JP4999537B2 - 記録装置 - Google Patents

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    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/60Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for printing on both faces of the printing material

Description

本発明は、記録ヘッドにより、搬送ローラで搬送される記録媒体に画像を形成する記録装置に関し、詳しくは新規な搬送経路を備えた記録装置に関する。
記録ヘッドにより記録媒体に画像を形成する記録装置においては、給紙部から給送される記録媒体を搬送ローラにより画像形成部へ搬送し、画像形成部を通して搬送される記録媒体に対し画像を形成していく。記録装置の搬送機構として、装置背面から供給される記録媒体を搬送する搬送機構の他に、記録媒体をUターン搬送することにより両面記録を可能にする両面記録用搬送機構を備える記録装置がある。さらに、装置の下部前面から記録媒体を供給するフロント給紙部を設け、該フロント給紙部から記録媒体をUターンさせて給送するUターン搬送機構も知られている。
近年、パーソナルプリンタ等の記録装置では、スキャナを装置本体の上部に配することでコピー機能及びスキャナ機能を付与されたマルチファンクションプリンタの需要が急速に高まっている。記録画質の向上も年々進められており、例えば、記録ヘッドの吐出口からインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置では、インク滴の微細化による高密度化とインク滴の着弾精度の向上の面からも行われている。また、写真プリントなどの記録画質の向上のために記録媒体側の改良も進み、記録画質の向上と記録面の保存特性(耐ガス性等)向上のために、記録面にコート層を設けることも行われている。
反面、この記録面のコート層は、記録媒体が搬送される際にガイド面に当接すると当接傷が発生し易く、記録媒体の搬送にとって解決されるべき課題になっている。さらに、写真プリントの更なる品位向上のために、より厚手の写真用紙に対する要望が高まっている。厚手の写真用紙は、剛性が高く、搬送の際の搬送抵抗が高くなり、記録面の当接傷の発生の傾向が一層強くなってくる。このような状況の中で、次に説明するような解決すべき課題が生じている。
特開平08−012158号公報 特開平06−048634号公報
第1には、スキャナを装置本体の上部に配置したマルチファンクションプリンタにおいては、装置本体上部に配された給紙部がスキャナの後側に位置するため、スキャナが給紙の邪魔になる。このため、給紙部に対して記録媒体を着脱するときの作業性が悪くなり、操作性(セット性)が劣化するという課題があった。
第2には、装置上部の給紙部に対する記録媒体のセット性を向上させるために、給紙部の開口部を広くすることが考えられる。しかし、開口部を大きくするためにはスキャナの位置を前側へ移す必要があり、これに伴って装置の奥行き寸法が大きくなってしまうという課題があった。
第3には、上記の第1の課題及び第2の課題を解決するために、全ての記録媒体を装置本体の前面から給紙し、Uターン搬送経路を用いて反転給紙するフロント給紙を行うことが考えられる。しかし、このようなUターン給紙では、記録媒体の記録面(コート面)がUターンの外側面となるため、記録面が搬送ガイド面により強く当接し、記録面の当接傷が発生し易いという課題がある。また、厚手の写真用紙の場合は、紙の剛性がさらに高くなり、記録面が搬送ガイド面により強く当接することになり、搬送の際の当接傷の発生を防ぐことが一層困難となる。このような観点から、Uターン給紙で全ての記録媒体を搬送することは実施困難であった。
第4には、上記の第1の課題、第2の課題及び第3の課題を解決するために、装置本体の前面から給紙を行い、記録媒体を搬送方向を反転(スイッチバック)させて搬送を行うスイッチバックフロント給紙が考えられた。まず、記録装置の排出搬送経路から逆方向に給紙し、搬送ローラを抜ける手前でスイッチバックさせる構成が考えられる。しかし、この構成では、記録媒体の給紙搬送と排出搬送が同一の搬送経路になるため、給紙搬送経路とスイッチバック搬送経路との切り換え機構が必要になり、搬送機構が複雑になるという課題があった。また、記録媒体の排出を終了した後でなければ次の記録媒体の給紙を行うことができない。このため、記録時間(スループット)の向上のための連送搬送(前の記録媒体の紙後端に続けて、短い間隔で次の記録媒体を同時に搬送すること)が不可能であり、記録時間を短縮できないという不都合もあった。
第5には、特許文献1に開示されるように、排紙部の下側から給紙して搬送ローラに記録媒体を搬送し、搬送ローラの手前でスイッチバックさせるフロント給紙の構成が考えられた。この構成では、排紙の搬送経路と給紙の搬送経路が別になったことで搬送機構の構成は第3の課題の場合よりも簡略化することができる。しかし、第3の課題の場合の構成と同様、短い間隔で同時に搬送する連送搬送が不可能であり、記録時間を短縮できないという課題があった。
