JP7115073B2 - インクジェットプリンター - Google Patents

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本発明は、インクジェットプリンターに関する。
従来、シートの端部を上方向にガイドする第1のガイド部材と、第1のガイド部材の搬送方向下流側に設けられ、第1のガイド部材よりもシートの端部を更に上方向にガイドする第2のガイド部材と、を備えたシート排出機構が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003-118911号公報
しかしながら、上記シート排出機構では、シートのサイズによっては、シートの片方側の端部のみをガイドする構成となるため、シートの両端をガイドしてシートを湾曲させることができず、排出されたシートが容易に下方に折れ曲がってしまう、という課題があった。
また、インクジェットヘッドを備えたインクジェットプリンターでは、種々のサイズのシートに対してインクを吐出して、シート上に画像を形成することができる。インクが吐出されたシートは水分を含むため、膨潤して伸びる。一方、水分が蒸発してシートが乾燥していくとシートが縮んでいく。また、シートの幅方向において、シートの中央部の方がシートの端部よりも水分量が多い場合には、シートの中央部の方がシートの端部に比べて伸び量が大きくなる。
ここで、インクジェットプリンターに上記シート排出機構を搭載し、排出されるシートが、両端部のうち、片方側の端部のみがガイドされるサイズのシートである場合、排出されたシートの搬送方向の下流側が乾燥されないうちにシートが下方に折れ曲がる。シートが折れ曲がった状態でシートの乾燥が進むと、シートが折れ曲がっていない状態で乾燥が進む場合に比べ、シート全体における縮み具合のバランスが崩れる。特に、シートが折れ曲がった位置を基準として、シートの搬送方向の上流側では、シートの中央部に比べ、シートの端部の方により大きな歪が発生し、シートの端部が反り上がってしまう。そして、シートの反り上がった部分がインクジェットヘッドに接触し、インクの吐出不良が発生してしまう、というインクジェットプリンター特有の課題があった。
本願のインクジェットプリンターは、インクジェットヘッドと、前記インクジェットヘッドにより印刷された媒体が排出される排紙口と、前記排紙口から排紙される前記媒体を支持する排紙部と、を備え、前記排紙部は、前記媒体の幅方向における一方側の端部に接触する一方側支持部と、第1定型サイズの前記媒体の他方側端部に接触する第1支持部と、前記第1支持部に対して前記一方側支持部と逆側に位置し、前記第1支持部よりも鉛直上方に突出し、前記第1定型サイズよりも大きい第2定型サイズの前記媒体の他方側端部に接触する第1状態と前記第1状態よりも上端が鉛直下方に位置する第2状態とに変更される第2支持部と、前記第2支持部に対して前記一方側支持部と逆側に位置し、前記第1支持部よりも鉛直上方に突出し、前記第2定型サイズよりも大きい第3定型サイズの前記媒体の他方側端部に接触する第3支持部と、を有し、前記第2支持部が前記第2状態であるとき、前記幅方向において前記第3支持部と前記一方側支持部との間に、前記第1支持部以外に前記一方側支持部よりも鉛直上方で前記媒体を支持する部材が無く、かつ、前記一方側支持部以外に前記第1支持部よりも鉛直上方で前記媒体を支持する部材が無く、前記幅方向において前記第1状態における前記第2支持部と前記一方側支持部との間に、前記第2支持部以外に前記一方側支持部よりも鉛直上方で前記媒体を支持する部材が無く、かつ、前記一方側支持部以外に前記第1状態における前記第2支持部よりも鉛直上方で前記媒体を支持する部材が無いこと、を特徴とする。
上記インクジェットプリンターは、前記媒体の搬送経路において、前記排紙口より上流側で前記媒体を挟持するローラー対を備え、前記第1支持部、前記第1状態における前記第2支持部、及び前記第3支持部の前記上端は、最下流側の前記ローラー対のニップ点に対して、鉛直上方に位置することが好ましい。
上記インクジェットプリンターは、前記媒体の搬送経路において、前記排紙口と各前記支持部の前記上端とが離間することが好ましい。
上記インクジェットプリンターは、前記排紙部より装置前方に延在し、前記媒体を積載可能なスタッカーが取り付け可能であり、前記媒体が前記スタッカーに積載されたとき、前記媒体は、前記排紙部が有する各前記支持部に接触しないことが好ましい。
第1実施形態にかかるインクジェットプリンターの構成を示す斜視図。 第1実施形態にかかるインクジェットプリンターの構成を示す模式図。 第1実施形態にかかる排紙部の構成を示す斜視図。 第1実施形態にかかる第2支持部の第1状態を示す説明図。 第1実施形態にかかる第2支持部の第2状態を示す説明図。 第1実施形態にかかる排紙部の構成を示す一部拡大図。 第1実施形態にかかる排紙部の作用を説明する模式図。 第1実施形態にかかる排紙部の作用を説明する模式図。 第1実施形態にかかる排紙部の作用を説明する模式図。 第2実施形態にかかるインクジェットプリンターの構成を示す斜視図。 第2実施形態にかかるスタッカーの構成を示す断面図。 第3実施形態にかかるインクジェットプリンターの構成を示す斜視図。 第3実施形態にかかるインクジェットプリンターにおける用紙の搬送状態を示す斜視図。 変形例1にかかる排紙部の構成を示す斜視図。 変形例1にかかる排紙部の構成を示す斜視図。 変形例2にかかる排紙部の構成を示す斜視図。 変形例3にかかる排紙部の構成を示す斜視図。 変形例3にかかる排紙部の構成を示す斜視図。 変形例4にかかる排紙部の構成を示す斜視図。 変形例5にかかる排紙部の構成を示す斜視図。 変形例6にかかる排紙部の構成を示す斜視図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の各図においては、各部材等を認識可能な程度の大きさにするため、各部材等の尺度を実際とは異ならせて示している。
(第1実施形態)
まず、プリンター1の構成について説明する。
図1は、プリンター1(インクジェットプリンター)の構成を示す斜視図である。なお、以下の説明では、図1に示すプリンター1が水平面上に置かれているものとして上方向と下方向とに沿う方向(鉛直方向)をZ軸方向とし、水平面に沿う方向をX軸方向及びY軸方向として図示する。すなわち、プリンター1を正面から見た場合において幅方向になるX軸方向と、奥行方向になるY軸方向と、高さ方向になるZ軸方向とは、それぞれが異なる方向であり、相互に直交する。
図1に示すように、プリンター1は、媒体としての用紙Sに画像形成が可能なプリンターである。プリンター1は、用紙Sとして、JIS規格のA0判やB1判といった比較的大型サイズのロール紙に画像形成が可能である。また、プリンター1は、用紙Sとして、A4サイズ等の単票紙にも画像形成が可能である。プリンター1は、本体部2と、排紙受け部3とを備えている。本体部2はベース9に立設された支柱8の上部に設けられている。排紙受け部3は用紙捕集部4を有する。用紙捕集部4は本体部2の下方に設けられ、本体部2側から排出された用紙Sを受け止める。
