JPH08108609A - 剛化折り目付与手段を備えた輪転式孔版印刷機 - Google Patents

剛化折り目付与手段を備えた輪転式孔版印刷機

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JPH08108609A
JPH08108609A JP6271685A JP27168594A JPH08108609A JP H08108609 A JPH08108609 A JP H08108609A JP 6271685 A JP6271685 A JP 6271685A JP 27168594 A JP27168594 A JP 27168594A JP H08108609 A JPH08108609 A JP H08108609A
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stencil
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 輪転式孔版印刷機の円筒状版胴に取付けられ
る孔版原紙の始端部又は終端部或いはその両方に孔版原
紙自身の剛性を高める剛化折り目を付与する手段を提供
する。 【構成】 所定の待機位置にある円筒状版胴の孔版原紙
始端把持手段へ向けて孔版原紙をその始端より送り込む
孔版原紙給送装置の出口部に孔版原紙に折り目付けを付
与する手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、輪転式孔版印刷機に係
り、特にその円筒状版胴に孔版原紙の始端部を取付ける
際に該始端部に剛性を付与することによりその取付けを
容易にし、また孔版原紙の終端部に剛性を付与し、孔版
原紙が円筒状版胴上に取付けられたとき、その終端部に
はインクが付かず、そのため終端部が湾曲変形して円筒
状版胴の外周面より大きく反り上がる現象が生ずること
を抑制するよう、輪転式孔版印刷機の孔版原紙給送装置
に原紙の始端部又は終端部或いはその両方に剛性を付与
する手段を組込むことに係る。
【0002】
【従来の技術】外周面の一部に母線に沿って延在する孔
版原紙始端把持手段を備えた円筒状版胴と、円筒状版胴
の周りに孔版原紙を取付けるに当って所定の待機位置に
ある円筒状版胴の孔版原紙始端把持手段へ向けて孔版原
紙をその始端より送り込む孔版原紙給送装置とを有する
輪転式孔版印刷機に於ては、通常孔版原紙給送装置の出
口部に設けられた一対の孔版原紙給送ローラ間を通って
送り出された原紙の始端部は、孔版原紙自身の剛性に頼
って円筒状版胴の孔版原紙始端保持手段まで飛翔するよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる孔版原紙給送ロ
ーラは、円筒状版胴の回転に際してその円筒状外周面よ
り突出た状態に設けられている孔版原紙始端把持手段に
干渉しない位置にあって、しかも所定の待機位置にある
円筒状版胴の孔版原紙始端把持手段へ向けて孔版原紙の
始端部を円筒状版胴の外周面に対しほぼ接線方向に給送
する必要があることから、その配置位置は所定の待機位
置にある円筒状版胴の孔版原紙始端把持手段よりかなり
隔った位置にあり、又その間には孔版原紙始端把持手段
の回動に干渉してはならないという同様の理由から孔版
原紙始端部のための案内手段は設けられないので、孔版
原紙給送ローラを出た孔版原紙の始端部は、所定の待機
位置にある円筒状版胴の孔版原紙始端把持手段に達する
迄に、かなりの距離に亙って案内手段のない状態にて飛
翔を続けなければならない。
【0004】特に孔版原紙がロール状に巻かれた孔版原
紙供給源より必要時に随時巻きほぐされて供給される構
造の輪転式孔版印刷機、或いはロール状の孔版原紙供給
源より巻きほぐされた原紙1枚分乃至数枚分の長さに及
ぶ原紙が予め穿孔を施され、製版済み原紙貯容部に蓄え
られ、かかる製版済み原紙貯容部より随時各1枚分の原
紙が引出されて円筒状版胴に装着される構造の輪転式孔
版印刷機に於ては、孔版原紙には円筒状に巻かれた状態
にあったときの巻きぐせ或いは穿孔済み原紙貯容部に貯
容されていたときの折り曲げ変形のくせが残っており、
それらに影響されて、孔版原紙給送ローラを出た孔版原
紙の始端部は、待機位置にある円筒状版胴の孔版原紙始
端把持手段へ向かう移動の途中で、予定の経路より大き
く外れてしまう虞れがある。
【0005】一方、円筒状版胴に取付けられた1枚の孔
版原紙の終端部に於ては、該終端部に対する格別の保持
手段は円筒状版胴には設けられておらず、またインク洩
れを防止する観点から孔版原紙1枚分の長さはその終端
部が円筒状版胴のインク通過部を越えてかなりの長さま
で延在するように定められているので、かかる終端部に
はインクの粘性による保持作用が働かず、そのためかか
る終端部が外向きに湾曲変形し、円筒状版胴の外周面よ
り大きく浮き上った状態になると、円筒状版胴の回転に
