JP2023124831A - 画像記録装置 - Google Patents

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光 田村
Hikari Tamura
憲吾 野田
Kengo Noda
学郎 金澤
Gakuro Kanazawa
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【課題】2つのトレイに対してサイドガイドを設けた場合に生じ得る種々の問題を抑制する。【解決手段】プリンタ1は、2つの給紙トレイ10,20を備えている。2つの給紙トレイ10,20は、それぞれ、用紙Pの左右方向D2の端と接触可能なサイドガイド18,28を含む。サイドガイド18,28は、前後方向D1の長さL18,L28、厚み(左右方向D2の長さ)、及び、上下方向D3の長さH18,H28が互いに異なる。【選択図】図2

Description

本発明は、2つのトレイを備えた画像記録装置に関する。
特許文献1には、第1給紙トレイ(第1トレイ)及び第2給紙トレイ(第2トレイ)を備えたプリンタ(画像記録装置)が示されている。各給紙トレイに支持された用紙は、給送部(給送機構)によって記録部へと給送される。
特許文献2には、プリンタ部(画像記録装置)の給紙トレイに、一対の側板(側壁)と、一対の側板の内側に配置されたサイドガイドとが設けられた構成が示されている。
特開2021-054614号公報(図2) 特開2021-038096号公報(図3)
第1トレイと第2トレイとで支持可能なシート状媒体の長さが互いに異なる等、第1トレイと第2トレイとで支持するシート状媒体の態様が互いに異なる構成としたときに、第1トレイ及び第2トレイに対するサイドガイドの設け方によっては、種々の問題が生じ得る。
本発明の目的は、2つのトレイに対してサイドガイドを設けた場合に生じ得る種々の問題を抑制することができる画像記録装置を提供することにある。
本発明の第1観点によると、支持面を有するトレイと、前記支持面に支持されたシート状媒体を前記支持面に沿った第1方向に給送可能な給送機構と、前記給送機構によって給送されるシート状媒体に画像を記録する記録部と、を備え、前記トレイは、前記支持面に支持されたシート状媒体を前記第1方向と直交しかつ前記支持面に沿った第2方向に挟む一対の側壁と、前記一対の側壁の内側に配置されたサイドガイドであって、前記支持面に支持されたシート状媒体の前記第2方向の端と接触可能なサイドガイドと、を含み、前記トレイは、第1トレイ及び第2トレイを含み、前記第1トレイ及び前記第2トレイにおいて、前記サイドガイドの前記第1方向の長さが互いに異なることを特徴とする画像記録装置が提供される。
本発明の第2観点によると、支持面を有するトレイと、前記支持面に支持されたシート状媒体を前記支持面に沿った第1方向に給送可能な給送機構と、前記給送機構によって給送されるシート状媒体に画像を記録する記録部と、を備え、前記トレイは、前記支持面に支持されたシート状媒体を前記第1方向と直交しかつ前記支持面に沿った第2方向に挟む一対の側壁と、前記一対の側壁の内側に配置されたサイドガイドであって、前記支持面に支持されたシート状媒体の前記第2方向の端と接触可能なサイドガイドと、を含み、前記トレイは、第1トレイ及び第2トレイを含み、前記第1トレイは、複数のシート状媒体を積層した状態で支持可能であり、前記第2トレイは、シート状媒体がロール状に巻回されたロール体を支持可能であり、前記第1トレイの前記サイドガイドと、前記第2トレイの前記サイドガイドとは、前記第1方向の長さ、前記第2方向の長さ、及び、前記支持面と直交する第3方向の長さの少なくともいずれかが互いに異なることを特徴とする画像記録装置が提供される。
本発明の第1観点によれば、第1トレイと第2トレイとでサイドガイドの第1方向の長さを互いに異ならせたことで、第1トレイと第2トレイとで支持するシート状媒体の態様(シート状媒体の第1方向の長さが等)が互いに異なる構成としたときに、サイドガイドのガイド機能が低下する等の種々の問題が生じるのを抑制することができる。
本発明の第2観点によれば、第1トレイと第2トレイとでサイドガイドの第1方向の長さ、第2方向の長さ及び第3方向の長さの少なくともいずれかを互いに異ならせたことで、第1トレイと第2トレイとで支持するシート状媒体の態様(カット紙、ロール紙等)が互いに異なる構成としたときに、サイドガイドのガイド機能が低下する等の種々の問題が生じるのを抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係るプリンタの斜視図である。 図1のプリンタの内部構造を示す概略側面図である。 図1のプリンタにおいて各給紙トレイ内に最大数のカット紙が収容された状態を示す図2に対応する概略側面図である。 図1のプリンタに含まれる上側の給紙トレイを示す斜視図である。 図4の給紙トレイにおいてサイドガイドを被覆位置に配置した状態を示す斜視図である。 図5の被覆位置に配置されたサイドガイドを示す断面図である。 図1のプリンタに含まれる下側の給紙トレイが装着位置にある状態を示す概略側面図である。 図7の給紙トレイが装着位置から引出位置に移動し、アーム及びローラが退避位置に移動した状態を示す概略側面図である。 本発明の第2実施形態に係るプリンタを示す正面図である。 図3の給紙トレイ10を拡張状態の拡張給紙トレイ10Lに変形した状態のプリンタの概略側面図である。 図10の拡張給紙トレイ10Lの平面図である。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態に係るプリンタ1(画像記録装置)は、図1に示すように、筐体1aと、筐体1aに対して着脱可能な給紙トレイ10,20と、排紙トレイ30とを備えている。給紙トレイ10が本発明の「第1トレイ」に該当し、給紙トレイ20が本発明の「第2トレイ」に該当する。