第6には、特許文献2に開示されるように、排紙の下側からストック部へフロント給紙し、ストック部からスイッチバックして搬送ローラへ記録媒体を搬送する構成が考えられた。この構成では、搬送ローラの搬送上流でスイッチバックを行うため、連送搬送が可能となり、記録時間(スループット)の短縮を図ることは可能である。しかし、スイッチバック搬送の引き込みの際の搬送経路が装置本体の奥で水平に延びる構成のため、装置本体の奥行き寸法が大きくなってしまうという課題があった。また、両面記録のための搬送経路、並びにCD、DVDあるいは厚紙を搬送するための水平搬送経路を、スイッチバック後の搬送経路に対して独立の搬送経路で構成する必要があり、搬送部全体が大型化するという課題があった。また、他の搬送経路から独立した搬送経路においてスイッチバック搬送を行うため、それぞれの搬送機構部の共通化を図ることができず、構成が複雑化し、コストが嵩むという課題があった。
本発明は上記の技術的課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、Uターン搬送及びスイッチバック搬送が可能な記録装置において、記録媒体と搬送経路との接触による記録面の当接傷を抑えることができる記録装置を提供することである。また、本発明の目的は、連送搬送により記録速度を維持することができ、搬送機構のコンパクトを図ることができる記録装置を提供することである。
本発明は、記録ヘッドにより、搬送ローラで搬送される記録媒体に画像を形成する記録装置において、給送ローラによって給送される記録媒体を、搬送する中間ローラと、前記中間ローラの搬送方向下流に配置され、前記中間ローラによって搬送される記録媒体を表裏反転させて前記搬送ローラへ搬送するUターン搬送経路と、前記中間ローラによって搬送される記録媒体の後端が前記中間ローラを抜ける手前で前記中間ローラを逆回転させることにより搬送方向が反転した記録媒体を前記搬送ローラへ搬送するスイッチバック搬送経路と、を、有することを特徴とする。
本発明によれば、Uターン搬送及びスイッチバック搬送が可能な記録装置において、記録媒体と搬送経路との接触による記録面の当接傷を抑えることができる記録装置が提供される。また、本発明によれば、連送搬送により記録速度を維持することができ、搬送機構のコンパクトを図ることができる記録装置が提供される。
<第1の実施形態>
以下、図面を参照して本発明の実施形態を具体的に説明する。なお、各図面を通して同一符号は同一又は対応部分を示すものである。図1乃至図8は本発明の第1の実施形態に係る記録装置の縦断面図である。図1は特殊紙を給送した後であってスイッチバック搬送する直前の状態を示し、図2は特殊紙をスイッチバック搬送しているときの状態を示す。図3は普通紙をUターン搬送するときの状態と剛性の高い記録媒体を水平搬送経路に沿って往復搬送するときの状態を説明するための図である。図4は両面に記録するために第1面に記録した記録媒体を逆搬送してUターン搬送経路へ導入するときの状態を示し、図5は図4の状態から記録媒体をUターン搬送経路に沿って搬送し画像形成部で記録するときの状態を示す。図6は連送に際し第1の記録媒体をスイッチバック搬送して画像形成部で記録している状態を示す。図7、図8は連送に際し第1の記録媒体に続いて第2の記録媒体のスイッチバック搬送を開始するときの状態を示す。
記録ヘッド1は、記録媒体の搬送方向と交差する方向に往復移動可能なキャリッジ51に着脱可能に搭載されている。記録ヘッド1としては、例えば、画像情報に基づいて複数の吐出口から選択的にインクを吐出して記録媒体に画像を形成するインクジェット記録ヘッドが使用される。往復移動する記録ヘッド1の吐出面と所定隙間をもって対向する位置に、記録媒体の裏面を支持するためのプラテン2が配されている。記録ヘッド1、キャリッジ51及びプラテン2などにより、画像形成部50が構成されている。
次に、給紙部について説明する。装置本体底面の装置前面側には、記録媒体を積載保持する給紙カセット5が着脱自在に装着されている。6は給紙カセット5に積載された記録媒体を1枚ずつ送り出して給送するための給紙ローラである。給紙ローラ6により送り出された記録媒体は、分離ローラ7により1枚ずつに分離されて給送される。分離ローラ7で分離された記録媒体は、紙ガイド10に沿って第1中間ローラ8へ導かれる。分離ローラ7と第1中間ローラ8との間には、搬送経路を選択的に切り換えるための可動式のガイド部材であるガイドフラッパ12が配されている。また、ガイドフラッパ12と第1中間ローラ8との間には、記録媒体の先端、後端を検知可能な紙端センサ20が配されている。紙端センサ20は、フォトインタラプタ等のセンサで構成される。第1中間ローラ8の搬送下流側の近接位置には、記録媒体の種類を検知可能なメディアセンサ22が配されている。メディアセンサ22は、透過型又は反射型のセンサ等で構成される。
