JP3746562B2 - 孔版印刷装置の排紙・搬送装置 - Google Patents

孔版印刷装置の排紙・搬送装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、孔版印刷装置の排紙・搬送装置に係り、特に、用紙の印刷面を汚すことなく、用紙を排紙することを可能にし、それによって、印刷品質の向上を図ることができるように工夫したものに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、輪転式の孔版印刷装置においては、孔版原紙が装着された版胴部で印刷を施された用紙は、殆どの場合水平方向に排紙される。印刷済みの用紙が平らな自然状態で排出口より水平に排紙されると、その先端は自重により垂れ下がり、又、空気抵抗を受けて折れ曲がった状態で排紙されるため、排紙された用紙が排紙トレイに整然と積み重ねられなくなってしまう。
又、垂れ下がった印刷済み用紙の先端が、既に排紙トレイ内に排紙されている印刷済みの用紙の印刷面を擦りながら進むため、印刷面に擦れ汚れを発生させてしまうことがあり、印刷品質が低下してしまうという問題があった。
【0003】
このような問題点を解決するものとして、例えば、特開昭61−217461号公報、特開平6−239000号公報、実開昭60−187160号公報に示すような排紙装置が提案されている。
まず、特開昭61−217461号公報や特開平6−239000号公報に開示されている排紙装置は、印刷済み用紙の印刷面の裏側に当接するガイド部材、或いはローラ部材によって、印刷済み用紙の排紙方向に直交する方向からみてU字状或いはW字状に湾曲させ、排紙方向に対するみかけの剛性を高めて腰を強くするものである。それによって、排紙口より排紙トレイに向けて印刷済みの用紙を安定した状態で飛翔させるようにするものである。
又、実開昭60−187160号公報に示す排紙装置は、用紙下面の両端側のみに接触する案内部材を設け、この案内部材で印刷済みの用紙を排紙受け皿に排出することにより、カールしている用紙についてもその排出を円滑にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の構成によると次のような問題があった。
まず、特開平6−239000号公報、実開昭60−187160号公報に示すような排紙装置の場合であるが、印刷面が表面だけの場合は問題ないが、両面印刷の場合には、ガイド部材やローラ部材が裏面側の印刷面を擦ってしまうことになり、それによって、印刷面に擦れ汚れが発生して、印刷の品質を低下させてしまうという問題があった。
又、実開昭60−187160号公報に示す排紙装置の場合には、様々なサイズの用紙に対応することができないという問題があった。
【0005】
本発明はこのような点に基づいてなされたもので、排紙装置の案内部材側に用紙の印刷面が位置する印刷の場合において、様々なサイズの用紙に対応して、その印刷品質を低下させることなく排紙することができる孔版印刷装置の排紙・搬送装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するべく本願発明の請求項1による孔版印刷装置の排紙・搬送装置は、用紙の表裏両面に孔版印刷によって画像が形成された印刷物を、排紙トレイに向けて排紙・搬送する孔版印刷装置の排紙・搬送装置において、用紙下面の両端側のみに接触し該用紙を排紙方向にガイドする排紙ガイドを備えており、さらに、給紙台上に積層された用紙のサイズを検出する用紙サイズ検出手段を設け、上記用紙サイズ検出手段により検出された用紙サイズに基づいて上記排紙ガイドを用紙幅方向に移動させて、上記排紙ガイドを該サイズの用紙の両端部に設けられた非印刷部に位置させるようにしたことを特徴とするものである。
又、請求項2による孔版印刷装置の排紙・搬送装置は、請求項1記載の孔版印刷装置の排紙・搬送装置において、上記排紙ガイドの間隔が排紙・搬送方向に向けて徐々に大きくなるように構成されていることを特徴とするものである。
又、請求項3による孔版印刷装置の排紙・搬送装置は、請求項1又は請求項2記載の孔版印刷装置の排紙・版装置において、上記排紙ガイドの前流において、用紙の両端側にのみ接触しこれに搬送力を付与する一対の排紙ローラを左右に夫々設けていることを特徴とするものである。
又、請求項4による孔版印刷装置の排紙・搬送装置は、用紙の表裏両面に孔版印刷によって画像が形成された印刷物を、排紙トレイに向けて排紙・搬送する孔版印刷装置の排紙・搬送装置において、印刷を施された用紙を印刷胴より分離させる用紙分離爪を用紙の幅方向両端に設け、上記用紙分離爪によって分離された用紙を排紙方向にガイドする排紙ガイドを用紙の幅方向両端に設け、 さらに、給紙台上に積層された用紙のサイズを検出する用紙サイズ検出手段を設け、上記用紙サイズ検出手段により検出された用紙サイズに基づいて、上記用紙分離爪及び排紙ガイドを用紙幅方向に移動させて、それら用紙分離爪及び排紙ガイドを該サイズの用紙の両端部に設けられた非印刷部に位置させるようにしたことを特徴とするものである。
