JP4386202B2 - 給紙装置及び画像記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、堆積状態で収容されたカットシート(被記録媒体)を1枚ずつ分離して記録部等に給送する給紙装置及びそれを備えた画像記録装置に関するものである。
従来から、各種プリンタやファクシミリ等の画像記録装置には、給紙カセットに記録用の多数枚の被記録媒体(以下、単に用紙またはカットシートという)を堆積状態で収容し、この給紙カセットから給紙ローラの回転により用紙を1枚ずつ分離して画像記録部側へ給送する用紙の給紙装置が備えられている。
例えば、特許文献1に開示されている給紙装置では、給紙カセット(給紙トレイ)の上方にて給送方向と直交する方向に沿って駆動軸が配置され、この駆動軸にアーム体が回動可能に取り付けられている。このアーム体の先端部(自由端部)を給紙カセットの先端に設けられた傾斜分離部に近づく方向に延ばし、その先端部側に、給紙カセットに収容された用紙を送り出す給紙ローラが取り付けられている。そして、給紙カセットに収容されている用紙の量(高さ)に拘わらず、常に給紙ローラが収容されている用紙のうち、最上位置の用紙に当接するように、アーム体が1つの付勢バネで付勢され、上記駆動軸からアーム体に設けられた歯車伝動機構を介して給紙ローラを回転するように構成されている。
上記構成では、給紙ローラが所定方向に回転するとき、給紙カセット上の複数枚の用紙が給送されるが、その給送された用紙が傾斜分離部を通過する際に最上位置の1枚のみが分離されて給送される。
ところで、上述のような用紙給紙装置では、図10(a)に示すように、基端(駆動軸101)を中心にして回動するアーム体100の先端部の給紙ローラ102が最上位置(最上層)の用紙103の表面を常時押圧するように弾力付勢しているため、用紙103の収容量の大きい場合には、その用紙103の表面に対するアーム体100の傾斜角度(正確には、給紙ローラ102が用紙103の表面に当接する点とアーム体100の回動中心とを結ぶ線と、用紙103の表面とのなす夾角α)は小さく、用紙の収容量が少なくなるに従って傾斜角度(夾角α)が大きくなるのである。
そして、上記アーム体100の夾角αの大小により、用紙103に対する給紙ローラ102の接触圧、及び用紙103に対する給紙ローラ102の食いつき力が変化する。即ち、用紙103の収容量が大きい場合(上記夾角αが小さい場合)には、上記食いつき力が弱くなり、且つ接触圧も下がるので、用紙103の空送りが発生し易くなる。反対に、用紙103の収容量が少ない場合(夾角αが大きい場合)には、上記食いつき力が強くなり、且つ接触圧も上がるので、用紙103の重送が発生し易くなる。
上記の問題を解消するため、特許文献1では、ほぼ水平に配置した給紙カセットの底板先端側を傾斜分離部に近づくように持ち上げる構成を採用しているが、その持ち上げのための機構が画像記録装置の本体と給紙カセットの底部との間に配置させるため、構造が複雑になり、且つ嵩張る結果、画像記録装置が大型化するという問題があった。
他方、最近の画像記録装置では、その全体の高さをコンパクトにするため、例えば、特許文献2に開示されているように、普通用紙などの被記録媒体を多数枚堆積状態で収容できる主給紙カセット(第1給紙カセット)の上面に、葉書などの小サイズの用紙を複数枚堆積状態で収容可能な副給紙カセット(第2給紙カセット)を進退動可能に設けられている。そして、主給紙カセットに対する第1アーム体と第1給紙ローラとからなる第1給紙手段と、副給紙カセットに対する第2アーム体と第2給紙ローラとからなる第2給紙手段とを備え、1つの共通の駆動軸に対して第1アーム体及び第2アームがそれぞれ回動可能に枢支されたものが知られている。
このような装置では、主給紙カセットに被記録媒体を最大収容量まで収容した場合(満載の場合)の最上位置の用紙の表面に対して高さ方向の適宜の隙間を隔てて、副給紙カセットの底板が存在することになるが、特許文献2では、主給紙カセット上の用紙に対するものと、副給紙カセット上の用紙に対するものとで、上記アーム体の回動中心から給紙ローラと用紙との接点を結ぶ線と用紙の表面とのなす夾角をほぼ等しい範囲で変化するように、第1アーム体の長さより第2アームの長さを短く設定したものである。
特開2000−233836号公報(図5参照) 特開2006−306619号公報(図15〜図20参照)
しかしながら、特許文献2では、第1アーム体と第2アーム体とは、駆動軸に対してそれぞれ単独で回動可能なため、主給紙カセット上の用紙を給送するときには、第1アーム体が下向きに回動可能で且つ第2アーム体を上向きの回動角度で保持し、逆に副給紙カセット上の用紙を給送するときには、第1アーム体を上向きの回動角度で保持し、且つ第2アーム体が下向きに回動可能であるように、主給紙カセット及び副給紙カセットの側部にカム部を別々に形成し、さらに、第1アーム体及び第2アーム体にも、別々にカムフォロアを設ける必要がある。
従って、上記カム部及びカムフォロアを別々に設け、さらに、第1アーム体と第2アーム体とに、それぞれの給紙ローラに対する伝動歯車列などの動力伝動系を設けるために構成が複雑になり、重量が大きくなるという問題があった。しかも、第1アーム体と第2アーム体、ひいては第1給紙ローラと第2給紙ローラとは、用紙の給送方向と直交する幅方向に並んで配置される関係上、例えば、第1給紙ローラを、主給紙カセット上の用紙の幅方向の中心線上に対称状に配置したとすれば、第2給紙ローラは、副給紙カセット上の用紙の幅方向の中心線から幅方向にずれた(変位)位置に配置せざるを得ない。従って、副給紙カセット上の用紙の給送に際して用紙が斜行し易くなるという問題もあった。
本発明は、上記課題を解消するものであり、簡単な構成にて、第1給紙カセットと第2給紙カセットとにそれぞれ収容された用紙を安定して給送できる給紙装置及び画像記録装置の提供を目的とするものである。