伴って周縁の部材との接触により騒音を発生したり或い
はその回転経路の周りに存在する他の部材に付着してい
るインクを拾い、印刷機内に不用意なインクの汚染を拡
散させる虞れがある。
【0006】上記の如き孔版原紙の始端部や終端部に於
ける湾曲変形は、上記のロール巻き時の巻きぐせや製版
後の貯容時の曲げ変形によるくせにより生ずるだけでな
く、孔版原紙が熱溶融性合成樹脂の薄膜と和紙の如き多
孔性シートとを貼り合せた構造のものであるときには、
これら二つの貼り合せ層の間の膨張差によっても原紙の
湾曲が生じ、かかる膨張差による湾曲は温度や湿度によ
ってその方向や大きさが異なってくるので一層厄介であ
る。
【0007】本発明は、輪転式孔版印刷機に於ける上記
の問題を解決することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、本発明に
よれば、外周面の一部に母線に沿って延在する孔版原紙
始端把持手段を備えた円筒状版胴と、前記円筒状版胴の
周りに孔版原紙を取付けるに当って所定の待機位置にあ
る前記円筒状版胴の前記孔版原紙始端把持手段へ向けて
孔版原紙をその始端より送り込む孔版原紙給送装置とを
有する輪転式孔版印刷機に於て、前記孔版原紙給送装置
に孔版原紙の始端部に剛化折り目を付与する手段を、又
は始端より給送された1枚分の孔版原紙の終端部に剛化
折り目を付与する手段を、或いはその両方を設けること
或いは又外周面の一部に母線に沿って延在する孔版原紙
始端把持手段を備えた円筒状版胴と、前記円筒状版胴の
周りに孔版原紙を取付けるに当って所定の待機位置にあ
る前記円筒状版胴の前記孔版原紙始端把持手段へ向けて
孔版原紙をその始端より送り込む孔版原紙給送装置と、
前記円筒状版胴と前記孔版原紙給送装置との間に設けら
れた孔版原紙切断装置を有し、前記孔版原紙給送装置に
より少なくとも2枚分の長さを有する孔版原紙が給送さ
れるとき、1枚分の孔版原紙の給送が終ったところで前
記孔版原紙切断装置により孔版原紙の切断を行うよう構
成された輪転式孔版印刷機に於ては、前記孔版原紙給送
装置に孔版原紙の前記孔版原紙切断装置により切断され
る位置の前後にまたがって延在する部分に剛化折り目を
付与する手段を設けることによって達成される。
【0009】上記の各構成を有する輪転式孔版印刷機に
於て、前記剛化折り目付与手段は、外周面の一部にその
円筒状基面より突出た突起を有する第一のローラと、前
記第一のローラの前記円筒状基面に係合したとき前記突
起を自身を弾性的局部変形により受入れる弾性的円筒面
を有する第二のローラとを含み、両者間に孔版原紙を挾
んで送る送りローラ装置であってよい。
【0010】更に又、上記の構成に於て、前記第一のロ
ーラは前記突起を前記円筒状基面上に突出た作動位置と
前記円筒状基面内に収納された非作動位置との間に移動
させる機構を有していてよい。
【0011】
【発明の作用及び効果】上記の如き剛化折り目付与手段
を孔版原紙給送装置に設け、所定の待機位置にある円筒
状版胴の孔版原紙始端把持手段へ向けて孔版原紙をその
始端部より送り込む際に孔版原紙の始端部に剛化折り目
を付与することによって、孔版原紙給送装置を出た孔版
原紙の始端部は自らの剛性によって孔版原紙始端把持手
段へ向うその飛翔経路を安定させることができ、外部の
案内手段により案内されなくても確実に孔版原紙始端把
持手段に所定の姿勢にて到達することができる。
【0012】また本発明が対象とする輪転式孔版印刷機
は、通常孔版原紙給送装置により給送された孔版原紙の
始端部が円筒状版胴の孔版原紙始端把持手段に達し、そ
れにより把持された後は、円筒状版胴と孔版原紙給送装
置とはその後円筒状版胴がほぼ1回転するまで互いに同
期して作動し、円筒状版胴の回転に伴って、始端部にて
孔版原紙把持手段により円筒状版胴の一つの母線に沿っ
てそれに取付けられた孔版原紙に孔版原紙給送装置によ
り張力をかけつつ、孔版原紙を円筒状版胴の周りに順次
密着させて巻き付けるようになっており、孔版原紙給送
装置は1枚分の孔版原紙の終端部に至るまで孔版原紙を
保持しつつこれを給送するようになっているので、かか
る円筒状版胴の回転と同期した孔版原紙給送装置の作動
タイミングに合せて、孔版原紙給送装置が孔版原紙1枚
分の終端部を挾持した状態にあるとき本発明による剛化
折り目付与手段を作動させれば、1枚分の孔版原紙の終
端部に剛化折り目を付与することを、孔版原紙の始端部
に剛化折り目を付与する機械的手段と同じ手段により達
成することができる。かくして孔版原紙の終端部に剛化
折り目が付与されることにより、円筒状版胴の周りに装
着されたときインクの粘性による円筒状版胴外周面への
保持作用が与えられない孔版原紙の終端部を、それに先
立つ部分であってインクの粘性による保持作用を受けて
いる部分によって円筒状版胴外周面の接線に沿う方向に
安定して維持することができ、かかる終端部が外向きに
