JPH07277581A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07277581A
JPH07277581A JP6093135A JP9313594A JPH07277581A JP H07277581 A JPH07277581 A JP H07277581A JP 6093135 A JP6093135 A JP 6093135A JP 9313594 A JP9313594 A JP 9313594A JP H07277581 A JPH07277581 A JP H07277581A
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JP
Japan
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sheet material
image forming
sheet
forming apparatus
discharged
Prior art date
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JP6093135A
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English (en)
Inventor
Atsushi Munakata
篤 宗像
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 排紙トレイ上に順次排紙されたシート材が排
紙された順に整然と積載されるようにする。 【構成】 排紙トレイ15上に新たに積載されたシート
材Sの後端付近を上から押えるウェイト部材17を設け
た。同ウェイト部材17は支軸17Aを中心として回転
可能であり、自重によってシート材Sを押えるようにな
っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ、ファクシミ
リ、複写機等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ、ファクシミリ、複写機等の画
像形成装置には、一般的に、画像形成手段での画像形成
を終えて画像形成装置本体外へ順次排紙された複数枚の
シート材を積載する排紙積載手段が備えられている。
【0003】図8に、同排紙積載手段としての排紙トレ
イを備えた従来例の画像形成装置(プリンタ)の全体構
成を示す。
【0004】本画像形成装置においては、給紙カセット
(給紙積載手段)100に積載されているシート材Sを
1枚ずつ分離してインクジェット方式の印字ヘッド(画
像形成手段)101下へ給送する自動給紙(カセット給
紙)と、排紙トレイ102からシート材Sを1枚ずつ印
字ヘッド101下へ給送する手差し給紙とが行えるよう
になっている。
【0005】自動給紙が行われる時、排紙トレイ102
に備えられている板状のガイド部材103は、排紙トレ
イ102上に複数枚のシート材Sが積載可能にするた
め、実線図示の状態(排紙トレイ102に平行する状
態)になっている。
【0006】給紙カセット100内のシート材Sは、所
定の時間をとって時計方向に1回転する給紙ローラ10
4によって順次繰り出され、副走査ローラ対105へ送
られる。そして、シート材Sは副走査ローラ対105に
よって更にシート材先端が排紙ローラ対106のニップ
から所定量抜け出るまで搬送される。
【0007】この段階で、シート材Sは副走査ローラ対
105と排紙ローラ対106で搬送され、かつ、シート
材搬送方向に対して直交する方向(紙面に垂直の方向)
に移動する印字ヘッド101によって(画像形成)が行
われる。
【0008】そして、印字ヘッド101による印字を終
えたシート材Sは順次排紙トレイ102上へ排紙され、
積載される。
【0009】手差し給紙が行われる時、ガイド部材10
3は、不図示の駆動手段によって想像線図示の位置へ移
動して、排紙トレイ102上から送り込まれるシート材
Sの先端を排紙時とは逆の方向に回転する排紙ローラ対
106のニップに導く態勢になる。
【0010】排紙トレイ102上から送り込まれたシー
ト材Sは、排紙ローラ対106と副走査ローラ対105
とで、シート材後端が排紙ローラ対106のニップを所
定量抜け出るまでスタッカ107へ導かれる。
【0011】そして、この後、シート材Sは、上述の自