又、請求項5による孔版印刷装置の排紙・搬送装置は、請求項4記載の孔版印刷装置の排紙・搬送装置において、上記両端の用紙分離爪と排紙ガイドを一体化させて、用紙サイズに基づいた移動においては片側の用紙分離爪と排紙ガイドが一緒に移動するように構成されていることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
まず、請求項1による孔版印刷装置の排紙・搬送装置の場合には、用紙下面の両端側のみに接触し該用紙を排紙方向にガイドする排紙ガイドを設け、給紙台上に積層された用紙のサイズを検出する用紙サイズ検出手段を設け、上記用紙サイズ検出手段により検出された用紙サイズに基づいて上記排紙ガイドを用紙幅方向に移動させて、上記排紙ガイドを該サイズの用紙の両端部に設けられた非印刷部に位置させるようにしているので、あらゆるサイズの用紙に対して、排紙ガイドを適切な箇所、すなわち、用紙の幅方向両端に設けられた非印刷部に位置させることができる。
又、請求項2による孔版印刷装置の排紙・搬送装置は、請求項1記載の孔版印刷装置の排紙・搬送装置において、上記排紙ガイドの間隔が排紙・搬送方向に向けて徐々に大きくなるように構成しているので、用紙のサイズによって、排紙ガイドの間隔を設定すれば、自動的に、用紙を最後に排紙駆動する位置から排紙時に用紙が全く変形しないと仮定した場合において該用紙の左右両端が排紙ガイドより離間する点までの距離も調整されることになる。
又、請求項3による孔版印刷装置の排紙・搬送装置は、請求項1又は請求項2記載の孔版印刷装置の排紙・搬送装置において、前記排紙ガイドの前流において、用紙の両端側にのみ接触しこれに搬送力を付与する一対の排紙ローラを左右に夫々設けた構成になっているので、用紙の排紙動作がより円滑なものとなる。
又、請求項4による孔版印刷装置の排紙・搬送装置は、印刷を施された用紙を印刷胴より分離させる用紙分離爪を用紙の幅方向両端に設けるとともに、該用紙分離爪によって分離された用紙を排紙方向にガイドする排紙ガイドを用紙の幅方向両端に設け、上記用紙分離爪及び排紙ガイドの用紙幅方向の間隔を用紙のサイズによって設定することにより、あらゆるサイズの用紙に対して、上記用紙分離爪と排紙ガイドを適切な箇所(用紙の両端部に設けられた非印刷部)に位置させるようにする。そして、あらゆる用紙サイズの場合において、用紙の左右両端の非印刷部の所定箇所を介して、用紙分離爪により分離され、且つ、排紙ガイドによってガイドさせる状態を得るものである。それによって、用紙は中央部が自重によって下方に垂れ下がり、略U字状になった状態で排紙されることになり、用紙の排紙方向に対するみかけの剛性が高くなり腰が強い状態を実現することができ、勢い良く飛翔・排紙されて、既に排紙されている用紙との関係による擦れ汚れの発生をなくすことができ、印刷品質の向上を図ることが可能となる。
又、請求項5による孔版印刷装置の排紙・搬送装置は、請求項4記載の孔版印刷装置の排紙・搬送装置において、上記両端の用紙分離爪と排紙ガイドを一体化させて、用紙サイズに基づいた移動においては片側の用紙分離爪と排紙ガイドが一緒に移動するように構成されているので、動作がより円滑なものとなる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図1乃至図5を参照して、本発明の第1の実施の形態を説明する。図1は、両面印刷を行なうことができる孔版印刷装置の全体の構成を示す図で、本実施の形態による孔版印刷装置は、大きく区分けして、原稿読取部1、製版部3、5、印刷部7、排紙部8とから構成されている。
上記原稿読取部1には、ブックタイプのイメージスキャナーユニット9が設けられていて、印刷するための原稿(図示せず)を原稿セット面11上の所定位置にセットする。そして、カバー13によって原稿を固定した後、図示しないイメージスキャナを動作させて、上記原稿の印刷データの読み込みを行なう。
【0009】
又、製版部3は次のような構成になっている。まず、図1中右側より、原紙ロール15があり、該原紙ロール15より図1中左側に向かって、ラインサーマルヘッド17、プラテンローラ19、原紙カッタ21、原紙送りローラ23、25、排版ボックス27、排版送りローラ29、31が順次配置されている。そして、既に説明した原稿読取部1において読み取られた印刷データに基づいて、上記ラインサーマルヘッド17を構成する複数個の点状発熱体が個別に選択的に発熱し、それによって、上記原紙ローラ15より供給される感熱孔版原紙(以下、原紙という)33に穿孔・製版を施す。