給紙トレイ10,20は、上方に開口した箱形状を有し、筐体1aに対して前後方向D1(第1方向)に移動可能である。給紙トレイ10,20は、筐体1aに対して前方(前後方向D1の上流側)に移動されることで筐体1aから引き出され、筐体1aに対して後方(前後方向D1の下流側)に移動されることで筐体1aに装着される。給紙トレイ10,20は、筐体1aに装着される装着位置(図1参照)と、装着位置よりも前方(前後方向D1の上流側)の引出位置(図示略)とを取り得る。給紙トレイ10,20が装着位置にあるとき、給紙トレイ20は、給紙トレイ10と上下方向D3(第3方向)に重なり、給紙トレイ10の下方に配置されている。
給紙トレイ10,20及び排紙トレイ30の幅(左右方向D2(第2方向)の長さ)は、互いに略同じである。給紙トレイ20の高さ(上下方向D3の長さ)H20は、給紙トレイ10の高さH10よりも大きい。
給紙トレイ20の把持部82の幅(左右方向D2の長さ)W82は、給紙トレイ10の把持部81の幅W81よりも大きい。把持部81,82は、本実施形態では給紙トレイ10,20の前面に形成された凹部で構成され、給紙トレイ10,20を筐体1aに対して移動させるときにユーザにより把持される。図2に示すように、把持部82の奥行(前後方向D1の長さ)L82は、把持部81の奥行L81よりも長い。把持部82の深さ(上下方向D3の長さ)H82は、把持部81の深さH81よりも長い。
プリンタ1は、さらに、図2及び図3に示すように、搬送機構3と、ヘッド5と、制御部100とを備えている。搬送機構3のうち後述のローラ51,52を除く要素と、ヘッド5と、制御部100とは、筐体1aに支持されている。
搬送機構3は、給紙トレイ10,20から選択的に用紙Pを搬送するように構成されており、ローラ51,52と、ローラ13,23及びアーム14,24と、ローラ対3a~3cと、分離部材71,72と、一対のガイド部材80と、上記各ローラを駆動するための搬送モータ(図示略)とを含む。給紙トレイ10,20内の用紙Pは、いずれも、搬送機構3により、一対のガイド部材80の間を通り、ヘッド5の下方を通って排紙トレイ30へと向かう、搬送経路Tに沿って搬送される。
搬送機構3のうち、ローラ13及びアーム14は、給紙トレイ10に収容される用紙Pを給送可能な給送機構41を構成する。搬送機構3のうち、ローラ51,52、ローラ23及びアーム24は、給紙トレイ20に収容される用紙Pを給送可能な給送機構42を構成する。
なお、用紙Pは、後述するロール紙Rから巻き解かれた用紙P、及び、カット紙Pcを総称したものであり、本発明の「シート状媒体」に該当する。カット紙Pcは、ロール紙Rを構成する用紙Pよりも搬送経路Tに沿った長さが短い用紙Pをいう。
給紙トレイ10は、複数のカット紙Pc(図3参照)を上下方向D3に積層した状態で収容可能なカット紙収容部12を含む。カット紙収容部12に収容されるカット紙Pcは、給紙トレイ10の底板19に沿って配置された支持板61の上面に支持される。即ち、支持板61の上面は、用紙Pを支持する支持面61aに該当する。
ローラ13(本発明の「第1ローラ」に該当する。)は、アーム14(本発明の「第1アーム」に該当する。)の一端14aに支持されており、左右方向D2に沿った軸13xを中心として回転可能である。アーム14の他端14bは、左右方向D2に沿った軸14xを介して、筐体1a(図1参照)に支持されている。アーム14は、他端14bを支点として、軸14xを中心として回動可能である(図2及び図3参照)。
給紙トレイ10が筐体1aに装着された状態において、カット紙収容部12にカット紙Pcが収容されていないとき、ローラ13は、支持面61aに接触する(図2参照)。給紙トレイ10が筐体1aに装着された状態において、カット紙収容部12にカット紙Pcが収容されているとき、ローラ13は、カット紙収容部12に収容されたカット紙Pcのうち最上層のカット紙と接触する(図3参照)。このとき、制御部100の制御により搬送モータが駆動し、ローラ13が回転することで、カット紙Pcが前後方向D1の前(上流側)から後(下流側)に向けて給送される。
給紙トレイ10からローラ13により給送されたカット紙Pcは、分離部材71と接触し、分離部材71に沿って移動して、一対のガイド部材80の間へと案内される。
分離部材71は、ローラ13に対して後方(前後方向D1の下流側)に配置されている。分離部材71は、前後方向D1及び上下方向D3の双方と交差する斜め方向D4に延びている。換言すると、分離部材71は、後方に向かうにつれて上方に位置するように傾斜している。分離部材71における搬送経路Tを画定する表面には、搬送経路Tに沿って繰り返す細かい凹凸が形成されている。当該凹凸により、重送(複数のカット紙Pcが重なった状態で搬送される現象)が抑制される。即ち、分離部材71は、ローラ13と接触するカット紙Pcとそれ以外のカット紙Pcとを分離する機能を有する。
給紙トレイ20は、ロール紙R(図2参照)を収容可能なロール紙収容部21と、複数のカット紙Pc(図3参照)を上下方向D3に積層した状態で収容可能なカット紙収容部22とを含む。カット紙収容部22が本発明の「第1収容部」に該当し、ロール紙収容部21が本発明の「第2収容部」に該当する。カット紙収容部22に収容されるカット紙Pcは、給紙トレイ20の底板29に沿って配置された支持板62の上面に支持される。即ち、支持板62の上面は、用紙Pを支持する支持面62aに該当する。
給紙トレイ20において、ロール紙Rを使用する場合はカット紙収容部22からカット紙Pcが取り除かれ(図2参照)、カット紙Pcを使用する場合はロール紙収容部21からロール紙Rが取り除かれる(図3参照)。カット紙収容部22は、ロール紙収容部21の後方の空間である。