上記の目的を達成するため、請求項1の発明の給紙装置は、多数枚の被記録媒体を堆積状態で収容可能な第1給紙トレイと、この第1給紙トレイ上にて前記給送方向に進退動可能に配置され、且つ少なくとも1枚の被記録媒体を収容可能な第2給紙トレイと、前記第1給紙トレイ又は前記第2給紙トレイに収容された被記録媒体が給送されるとき、その給送方向の縁部側に配設されている分離部と、被記録媒体の収容量に応じて所定の駆動軸を回動の中心として回動可能であり、前記駆動軸から前記給送方向下流側に向かって延びるアーム体と、前記アーム体における駆動軸から前記給送方向下流側のうち最も遠い側に設けられ、前記第1給紙トレイ内に収容されている被記録媒体にのみ当接し、駆動されることにより、前記分離部との協働にて当接している被記録媒体を1枚ずつ分離して給送する第1給送回転体と、前記第1給送回転体と同一の伝動系を介して同方向に回転し、前記第1給送回転体よりも前記駆動軸に近い側にて前記アーム体に設けられ、前記第2給紙トレイ内に収容されている被記録媒体にのみ当接し、駆動されることにより前記分離部との協働にて当接している被記録媒体を1枚ずつ分離して給送する第2給送回転体と、を備え、前記第1給送回転体が前記第1給紙トレイ内に収容される最大収容量の被記録媒体のうちの最上位置の被記録媒体に当接すると、前記第1給送回転体の下端は前記第2給送回転体の下端よりも低い位置となり、前記第2給送回転体が前記第2給紙トレイ内に収容される1枚の被記録媒体と当接すると、前記第1給送回転体の下端は前記第2給送回転体の下端よりも高い位置になるように前記第1給送回転体と第2給送回転体とが前記1つのアーム体に枢支されているものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の給紙装置において、前記駆動軸の軸心と前記第1給送回転体の下端とを結ぶ線よりも前記駆動軸の軸心と前記第2給送回転体の下端とを結ぶ線が下方に位置するものである
そして、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の給紙装置において、前記第2給送回転体は、前記第1給送回転体に動力伝動する前記伝動系の途中から分岐された第2伝動系を介して回転駆動されるものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の給紙装置において、前記第1給送回転体は、前記アーム体の長手方向先端部に配置され、前記第2給送回転体は、前記アーム体の長手方向中途部に配置されているものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の給紙装置において、前記第1給紙トレイに収容された被記録媒体のうちの最上位置と、第2給紙トレイに収容される被記録媒体の最下位置との間に適宜の高さ方向の隙間が存在しているものである。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載の給紙装置において、前記第1給送回転体及び前記第2給送回転体は、前記第1給紙トレイ及び第2給紙トレイに収容された被記録媒体の給送方向と直交する幅方向の中央線を挟んで対称状に形成または配置されているものである。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6のいずれかに記載の給紙装置において、前記第2給送回転体の周速よりも、前記第1給送回転体の周速が高い値になるように、前記両給送回転体の半径または伝動系が設定されているものである。
請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7のいずれかに記載の給紙装置と、前記給紙装置から給送された被記録媒体に画像を記録するための画像記録部とを備えたことを特徴とする画像記録装置である。
請求項1に記載の発明によれば、第1給紙トレイと、この第1給紙トレイ上にて前記給送方向に進退動可能に配置され、且つ少なくとも1枚の被記録媒体を収容可能な第2給紙トレイと、前記第1給紙トレイ又は前記第2給紙トレイに収容された被記録媒体が給送されるとき、その給送方向の縁部側に配設されている分離部と、被記録媒体の収容量に応じて所定の駆動軸を回動の中心として回動可能であり、前記駆動軸から前記給送方向下流側に向かって延びるアーム体と、前記アーム体における駆動軸から前記給送方向下流側のうち最も遠い側に設けられ、前記第1給紙トレイ内に収容されている被記録媒体にのみ当接し、駆動されることにより、前記分離部との協働にて当接している被記録媒体を1枚ずつ分離して給送する第1給送回転体と、前記第1給送回転体と同一の伝動系を介して同方向に回転し、前記第1給送回転体よりも前記駆動軸に近い側にて前記アーム体に設けられ、前記第2給紙トレイ内に収容されている被記録媒体にのみ当接し、駆動されることにより前記分離部との協働にて当接している被記録媒体を1枚ずつ分離して給送する第2給送回転体と、を備え、前記第1給送回転体が前記第1給紙トレイ内に収容される最大収容量の被記録媒体のうちの最上位置の被記録媒体に当接すると、前記第1給送回転体の下端は前記第2給送回転体の下端よりも低い位置となり、前記第2給送回転体が前記第2給紙トレイ内に収容される1枚の被記録媒体と当接すると、前記第1給送回転体の下端は前記第2給送回転体の下端よりも高い位置になるように前記第1給送回転体と第2給送回転体とが前記1つのアーム体に枢支されているものである。
従って、2つの給紙トレイに異なる材質、紙厚さ、サイズなどの異質の被記録媒体を別々に収容しておいても、それぞれの被記録媒体を空送りや重送を発生させることなく、確実に安定した紙送りを実行できて、印字画質も向上できるという効果を奏する。特に、第2給紙トレイに収容された被記録媒体を給送するときの第2給送回転体によるバックテンションを少なくして、印刷画質の向上と、重送の防止に寄与できるという効果を奏する。
そして、請求項1に記載の発明によれば、前記第1給送回転体は前記アーム体の駆動軸から最も遠い側に設けられ、前記第2給送回転体は前記第1給送回転体よりも前記駆動軸に近い側にて前記アーム体に設けられ、第1及び第2給送回転体は同一の伝動系を介して同方向に回転するように構成されているので、構成が簡単になるという効果を奏する。