尚、上記原紙33は、例えば、不織布の一面側にPETフィルムを貼付けた構成になっていて、該PETフィルムの部分に上記穿孔・製版を施すものである。
【0010】
又 版胴35が配置されていて、この版胴35の外周部所定位置には、感熱孔版原紙33の先端を掴む原紙クランプ部37が設置されている。そして、プラテンローラ19及び原紙送りローラ23、25が、図示しない駆動モータによって回転駆動されることにより、製版された原紙33の先端が原紙クランプ部37に送り込まれクランプされる。又、版胴4が図示しない駆動モータによって反時計方向に回転することにより、上記原紙クランプ37によってその先端をクランプされた原紙33が版胴35の外周面に巻回されることになる。又、原紙33の後端は原紙カッタ21によって切断されることになる。
【0011】
一方、製版部5も上記製版部3と同様の構成になっていて、図中同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
尚、製版部5側の版胴を符号39で示すとともに原紙クランプを符号41で示す。又、製版部5側の版胴39は時計方向に回転駆動されることになる。
【0012】
又、印刷済みの原紙33を排紙する場合であるが、この場合には、原紙クランプ37、41を開放した状態として版胴35、39を回転させる。そして、図示しない分離爪によって、版胴35、39に巻回されている原紙33、33の先端を、版胴35、39より剥がし、夫々、製版ボックス27、27内に導入する。導入された原紙33、33は、図示しない駆動モータによって回転駆動される排版送りローラ29、31によって、排版ボックス27、27内に排紙されることになる。
【0013】
次に、印刷部7の構成について説明する。まず、給紙台43があり、この給紙台43には複数枚の用紙45が積層された状態で収容されている。上記用紙45の上にはピックアップローラ47とサバキローラ49が配置されている。又、上記サバキローラ49にはサバキ用パッド51が対向配置されている。上記サバキローラ49の図1中右側には、レジストローラ53、55が対向配置されている。そして、上記給紙台43は、図示しない駆動モータとセンサとによって上下動できるようになっていて、常時最上位の用紙45がピックアップローラ47に当接するように制御されている。又、前述した版胴35、39内には、インク供給ローラ57、59が設置されている。
【0014】
印刷を行なう場合には、まず、ピックアップローラ47及びサバキローラ49が図示しない駆動モータによって反時計方向に回転駆動される。それによって、最上位の用紙45が版胴35、39方向に送り出される。その際、2枚以上の用紙45が重送されるようなことがあれば、サバキローラ49とサバキ用パッド51とによって用紙45の分離が行なわれ、結局、一枚の用紙45のみがそれ以降に送り出されることになる。送り出された一枚の用紙45の先端が、レジストローラ53、55との接点位置まで達したら、上記ピックアップローラ47及びサバキローラ49の回転が停止される。
【0015】
一方、版胴35、39は回転していて、用紙45をこれら版胴35、39側に送り出す所定のタイミングになったところで、上記レジストローラ53、55を回転させ、用紙45を版胴35、39方向に送り出す。そして、インク供給ローラ57、59が、図示しないクラッチとカムの動作によって、用紙45に圧力を加える位置まで移動する。それによって、版胴35、39の夫々に巻回されている原紙33と用紙45とを圧接させるとともにインクを供給し所望の印刷を施すものである。
又、表面のみの片面印刷を行なう場合には、製版部5において、供給される原紙33に穿孔・製版を施さず、そのままの状態で版胴39に巻回しておく。それによって、版胴39側での印刷は行なわれないことになり、結局、版胴35側のみによる片面印刷が実施されることになる。裏面のみの片面印刷を行なう場合には、製版部3において、供給される原紙33に穿孔・製版を施さず、版胴39側のみによる片面印刷が実施されることになる。
尚、図1は製版時の状態を示しているとともに、図2は印刷時の状態を示している。
【0016】
