JP2664605B2 - ディスクの線速度測定方法 - Google Patents

ディスクの線速度測定方法

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JP2664605B2
JP2664605B2 JP4256770A JP25677092A JP2664605B2 JP 2664605 B2 JP2664605 B2 JP 2664605B2 JP 4256770 A JP4256770 A JP 4256770A JP 25677092 A JP25677092 A JP 25677092A JP 2664605 B2 JP2664605 B2 JP 2664605B2
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、線速度一定にて回転す
るディスクに記録されている信号を光学式ピックアップ
により読み出すように構成されたディスクプレーヤーに
関し、特にディスクの線速度を測定する方法に係る。
【0002】
【従来の技術】デジタル信号により音楽等の情報データ
が記録されているディスクより信号を光学式ピックアッ
プを用いて読み出すことによって再生動作を行うディス
クプレーヤーが普及しているが、斯かるディスクプレー
ヤーの代表的なものとしてCDプレーヤーがある。
【0003】斯かるCDプレーヤーに使用されるディス
クには、周知の如く、音楽情報等の主データ信号の他に
再生に伴って1/75秒周期で1ブロックが完成される
サブコーディング信号と呼ばれる副データ信号が記録さ
れている。斯かるサブコーディング信号は、P,Q〜W
チャンネルの8つのチャンネルから構成され、その中の
Pチャンネルに曲の頭の位置を示す位置指標情報が含ま
れているとともにQチャンネル信号トラックの始点から
の絶対経過時間、曲毎の経過時間及び曲番等を示す位置
指標情報が含まれている。そのため、CDプレーヤー
は、前記位置指標情報を用いることによりサーチ動作を
行うことができ、指定した曲の再生動作を行うことがで
きるように構成されている。
【0004】斯かるサーチ動作は光学式ピックアップを
ディスクの径方向に移動させることによって行われる
が、斯かる移動動作はトラックジャンプと呼ばれ、その
トラックジャンプ数を徐々に少なくすることにより所望
の位置をサーチするように構成されている。
【0005】そして、CDプレーヤーにおけるディスク
の回転速度は一定ではなく線速度が一定になるように回
転駆動されるため、ディスク上の場所によって、現在位
置から目標位置までのトラック数が大きく相違すること
になる。そのため、現在位置と目標位置までの移動時間
とによって決められる定数をもって光学式ピックアップ
の移動量を設定する方法が行われていた。
【0006】しかしながら、CDプレーヤーにおけるデ
ィスクの線速度は、特定の速度ではなく、1.2m/秒
から1.4m/秒の範囲が許容されている。それ故、前
述した光学式ピックアップの移動量を求める際に使用す
る定数は線速度の値に応じて変更する必要があり、斯か
る線速度の測定を行う技術が特開昭61−94283号
公報に記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述した公報には、デ
ィスクを回転させるスピンドルにスリットが形成されて
いる円板を取付け、その円板より間欠的に得られる光を
フォトセンサにより検出することによってディスクの線
速度を測定する技術が記載されている。
【0008】斯かる技術は、円板やフォトセンサを設け
る必要があるため、価格が高くなるとともに取付位置に
規制を受け、ディスクプレーヤーの小型化に適していな
いという問題がある。
【0009】本発明は、斯かる問題を解決したディスク
の線速度測定方法を提供しようとするものである。
【0010】
【作用】本発明は、ディスクに記録されている位置デー
タを読み出して記憶するとともに光学式ピックアップを
1トラック後退させ、前記位置データが再度読み出され
るまでに要する時間を計測することによってディスクの
線速度を測定するようにしたものである。
【0011】
【実施例】図1は本発明の線速度測定方法を示すフロー
チャート、図2は本発明を説明するための信号トラック
と光学式ピックアップとの関係を示す図、図3は本発明
に係るディスクプレーヤーのブロック回路図である。
【0012】図3において、1はCD方式のディスクに
光ビームを投射し、該ディスクの信号面で反射される光
ビームを受ける光検出器を有する光学式ピックアップ、
2は該ピックアップ1の光検出器から得られるRF信号
を増幅するとともに波形整形するRF増幅回路、3は該
RF増幅回路2を介して得られる信号に基づいて前記ピ
ックアップ1の光ビームをディスクの信号面に合焦させ
るフォーカシング制御及び前記光ビームを前記信号面の
信号トラックに追従させるトラッキング制御を行うとと
もに前記ピックアップ1全体の送り動作及びトラックジ
ャンプの制御を行うサーボ信号処理回路、4は前記RF
増幅回路2より出力される出力信号のデジタル信号処理
を行うとともに各種信号の復調動作を行うデジタル信号
処理回路、5は前記デジタル信号処理回路4にてデジタ
ル処理されたデジタル信号が入力されるとともに該信号
をアナログ信号に変換するD/Aコンバータ、6は該D
/Aコンバータ5によりアナログ信号に変換された左右
のチャンネルのオーディオ信号が入力されるとともに該
信号を増幅する増幅回路である。
【0013】7は前記デジタル信号処理回路4により復
調された信号が入力されるとともに操作スイッチ8の操
作に応じて種々な動作制御を行うシステム制御回路であ
る。9は前記システム制御回路7によって動作が制御さ
れるトラックジャンプ制御回路であり、前記サーボ信号
処理回路3による光学式ピックアップ1のトラックジャ
ンプ動作を制御する作用を有している。10は前記シス
テム制御回路7によって動作が制御されるとともにディ