カット紙収容部22に収容可能なカット紙Pcの枚数は、カット紙収容部12に収容可能なカット紙Pcの枚数よりも多い。また、カット紙収容部12の支持面61aの前後方向D1の長さL61は、カット紙収容部22の支持面62aの前後方向D1の長さL62よりも長い(図3参照)。即ち、カット紙収容部12に収容可能なカット紙Pcの前後方向D1の長さは、カット紙収容部22に収容可能なカット紙Pcの前後方向D1の長さよりも長い。例えば、長辺と短辺とを有するカット紙Pcを、カット紙収容部12に収容する際には長辺が前後方向D1と平行になるように縦置き状態で収容し、カット紙収容部22に収容する際には短辺が前後方向D1と平行になるように横置き状態で収容する。カット紙Pcをカット紙収容部12に収容する際には横置き状態で収容してもよい。カット紙Pcのサイズの例として、A4サイズまたはレターサイズが挙げられる。給紙トレイ10は、図4に示されるように、前後方向D1に延設されるリアガイドレールRGRと、リアガイドレールRGRに沿って前後方向に移動可能なリアガイドRGとを含む。リアガイドレールRGRに沿ってリアガイドRGを移動させ、リアガイドRGをカット紙Pcの前端に当接させてカット紙Pcを前後方向D1において位置決めできる。
ローラ23(本発明の「第2ローラ」に該当する。)は、アーム24(本発明の「第2アーム」に該当する。)の一端24aに支持されており、左右方向D2に沿った軸23xを中心として回転可能である。アーム24の他端24bは、左右方向D2に沿った軸24xを介して、筐体1a(図1参照)に支持されている。アーム24は、他端24bと支点として、軸24xを中心として回動可能である(図2及び図3参照)。
ここで、アーム24の長さ(他端24bから一端24aまでの長さ)は、アーム14の長さ(他端14bから一端14aまでの長さ)よりも長く、アーム24の他端24bからローラ23が用紙Pと接触する位置までの長さA2は、アーム14の他端14bからローラ13が用紙Pと接触する位置までの長さA1よりも長い(図2参照)。
給紙トレイ20が筐体1aに装着された状態において、カット紙収容部22にカット紙Pcが収容されていないとき、ローラ23は、支持面62aに接触する(図2参照)。給紙トレイ20が筐体1aに装着された状態において、カット紙収容部22にカット紙Pcが収容されているとき、ローラ23は、カット紙収容部22に収容されたカット紙Pcのうち最上層のカット紙と接触する(図3参照)。このとき、制御部100の制御により搬送モータが駆動し、ローラ23が回転することで、カット紙Pcが前後方向D1の前(上流側)から後(下流側)に向けて給送される。
ロール紙Rは、円筒状の芯部材Rcの外周面に長尺の用紙Pがロール状に巻回されたものであり、本発明の「ロール体」に該当する。ロール紙Rは、その回転軸Rx(芯部材Rcの中心軸)が左右方向D2に沿った状態で、ロール紙収容部21に収容される。
ロール紙収容部21の底部に、ローラ51,52が配置されている。ローラ51,52は、左右方向D2に沿った軸を中心として回転可能である。ロール紙Rは、ロール紙収容部21に収容されたとき、その下側部分の外周面がローラ51,52に支持される。ロール紙Rをセットする際には、ロール紙Rを手動で図2の矢印方向Qに回転させ、ロール紙Rから用紙Pを巻き解く。そして用紙Pを支持板61の下面と底板29の上面との隙間に通し、用紙Pの先端をローラ23とコロ25との間に挟持させる。この状態で、制御部100の制御により搬送モータが駆動し、ローラ51,52,23が回転することで、ロール紙Rから巻き解かれた用紙Pが前後方向D1の前(上流側)から後(下流側)に向けて給送される。
給紙トレイ20からローラ23により給送された用紙P(ロール紙収容部21に収容されたロール紙Rから巻き解かれた用紙P、又は、カット紙収容部22に収容されたカット紙Pc)は、分離部材72と接触し、分離部材72に沿って移動して、ローラ対3aへと案内される。
分離部材72は、ローラ23に対して後方(前後方向D1の下流側)に配置されている。分離部材72は、分離部材71と同様、斜め方向D4に延びている。換言すると、分離部材72は、後方に向かうにつれて上方に位置するように傾斜している。分離部材72における搬送経路Tを画定する表面には、搬送経路Tに沿って繰り返す細かい凹凸が形成されている。当該凹凸により、重送(複数のカット紙Pcが重なった状態で搬送される現象)が抑制される。即ち、分離部材72は、ローラ23と接触するカット紙Pcとそれ以外のカット紙Pcとを分離する機能を有する。
分離部材72の斜め方向D4の長さL72は、分離部材71の斜め方向D4の長さL71よりも長い(図2参照)。
ヘッド5(本発明の「記録部」に該当する。)は、下面に形成された複数のノズル(図示略)と、ドライバICとを含む。搬送機構3によって搬送された用紙Pがヘッド5の下面と対向する位置を通過するときに、制御部100の制御によりドライバICが駆動されることで、ノズルからインクが吐出され、用紙Pにインクが着弾し、用紙Pに画像が記録される。なお、ヘッド5は、位置が固定された状態でノズルからインクを吐出するライン式、及び、左右方向D2に移動しつつノズルからインクを吐出するシリアル式のいずれでもよい。
制御部100は、内部バス(図示略)を介して、搬送モータ及びドライバICと接続されている。制御部100は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を有する。ROMには、CPUが各種制御を行うためのプログラムやデータが格納されている。RAMは、CPUがプログラムを実行する際に用いるデータを一時的に記憶する。
給紙トレイ10は、図4及び図5に示すように、上述した底板19及び支持板61の他、一対の側壁17と、一対のサイドガイド18とを有する。