印刷を施された用紙45は、図1中右側の排紙部8側に排紙されることになる。排紙部8には、まず、版胴35側に対応した左右一対の用紙分離爪61、61が配置されていて、又、版胴39側に対応した左右一対の用紙分離爪63、63が配置されている。すなわち、印刷を施された用紙45が、版胴35側に付着した状態で排出される場合には、上記用紙分離爪61、61によって分離が行なわれ、又、印刷を施された用紙45が、版胴39側に付着した状態で排出される場合には、上記用紙分離爪63、63によって分離が行なわれるものである。又、左右一対の排紙ガイド65、65が配置されているとともに、排紙される用紙45を収容する排紙トレイユニット67が配置されている。上記排紙トレイユニット67は、トレイベース板69を備えていて、該トレイベース板69上には左右一対の幅規制トレイ板71、71と前規制トレイ板73が設けられている。そして、印刷を施された用紙45は、上記用紙分離爪61、61(又は、分離爪63、63)によって、版胴35(又は版胴39)より剥がされ、排紙ガイド65、65によってガイドされた状態で、上記排紙トレイユニット67内に排紙される。その際、用紙45は前規制トレイ板73に衝突するまで飛翔し、且つ、左右一対の幅規制トレイ板71、71によって左右方向からガイドされる。
【0017】
次に、図3を参照して排紙部8の構成、すなわち、用紙分離爪63、63、排紙ガイド65、65の構成を、さらに詳細に説明する。
尚、用紙分離爪61、61についても同様に構成されているものとする。
図3は、用紙分離爪63、63と、排紙ガイド65の構成を示すものである。まず、既に説明したように、左右一対の用紙分離爪63、63が配置されていて、これら用紙分離爪63、63は、ガイドシャフト75、77に沿って、用紙45の幅方向(図3中上下方向)に移動可能に取り付けられている。又、駆動モータ79、81が配置されていて、これら駆動モータ79、81の出力軸79a、81aには、ギヤ83、85が夫々固着されている。これらギヤ83、85には、別のギヤ87、89が夫々噛合していて、上記ギヤ87、89には螺子部材91、93が固着されている。
【0018】
又、上記螺子部材91、93には図示しないナット部材が螺合していて、これらナット部材が、既に説明した用紙分離爪63、63に一体に取り付けられている。よって、駆動モータ79、81を適宜の方向に回転させることにより、螺子部材91、93、ナット部材を介して、一対の用紙分離爪63、63が、ガイドシャフト75、77に沿って、用紙45の幅方向に移動することができる。
【0019】
次に、排紙ガイド65、65の構成について説明する。これら一対の排紙ガイド65、65についても、上記用紙分離爪63、63の場合と同様の駆動機構によって、用紙45の幅方向に移動可能に構成されている。すなわち、これら排紙ガイド65、65は、ガイドシャフト95、97に沿って、用紙45の幅方向(図3中上下方向)に移動可能に取り付けられている。又、駆動モータ99、101が配置されていて、これら駆動モータ99、101の出力軸99a、101aには、ギヤ103、105が夫々固着されている。これらギヤ103、105には、別のギヤ107、109が夫々噛合していて、上記ギヤ107、109には螺子部材111、113が固着されている。
【0020】
又、上記螺子部材111、113には図示しないナット部材が螺合していて、これらナット部材が、既に説明した排紙ガイド65、65に一体に取り付けられている。よって、駆動モータ99、101を適宜の方向に回転させることにより、螺子部材111、113、ナット部材を介して、一対の排紙ガイド65、65が、ガイドシャフト95、97に沿って、用紙45の幅方向に移動することができる。
又、上記排紙ガイド65、65の対向する側の面は、傾斜面133、135となっている。この傾斜面133、135に関しては、後で詳細に説明する。
【0021】
又、一般的に、図3に示すように、印刷する用紙45の幅寸法(B)に対して、用紙45の両側端部に、用紙サイズにかかわらず5〜15mm程度の非印刷部(b1 )を設けることが実施されている。その場合、幅寸法(B)から両側の非印刷部(b1 )を除いた部分が印刷領域幅(b2 )ということになる。そのような非印刷部(b1 )を設けることにより、用紙45からのインクのはみ出しによる装置内のインク汚れの発生を防止できる。非印刷部(b1 )の幅は任意に設定できる。そこで、本実施の形態においては、上記非印刷部(b1 )を10mmに設定し、該10mmの範囲内の所定位置に、既に説明した用紙分離爪63、63、排紙ガイド65、65が配置するように構成している。
【0022】
次に、図4及び図5を参照して、既に説明した給紙台43の構成をさらに詳細に説明する。上記給紙台43の底面側には、センサー保持部材115を介して、用紙検出用センサS117、S119、S121、S123が配置されている。これら用紙検出用センサS117、S119、S121、S123は、図4に示すように、用紙45のサイズに対応した位置に配置されていて、給紙台43の対応箇所には、センサー用の穴125、127、129、131が夫々形成されている。