次に、本実施形態において、記録媒体を表裏反転させて搬送ローラ3へ搬送するUターン搬送経路について説明する。このUターン搬送経路は、記録媒体をUターン搬送することにより両面記録を可能にする搬送経路でもある。このUターン搬送経路には第2中間ローラ13及び第3中間ローラ14が配されており、記録媒体はこれらの中間ローラ13、14により紙ガイドに沿って矢印B方向へ搬送される。画像形成部50の搬送上流側には、記録媒体を画像形成部へ搬送する搬送ローラ3が配されている。搬送ローラ3と第1中間ローラ8との間には紙ガイド11が配され、搬送ローラ3と第3中間ローラ14との間には紙ガイド17が配されている。これらの紙ガイド11、17は記録媒体を搬送ローラ3へ導くためのガイド面を形成している。また、これらの紙ガイド11、17の合流部には、搬送経路を切り換えるための可動式のガイド部材であるガイドフラッパ16が配されている。
搬送ローラ3の搬送上流側の近傍には、記録媒体の先端、後端を検知可能な紙端センサ21が配されている。画像形成部50の搬送下流側には、記録媒体を排出するための排紙ローラ4が配されている。排出された記録媒体は、排紙トレイ9上に保持される。装置本体25の上部には、原稿の画像をCCD等の読取センサで読み取るスキャナ23が装着されている。
次に、装置本体25の前面側から給紙される記録媒体を搬送ローラ3の搬送上流側で搬送方向を反転させて該搬送ローラへ搬送するスイッチバック搬送経路について説明する。このスイッチバック搬送経路は、写真用紙等の記録面にコート層等の表面処理された記録面を有する記録媒体(特殊紙)の搬送に好適な搬送経路である。給紙カセット5に積載された記録媒体は、図1に示すように、給紙ローラ6によりピックアップされて分離ローラ7へ送り出され、最上位の1枚が分離されて矢印Aに示すように第1中間ローラ8へ搬送される。この際、ガイドフラッパ12が不図示の駆動により矢印E方向へ移動することで、分離ローラ7から第1中間ローラ8への搬送経路が確保されている。記録媒体が矢印A方向へ搬送され、該記録媒体29の先端がメディアセンサ22を通過するときにメディアの種類を検出する。そして、記録媒体29が特殊紙である場合は、次に説明するようなスイッチバック搬送を行う。
すなわち、分離ローラ7を抜けて矢印A方向へ搬送された記録媒体29は、Uターン搬送経路に配された第1中間ローラ8、第2中間ローラ及び第3中間ローラ14によりさらに矢印B方向へ搬送される。この際、記録媒体29の長さが長い場合は、該記録媒体の先端が搬送ローラ3を超えてプラテン2上へ引き込まれることもある。いずれにしても、記録媒体の後端が第1中間ローラ8を抜ける手前で、紙端センサ20が記録媒体29の後端を検知し、該記録媒体の搬送を停止する。そして、搬送経路を切り換えるとともに中間ローラ8、13、14を逆回転させることにより記録媒体を搬送ローラ3へ搬送するスイッチバック搬送経路を構成する。すなわち、図2に示すように、第1中間ローラ8、第2中間ローラ13及び第3中間ローラ14の全てを逆回転させることにより、記録媒体29のスイッチバック搬送を行う。スイッチバック搬送の開始に合わせて所定のタイミングでガイド部材16を矢印H方向へ移動させるとともにガイド部材12を矢印F方向へ移動させることにより、スイッチバック搬送経路を確保する。
スイッチバック搬送により記録媒体29を図2中の矢印C方向へ搬送する。記録媒体29は、紙ガイド11、17とフラッパ12、16にガイドされて搬送ローラ3へ搬送される。そして、画像形成部50で記録が行われる。以上から明らかなように、上記のスイッチバック搬送経路は、前述のUターン搬送経路内に構成されている。特に、本実施形態では、Uターン搬送経路とスイッチバック搬送経路が同じ搬送経路で構成されている。このスイッチバック搬送では、記録媒体29の記録面(コート面)が図示の上面になる。このため、第2中間ローラ13及び第3中間ローラ14を有するUターン搬送部では、ガイド面に接触して搬送抵抗(当接力)が高くなる外側面がコート面とは逆の内側面になる。これにより、記録面(コート面)に当接傷が発生することを無くすか抑えながら、記録媒体を搬送することができる。
次に、図3を参照して、本実施形態において普通紙が給紙されるときのUターン搬送について説明する。本実施形態では、記録媒体が普通紙である場合は、Uターン搬送経路に沿って搬送ローラ3へUターン搬送することが好適である。図3において、給紙カセット5から記録媒体が矢印A方向に給送され、メディアセンサ22により普通紙と判定された場合、通常のUターン搬送が行われる。このUターン搬送では、記録媒体はUターン搬送路を通して矢印G方向へ搬送され、さらに矢印B方向へと搬送されて搬送ローラ3へ搬送される。そして、搬送ローラ3により記録媒体を画像形成部50へ搬送し、該記録媒体に画像を記録する。このような構成により、普通紙に対し、記録速度(スループット)の低下を生じることなく記録することができる。