動給紙時と同様の手順で印字が行われて、排紙トレイ1
02上へ排紙される。この時、ガイド部材103は実線
図示の位置に復帰している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
の画像形成装置等のように、複数枚のシート材Sを連続
的に自動給紙する場合には、画像形成を終えて排紙積載
手段(排紙トレイ102)上に排紙されたシート材S
は、排紙された順に整然と排紙積載手段状に積載されて
いなければならない。
【0013】このためには、排紙積載手段上に積載され
ているシート材Sにカールが生じていないことが1つの
条件になる。しかし、一般に、画像形成装置において
は、画像形成を終えて排紙積載手段上に排紙されたシー
ト材Sに、ある程度のカールが生じることは避けられ
ず、従って、従来の画像形成装置においては、排紙積載
手段上にシート材Sを正常に積載することができないこ
とがあった。
【0014】なお、カールの発生量は、シート材Sの材
質、画像濃度、周囲の温度湿度、時間経過等の影響を強
く受けるが、画像形成方式も大きく影響する。特に上記
従来例のようなインクジェット方式では、一般的に画像
形成速度が電子写真方式に比べて低速でシート材Sに直
接インクを吹き付けるため、カールの発生量は大きくな
る傾向にある。
【0015】図9に、画像形成後、シートSに生じる様
々なカール状態を示す。
【0016】図9(b) 〜図9(h) に示すカールが排紙積
載手段上において生じた場合、後から排紙積載手段上に
排紙されたシート材Sが既に排紙積載手段上に積載され
ているシート材Sの下に潜り込んだり(積載順序が乱れ
る)、後から排紙積載手段上に排紙されたシート材Sが
既に排紙積載手段上に積載されているシート材Sを押し
出したり(整列性が乱れる)する。
【0017】そこで、本発明は、上述の如き事情に鑑み
てなされたもので、排紙積載手段上に順次排紙されたシ
ート材を排紙された順に整然と積載することができる画
像形成装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像形成手段
(41)での画像形成を終えて画像形成装置本体(2)
外へ順次排紙された複数枚のシート材(S)を積載する
排紙積載手段(15)を備えている画像形成装置に係
る。
【0019】そして、本発明は、上記目的を達成するた
め、前記排紙積載手段(15)上に新たに積載されたシ
ート材(S)の後端付近を上から押さえる排紙押え手段
(17)を有したことを特徴とする。
【0020】
【作用】上記構成とした本発明の画像形成装置によれ
ば、排紙積載手段(15)上に新たに積載されたシート
材(S)の後端付近は排紙押え手段(17)によって押
えられている。
【0021】従って、排紙積載手段(15)上に積載さ
れたシート材(S)の後端付近にはカールが生じ難くな
ったり、同後端付近に生じていたカールが矯正される。
【0022】このため、後から排紙積載手段(15)上
に排紙されるシート材(S)が既に排紙積載手段(1
5)上に積載されているシート材(S)の下に潜り込ん
だり、既に排紙積載手段(15)上に積載されているシ
ート材(S)が後から排紙積載手段(15)上に排紙さ
れるシート材(S)押し出されてしまう等の不具合が起
こらない。
【0023】これにより、排紙積載手段(15)上に順
次排紙されたシート材(S)を排紙された順に整然と積
載することができる。
【0024】なお、上記カッコ内の符号は図面を参照す
るためのものであって、本発明の構成を何等限定するも
のではない。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 〈実施例1〉図1は本発明の実施例1に係る画像形成装
置(プリンタ)の全体構成を示す。
【0026】ここでは、本画像形成装置の動作を説明し
ながら全体的な構成についての説明を行う。
【0027】まず、図2及び図3を参照して、給紙カセ
ット1からシート材Sを1枚ずつ自動的に給送する自動
給紙時の動作について説明する。
【0028】給紙カセット1には、シート材Sのサイズ
に応じて移動可能でシート材Sの後端位置を規制するた
めの規制部材3が設置されている。そして、この規制部
材3の位置を画像形成装置本体2の位置検出整合4で検
出することで、印字(画像形成)を行うシート材Sのサ
イズ、向きを判別する。
【0029】給紙カセット1から給紙ローラ5によって
給紙されたシート材Sは矢印Aの方向に進み、可動ガイ