大きく湾曲変形するこを防止することができる。
【0013】また特に円筒状版胴と孔版原紙給送装置と
の間に孔版原紙切断装置が設けられ、ロール状に巻かれ
た孔版原紙供給源等より少なくとも2枚分の長さを有す
る孔版原紙が給送され、孔版原紙給送装置より円筒状版
胴へ1枚分の孔版原紙の給送が行われたとき、かかる孔
版原紙切断装置によりその場で孔版原紙の切断が行われ
るようになっている構造の輪転式孔版印刷機の孔版原紙
給送装置に本発明による剛化折り目付与手段が組込まれ
るときには、孔版原紙切断装置により切断される位置の
前後にまたがる孔版原紙の一部であって、そのとき円筒
状版胴の周りに装着され終った孔版原紙の終端部に当る
部分と次回の印刷に使用される孔版原紙の始端部に当る
部分とを含む領域に対し剛化折り目付与手段を作動させ
ることにより、互いに相前後する2枚分の孔版原紙の先
のものの終端部と後のものの始端部とに折り目を付する
作用を、剛化折り目付与手段の連続的作動によって行う
ことができる。
【0014】本発明による剛化折り目は、外周面の一部
にその円筒状基面より突出た突起を有する第一のローラ
と、該第一のローラの円筒状基面に係合したとき前記突
起を自身の弾性的局部変形により受入れる弾性的円筒面
を有する第二のローラとの間に、孔版原紙を挾んで送る
ことにより、孔版原紙の一部に前記突起による折り目を
付ける要領、或いは外周面の一部にその円筒状基面より
突出た突起を有する第一のローラと、外周面の一部にそ
の円筒状基面より窪んだ溝を有する第二のローラとの間
に孔版原紙を挾んで送り、その際前記突起と前記溝とが
互いに整合して嵌合することにより突起と溝に倣う要領
によって、孔版原紙に付与されてよく、かかる要領にて
孔版原紙に付与される折り目の模様は、後述の実施例に
その幾つかの例を示す如く、概して孔版原紙の長手方向
に沿った延在成分を含む種々の模様であってよい。
【0015】円筒状版胴の孔版原紙始端把持手段により
把持される以前の孔版原紙の始端部は完全な平面状態で
あってよく又それは好ましい一つの態様であり、又それ
が剛性を保って飛翔すべき長さも幅も比較的大きいの
で、孔版原紙の始端部に付与される折り目は、孔版原紙
の縦方向に延在する方向成分を有すると同時に、孔版原
紙の横方向に延在する方向成分をも有するのがより好ま
しい。そのような折り目は、折り目を孔版原紙の縦方向
に対し傾斜した折り目とすること、或いは縦方向に分断
された複数の折り目が互いに縦方向の位置をずらされた
関係にて横方向に分散されること等によって達成され
る。孔版原紙の終端部に於ける折り目は、かかる終端部
の延在長さが比較的短いことから、少なくとも縦方向の
剛性を付与する折り目であれば充分であると思われる。
【0016】また後述の実施例の一つに示す如く、孔版
原紙に剛化折り目を付与するために孔版原紙を挾んで送
る一対のローラの一方に設けられ剛化折り目付与のため
の突起が、それを担持するローラの円筒状基面上に突出
た作動位置と該円筒状基面内に収納された非作動位置と
の間に移動される構造とされるときには、孔版原紙給送
装置出口部にあって孔版原紙を送り出す孔版原紙給送ロ
ーラ自身に本発明による剛化折り目付与手段を組込んだ
構造とすることができ、かかる孔版原紙給送ローラを経
て孔版原紙が給送される過程に於て、原紙1枚分の始端
部に当る部分又は終端部に当る部分或いはその両方にま
たがる部分を給送するときのみ前記突起が非作動位置よ
り作動位置へ移動されるようになっていれば、本発明に
よる剛化折り目付与手段を構成するローラ対を従来の孔
版原紙給送装置に於ける孔版原紙給送ローラと円筒状版
胴との間に付加するために孔版原紙給送ローラの位置を
円筒状版胴より引き離す必要はなくなる。このことによ
って得られる追加の利点については実施例の説明のとこ
ろで説明する。
【0017】
【実施例】以下に添付の図を参照して、本発明を実施例
についてより詳細に説明する。
【0018】図1は本発明による剛化折り目付与手段を
備えた輪転式孔版印刷機の一つの実施例を示す幾分解図
的縦断面図である。図に於て、10は円筒状版胴であ
り、その外周面の一部に母線に沿って延在する孔版原紙
始端把持手段12が設けられている。この孔版原紙始端
把持手段は、台座部14と、それに枢動式に装着された
開閉板16とを有し、その間に孔版原紙の始端部を挾ん
で把持するようになっている。
【0019】かかる円筒状版胴に対し孔版原紙を給送す
る孔版原紙給送装置が、符号18にて全体的に示されて
いる。この孔版原紙給送装置18は、孔版原紙供給源と
なる孔版原紙のロール20、それを装填されるロール室
22、それより引き出された孔版原紙Sを所要の画像に
従って穿孔する製版手段24であって、穿孔すべき画像
を表わす電気信号によって多数の熱素子を選択的に作動
させるサーマルヘッド26と、それに孔版原紙を押しつ
けるプロテンローラ28とを含む手段、製版された孔版