本実施形態では、メディアセンサ22により特殊紙と普通紙を判別し、特殊紙の場合はスイッチバック搬送を行い、普通紙の場合はUターン搬送を行うようにされている。ただし、これに限定されるものではなく、例えば、PCからのプリンタドライバのメディア選択情報に基づいて特殊紙と普通紙の搬送を切り換えるように構成しても良い。また、例えばL版の特殊紙など紙サイズから特殊紙であることを限定できる場合には、紙サイズ情報から紙種を判定して特殊紙と普通紙の搬送切り換えを行っても良い。
次に、図4及び図5を参照して、本実施形態において記録媒体の表裏に両面記録するときの搬送動作について説明する。記録媒体の第1面(表面)に対する記録が終了した後、第2面(裏面)に記録するために次のような搬送動作が行われる。なお、第1面の記録は、給紙カセット5から給紙され搬送ローラ3へ搬送されてきた記録媒体に対し行われ、この場合の搬送は上述のスイッチバック搬送及びUターン搬送のいずれでも良い。図4において、記録媒体29の第1面に対する記録が終了すると、搬送ローラ3の逆転により該記録媒体を逆方向に搬送し、矢印T方向から矢印I方向へ搬送する。このとき、ガイドフラッパ16が矢印H方向へ移動し、ガイドフラッパ12が矢印F方向へ移動することで、両面記録を可能とするUターン搬送経路が確保されている。
このときの搬送は、記録媒体29の第1面記録の際の後端29Bを先端として、第1中間ローラ8、第2中間ローラ13及び第3中間ローラ14によりUターン経路に沿って表裏反転させる搬送により行われる。そして、記録媒体29の後端(Uターン搬送の後端)29Aがガイドフラッパ16を通過したことを紙端センサ21で検知すると、図5に示すように、ガイドフラッパ16を矢印J方向へ移動させる。これにより、反転後の記録媒体29を再び搬送ローラ3へ搬送するための搬送経路が確保される。そして、搬送ローラ3により記録媒体29を画像形成部50へ搬送し、記録ヘッド1により裏面の記録を行う。これにより、記録媒体29に対する両面記録が行われる。両面記録された記録媒体は、排紙ローラ4により装置本体外へ排出される。
次に、本実施形態において記録媒体を連送する構成及び動作について、図6〜図8を参照して説明する。本実施形態における連送は、上述のスイッチバック搬送を用いて行われる。図6において、先行する記録媒体29は、スイッチバック搬送された後、搬送ローラ3により矢印D方向へ搬送されながら記録されている。このとき、ガイドフラッパ12が矢印F方向に移動し、ガイドフラッパ16が矢印H方向に移動することで、搬送経路が確保されている。そして、紙端センサ20により記録媒体29の後端29Bの通過を検知すると、次の記録媒体30の給紙カセット5からの給紙動作を開始する。そして、図7に示すように、後続する記録媒体30は矢印A方向に給紙搬送され、さらに第1〜第3中間ローラ8、13、14により矢印B方向へUターン搬送される。
このとき、ガイドフラッパ12は矢印E方向に移動し、記録媒体30の搬送経路が確保されている。また、先行する記録媒体29は画像形成部50で記録されながら矢印D方向及び矢印C方向へ継続して搬送される。記録媒体30の後端30Aを紙端センサ20で検知すると、第1〜第3中間ローラ8、13、14の順方向の搬送を停止し、逆回転させて搬送方向を反転させ、矢印C方向へのスイッチバック搬送を開始する。このとき、図8に示すように、ガイドフラッパ12を矢印F方向へ移動させ、記録媒体30のスイッチバック搬送経路を確保する。
先行する記録媒体29の後端29Bが紙端センサ21で検知されると、記録媒体30は矢印C方向へさらに搬送され、その先端30Aが紙端センサ21に到達するまで搬送される。このとき、先行する記録媒体29の後端29Bと後続する記録媒体30の先端30Aとの間に短い間隔を保ちながら、両記録媒体は同時に連送される。そして、矢印D方向へ搬送される記録媒体29は、記録を終了した後、排紙ローラ4により装置本体外へ排出される。この排出動作のとき、後続の記録媒体30を搬送ローラ3により矢印D方向へ搬送し、記録媒体30に対し画像を記録する。このように先行する記録媒体29の排出動作と、次の記録媒体30の画像形成部への搬送動作とをオーバーラップさせて連送することにより、連続記録における記録時間を短くすることができる。
次に、図3を参照して、本実施形態においてCDやDVD等の剛性の高い記録媒体を水平搬送経路に沿って往復搬送する動作について説明する。図3において、Uターン搬送経路内に、装置本体25の前面側から挿入される記録媒体を往復搬送するための水平搬送経路55が形成されている。この装置本体25の前面側から水平搬送経路55へ挿入される記録媒体は、例えば、トレイに保持されたCD又はDVDあるいは厚紙などの剛性の高い記録媒体である。すなわち、前面側から挿入されたCDやDVD等の記録媒体を保持するトレイは逆転する排紙ローラ4により矢印T方向に搬送され、さらに搬送ローラ3の逆回転により水平搬送路55に沿って矢印U方向へと搬送される。このとき、ガイドフラッパ16は矢印J方向に移動し、水平搬送経路が確保されている。所定位置まで引き込まれたトレイは、次いで搬送ローラ3の回転方向を順方向に反転させることで、矢印D及び矢印V方向へ搬送される。このとき、画像形成部50において記録媒体に対する記録が行われる。また、厚紙に記録する場合も、トレイと同様に、水平搬送経路に沿って往復搬送することにより画像を記録する。