プリンター1は、略直方体状の筐体12を備える。筐体12の上面には、後側に位置する給紙カバー13と前側に位置するカバー14とが開閉可能に設けられている。筐体12の上面におけるカバー14とX軸方向で隣り合う位置には、プリンター1の各種の操作を行うための操作パネル15が設けられている。そして、筐体12の側面のうちY軸方向において+Y方向側の側面である前面には排紙口16が設けられている。筐体12内で画像形成がされた用紙Sは、排紙口16から+Y方向側(前方)に向けて排出される。また、筐体12の前面には、排紙口16から排紙される用紙Sを支持する排紙部100が設けられている。
図2は、プリンター1の構成を示す模式図である。
図2に示すように、筐体12内には、用紙Sがロール状に巻き重ねられたロール体Rが配置されている。ロール体Rは、図2において右方となる筐体12内の後方(-Y方向側)に配置されている。ロール体Rは、用紙Sの幅方向(X軸方向)に延びる軸18によって回転可能に支持される。本実施形態においては、軸18が図2における反時計回り方向に回転することによって、ロール体Rから用紙Sが巻き解かれる。巻き解かれた用紙Sは、搬送部40により搬送され、筐体12の前面に開口する排紙口16を通じて筐体12内から筐体12外へ排出される。すなわち、本実施形態において、巻き解かれた用紙Sが搬送部40によって排紙口16に搬送される経路が搬送経路であり、筐体12の後方から前方に向かう方向、図2において右方から左方に向かう方向が、搬送部40により搬送される用紙Sの搬送方向となる。
記録部20は、例えばインク等の液体を用紙Sに向けて噴射するヘッド21(インクジェットヘッド)と、ヘッド21を搭載するキャリッジ22とを有する。キャリッジ22は、筐体12内に設けられるフレーム19と、フレーム19に取り付けられたガイド軸17とにより支持される。ガイド軸17は、用紙Sの幅方向に延びる。キャリッジ22は、モーター等の駆動源によってガイド軸17に沿って移動可能である。すなわち、キャリッジ22は、幅方向(X軸方向)に移動可能である。ヘッド21は、キャリッジ22がガイド軸17に沿って移動することによって、用紙Sの幅方向の全域に亘って液体を噴射可能である。
第1支持部材31及び第2支持部材32は、板状の部材で構成される。第1支持部材31は、搬送方向において第2支持部材32よりも上流側に配置され、ロール体Rから巻き解かれた用紙Sを記録部20に向けて案内する。第2支持部材32は、記録部20のヘッド21と対向するように配置されている。
搬送部40は、ロール体Rから巻き解かれた用紙Sを第1及び第2支持部材31,32に沿うように、筐体12内から排紙口16に向けて搬送する。搬送部40は、搬送方向において、上流側から下流側に向かって順に、第1搬送ローラー対41、第2搬送ローラー対42、第3搬送ローラー対43、及び第4搬送ローラー対44を有する。第1搬送ローラー対41は、搬送方向において、ヘッド21よりも上流側に配置され、第1支持部材31と第2支持部材32との間に配置されている。第2、第3、第4搬送ローラー対42,43,44は、搬送方向において、ヘッド21よりも下流側に配置されている。
第1搬送ローラー対41は、図示しないモーターにより駆動回転が可能な駆動ローラー45と、駆動ローラー45の回転に対して従動回転が可能な従動ローラー46とを有する。駆動ローラー45と従動ローラー46とが用紙Sを挟み込んだ状態で、駆動ローラー45が回転することによって、第1搬送ローラー対41により用紙Sが搬送される。駆動ローラー45は、用紙Sに対して下方(-Z方向側)から接触するように配置されている。従動ローラー46は、用紙Sに対して上方(+Z方向側)から接触するように配置されている。第2、第3、第4搬送ローラー対42、43、44は、第1搬送ローラー対41と同様に、駆動ローラー45と、従動ローラー46とを有する。したがって、第2から第4搬送ローラー対42,43,44における従動ローラー46は、用紙Sを搬送する際に、用紙Sに対して液体が噴射された面に接触する。そのため、第2から第4搬送ローラー対42,43,44における従動ローラー46は、用紙Sに記録された画像の品質の劣化を低減させるため、用紙Sに対して接触面積の小さいスターホイール等で構成される。第1から第4搬送ローラー対41,42,43,44は、幅方向において、所定の間隔を空けてそれぞれ複数配置されている。
切断機構50は、搬送方向において、第3搬送ローラー対43と第4搬送ローラー対44との間に配置されている。切断機構50により切断された用紙Sは、第4搬送ローラー対44によって搬送されることで排紙口16から排出される。なお、本実施形態におけるプリンター1では、ユーザーが手指を排紙口16から筐体12内に挿し入れることができない程度に、排紙口16の開口における鉛直方向Zの間隔が比較的小さく構成される。このため、排紙口16の上流側近傍に第4搬送ローラー対44を配置することにより、用紙Sが排紙口16に向けて円滑に搬送され、紙ジャムの発生を防止することができる。
切断機構50は、用紙Sを切断するための切断刃51と、切断刃51を保持する保持体55とを有する。切断刃51は、円板状の駆動刃52と従動刃53とで構成される。駆動刃52及び従動刃53は、保持体55に対して回転可能に取り付けられている。駆動刃52及び従動刃53は、鉛直方向(Z軸方向)において並ぶように設けられている。保持体55は、X軸方向に沿って往復移動する。切断機構50は、保持体55がX軸方向に沿って移動することによって、切断刃51により用紙Sを切断する。すなわち、切断刃51を含む切断機構50が、用紙Sの搬送方向に交差するX軸方向に走査することにより用紙Sを切断する。
なお、切断機構50は、切断機構50が有するモーター等の駆動源から伝達される駆動力によってX軸方向に沿って往復移動されてもよいし、キャリッジ22に連結された状態で、キャリッジ22を移動させるモーターの駆動力によってX軸方向に沿って往復移動されてもよい。
次に、排紙部100の詳細な構成について説明する。
図3は、排紙部100の構成を示す斜視図である。図4A及び図4Bは第2支持部112の説明図であり、図4Aは第1状態を示す説明図であり、図4Bは第2状態を示す説明図である。図5は、排紙部100の構成を示す一部拡大図である。
排紙部100は、排紙口16から排紙される用紙Sを支持するものである。図3に示すように、排紙部100は、基部101を有する。基部101は、板状であり、排紙口16に対して+Y方向側に配置されている。また、基部101は、排紙口16の幅方向(X軸方向)に沿って配置されている。なお、基部101の-Y方向側端部は、排紙口16の-Z方向側端部より下方(-Z方向側)に位置する。
そして、基部101の上面(+Z方向側の面)には、一方側支持部110と、第1支持部111と、第2支持部112と、第3支持部113と、が形成されている。本実施形態の排紙部100は、一方側支持部110と、第1から第3支持部111,112,113とを利用して、各種サイズの用紙Sを保持する。本実施形態では、用紙Sのサイズとして、幅方向に24インチの第1定型サイズの用紙S1と、第1定型サイズ(用紙S1)よりも幅方向に大きいB1判の第2定型サイズの用紙S2と、第2定型サイズ(用紙S2)よりも幅方向に大きいA0判の第3定型サイズの用紙S3と、を支持する場合について説明する。なお、本実施形態の排紙口16から排紙される用紙S1のX軸方向における寸法は610mmであり、用紙S2のX軸方向における寸法は728mmであり、用紙S3のX軸方向における寸法は841mmである。
