JP2014069395A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ノズル近傍でのシートの浮き上がりを抑制し、且つシートの幅方向の端部の検知を妨げないインクジェット記録装置を提供する。
【解決手段】当該装置は、キャリッジ23に搭載されて記録用紙12にノズル40からインク滴を吐出する記録ヘッド39と、ノズル40より搬送向きの上流側でキャリッジ23に搭載され、プラテン42上の記録用紙12の検知に用いられるメディアセンサ110と、ノズル40より搬送向き16の上流側に配置された第1当接部80Aとを備え、第1当接部80Aの搬送向きの下流端は、給紙トレイ20に載置可能な記録用紙12のうち走査方向の長さが最も短い最小シートの走査方向の両端より内側に対応する領域のみにおいて、搬送向き16においてメディアセンサ110の検知領域と重畳する位置まで延出されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、搬送路に沿って搬送されるシートの幅方向の両端を検知するインクジェット記録装置に関する。
従来より、ノズルの近傍まで搬送されたシートの幅方向の端部を検知するメディアセンサを備えるインクジェット記録装置が知られている。このメディアセンサは、例えば、キャリッジに搭載されて搬送路を走査方向に走査することによって、搬送路上のシートの幅方向の端部を検知するものである。
また、様々なサイズ及び紙厚のシートに画像を記録できるインクジェット記録装置が知られている。ここで、例えば封筒などは、普通紙などと比べて紙厚が厚いので、搬送中に搬送路から浮き上がると、インクジェットヘッドのノズル面と擦れて汚れる可能性がある。そこで、例えば特許文献1には、キャリッジの走査方向に沿った複数箇所に、シートを上側から押さえる押さえ部材を備えるインクジェット記録装置が開示されている。
特開2000−71532号公報
しかしながら、特許文献1には、走査方向に沿って複数の押さえ部材が設けられているため、メディアセンサと押さえ部材とが搬送方向にオーバーラップすると、シートの端部を正確に検知できなくなる可能性がある。一方、メディアセンサより搬送路の上流に押さえ部材を配置すると、ノズル近傍でシートを押さえることができないので、シートの浮き上がりによる汚れや紙詰まり等が発生しやすくなる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ノズル近傍でのシートの浮き上がりを抑制し、且つシートの幅方向の端部の検知を妨げないインクジェット記録装置を提供することである。
(1) 本発明に係るインクジェット記録装置は、複数の定型サイズのシートを載置可能な載置部と、上記載置部に載置されたシートを搬送向きに搬送する搬送部と、上記搬送部より上記搬送向きの下流側に配置されたプラテンと、上記プラテンに対向して配置され、上記搬送向きと直交する走査方向に往復動するキャリッジと、上記キャリッジに搭載され、シートにノズルからインク滴を吐出する記録ヘッドと、上記ノズルより上記搬送向きの上流側で上記キャリッジに搭載され、上記プラテン上のシートの検知に用いられるメディアセンサと、上記搬送向き及び上記走査方向に直交する対向方向において、上記キャリッジと上記プラテンとの間に設けられ、上記ノズルより上記搬送向きの上流側に配置された第1当接部とを備える。そして、上記第1当接部の上記搬送向きの下流端は、上記載置部に載置可能なシートのうち上記走査方向の長さが最も短い最小シートの上記走査方向の両端より内側に対応する領域のみにおいて、上記搬送向きにおいて上記メディアセンサの検知領域と重畳する位置まで延出されている。
上記構成によれば、第1当接部の下流端が搬送向きにおいてメディアセンサの検知領域と重畳する位置まで延出されているので、ノズル近傍におけるシートの浮き上がりを抑制することができる。また、第1当接部は、走査方向において載置部に載置可能な最小シートの幅方向(走査方向)の両端より内側の領域のみに設けられているので、メディアセンサによるシートの検知を妨げることがない。
(2) 好ましくは、上記第1当接部は、上記走査方向の複数の位置に設けられている。
上記構成によれば、ノズル近傍におけるシートの浮き上がりを有効に抑制できる。
(3) 好ましくは、上記プラテンは、上記走査方向に隣接する上記第1当接部の間の位置から上記キャリッジ側に向けて突出する第1リブを備える。
(4) 好ましくは、上記対向方向において上記メディアセンサと上記プラテンとの間に設けられ、上記最小シートの上記走査方向の端より外側に対応する領域に配置される第2当接部を更に備える。そして、上記第2当接部の上記搬送向きの下流端は、上記搬送向きにおいて上記メディアセンサの検知領域より上流側に位置する。
上記構成によれば、サイズの大きなシートの浮き上がりを走査方向の複数箇所で抑制できる。
(5) 好ましくは、上記第2当接部は、上記走査方向の複数の位置に設けられている。
上記構成によれば、シートの浮き上がりをさらに有効に抑制できる。