このように、本実施形態に係る記録装置においては、Uターン搬送経路が配される領域内に、スイッチバック搬送経路及び水平搬送経路が構成されている。Uターン搬送経路は記録媒体の表裏両面の記録を可能にする搬送経路である。また、スイッチバック搬送経路はコート層等の記録面を有する特殊紙の搬送に適した搬送経路であり、水平搬送経路は厚手の記録媒体の搬送に適した搬送経路である。本実施形態では、Uターン搬送経路は通常の普通紙に記録する場合にも使用される。そして、本実施形態では、スイッチバック搬送経路はUターン搬送経路と同じ搬送経路で形成されている。このような搬送経路の構成によれば、装置本体の奥行き寸法を低減することができ、搬送される記録媒体の記録面のガイド面との接触による当接傷を抑えることができ、連送が可能であり、搬送機構全体のコンパクトを図ることができる。
<第1の参考例>
図9は本発明の第1の参考例に係る記録装置において記録媒体をスイッチバック搬送する直前の状態を示す縦断面図である。図10は記録媒体をスイッチバック搬送しているときの状態を示す縦断面図である。図11は両面記録するために第1面に記録した記録媒体を逆搬送してUターン搬送経路へ引き込む状態を示す縦断面図である。図12は記録媒体をUターン搬送経路に沿って搬送し画像形成部での記録を開始するときの状態を示す縦断面図である。図13は連送するときに先行する記録媒体をスイッチバック搬送して記録している状態を示す縦断面図である。図14は連送において後続の記録媒体のスイッチバック搬送を開始する直前の状態を示す縦断面図である。図15は連送において後続の記録媒体をスイッチバック搬送するときの状態と剛性の高い記録媒体を水平搬送経路に沿って往復搬送するときの状態を説明するための縦断面図である。
第1の実施形態は、スイッチバック搬送経路をUターン搬送経路の内部に形成する構成である。これに対し、本実施形態では、装置本体の上部に形成された搬送経路内に記録媒体を引き込んだ後、該記録媒体をスイッチバック搬送するように構成されている。特に、本実施形態では、記録媒体をスイッチバック搬送経路へ引き込み、該記録媒体を装置本体25の上面のスキャナ23の背部から一時的に突出させた後に、搬送方向を反転して該記録媒体を搬送ローラ3へスイッチバック搬送するように構成されている。この場合も、Uターン搬送経路内にスイッチバック搬送経が構成されており、第1の実施形態と同様の作用効果が得られる。
次に、記録媒体のUターン搬送について説明する。搬送ローラ3と第1中間ローラ15との間には記録媒体を搬送ローラ3へ導くためのガイド面を形成する紙ガイド17、18が配されている。また、搬送ローラ3の搬送上流側であってUターン搬送経路とスイッチバック搬送経路との合流部には、搬送経路を切り換えるための可動式のガイドフラッパ16が配されている。
次に、図9及び図10を参照して、本実施形態に係る記録装置において特殊紙をスイッチバックさせて搬送ローラ3へ搬送するスイッチバック搬送経路について説明する。給紙カセット5に積載された記録媒体は、図9に示すように、給紙ローラ6によりピックアップされて分離ローラ7へ送り出され、最上位の1枚が分離されて矢印Aに示すように第1中間ローラ15へ搬送される。このとき、ガイドフラッパ19が矢印K方向へ移動し、ガイドフラッパ24が矢印M方向へ移動することで、分離ローラ7から第1中間ローラ15及び引っ込み搬送経路を通って開口部25Aへ至る搬送経路が確保されている。分離された記録媒体が矢印A方向へ搬送され、この記録媒体29の先端29Bがメディアセンサ22を通過するときに記録媒体の種類を検知する。この記録媒体29がさらに搬送され、その後端29Aを紙端センサ20が検知すると搬送を停止する。このとき、記録媒体29は、図9に示すように、装置本体25の上部に形成された開口部25Aから外部へ突出した位置にある。
次いで図10に示すように第1中間ローラ15を逆回転させ、記録媒体29のスイッチバック搬送を行う。このスイッチバック搬送により、記録媒体29は搬送ローラ3へ向けて矢印C方向へ搬送される。このとき、ガイドフラッパ19が矢印L方向へ移動することで、スイッチバック搬送経路が確保されている。この状態で、記録媒体29は、紙ガイド17、18とガイドフラッパ16、19にガイドされ、搬送ローラ3へ搬送される。そして、記録媒体29は、搬送ローラ3により画像形成部50を矢印D方向へ搬送され、記録面に対する記録が行われる。このスイッチバック搬送では、記録媒体29の記録面(コート面)が上になるため、記録面が搬送経路において搬送抵抗の高い湾曲外側面と接触することがない。このため、記録面に当接傷を発生させることなく搬送される。