請求項6に記載の発明によれば、前記第1給送回転体及び前記第2給送回転体は、前記第1給紙トレイ及び第2給紙トレイに収容された被記録媒体の給送方向と直交する幅方向の中央線を挟んで対称状に形成または配置されているものであるから、それぞれの給紙トレイに収容されている被記録媒体は斜行して給送されることがなく、紙詰まりや、印刷不良が発生せず、安定した給送作業を行えるという効果を奏する。
請求項7に記載の発明によれば、前記第2給送回転体の周速よりも、前記第1給送回転体の周速が高い値になるように、前記両給送回転体の半径または伝動系が設定されているものであるので、周速の速い給送回転体に対応する給紙トレイ上には、高速印刷に対応する被記録媒体を収容し、周速の低い給送回転体に対応する給紙トレイ上には、精密印刷に対応する被記録媒体を収容するというように、種類の異なる被記録媒体を別々に収容でき、且つそれらの被記録媒体の質に応じた給送速度で給送できるという効果を奏する。
請求項5に記載の発明によれば、前記第1給紙トレイに収容された被記録媒体のうちの最上位置と、第2給紙トレイに収容される被記録媒体の最下位置との間に適宜の高さ方向の隙間が存在しているものであるので、上述の前記第1給紙トレイ上の被記録媒体を給送するときには、前記第1給送回転体のみが最上位置の被記録媒体に当接し、前記第2給紙トレイ上の被記録媒体を給送するときには、前記第2給送回転体のみが最上位置の被記録媒体に当接するように、前記アーム体に配置される前記第1給送回転体と前記第2給送回転体との設置位置を設定することが容易にできる。
請求項8に記載の発明によれば、各給紙トレイに収容された被記録媒体の質やサイズが異なっても給送回転体で被記録媒体を安定して一枚ずつに分離して画像記録部へ給送できるから、給送回転体に起因する空送りや重送の発生を防止できる画像記録装置を実現することができる。
本発明の一実施形態を図面を参照しながら説明する。図1は本実施形態に適用された画像記録装置としての多機能装置(複合機)の前方から見た斜視図、図2は記録部及び上下2段の給紙トレイの平面図、図3は本発明の第1給紙トレイへの第1給紙ローラによる給送状態を示す側断面図、図4は第2給紙トレイへの第2給紙ローラによる給送状態を示す側断面図、図5(a)は第1給紙トレイへの用紙の収容量の大小の変化に伴う給送手段の作用説明図、図5(b)は第2給紙トレイへの用紙の収容量の大小の変化に伴う給送手段の作用説明図、図6は第1給紙トレイに対して第2給紙トレイを後退させた状態の第1実施形態の給送手段の平面図、図7(a)は給送手段の第2実施形態の平面図、図7(b)は同じく側面図、図8(a)は給送手段の第3実施形態の平面図、図8(b)は同じく側面図、図9(a)は給送手段の第4実施形態の平面図、図9(b)は同じく側面図、図10は従来技術の作用説明図である。
本実施形態の画像記録装置1は、プリンタ機能、コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能を備えた多機能装置(MFD:Multi Function Device )に本発明を適用したものであり、図1に示すように、画像記録装置1における合成樹脂製の記録装置本体としての合成樹脂製の射出成形品からなるハウジング2の底部には、その前側(図2において左側)の開口部2aから挿抜可能な第1給紙トレイ3が配置されている。この第1給紙トレイ3の上面には、第2給紙トレイ30が進退動可能に連結または載置されている。なお、以下の記述において、開口部2aが存在する側を画像記録装置1における前部または前側若しくは前端と称し、開口部2aから最も遠い側を後部または後側若しくは後端と称する。
ハウジング2の上部には、コピー機能やファクシミリ機能における原稿読取などのための画像読取装置12が配置されている。この画像読取装置12は図示しない枢軸部を介してハウジング2の一側端に対して上下開閉回動可能に構成され、さらに、画像読取装置12の上面を覆う原稿カバー体13の後端は画像読取装置12の後端を中心に上下回動可能に装着されている。
ハウジング2の上側には、画像読取装置12の前方に各種操作ボタンや液晶表示部等を備えた操作パネル部14が設けられている。そして、画像読取装置12の上面には、原稿カバー体13を上側に開けて原稿を載置することができる載置用ガラス板が設けられ、その下側に原稿読取り用の密着型イメージセンサ(CIS:Contact Image Sensor) が主走査方向(図1及び図2におけるY軸方向)に延びるガイドシャフトに沿って往復移動可能に設けられている。
図1において、ハウジング2の前面右側には、図示しないインク貯蔵部にインクカートリッジを出し入れするための扉2bが設けられている。
インク貯蔵部には、フルカラー記録のための4色のインクを各々収容したほぼ矩形箱状のインクカートリッジ(個別の色、即ち、ブラック(BK)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)用インクのカートリッジ)を、Y軸線方向に沿って一列状に収容でき、前方から着脱可能となるように構成されている。
そして、各インクカートリッジからインクジェット式の記録ヘッド4に複数本(実施形態では4本)のインク供給管(インクチューブ)を介してインクを供給するように構成されている。なお、4色よりも多数のインク色を使用する場合(6色〜8色等)には、そのインク色の数に応じたインクカートリッジをインク貯蔵部に収容可能に構成すれば良いし、インク供給管もインクカートリッジの数に合わせて増やせばよい。
記録部7は、図2〜図4に示すように、上面が開放された箱型のメインフレーム21とその左右一対の側板にて支持され、Y軸方向(主走査方向)に延びる横長の板状の第1及び第2ガイド部材22、23との間(図2、図3参照)に形成される。記録部7における記録ヘッド4が下面側に搭載されたキャリッジ5は、用紙搬送方向の上流側の第1ガイド部材22及び下流側の第2ガイド部材23に跨がって摺動自在に支持(搭載)されて往復移動可能となっている。