(6) 好ましくは、上記プラテンは、上記走査方向に隣接する上記第2当接部の間の位置から上記キャリッジ側に向けて突出し、上記第2当接部とシートとの当接位置より上記キャリッジに近い位置でシートと当接する第2リブを備える。
上記構成によれば、第2当接部と第2リブとの間でシートが走査方向に波打って剛性が増す結果、シートの浮き上がりを有効に抑制できる。
(7) 好ましくは、上記メディアセンサは、上記プラテンに向けて光を照射する発光部、及び上記発光部によって照射された光の反射光を受ける受光部を、上記搬送向きに沿って上記キャリッジに並べて構成されている。そして、上記第1当接部の上記搬送向きの下流端は、上記搬送向きにおいて、上記発光部から照射された光の上記プラテンにおける反射位置と重畳する位置まで延出されている。
上記構成によれば、第1当接部の下流端をノズルの近傍まで延出させたとしても、発光部から受光部に至る光路を第1当接部によって遮られないので、ノズル近傍でのシートの浮き上がりを抑制できると共に、シートの幅方向の端部の検知を妨げなることがない。
(8) 好ましくは、上記第1当接部は、上記プラテンの上記走査方向における中央を基準として、上記走査方向に対称な領域それぞれにおいて、上記プラテンと対向する。
(9) 好ましくは、上記載置部は、上記複数の定型サイズのシートのそれぞれの上記走査方向の中央を予め定められた基準位置に一致させた状態において、当該シートの上記走査方向の両端の位置を決定する位置決め部材を備える。
上記構成のように、シートの幅方向の中央を載置部の基準位置に一致させて載置することにより、搬送路上において、最小シートとその他のサイズのシートとの幅方向の中央の位置が一致する。その結果、第1当接部は、載置部に載置可能なあらゆるサイズのシートの幅方向の中央に近い位置で当該シートの浮き上がりを抑制できる。
(10) 好ましくは、上記載置部には、複数の定型サイズのシートのそれぞれについて、載置されたシートの上記走査方向の少なくとも一方側の端の位置を示す目印が付されている。そして、上記最小シートは、上記目印によって規定される最小の定型サイズのシートである。
但し、最小シートのサイズを規定する方法は上記の例に限定されない。例えば、載置部に設けられた位置決め部材によって規定される最小の定型サイズのシートを最小シートとしてもよいし、当該インクジェット記録装置に備えられた制御部が認識し得る最小の定型サイズのシートを最小シートとしてもよい。
本発明によれば、ノズル近傍でのシートの浮き上がりを抑制し、且つシートの幅方向の端部の検知を妨げないインクジェット記録装置を得ることができる。
図1は、複合機10の外観斜視図である。 図2は、プリンタ部11の内部構造を模式的に示す縦断面図である。 図3は、給紙トレイ20の斜視図である。 図4は、記録部24とプラテン42とガイドレール43、44とを示す斜視図である。 図5は、当接部材80と搬送ローラ60とプラテン42と排出ローラ対55とを示す斜視図である。 図6は、プラテン42と当接部材80と記録用紙12とを示す断面図である。 図7は、制御部130の構成を示すブロック図である。 図8は、変形例1に係るプラテン42、支持リブ52、当接部材80の当接部83、及びメディアセンサ110の検知領域100の位置関係を示す模式図であって、(A)は平面図であり、(B)は搬送向き16の上流側から見た断面図である。 図9は、変形例2に係るプラテン42、支持リブ52、当接部材80の当接部83、及びメディアセンサ110の検知領域100の位置関係を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。また、以下の説明においては、複合機10が使用可能に設置された状態(図1の状態)を基準として上下方向7が定義され、開口13が設けられている側を手前側(正面)として前後方向8が定義され、複合機10を手前側(正面)から見て左右方向9が定義される。
[複合機10の全体構成]
図1に示されるように、複合機10には、概ね直方体に形成されており、下部にインクジェット記録方式で記録用紙12(図2参照)に画像を記録するプリンタ部11(本発明の画像記録装置の一例)が設けられている。複合機10は、ファクシミリ機能及びプリント機能などの各種の機能を有している。
プリンタ部11には、正面に開口13が形成されている。各種サイズの記録用紙12を載置可能な給紙トレイ20(本発明の載置部の一例)が、開口13から前後方向8に挿抜可能である。排紙トレイ21は、給紙トレイ20の上側に給紙トレイ20と重ねられて設けられている。排紙トレイ21は、給紙トレイ20と一体に開口13に挿抜される。
図2に示されるように、プリンタ部11は、給紙トレイ20から記録用紙12をピックアップして搬送路65に給送する給紙部15と、給紙部15によって搬送路65に給送された記録用紙12を搬送向き16の下流側に搬送する搬送ローラ対54(本発明の搬送部の一例)と、搬送ローラ対54によって搬送された記録用紙12に画像を記録する記録部24と、記録部24によって画像が記録された記録用紙12を排紙トレイ21に排出する排出ローラ対55と、記録用紙12を支持するプラテン42と、当接部材80(図2では後述する第1当接部材80Aのみが図示されている)と、メディアセンサ110とを主に備えている。