次に、図11及び図12を参照して、両面記録するときの搬送動作について説明する。記録媒体の第1面(表面)の記録が終了した後、搬送ローラ3を逆回転させることにより記録媒体29を逆方向(矢印T方向)へ搬送し、さらに両面記録を行うためにUターン搬送経路へ導入して矢印I方向へ搬送する。このとき、ガイドフラッパ16が矢印H方向へ移動することで搬送経路が確保されている。なお、本実施形態における両面記録の場合の第1面(表面)の記録は、給紙カセット5から給紙され搬送ローラ3へ搬送されてきた記録媒体に対し行われ、この場合の搬送は上述のスイッチバック搬送もしくはUターン搬送のいずれでも良い。Uターン搬送経路へ導入された記録媒体の29は、第2中間ローラ13及び第3中間ローラ14により搬送されることで表裏反転される。このとき、第1中間ローラ15の搬送上流側のガイドフラッパ24が矢印N方向へ移動し、搬送経路が確保されている。
紙端センサ21が記録媒体29の後端29Aがガイドフラッパ16部を通過したことを検知すると、図12に示すようにガイドフラッパ16が矢印J方向に移動する。これにより、表裏反転した後の記録媒体29を搬送ローラ3へ再び搬送するための搬送経路が確保される。そして、記録媒体29は画像形成部50を通して矢印D方向に搬送され、記録媒体29の裏面(第2面)の記録が行われる。こうして、記録媒体29に対する両面記録が行われる。
次に、本実施形態において記録媒体を連送する構成及び動作について、図13〜図15を参照して説明する。本実施形態における連送は、上述のスイッチバック搬送を用いて行われる。図13において、先行する記録媒体29は、上述のスイッチバック搬送で搬送された後、搬送ローラ3により矢印D方向へ搬送されながら記録されている。このとき、ガイドフラッパ16が矢印J方向に移動し、ガイドフラッパ19が矢印L方向に移動することで、搬送経路が確保されている。そして、紙端センサ20により記録媒体29の後端29Bの通過を検知すると、次の記録媒体30(図14)の給紙カセット5からの給紙動作を開始する。そして、図14に示すように、後続する記録媒体30は矢印A方向に給紙搬送され、さらに第1中間ローラ15によりスイッチバック搬送経路を矢印W方向へ搬送される。このとき、ガイドフラッパ19が矢印K方向に移動し、ガイドフラッパ24が矢印M方向へ移動することで、記録媒体30の搬送経路が確保されている。
また、先行する記録媒体29は画像形成部50で記録されながら矢印D方向及び矢印C方向へ継続して搬送される。記録媒体30の後端30Aを紙端センサ20で検知すると、第1中間ローラ15の搬送を停止し、逆回転させて搬送方向を反転させ、矢印C方向へのスイッチバック搬送を開始する。このとき、図15に示すように、ガイドフラッパ19が矢印L方向へ移動し、記録媒体30のスイッチバック搬送経路を確保する。先行する記録媒体29の後端29Bが紙端センサ21で検知されると、記録媒体30は矢印C方向へさらに搬送され、その先端30Aが紙端センサ21に到達するまで搬送される。このとき、先行する記録媒体29の後端29Bと次の記録媒体30の先端30Aとの間に短い間隔を保ちながら、連送される。図15は連送において先行する記録媒体と後続する記録媒体を短い間隔で同時に搬送する状態も示している。
そして、矢印D方向へ搬送される記録媒体29は、記録を終了した後、排紙ローラ4により装置本体外へ排出される。この排出動作のとき、後続の記録媒体30を搬送ローラ3により矢印D方向へ搬送し、記録媒体30に対し画像を記録する。このように先行する記録媒体29の排出動作と、後続の記録媒体30の画像形成部への搬送動作とをオーバーラップさせて連送することにより、連続記録における記録時間を短くすることができる。
<第2の参考例>
図16は本発明の第2の参考例に係る記録装置の搬送経路の構成及び搬送動作を示す縦断面図である。第1の参考例ではスイッチバック搬送経路が装置本体の上部に開口部25Aを有する搬送経路で構成した。これに対し、本実施形態では、装置本体内であって画像形成部50とスキャナ23との間にスイッチバック搬送経路が形成されている。図16において、記録媒体をスイッチバック搬送するために該記録媒体を引き込むとき、給紙カセット5から給紙される記録媒体は矢印A方向から矢印P方向へ搬送される。そして、この記録媒体は、画像形成部50とスキャナ23との間に形成された搬送経路26へ搬送される。この搬送経路26は、スイッチバック搬送経路の一部を構成している。
すなわち、記録媒体を搬送経路26内へ搬送した後、第1中間ローラ15を逆回転させて搬送方向を反転させ、第1の参考例の場合と同様、記録媒体を搬送ローラ3へスイッチバック搬送する。本実施形態では、装置本体25の上部にスキャナ23が配置され、記録媒体をスイッチバック搬送経路に引き込む際に該記録媒体を画像形成部50とスキャナ23との間に搬送し、そこで搬送方向を反転して該記録媒体を搬送ローラ3へスイッチバック搬送する。
<第2の実施形態>