一方側支持部110は、排紙口16から排出される用紙S1,用紙S2,及び用紙S3の幅方向(X軸方向)における一方側の端部に接触する支持部である。すなわち、一方側支持部110は、搬送される用紙Sのサイズに関わらず、全てのサイズの用紙Sの一方側の端部が接触する共通の支持部である。本実施形態では、基部101の-X方向側端部に配置されている。一方側支持部110は、基部101に対して+Z方向に凸状を成す。一方側支持部110は、基部101の-Y方向側端部から+Y方向側端部にかけて徐々に鉛直方向に向かって高くなるように形成されている。そして、一方側支持部110の+Y方向側端部に頂部110aが形成されている。一方側支持部110は、基部101と一体成型されたものである。
第1支持部111は、用紙S1の幅方向(X軸方向)における他方側端部に接触するものである。第1支持部111は、一方側支持部110に対して+X方向に配置されている。第1支持部111は、基部101に対して+Z方向に凸状を成す。第1支持部111は、基部101の-Y方向側端部から+Y方向側端部にかけて徐々に鉛直方向に向かって高くなるように形成されている。そして、第1支持部111の+Y方向端部に頂部111aが形成されている。
鉛直方向(Z軸方向)における一方側支持部110の頂部110aの高さと第1支持部111の頂部111aの高さはほぼ同じである。第1支持部111は、基部101と一体成型されたものである。
また、幅方向において第1支持部111と一方側支持部110との間に、第1支持部111以外に一方側支持部110よりも鉛直上方で用紙S1を支持する部材が無く、かつ一方側支持部110以外に第1支持部111よりも鉛直上方で用紙S1を支持する部材が無い。従って、用紙S1が排紙部100に支持されるとき、用紙S1が第1支持部111から離間する可能性や用紙S1が一方側支持部110から離間する可能性が低く、用紙S1の幅方向の両端部が、一方側支持部110と第1支持部111とに支持されやすい。
なお、本実施形態では、幅方向において第1支持部111と一方側支持部110との間に他の支持部115が形成されている。当該他の支持部115は、用紙S1よりも小さい用紙S(例えば、22インチ幅やB2判等の用紙S)を支持するものである。鉛直方向における他の支持部115の頂部115aの高さは、第1支持部111の頂部111aの高さよりも低い。他の支持部115は、基部101と一体成型されたものである。
第2支持部112は、用紙S2の幅方向(X軸方向)における他方側端部に接触可能なものである。また、第2支持部112は、第1状態と第2状態とに変更され得る構成である。第2支持部112は、板状を成し、基部101と係合可能である。第2支持部112は、第2支持部112の幅方向(X軸方向)に沿う軸を回動中心にして回動が可能である。
図4Aに示すように、第1状態の第2支持部112は、基部101に対して+Z方向に凸状を成す。さらに詳細には、第1状態の第2支持部112は、第1支持部111よりも鉛直上方(+Z方向側)に突出する。これにより、第2支持部112は用紙S2の他方側端部に接触することが可能となる。第2支持部112は、-X方向端部から+X方向端部にかけて徐々に鉛直方向に向かって高くなるように形成されている。そして、第2支持部112の+X方向端部に頂部112aが形成されている。
そして、幅方向において第1状態における第2支持部112と一方側支持部110との間には、第1状態における第2支持部112以外に一方側支持部110よりも鉛直上方で用紙S2を支持する部材が無く、かつ一方側支持部110以外に第1状態における第2支持部112よりも鉛直上方で用紙S2を支持する部材が無い。従って、用紙S2が排紙部100に支持されるとき、用紙S2が第1状態における第2支持部112から離間する可能性や、用紙S2が一方側支持部110から離間する可能性が低く、用紙S2の幅方向の両端部が、一方側支持部110と第2支持部112とに支持されやすい。
また、図4Bに示すように、第2支持部112が第2状態では、第2支持部112の上端は、上記第1状態における第2支持部112の上端よりも鉛直下方(-Z方向側)に位置する。第2支持部112を-Y軸方向側に回転させることで、第2支持部112が基部101側に倒れ、頂部112aは、基部101に接するように位置する。第2状態の第2支持部112は、第1支持部111の頂部111aに対して鉛直方向の下方(-Z方向側)に位置する。また、第2支持部112が第2状態では、第2支持部112は、一方側支持部110の頂部110aに対して鉛直方向の下方に位置する。
第2支持部112の近傍の基部101には凹部99が設けられている。当該凹部99は、手指を挿入可能な大きさである。これにより、作業者は、凹部99に手指を挿入して第2支持部112を摘まみ、第2支持部112を起き上がらせることができる。従って、作業者は、第2支持部112を第2状態から第1状態に容易に変更させることができる。
第3支持部113は、用紙S3の幅方向における他方側端部に接触するものである。第3支持部113は、X軸方向において第2支持部112に対して+X方向(一方側支持部110と逆側)に配置されている。第3支持部113は、基部101に対して鉛直上方(+Z方向側)に突出している。第3支持部113は第1支持部111よりも鉛直上方に突出している。具体的には、基部101から、第3支持部113の頂部113aまでの距離が、基部101から第1支持部111の頂部111aまでの距離よりも長い。第3支持部113は、-X方向端部から+X方向端部にかけて徐々に鉛直方向に向かって高くなるように形成されている。また、第3支持部113は、-Y方向端部から+Y方向端部にかけて徐々に鉛直方向に向かって高くなるように形成されている。そして、第3支持部113の+X方向端部及び+Y方向端部の共通部分に頂部113aが形成されている。
また、第2支持部112が第2状態にあるとき、第2支持部112は第3支持部113より鉛直下方(-Z方向側)に位置する。具体的には、第2支持部112が第2状態にあるとき、第2支持部112の頂部112aは第3支持部113の頂部113aより鉛直下方に位置する。そして、第2支持部112が第2状態であるとき、幅方向(X軸方向)において第3支持部113と一方側支持部110との間に、第3支持部113以外に一方側支持部110よりも鉛直上方で用紙S3を支持する部材が無く、かつ、第3支持部113以外に第1支持部111よりも鉛直上方で用紙S3を支持する部材が無い。従って、用紙S3が排紙部100に支持されるとき、用紙S3が第3支持部113から離間する可能性や、用紙S3が一方側支持部110から離間する可能性が低く、用紙S3の幅方向の両端部が、一方側支持部110と第3支持部113とに支持される。
なお、本実施形態の第3支持部113は、-X方向端部から+X方向端部にかけて徐々に鉛直方向に向かって高くなるように形成されている。このため、搬送する用紙S3のサイズは、例えば、A0判よりも幅方向(X軸方向)に大きい36インチ(914mm)幅の用紙Sも対応可能となる。