一対の側壁17は、それぞれ給紙トレイ10の左右の側面を構成する板状の部材からなり、左右方向D2に互いに離隔している。一対の側壁17は、用紙P(支持面61aに支持されたカット紙Pc)を左右方向D2に挟む。
一対のサイドガイド18は、一対の側壁17の内側に配置されており、用紙P(支持面61aに支持されたカット紙Pc)の左右方向D2の端と接触可能である。一対のサイドガイド18は、それぞれ側壁17と平行に配置された板状の部材からなり、左右方向D2に互いに離隔している。各サイドガイド18は、左右方向D2に移動可能である。ユーザは、用紙Pの左右方向D2の長さに応じてサイドガイド18の左右方向D2の位置を調整できる。
給紙トレイ20も、給紙トレイ10と同様、一対の側壁27と、一対のサイドガイド28とを有する。図2に、一対の側壁27の一方と、一対のサイドガイド28の一方とが示されている。
一対の側壁27は、一対の側壁17(図4及び図5参照)と略同様の構成であり、それぞれ給紙トレイ20の左右の側面を構成する板状の部材からなり、左右方向D2に互いに離隔している。一対の側壁27は、用紙P(ロール紙Rから巻き解かれた用紙P、又は、支持面62aに支持されたカット紙Pc)を左右方向D2に挟む。
一対のサイドガイド28は、一対のサイドガイド18(図4及び図5参照)と略同様の構成であり、一対の側壁27の内側に配置されており、用紙P(ロール紙Rから巻き解かれた用紙P、又は、支持面62aに支持されたカット紙Pc)の左右方向D2の端と接触可能である。一対のサイドガイド28は、それぞれ側壁27と平行に配置された板状の部材からなり、左右方向D2に互いに離隔している。各サイドガイド28は、左右方向D1に移動可能である。ユーザは、用紙Pの左右方向D2の長さに応じてサイドガイド28の左右方向D1の位置を調整できる。
サイドガイド18,28は、前後方向D1、左右方向D2及び上下方向D3の各方向の長さが互いに異なる。
サイドガイド18の前後方向D1の長さL18は、サイドガイド28の前後方向D1の長さL28よりも長い(図2参照)。例えば、L18=略92mm、L28=略87mmであり、長さの差が5mm以上であってよい。
サイドガイド18の厚み(左右方向D2の長さ)T18(図4参照)は、サイドガイド28の厚みT28よりも大きい。例えば、T18=略8.3mm、T28=略8.15mmであり、厚みの差が0.15mm以上であってよい。
サイドガイド18の上下方向D3の長さH18は、サイドガイド28の上下方向D3の長さH28よりも短い(図2参照)。
サイドガイド18,28は、前後方向D1の位置が互いに異なる。サイドガイド18の前後方向D1の中心は、サイドガイド28の前後方向D1の中心と前後方向D1に一致しておらず、サイドガイド28の前後方向D1の中心よりも後方にある。
サイドガイド18の前後方向D1の配置領域には、後述する退避機構91のスライド部材911が含まれる。一方、サイドガイド28の前後方向D1の配置領域には、後述する退避機構92の回転部材922が含まれない。
給紙トレイ10,20に対し、退避機構91,92が設けられている(図2参照)。退避機構91,92は、給紙トレイ10,20の装着位置から引出位置への移動と連動して、アーム14,24及びローラ13,23を退避位置(給紙トレイ10,20の移動を妨げない位置)に移動させるための機構である。
退避機構91(本発明の「第1退避機構」に該当する。)は、図4及び図5に示すように、給紙トレイ10に対して設けられており、アーム14に取り付けられたスライド部材911と、左方の側壁17に形成された凹部17xと、左方のサイドガイド18に形成された凹部18xとを含む。スライド部材911は、図4及び図5に示すように、アーム14から左方に延びる連結部材910を介してアーム14と連結されている。
ここで、左方のサイドガイド18は、左右方向D2に移動することにより、上下方向D3において左方の側壁17を覆う被覆位置(図5参照)と、上下方向D3において左方の側壁17を覆わない非被覆位置(図4参照)とを取り得る。左方のサイドガイド18が被覆位置にあるとき、当該サイドガイド18の上壁が左方の側壁17の上方に位置する(図6参照)。このとき、左方の側壁17の凹部17xと左方のサイドガイド18の凹部18xとが上下方向D3に重なっている。
スライド部材911は、給紙トレイ10が装着位置にあり、左方のサイドガイド18が被覆位置にあるとき、図5に示すように、凹部17x,18x内に位置する。このときスライド部材911は、左方のサイドガイド18と若干の隙間を介して上下方向D3に対向している。
スライド部材911は、給紙トレイ10が装着位置にあり、左方のサイドガイド18が非被覆位置にあるとき、図4に示すように、凹部17x内に位置する。このときスライド部材911は、左方のサイドガイド18とは上下方向D3に対向せず、左方の側壁17と若干の隙間を介して上下方向D3に対向している。
スライド部材911は、左方のサイドガイド18が被覆位置に配置された状態で、給紙トレイ10が装着位置から引出位置に移動するとき、左方のサイドガイド18に支持されながら、当該サイドガイド18の表面(凹部18xの底面)に沿ってスライドする。給紙トレイ10が装着位置から引出位置に至る過程において、スライド部材911は、凹部18xを乗り越え、サイドガイド18の上面に至る。このスライド部材911の動作に伴ってアーム14が回動し、アーム14及びローラ13が退避位置に至る。
スライド部材911は、左方のサイドガイド18が非被覆位置に配置された状態で、給紙トレイ10が装着位置から引出位置に移動するとき、左方の側壁17に支持されながら、当該側壁17の表面(凹部17xの底面)に沿ってスライドする。給紙トレイ10が装着位置から引出位置に至る過程において、スライド部材911は、凹部17xを乗り越え、側壁17の上面に至る。このスライド部材911の動作に伴ってアーム14が回動し、アーム14及びローラ13が退避位置に至る。