図17は本発明の第2の実施形態に係る記録装置の搬送経路の構成及び搬送動作を示す縦断面図である。第1の実施形態では1つの給紙部(給紙カセット5)から記録媒体を給紙する構成とした。本実施形態は、第1の実施形態の構成に第2の給紙部(給紙カセット28)を追加し、装置本体の前面側から2つの搬送経路を用いて給紙搬送するように構成したものである。図17において、装置本体25の前面側には、上段に第1の給紙カセット5が着脱可能に装着され、下段に第2の給紙カセット28が着脱可能に装着されている。第2の給紙カセット28に積載された記録媒体は、給紙ローラ27により送り出され、不図示の分離ローラにより1枚ずつ分離されて矢印Q方向に第2中間ローラ13へ搬送される。すなわち、本実施形態では、上段の給紙部5からUターン搬送経路及びスイッチバック搬送経路へ記録媒体を供給し、下段の給紙部28からUターン搬送経路へ記録媒体を供給するように構成されている。なお、本実施形態では、下段の給紙部28からスイッチバック搬送経路へも記録媒体を供給することが可能である。また、上段の給紙部5は表面処理された記録面を有する記録媒体を含む全ての種類の記録媒体を供給し、下段の給紙部28は表面処理された記録面を有する記録媒体を除く記録媒体を供給するように構成することが好適である。
図17においては、第2の給紙カセット28から供給される記録媒体は、矢印Q方向へ搬送され、第2中間ローラ13及び第3中間ローラ14により矢印R方向にUターン搬送される。この記録媒体は、さらに、紙ガイド17に沿って矢印S方向へ搬送され、画像形成部50により画像を記録される。記録された記録媒体は排紙ローラ4により排紙トレイ9上は排出される。本実施形態のその他の構成は、第1の実施形態と同じである。
図17の構成では、給紙カセット5からUターン搬送経路内のスイッチバック搬送経路へ給紙する第1の給紙部では、全ての種類の記録媒体の給紙部、もしくは特殊紙専用の給紙部として使用することが適切である。一方、下段に配設された第2の給紙カセット28から第2中間ローラ13へ給紙する第2の給紙部は、普通紙専用の給紙部として好適に使用することができる。また、この第2の給紙部は、高剛性で傷つきやすい表面処理されたコート面を有する写真専用紙を除く全ての種類の記録媒体の給紙部としても好適に使用することができる。
第2の実施形態によれば、普通紙は第2の給紙部からUターン搬送経路へ供給し、特殊紙は第1の給紙部からスイッチバック搬送経路へ供給することができる。この構成により、記録媒体を2ウェイでセットすることができる。このため、コート面に傷を発生させずに特殊紙を搬送することが可能となり、さらに、特殊紙と普通紙の両方を容易に連送することが可能となり、特殊紙と普通紙の両方の高速記録に対応することが可能となる。こうして、給紙操作性をさらに向上させることができる。
<第3の参考例>
図18は本発明の第3の参考例に係る記録装置の搬送経路の構成及び搬送動作を示す縦断面図である。第1の参考例では1つの給紙部(給紙カセット5)から記録媒体を給紙する構成とした。本実施形態は、第1の参考例の構成に第2の給紙部(給紙カセット28)を追加し、装置本体の前面側から2つの搬送経路を用いて給紙搬送するように構成したものである。図18において、装置本体25の前面側には、上段に第1の参考例と同様の第1の給紙カセット5が着脱可能に装着され、下段に第2の給紙カセット28が着脱可能に装着されている。第2の給紙カセット28に積載された記録媒体は、給紙ローラ27により送り出され、不図示の分離ローラにより1枚ずつ分離されて矢印Q方向に第3中間ローラ14へ搬送される。
図18においては、第2の給紙カセット28から供給される記録媒体は、矢印Q方向へ搬送され、第3中間ローラ14により矢印R方向にUターン搬送される。この記録媒体は、さらに、第1中間ローラ15により紙ガイド17に沿って矢印S方向へ搬送ローラ3へ搬送され、該搬送ローラ3により画像形成部50へ搬送されて画像を記録される。記録された記録媒体は排紙ローラ4により排紙トレイ9上は排出される。本実施形態のその他の構成は、第1の参考例と同じである。
図18の構成では、給紙カセット5からスイッチバック搬送経路へ給紙する第1の給紙部では、全ての種類の記録媒体の給紙部、もしくは特殊紙専用の給紙部として使用することが適切である。一方、下段に配される第2の給紙カセット28から第3中間ローラ14へ給紙する第2の給紙部は、普通紙専用の給紙部として好適に使用することができる。また、この第2の給紙部は、高剛性で傷つきやすい表面処理されたコート面を有する写真専用紙を除く全ての種類の記録媒体の給紙部としても好適に使用することができる。
第3の参考例によれば、普通紙は第2の給紙部からUターン搬送経路へ供給し、特殊紙は第1の給紙部からスイッチバック搬送経路へ供給することができる。この構成により、記録媒体を2ウェイでセットすることができる。このため、コート面に傷を発生させずに特殊紙を搬送することが可能となり、さらに、特殊紙と普通紙の両方を容易に連送搬送することが可能となり、特殊紙と普通紙の両方の高速記録に対応することが可能となる。こうして、給紙操作性をさらに向上させることができる。