キャリッジ5を往復移動させるために、用紙搬送方向(矢印A方向)の下流側に配置された第2ガイド部材23の上面には、主走査方向(Y軸方向)に延びるように配置されたタイミングベルト24がプーリに巻回されており、そのタイミングベルト24を駆動するCR(キャリッジ)モータ25(図2に示す)は第2ガイド部材23の下面に固定されている。第2ガイド部材23には、主走査方向に沿って延びるように配置されてキャリッジ5のY軸方向(主走査方向)位置を検知するためのエンコーダストリップ29を備える。この帯状のエンコーダストリップ29は検査面(Y軸方向に一定間隔で配置されたスリットの形成面)が垂直方向に沿うように配置されている。
キャリッジ5における記録ヘッド4の下面と対峙するようにY軸方向に延びる扁平状のプラテン26は、前記両ガイド部材22、23の間であって、メインフレーム21の底板の上方に固定されている。
記録部7において、搬送される被記録媒体としての用紙P(P1)の幅(用紙P(P1)の短辺)より外側には、その一端側にインク受け部32が、また、他端側にメンテナンスユニット33がそれぞれ配置されている(図2参照)。これにより、記録ヘッド4はインク受け部32に対向して設けられたフラッシング位置にて記録動作中に定期的にノズルの目詰まり防止のためのインク吐出を行い、インク受け部にてインクを受ける。メンテナンスユニット33の部分が、キャリッジ5の待機位置である。メンテナンスユニット33では、キャップ部33aが記録ヘッド4のノズル面を下方から覆って色毎にインクを選択的に吸引したり、記録ヘッド4上の図示しないバッファタンク内の気泡を除去するための回復処理等を行ったりする。なお、キャリッジ5がメンテナンスユニット33部分に横方向に接近移動するとき、クリーナ(ワイパブレード)33bでノズル面を拭いてクリーニングを行う。
また、プラテン26を挟んで搬送上流側には、用紙P(P1)を記録ヘッド4の下面に送るためのレジストローラ(搬送ローラ)対27が配置されており、プラテン26の下流側には記録済みの用紙P(P1)を、第2給紙トレイ30の上面に設けられた排紙トレイ31上に搬送するための排紙ローラ28が配置されている(図3、図4参照)。
次に、給紙装置の構成について詳述する。本実施形態では、多数枚の用紙Pを堆積状態で収容可能な収容部3bを備え、この収容部3b内の用紙Pを1枚ずつ、後に詳述する給送手段6により記録部7に給送するための第1給紙トレイ3が備えられている。また、この第1給紙トレイ3の収容部3b上には、第1給紙トレイ3及び給送手段6に対して進退動可能に配置され、第1給紙トレイ3における用紙Pと異なるサイズ(小さいサイズであり、葉書または写真のL版等)の複数枚の用紙P1を堆積状態で収容可能な第2給紙トレイ30が備えられている。第2給紙トレイ30を第1給紙トレイ3に対して給送方向と反対側(矢印A方向)に後退させたとき、その第2給紙トレイ30の用紙P1の給送方向の上流側端部が第1給紙トレイ3の用紙の給送方向の上流側端部とほぼ同じ後位置になるように形成されている。
第1給紙トレイ3は、例えばA4サイズ、レターサイズ、リーガルサイズ等の大きいサイズにカットされた用紙Pをその短辺がY軸方向(主走査方向)に延びるようにして多数枚積載(堆積)させて収容できる形態とする。第1給紙トレイ3の収容部3bへの用紙Pの最大収容量は、実施形態では普通紙で100枚程度、堆積高さ(H1)はほぼ10mm程度とする。
また、第1給紙トレイ3の先端(図3及び図4において右側、給送方向の最下流側端部)には、用紙分離用の傾斜分離板8が配置されている。そして、給送手段6における後述する第1給送回転体としての第1給紙ローラ41または第2給送回転体としての第2給紙ローラ42と、傾斜分離板8の幅方向(Y方向)の中央部の内面(表面)側に設けられた分離手段としての弾性分離パッド(図示せず、実施形態では金属板バネ製であり、請求項の分離部に相当)とにより、第1給紙トレイ3または第2給紙トレイ30に収容された被記録媒体である用紙P(P1)を一枚ずつ分離して搬送する。分離された用紙P(P1)は上横向きのUターンパス(給紙搬送路)用の搬送路体9を介して第1給紙トレイ3より上側(高い位置)に設けられた記録部7に給送される。そして、記録部7にて記録された用紙Pがその記録面を上向きにして開口部2aに連通する排紙トレイ31上に排出される。
傾斜分離板8の表面は、用紙Pの給送方向と直交する方向(Y方向、用紙Pの幅方向)において、この用紙Pの幅方向の中央側に位置する分離部としての鋸歯状の弾性分離パッドに近い部分で、用紙Pの幅方向の中央側の先端縁に接近し、この用紙Pの幅方向の両端部側に行くに従って、当該用紙Pの先端縁から離間するような凸湾曲面に形成されている。このように、傾斜分離板8の表面が凸湾曲面であることにより、給送された用紙Pの幅方向の両端部側が傾斜分離板8の表面に当接する前に、当該用紙Pの幅方向の中央側の先端縁が確実に弾性分離パッドに摺接して用紙Pの分離作用を受けることができるのである。
第1給紙トレイ3の収容部3b内には、用紙Pの給送方向と平行な側縁を案内し、且つ位置決めするためのガイド手段として、従来から公知の左右一対の側ガイド体(図示せず)が用紙Pの給送方向と直交する方向に広狭移動(広狭スライド)可能に設けられている。その場合、第1給紙トレイ3の幅方向(用紙Pの給送方向と直交する方向)の中心線と用紙Pの幅方向に中心線とが一致するように、いわゆるセンター位置合わせすべく、図示しないが、左右一対の側ガイド体の底部に連接したラック体が第1給紙トレイ3の底板3aのうち幅方向の中心線位置に配置された歯車に噛合するように構成されている。なお、少なくとも一方の側ガイド体には、一対の側ガイド体が幅方向に移動した位置にて、第1給紙トレイ3の底板3aの表面(上面)に形成されたラック帯状の係止部に噛み合ってセット(保持)できる把手部が設けられている(共に図示せず)。