ド部材6によって印字部7の副走査ローラ対8のニップ
に導かれる。
【0030】副走査ローラ対8は矢印Bの方向に回転
し、シート材Sを挟持して搬送する。シート材Sの先端
が排紙ローラ対9のニップに達した時点で同部のシート
材検出センサ10がこれを検出し、シート材Sは更に所
定量搬送された後に停止する。
【0031】次に印字を行うために、キャリッジ11が
主走査レール12と案内部材13に案内されたシート材
搬送方向に対して直交する方向に往復移動する。
【0032】キャリッジ11に搭載されたインクジェッ
ト方式の印字ヘッド14は画像信号に基づいて、キャリ
ッジ11が所定方向に走査中にのみシート材Sにインク
を吐出し、所定幅の画像を形成する。印字ヘッド14が
シート材S上に1ラインの画像を形成した後、キャリッ
ジ11は反転して、走査開始位置まで復帰し、副走査ロ
ーラ対8及び排紙ローラ対9はシート材Sを印字ヘッド
14の印字幅に等しい量だけ矢印Aの方向に搬送する。
【0033】以下、シート材Sの後端が副走査ローラ対
8に挟持されている間同様の動作を繰り返して順次シー
ト材Sに画像を形成する。
【0034】印字ヘッド14が往復動する印字部7と排
紙トレイ15の間(排紙トレイ15の基端部)には搬送
経路を切り換えられる板状のガイド部材16が備えられ
ており、自動給紙時には図1に示すように、ガイド部材
16は排紙トレイ15上に倒れた状態となって、排紙ロ
ーラ対9のニップより低い位置に位置している。
【0035】画像形成に伴い、シート材Sは排紙トレイ
15に向けて間欠的に搬送されるが、予めシート材Sの
サイズによって定められた所定のライン数の印字を終了
すると、排紙ローラ対9を連続回転させてシート材Sを
排紙トレイ15上に排出する。多数枚のシート材Sの画
像形成が行われる場合には、後続のシート材が順次トレ
イ15上に積載されてゆく。
【0036】そして、排出トレイ15上に新たに積載さ
れたシート材2の後端付近は、支軸17Aに回転可能に
取り付けられたアーム状のウェイト部材17(排出押え
手段)17によって押えられる。このウェイト部材17
はキャリッジ11の移動方向と同方向に3箇所(シート
材Sの両端及び中央に相当する箇所)配置されており、
各ウェイト部材17は独立している。また各ウェイト部
材17の先端は図1に示すようにガイド部材16上にシ
ート材Sがないときは、自重によって常時ガイド部材1
6に接触している。
【0037】さて、印字中のシート材Sが間欠的に排出
トレイ15方向に搬送されると、図2に示すようにシー
ト材Sの先端はウェイト部材17の先端と接触して同ウ
ェイト部材17を押し上げながら排紙トレイ15上へ進
行してゆく。
【0038】所定のライン数の印字を終了した時点でシ
ート材Sは排紙ローラ対9によって排紙トレイ15上へ
送り出され、排紙トレイ15上に積載されると図3に示
すようにウェイト部材17によって後端付近が押えられ
る。複数枚のシート材Sを連続的に画像形成する際に
は、後続のシート材Sの先端がウェイト部材17を再び
押し上げる迄の間、既にトレイ15上に積載されている
シート材Sの後端付近がウェイト部材17によって押え
られており、カールの発生が抑制されている。ウェイト
部材17は、排紙トレイ15上に積載されたシート材S
の枚数が増えるにつれて支軸17Aを中心回動し、常に
排紙トレイ15上の最上位のシート材Sの後端付近を押
えている。
【0039】次に、図中を参照して排紙トレイ15から
シート材Sを1枚ずつ手差し給紙する時の動作について
説明する。
【0040】手差し給紙を行う際にはオペレータの手差
し給紙選択の動作に伴い、ガイド部材16が支軸16A
を中心として所定の位置まですなわち、排紙ローラ対9
のニップとほぼ等しい高さまで回転移動する。その際、
ウェイト部材17もガイド部材16の回転移動に伴い支
軸17Aを中心に回転し、排紙トレイ15から印字部7
方向へ移動してくるシート材Sに対して退避可能な状態
になる。また、給紙カセット1から印字部7へシート材
Sをガイドする可動ガイド部材6も上記動作に連動し
て、支軸6Aを中心に回転して、印字部7から矢印Cの
方向に進行するシート材Sをスタッカ18に導く。
【0041】シート材Sを排紙トレイ15上に置き、同
シート材Sの先端を排紙ローラ対9のニップに向けて手
で押し込んでゆくと、シート材Sの先端はウェイト部材
17の先端斜面dに突き当たる。このように、ウェイト