[給紙トレイ20]
図3に示されるように、給紙トレイ20は、底板32と、左側板33及び右側板34と、前板35と、傾斜板36とを備えている。左側板33及び右側板34は、底板32の左右方向9における両端部から上向きへ突出されている。前板35は、底板32の前後方向8における前端部から上向きへ突出されている。左側板33と右側板34と前板35とにより、排紙トレイ21が支持されている(図1参照)。傾斜板36は、前後方向8における底板32の後端から後方斜め上へ向かって延びており、給紙部15により送り出される記録用紙12を搬送路65へ案内する。
底板32には、A4サイズやB5サイズやリーガルサイズや葉書サイズなどの複数の定型サイズの記録用紙12が載置される。底板32には、種々の定型サイズの記録用紙12の左右方向9の一方側端部(図3の例では左端部)の位置を示す目印が付されている。図3には、目印の一例として、「A4」、「B5」、「はがき」の3種類が図示されているが、これらに限定されないことは言うまでもない。また、図3に示されるように、底板32には、底板32に載置される記録用紙12の左右方向の両端の位置を位置決めするサイドガイド機構90が設けられている。サイドガイド機構90は、底板32に載置された種々の定型サイズの記録用紙12をセンタ合わせにより位置決めし、且つ記録用紙12の斜行を抑制する。センタ合わせとは、記録用紙12の左右方向9における中央を底板32の左右方向9における中央に一致させる位置合わせを意味する。
[サイドガイド機構90]
図3に示されるように、サイドガイド機構90は、左右方向9へスライド可能に底板32に支持された左右一対のガイド部材91、92(本発明の位置決め部材の一例)と、一対のガイド部材91、92を連動して移動させるピニオンギア93とを備えている。ピニオンギア93は、底板32の左右方向9における中央部に、中心軸線を上下方向7に沿わせて配置されている。
ガイド部材91は、底板32の中央を前後方向8に延びる中心線(図3に一点鎖線で示される線)より左右方向9の右側に配置されている。ガイド部材91は、底板32に載置された支持板94と、左右方向9における支持板94の右端部から上向きへ突出された側板95と、支持板94から左右方向9における左方へ向かって延びるラックギア96とを備えている。ラックギア96は、前後方向8におけるピニオンギア93の前側においてピニオンギア93と噛み合っている。
ガイド部材92は、底板32の中心線より左右方向9の左側に配置されている。ガイド部材92は、支持板97、側板98及びラックギア99を備えており、ガイド部材91とほぼ左右対称な形状とされている。ガイド部材92のラックギア99は、前後方向8におけるピニオンギア93の後側においてピニオンギア93と噛み合っている。
ユーザは、記録用紙12の左右方向の中央を中心線に一致させるようにして、記録用紙12を底板32上に載置する。次に、ユーザは、ガイド部材91を左右方向9の左向きにスライドさせて、記録用紙12のサイズに相当する目印の位置に側板95を到達させる。これにより、支持板94が記録用紙12の左右方向9における右端部の下に潜り込み、側板95が記録用紙12の右端に当接される。また、ガイド部材91が左右方向9の左向きへスライドされると、ピニオンギア93が回転され、ガイド部材92が左右方向9の右向きへスライドされる。これにより、支持板97が記録用紙12の左右方向9における左端部の下に潜り込み、側板98が記録用紙12の左端に当接される。このようにして、底板32に載置された種々の定型サイズの記録用紙12は、サイドガイド機構90によりセンタ合わせによって位置決めされる。また、後述される給紙部15により記録用紙12が前後方向8における後向きへ送り出される際に、左右方向9における記録用紙12の両端が側板95、98に当接し、記録用紙12の斜行が抑制される。
[給紙部15]
図2に示されるように、プリンタ部11の開口13(図1参照)に装着された状態の給紙トレイ20の上側には、給紙部15が設けられている。給紙部15は、給紙ローラ25と、給紙アーム26と、軸27とを備えている。
給紙ローラ25は、給紙アーム26の先端側に回転可能に設けられている。給紙ローラ25は、給紙用モータ(図7参照)から駆動力を付与されて回転する。なお、給紙ローラ25は、後述する搬送用モータ102から駆動力を付与されて回転してもよい。
給紙アーム26は、プリンタ部11のフレームに支持された軸27に回動可能に設けられている。給紙アーム26は、自重或いはバネ等による弾性力によって給紙トレイ20側へ回動付勢されている。給紙ローラ25は、給紙トレイ20に載置された記録用紙12に当接した状態で回転することによって、給紙トレイ20に載置された記録用紙12をピックアップして後述する搬送路65に給送する。
なお、本実施形態においては、給紙トレイ20に載置された複数の記録用紙12のうちの1番上の記録用紙を給紙部15でピックアップして搬送路65に送り出す例を説明したが、本発明はこれに限定されず、連続紙を搬送路65に送り出す構成の給紙トレイ20及び給紙部15を採用してもよい。