第2給紙トレイ30は、その先端側(用紙P1の給送方向の下流側)の底板(載置部)30aの先端に上向き鉤状等の一対の係止片34が前向きに突設されている(図3参照)。この係止片34は、第2給紙トレイ30を給紙位置まで押し込んだ(前進させた)とき、第1給紙トレイ3における傾斜分離板8に穿設された一対の位置決め孔(図示せず)にそれぞれ係合し、第2給紙トレイ30が左右上下にずれないようにすると共に、第2給紙トレイ30を給紙位置まで押し込んだ状態を保持できるように、係止片34の下面凹部が位置決め孔の下縁に係止している。従って、第2給紙トレイ30の給紙位置での上下方向及び用紙P1の給送方向と平行に保持する姿勢が確保でき、用紙P1の分離・給送作用を確実、且つ安定させることができるという効果を奏する。
また、第2給紙トレイ30の底板(載置部)30a上には、第1給紙トレイ3に堆積する用紙Pのサイズよりも小さいサイズ(例えば、葉書もしくは写真のL版用紙等)の用紙P1を多数枚堆積状態で収容することができる。また、サイズのみならず、第1給紙トレイ3に一般的に堆積収容される用紙Pとは種類の異なる用紙、即ちインクジェットプリンタ専用紙や写真画質用光沢紙のように種類の異なる用紙P1を多数枚堆積状態で収容することができる。さらに、第2給紙トレイ30にいても、第1給紙トレイ3と同様の用紙Pの給送方向と平行な側縁を案内し、且つ位置決めするためのガイド手段が設けられている。
次に、給送手段6について詳述する。図3、図4及び図6に示すのは第1実施形態である。図示のように、合成樹脂製の回転可能な駆動軸39はメインフレーム21における側板及び一対の軸支持板(ともに図示せず)にそれぞれ穿設された軸孔に回転自在に軸支され、この駆動軸39の先端が給送手段6における合成樹脂製の枠状のアーム体40の基部に横向きに挿入されて、駆動軸39に対してアーム体40が上下回動可能に枢支されている。そして、アーム体40には、その先端側に、第1給送回転体としての第1給紙ローラ41が配置され、第1給紙ローラ41と駆動軸39との間の中途部には、第2給送回転体としての第2給紙ローラ42が配置されている。アーム体40は、その先端側が傾斜分離板8の方向、換言すると用紙の給送方向の下流側に向かって延びるように形成されている。
第1実施形態の給送手段では、第1給紙ローラ41と第2給紙ローラ42とは直列状に配置されており、両給紙ローラ41、42は同一伝動系を介してそれぞれ同方向(用紙給送方向、図3及び図4において反時計周り)に回転駆動するように構成されている。本実施形態では、駆動軸39から第1給紙ローラ41及び第2給紙ローラ42とに対して同一方向に回転力を伝達するための複数の噛み合い歯車からなる歯車伝動機構43が配置されている。また、図示しない付勢手段(例えば、ねじりバネ)により、第1給紙ローラ41(第2給紙ローラ42)側が常に下方(第1給紙トレイ3の底板3a、ひいては堆積状態で収容された用紙の最上面に接する方向)に向かうように付勢されている。
そして、アーム体40に配置される第1給紙ローラ41と第2給紙ローラ42との設置位置関係は、図3、図4及び図5に示すように、第1給紙トレイ3上の用紙Pを給送するときには、第1給紙ローラ41のみが用紙Pの最上面に当接し、第2給紙トレイ30上の用紙P1を給送するときには、第2給紙ローラ42のみが用紙P1の最上面に当接するように設定されている。従って、第1給紙トレイ3上の用紙Pを給送するときには、第1給紙ローラ41のみが用紙Pの最上面に当接し、第2給紙ローラ42は当接しないように、第1給紙ローラ41はアーム体40の先端側にあって、且つ第2給紙ローラ42よりも低い高さ位置にある(図3及び図5(a)参照)。逆に、第1給紙トレイ3上の第2給紙トレイ30をその先端が傾斜分離板8に係止するように前進させて、第2給紙トレイ30上の用紙P1を給送するときには、アーム体40の長手方向に中途部に位置する第2給紙ローラ42が第1給紙ローラ41よりも低い位置になるように設定されているのである。
歯車伝動機構43の構成をさらに詳述すると、第1実施形態では、図3、図4及び図6に示すように、枠状のアーム体40の内側には、駆動軸30と一体的に回転する第1歯車43aから第1給紙ローラ41の側面に固定された最終歯車43hまでの8つの歯車(43a,43b,43c,43d,43e,43f,43g,43h)からなる歯車伝動機構43が縦列状に噛合うように配置されている。そして、実施形態では、第1歯車43aから数えて6番目の歯車43fと一体的に回転する伝動軸44に第2給紙ローラ42を固定する。この構成により、第1給紙ローラ41と第2給紙ローラ42とは同一方向に回転するように設定されている。なお、図5(a)、図5(b)では、歯車43fと最終歯車43hとを図示省略している。
上述の構成によれば、駆動軸39の所定方向(図3、図4及び図5(a)、図5(b)で時計回り)の回転時には、歯車伝動機構43を介して、第1給紙ローラ41と第2給紙ローラ42とは、時計回りに回転する。
さらに、図6に示すように、第1実施形態では、1個ずつの第1給紙ローラ41と第2給紙ローラ42とは、第1給紙トレイ3(第2給紙トレイ30)上の用紙P(P1)の給送方向と直交する用紙P(P1)の幅方向の中心線を挟んで、対称状に形成されている。また、給送回転体としての第1、第2給紙ローラ41、42の円筒状の最外周は、合成ゴム等の材料(例えば、エラストマー、EPDM等)で構成されており、表面には用紙P、P1の給送方向と直交する方向に研摩面が形成されている。
そして、第1実施形態では、1個ずつの第1給紙ローラ41と第2給紙ローラ42との各半径を同一とすることで、同じ周速となるようにしたが、第2給紙ローラ42の周速よりも、第1給紙ローラ41の周速を高い値になるように、両給紙ローラ41、42の半径または伝動系が設定されていても良い。このように第2給紙ローラ42の周速を遅くすることにより、第2給紙トレイ30に収容された厚紙の葉書や高画質用の光沢紙をゆっくりとした給送速度にてUターン状の搬送路体9に給送できる一方、第1給紙ローラ41の周速を速くして、第1給紙トレイ3上の普通紙の給送及び印刷を迅速にできる。
