JP5181167B2 - 孔版印刷装置 - Google Patents
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Description
請求項2に係る発明は、加熱穿孔製版されたマスタを、円周面に形成されインキが滲み出る多数の開口からなる開口部を有した版胴に巻着し、版胴に印刷用紙を給送すると共に、押圧手段を前記版胴に当接させて印刷を行う孔版印刷装置であって、当該孔版印刷装置で使用可能な最大サイズのマスタである大マスタによる印刷と、前記大マスタよりも小サイズで前記開口部全域の一部を覆うサイズの小マスタによる印刷を実施することができる孔版印刷装置において、前記小マスタで印刷可能なサイズの複数原稿に基づき、複数のマスタを用いて印刷する場合であって、該複数のマスタによる総印刷枚数が所定枚数未満ならば当該所定枚数未満の印刷にかかるマスタは全部前記小マスタとし、該複数のマスタを構成する個々のマスタの印刷枚数がそれぞれ前記所定枚数を超える場合は全てのマスタを前記大マスタとし、該複数のマスタの個々の印刷枚数が前記所定枚数未満であるが該複数のマスタによる総印刷枚数が前記所定枚数を超える場合は、前記小マスタによる連続印刷中に、前記所定枚数を超えない枚数間隔で大マスタによる印刷を割り込ませることとした。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2記載の孔版印刷装置において、前記大マスタを版胴に巻着する第1製版巻着モードと、印刷に際し前記押圧手段を用いて前記開口部の全域に対応する領域で前記大マスタを前記開口部に押圧する第1押圧モードと、前記小マスタを前記版胴に巻着する第2製版巻着モードと、印刷に際し前記押圧手段による前記版胴への押圧範囲を前記小マスタに適合した範囲で行なう第2押圧モードと、を選択して実行することが可能であり、前記大マスタを用いた印刷では、前記第1製版巻着モード及び前記第1押圧モードでの印刷に続き、前記第2押圧モードでの印刷を行なうこととした。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の孔版印刷装置において、前記大マスタには前記小マスタと同じ製版内容で同じサイズで穿孔がなされていることとした。
請求項5に係る発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の孔版印刷装置において、前記所定枚数は、小マスタの使用による連続印刷に際し、版胴の円周面に形成されインキが滲み出る多数の開口からなる開口部であって該小マスタで覆われる範囲から外れた露出部での該小マスタによる印刷中におけるインキの乾燥状態が、次の大マスタによる印刷時に画質への影響となって現れない範囲内での該小マスタによる最大の連続印刷枚数として定めた経験値とした。
請求項2記載の発明によれば、複数原稿に対応する複数マスタを使用する場合において、版胴の露出している円周面の開口部におけるインキの水分の蒸発、乾燥による画質悪化等の発生を低減できる。
請求項3記載の発明によれば、版胴表面に付着した紙粉とか、塵埃を大マスタに吸着させる形で清掃することが第1押圧モードにより行われ、かつ、第2押圧モードでは、画像が無いマスタの余白部分をプレスローラで押圧しないので、該余白部分を押圧することによって生ずるとされる蒸発分離等で顔料の密度や、インキの粘性等が変化してしまう現象を緩和することができる。
請求項4記載の発明によれば、大マスタにおいても小マスタと同じ内容で製版することで、大マスタについて製版しないで使用する場合と比べてマスタを有効活用することができる。
請求項5記載の発明によれば、所定枚数の設定指針を示すことで発明を実効あるものとし画質の向上に寄与する。
図1は本発明に係る孔版印刷装置の要部を示す。マスタ8はロール状に巻成されたマスタロール8aとして図示しないホルダ手段によりロール芯8bの部分を支持部に回転可能に支持されている。製版に際してマスタ8はマスタロール8aから引き出され、図示しない製版部側板に回転自在に支持されたプラテンローラ9に、無数の発熱素子を有するサーマルヘッド10により押圧されるようになっていて、該プラテンローラ9が時計回りに回転駆動されることにより、該マスタロール8aより繰り出されるようになっている。ここで、プラテンローラ9は図示しないステッピングモータに連結されて駆動されるようになっている。また、サーマルヘッド10は、図示しないバネ部材によりプラテンローラ9に向けて押圧付勢されている。
例1:小サイズ原稿(印刷用紙)を使用し、原稿枚数が1枚で原稿当たり印刷枚数が所定枚数以上(例えば2000枚以上)の場合、以下(例えば2000枚未満)の場合:
給紙トレイ21に印刷用紙24がセットされると、該印刷用紙24のサイズが検出される。図1に示した例では給紙トレイ21上の印刷用紙24はその大きさから、センサ22、23のうち、センサ22だけで検知され、この検知情報が制御部Fに送られて、制御部Fは印刷用紙が小サイズであると判断される。原稿積載トレイ40に原稿41が挿入されて、図示しない原稿有無センサにより小サイズ原稿41のセットが検出された後に、図5に示した操作パネル表示部Gのテンキーにより印刷枚数が入力され制御部Fに記憶されて、版胴1の前記開口部全域を覆うサイズの大マスタを版胴1に巻着する第1製版巻着モードで製版するか、前記開口部全域の一部を覆うサイズを有し前記大マスタよりも小サイズで前記開口部の一部を覆うサイズの小マスタを前記版胴に巻着する第2製版巻着モードで製版するかが記憶部Hに格納された所定枚数のデータや、印刷用紙の検出情報等から制御部Fにより判断される。
ここに掲げた所定枚数2000枚は、例示であり、印刷機の使用環境や、インキの条件等によっては、500枚とか1000枚とか実際に即した所定枚数を設定することができる。
(5)の例は、例1のケース1に該当する。
(6)の例は、例1のケース2に該当する。
(7)の例は、例2のケース3に該当する。
(8)の例は、総印刷枚数が所定枚数である2000枚未満であるので、版胴の露出している円周面の開口部におけるインキの水分の蒸発、乾燥による画質悪化等の影響を無視できる範囲である。
1a 開口部
1b 非開口部
3 ドクタローラ
2 インキローラ
4 インキ溜まり
5 インキパイプ
8 マスタ
15 プレスローラ(押圧手段)
16 プレスローラアーム
16a アーム軸
レジストローラ(17
18 分離ローラ
19 分離コロ
20 呼び出しローラ
21 給紙トレイ
22、23 センサ
25 加圧アーム
26 ストッパピン
27 カムフォロア
28 ストッパ
28a ストッパ軸
28b 切り欠き
29、36 ソレノイド
30、37 スプリング
31 第1カム
32 第2カム
33 カム軸
33a、33b つば部
35 切り換えアーム
35a 第2カムフォロア
36 切り換えソレノイド
部
G 操作パネル表示部
H 記憶部
J 印圧切換部
Claims (5)
- 加熱穿孔製版されたマスタを、円周面に形成されインキが滲み出る多数の開口からなる開口部を有した版胴に巻着し、版胴に印刷用紙を給送すると共に、押圧手段を前記版胴に当接させて印刷を行う孔版印刷装置であって、当該孔版印刷装置で使用可能な最大サイズのマスタである大マスタによる印刷と、前記大マスタよりも小サイズで前記開口部全域の一部を覆うサイズの小マスタによる印刷を実施することができる孔版印刷装置において、
前記小マスタによる印刷が指定された場合に、連続して印刷される印刷枚数が所定枚数未満の間は、前記小マスタで印刷し、前記所定枚数を超える場合は、前記大マスタで印刷することを特徴とする孔版印刷装置。 - 加熱穿孔製版されたマスタを、円周面に形成されインキが滲み出る多数の開口からなる開口部を有した版胴に巻着し、版胴に印刷用紙を給送すると共に、押圧手段を前記版胴に当接させて印刷を行う孔版印刷装置であって、当該孔版印刷装置で使用可能な最大サイズのマスタである大マスタによる印刷と、前記大マスタよりも小サイズで前記開口部全域の一部を覆うサイズの小マスタによる印刷を実施することができる孔版印刷装置において、
前記小マスタで印刷可能なサイズの複数原稿に基づき、複数のマスタを用いて印刷する場合であって、
該複数のマスタによる総印刷枚数が所定枚数未満ならば当該所定枚数未満の印刷にかかるマスタは全部前記小マスタとし、
該複数のマスタを構成する個々のマスタの印刷枚数がそれぞれ前記所定枚数を超える場合は全てのマスタを前記大マスタとし、
該複数のマスタの個々の印刷枚数が前記所定枚数未満であるが該複数のマスタによる総印刷枚数が前記所定枚数を超える場合は、前記小マスタによる連続印刷中に、前記所定枚数を超えない枚数間隔で大マスタによる印刷を割り込ませることを特徴とする孔版印刷装置。 - 請求項1又は2記載の孔版印刷装置において、
前記大マスタを版胴に巻着する第1製版巻着モードと、
印刷に際し前記押圧手段を用いて前記開口部の全域に対応する領域で前記大マスタを前記開口部に押圧する第1押圧モードと、
前記小マスタを前記版胴に巻着する第2製版巻着モードと、
印刷に際し前記押圧手段による前記版胴への押圧範囲を前記小マスタに適合した範囲で行なう第2押圧モードと、
を選択して実行することが可能であり、
前記大マスタを用いた印刷では、前記第1製版巻着モード及び前記第1押圧モードでの印刷に続き、前記第2押圧モードでの印刷を行なうことを特徴とする孔版印刷装置。 - 請求項1乃至3の何れかに記載の孔版印刷装置において、
前記大マスタには前記小マスタと同じ製版内容で同じサイズで穿孔がなされていることを特徴とする孔版印刷装置。 - 請求項1乃至4の何れかに記載の孔版印刷装置において、
前記所定枚数は、小マスタの使用による連続印刷に際し、版胴の円周面に形成されインキが滲み出る多数の開口からなる開口部であって該小マスタで覆われる範囲から外れた露出部での該小マスタによる印刷中におけるインキの乾燥状態が、次の大マスタによる印刷時に画質への影響となって現れない範囲内での該小マスタによる最大の連続印刷枚数として定めた経験値としたことを特徴とする孔版印刷装置。
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