JP6575565B2 - 画像記録装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施形態である複合機10の外観斜視図である。なお、以下の説明においては、複合機10が使用可能に設置された状態(図1の状態)を基準として上下方向7を定義し、操作パネル40が設けられている側を手前側(正面)として前後方向8を定義し、複合機10を手前側(正面)から見て左右方向9を定義する。
次に、図2乃至図4を参照して、プリンタ部11の構成について詳細に説明する。図2及び図3は、プリンタ部11の構造を示す縦断面図である。図4は、図2における要部IVの拡大詳細図であり、ガイドフラップ19周辺の断面構造が詳細に示されている。
プリンタ部11内には、メイントレイ20の先端から記録部24を経て排紙保持部79に至る搬送路65が形成されている。搬送路65は、メイントレイ20の先端から記録部24に至る間に形成された外側湾曲路65A(本発明の第1搬送路の一例)と、記録部24から排紙保持部79に至る間に形成された排紙路65Bとを有している。
また、図2に示されるように、プリンタ部11内には、記録部24の下流側の分岐部位36から分岐して給紙カセット78の上側を通って記録部24の上流側の合流部位37に接続される反転搬送路67が形成されている。なお、合流部位37は、外側湾曲路65Aの終端と反転搬送路67の終端とが合流する部分である。反転搬送路67は、分岐路67A(本発明の第2搬送路の一例)と内側湾曲路67B(本発明の第3搬送路の一例)とを有している。分岐路67Aは、分岐部位36から分岐され、給紙カセット78及び記録部24の間を通って装置の後方へ延設されている。この分岐路67Aの終端は、給送部15よりも後方側であって外側湾曲路65Aよりも前方側に設けられた支持部71に達している。内側湾曲路67Bは、分岐路67Aの後方側の終端付近から記録部24の上流側の合流部位37に至る間に形成されている。本実施形態では、図2及び図3に示されるように、内側湾曲路67Bは、外側湾曲路65Aよりも前方側(プリンタ部11の内部側)に形成されている。
記録部24は、給紙カセット78の上方に配置されている。記録部24は、キャリッジ38と記録ヘッドとを備えている。記録ヘッドは、キャリッジ38に搭載され、図2の紙面垂直方向(主走査方向)に延出されたガイドレール(不図示)に沿って往復動するように構成されている。記録ヘッドは、キャリッジ38の往復過程において、図示しないインクカートリッジから供給されたインクを微小なインク滴としてプラテン42上を搬送される記録用紙に吐出する。これにより、記録用紙に画像が記録される。
給送部15は、給紙カセット78に収容された記録用紙を外側湾曲路65Aへ向けて搬送するためのものであり、給紙ローラ25と給紙アーム26(本発明のアームの一例)と駆動伝達機構(不図示)とを備えている。給紙ローラ25は、給紙カセット78の上側に配置されている。給紙ローラ25は、給紙カセット78のメイントレイ20或いはセカンドトレイ21に収容された記録用紙を湾曲路65Aへ給紙するものであり、給紙アーム26の先端に回転自在に軸支されている。給紙ローラ25は、モータなどの電動機(不図示)を駆動源として上記駆動伝達機構を介して回転駆動される。上記駆動伝達機構は概ね直線状に並ぶ複数のギヤで構成されており、これらが噛合されることにより構成されている。
給紙カセット78は、給送部15の下方に設けられている。給紙カセット78のメイントレイ20は、プリンタ部11の底側に配置され、上面が開放された矩形箱状に構成されている。メイントレイ20は、最大でA4サイズ(210mm×297mm)の記録用紙が収容可能である。本実施形態の複合機10では、主として、B5サイズ、A4サイズなどの記録用紙がメイントレイ20に収容される。