原紙を製版済み孔版原紙貯容室30内へ送り込むローラ
対32、製版済み孔版原紙貯容室30より孔版原紙を整
然と取り出せるように孔版原紙を弱く吸引するためのフ
ァン34、製版済み孔版原紙貯容室30より取り出され
た孔版原紙を円筒状版胴10へ向けて送り出すローラ対
36、及び本発明による剛化折り目付与手段38を含ん
でいる。孔版原紙給送装置18を構成するこれらの構成
要素のうち、ロール20〜孔版原紙給送ローラ対36ま
での構成は、本件出願人と同一人の出願による特開昭6
4−80583号公報に示されているものと同じであ
る。又この公報に於て提案されている輪転式孔版印刷装
置に於ては、この図1に於て見る限りでは剛化折り目付
与手段38に一見類似して見える装置であって、孔版原
紙が円筒状版胴の外周面に取付けられ印刷が行われると
き印刷用紙の前縁部と対応する領域にある孔版原紙の一
部に、印刷用紙を剥ぎ取るための分離爪が印刷用紙の端
部に係合することをより確実にすべく、該部分にて印刷
用紙を浮き上らせるよう孔版原紙の一部に隆起を与える
ための装置であるローレット加工装置なるものが設けら
れている。しかしこのローレット加工装置は、印刷用紙
分離爪(後述の80)の位置に対応して、印刷ドラム1
0の幅方向の中央部に対応する一部にのみ設けられてい
るものである。
【0020】剛化折り目付与手段38は、図2及び図3
或いは図4及び図5により詳細に示されている如き一組
のローラ40及び42を含んでおり、これらのローラは
孔版原紙の幅一杯に延在している。図2及び図3に示す
実施例に於ては、ローラ40は剛固な金属よりなる外周
部44を有し、その部分に該ローラの円筒状基面46よ
り突出た環状の突起48を備えている。かかる環状突起
48はローラ40の長さ全体に亙って複数個分布して配
置されている。
【0021】一方、ローラ40に対し平行に配置され、
これと共働してその間に孔版原紙Sを挾んでそれに剛化
折り目を付与しつつ送るローラ42は、少なくともその
外周部50がゴム等の耐久性のある弾性材料によって作
られており、この弾性層は、孔版原紙Sをローラ40と
の間に挾んでローラ40の円筒状基面に実質的に当接す
るときにも、ローラ40の突起48を自身の弾性的局部
変形により受入れることができるようになっている。従
ってこれら両ローラが互いに押し合された状態にあると
き、その間に孔版原紙Sが押し挾まれた状態にて送られ
ると、孔版原紙には突起48の断面形状に倣った断面形
状の剛化折り目Fが形成される。尚図2及び図3に於て
は、図を明瞭にする目的で孔版原紙Sの厚みはローラ4
0及び42の直径にし比して大きく拡大して表示されて
いる。また孔版原紙Sは、こ場合熱溶融性合成樹脂の層
S1と和紙等の繊維が絡まり合ったインク通過性のシー
トS2とが貼り合された構造を有している。又これらの
図に示す実施例に於ては、孔版原紙Sはその合成樹脂層
S1が突起48を備えたローラ40の側に接する関係に
てローラ40と42の間に通されているが、これは必ず
しも本発明による孔版原紙への剛化折り目付与に於て必
須の事項ではなく、これとは逆に孔版原紙の多孔性支持
体層S2の側が突起を備えたローラ40の側に接するよ
うに送られてもよい。
【0022】剛化折り目下の横断面形状は図5に示され
ている如くV字形であるのが、孔版原紙の横幅を大きく
縮めることなく剛化の目的を達成するのに適している
が、その場合にも折り目の横断面形状は必ずしもV字形
の谷底(或いは頂点)と二つの脚端の三箇所にて折られ
た形状とされなくてもよく、V字形の谷底(或いは頂
点)のみにて折られ、V字形の両脚端の部分にては孔版
原紙は一時的に単に湾曲されるだけであってもよい。こ
の場合には、ローラ40と42とによる挾み領域を出た
孔版原紙は全体として浅い円弧を連ねた横断面形状を呈
し、やはり平坦な状態に比してその剛性は大きく増大す
る。但し剛化折り目の横断面形状はこれらのものに限ら
れない。
【0023】図4及び図5に示されている実施例に於て
は、ローラ40は図2及び図3の実施例に於けるローラ
40と同じものであるが、ローラ42は外周部51にロ
ーラ40の突起48と整合してこれを受入れる溝49が
形成されている。この場合には、外周部51は金属等の
剛固な材料にて形成されていてよい。
【0024】尚、図4及び図5に於ても、図を明瞭にす
る目的で孔版原紙Sの厚みはローラ40及び42に比し
て大きく拡大して表示されており、そのため突起48の
幅及び高さに比して溝49の幅及び深さはかなり大きく
なっているが、実際には孔版原紙の厚みは40ミクロン
程度の非常に薄いものであり、突起48と溝49の横断
面寸法に図示の如き大差は要しない。
【0025】図1に示されている実施例に於ては、ロー
ラ40は、輪転式孔版印刷機の図には示されていないハ
ウジングにより支持された枢軸52によって枢動可能に
支持された一対の腕部材54の一端部により、ローラ4