給紙トレイ10が引出位置から装着位置に移動するときは、上述した給紙トレイ10が装着位置から引出位置に移動するときの動作と逆の動作となる。
退避機構92(本発明の「第2退避機構」に該当する。)は、図7及び図8に示すように、給紙トレイ20に対して設けられており、アーム24に取り付けられた回転部材922と、側壁27に形成された凹部27xとを含む。回転部材922は、アーム24から左右に延びる連結部材(図示略)を介してアーム24と連結されている。
スライド部材911がアーム14に対して左方に1つだけ設けられているのに対し、回転部材922はアーム24に対して左右に2つ設けられている。即ち、回転部材922の数(2つ)がスライド部材911の数(1つ)よりも多い。
回転部材922は、給紙トレイ20が装着位置にあるとき、図7に示すように、凹部27x内に位置する。このとき回転部材922は、側壁27と若干の隙間を介して上下方向D3に対向している。
回転部材922は、給紙トレイ20が装着位置から引出位置に移動するとき、側壁27に支持されながら、側壁27の表面(凹部27xの底面)に沿って回転する。給紙トレイ20が装着位置から引出位置に至る過程において、回転部材922は、凹部27xを乗り越え、図8に示すように、側壁27の上面に至る。この回転部材922の動作に伴ってアーム24が軸24xを中心として回動し、アーム24及びローラ23が退避位置に至る。
給紙トレイ20が引出位置から装着位置に移動するときは、上述した給紙トレイ20が装着位置から引出位置に移動するときの動作と逆の動作となる。
以上に述べたように、本実施形態によれば、給紙トレイ10,20において、サイドガイド18,28の前後方向D1の長さL18,L28が互いに異なる(図2参照)。これにより、給紙トレイ10,20で支持する用紙Pの態様(カット紙Pcの前後方向D1の長さ等)が互いに異なる構成としたときに、サイドガイド18,28のガイド機能が低下する等の種々の問題が生じるのを抑制することができる。
また本実施形態によれば、給紙トレイ10,20のサイドガイド18,28は、前後方向D1の長さL18,L28、厚み(左右方向D2の長さ)T18,T28、及び、上下方向D3の長さH18,H28の少なくともいずれか(本実施形態では全て)が互いに異なる(図2、図4等参照)。これにより、給紙トレイ10,20で支持する用紙Pの態様(カット紙Pc、ロール紙R等)が互いに異なる構成としたときに、サイドガイド18,28のガイド機能が低下する等の種々の問題が生じるのを抑制することができる。
給紙トレイ10の支持面61aは、給紙トレイ20の支持面62aよりも、前後方向D1の長さが長い(図3のL61>L62)。当該構成において、給紙トレイ10のサイドガイド18の前後方向D1の長さL18を、給紙トレイ10のサイドガイド28の前後方向D1の長さL28よりも長くしている(図2参照)。これにより、給紙トレイ10において、前後方向D1に長いサイドガイド18によって前後方向D1に長い用紙Pを適切にガイドすることができる。
給紙トレイ20は、カット紙収容部22だけでなく、ロール紙収容部21も含む。そのため、支持面62aの前後方向D1の長さが短くなり得る(図3参照)。したがってこの場合、給紙トレイ10の支持面61aが給紙トレイ20の支持面62aよりも前後方向D1の長さが長いという構成を、より実効的に実現することができる。
給送機構41,42がアーム14,24の回動を伴うアーム給送方式であり、アーム24の他端24bからローラ23が用紙Pと接触する位置までの長さA2がアーム14の他端14bからローラ13が用紙Pと接触する位置までの長さA1よりも長い(図2参照)。当該構成において、給紙トレイ10のサイドガイド18の前後方向D1の長さL18を、給紙トレイ10のサイドガイド28の前後方向D1の長さL28よりも長くしている。アーム14,24及びローラ13,23の存在によって給紙トレイ10,20の筐体1aに対する移動を円滑に行えなくなるという問題を抑制するため、本実施形態のように、退避機構91,92により、給紙トレイ10,20の装着位置から引出位置への移動と連動して、スライド部材911や回転部材922をサイドガイド18,28又は側壁17,27に支持させながらアーム14,24及びローラ13,23を退避位置に移動させることが考えられる。ただし、サイドガイド18,28は、側壁17,27よりも厚みが小さく強度が小さいことが一般であり、大きな荷重がかかると破損し得る。給紙トレイ20に対応するアーム24及びローラ23は上記長さA2が長い分、重量が大きくなり得るため、回転部材922をサイドガイド28に支持させず側壁27に支持させることが好ましい。本実施形態では、サイドガイド28を前後方向D1に短くしたことで、回転部材922をサイドガイド28ではなく側壁27に支持させるという構成を実効的に得ることができ、サイドガイド28の破損を抑制することができる。
アーム24の他端24bから一端24aまでの長さが、アーム14の他端14bから一端14aまでの長さよりも長い(図2参照)。長さA1,A2を異ならせるため、ローラ13,23の径を異ならせることが考えられる。しかしこの場合、ローラ13,23による搬送速度を互いに同じにするには、搬送モータとローラ13,23とを接続するギア列の構成や搬送モータの回転数を調整する必要があり、構成が複雑化し得る。この点、本実施形態では、長さA1,A2を異ならせるため、アーム14,24の長さを異ならせることで、上記のような構成の複雑化を抑制できる。
給紙トレイ10に対応するアーム14及びローラ13は長さA1が長い分、重量が小さくなり得るため、スライド部材911を比較的強度の小さいサイドガイド18に支持させる。一方、給紙トレイ20に対応するアーム24及びローラ23は長さA2が長い分、重量が大きくなり得るため、回転部材922を比較的強度の大きい側壁27に支持させ、さらに回転部材922を回転させることで側壁27への負荷を軽減する。これにより、アーム24及びローラ23の重量によって側壁27が破損することを抑制できる。