部材17の斜面dにシート材Sの先端が突き当たると、
ウェイト部材17はシート材Sに押し上げられ、シート
材Sの進行に伴って上方に退避する。シート材Sの先端
が排紙ローラ対9のニップに到達すると、同部のシート
材検出センサ10がシート材Sの先端を検出し、排紙ロ
ーラ対9、複走査ローラ対8を矢印Dの方向に回転させ
て、シート材Sをスタッカ18へ搬送する。
【0042】シート材2S後端が排紙ローラ対9のニッ
プを抜けた時点で同部のシート材検出センサ10がこれ
を検出し、シート材Sの搬送方向を逆転して再びシート
材先端が排紙ローラ対9のニップに挟持されるまで所定
量矢印Bの方向に回転する。同時にガイド部材16を図
1の状態(シート材排紙可能状態)に復帰させてシート
材Sの排紙動作に備える。
【0043】以後は、上述の自動給紙の時と同様の手順
で印字を行い、印字を終えたシート材Sを排紙トレイ1
5上へ排紙する。
【0044】この場合、シート材Sのサイズ、向きの判
別は排紙ローラ対9部のシート材検出センサ10で手差
しされたシート材Sの長さを検出、印字開始前にキャリ
ッジ11をプリスキャンして、同部に搭載されたセンサ
(不図示)でシート材Sの幅を検出することによって行
う。
【0045】なお、手差し給紙時には印字後、排紙され
たシート材Sを排紙トレイ15上から取り除いた後、新
たなシート材Sを排紙トレイ15上にセットして次の印
字を行う。 〈実施例2〉図5は本発明の実施例2に係る画像形成装
置(プリンタ)の全体構成を示す。
【0046】なお、本画像形成装置を説明するに当た
り、上記実施例1の画像形成装置と同一の部材等には同
一符号を付すと共に、構成的かつ機能的に変わらないも
のについては、その説明を省略する。後述する実施例3
の画像形成装置についても同様とする。
【0047】本画像形成装置におけるウェイト部17は
図6に示すように、複数のサイズのシート材S枚1,S
−2,S−3に対応するため、キャリッジ11の移動方
向に複数配置されている。中央に配置されたウェイト部
材17−1,17−1は小サイズのシート材S−1に用
いられ、その外に配置されたウェイト部材17−2,1
7−2は中サイズのシート材S−2に用いられ、その外
に配置されたウェイト部材17−3,17−3は大サイ
ズのシート材S−3に用いられる。ここにおいて、ウェ
イト部材17−1,17−2,17−3はシート材S−
1,S−2,S−3の画像形成領域(印字領域)外の余
白に対応する位置に配置されている。
【0048】各ウェイト部材17はソレノイド(退避手
段)19によって、搬送経路を移動中のシート材Sと接
触しない位置まで退避することが可能になっている。
【0049】次に、本画像形成装置において自動給紙さ
れたシート材Sが印字部7から排紙トレイ15上に排紙
される時の動作について説明する。
【0050】ここにおいて、給紙カセット1から印字部
7までシート材Sを導入する際の動作、経路については
上記実施例1の場合と同様である。また、ガイド部材1
6は図5に示すように復帰状態、すなわち、シート材排
紙可能状態になっており、印字を行うシート材Sのサイ
ズ、向きも予め位置検出センサ4によって検出されてい
る。
【0051】本画像形成装置のCPU22は、シート材
検出センサ10がシート材Sの先端を検出すると、予め
位置検出センサ4から送られているシート材サイズ、向
けの情報に基づいて、同シート材の画像形成領域に相当
する位置に存在するウェイト部17を判別し、これらの
ウェイト部17のソレノイド19をオンにする。この制
御は、1番目のシート材Sが給送された時のみこれによ
って、印字部7から排紙トレイ15へ移動するシート材
Sの画像形成領域に存在するウェイト部17がシート材
Sと接触しない位置(点線図示の位置)に退避する。ま
た、同シート材Sの非画像形成領域(余白部等)に位置
するウェイト部17は、実線図示のように自重でガイド
部材16に接触している。
【0052】このような態勢になった後、印字後のシー
ト材Sは排紙トレイ15へ排紙されるので、その排紙時
には、シート材Sの余白に配置されているウェイト部材
17のみがシート材Sに接触するようになる。また、排
紙トレイ15上に積載されたシート材Sの後端付近が余
白部に配置されているウェイト部材17のみで押えられ
る。この状態は後続のシート材Sによってウェイト部材
17が押し上げられるまでの間、維持される。
【0053】本画像形成装置のように、ウェイト部材1