[搬送路65]
図2に示されるように、搬送路65は、プリンタ部11の内部において、所定間隔で対向する外側ガイド部材18及び内側ガイド部材19によって区画される空間を指す。搬送路65は、給紙トレイ20の後端部を基点としてプリンタ部11の後方側に延び、プリンタ部11の後方側において下方から上方に延びつつUターンし、記録部24を経て排紙トレイ21に至る通路である。より詳細には、搬送路65は、搬送ローラ対54による挟持位置、記録部24の下側、及び排出ローラ対55による挟持位置を経て排紙トレイ21へ通じている。なお、搬送路65内における記録用紙12搬送向き16は、図2において一点鎖線の矢印で示されている。
[搬送ローラ対54及び排出ローラ対55]
図2に示されるように、搬送路65における記録部24よりも搬送向き16の上流側には、搬送ローラ60とピンチローラ61とを有する搬送ローラ対54が設けられている。搬送路65において、記録部24よりも搬送向き16の下流側には、排出ローラ62と拍車63とを有する排出ローラ対55が設けられている。
搬送ローラ対54を構成する搬送ローラ60及びピンチローラ61は、相互に当接されている。排出ローラ対55を構成する排出ローラ62及び拍車63は、相互に当接されている。搬送ローラ60及び排出ローラ62は、搬送用モータ102(図7参照)から駆動力が伝達されて、回転する。これにより、搬送ローラ対54及び排出ローラ対55は、記録用紙12を挟持して搬送向き16に搬送する。
[プラテン42]
図2に示されるように、搬送路65の下側には、搬送ローラ対54及び排出ローラ対55の間の位置、すなわち、搬送ローラ対54より搬送向き16の下流側で且つ排出ローラ対55より搬送向き16の上流側に、プラテン42が設けられている。プラテン42は、記録部24に対向して配置され、搬送路65を搬送される記録用紙12を下側から支持する部材である。
図5に示されるように、プラテン42の上面には、上方に突出した複数の支持リブ52が形成されている。各支持リブ52は、前後方向8に延びている。詳細には、各支持リブ52は、少なくとも後述するノズル40と対向する位置において、前後方向8に延びている。具体的には、プラテン42は、隣接する第1当接部材80A(後述)の間の位置に配置される支持リブ52(本発明の第1リブの一例)と、隣接する第2当接部材80B(後述)の間の位置に配置される支持リブ52(本発明の第2リブの一例)とを有する。
また、各支持リブ52は、左右方向9において、相互に所定の間隔を空けて配置されている。搬送路65を搬送される記録用紙12は、プラテン42によって、詳細にはプラテン42の上面に形成された複数の支持リブ52によって支持される。
[記録部24]
図2に示されるように、記録部24は、搬送路65の上側において、プラテン42と対向する位置に設けられている。記録部24は、キャリッジ23と記録ヘッド39とを備えている。キャリッジ23は、搬送路65の上側のプラテン42に対向する位置に配置され、搬送向き16と直交する走査方向(図2の紙面の奥行き方向)に往復動する。記録ヘッド39は、キャリッジ23に搭載され、記録用紙12にノズル40からインク滴を吐出するインクジェット記録方式を採用している。
図4に示されるように、キャリッジ23は、プラテン42の後側及び前側に設けられたガイドレール43、44によって支持されている。ガイドレール43、44の少なくとも一方には、公知のベルト機構(不図示)が設けられており、キャリッジ23は、当該ベルト機構と連結されている。ベルト機構はキャリッジ駆動用モータ103(図7参照)により駆動される。これにより、キャリッジ23は、左右方向9に往復移動可能である。
図2に示されるように、記録ヘッド39は、キャリッジ23に搭載されている。記録ヘッド39の下面には、複数のノズル40が形成されている。記録ヘッド39には、インクカートリッジ(不図示)からインクが供給される。記録ヘッド39は、ノズル40からインクを微小なインク滴として吐出する。キャリッジ23が左右方向9へ往復移動しているときに、ノズル40からプラテン42に支持されている記録用紙12に対してインク滴が吐出される。これにより、記録用紙12に画像が記録される。
[メディアセンサ110]
図2に示されるように、搬送路65を搬送される記録用紙12を検知するために用いられるメディアセンサ110が、キャリッジ23に搭載されている。メディアセンサ110は、キャリッジ23の下面(プラテン42に対向する面)において、ノズル40よりも搬送向き16の上流側に配置される。
メディアセンサ110は、発光ダイオードなどからなる発光部111(図7参照)と、光学式センサなどからなる受光部112(図7参照)とを備えている。発光部111は、後述する制御部130(図7参照)によって指示された光量で、図5に示されるプラテン42の検知領域100(本発明の反射位置を含む領域を指す。)へ向けて光を照射する。検知領域100へ照射された光は、プラテン42またはプラテン42に支持された記録用紙12において反射する。反射された光は受光部112で受光される。メディアセンサ110は、受光部112における反射光の受光量に応じた電気信号を、制御部130へ出力する。例えば、メディアセンサ110は、受光量が大きい程、レベルの高い電気信号を制御部130へ出力する。