また、図2に示すように、第1支持部111、第2支持部112、及び第3支持部113の各上端(頂部111a,112a,113a)は、搬送方向の最下流側に配置された第4搬送ローラー対44のニップ点Nに対して、鉛直上方(+Z方向側)に位置する。また、一方側支持部110の頂部110a及び他の支持部115の頂部115aも同様にして、第4搬送ローラー対44のニップ点Nに対して、鉛直上方に位置する。
これにより、用紙Sの両端部を上方に向けた状態で用紙Sの姿勢を維持することができる。なお、第1支持部111、第2支持部112、及び第3支持部113の各上端(頂部111a,112a,113a)が、ニップ点Nに対して、鉛直下方に位置した場合には、搬送される用紙Sが下方に折れ曲がりやすくなり、用紙Sの姿勢を維持することが困難となるほか、搬送方向において、用紙Sの上流側端部が+Z方向側に浮き上がり、ヘッド21に接触する虞がある。
また、図3及び図5に示すように、Y軸方向において排紙口16と第1支持部111の頂部111a(上端)とが離間している。すなわち、第1支持部111は、基部101の-Y方向端部から+Y方向端部にかけて徐々に鉛直方向に向かって高くなるように形成されている。このため、Y軸方向における排紙口16と第1支持部111の頂部111aとの間に凹部(段差)が形成される。これにより、Y軸方向において排紙口16と第1支持部111の頂部111aとが離間する。
また、Y軸方向において第2及び第3支持部112,113及び一方側支持部110のそれぞれの各頂部112a,113a,110aと排紙口16との間にもそれぞれ凹部(段差)が形成されており、上記同様に離間している。
これにより、排紙部100をX軸方向から見た場合、排紙口16から排紙される用紙Sは、排紙口16の下方部と各支持部110,111,112,113の各頂部110a,111a,112a,113aとで支持されるため、排紙口16から排紙される用紙Sと排紙部100との接触面積が低減される。換言すれば、Y軸方向において、用紙Sは、排紙口16に支持される部分と各支持部110,111,112,113の各頂部110a,111a,112a,113aに支持される部分との間で、排紙部100から離間可能な構成である。
用紙Sは、ヘッド21からインクが吐出されて、湿潤状態で排紙口16から排出される。湿潤状態では、乾燥状態より、摺接負荷が大きくなりやすい。この場合に、Y軸方向において、排紙口16と各頂部110a,111a,112a,113aとの間の全体が用紙Sに接触する場合と比較して、用紙Sと排紙部100との接触面積が低減されるため、摺接負荷が低減される。したがって、摺接負荷の低減に伴って、インクが吐出される用紙Sの搬送不良の発生を防止することができる。
次に、排紙部100の作用について説明する。
図6から図8は、排紙部100の作用を説明する模式図である。詳細には、図6は、用紙S1を搬送した場合の排紙部100の作用を示し、図7は、用紙S2を搬送した場合の排紙部100の作用を示し、図8は、用紙S3を搬送した場合の排紙部100の作用を示している。
ここで、プリンター1にかかる課題について説明する。
ヘッド21によってインクが吐出され、画像が形成された用紙Sは、インクの水分によって膨潤して伸びる。用紙Sの幅方向(X軸方向)端部には余白が設定される場合が多いため、用紙Sの幅方向端部よりも中央部の方が付着するインク量が多い傾向にある。したがって、用紙Sの幅方向端部よりも中央部の方が膨潤して伸びる。そして、画像が形成された用紙Sが、例えば、排紙口16から排紙された時点で下方向に折れ曲がってしまい、折り曲がった状態でインクの乾燥が進むと、用紙Sが折れ曲がった部分よりも搬送方向上流側の部分に、用紙Sの中央部での伸びと幅方向端部での伸びとの差分による歪が発生し、用紙Sの端部の反り上がりが発生してしまう。そうすると、用紙Sの反り上がった部分がヘッド21と接触してインクの吐出不良や用紙Sの撓みによる搬送不良が発生するおそれがある。
そこで、本実施形態では、図6に示すように、用紙S1が排紙される場合には、幅方向の用紙S1の両端部が一方側支持部110の頂部110aと第1支持部111の頂部111aとで支持される。すなわち、用紙S1の幅方向両端部が上方(+Z方向側)に向き、用紙S1の幅方向中央部が下方(-Z方向側)に凸状に湾曲した状態で排紙される。これにより、用紙S1の用紙幅方向と交差する方向の剛性が高まり、用紙S1が下方側に折れ曲がりにくくなる。排紙口16から排出された用紙S1は、排紙部100より+Y方向側に、用紙幅方向と交差する方向にほぼ平坦な部分を有した状態で用紙S1の姿勢が保持される。これによれば、排紙口16から排出された用紙S1のうち、インクの乾燥が不十分な領域が、用紙幅方向と交差する方向にほぼ平坦な状態で保持される時間が長くなる。排紙口16から排出された用紙S1のうち、Y軸方向において排紙口16側(-Y方向側)の部分の姿勢が保持された状態で乾燥が進むと、すなわち、用紙S1のある領域が、ある程度乾燥が進むまで下方に折れ曲がらないと、用紙S1の一部に大きな歪が集中することがないため、用紙S1の端部の反り上がり等を防止できる。これにより、用紙S1とヘッド21との接触も防ぐことができ、吐出不良の発生や用紙S1の搬送不良の発生を防止することができる。
また、図7に示すように、用紙S2が排紙される場合には、第2支持部112を第1状態とする。これにより、幅方向の用紙S2の両端部が一方側支持部110の頂部110aと第2支持部112の頂部112aとで支持される。すなわち、用紙S2の幅方向両端部が上方(+Z方向側)に向き、用紙S2の幅方向中央部が下方(-Z方向側)に凸状に湾曲した状態で排紙される。これにより、用紙S2の用紙幅方向と交差する方向の剛性が高まり、用紙S2が下方側に折れ曲がりにくくなる。そして、排紙口16から排出された用紙S2は、排紙部100より+Y方向側に、用紙幅方向と交差する方向にほぼ平坦な部分を有した状態で用紙S2の姿勢が保持される。
また、図8に示すように、用紙S3が排紙される場合には、第2支持部112を第2状態とする。これにより、幅方向の用紙S3の両端部が一方側支持部110の頂部110aと第3支持部113の頂部113aとで支持される。すなわち、用紙S3の幅方向両端部が上方(+Z方向側)に向き、用紙S3の幅方向中央部が下方(-Z方向側)に凸状に湾曲した状態で排紙される。これにより、用紙S3の用紙幅方向と交差する方向の剛性が高まり、用紙S3が下方側に折れ曲がりにくくすることができる。そして、排紙口16から排出された用紙S3は、排紙部100より+Y方向側に、用紙幅方向と交差する方向にほぼ平坦な部分を有した状態で用紙S3の姿勢が保持される。
以上、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