第1給紙トレイ3と第2給紙トレイ30とは、実質上水平に用紙P(P1)を堆積状態で収容する。第2給紙トレイ30が第1給紙トレイ3の上方に配置され、第1給紙トレイ3における用紙Pの最大積載高さH1は、第2給紙トレイ30における用紙P1の最大積載高さH2より大きく設定されている。具体的には、第1給紙トレイ3には例えば普通紙が100枚収容可能であり、第2給紙トレイ30には例えばフォトペーパー(光沢紙)が20枚収容可能である。なお、第2給紙トレイ30が給紙位置にある場合は、給送手段6の第1給紙ローラ41は高い位置(待機位置)に保持され、第2給紙トレイ30に載置された用紙P1に当接することはない。
また、第1給紙トレイ3に収容された用紙Pのうちの最上層の高さ位置と、第2給紙トレイ30に収容されている用紙P1の最下層の高さ位置との間に適宜の高さH3方向の隙間が存在している(図5(b)参照)。
次に、上記の1つのアーム体40に第1給紙ローラ41と第2給紙ローラ42とを備えた給送手段6による用紙P(P1)の給送作用について詳述する。
図5(a)において、第1給紙トレイ3に収容された用紙Pの収容量がH1(ほぼ最大収容量)のときであって、第1給紙ローラ41のみが用紙Pの表面に当接しているものとする(第1給紙ローラ41を点線で示す)。そして、アーム体40の回動中心(駆動軸39の軸心)をO、第1給紙ローラ41が用紙Pの表面と当接する点T1とし、点T1を挟んで回動中心Oと用紙Pの表面との夾角θ1とする。一方、第1給紙トレイ3に1枚の用紙Pのみが収容されており、この表面に第1給紙ローラ41のみが当接している状態では、第1給紙ローラ41が用紙Pの表面と当接する点T2とし、点T2を挟んで回動中心Oと用紙Pの表面との夾角θ2とする。
図5(b)において、第2給紙トレイ30に収容された用紙P1の収容量がH2のときであって、第2給紙ローラ42のみが用紙P1の表面に当接している状態では、第2給紙ローラ42が用紙P1の表面と当接する点をT3とし、この点T3を挟んで回動中心Oと用紙P1の表面との夾角をθ3とする。一方、第2給紙トレイ30に1枚の用紙P1のみが収容されており、この表面に第2給紙ローラ42のみが当接している状態では、第2給紙ローラ42が用紙P1の表面と当接する点をT4とし、この点T4を挟んで回動中心Oと用紙Pの表面との夾角をθ4とする。
ところで、図10(a)に示す従来構成では、給紙トレイに最大収容量の用紙が収容されている、いわゆる満載の状態と数枚程度の少量の用紙を収容している状態とでは、給紙ローラ102と用紙103との接触角度(夾角α)、ひいては接触圧力が変化するという特徴がある。即ち、満載状態では接触角度(上記の夾角)が小さいので、給紙ローラ102の用紙103に対する食いつきが弱くなり接触圧が下がり、用紙の空送りが発生し易い。一方、収容量が少ない状態では、食いつきが強くなり、接触圧が上がり、重送が発生し易い。これを改善するため、満載状態での接触圧を高くするために、ばねによるアーム体100への初期荷重(下向き押圧力)を大きくすることが考えられる。
ここで、図10(a)に示す従来の第1給紙トレイ133上に第2給紙トレイ130を載置した場合を考えてみる。図10(b)において、第2給紙トレイ130に収容された用紙104の収容量がH2のときであって、給紙ローラ102が用紙104の表面に当接している状態では、給紙ローラ102が用紙104の表面と当接する点をT5とし、この点T5を挟んで回動中心Oと用紙104の表面との夾角をθ5とする。一方、第2給紙トレイ130に1枚の用紙104のみが収容されており、この表面に給紙ローラ102が当接している状態では、給紙ローラ102が用紙104の表面と当接する点をT6とし、この点T6を挟んで回動中心Oと用紙104の表面との夾角をθ6とする。この第2給紙トレイに用紙104を満載しているときには、上記夾角θ5が上記夾角αよりも極端に小さくなるので、上記初期荷重をさらに大きくしなければ、空送りを防止できない。しかし、画像記録部の直前の位置にある搬送ローラ対に先端側が挟持された後の用紙104の後端側が、第2給紙トレイ130上にて収容されている用紙104と給紙ローラ102とにより挟まれ、且つ上記初期荷重が作用していると次のような問題が生じる。即ち、この初期荷重を大きくすると、給送される用紙104に大きなバックテンションが掛かるのである。また、第2給紙トレイ130からUターンパスの経路での用紙104の湾曲が小さいため、搬送抵抗も大きい。従って、上記加重が大きいと、画像記録部へ適量ずつの間欠搬送時に、上記適量よりも少ない搬送しか行われず、記録画像にバンディングが発生し、画像品質が悪化する。特に写真データなどの高画質印刷時に、その画質の悪化が激しい。さらに、腰の弱い用紙では、重送も発生しやすい。
そこで、本実施形態(本発明)では、2つの給紙ローラ41,42で第2給紙トレイ30上の用紙P1を搬送するときの夾角θ3,θ4が、従来の1つの給紙ローラ102で第2給紙トレイ130上の用紙104を搬送するときの夾角θ5,θ6よりもそれぞれ大きくなるように設定する、即ち、θ5<θ3,θ6<θ4の関係に設定する(図5(b)と図10(b)参照)。換言すれば、第2給紙ローラ42が第1給紙ローラ41よりも回動中心Oに近い(アーム長さが短い)状態であって、第2給紙トレイ30に収容可能な最大枚数の用紙P1が収容されているときの夾角θ3を従来の1つのアーム体100にただ1つの給紙ローラ102で、第2給紙トレイ130上の用紙104を給送するときの夾角θ5よりもはるかに大きくなるように設定することで、本発明では、アーム体40を下向きに押圧するバネ力(初期荷重)を、図10の従来技術の場合(1つのアーム体100に1つの給紙ローラ102を備え、この給紙ローラ102を、第2給紙トレイ30における満杯状態の最上位置の用紙P1に当接するとき)に与える初期荷重より少なくしても、空送りが発生しない。また、上記初期荷重を必要以上に大きくしていないから、上述のバックテンションが大きくならず、バンディングが発生しない。従って、印字画質向上と重送の発生防止に寄与できるという効果を奏する。