7によってシート材Sの余白部を押えるようにすると、
インクの吸収が遅いシート材Sに印字を行ってもウェイ
ト部材17によって画像が汚損される恐れがない。
【0054】なお、手差し給紙時には、全ウェイト部材
17を点線図示の位置に退避させた状態でシート材Sの
給紙と排紙とを行う。押え解除スイッチ23をオンにす
ると、CPU22は全ウェイト部材17のソレノイド1
9をオンにするようになっている。 〈実施例3〉図7は本発明の実施例3に係る画像形成装
置(プリンタ)の全体構成を示す。
【0055】本画像形成装置においては、手差し給紙を
選択すると、支軸16Aを中心として実線図示の位置へ
回転移動するガイド部材16に連動して、ウェイト部材
17が実線図示の位置へ退避するようになっている。
【0056】すなわち、本画像形成装置のウェイト部材
17は回転可能な支軸17A上に固定されている。そし
て、支軸17Aは、同支軸17A上に固定されている操
作アーム20の揺動により回転するようになっている。
【0057】今、ガイド部材16が支軸16Aを中心と
して上方に回転すると、同ガイド部材16の通紙領域外
に設けられている突起21が操作アーム20を押し上げ
て支軸17Aを時計方向に回転させる。これにより、ウ
ェイト部材17は、実線図示の位置へ退避する。
【0058】従って、手差し給紙時には、ウェイト部材
17が退避している状態で、排紙トレイ15上に置かれ
たシート材の先端は、ガイド部材16により排紙ローラ
対9のニップへ導かれる。
【0059】また、本画像形成装置においては、自動給
紙が行われる時は、ガイド部材16は想像線図示の位置
へ復帰している。これは、手差し給紙されたシート材S
が排紙される時も同じである。そして、この場合には、
ウェイト部材17は想像線図示のように自重により反時
計方向に回転してガイド部材16に接触している。この
時、操作アーム20は突起21に当接しない位置ある。
【0060】従って、印字ヘッド14により印字を終え
て排紙トレイ15上に排紙されるシート材Sは、ウェイ
ト部材17を押し上げながら排紙トレイ15上へ進む。
そして、排紙トレイ15上に積載されたシート材Sの後
端付近はウェイト部材17によって、押えられる。
【0061】本画像形成装置においては、ウェイト部材
17が手差し給紙選択時のガイド部材16の動作に連動
して退避するようにしたが、手差し給紙を選択するとオ
ンするソレノイド等の退避手段によってウェイト部材1
7を退避するようにしてもよい。
【0062】なお、本明細書においては、自動給紙と手
差し給紙とが可能な画像形成装置(プリンタ)について
説明したが、本発明は、自動給紙を行う種々の画像形成
装置プリンタ、ファクシミリ、複写機等)に幅広く適用
することが可能である。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置においては、排紙積載手段上に新たに積載されたシ
ート材の後端付近を排紙押え手段で押えるようにしたの
で、排紙積載手段上に積載されたシート材の後端付近に
カールが生じ難くなったり、同後端付近に生じていたカ
ールを矯正することができる。
【0064】このため、排紙積載手段上に新たに排紙さ
れるシート材が既に排紙積載手段上に積載されているシ
ート材の下に潜り込んだり、既に排紙積載手段上に積載
されているシート材が新たに排紙積載手段上に排紙され
るシート材に押し出されてしまう等の不具合が起こらな
くなる。従って、排紙積載手段上に順次排紙されたシー
ト材を排紙された順に整然と積載することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る画像形成装置(プリン
タ)の全体構成を示す縦断側面図。
【図2】同画像形成装置において自動給紙が行われた際
のシート材排紙時(開始時)のウェイト部材の動作を説
明する縦断側面図。
【図3】同画像形成装置において自動給紙が行われた際
のシート材排紙時(終了時)のウェイト部材の動作を説
明する縦断側面図。
【図4】同画像形成装置において手差し給紙が行われる
際のウェイト部材の動作を説明する縦断側面図。
【図5】本発明の実施例2に係る画像形成装置(プリン
タ)の全体構成を示す縦断側面図。
【図6】同画像形成装置に備えられた複数のウェイト部
材の配置構成を説明する斜視図。
【図7】本発明の実施例3に係る画像形成装置(プリン
タ)の全体構成を示す縦断側面図。
【図8】従来例の画像形成装置(プリンタ)の全体構成