本発明の第1の実施形態に係る記録装置において記録媒体をスイッチバック搬送する直前の状態を示す縦断面図である。 記録媒体をスイッチバック搬送しているときの状態を示す縦断面図である。 記録媒体をUターン搬送するときの状態と剛性の高い記録媒体を水平搬送経路に沿って往復搬送するときの状態を説明するための縦断面図である。 両面記録するために第1面に記録した記録媒体を逆搬送してUターン搬送経路へ導入する状態を示す縦断面図である。 記録媒体をUターン搬送経路に沿って搬送し画像形成部で記録するときの状態を示す縦断面図である。 連送において先行する記録媒体をスイッチバック搬送して記録している状態を示す縦断面図である。 連送において後続の記録媒体のスイッチバック搬送を開始するときの状態を示す縦断面図である。 連送において後続の記録媒体をスイッチバック搬送するときの状態を示す縦断面図である。 本発明の第1の参考例に係る記録装置において記録媒体をスイッチバック搬送する直前の状態を示す縦断面図である。 記録媒体をスイッチバック搬送しているときの状態を示す縦断面図である。 両面記録するために第1面に記録した記録媒体を逆搬送してUターン搬送経路へ引き込む状態を示す縦断面図である。 記録媒体をUターン搬送経路に沿って搬送し画像形成部での記録を開始するときの状態を示す縦断面図である。 連送するときに先行する記録媒体をスイッチバック搬送して記録している状態を示す縦断面図である。 連送において後続の記録媒体のスイッチバック搬送を開始する直前の状態を示す縦断面図である。 連送において後続の記録媒体をスイッチバック搬送するときの状態と剛性の高い記録媒体を水平搬送経路に沿って往復搬送するときの状態を説明するための縦断面図である。 本発明の第2の参考例に係る記録装置の搬送経路の構成及び搬送動作を示す縦断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る記録装置の搬送経路の構成及び搬送動作を示す縦断面図である。 本発明の第3の参考例に係る記録装置の搬送経路の構成及び搬送動作を示す縦断面図である。
1 記録ヘッド
3 搬送ローラ
5、28 給紙カセット(給紙部)
6、27 給紙ローラ
8、15 中間ローラ(第1中間ローラ)
20、21 紙端センサ
22 メディアセンサ
23 スキャナ
25 装置本体
29、30 記録媒体
50 画像形成部
55、59 水平搬送経路

Claims (10)

  1. 記録ヘッドにより、搬送ローラで搬送される記録媒体に画像を形成する記録装置において、
    給送ローラによって給送される記録媒体を、搬送する中間ローラと、
    前記中間ローラの搬送方向下流に配置され、前記中間ローラによって搬送される記録媒体を表裏反転させて前記搬送ローラへ搬送するUターン搬送経路と、
    前記中間ローラによって搬送される記録媒体の後端が前記中間ローラを抜ける手前で前記中間ローラを逆回転させることにより搬送方向が反転した記録媒体を前記搬送ローラへ搬送するスイッチバック搬送経路と、
    を、有することを特徴とする記録装置。
  2. 逆回転した前記中間ローラによって搬送される記録媒体を前記スイッチバック搬送路に案内する可動式のガイド部材を有することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記ガイド部材と前記中間ローラとの間に、記録媒体の後端を検知する紙端センサを配することを特徴とする請求項に記載の記録装置。
  4. 記録媒体の種類やサイズに応じて、前記Uターン搬送経路によるUターン搬送と前記スイッチバック搬送経路によるスイッチバック搬送とを選択的に切り換えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の記録装置。
  5. 前記中間ローラの下流側に記録媒体の種類を判別するメディアセンサを配することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の記録装置。
  6. 記録媒体が表面処理された記録面を有する場合は前記スイッチバック搬送経路で搬送し、普通紙である場合は前記Uターン搬送経路で搬送することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の記録装置。
  7. 装置本体の前面側から記録媒体を供給するために上下2段に配される2つの給紙部を備え、上段の給紙部から前記Uターン搬送経路及び前記スイッチバック搬送経路へ記録媒体を供給し、下段の給紙部から前記Uターン搬送経路へ記録媒体を供給することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の記録装置。
  8. 前記上段の給紙部は表面処理された記録面を有する記録媒体を含む全ての種類の記録媒体を供給し、前記下段の給紙部は表面処理された記録面を有する記録媒体を除く記録媒体を供給することを特徴とする請求項に記載の記録装置。
  9. 前記Uターン搬送経路の内側から外側に、前記Uターン搬送経路と交差する位置に、装置本体の前面側から挿入される記録媒体を往復搬送するための水平搬送経路が形成されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の記録装置。
  10. 前記装置本体の前面側から挿入される記録媒体はトレイに保持された剛性の高い記録媒体であることを特徴とする請求項に記載の記録装置。
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