【0023】
上記各用紙検出センサS117、S119、S121、S123は、反射型のフォトインタラプタを使用していて、用紙45が無い場合には、各用紙検出センサS117、S119、S121、S123は「OFF」であり、逆に、用紙45が有る場合には、各用紙検出センサS117、S119、S121、S123は「ON」となる。そして、上記各用紙検出センサS117、S119、S121、S123が、「ON」或いは「OFF」であるかを判別することにより、用紙台43上に積層されている用紙45が、「B5サイズ」、「A4サイズ」、「B4サイズ」、「A3サイズ」の何れであるかを判別することになる。
例えば、用紙検出センサS117のみが「ON」で、その他の用紙検出センサS119〜S123が「OFF」の場合には、用紙45はB5サイズということになる。
そして、上記各用紙検出センサS117、S119、S121、S123が、「ON」或いは「OFF」であるかを判別することにより、用紙台43上に積層されている用紙45が、「B5サイズ」、「A4サイズ」、「B4サイズ」、「A3サイズ」の何れであるかを判別し、それに基づいて、前記用紙分離爪63、63の間隔、排紙ガイド65、65の間隔を制御して、それら用紙分離爪63、63の間隔、排紙ガイド65、65が、該サイズの用紙45の非印刷部(b1 )の所定箇所に位置するようにする。
尚、用紙分離爪61、61に関しても同様である。
【0024】
以上本実施の形態によると次のような効果を奏することができる。
まず、印刷する用紙45のサイズを、各用紙検出センサS117、S119、S121、S123が、「ON」或いは「OFF」であるかを判別することにより検知し、それに基づいて、用紙分離爪61、61、用紙分離爪63、63の間隔、排紙ガイド65、65の間隔を制御して、それらを適切な位置{そのときの用紙45の左右両側の非印刷部(b1 )の所定箇所}に位置させることができるので、用紙45を最適な状態で排紙させることができる。すなわち、図6、図8に示すように、用紙45の左右両端の非印刷部(b1 )、(b1 )が排紙ガイド65、65によって支持されていて、中央部が自重によって下方に垂れ下がり、略U字状になった状態で排紙トレイユニット67側に排紙されるものである。それによって、用紙45の排紙方向に対する見掛けの剛性が高くなり、腰が強い状態を実現することができ、排紙トレイユニット67側に勢い良く飛翔することになる。よって、既に排紙されている用紙45との間で、擦れ汚れが発生することもなく、印刷品質の向上を図ることができる。
尚、ここでいう擦れ汚れとは、両面印刷の場合であれば、排紙される用紙45の下面側の印刷面と、既に排紙されている用紙45の上面側の印刷面が擦れる場合であり、又、表面のみの片面印刷であれば、排紙される用紙45の下面側の非印刷面と、既に排紙されている用紙45の上面側の印刷面が擦れる場合である。
【0025】
次に、本実施の形態の作用を確認するために、用紙の種類を複写機で一般的に使用されている64g/mのものとした実験例に関して説明する。まず、排紙ガイド65、65の用紙45に対するオーバーラップ量(W、図3に示す)と用紙45のサイズとの関係について説明する。結論的には、上記オーバーラップ量(W、図3に示す)を用紙45のサイズによって変化させることが望ましい。具体的には、用紙45のサイズが大きくなるにしたがって、上記オーバーラップ量(W、図3に示す)を大きくすることが望ましい。
具体的には、B5、A4サイズの用紙を長手方向に排紙する場合には2〜6mm、B4サイズの用紙を長手方向に排紙する場合には4〜8mm、A3サイズの用紙を長手方向に排紙する場合には6〜10mmに設定することが望ましい。このように設定することにより、用紙45の排紙方向に対する剛性が高くなり、腰が強い状態を実現することができ、排紙トレイユニット67側に勢い良く飛翔させることができ、既に排紙されている用紙との関係で擦れ汚れを発生させることなく、印刷品質の向上を図ることができる。
尚、上記ような数値の範囲を外れた場合には、用紙を飛翔させるときうまくいかない場合が少なからず発生する。
因に、A3サイズの用紙45を望ましい数値範囲から大きく離れた4mmのオーバーラップ量(W)で飛翔させようとすると、搬送後早い段階で図9に示すような状態となって、用紙45の両端が排紙ガイド65、65より外れてしまうことになる。又、B5サイズの用紙45を望ましい数値範囲から大きく離れた8mmのオーバーラップ量(W)で飛翔させようとすると、図7に示すような状態となり、中央部における垂れ下がり量は少なくなってしまい、剛性を高くすることができなくなってしまうものである。
【0026】