なお、第1給紙トレイ3及び第2給紙トレイ30をハウジング2の底部に挿入・外脱するときは、第1給紙トレイ3の先端側に第2給紙トレイ30を押し込んだ状態で一体的に挿入する。その場合、アーム体40が自動的に昇降し、アーム体40における第1、第2給紙ローラ41、42が、傾斜分離板8の上方を乗り越えた後、第2給紙トレイ30上に堆積された用紙P1の最上面に当接するよう下降動する構成について説明する。
実施形態では、図6に示すように、合成樹脂製のアーム体40から一体的に突出するほぼ平板状のカムフォロア部材45は、駆動軸39と平行状に延び、軸受部46を介して駆動軸39に回動自在に支持されている。そして、カムフォロア部材45は第2給紙トレイ30における一方の側板30cの上面に形成された高さ方向に高低差のある補助カム部(図示せず)の上方にまで延びている。
この補助カム部は、第2給紙トレイ30の給送方向最下流側で高さが低く、上流側に行くに従って高さが高くなる第1傾斜ガイド部と、これに連接して高さが略一定の第2ガイド部と、これに隣接し、略V字状に凹む第3ガイド部とからなる。
上記の構成によれば、ハウジング2の前面の開口部2aから第1給紙トレイ3及び第2給紙トレイ30を一体的に差し込むと、カムフォロア部材45の下面が補助カム部の始端側(土手部材である、傾斜分離板8に近い側)である第1傾斜ガイド部に当接される。更に、第2給紙トレイ30の前進動に従ってカムフォロア部材45は押し上げられ、これと一体的にアーム体40ひいては第1、第2給紙ローラ41、42が上向き回動する。その結果、これらの給紙ローラ41、42及びアーム体40は傾斜分離板8の上方を越える。
第2ガイド部を越えて、第3ガイド部の下降部にカムフォロア部材45が位置すると、それに応じて下向きに付勢されているアーム体40ひいては第1、第2給紙ローラ41、42も下向き回動する。そして、第2給紙ローラ42は第2給紙トレイ30の底板30aに堆積している用紙P1の最上層に当接できる。
第1給紙トレイ3をハウジング2に最も奥まで前進させた位置(セット状態)で、且つ第2給紙トレイ30を後退させると、カムフォロア部材45が、第3ガイド部から第2ガイド部、第1傾斜ガイド部の順に摺接し、ついに第2給紙トレイ30の側板30cからカムフォロア部材45が外れる。このように、第2給紙トレイ30の底板30aが第2給紙ローラ42から退避した位置(非給紙位置)では、第1給紙ローラ41が第1給紙トレイ3の底部に当接可能で給紙動作可能となる。
このようにして、給送手段6にはカムフォロア部材45が設けられ、第2給紙トレイ30には、ハウジング2(本体ケース)内に対する第2給紙トレイ30の進退動に応じて、カムフォロア部材45と共に給送手段6を少なくとも一時的に昇降回動させるための補助カム部が設けられているから、第1給紙トレイ3と第2給紙トレイ30とを一体的に出し入れ動作するのに応じて給送手段6が自動的に昇降でき、操作が簡単になる。なお、第1給紙トレイ3の側板にも上記と同様形態の主カム部を設けることにより、第1給紙トレイ3をハウジング2に対して挿抜するときに、アーム体40の先端の第1給紙ローラ41が傾斜分離板8の上を乗り越えることができる。
図7(a)及び図7(b)は、アーム体40における第1、第2給紙ローラ41、42の配置関係、形態などの第2実施形態を示す。この実施形態では、アーム体40の先端の2個の第1給紙ローラ41は用紙P(P1)の幅方向の中心線を挟んで対称位置に配置され、アーム体40の中途位置の1個の第2給紙ローラ42は用紙P(P1)の幅方向の中心線を挟んで対称形状である。また、枠状のアーム体40の内部に配置される8つの歯車(43a,43b,43c,43d,43e,43f,43g,43h)からなる歯車伝動機構43が縦列状に噛合うように配置されて、第1給紙ローラ41に動力伝達される一方、伝動上流側から4番目の歯車43dと一体的に回転する伝動軸47に3つの歯車(48a,48b,48c)の列からなる副歯車伝動機構48(第2伝動系)を介して第2給紙ローラ42に動力伝達されるように構成されている。その場合、アーム体40の内部に補助アーム部49を一体成形し、この補助アーム部49に伝動軸47、副歯車伝動機構48及び第2給紙ローラ42を組み込んでいる。なお、歯車伝動機構43及び副歯車伝動機構48の各歯車の直径(歯数)を同一にしているので、第1、第2給紙ローラ41、42の直径が同じであれば、両ローラ41、42の周速は同じとなる。
図8(a)及び図8(b)は、上記第2実施形態の変形例であって、副歯車伝動機構48における3つの歯車(48a,48b,48c)の直径を異なるようにして、具体的には中間の歯車48bの直径(歯数)を他の歯車の直径(歯数)より大きくして、第1給紙ローラ41より第2給紙ローラ42の周速を遅くなるように設定している。他の構成は第2実施形態と同じであるので、同じ構成には同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
図9(a)及び図9(b)に示す第3実施形態では、1個の第1給紙ローラ41と、1個の第2給紙ローラ42は用紙P(P1)の幅方向の中心線を挟んで対称形状に形成して配置されている。枠状のアーム体40内には、6つの歯車(50a,50b,50c,50d,50e,50f)の列からなる歯車伝動機構50が組み込まれている。また、伝動上流側から4番目の歯車50dと一体的に回転する軸51に第2給紙ローラ42が取り付けられている。これらの構成にて、駆動軸39から両給紙ローラ41、42に動力伝達される。この実施形態によれば、伝動系を短くできるので、アーム体40も短く、コンパクトに形成できる。なお、上記各実施形態における両給紙ローラ41、42は同方向に回転するように設定されていることはいうまでもない。
なお、上記の第1給紙ローラ41の回動範囲(夾角θ1〜θ2)と、第2給紙ローラ42の回動範囲(夾角θ3〜θ4)とを同じ程度に設定することも可能である。