搬送される用紙S(用紙S1,S2,S3)は、一方側支持部110と各支持部111,112,113とにより用紙Sの両端部が上方に向いた状態で排紙される。用紙Sの幅方向において、用紙Sの中央部が下方に凸状に湾曲した状態で排紙される。これにより、用紙Sの用紙幅方向と交差する方向の剛性が高まり、下方側に用紙Sが折れ曲がりにくくなる。これにより、排紙口16及び排紙部100から+Y方向側の用紙Sが直ぐに折れ曲がらず、一定時間、用紙幅方向と交差する方向にほぼ平坦な状態で乾燥されるため、用紙Sの端部の反り上がり等を防止できる。これにより、用紙Sとヘッド21との接触も防ぐことができ、吐出不良の発生や用紙Sの搬送不良の発生を防止することができる。
なお、用紙Sの折れ曲がり対策として、排紙口16に+Y軸方向に延在する用紙Sの大きさに対応するスタッカー等を設置すればよいが、プリンター1の大型化に繋がってしまう。これに対し、本実施形態では、排紙口16から排紙部100の+Y方向の寸法を必要最小限に抑えられるため、プリンター1の小型化を図ることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。なお、本実施形態では、第1実施形態と異なる部分、すなわち、スタッカー200の構成について主に説明する。具体的には、第1実施形態では、用紙Sとして、ロール紙を用いた構成について説明したが、本実施形態では、用紙Sとして、単票紙の用紙S4を搬送する場合の構成について説明する。用紙S4は例えば、A4判の単票紙である。
図9は、本実施形態にかかるインクジェットプリンター1A(以下、プリンター1Aともいう)の構成を示す斜視図であり、図10は、スタッカー200の構成を示す断面図である。
図9に示すように、プリンター1Aは、搬送される用紙S4を積載可能なスタッカー200が取り付けられている。なお、スタッカー200以外の構成は、第1実施形態の構成と同様なので説明を省略する。
スタッカー200は、略板状を成し、排紙部100よりも+Y方向に延在している。当該スタッカー200は、筐体12の排紙部100の下方側に取り付け可能に構成されている。具体的には、筐体12にスタッカー200の一方端部側を挿入可能なガイド穴(図示せず)が形成され、当該ガイド穴にスタッカー200を挿入することで、筐体12とスタッカー200とを係合することができる、また、ガイド穴からスタッカー200を引き抜くことで、筐体12からスタッカー200を取り外すことができる。スタッカー200の-X方向端部は、排紙部100の-X方向端部と対応するように配置される。
スタッカー200は、主に用紙S4の様な単票紙を印刷する場合に、筐体12に取り付けられる。
図10に示すように、スタッカー200は、第1板部201と第2板部202とを含み、第1板部201と第2板部202とが屈曲部200aで屈曲して形成されている。具体的には、第1板部201は、筐体12の排紙口16の下部から排紙部100の+Y方向端部に向かって上方に延在する。そして、スタッカー200は、水平方向において、一方側支持部110の頂部110aとほぼ同じ位置で屈曲部200aを有し、第2板部202は屈曲部200aから+Y方向端部に向かって上方に延在する。
なお、水平面に対する第2板部202の傾き角度は、水平面に対する第1板部201の傾き角度よりも小さい。例えば、水平面に対する第1板部201の傾き角度は、30°から40°であり、水平面に対する第2板部202の傾き角度は、10°から20°である。これにより、第2板部202上に用紙S4を載積させやすくなる。
また、用紙S4がスタッカー200に積載されたとき、用紙S4は、排紙部100の一方側支持部110に接触しない構成となっている。具体的には、第2板部202には上方に凸状の複数のリブ210が形成されている。リブ210は、第2板部202の上面202aに設けられ、屈曲部200aから第2板部202の延在方向における距離の半分くらいの位置にかけて形成されている。さらに、リブ210の頂部211の-Y方向端部の部分211aのZ軸方向における位置は、一方側支持部110の頂部110aよりも高い。これにより、図10に示すように、スタッカー200に堆積される用紙S4は、排紙部100の-Y方向端部とリブ210の頂部211とに支持され、用紙S4が、一方側支持部110に接触しない構成となる。
以上、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
用紙S4はスタッカー200に積載されたとき、用紙S4は一方側支持部110に接触しない。すなわち、用紙S4は一方側支持部110に支持されない。このため、搬送された用紙S4の上流側端部の浮きを防止できる。
ここで、用紙S4がスタッカー200に積載されたとき、用紙S4が一方側支持部110に接触する構造であった場合、一方側支持部110で用紙S4が支持され、用紙S4の合成によっては、用紙S4の上流側端部が+Z方向側に浮いてしまう。そして、用紙S4の上流側端部で+Z方向側への浮きが発生すると、浮きが発生した用紙S4の上流側端部と次に搬送される用紙S4の下流側とが接触して搬送不良を起こす可能性がある。しかしながら、本実施形態では、用紙S4の浮きが防止されるので、用紙S4の搬送不具合の発生を抑制することができる。
なお、本実施形態では、単票紙としてA4サイズの用紙S4を搬送する場合について説明したが、これに限定されず、用紙Sとして、例えば、A4サイズよりも大きな単票紙を搬送する構成であってもよい。なお、各用紙Sの大きさに対応するスタッカー200を配置する。この場合でも、用紙Sがスタッカー200に載置されたとき、用紙Sは、各支持部110,111,112,113に接触しないので、上記同様の効果を得ることができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。なお、本実施形態では、第2実施形態と異なる部分、すなわち、スタッカー200を省略した構成で、A4サイズの用紙S4を搬送する場合の構成について説明する。
図11は、本実施形態にかかるインクジェットプリンター1B(以下、プリンター1Bともいう)の構成を示す斜視図であり、図12は、インクジェットプリンター1Bにおける用紙S4の搬送状態を示す斜視図である。
図11に示すように、プリンター1Bは、排紙部100Aを備え、排紙部100Aには、第4支持部114が形成されている。なお、第4支持部114は、第1実施形態にかかる排紙部100に第4支持部114を追加した形態である。従って、第4支持部114以外の構成は、第1実施形態の構成と同様なので説明を省略する。
第4支持部114は、搬送される用紙S4の幅方向の両端部以外の部分に接触するものである。第4支持部114は、一方側支持部110に対して+X方向であり、用紙S4の幅方向寸法の範囲内に配置されている。第4支持部114は、基部101に対して+Z方向に凸状を成している。Z軸方向における第4支持部114の頂部114aの高さは、一方側支持部110の頂部110aの高さとほぼ同じである。
また、第4支持部114の+Y方向側の端部は、一方側支持部110の+Y方向端部に対して-Y方向側に位置している。
そして、図12に示すように、用紙S4を搬送させた際、排紙口16から排出された用紙S4は第4支持部114に接触する。すなわち、搬送される用紙S4の一部が第4支持部に114に支持される。これにより、用紙S4は-Z方向側に凸になる状態になりにくく、第4支持部114を基点として用紙S4が容易に折れ曲がりやすい。すなわち、搬送される用紙S4は、排紙部100Aの+Y方向端部で用紙S4の搬送方向下流側が下方に垂れ下がった状態で搬送される。そして、用紙S4は用紙捕集部4に捕集される。