次に、用紙45のサイズ、用紙45の種類、搬送速度、環境も様々に変化させることにより、種々のケースについて実験を行なってその作用を確認した。
(1)実験に使用した用紙45のサイズ
(a)B4サイズ
(b)A4サイズ
(c)B5サイズ
(d)A3サイズ
(2)実験に使用した用紙45の種類
(a)PPC用紙(56g/m2
(b)PPC用紙(64g/m2
(c)PPC用紙(105g/m2
(d)コート紙(205g/m2
(e)藁半紙(50g/m2
(3)用紙45の搬送速度
(a)700mm/sec
(b)940mm/sec
(c)1,250mm/sec
(4)試験環境
(a)常温・常湿(25℃、65%)
(b)低温・低湿(5℃、30%)
(c)高温・高湿(35℃、80%)
【0027】
上記各条件を組み合わせて各種の実験を行なった結果次のような結果を得ることができた。
(1)用紙45のサイズがB5、A4の場合
(a)排紙ガイド65、65の用紙45に対するオーバーラップ量(W)は2〜6mmが望ましい。
(b)用紙45が全く変形しない場合における用紙45の両サイドと、排紙ガイド65、65とが離れる位置(図3中符号Zで示す)と、印刷済みの用紙45を排紙トレイユニット67に向けて送り出す駆動源(図2において符号Z1 で示す位置で、インク供給ローラ57、59との接点)との距離が、75〜225mmの間になるように、排紙ガイド65、65の傾斜面133、135を設定することが望ましい。
(2)用紙45のサイズがB4の場合
(a)排紙ガイド65、65の用紙45に対するオーバーラップ量(W)は4〜8mmが望ましい。
(b)用紙45が全く変形しない場合における用紙45の両サイドと、排紙ガイド65、65とが離れる位置(図3中符号Zで示す)と、印刷済みの用紙45を排紙トレイユニット67に向けて送り出す駆動源(図2において符号Z1 で示す位置で、インク供給ローラ57、59との接点)との距離が、145〜295mmの間になるように、排紙ガイド65、65の傾斜面133、135を設定することが望ましい。
(3)用紙45のサイズがA3の場合
(a)排紙ガイド65、65の用紙45に対するオーバーラップ量(W)は6〜10mmが望ましい。
(b)用紙45が全く変形しない場合における用紙45の両サイドと、排紙ガイド65、65とが離れる位置(図3中符号Zで示す)と、印刷済みの用紙45を排紙トレイユニット67に向けて送り出す駆動源(図2において符号Z1 で示す位置で、インク供給ローラ57、59との接点)との距離が、225〜375mmの間になるように、排紙ガイド65、65の傾斜面133、135を設定することが望ましい。
【0028】
ここで、用紙45が全く変形しない場合における用紙45の両サイドと、排紙ガイド65、65とが離れる位置(図3中符号Zで示す)と、印刷済みの用紙45を排紙トレイユニット67に向けて送り出す駆動源(図2において符号Z1 で示す位置で、インク供給ローラ57、59との接点)との距離に関して、さらに説明すると、既に説明したように、本実施の形態においては、排紙ガイド65、65が傾斜面133、135を備えている。そして、用紙45のサイズに応じて、排紙ガイド65、65の間隔を調整・制御することにより、上記傾斜面133、135の作用によって、上記距離、すなわち、用紙45が全く変形しない場合における用紙45の両サイドと、排紙ガイド65、65とが離れる位置(図3中符号Zで示す)と、印刷済みの用紙45を排紙トレイユニット67に向けて送り出す駆動源(図2において符号Z1 で示す位置で、インク供給ローラ57、59との接点)との距離が自動的に用紙45のサイズに応じた所望の距離に調整されるようになっている。
又、上記距離に関して、さらに説明すると、例えば、距離が大きくなればそれだけ、見掛けの剛性を高めるための略U字状の撓み状態を用紙45の長手方向により広い範囲で得易くなり、反面、排紙ガイド65、65と用紙45の接触抵抗は大きくなり、排紙ガイド65、65上に残り易くなる。逆に、距離が小さくなればそれだけ、排紙ガイド65、65と用紙45の接触抵抗は小さくなり、排紙ガイド65、65上には残り難くなり、反面、見かけの剛性を高めるための略U字状の撓み状態を用紙45の長手方向により広い範囲で得難くなる。そこで、適切な距離を実験により求めることにより、上記のような最適な範囲を見出したものである。最適とした範囲を越えるにしたがって用紙45の飛翔がうまくいかないことが発生しその確率が増加していく。
【0029】