回転部材922の数(2つ)がスライド部材911の数(1つ)よりも多い。この場合、回転部材922の数を多くしたことで、側壁27への負荷をより一層軽減できる。したがって、アーム24及びローラ23の重量によって側壁27が破損することをより確実に抑制できる。
サイドガイド18の厚み(左右方向D2の長さ)T18(図4参照)は、サイドガイド28の厚みよりも大きい。この場合、サイドガイド18にスライド部材911を確実に支持させることができる。
スライド部材911は、サイドガイド18が被覆位置に配置された状態で、給紙トレイ10が引出位置と装着位置との間で移動するときに(即ち、装着位置から引出位置に移動するとき、及び、引出位置から装着位置に移動するときのそれぞれにおいて)、サイドガイド18に支持されながらサイドガイド18の表面に沿ってスライド可能である。このようにスライド部材911を側壁17ではなくサイドガイド18に支持させることで、スライド部材911との接触によって側壁17が摩耗するのを抑制できる。ひいては、側壁17の摩耗によって給紙トレイ10の筐体1aに対する移動時にアーム14が回動せず、当該移動を円滑に行えなくなるという問題を抑制することができる。
給紙トレイ20の高さ(上下方向D3の長さ)H20は、給紙トレイ10の高さH10よりも大きい。このため、給紙トレイ20の方が、給紙トレイ10よりもカット紙Pcの最大支持数が多く、重量が大きい構成となり得る。当該構成において、給紙トレイ20の把持部82の幅(左右方向D2の長さ)W82は給紙トレイ10の把持部81の幅W81よりも大きくし、把持部82の奥行(前後方向D1の長さ)L82を把持部81の奥行L81よりも長くし、把持部82の深さ(上下方向D3の長さ)H82を把持部81の深さH81よりも長くしている。このように把持部82のサイズを大きくしたことで、給紙トレイ20の操作(筐体1aに対する移動作業等)を容易に行うことができる。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態に係るプリンタ201は、図9に示すように、給紙トレイ20の把持部282の位置が右側にずれている。
給紙トレイ10の把持部81は、第1実施形態(図1参照)と同様、左右方向D2の中心位置が、当該給紙トレイ10の左右方向D2の中心位置O1と一致している。一方、給紙トレイ20の把持部282は、左右方向D2の中心位置が、当該給紙トレイ20の左右方向D2の中心位置O2と一致しておらず、中心位置O2に対して右側にある。
把持部282の左右方向D2の中心位置は、給紙トレイ20に収容されるロール紙Rやカット紙Pcの支持領域Aの左右方向D2の中心位置Oと一致している。例えば、給紙トレイ20に収容されるロール紙Rやカット紙Pcの左右方向D2の長さが給紙トレイ20の幅(左右方向D2の長さ)の略半分であり、給紙トレイ20の略右半分の領域に、支持領域Aを構成するロール紙収容部21や支持面62aが設けられる。或いは、ロール紙収容部21や支持面62aが給紙トレイ20の全幅に亘って設けられ、ロール紙収容部21や支持面62aの略右半分の領域が支持領域Aとして設定されてよい。この場合、支持領域Aの左右方向D2の中心位置Oは、給紙トレイ20の左右方向D2の中心位置O2と異なり、中心位置O2に対して右側にある。
以上に述べたように、本実施形態によれば、把持部282の左右方向D2の中心位置は、把持部81の左右方向D2の中心位置と異なる。把持部282の左右方向D2の中心位置は、給紙トレイ20の左右方向D2の中心位置O2に対し、支持領域Aの左右方向D2の中心位置Oに向かう方向にずれている。この場合、給紙トレイ20に支持される用紙Pの重心に応じた位置に把持部282を設けたことで、給紙トレイ20の操作(筐体1aに対する移動作業等)を容易に行うことができる。
<変形例>
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な設計変更が可能なものである。
第2実施形態(図9参照)において、把持部82の左右方向D2の中心位置は、給紙トレイ20の左右方向D2の中心位置O2に対し、支持領域Aの左右方向D2の中心位置Oに向かう方向にずれていればよく、中心位置Oと一致しなくてもよい。
第2実施形態(図9参照)において、給紙トレイ10の支持領域Aの左右方向D2の中心位置が、給紙トレイ10の左右方向D2の中心位置O1と異なる場合は、給紙トレイ10の把持部81の左右方向D2の中心位置を、中心位置O1に対し、支持領域Aの左右方向D2の中心位置に向かう方向にずらしてよい。
把持部は、上述の実施形態ではトレイの前壁に形成された凹部で構成されるが、ユーザが把持可能な部分であればよく、例えばトレイの前壁に取り付けられたコの字状のハンドルで構成されてもよい。
長さA1,A2(図2参照)を異ならせるため、ローラ13,23の径を異ならせてもよい。
第1ローラ及び第2ローラは、筐体に支持されることに限定されず、各トレイに支持されてもよい。分離部材も同様、筐体に支持されることに限定されず、各トレイに支持されてもよい。
第2方向に互いに離隔した一対のサイドガイドが設けられることに限定されず、1つのサイドガイドが設けられてもよい。
給送機構は、上述の実施形態ではアームの回動を伴うアーム給送方式であるが、これに限定されず、圧板昇降方式(シート状媒体を支持する圧板を付勢部材により上方に付勢し、シート状媒体の収容数に応じて圧板が昇降する方式)であってもよい。
給紙トレイ20が給紙トレイ10の上方に配置されてもよい。また、第1トレイ及び第2トレイは、第3方向に重なることに限定されず、例えば第1方向に重なってもよい。
シート状媒体は、紙に限定されず、布やプラスチックフィルムであってもよい。即ち、シート状媒体は、シート状である限り、任意の材料で構成されてよい。