[当接部材80]
図2、図4、及び図5に示されるように、搬送路65におけるノズル40よりも搬送向き16の上流側には、複数の当接部材80が設けられている。本実施形態では、図4に示されるように、9個の当接部材80が設けられている。各当接部材80は、図2及び図5に示されるように、取り付け部81と、湾曲部82と、当接部83とで構成されている。
なお、以下の説明において、9個の当接部材80のうち、左右方向9の中央に位置する1個の当接部材80を第1当接部材80A(本発明の第1当接部の一例)と表記し、それ以外の8個の当接部材80を第2当接部材80B(本発明の第2当接部の一例)と表記する。また、第1当接部材80Aと第2当接部材80Bとは、基本的な構成は共通し、細部が異なるだけであるので、共通する構成は第1当接部材80A及び第2当接部材80Bを区別せずに説明し、その後に相違点を説明するものとする。
取り付け部81は、概ね平板形状である。各取り付け部81は、ガイドレール43に取り付けられている。図5に示されるように、各取り付け部81の上面には、複数(本実施形態では4個)の引っ掛け部75が上側に突出されている。引っ掛け部75は、上端部において後側に屈曲されている。一方、図4に示されるように、ガイドレール43には複数の開口74が設けられている。各引っ掛け部75は、対応する開口74に挿通されて係止される。これにより、各取り付け部81の上面は、ガイドレール43の下面に取り付けられる。また、各取り付け部81は、左右方向9に相互に離間して取り付けられている。
図2、図4、及び図5に示されるように、湾曲部82は、取り付け部81から前側(つまり、当接部材80をガイドレール43に取り付けた状態における搬送向き16の下流側)に突設されている。湾曲部82は、前側に延びながら下側に向かって湾曲されている。湾曲部82の先端部、つまり前端部からは当接部83が前側に突出されている。
当接部83は、概ね平板形状である。当接部83は、記録ヘッド39のノズル40よりも搬送向き16の上流側で、且つ搬送路65を挟んでプラテン42と対向する位置に設けられている。当接部83の下面84(図6参照)とプラテン42との間の間隔は、記録ヘッド39の下面とプラテン42との間の間隔より狭く、記録用紙12の搬送に支障がない程度の間隔である。換言すれば、当接部83は、搬送向き及び走査方向に直交する対向方向において、キャリッジ23とプラテン42との間に設けられている。
図6に示されるように、当接部83の下面84には、下方に向かって突出する当接リブ85が設けられている。当接リブ85の下端は、プラテン42に支持された記録用紙12の画像記録面、つまり記録用紙12の上面に当接する。これにより、記録用紙12は、当接部83によって、下側(つまりプラテン42)へ向けて押さえられる。
ここで、図5に示されるように、プラテン42に形成された各支持リブ52は、左右方向9において、各当接部83が形成されていない位置に形成されている。換言すれば、各支持リブ52は、左右方向9に隣接する当接部材80の間の位置からキャリッジ23側に向けて突出している。つまり、当接部83と支持リブ52とは互いに対向していない。
また、図6に示されるように、各支持リブ52は、各当接部83の当接リブ85の下端よりも上側まで突出されている。より詳細には、各支持リブ52は、当接リブ85と記録用紙12との当接位置よりキャリッジ23に近い位置で記録用紙12と当接する。つまり、プラテン42の上端は、当接部83の下端よりも上方に位置している。以上より、搬送路65を搬送される記録用紙12は、プラテン42と当接部83との間において、前側或いは後側からみて波打った状態となる。
なお、上述のように、プラテン42と当接部83との間で記録用紙12を波打たせた状態にすることは、本発明にとって必須ではない。すなわち、支持リブ52に記録用紙12を支持させる観点からは、支持リブ52と記録用紙12との当接位置は、当接リブ85と記録用紙12との当接位置より下側に位置してもよい。
ここで、第1当接部材80Aと第2当接部材80Bとでは、図5に示されるように、当接部83の突出長さが異なる。より詳細には、第1当接部材80Aの当接部83は、第2当接部材80Bの当接部83と比較して、突出長さが長くなっている。また、本実施形態における第1当接部材80A及び第2当接部材80Bは、搬送向き16の同じ位置(すなわち、9個の当接部材80の取り付け部81が左右方向9に一列に並ぶ)でガイドレール43に取り付けられている。
その結果、第1当接部材80Aの当接部83の先端は、第2当接部材80Bの当接部83の先端より、搬送向き16の下流側に位置することになる。より詳細には、第1当接部材80Aの当接部83の先端は、搬送向き16において、メディアセンサ110の検知領域100と重畳する位置まで延出されている。図2の例では、第1当接部材80Aの先端は、搬送向き16において、メディアセンサ110に重畳する位置(つまり、メディアセンサ110の直下)まで延出されている。一方、第2当接部材80Bの当接部83の先端は、搬送向き16において、メディアセンサ110の検知領域100より上流側に位置している。