次に、図10を参照して、本発明の第2の実施の形態について説明する。この実施の形態の場合には、前記第1の実施の形態では略台形であった排紙ガイド65、65を、長方形としたものである。すなわち、前記第1の実施の形態の場合には、排紙ガイド65、65と用紙45の見掛け上のオーバーラップする面積を大きくすると、用紙45の後端が版胴35、39より抜けた後に、排紙ガイド65、67上にそのまま残ってしまうということが予想され、そこで、予め排紙ガイド65、65の形状を略台形とすることにより、上記オーバーラップする面積を小さくするようにしたものであった。ところが、用紙45の種類として、前記実験で使用した程度のものを使用する場合、例えば、複写機等で一般的に使用されている64g/m2程度のもの等を使用する場合には、上記したような見掛け上のオーバーラップする面積の問題を考慮する必要がなく、本実施の形態で示すような長方形の排紙ガイド65、65であってもよいものであった。
尚、当然ながら、この排紙ガイド65、65の間隔を調整しても、排紙ガイド65、65より離間する位置は変わらないので、位置を変える場合には排紙ガイド65、65の長さを変更する等の手段が必要となる。
【0030】
次に、図11を参照して、本発明の第3の実施の形態を説明する。この実施の形態の場合には、前記第1の実施の形態における用紙分離爪63、63、排紙ガイド65、65を左右夫々において一体化させたものである。このように構成することにより、用紙分離爪63、63、排紙ガイド65、65において別々に駆動機構を設ける必要がなくなり、構成の簡略化、装置の小型化を図ることができる。
【0031】
次に、図12を参照して、本発明の第4の実施の形態を説明する。この実施の形態の場合には、前記第1の実施の形態の場合において、用紙分離爪63、63と排紙ガイド65、65との間に、排紙ローラ141、143を対向・配置させたものである。これら排紙ローラ141、143は、用紙分離爪63、63や排紙ガイド65、65と同様に、用紙45の幅方向に移動可能に構成されていて、用紙45のサイズの検出に基づいて自動的にその位置を制御される構成になっている。
例えば、図12に示す接点E(版胴35、39の接点)に対して、排紙ガイド65を大きく離間させて配置させる必要がある場合が考えられ、その場合には、用紙45の後端が上記接点Eを抜けた後に排紙ガイド65上に残ってしまうことが予想される。そのような場合には、上記排紙ローラ141、143が効果的に機能して、これを強制的に排紙させることができるものである。
このようにした場合には、前記した印刷済みの用紙45を送り出す駆動源が上記排紙ローラ141と143の接点部となる。
【0032】
尚、本発明は前記第1乃至第4の実施の形態に限定されるものではない。
まず、前記第1乃至第4の実施の形態においては、両面印刷が可能な孔版印刷装置を例にとって示したが、片面印刷のみ行なうことができる孔版印刷装置の排紙装置としても適用可能である。
又、版胴35或いは39と用紙45の間に転写胴を介して印刷を行なう孔版印刷装置でも適用可能である。
分離ローラや排紙ガイドを移動させる手段としては、螺子・ナット方式以外にも、公知のあらゆる方法の適用が可能である。
又、用紙サイズの検出手段についても、他の公知の方法が適用可能である。
さらに、版胴35を単に用紙を押圧搬送する為のローラに置き換え、版胴39に製版部5で製版した原紙33を巻付け、版胴39側のみによる片面印刷を実施し、又、用紙サイズを一種類に限定した印刷装置にも実施できる。印刷方式は孔版印刷に限定されないものである。
【0033】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明による孔版印刷装置の排紙・搬送装置によると、排紙ガイドを用紙の幅方向両端に設けられた非印刷部に位置させるようにしているので、印刷面を何ら汚すことなく排紙することができる。
又、用紙サイズ検出手段により用紙サイズを検出して、それに基づいて、用紙分離爪及び排紙ガイドの相互間の間隔を設定して、それらを適切な位置、すなわち、そのときの用紙の左右両側の非印刷部に配置させるようにしているので、あらゆるサイズの用紙に対して印刷面側を排紙案内してもそれを最適な状態で排紙させることができる。それによって、既に排紙されている用紙との間で擦れ汚れが発生することもなく、印刷品質の向上を図ることができる。