図2及び図3に示されるように、メイントレイ20には、分離傾斜板22が設けられている。分離傾斜板22は、メイントレイ20の後方端部に立設されており、後方側へ傾斜している。この分離傾斜板22の上側から後方斜め上方へ向けて外側湾曲路65Aが形成されている。分離傾斜板22の内面23は、記録用紙を外側湾曲路65Aへ案内するガイド面の役割を担う。従って、メイントレイ20から水平方向へ送り出された記録用紙の先端が分離傾斜板22の内面23に当接すると、記録用紙の進行方向が、分離傾斜板22の傾斜方向つまり後方斜め上方へ変更される。分離傾斜板22の内面23の中央には、内面23から突出された複数の分離歯が上下方向7に並んで配設されている。このような分離傾斜板22が設けられているため、仮に、メイントレイ20から複数の記録用紙が束となって給送されたとしても、記録用紙の端部が分離傾斜板22の内面23に当接したときに、分離歯によって各記録用紙が分離されて、最上位の記録用紙だけが上方の湾曲路65Aへ案内される。
次に、経路切換部41について説明する。経路切換部41は、排紙路65Bに配置されている。具体的には、経路切換部41は、排紙路65Bにおける分岐部位36、すなわち排紙路65Bと反転搬送路67との接続部分付近に配置されている。経路切換部41には、ローラ対を構成する第1ローラ45及び第2ローラ46と、第2ローラ46に並設された補助ローラ47とが設けられている。
次に、図4乃至図6を参照して、ガイドフラップ19について説明する。図5及び図6は、ガイドフラップ19の斜視図である。図5には、ガイドフラップ19の前方側のガイド面19Bが示されており、図6には、ガイドフラップ19の後方側のガイド面19Aが示されている。
以下、図7及び図8を参照して、上述の如く構成されたプリンタ部11における画像記録動作について説明する。ここに、図7及び図8は、画像記録時における記録用紙Sの搬送状態を時系列順に示す断面図である。なお、以下においては、説明を簡便するため、セカンドトレイ21に収容された葉書サイズの記録用紙Sに対して画像記録が行われるものとする。
記録用紙Sの片面(表面)のみに画像を記録する場合、図7(A)に示されるように、給紙ローラ25によってセカンドトレイ21から給紙された記録用紙Sは、外側湾曲路65Aへ案内されて、記録部24へ搬送される。このとき、記録用紙Sは、外側湾曲路65Aに沿って下方から上方へUターンするように搬送される。これにより、記録用紙Sは、給紙ローラ25が当接した面とは反対の面(表面)が記録部24と対向するように反転される。
一方、記録用紙Sの両面(表裏面)に画像を記録する場合、表面に画像が記録された記録用紙Sは、第1ローラ45及び第2ローラ46に到達すると、第1ローラ45及び第2ローラ46によって更に下流側に搬送される。続いて、図7(B)に示されるように、記録用紙Sの上流側の端部が、第1ローラ45及び第2ローラ46に挟持されている状態で、第1ローラ45の回転方向が逆転される。経路切換部41は、第1ローラ45の逆回転方向の駆動力が伝達されて、中心軸52を中心に回動する。この回動により、経路切換部41は、記録用紙Sを排紙保持部79へ排出する排出姿勢(図7(B)参照)から反転姿勢(図8(C)参照)へ変化する。これにより、記録用紙Sは、上流側の端部が反転搬送路67側に進入する。また、第1ローラ45の逆回転方向の駆動力がスライドガイド34に伝達されて、スライドガイド34が退避位置から案内位置へ移動する(図8(C)参照)。このとき、スライドガイド34によって給紙アーム26が上方へ押し上げられて、給紙ローラ25がスライドガイド34上に配置される。
11・・・プリンタ部
18・・・外側ガイド部材
19・・・ガイドフラップ
20・・・メイントレイ
21・・・セカンドトレイ
24・・・記録部
34・・・スライドガイド
65・・・搬送路
65A・・・外側湾曲路
65B・・・排紙路
67・・・反転搬送路
67A・・・分岐路
67B・・・内側湾曲路
69・・・傾斜ガイド
84,87・・・搬送コロ
92・・・ピンチローラ
Claims (7)
- 被記録媒体を収容するトレイと、