なお、第4支持部114が無い場合は、搬送される用紙S4の一方端部が一方側支持部110に支持された状態で搬送されるため、用紙幅方向の寸法が短いため、用紙幅方向と交差する方向の剛性が相対的に高くなりやすく、用紙S4が鉛直下方に折れ曲がることなく搬送される虞がある。この場合、排紙口16から排出された用紙S4は空気抵抗によって用紙捕集部4を越えて排出されてしまうおそれがある。しかしながら、第4支持部114で用紙S4を支持することで容易に用紙S4が折り曲がり、用紙S4は用紙捕集部4側に落下する。
以上、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
搬送される用紙S4は第4支持部114によって支持させることで、容易に折れ曲がらせて、用紙S4を下方に落下させることができる。これにより、用紙捕集部4で容易に用紙S4を捕集することができる。
また、第2実施形態に示したスタッカー200が無い場合であっても、用紙S4を用紙捕集部4内で捕集することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、上述した実施形態に種々の変更や改良等を加えることが可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)第1実施形態の第2支持部112では、幅方向に沿うX軸を回動中心にして第2支持部112を回動することにより、第1状態と第2状態とに変更させたが、これに限定されない。図13A及び図13Bは本変形例にかかる排紙部100B,100Cの構成を示す斜視図である。
図13Aに示すように、排紙部100Bでは、第1支持部111または他の支持部115を基部101と別個に形成する。そして、第1支持部111または他の支持部115を用紙S2に対応する位置に向けて+X方向に移動させる。用紙S2に対応する位置に移動された第1支持部111または他の支持部115は、第2支持部として機能する。すなわち、第1支持部111または他の支持部115をX軸方向に移動させることで、第1状態と第2状態とに変更させてもよい。このようにすれば、第2支持部112を省略でき、排紙部100Bの構成を簡略化させることができる。
また、図13Bに示すように、排紙部100Cでは、第3支持部113を基部101と別個に形成する。そして、第3支持部113を用紙S2に対応する位置に向けて-X方向に移動させる。用紙S2に対応する位置に移動された第3支持部113は、第2支持部として機能する。すなわち、第3支持部113をX軸方向に移動させることで、第1状態と第2状態とに変更させてもよい。このようにしても、第2支持部112を省略でき、排紙部100Cの構成を簡略化させることができる。
(変形例2)第1実施形態の第2支持部112では、幅方向に沿うX軸を回動中心にして第2支持部112を回動することにより、第1状態と第2状態とに変更させたが、これに限定されない。図14は本変形例にかかる排紙部100Dの構成を示す斜視図である。
図14に示すように、排紙部100Dでは、第2支持部112を基部101と別個に形成する。そして、第2支持部112を基部101に対して着脱可能に構成する。第2支持部112を基部101に装着することにより第1状態となり、第2支持部112を基部101から取り外すことにより第2状態となる。このようにすれば、排紙部100Dの構成をより簡略化させることができる。
(変形例3)第1実施形態の第2支持部112では、幅方向に沿うX軸を回動中心にして第2支持部112を回動することにより、第1状態と第2状態とに変更させたが、これに限定されない。図15A及び図15Bは本変形例にかかる排紙部100E,100Fの構成を示す斜視図である。
図15Aに示すように、排紙部100Eでは、第1支持部111または他の支持部115を基部101と別個に形成する。第1支持部111または他の支持部115とY軸方向を軸方向とする軸部102とを接続する。第1支持部111または他の支持部115が軸部102を回動中心にして回動可能に構成する。そして、用紙S2に対応する位置に第1支持部111または他の支持部115を回転移動させる。用紙S2に対応する位置に回転移動された第1支持部111または他の支持部115は、第2支持部として機能する。すなわち、第1支持部111または他の支持部115を回転移動させることで、第1状態と第2状態とに変更させる。このようにすれば、第2支持部112の省略が可能となり、排紙部100Eの構成を簡略化させることができる。
また、図15Bに示すように、排紙部100Fでは、第3支持部113を基部101と別個に形成する。第3支持部113とY軸方向を軸方向とする軸部103とを接続する。第3支持部113が軸部103を回動中心にして回動可能に構成する。そして、用紙S2に対応する位置に第3支持部113を回転移動させる。用紙S2に対応する位置に回転移動された第3支持部113は、第2支持部として機能する。すなわち、第3支持部113を回転移動させることで、第1状態と第2状態とに変更させてもよい。このようにしても、第2支持部112の省略が可能となり、排紙部100Fの構成を簡略化させることができる。
(変形例4)第1実施形態の第2支持部112では、幅方向に沿うX軸を回動中心にして第2支持部112を回動することにより、第1状態と第2状態とに変更させたが、これに限定されない。図16は本変形例にかかる排紙部100Gの構成を示す斜視図である。
図16に示すように、第2支持部112は、Y軸方向を軸方向とする軸部104を備え、Y軸を回動中心にして第2支持部112を上方または下方に回動することにより、第1状態と第2状態とに変更させる。このようにしても、上記同様の効果を得ることができる。
(変形例5)第1実施形態の第2支持部112では、幅方向に沿うX軸を回動中心にして第2支持部112を回動することにより、第1状態と第2状態とに変更させたが、これに限定されない。図17は本変形例にかかる排紙部100Hの構成を示す斜視図である。
図17に示すように、第1支持部111と第2支持部112とを基部101とは別個に設けられた板部105上に形成する。板部105のX軸方向中央部には、Y軸方向を軸方向とする軸部106が設けられている。また、板部105の下方には板部105をX軸方向に移動可能な重し部107が設けられている。そして、重し部107をX軸方向に移動させると重心が移動し、軸部106を回動中心として、第1支持部111が上方に移動した場合は第2支持部112が下方に移動し、第1支持部111が下方に移動した場合は第2支持部112が上方に移動する。このように、第1支持部111及び第2支持部112を上下移動させることにより、第1状態と第2状態とに変更させてもよい。このようにしても、上記同様の効果を得ることができる。
(変形例6)第1実施形態の第2支持部112では、幅方向に沿うX軸を回動中心にして第2支持部112を回動することにより、第1状態と第2状態とに変更させたが、これに限定されない。図18は本変形例にかかる排紙部100Iの構成を示す斜視図である。