なお、本実施形態では、第1当接部材80A及び第2当接部材80Bそれぞれの当接部83の突出長さを変更することによって、第1当接部材80Aの当接部83の先端をメディアセンサ110に重畳させ、第2当接部材80Bの当接部83の先端をメディアセンサ110より上流側に配置する例を説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1当接部材80A及び第2当接部材80Bを同一形状とし、ガイドレール43における第1当接部材80Aの取り付け位置を、第2当接部材80Bよりも搬送向き16の下流側にすることによっても実現可能である。
また、第1当接部材80Aは、図6に示されるように、左右方向9において、給紙トレイ20に載置可能な最小シートの左右方向9の両端が通過する位置より内側に対応する領域(図6の「最小シートの幅」と表記された両矢印の間の領域を指す。)にのみ配置される。一方、第2当接部材80Bは、図6に示されるように、最小シートの内側の領域に配置されてもよいし、外側に対応する領域に配置されてもよい。
なお、本実施形態における最小シートとは、給紙トレイ20に載置可能な定型サイズの記録用紙12のうち、左右方向9の長さが最も短い記録用紙12を指す。この最小シートは、例えば、給紙トレイ20の底板32に付された目印によって規定される最小の定型サイズの記録用紙12(図3の例では「はがき」が該当する)を指す。但し、最小シートの特定方法はこれに限定されず、例えば、一対のガイド部材91、92の間の距離を最も近づけたときのサイズであってもよいし、後述する制御部130によって認識可能な最小サイズであってもよい。
さらに、第1当接部材80Aは、図6に示されるように、プラテン42の左右方向9の中央(図6の二点鎖線で示される位置)を基準として、プラテン42の左右方向9の一方側及び他方側の対称な領域それぞれにおいて、プラテン42と対向している。より詳細には、本実施形態における第1当接部材80Aは、その左右方向9の中央がプラテン42の左右方向9の中央と一致するように配置されている。すなわち、第1当接部材80Aの右半分はプラテン42の中央より右側の領域でプラテン42と対向し、第1当接部材80Aの左半分はプラテン42の中央より左側の領域でプラテン42と対向する。
なお、上述の「プラテン42の左右方向9の中央」とは、プラテン42の長手方向の物理的な長さの中央を必ずしも指すものではない。例えば、記録用紙12が通過し得る領域の左右の一方のみを延長させた左右非対称のプラテンにおいて、当該プラテンの長手方向の物理的な長さの中央は、図6の二点鎖線に一致しない。すなわち、プラテン42の左右方向9の中央とは、記録用紙12が通過し得るプラテン42上の領域の左右方向9の中央と言い換えることができる。または、プラテン42の中央線43とは、センタ合わせされた記録用紙12の幅方向の中央がプラテン42上を通過する位置と言い換えることもできる。
[制御部130]
図7に示されるように、制御部130は、CPU131、ROM132、RAM133、EEPROM134、及びASIC135を備えている。これらは内部バス137によって接続されている。
ROM132には、CPU131が各種動作を制御するためのプログラムなどが格納されている。RAM133は、CPU131が上記プログラムを実行する際に用いるデータや信号等を一時的に記録する記憶領域、或いはデータ処理の作業領域として使用される。EEPROM134には、電源オフ後も保持すべき設定やフラグ等が格納される。
ASIC135には、給紙用モータ101、搬送用モータ102、及びキャリッジ駆動用モータ103が接続されている。ASIC135には、各モータを制御する駆動回路が組み込まれている。CPU131は、各モータを回転させるための駆動信号を各モータに対応する駆動回路(不図示)に出力する。駆動回路は、CPU131から取得した駆動信号に応じた駆動電流を対応するモータへ出力する。これにより、対応するモータが回転する。つまり、制御部130は、各モータ101、102、103を制御する。
また、ASIC135には、メディアセンサ110が接続されている。制御部130は、メディアセンサ110の動作開始を指示する信号を、ASIC135を通じてメディアセンサ110へ出力する。これにより、発光部111は、所定の光量の光を下方へ向けて照射する。また、受光部112は、発光部111から照射された光のプラテン42又は記録用紙12における反射光を受光する。メディアセンサ110は、受光部112で受光された反射光の受光量に応じたレベルの電気信号を制御部130へ出力する。制御部130は、メディアセンサ110から取得した電気信号のレベルに基づいて、反射光の受光量を認識する。
例えば、制御部130は、キャリッジ23を左右方向9に移動させながら、メディアセンサ110から取得される電気信号のレベルの変化を監視する。プラテン42で反射された反射光の光量は、記録用紙12で反射された反射光の光量よりも小さい。そこで、制御部130は、メディアセンサ110から取得した電気信号のレベルが急激に変化したタイミングにおけるメディアセンサ110の位置を記録用紙12の幅方向の端部の位置と認識する。