又、用紙の幅方向両端に設けられた排紙ガイドの間隔が、排紙方向に向けて徐々に大きくなるように構成した場合には、それら排紙ガイドの間隔を設定することにより、上記距離、すなわち、最後に排紙駆動する位置から排紙時に用紙が全く変形しないと仮定した場合において該用紙の左右両端が排紙ガイドより離間する点までの距離を自動的に調整することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による孔版印刷装置の構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態による孔版印刷装置の構成を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態を示す図で排紙部の構成を示す平面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態を示す図で給紙台の構成を示す平面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態を示す図で給紙台の構成を示す側面図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態を示す図で排紙ガイドにガイドされて排紙される様子を示す正面図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態の効果を確認する為の図で排紙ガイドにガイドされて排紙される様子を示す正面図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態を示す図で排紙ガイドにガイドされて排紙される様子を示す正面図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態の効果を確認する為の図で排紙ガイドにガイドされて排紙される様子を示す正面図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態を示す図で排紙部の構成を示す平面図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態による孔版印刷装置の構成を示す図である。
【図12】本発明の第4の実施の形態による孔版印刷装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 原稿読取部
3 製版部
5 製版部
7 印刷部
8 排紙部
33 感熱孔版原紙
35,39 版胴
45 用紙
61,63 用紙分離爪
65 排紙ガイド
67 排紙トレイユニット
75,77,95,97 ガイドシャフト
79,81,99,101 駆動モータ
83,85,87,89,103,105,107,109 ギヤ
91,93,111,113螺子部材
S117,S119,S121,S123 用紙検出センサ

Claims (5)

  1. 用紙の表裏両面に孔版印刷によって画像が形成された印刷物を、排紙トレイに向けて排紙・搬送する孔版印刷装置の排紙・搬送装置において、
    用紙下面の両端側のみに接触し該用紙を排紙方向にガイドする排紙ガイドを備えており、
    さらに、給紙台上に積層された用紙のサイズを検出する用紙サイズ検出手段を設け、
    上記用紙サイズ検出手段により検出された用紙サイズに基づいて上記排紙ガイドを用紙幅方向に移動させて、上記排紙ガイドを該サイズの用紙の両端部に設けられた非印刷部に位置させるようにしたことを特徴とする孔版印刷装置の排紙・搬送装置。
  2. 請求項1記載の孔版印刷装置の排紙・搬送装置において、
    上記排紙ガイドの間隔が排紙・搬送方向に向けて徐々に大きくなるように構成されていることを特徴とする孔版印刷装置の排紙・搬送装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の孔版印刷装置の排紙・搬送装置において、
    上記排紙ガイドの前流において、用紙の両端側にのみ接触しこれに搬送力を付与する一対の排紙ローラを左右に夫々設けていることを特徴とする孔版印刷装置の排紙・搬送装置。
  4. 用紙の表裏両面に孔版印刷によって画像が形成された印刷物を、排紙トレイに向けて排紙・搬送する孔版印刷装置の排紙・搬送装置において、
    印刷を施された用紙を印刷胴より分離させる用紙分離爪を用紙の幅方向両端に設け、
    上記用紙分離爪によって分離された用紙を排紙方向にガイドする排紙ガイドを用紙の幅方向両端に設け、
    さらに、給紙台上に積層された用紙のサイズを検出する用紙サイズ検出手段を設け、
    上記用紙サイズ検出手段により検出された用紙サイズに基づいて、上記用紙分離爪及び排紙ガイドを用紙幅方向に移動させて、それら用紙分離爪及び排紙ガイドを該サイズの用紙の両端部に設けられた非印刷部に位置させるようにしたことを特徴とする孔版印刷装置の排紙・搬送装置。
  5. 請求項4記載の孔版印刷装置の排紙・搬送装置において、
    上記両端の用紙分離爪と排紙ガイドを一体化させて、用紙サイズに基づいた移動においては片側の用紙分離爪と排紙ガイドが一緒に移動するように構成されていることを特徴とする孔版印刷装置の排紙・搬送装置。
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