図18に示すように、第2支持部112は基部101とは別個に設けられている。第2支持部112は、複数の板状部から構成される。具体的には、第2支持部112は、第1板状部301と第2板状部302と第3板状部303とで構成される。そして、基部101上で、第1板状部301と第2板状部302と第3板状部303とを組み立てることにより第2支持部112が形成される。このように、第2支持部112を組み立てることにより、第1状態と第2状態とに変更させてもよい。このようにしても、上記同様の効果を得ることができる。
以下に、実施形態から導き出される内容を記載する。
インクジェットプリンターは、インクジェットヘッドと、前記インクジェットヘッドにより印刷された媒体が排出される排紙口と、前記排紙口から排紙される前記媒体を支持する排紙部と、を備え、前記排紙部は、前記媒体の幅方向における一方側の端部に接触する一方側支持部と、第1定型サイズの前記媒体の他方側端部に接触する第1支持部と、前記第1支持部に対して前記一方側支持部と逆側に位置し、前記第1支持部よりも鉛直上方に突出し、前記第1定型サイズよりも大きい第2定型サイズの前記媒体の他方側端部に接触する第1状態と前記第1状態よりも上端が鉛直下方に位置する第2状態とに変更される第2支持部と、前記第2支持部に対して前記一方側支持部と逆側に位置し、前記第1支持部よりも鉛直上方に突出し、前記第2定型サイズよりも大きい第3定型サイズの前記媒体の他方側端部に接触する第3支持部と、を有し、前記第2支持部が前記第2状態であるとき、前記幅方向において前記第3支持部と前記一方側支持部との間に、前記第1支持部以外に前記一方側支持部よりも鉛直上方で前記媒体を支持する部材が無く、かつ、前記一方側支持部以外に前記第1支持部よりも鉛直上方で前記媒体を支持する部材が無く、前記幅方向において前記第1状態における前記第2支持部と前記一方側支持部との間に、前記第2支持部以外に前記一方側支持部よりも鉛直上方で前記媒体を支持する部材が無く、かつ、前記一方側支持部以外に前記第1状態における前記第2支持部よりも鉛直上方で前記媒体を支持する部材が無いこと、を特徴とする。
この構成によれば、画像が形成された第1定型サイズの媒体が排紙される場合には、一方側支持部と第1支持部とにより媒体の両端部が上方に向いた状態で排紙される。すなわち、媒体の幅方向において、媒体の中央部が下方に凸状に湾曲した状態で排紙される。これにより、媒体の剛性が高まり、下方側に媒体を折れ曲がりにくくすることができる。
ここで、インクジェットヘッドによってインクが吐出され、画像が形成された媒体は、インクの水分によって膨潤して伸びやすくなる。この場合、媒体の幅方向端部よりも中央部の方が伸びる傾向にある。そして、画像が形成された媒体が排紙され、排紙口付近で下方向に折れ曲がり、折り曲がった状態で乾燥が進むと、折れ曲がった部分を基点として媒体の部分的な伸びの差分により、搬送方向上流側の媒体の端部が反り上がり、媒体の反り上がった部分がインクジェットヘッドと接触してインクの吐出不良や媒体の撓みによる搬送不良が発生するおそれがある。
そこで、上記実施形態では、一方側支持部と第1支持部とにより媒体の幅方向を上方に湾曲させることで、排紙口から排出された直後の媒体は下方に折れ曲がりにくくなり、ほぼ平坦な状態で媒体の姿勢が保持される。そして、媒体の姿勢が保持された状態の期間を利用して乾燥を進めることができる。媒体の姿勢が保持された状態で乾燥が進むと、媒体の一部に大きな歪が集中することがないため、媒体の端部の反り上がりを防止できる。これにより、媒体とインクジェットヘッドとの接触を防ぐことができ、吐出不良の発生や媒体の搬送不良の発生を防止することができる。
また、第1定型サイズよりも大きい第2定型サイズの媒体が排紙される場合には、一方側支持部と第1状態の第2支持部とにより媒体の幅方向両端部が上方に向いた状態で排紙される。これにより、媒体の剛性が高まり、下方側に媒体を折れにくくすることができる。
さらに、第2定型サイズよりも大きい第3定型サイズの媒体が排紙される場合には、一方側支持部と第3支持部とにより媒体の幅方向両端部が上方に向いた状態で排紙される。これにより、媒体の剛性が高まり、下方側に媒体を折れにくくすることができる。なお、第3定型サイズを支持する際、第2支持部は第2状態とする。これにより、第3定型サイズの媒体は第2支持部に支持されないため、媒体の両端部が上方に向いた状態で排紙することができる。
上記インクジェットプリンターは、前記媒体の搬送経路において、前記排紙口より上流側で前記媒体を挟持するローラー対を備え、前記第1支持部、前記第1状態における前記第2支持部、及び前記第3支持部の前記上端は、最下流側の前記ローラー対のニップ点に対して、鉛直上方に位置することが好ましい。
この構成によれば、媒体の材質や形態等に関わらず、媒体の両端部を上方に向けた状態で媒体の姿勢を維持することができる。
上記インクジェットプリンターは、媒体の搬送経路において、前記排紙口と各前記支持部の前記上端とが離間することが好ましい。
この構成によれば、排紙口から排紙される媒体と排紙部との接触面積が低減される。すなわち、インクが吐出された湿潤状態の媒体と排紙部との接触面積が低減されるため、摺接負荷を低減することができる。また、摺接負荷の低減に伴って媒体の搬送不良の発生を防止することができる。
上記インクジェットプリンターでは、前記排紙部より装置前方に延在し、前記媒体を積載可能なスタッカーが取り付け可能であり、前記媒体が前記スタッカーに積載されたとき、前記媒体は、前記排紙部が有する各前記支持部に接触しないことが好ましい。
この構成によれば、排紙口から排出される媒体はほぼ平坦な状態でスタッカーに載置される。これにより、媒体の反り上がり等を防止できる。上記構成は、A4サイズの媒体等の単票紙を搬送させる場合に特に有効である。スタッカーによって画像形成された複数の媒体を載積することが可能となり、ユーザーの利便性を高めることができる。
また、媒体がスタッカーに積載されたとき、媒体は、排紙部が有する支持部に接触しない構造であるため、搬送された媒体の上流側端部の浮きを防止できる。すなわち、媒体がスタッカーに積載されたとき、媒体が排紙部の支持部に接触する構造であった場合、支持部で媒体を支持することになり、媒体の上流側端部の浮きが発生してしまう。媒体の上流側端部の浮きが発生すると、浮きが発生した媒体の上流側端部と次に搬送される媒体の下流側とが接触して搬送不良を起こしてしまう。このため、上記実施形態では、媒体の搬送不具合の発生を抑制することができる。
1,1A,1B…インクジェットプリンター(プリンター)、16…排紙口、20…記録部、21…インクジェットヘッド(ヘッド)、40…搬送部、41…第1搬送ローラー対、42…第2搬送ローラー対、43…第3搬送ローラー対、44…第4搬送ローラー対、100,100A,100B,100C,100D,100E,100F,100G,100H,100I…排紙部、101…基部、110…一方側支持部、110a…頂部(上端)、111…第1支持部、111a…頂部(上端)、112…第2支持部、112a…頂部(上端)、113…第3支持部、113a…頂部(上端)、114…第4支持部、114a…頂部(上端)、200…スタッカー、S,S1,S2,S3,S4…用紙、N…ニップ点。