2に対し図示の如く押しつけられた位置と、ローラ42
より引き離された位置との間で、移動可能に支持されて
いる。即ち、腕部材54には同じく図には示されていな
い輪転式孔版印刷機のハウジングに一端を支持され他端
を腕部材54の他端部に装着されたばね56による偏倚
力が及ぼされており、常時はこのばね56による偏倚力
によってローラ40はローラ42より引き離された位置
にあるが、腕部材54の他端部に作用するソレノイドア
クチュエータ58が励動されると、腕部材54は引張り
ばね56による偏倚力に抗して枢軸52の周りに図にて
反時計廻り方向へ回動され、ローラ40がローラ42に
対し押しつけられるようになっている。ローラ42は孔
版原紙給送ローラ対36と同期して回転駆動されるよう
になっており、図示の如くローラ対36の間及びローラ
40と42の間に孔版原紙が挾持された状態で送られる
ときには、ローラ42及びローラ対36は所定の制御さ
れた態様にて図には示されていない駆動手段により駆動
され、互いに同期して孔版原紙を円筒状版胴10へ向け
て給送するようになっている。そしてソレノイドアクチ
ュエータ58の作動中に孔版原紙がローラ40と42の
間を通過するときには、突起48による剛化折り目が付
与されるようになっている。
【0026】孔版原紙給送装置と円筒状版胴との間に
は、孔版原紙切断装置60が設けられている。この孔版
原紙切断装置は、下方の固定刃62とそれに対し上下に
移動する可動刃64とを含んでおり、可動刃64が図に
て下方へ駆動されたとき、それと固定刃との接合部にて
孔版原紙の切断が行われるようになっている。
【0027】図示の輪転式孔版印刷機に於けるその他の
構成は、この種の輪転式孔版印刷装置に於ける従来から
の構成であり、即ち、66は印刷に際して印刷用紙を円
筒状版胴10に対し押しつける裏押しローラであり、裏
押しローラ作動手段68により、円筒状版胴10の回転
に同期し且後述する印刷用紙供給装置からの印刷用紙の
供給に応答して、印刷用紙を円筒状版胴10に対し押し
つけるよう、選択的に図にて上下移動されるようになっ
ている。70は印刷用紙供給装置であり、印刷用紙の積
重ね体を支持し且印刷用紙の消費に応じて図に上向きに
移動する印刷用紙支持台72、印刷用紙支持台72上に
装填された印刷用紙Pの積層体の最上部より順次印刷用
紙を1枚ずつ送り出す印刷用紙送り出しローラ74、紙
捌きローラ76、円筒状版胴10の回転に同期して印刷
用紙を送り出す印刷用紙送りタイミングローラ対78等
を含んでいる。
【0028】裏押しローラ60により円筒状版胴10に
対し押しつけられて印刷を施された印刷用紙は、円筒状
版胴10の回転に伴って移動する途中でその前縁に印刷
用紙分離爪80の先端が係合することにより円筒状版胴
より剥ぎ取られ、印刷用紙排出装置82によって集めら
れる。印刷用紙排出装置82は、印刷用紙分離爪80に
より先端から剥ぎ取られた印刷用紙を搬送するベルトコ
ンベア84、該ベルトコンベアの面上に印刷用紙を吸着
させるべくベルトコンベア84の裏面に真空を作用させ
る真空室86、ベルトコンベア84より放出された印刷
用紙を集める排紙台88等を含んでいる。
【0029】印刷をし終えた孔版原紙は、孔版原紙始端
把持手段16の開閉板12が開かれた状態にて円筒状版
胴が回転されるとき、排版装置90の原紙剥ぎ取り爪9
2によりその始端から始まって円筒状版胴より剥ぎ取ら
れ、一対の排版ローラ94により排版ボックス96へ向
けて送り込まれる。
【0030】図1に示されている状態は、剛化折り目付
与手段38に於て、剛化折り目付与手段38に於てソレ
ノイドアクチュエータ58が励動され、ローラ40がロ
ーラ42に対し押しつけられた状態で孔版原紙給送装置
18が励動され、孔版原紙の始端部が所定の待機位置に
ある円筒状版胴10の開閉板16を開いた状態にある孔
版原紙始端把持手段12へ向けて送り込まれている状態
である。このとき孔版原紙切断装置60の可動刃64は
上方に引き上げられた位置にある。かかる状態を経て孔
版原紙の始端部が孔版原紙始端把持手段の台座部14上
に所定の位置まで達し、開閉板16が閉じられて円筒状
版胴に対する孔版原紙始端の取り付けが完了すると、円
筒状版胴はそれより図にて反時計廻り方向に回動され、
それに同期して孔版原紙給送装置18はそのローラ対3
6を孔版原紙給送方向に回転させ、これによって始端部
にて円筒状版胴に取付けられた孔版原紙は、円筒状版胴
の回転に伴って、その周りに緊張された状態に順次巻装
されていく。尚このとき、剛化折り目付与手段38は、
孔版原紙始端部の必要な長さ範囲に亙る剛化折り目付け
が終了したところで、ソレノイドアクチュエータ58の
励磁解除により、ばね56の偏倚力の下に、そのローラ
40がローラ42より引き離され、孔版原紙に対する剛
化折り目付与作動を終了する。
【0031】かかる円筒状版胴への孔版原紙の巻き付け
が図6に示されている如くその終りに近づいて巻き付け