回動可能なアームと、
前記アームに回転可能に支持され、前記トレイに収容された被記録媒体に当接した状態で回転することで前記被記録媒体を湾曲状の第1搬送路において所定の搬送方向に搬送する給送ローラと、
前記第1搬送路を前記搬送方向に搬送される被記録媒体にインクを吐出するための記録ヘッドと、
前記記録ヘッドから吐出されたインクによって画像が記録された被記録媒体が排出される排紙部と、
前記記録ヘッドから吐出されたインクによって画像が記録された被記録媒体が前記第1搬送路における前記記録ヘッドよりも前記搬送方向の上流の合流部位に向けて搬送される際に通過する第2搬送路と、
前記第2搬送路の前記合流部位の一部を形成し、回動可能な回動ガイド部材と、を備え、
前記回動ガイド部材は、当該回動ガイド部材の表側及び裏側にて被記録媒体をガイドし、前記表側にて前記給送ローラによって前記第1搬送路を前記搬送方向に向けて送られる被記録媒体をガイドする第1姿勢と、前記裏側にて前記第2搬送路を前記合流部位に向けて搬送される被記録媒体を当該被記録媒体が前記第2搬送路を前記合流部位に向けて搬送される方向において回動先端部よりも上流側から前記回動先端部の方へとガイドする第2姿勢との間で回動し、被記録媒体が前記第2搬送路を前記合流部位に向けて搬送される方向及び前記第1搬送路の前記合流部位における前記搬送方向の上流側に回動中心が位置しており、下流側に前記回動先端部が位置するものであり、
前記回動ガイド部材の回動中心は、前記トレイよりも上方且つ前記アームの回動中心よりも下方に位置しており、
前記回動ガイド部材は、前記第2搬送路を前記合流部位に向けて搬送される被記録媒体によって、前記第1姿勢から前記第2姿勢へと回動するものであり、
前記回動ガイド部材は、前記第2姿勢である際に、前記回動先端部によって、前記給送ローラによって前記第1搬送路に向けて送られる際に被記録媒体が通過する部分を塞ぐものであり、
前記回動ガイド部材の前記回動先端部の形状は、前記搬送方向に突出した部分が、前記搬送方向と直交する方向において間隔を空けて複数設けられた形状であるインクジェット記録装置。 - 上記第2搬送路は、被記録媒体が当該第2搬送路を前記合流部位に向けて搬送される方向において前記合流部位よりも上流側である分岐部位において、上記第1搬送路から分岐しており、
上記分岐部位に配置されており、前記第1搬送路を前記搬送方向に沿って搬送される被記録媒体を案内する姿勢と、被記録媒体を前記第2搬送路へ案内する姿勢と、の間で姿勢変化可能な経路切換部を備える請求項1に記載のインクジェット記録装置。 - 前記回動ガイド部材は、前記第2姿勢において、前記第2搬送路を前記合流部位に向けて搬送される方向において、前記経路切換部を通過する被記録媒体を、前記裏側にてガイドする請求項2に記載のインクジェット記録装置。
- 前記回動ガイド部材の回動中心は、前記給送ローラよりも前記搬送方向の下流に位置する請求項1から3のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
- 前記回動ガイド部材は、前記回動先端部が、前記トレイの前記給送ローラによる前記搬送方向下流端側から形成される前記第1搬送路の湾曲部分に位置する請求項4に記載のインクジェット記録装置。
- 前記回動ガイド部材は、前記表側と前記裏側とで、それぞれ形状が異なるガイド面を有する請求項1から5のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
- 前記回動ガイド部材は、当該回動ガイド部材の前記回動先端部が、共に圧接し合い且つ前記第1搬送路を搬送される被記録媒体を搬送するための2つのローラによる圧接部に向くように構成されている請求項1から6のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
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