Claims (7)

  1. インクジェットヘッドと、
    前記インクジェットヘッドにより印刷された媒体が排出される排紙口と、
    前記排紙口から排紙される前記媒体を支持する排紙部と、を備え、
    前記排紙部は、
    板状の基部と、
    前記基部に設けられ、前記媒体の幅方向における一方側の端部に接触する一方側支持部
    と、
    前記基部に設けられ、第1定型サイズの前記媒体の他方側端部に接触する第1支持部と

    前記基部に設けられ、前記媒体の幅方向において前記第1支持部に対して前記一方側支
    持部と逆側に位置し、前記媒体の幅方向における前記一方側支持部の側から前記第1支持
    部の側に向かうにつれて徐々に鉛直上方に向かって高くなるように形成されるとともに上
    端が前記第1支持部よりも鉛直上方に突出し、前記第1定型サイズよりも大きい第2定型
    サイズの前記媒体の他方側端部に接触する第1状態と前記第1状態よりも上端が鉛直下方
    に位置する第2状態とに変更される第2支持部と、
    前記基部に設けられ、前記媒体の幅方向において前記第2支持部に対して前記一方側支
    持部と逆側に位置し、前記媒体の幅方向における前記一方側支持部の側から前記第2支持
    部の側に向かうにつれて徐々に鉛直上方に向かって高くなるように形成されるとともに上
    端が前記第1支持部よりも鉛直上方に突出し、前記第2定型サイズよりも大きい第3定型
    サイズの前記媒体の他方側端部に接触する第3支持部と、を有し、
    前記媒体の幅方向において前記第1支持部と前記一方側支持部との間であって前記第1
    支持部と前記一方側支持部とを含まない区間に、前記一方側支持部よりも鉛直上方で前記
    媒体を支持する部材が無く、かつ、前記第1支持部よりも鉛直上方で前記媒体を支持する
    部材が無く、
    前記第2支持部が前記第2状態であるとき、前記媒体の幅方向において前記第3支持部
    と前記一方側支持部との間であって前記第3支持部と前記一方側支持部とを含まない区間
    に、前記一方側支持部よりも鉛直上方で前記媒体を支持する部材が無く、かつ、前記第1
    支持部よりも鉛直上方で前記媒体を支持する部材が無く、かつ、前記第3支持部よりも鉛
    直上方で前記媒体を支持する部材が無く、
    前記第2支持部が前記第1状態であるとき、前記媒体の幅方向において前記第2支持部
    と前記一方側支持部との間であって前記第2支持部と前記一方側支持部とを含まない区間
    に、前記一方側支持部よりも鉛直上方で前記媒体を支持する部材が無く、かつ、前記第2
    支持部よりも鉛直上方で前記媒体を支持する部材が無いこと、を特徴とするインクジェッ
    トプリンター。
  2. インクジェットヘッドと、
    前記インクジェットヘッドにより印刷された媒体が排出される排紙口と、
    前記排紙口から排紙される前記媒体を支持する排紙部と、を備え、
    前記排紙部は、
    板状の基部と、
    前記基部に設けられ、前記媒体の幅方向における一方側の端部に接触する一方側支持部
    と、
    前記基部に設けられ、第1定型サイズの前記媒体の他方側端部に接触する位置に配置さ
    れた第1支持部と、
    前記基部に設けられ、前記媒体の幅方向において前記第1支持部に対して前記一方側支
    持部と逆側に位置し、前記媒体の幅方向における前記一方側支持部の側から前記第1支持
    部の側に向かうにつれて徐々に鉛直上方に向かって高くなるように形成されるとともに上
    端が前記第1支持部よりも鉛直上方に突出し、前記第1定型サイズよりも大きい第3定型
    サイズの前記媒体の他方側端部に接触する位置に配置された第3支持部と、を有し、
    前記媒体の幅方向において前記第1支持部と前記一方側支持部との間であって前記第1
    支持部と前記一方側支持部とを含まない区間に、前記一方側支持部よりも鉛直上方で前記
    媒体を支持する部材が無く、かつ、前記第1支持部よりも鉛直上方で前記媒体を支持する
    部材が無く、
    前記媒体の幅方向において前記第3支持部と前記一方側支持部との間であって前記第3
    支持部と前記一方側支持部とを含まない区間に、前記一方側支持部よりも鉛直上方で前記
    媒体を支持する部材が無く、かつ、前記第1支持部よりも鉛直上方で前記媒体を支持する
    部材が無く、かつ、前記第3支持部よりも鉛直上方で前記媒体を支持する部材が無く、
    前記第1支持部および前記第3支持部の少なくとも一方の配置位置は、前記媒体の幅方
    向において、前記第1定型サイズよりも大きく前記第3定型サイズよりも小さい第2定型
    サイズの前記媒体の他方側端部に接触する位置に移動可能であること、を特徴とするイン
    クジェットプリンター。
  3. 請求項1または請求項2に記載のインクジェットプリンターにおいて、
    前記排紙部が、
    前記基部に設けられ、前記媒体の幅方向において前記第1支持部と前記一方側支持部と
    の間に位置し、鉛直方向における頂部の高さが前記第1支持部の頂部の高さよりも低く形
    成されている他の支持部を有することを特徴とするインクジェットプリンター。
  4. 請求項1に記載のインクジェットプリンターにおいて、
    前記媒体の搬送経路において、前記排紙口より上流側で前記媒体を挟持するローラー対
    を備え、
    前記第1支持部の上端、前記第1状態における前記第2支持部の上端、及び前記第3支
    持部の上端は、最下流側の前記ローラー対のニップ点に対して、鉛直上方に位置すること
    を特徴とするインクジェットプリンター。
  5. 請求項2に記載のインクジェットプリンターにおいて、
    前記媒体の搬送経路において、前記排紙口より上流側で前記媒体を挟持するローラー対
    を備え、
    前記第1支持部の上端、及び前記第3支持部の上端は、最下流側の前記ローラー対のニ
    ップ点に対して、鉛直上方に位置することを特徴とするインクジェットプリンター。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のインクジェットプリンターにおいて、
    前記媒体の搬送経路において、前記排紙口と各前記支持部の上端とが離間することを特
    徴とするインクジェットプリンター。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のインクジェットプリンターにおいて、
    前記排紙部より装置前方に延在し、前記媒体を積載可能なスタッカーが取り付け可能で
    あり、
    前記媒体が前記スタッカーに積載されたとき、前記媒体は、前記排紙部が有する各前記
    支持部に接触しないことを特徴とするインクジェットプリンター。
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