られた1枚分の孔版原紙の所定の長さ範囲に亙る終端部
が剛化折り目付与手段のローラ42上を通過し始める時
期になると、ソレノイドアクチュエータ58は再び励動
され、ローラ40がローラ42に達し押しつけられるこ
とにより、再び孔版原紙に対する剛化折り目付与作動が
開始される。こうして当該終端部の終り即ち当該1枚の
孔版原紙の終端が孔版原紙切断装置60の位置に来る
と、ここでその可動刃64が下方へ移動され、孔版原紙
1枚分の切取りが行なわれる。このとき可動刃64の刃
先の位置とローラ40及び42の間の剛化折り目付与位
置との間には或る距離が存在するので、この距離に相当
する切断後の孔版原紙の始端部は既に剛化折り目が付さ
れた状態にあり、この部分は次回の孔版原紙の円筒状版
胴への装着に当って剛化折り目を付される始端部の一部
となる。
【0032】図7は図2及び図3又は図4及び図5に示
す如くローラ40の中心軸線に対し垂直な面内に延在す
る複数の環状突起48により孔版原紙の始端部に付与さ
れる折り目の状態を示す図である。この図に於て、折り
目付けローラ40はその上方部に平面図として解図的に
示されており、48は折り目付け突起の解図的表示であ
る。また孔版原紙の始端部Saが平面図にて示されてお
り、Fがそこに付与された剛化折り目である。
【0033】図8は剛化折り目の模様に関する他の1つ
の実施例を示す図7と同様の図である。この実施例に於
ては、折り目付けローラ48に螺旋状の突起48−1が
設けられており、かかる螺旋状突起により、孔版原紙の
始端部Saには、孔版原紙の縦方向に対し傾斜をなす折
り目F−1が形成される。
【0034】図9は剛化折り目の模様に関する更に他の
1つの実施例を示す図7及び図8と同様の図である。こ
の実施例に於ては、折り目付けローラ48に図8の実施
例に於ける螺旋状突起に加えて更に他の一つの同じ螺旋
方向の螺旋状突起がローラの軸線方向にずらせて設けら
れることにより二重螺旋として構成された突起48−2
が設けられることにより、孔版原紙の始端部には図8の
実施例に比して密度が2倍である傾斜した剛化折り目F
−2が形成される。
【0035】図10は剛化折り目の模様に関する更に他
の一つの実施例を示す図7〜図9と同様の図である。こ
の実施例に於ては、図8の実施例に於ける螺旋状突起に
加えてこれと螺旋方向が反対の他の一つの螺旋状突起が
設けられることにより交差螺旋状突起48−3が形成さ
れており、孔版原紙の始端部にはその長さ方向に対する
傾斜方向が逆の二つの傾斜した折り目よりなる剛化折り
目F−3が形成されている。
【0036】図11は剛化折り目の模様に関する更に他
の一つの実施例を示す図7〜図10と同様の図である。
この実施例に於ては、折り目付けローラ48の中心軸線
に対し垂直の面内にあって折り目付けローラ48の外周
縁に沿って延在する折り目付け突起は1周の約3分の1
の長さに亙って延在し、そのような弧状の折り目付け突
起48−4が、折り目付けローラ48の軸線方向に沿っ
て互いに隔置され且互いに隣接するものどうしが周方向
に沿って互いに1周の6分の1ずつずらされて配置され
ており、それによって孔版原紙の始端部には図示の如き
個々の折り目は孔版原紙の長手方向に延在するが全体と
して孔版原紙の長手方向に対し斜め方向に延在する剛化
折り目の群F−4が形成されている。
【0037】図12及び図13は、図11に示す如き剛
化折り目を孔版原紙に付与する弧状突起48−4が、折
り目付けローラ40に、その円筒状基面上に付き出た作
動位置と円筒状基面内に収納された非作動位置との間に
移動されるよう構成された刃片により与えられる一つの
実施例を、折り目付けローラのみの部分について示す横
断面図及び正面図の一端部であり、図12は図13に於
ける断面XII−XIIを矢印方向に見た断面図に相当
している。この実施例に於ては、主要部を管状体として
構成された折り目付けローラ40−4には、弧状突起4
8−4に対応する位置にスリット98が設けられ、該ス
リット内に円弧状の折り目付け突起用刃片100(48
−4に相当)がその一端部にて枢軸102により枢着さ
れた状態に設けられている。各刃片100はその枢着端
とは他方の端部にカム溝104を有しており、このカム
溝に係合したカム端を有するカムロッド106が管状の
折り目付けローラ40−4内にその中心軸線に沿って配
置されたカム軸108により担持された状態に設けられ
ている。この場合にも個々に図12に示されている如き
構造に作られた刃片100とカムロッド106とは、折
り目付けローラ40−4の軸線に沿う方向に複数個が互
いに隔置され且互いに隣接するものどうしが1周の6分
の1ずつ周方向にずれた状態に配置されている。
【0038】かかる構造を有する折り目付けローラに於
て、ローラの環状本体に対しカム軸108が図12に示
す回動位置にあるときには、各刃片100はスリット9