本発明のように、1つのアーム体40に2つの給紙ローラ41、42を直列的に配置し、且つ下側の第1給紙トレイ3上の用紙Pを給送するときには、第1給紙ローラ41のみが用紙Pの最上面に当接し、上側の第2給紙トレイ30上の用紙P1を給送するときには、第2給紙ローラ42のみが用紙P1の最上面に当接するように設定されていると、2つの給紙トレイ3、30に異なる材質、紙厚さ、サイズなどの異質の被記録媒体を別々に収容しておいても、それぞれの被記録媒体を空送りや重送を発生させることなく、確実に安定した紙送りを実行できて、印字画質も向上できる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、2つの給紙ローラ41、42の直径を異なるように設定しても良い。このように構成することにより、2つの給紙トレイ3、30に異なる材質、紙厚さ、サイズなどの異質の被記録媒体を別々に収容しておいても、それぞれの被記録媒体に最適な周速を持つ給紙ローラにて給送できるから、空送りや重送を発生させることなく、印字画質も向上できるという効果を奏する。
画像記録装置の全体斜視図である。 記録及び給紙トレイの平面図である。 本発明の給送手段による第1給紙トレイに対する給送状態を示す側面図である。 本発明の給送手段による第2給紙トレイに対する給送状態を示す側面図である。 (a)は第1給紙ローラのみによる給送状態を示す説明図、(b)は第2給紙ローラのみによる給送状態を示す説明図である。 給送手段の第1実施形態を示す平面図である。 (a)は給送手段の第2実施形態を示す平面図、(b)は概略側面図である。 (a)は給送手段の第2実施形態の変形例を示す平面図、(b)は概略側面図である。 (a)は給送手段の第3実施形態を示す平面図、(b)は概略側面図である。 (a)は従来の給紙ローラによる第1給紙トレイに対する給送状態を示す図、(b)は第2給紙トレイに対する給送状態を示す図である。
1 画像記録装置
3 第1給紙トレイ
6 給送手段
8 傾斜分離板
30 第2給紙トレイ
39 駆動軸
40 アーム体
41 第1給送回転体としての第1給紙ローラ
42 第2給送回転体としての第2給紙ローラ
43、48、50 歯車伝動機構

Claims (8)

  1. 多数枚の被記録媒体を堆積状態で収容可能な第1給紙トレイと、
    この第1給紙トレイ上にて前記給送方向に進退動可能に配置され、且つ少なくとも1枚の被記録媒体を収容可能な第2給紙トレイと、
    前記第1給紙トレイ又は前記第2給紙トレイに収容された被記録媒体が給送されるとき、その給送方向の縁部側に配設されている分離部と、
    被記録媒体の収容量に応じて所定の駆動軸を回動の中心として回動可能であり、前記駆動軸から前記給送方向下流側に向かって延びるアーム体と、
    前記アーム体における駆動軸から前記給送方向下流側のうち最も遠い側に設けられ、前記第1給紙トレイ内に収容されている被記録媒体にのみ当接し、駆動されることにより、前記分離部との協働にて当接している被記録媒体を1枚ずつ分離して給送する第1給送回転体と、
    前記第1給送回転体と同一の伝動系を介して同方向に回転し、前記第1給送回転体よりも前記駆動軸に近い側にて前記アーム体に設けられ、前記第2給紙トレイ内に収容されている被記録媒体にのみ当接し、駆動されることにより前記分離部との協働にて当接している被記録媒体を1枚ずつ分離して給送する第2給送回転体と、を備え、
    前記第1給送回転体が前記第1給紙トレイ内に収容される最大収容量の被記録媒体のうちの最上位置の被記録媒体に当接すると、前記第1給送回転体の下端は前記第2給送回転体の下端よりも低い位置となり、
    前記第2給送回転体が前記第2給紙トレイ内に収容される1枚の被記録媒体と当接すると、前記第1給送回転体の下端は前記第2給送回転体の下端よりも高い位置になるように前記第1給送回転体と第2給送回転体とが前記1つのアーム体に枢支されていることを特徴とする給紙装置。
  2. 前記駆動軸の軸心と前記第1給送回転体の下端とを結ぶ線よりも前記駆動軸の軸心と前記第2給送回転体の下端とを結ぶ線が下方に位置することを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
  3. 前記第2給送回転体は、前記第1給送回転体に動力伝動する前記伝動系の途中から分岐された第2伝動系を介して回転駆動されることを特徴とする請求項1または2に記載の給紙装置。
  4. 前記第1給送回転体は、前記アーム体の長手方向先端部に配置され、前記第2給送回転体は、前記アーム体の長手方向中途部に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の給紙装置。
  5. 前記第1給紙トレイに収容された被記録媒体のうちの最上位置と、第2給紙トレイに収容される被記録媒体の最下位置との間に適宜の高さ方向の隙間が存在していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の給紙装置。
  6. 前記第1給送回転体及び前記第2給送回転体は、前記第1給紙トレイ及び第2給紙トレイに収容された被記録媒体の給送方向と直交する幅方向の中央線を挟んで対称状に形成または配置されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の給紙装置。
  7. 前記第2給送回転体の周速よりも、前記第1給送回転体の周速が高い値になるように、前記両給送回転体の半径または伝動系が設定されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の給紙装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載の給紙装置と、前記給紙装置から給送された被記録媒体に画像を記録するための画像記録部とを備えたことを特徴とする画像記録装置。
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