スクの線速度を測定する場合に動作するタイマー回路で
ある。
【0014】斯かる回路構成において、ディスクに記録
されている位置指標情報は、ディスクからの信号の読み
取り動作が行われている状態では、常時読み取られる状
態にある。そして、読み取られた位置指標情報の中の絶
対経過時間、その位置の回転速度及び線速度との間には
所定の関係が成立するため、回転速度を計測すれば線速
度を測定することができる。
【0015】本発明は、任意の位置の回転速度を検出す
るために線速度の測定操作が行われると光学式ピックア
ップ1を1トラック後退させ、即ち図2において、A点
よりB点まで1トラックジャンプさせ、その時からA点
までディスクが回転するに要する時間をタイマー回路1
0によって計測するように構成されている。
【0016】以上の如く本発明は構成されており、次に
動作について説明する。例えば、使用者が操作スイッチ
8の中の再生操作スイッチを操作するとシステム制御回
路7による制御動作が行われてディスクプレーヤーの再
生動作が開始される。光学式ピックアップ1は、サーボ
信号処理回路3によるフォーカシング制御及びトラッキ
ング制御動作が行われてディスクに記録されている信号
の読み出し動作を行う。
【0017】前記ピックアップ1によって読み出された
信号は、RF増幅回路2により増幅されるとともに波形
整形されてデジタル信号としてデジタル信号処理回路4
に印加される。前記デジタル信号処理回路4は、前記R
F増幅回路2より出力されるデジタル信号を復調し、該
デジタル信号に含まれている種々のデータ信号を抽出す
る。
【0018】前記デジタル信号処理回路4により信号処
理されて情報データ(オーディオデータ)が抽出される
と、その情報データは誤り訂正処理動作が行われた後D
/Aコンバータ5に印加される。該D/Aコンバータ5
に印加されたデジタル信号はアナログ信号に変換された
後、ステレオの左右のチャンネルの信号に分離されて増
幅回路6に入力される。従って、ディスクに記録されて
いる音楽等の信号を再生聴取することができる。
【0019】以上の如く本実施例における再生動作は行
われるが、次にディスクの線速度の測定動作を図1に示
したフローチャートに基づいて説明する。
【0020】使用者が線速度を測定するための操作をす
るとディスクより得られる位置指標情報に基づいてシス
テム制御回路7に組み込まれているメモリー回路にA点
の絶対時間を記憶する(ステップA)。システム制御回
路7によるトラックジャンプ制御回路9への駆動信号の
入力動作によってピックアップ1の内周方向、即ちB点
への1トラックジャンプ動作が行われる(ステップ
B)。タイマー回路10が動作状態になり、ピックアッ
プ1のトラックジャンプ時時間の測定を開始する(ステ
ップC)。そして、ディスクが1回転するとピックアッ
プ1がA点の信号を再度読み取る状態になり、前記メモ
リー回路に記憶されている絶対時間と同一の絶対時間の
読み取り動作が行われる(ステップD)。タイマー回路
10の時間測定動作を停止させ、そのときの測定値を読
み取り、その値に基づいてディスクの回転速度を演算す
る(ステップE)。
【0021】前述したように線速度を測定する操作を行
うとA点の絶対時間がメモリー回路に記憶されるととも
にA点のトラックが1周するために要する時間、即ちデ
ィスクの回転速度が求められ、その結果A点の絶対時間
のデータと回転速度の関係からディスクの線速度を求め
ることができる。
【0022】また、前述したディスクの回転速度の測定
演算動作を例えば3回程繰り返して行い、その平均値を
回転速度として設定すればディスクの線速度を正確に測
定することができる。
【0023】
【発明の効果】本発明の線速度測定方法は、線速度の測
定開始時ディスクに記録されている位置データを読み出
してメモリー回路に記憶させるとともに光学式ピックア
ップを1トラック後退させ、前記メモリー回路に記憶さ
れている位置データが再度読み出されるまでに要する時
間をタイマー回路により計測することによってディスク
の線速度を測定するようにしたので、円板やフォトセン
サー等の回転速度を測定するための手段を設ける必要が
なく、低価格化やディスクプレーヤーの小型化に対して
本発明は非常に大きな効果を奏するものである。また、
本発明は、メモリー回路に記憶された位置データが再度
読み出されるまでに要する時間の計測をタイマー回路に
よって行うようにしたので、即ちディスクからの信号読
み取り動作とは無関係に行うようにしたので、時間の計
測動作を正確に行うことが出来、その結果ディスクの線
速度の測定動作を正確に行うことが出来るという利点を
有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の線速度測定方法を示すフローチャート
である。
【図2】本発明を説明するための信号トラックと光学式
ピックアップとの関係を示す図である。
【図3】本発明に係るディスクプレーヤーのブロック回
路図である。
【符号の説明】
1 光学式ピックアップ 3 サーボ信号処理回路 4 デジタル信号処理回路 7 システム制御回路 9 トラックジャンプ制御回路 10 タイマー回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線速度一定にて回転するディスクに記録
    されている信号を光学式ピックアップにより読み出すよ
    うに構成されたディスクプレーヤーにおいて、線速度の
    測定開始時ディスクに記録されている位置データを読み
    出してメモリー回路に記憶させるとともに光学式ピック
    アップを1トラック後退させ、前記メモリー回路に記憶
    されている位置データが再度読み出されるまでに要する
    時間をタイマー回路により計測することによってディス
    クの線速度を測定するようにしたことを特徴とするディ
    スクの線速度測定方法。
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