8内に収納された状態にあり、折り目付けローラの円筒
状本体の外周面より突き出ない非作動位置にあるが、折
り目付けローラ40−4の環状本体に対しカム軸108
が図14及び図15に示されている状態に相対的に偏椅
されると、各刃片100は折り目付けローラの円筒状基
面より突き出て、図11に示されている折り目付け突起
48−4に相当する折り目付け突起を呈する作動位置へ
移動される。
【0039】このように円筒状基面上に突き出た作動位
置と円筒状基面内に収納された非作動位置との間に移動
する刃片による折り目付け突起を備えた折り目付けロー
ラを剛化折り目付与手段に用いることにより、図1に示
されている実施例に於て、孔版原紙給送装置18に於け
る孔版原紙給送ローラ対36をなくし、孔版原紙に剛化
折り目を付与しつつ孔版原紙を送る際にも、また剛化折
り目を付与せずに孔版原紙を送る際にも、ローラ40と
42の対により孔版原紙の送りを達成することができ
る。このようにローラ対40,42にローラ対36の機
能、即ち孔版原紙に剛化折り目を付与することなく送り
作用を与える機能をも持たせることにより、図1に示さ
れている構成に於て、本発明による剛化折り目付与手段
38を設けた場合にも、ローラ対36をローラ対40,
42の位置まで前進させることができる効果が得られ、
これによって孔版原紙の始端が孔版原紙始端把持手段1
2にてその開閉板16により押えられる瞬間までに孔版
原紙給送装置より送り出された状態にある孔版原紙始端
部の長さが剛化折り目をつけられてよい長さよりも大き
い場合(即ち、逆に言えば、孔版原紙の始端が孔版原紙
始端把持手段12にてその開閉板16により押えられる
瞬間までに孔版原紙給送装置より送り出された状態にあ
る孔版原紙始端部の長さ全体に亙って剛化折り目を付け
たのでは剛化折り目を付け過ぎる場合)であって、孔版
原紙始端部円筒状版胴に取付けるに際して自らの剛性に
より飛翔しなければならない孔版原紙始端部の長さ全体
に亙っては剛化折り目を付与できない場合にも、孔版原
紙給送ローラとして機能するローラ対を待機位置にある
円筒状版胴の孔版原紙始端把持手段に可及的に近づける
ことができ、即ち本発明による剛化折り目付与手段が設
けられる場合にも、孔版原紙給送ローラ対36に相当す
る手段を待機位置にある円筒状版胴の孔版原紙始端把持
手段より遠ざけなくてよく、それだけ孔版原紙始端部の
送りを安定化させることができるという利点が得られ
る。
【0040】以上に説明しまた図示した実施例について
本発明の範囲内にて種々の修正が可能であることは当業
者にとって明らかであろう
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による剛化折り目付与手段を備えた輪転
式孔版印刷機の一つの実施例を幾分解図的に示す縦断面
図。
【図2】図1に示された輪転式孔版印刷機に於ける剛化
折り目付与手段の要部を取出し一つの実施例について示
す解図的側面図。
【図3】図2に示されている構造に対応する部分正面
図。
【図4】図1に示された輪転式孔版印刷機に於ける剛化
折り目付与手段の要部を取出し他の一つの実施例につい
て示す解図的側面図。
【図5】図4に示されている構造に対応する部分正面
図。
【図6】図1に示されている輪転式孔版印刷機の他の作
動時点に於ける作動状態を示す図1と同様の図。
【図7】図2及び図3或いは図4及び図5に示された折
り目付けローラとそれによって孔版原紙始端部に付与さ
れる剛化折り目の模様を示す平面図。
【図8】折り目付けローラに設けられる折り目付け突起
の他の一つの実施例とそれによって孔版原紙始端部に付
与される折り目とを示す図7と同様の平面図。
【図9】折り目付けローラに設けられる折り目付け突起
の更に他の一つの実施例とそれによって孔版原紙始端部
に付与される折り目とを示す図7及び図8と同様の平面
図。
【図10】折り目付けローラに設けられる折り目付け突
起の更に他の一つの実施例とそれによって孔版原紙始端
部に付与される折り目とを示す図7乃至図9と同様の平
面図。
【図11】折り目付けローラに設けられる折り目付け突
起の更に他の一つの実施例とそれによって孔版原紙始端
部に付与される折り目とを示す図7乃至図10と同様の
平面図。
【図12】図9に示された折り目付けローラに於ける折
り目付け突起を作動位置と非作動位置との間で可動にす
る構造を組込んだ折り目付けローラの一つの実施例を示
す幾分解図的断面図であり、図13の線XII−XII
による断面を矢印方向に見た図。
【図13】図12に示された折り目付けローラの一部を
示す正面図。
【図14】図12に示された折り目付けローラの折り目
付け作動時の状態を示す図12と同様の図であり、図1
5の線XIV−XIVによる断面を矢印方向に見た図。
【図15】図14に対応する折り目付けローラの一部の
正面図。
【符号の説明】