記録部は、インク以外の液体(例えば、インク中の成分を凝集又は析出させる処理液等)を吐出してもよい。また、記録部は、液体吐出方式に限定されず、レーザー方式、熱転写方式等であってもよい。
給紙トレイ10を図10,11に示す拡張給紙トレイ10Lに変形してもよい。図5の給紙トレイ10の支持面61aに配置された操作部61bを給紙トレイ10の左右方向の左側に移動させると、給紙トレイ10のトレイ延長部61dの前後方向へ移動のロックが解除される。ロックを解除した状態で取手部61cを前方に引くとトレイ延長部61dが前後方向D1に引き出され、給紙トレイ10が拡張給紙トレイ10Lに変形する。ロック解除のための操作部61dの移動方向は一例であり、給紙トレイ10の左右方向の左側に限定されない。
拡張給紙トレイ10Lに変形する前の給紙トレイ10は小さいサイズのカット紙Pcを収容するように構成されており、大きいサイズのカット紙Pcは収容できない。拡張給紙トレイ10Lは、小さいサイズのカット紙Pcを横置き状態で収容するように構成されているだけでなく、大きいサイズのカット紙Pcを縦置き状態で収容するように構成されている。小さいサイズの例として、A4サイズまたはレターサイズが挙げられる。大きいサイズの例としては、A3サイズまたはリーガルサイズが挙げられる。
給紙トレイ10を拡張給紙トレイ10Lに変形するとリアガイドレールRGRが延長される。拡張給紙トレイ10Lにおいても、リアガイドレールRGRに沿ってリアガイドRGを移動させ、リアガイドRGを大きいサイズのカット紙Pcの前端に当接させて用紙Pを位置決めできる。
給紙トレイ20のカット紙収容部22には大きいサイズのカット紙Pcを収容することはできず、小さいサイズのカット紙Pcを横置き状態で収容することができる。
拡張給紙トレイ10Lが装着位置にある状態では、トレイ延長部61dはロール紙収容部21の上方に位置し、ロール紙収容部21の上方のスペースを利用して大きいサイズのカット紙Pcを収容できる。
拡張給紙トレイ10Lのカット紙収容部12の支持面61aの前後方向D1の長さL63は、カット紙収容部22の支持面62aの前後方向D1の長さL62とロール紙収容部21の前後方向D1の長さの合計よりも長い。
本発明は、プリンタに限定されず、ファクシミリ、コピー機、複合機等にも適用可能である。
1;201 プリンタ(画像記録装置)
1a 筐体
5 ヘッド(記録部)
10 給紙トレイ(第1トレイ)
13 ローラ(第1ローラ)
14 アーム(第1アーム)
17,27 側壁
18,28 サイドガイド
20 給紙トレイ(第2トレイ)
21 ロール紙収容部(第2収容部)
22 カット紙収容部(第1収容部)
23 ローラ(第2ローラ)
24 アーム(第2アーム)
41,42 給送機構
61a,62a 支持面
61b 操作部
61c 取手部
61d トレイ延長部
81,82;282 把持部
91 退避機構(第1退避機構)
911 スライド部材
92 退避機構(第2退避機構)
922 回転部材
D1 前後方向(第1方向)
D2 左右方向(第2方向)
D3 上下方向(第3方向)
A 支持領域
P 用紙(シート状媒体)
R ロール紙(ロール体)
RGR リアガイドレール
RG リアガイド

Claims (15)

  1. 支持面を有するトレイと、
    前記支持面に支持されたシート状媒体を前記支持面に沿った第1方向に給送可能な給送機構と、
    前記給送機構によって給送されるシート状媒体に画像を記録する記録部と、を備え、
    前記トレイは、
    前記支持面に支持されたシート状媒体を前記第1方向と直交しかつ前記支持面に沿った第2方向に挟む一対の側壁と、
    前記一対の側壁の内側に配置されたサイドガイドであって、前記支持面に支持されたシート状媒体の前記第2方向の端と接触可能なサイドガイドと、を含み、
    前記トレイは、第1トレイ及び第2トレイを含み、
    前記第1トレイ及び前記第2トレイにおいて、前記サイドガイドの前記第1方向の長さが互いに異なることを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記第1トレイの前記支持面は、前記第2トレイの前記支持面よりも、前記第1方向の長さが長く、
    前記第1トレイの前記サイドガイドの前記第1方向の長さは、前記第2トレイの前記サイドガイドの前記第1方向の長さよりも長いことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 前記第2トレイは、
    前記支持面を含む第1収容部と、
    シート状媒体がロール状に巻回されたロール体を収容可能な第2収容部と、を含むことを特徴とする請求項2に記載の画像記録装置。
  4. 前記給送機構は、
    一端と他端とを有し、前記他端を支点として回動可能な第1アームと、
    前記第1アームの前記一端に支持される第1ローラであって、前記第1トレイの前記支持面に支持された複数のシート状媒体のうち最上層のシート状媒体と接触して当該シート状媒体を給送可能な第1ローラと、
    一端と他端とを有し、前記他端を支点として回動可能な第2アームと、
    前記第2アームの前記一端に支持される第2ローラであって、前記第2トレイの前記支持面に支持された複数のシート状媒体のうち最上層のシート状媒体と接触して当該シート状媒体を給送可能な第2ローラと、を含み、
    前記第2アームの前記他端から前記第2ローラがシート状媒体と接触する位置までの長さは、前記第1アームの前記他端から前記第1ローラがシート状媒体と接触する位置までの長さよりも長く、