[本実施形態の効果]
本実施形態によれば、第1当接部材80Aの当接部83の下流端が搬送向き16においてメディアセンサ110と重畳する位置まで延出されているので、ノズル40の近傍における記録用紙12の浮き上がりを抑制することができる。また、第1当接部材80Aは、最小シートの内側の領域のみに設けられているので、メディアセンサ110による記録用紙12の左右方向9の端部の検知を妨げることがない。
また、本実施形態によれば、給紙トレイ20に載置される記録用紙12はセンタ合わせにより位置決めされるので、全ての定型サイズの記録用紙12の走査方向の中央は、実質的に搬送路65の同じ場所(搬送路65の走査方向の中央)を通過する。また、本実施形態における第1当接部材80Aは、プラテン42の左右方向9の中央に配置される。その結果、第1当接部材80Aは、搬送路65を搬送される全ての定型サイズの記録用紙12の中央に当接し得るので、給紙トレイ20に載置可能なあらゆるサイズの記録用紙12の浮き上がりを有効に防止できる。
また、本実施形態によれば、第1当接部材80Aの左右方向9の一方側及び他方側に複数の第2当接部材80Bを配置したので、サイズの大きな記録用紙12に画像を記録する場合であっても、当該記録用紙12の全域で浮き上がりを防止できる。さらに、この第2当接部材80Bの当接部83の先端は、搬送向き16において、メディアセンサ110の検知領域100に干渉しないので、メディアセンサ110による記録用紙12の左右方向9の端部の検知を妨げることがない。
さらに、本実施形態によれば、上下方向7において、プラテン42に設けられた支持リブ52の上端の位置を、当接部材80に設けられた当接リブ85の下端の位置より上方に配置したので、記録用紙12を波打たせた状態で搬送することができる。その結果、搬送中に記録用紙12が反り返ることによる紙詰まり等を防止できる。
[変形例]
次に、図8及び図9を参照して、本実施形態の変形例が説明される。図8及び図9は、プラテン42、支持リブ52、当接部材80の当接部83、及びメディアセンサ110の検知領域100の位置関係を模式的に示す図である。
変形例1に係る当接部材80は、図8(A)に示されるように、最小シートの内側の領域のみに設けられている。すなわち、変形例1は、第1当接部材80Aのみを有する点で、第2当接部材80Bをさらに有する実施形態と相違する。このように、本発明では、少なくとも第1当接部材80Aのみが設けられていれば一定の効果が期待でき、第2当接部材80Bは省略できる。
また、変形例1に係る第1当接部材80Aは、最小シートの内側の領域に、左右方向9に離間した複数の位置(図8(A)の例では2カ所)に設けられている点で、第1当接部材80Aが1カ所にのみ設けられている実施形態と相違する。なお、変形例1に係る2つの第1当接部材80Aは、プラテン42の左右方向9の中央(図8(A)の二点鎖線で示される位置)を基準として、対称な位置に配置されている。すなわち、最小シートの内側の領域には、1以上の第1当接部材80Aを配置することができる。また、複数の第1当接部材80Aを設ける場合、プラテン42から上方に突出する支持リブ52は、図8(A)に示されるように、左右方向9に隣接する第1当接部材80Aの間に設けられるのが望ましい。
さらに、変形例1に係る第1当接部材80Aの当接部83の下面は、図8(B)に示されるように、プラテン42に設けられた支持リブ52より上方に配置されている。すなわち、第1当接部材80Aのみで記録用紙12の浮き上がりを防止しようとする場合、上下方向7において、第1当接部材80Aの当接部83と記録用紙12との当接位置(当接リブ85が設けられる場合は、当接リブ85と記録用紙12との当接位置)は、支持リブ52と記録用紙12との当接位置よりも上方であってもよい。この場合、図6に示される当接リブ85は、省略することができる。
また、図9に示される変形例2は、記録用紙12の位置を左右方向の一方側端部(図9の例では左端)を基準として位置合わせするサイド合わせを採用する点で、センタ合わせを採用する実施形態と相違する。サイド合わせが採用される場合であっても、左右方向9において、最小シートの内側の領域(図9の左端部)に第1当接部材80Aが配置され、それ以外の領域に第2当接部材80Bが配置される。
上記の実施形態及び変形例1、2においては、第1当接部材80Aの全体を最小シートの内側の領域に含める例を説明したが、本発明はこれに限定されない。すなわち、第1当接部材80Aのうち、メディアセンサ110の検知領域100に重畳する部分(当接部83の先端)のみを最小シートの内側の領域に配置すればよい。これにより、第1当接部材80Aの配置の自由度が高まる。