を示す縦断側面図。
【図9】同画像形成装置の排紙トレイ上に排紙積載され
たシート材に生じている種々のカール状態を示す斜視
図。
【符号の説明】
1 給紙カセット(給紙積載手段) 2 画像形成装置本体 14 印字ヘッド(画像形成手段) 15 排紙トレイ(排紙積載手段) 17 ウェイト部材(排紙押え手段) 17A ウェイト部材の支軸 19 ソレノイド(退避手段) 21 突起(退避手段) 22 CPU(制御手段) S シート材

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成手段での画像形成を終えて画像
    形成装置本体外へ順次排紙された複数枚のシート材を積
    載する排紙積載手段を備えている画像形成装置におい
    て、 前記排紙積載手段上に新たに積載されたシート材の後端
    付近を上から押さえる排紙押え手段を有したことを特徴
    とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 給紙積載手段に積載されているシート材
    を1枚ずつ分離して前記画像形成手段へ給送する自動給
    紙と、前記排紙積載手段からシート材を1枚ずつ前記画
    像形成手段へ給送する手差し給紙と、を可能とすること
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記排紙押え手段は、前記排紙積載手段
    上に排紙されるシート材の先端又は前記排紙積載手段か
    ら手差し給送されるシート材の先端が突き当たると退避
    することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記排紙押え手段は、手差し給紙動作に
    連動する退避手段によって所定位置に退避させられるこ
    とを特徴とするを請求項2記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記排紙押え手段は、シート材搬送方向
    に対して直交する方向に所定の間隔で複数配置されてい
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】 前記排紙押え手段は、複数のシート材サ
    イズに対応するべく、シート材搬送方向に対して直交す
    る方向に所定の間隔で複数配置されていることを特徴と
    する請求項1又は2記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記各排紙押え手段は、各サイズのシー
    ト材の非画像形成領域に位置することを特徴とする請求
    項6記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記各排紙押え手段を個別に退避させる
    複数の退避手段と、前記各退避手段の制御を行う制御手
    段と、を有したことを特徴とする請求項5又は7記載の
    画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、自動給紙が行われる
    時、前記画像形成手段にて画像形成を終えたシート材が
    前記画像形成装置本体外へ排紙される前の段階で、給送
    されたシート材の画像形成領域に位置する前記排紙押え
    手段の前記退避手段を駆動させることを特徴とする請求
    項8記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、1番目のシート材が
    給送された時にのみ、前記退避手段の制御を行うことを
    特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記排紙押え手段は、支軸を中心とし
    て回転可能であり、自重でシート材を押えるウェイト部
    材でることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又
    は5又は6記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記排紙押え手段は、附勢手段によっ
    てシート材を押えることを特徴とする請求項1乃至6記
    載の画像形成装置。
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