    前記第1トレイの前記サイドガイドの前記第1方向の長さは、前記第2トレイの前記サイドガイドの前記第1方向の長さよりも長いことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  5. 前記第2アームの前記他端から前記一端までの長さが、前記第1アームの前記他端から前記一端までの長さよりも長いことを特徴とする請求項4に記載の画像記録装置。
  6. 筐体と、
    前記第1アーム及び前記第1ローラを第1退避位置に移動させる第1退避機構と、
    前記第2アーム及び前記第2ローラを第2退避位置に移動させる第2退避機構と、をさらに備え、
    前記第1トレイは、前記筐体に対して前記第1方向に移動可能であり、前記筐体に装着される第1装着位置と、前記第1装着位置よりも前記第1方向の上流側の第1引出位置とを取り得るものであり、
    前記第2トレイは、前記筐体に対して前記第1方向に移動可能であり、前記筐体に装着される第2装着位置と、前記第2装着位置よりも前記第1方向の上流側の第2引出位置とを取り得るものであり、
    前記第1退避機構は、前記第1アームに取り付けられたスライド部材であって、前記第1トレイが前記第1引出位置と前記第1装着位置との間で移動するときに、前記第1トレイの前記サイドガイドに支持されながら前記サイドガイドの表面に沿ってスライド可能なスライド部材を含み、
    前記第2退避機構は、前記第2アームに取り付けられた回転部材であって、前記第2トレイが前記第2引出位置と前記第2装着位置との間で移動するときに、前記第2トレイの前記側壁に支持されながら前記側壁の表面に沿って回転可能な回転部材を含むことを特徴とする請求項4又は5に記載の画像記録装置。
  7. 前記回転部材の数が前記スライド部材の数よりも多いことを特徴とする請求項6に記載の画像記録装置。
  8. 前記第1トレイの前記サイドガイドの前記第2方向の長さは、前記第2トレイの前記サイドガイドの前記第2方向の長さよりも大きいことを特徴とする請求項6又は7に記載の画像記録装置。
  9. 前記第1トレイの前記サイドガイドは、前記支持面と直交する第3方向において前記第1トレイの前記側壁を覆う被覆位置と、前記第3方向において前記第1トレイの前記側壁を覆わない非被覆位置とを取り得るように、前記第2方向に移動可能であり、
    前記スライド部材は、前記第1トレイの前記サイドガイドが前記被覆位置に配置された状態で、前記第1トレイが前記第1引出位置と前記第1装着位置との間で移動するときに、前記第1トレイの前記サイドガイドに支持されながら前記サイドガイドの表面に沿ってスライド可能であることを特徴とする請求項6~8のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  10. 前記第2トレイの前記支持面と直交する第3方向の長さは、前記第1トレイの前記第3方向の長さよりも長く、
    前記第2トレイの把持部の前記第1方向の長さは、前記第1トレイの把持部の前記第1方向の長さよりも長いことを特徴とする請求項1~9のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  11. 前記第2トレイの前記支持面と直交する第3方向の長さは、前記第1トレイの前記第3方向の長さよりも長く、
    前記第2トレイの把持部の前記第2方向の長さは、前記第1トレイの把持部の前記第2方向の長さよりも長いことを特徴とする請求項1~10のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  12. 前記第2トレイの前記支持面と直交する第3方向の長さは、前記第1トレイの前記第3方向の長さよりも長く、
    前記第2トレイの把持部の前記第3方向の長さは、前記第1トレイの把持部の前記第3方向の長さよりも長いことを特徴とする請求項1~11のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  13. 前記第1トレイの把持部と、前記第2トレイの把持部とは、前記第2方向の中心位置が互いに異なることを特徴とする請求項1~12のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  14. 前記第1トレイ及び前記第2トレイの少なくとも一方において、前記支持面におけるシート状媒体の支持領域の前記第2方向の中心位置が、当該トレイの前記第2方向の中心位置と異なり、
    前記少なくとも一方のトレイの前記把持部の前記第2方向の中心位置が、当該トレイの前記第2方向の中心位置に対し、前記支持領域の前記第2方向の中心位置に向かう方向にずれていることを特徴とする前記請求項13に記載の画像記録装置。
  15. 支持面を有するトレイと、
    前記支持面に支持されたシート状媒体を前記支持面に沿った第1方向に給送可能な給送機構と、
    前記給送機構によって給送されるシート状媒体に画像を記録する記録部と、を備え、
    前記トレイは、
    前記支持面に支持されたシート状媒体を前記第1方向と直交しかつ前記支持面に沿った第2方向に挟む一対の側壁と、
    前記一対の側壁の内側に配置されたサイドガイドであって、前記支持面に支持されたシート状媒体の前記第2方向の端と接触可能なサイドガイドと、を含み、
    前記トレイは、第1トレイ及び第2トレイを含み、
    前記第1トレイは、複数のシート状媒体を積層した状態で支持可能であり、
    前記第2トレイは、シート状媒体がロール状に巻回されたロール体を支持可能であり、
    前記第1トレイの前記サイドガイドと、前記第2トレイの前記サイドガイドとは、前記第1方向の長さ、前記第2方向の長さ、及び、前記支持面と直交する第3方向の長さの少なくともいずれかが互いに異なることを特徴とする画像記録装置。
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