また、上記実施形態及び変形例1、2では、メディアセンサ110と第1当接部材80Aの当接部83とが、上下方向7において重畳する例を示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、メディアセンサ110の発光部111がプラテン42に向けて斜めに光を照射するような場合、第1当接部材80Aの当接部83のうち、メディアセンサ110とプラテン42との間の光路上に位置する部分を、最小シートの内側の領域に配置すればよい。
また、上述された実施形態及び変形例1、2は、本発明を実施する形態のうちの一例にすぎない。つまり、本発明の趣旨を超えない範囲において、実施形態及び変形例1、2を任意に組み合わせることができる。
11・・・・・プリンタ部
20・・・・・給紙トレイ
23・・・・・キャリッジ
39・・・・・記録ヘッド
42・・・・・プラテン
52・・・・・支持リブ
54・・・・・搬送ローラ対
80A・・・・第1当接部材
80B・・・・第2当接部材
91,92・・ガイド部材
100・・・・検知領域
110・・・・メディアセンサ
111・・・・発光部
112・・・・受光部

Claims (10)

  1. 複数の定型サイズのシートを載置可能な載置部と、
    上記載置部に載置されたシートを搬送向きに搬送する搬送部と、
    上記搬送部より上記搬送向きの下流側に配置されたプラテンと、
    上記プラテンに対向して配置され、上記搬送向きと直交する走査方向に往復動するキャリッジと、
    上記キャリッジに搭載され、シートにノズルからインク滴を吐出する記録ヘッドと、
    上記ノズルより上記搬送向きの上流側で上記キャリッジに搭載され、上記プラテン上のシートの検知に用いられるメディアセンサと、
    上記搬送向き及び上記走査方向に直交する対向方向において、上記キャリッジと上記プラテンとの間に設けられ、上記ノズルより上記搬送向きの上流側に配置された第1当接部と、を備え、
    上記第1当接部の上記搬送向きの下流端は、上記載置部に載置可能なシートのうち上記走査方向の長さが最も短い最小シートの上記走査方向の両端より内側に対応する領域のみにおいて、上記搬送向きにおいて上記メディアセンサの検知領域と重畳する位置まで延出されているインクジェット記録装置。
  2. 上記第1当接部は、上記走査方向の複数の位置に設けられている請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 上記プラテンは、上記走査方向に隣接する上記第1当接部の間の位置から上記キャリッジ側に向けて突出する第1リブを備える請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 上記対向方向において上記メディアセンサと上記プラテンとの間に設けられ、上記最小シートの上記走査方向の端より外側に対応する領域に配置される第2当接部を更に備え、
    上記第2当接部の上記搬送向きの下流端は、上記搬送向きにおいて上記メディアセンサの検知領域より上流側に位置する請求項1から3のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  5. 上記第2当接部は、上記走査方向の複数の位置に設けられている請求項4に記載のインクジェット記録装置。
  6. 上記プラテンは、上記走査方向に隣接する上記第2当接部の間の位置から上記キャリッジ側に向けて突出し、上記第2当接部とシートとの当接位置より上記キャリッジに近い位置でシートと当接する第2リブを備える請求項5に記載のインクジェット記録装置。
  7. 上記メディアセンサは、上記プラテンに向けて光を照射する発光部、及び上記発光部によって照射された光の反射光を受ける受光部を、上記搬送向きに沿って上記キャリッジに並べて構成されており、
    上記第1当接部の上記搬送向きの下流端は、上記搬送向きにおいて、上記発光部から照射された光の上記プラテンにおける反射位置と重畳する位置まで延出されている請求項1から6のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  8. 上記第1当接部は、上記プラテンの上記走査方向における中央を基準として、上記走査方向に対称な領域それぞれにおいて、上記プラテンと対向する請求項1から7のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  9. 上記載置部は、上記複数の定型サイズのシートのそれぞれの上記走査方向の中央を予め定められた基準位置に一致させた状態において、当該シートの上記走査方向の両端の位置を決定する位置決め部材を備える請求項1から8のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  10. 上記載置部には、複数の定型サイズのシートのそれぞれについて、載置されたシートの上記走査方向の少なくとも一方側の端の位置を示す目印が付されており、
    上記最小シートは、上記目印によって規定される最小の定型サイズのシートである請求項1から9のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
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