10…円筒状版胴 12…孔版原紙始端把持手段 14…台座部 16…開閉板 18…孔版原紙給送装置 20…ロール 22…ロール室 24…製版手段 26…サーマルヘッド 28…プラテンローラ 30…製版済み孔版原紙貯容室 32…製版済み原紙送り込みローラ対 34…ファン 36…孔版原紙給送ローラ対 38…剛化折り目付与手段 40…折り目付けローラ 42…ローラ 44…折り目付けローラの外周部 46…折り目付けローラの円筒状基面 48…折り目付け突起 49…溝 50…ローラの外周部 51…ローラの外周部 52…枢軸 54…腕部材 56…引張りばね 58…ソレノイドアクチュエータ 60…孔版原紙切断装置 62…固定刃 64…可動刃 66…裏押しローラ 68…裏押しローラ作動手段 70…印刷用紙供給装置 72…印刷用紙支持台 74…印刷用紙送り出しローラ 76…紙捌きローラ 78…印刷用紙送りタイミングローラ対 80…印刷用紙分離爪 82…印刷用紙排出装置 84…ベルトコンベア 86…真空室 88…排紙台 90…排版装置 92…原紙剥ぎ取り爪 94…排版ローラ 96…排版ボックス 98…スリット 100…刃片 102…枢軸 104…カム溝 106…カムロッド 108…カム軸

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周面の一部に母線に沿って延在する孔版
    原紙始端把持手段を備えた円筒状版胴と、前記円筒状版
    胴の周りに孔版原紙を取付けるに当って所定の待機位置
    にある前記円筒状版胴の前記孔版原紙始端把持手段へ向
    けて孔版原紙をその始端より送り込む孔版原紙給送装置
    とを有する輪転式孔版印刷機に於て、前記孔版原紙給送
    装置は孔版原紙の始端部に剛化折り目を付与する手段を
    有することを特徴とする輪転式孔版印刷機。
  2. 【請求項2】外周面の一部に母線に沿って延在する孔版
    原紙始端把持手段を備えた円筒状版胴と、前記円筒状版
    胴の周りに孔版原紙を取付けるに当って所定の待機位置
    にある前記円筒状版胴の前記孔版原紙始端把持手段へ向
    けて孔版原紙をその始端より送り込む孔版原紙給送装置
    とを有する輪転式孔版印刷機に於て、前記孔版原紙給送
    装置は前記始端より給送された1枚分の孔版原紙の終端
    部に剛化折り目を付与する手段を有することを特徴とす
    る輪転式孔版印刷機。
  3. 【請求項3】外周面の一部に母線に沿って延在する孔版
    原紙始端把持手段を備えた円筒状版胴と、前記円筒状版
    胴の周りに孔版原紙を取付けるに当って所定の待機位置
    にある前記円筒状版胴の前記孔版原紙始端把持手段へ向
    けて孔版原紙をその始端より送り込む孔版原紙給送装置
    と、前記円筒状版胴と前記孔版原紙給送装置との間に設
    けられた孔版原紙切断装置を有し、前記孔版原紙給送装
    置により少なくとも2枚分の長さを有する孔版原紙が給
    送されるとき、1枚分の孔版原紙の給送が終ったところ
    で前記孔版原紙切断装置により孔版原紙の切断を行うよ
    う構成された輪転式孔版印刷機に於て、前記孔版原紙給
    送装置は孔版原紙の前記孔版原紙切断装置により切断さ
    れる位置の前後にまたがって延在する部分に剛化折り目
    を付与する手段を有することを特徴とする輪転式孔版印
    刷機。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかの輪転式孔版印刷
    機に於て、前記剛化折り目付与手段は外周面の一部にそ
    の円筒状基面より突出た突起を有する第一のローラと、
    前記第一のローラの前記円筒状基面に係合したとき前記
    突起を自身の弾性的局部変形により受入れる弾性的円筒
    面を有する第二のローラとを含み、両者間に孔版原紙を
    挾んで送る送りローラ装置であることを特徴とする輪転
    式孔版印刷機。
  5. 【請求項5】請求項1〜3のいずれかの輪転式孔版印刷
    機に於て、前記剛化折り目付与手段は外周面の一部にそ
    の円筒状基面より突出た突起を有する第一のローラと、
    外周面の一部にその円筒状基面より窪んだ溝を有する第
    二のローラとを含み、前記第一及び第二のローラがそれ
    らの円筒状基面間に孔版原紙を挾んで送るとき前記突起
    と前記溝とが互いに整合して嵌合する送りローラ装置で
    あることを特徴とする輪転式孔版印刷機。
  6. 【請求項6】請求項4又は5の輪転式孔版印刷機に於
    て、前記第一のローラは前記突起を前記円筒状基面上に
    突出た作動位置と前記円筒状基面内に収納された非作動
    位置との間に移動させる機構を有することを特徴とする
    輪転式孔版印刷機。
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