの線速度を求めることが
できる。従って、1.2m/秒から1.4m/秒の間を
所定数に分割し、その各々に対する絶対経過時間とブレ
ーキ信号の供給時間とを対応させたテーブルデータをメ
モリー回路に記憶させれば、各線速度に適したブレーキ
動作を行うことができる。
【0019】斯かる方法によれば各線速度に適したブレ
ーキ信号の供給時間を設定することができるが、各線速
度に対応したテーブルデータを記憶する必要があり、必
然的にメモリーの数が多くなる。
【0020】次に、1つのテーブルデータにより各線速
度に適したブレーキ動作を方法について説明する。CD
プレーヤーにおいて、各線速度をパラメーターとしてデ
ィスクの回転数と絶対経過時間との関係を比較すると、
各線速度における特性を平行移動させた関係にある。従
って、CDプレーヤーにおける線速度の中間値である
1.3m/秒における絶対経過時間とブレーキ信号の供
給時間とを対応させたテーブルデータのみをメモリー回
路に記憶させ、測定されたディスクの線速度と前記中間
値の線速度との比に基づいて前記テーブルデータの値を
変更すればそのディスクの線速度に最適なブレーキ信号
の供給時間を設定することが出来る。斯かる方法によれ
ば、テーブルデータを記憶させるメモリーの数を少なく
することが出来る。
【0021】
【発明の効果】本発明は、再生動作状態より停止操作を
行ったとき、信号の読み出し動作が行われていた位置の
絶対経過時間及び回転駆動制御が行われている線速度の
値に基づいてブレーキ信号の供給時間を設定するように
したので、即ち絶対経過時間だけでなくディスクの線速
度の値に対応させてブレーキ信号の供給時間を設定する
ようにしたので、CDプレーヤーのように線速度が所定
の範囲に設定されているディスクプレーヤーに実施した
場合にディスクの回転停止動作を適確に行うことが出来
る。また、本発明は、所定範囲の中間値の線速度におけ
る絶対経過時間に対応したブレーキ信号供給時間をテー
ブルデータとして記憶させ、再生動作状態より停止操作
を行ったときディスクの線速度と前記中間値の線速度と
の比に基づいて前記テーブルデータを変更するとともに
該変更データ及び信号の読み出し動作が行われていた位
置の絶対経過時間に基づいてブレーキ信号の供給時間を
設定するようにしたので、ディスクの回転停止動作を適
確に行うことが出来るだけでなくテーブルデータを各線
速度に対応させて設ける場合と比較してデータを記憶さ
せるメモリーの数を少なくすることが出来るという効果
を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクプレーヤーのブロック回
路図である。
【符号の説明】
2 電動機 3 光学式ピックアップ 6 デジタル信号処理回路 9 システム制御回路 11 電動機制御回路 12 ブレーキ制御回路 D ディスク

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の範囲内の値に設定された一定の線
    速度にて回転するディスクに記録されている信号を光学
    式ピックアップにより読み出すように構成されていると
    ともに停止状態への切換動作時ディスクを回転させる電
    動機に逆方向へ回転させるブレーキ信号を供給するよう
    に構成されたディスクプレーヤーにおいて、再生動作状
    態より停止操作を行ったとき信号の読み出し動作が行わ
    れていた位置の絶対経過時間及び回転駆動制御が行われ
    ている線速度の値に基づいてブレーキ信号の供給時間を
    設定するようにしたことを特徴とするディスクプレーヤ
    ーのブレーキ時間設定方法。
  2. 【請求項2】 所定の範囲内の値に設定された一定の
    速度にて回転するディスクに記録されている信号を光学
    式ピックアップにより読み出すように構成されていると
    ともに停止状態への切換動作時ディスクを回転させる電
    動機に逆方向へ回転させるブレーキ信号を供給するよう
    に構成されたディスクプレーヤーにおいて、所定範囲の
    中間値の線速度における絶対経過時間に対応したブレー
    キ信号供給時間をテーブルデータとして記憶させ、再生
    動作状態より停止操作を行ったときディスクの線速度と
    前記中間値の線速度との比に基づいて前記テーブルデー
    タを変更するとともに該変更データ及び信号の読み出し
    動作が行われていた位置の絶対経過時間に基づいてブレ
    ーキ信号の供給時間を設定するようにしたことを特徴と
    するディスクプレーヤーのブレーキ時間設定方法。
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