JPH079847A - ホイールローダキャビンのフロントガラス取付枠 - Google Patents

ホイールローダキャビンのフロントガラス取付枠

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JPH079847A
JPH079847A JP14395693A JP14395693A JPH079847A JP H079847 A JPH079847 A JP H079847A JP 14395693 A JP14395693 A JP 14395693A JP 14395693 A JP14395693 A JP 14395693A JP H079847 A JPH079847 A JP H079847A
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JP
Japan
Prior art keywords
frame
mounting frame
windshield
wheel loader
cabin
Prior art date
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Pending
Application number
JP14395693A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Nishihara
誠二 西原
Koji Ochi
孝司 越智
Kenji Eda
賢次 枝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Kobe Steel Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Kobe Steel Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Kobe Steel Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
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Publication of JPH079847A publication Critical patent/JPH079847A/ja
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  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホイールローダキャビンのフロントガラス取
付枠を形成するに当り、材料の歩留りを良好にするとと
もに、プレス型を小型化してコストダウンを図る。 【構成】 上部枠27と下部枠28並びに左右の前支枠
17,17を溶着して取付枠26を形成する。キャビン
14の前面部に設けられた取付枠26の突起縁部にHゴ
ム30を嵌着し、該Hゴム30を介して取付枠26へフ
ロントガラス20を装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はホイールローダキャビン
に関するものであり、特に、キャビン前面部のフロント
ガラス取付枠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は従来のホイールローダ1を示した
ものであり、該ホイールローダ1はバケット2及びアー
ム3等の建設機械を備えた前機体4と、エンジン(図示
せず)等の機関部及びステアリング5や操作レバー6等
の操作機構部を搭載した後機体7とに二分割されてい
る。前機体4の後部中央にブラケット8を設けるととも
に、後機体7の前部中央に連結部9を突設し、前記ブラ
ケット8と連結部9とをピン結合して前機体4と後機体
7を連結してある。
【0003】また、機関部の上部にボンネットフード1
0を開閉自在に蓋装し、ボンネットフード10の上部に
シート11を取り付ける。更に、後機体7の前部にフロ
ントフード12を設けて計器パネルやペダルを被蔽し、
後機体7の後部左右にリヤフェンダ13,13を設け
る。そして、オペレータは後機体7のシート11に座
し、ステアリング5を操作して前機体4を左右へ回向
し、操作レバー6によってバケット2及びアーム3を操
作する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のホイールローダ
1は、前述したように後機体7のシート11にオペレー
タが座して種々の操作を行うが、後機体7には屋根やフ
ロントガラス等は装着されていない。従って、雨天に於
ける作業ではオペレータに直接雨水が掛かり、オペレー
タの全身が濡れてしまう。また、厳寒期に於ける作業で
は、寒さによってオペレータが十分な運転操作能力を発
揮できないことがあり、悪天候の下での作業条件が良好
ではなかった。
【0005】このため、ホイールローダにキャビンを設
けて運転席を被蔽することが考えられる。キャビンを設
ける場合、キャビンの前面部にはフロントガラスが装着
されるが、従来の一般の建設機械に於いては、一枚の鉄
板の中央部を打ち抜いた後に、絞り型により該鉄板の四
方を絞ってフロントガラスの取付枠を形成する。従っ
て、前記取付枠を製作するに当って大形寸法の材料を必
要とし、打ち抜き型及び絞り型も大型化する等、製作コ
ストが高くなっている。
【0006】そこで、ホイールローダキャビンのフロン
トガラス取付枠を形成するに当り、材料の歩留りを良好
にするとともに、プレス型を小型化してコストダウンを
図るために解決すべき技術的課題が生じてくるのであ
り、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、上下左右に分割した
枠を溶着して取付枠を形成し、該取付枠の内周に突起縁
部を突設し、該突起縁部にHゴムを介装してフロントガ
ラスを装着したホイールローダキャビンのフロントガラ
ス取付枠を提供するものである。
【0008】
【作用】本発明のフロントガラス取付枠は、上下左右の
枠を予め別々に材料切断し、夫々の枠毎に絞り加工を行
う。絞り加工後の夫々の枠は溶接加工され、一体の取付
枠が形成される。取付枠の内周に突設した突起縁部にH
ゴムを介装し、該Hゴムを介してフロントガラスを取付
枠へ装着する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図8に従
って詳述する。尚、説明の都合上、従来技術と同一の構
成部分には同一符号を付して説明は省略する。図1はホ
イールローダ1を示したものであり、後機体7にキャビ
ン14が蓋装されている。後機体7は図9に示した従来
のものと同一構成であるが、フロントフード12の左右
内側部に幅広の前支柱15,15を立設し、新たに左右
のリヤフェンダ13,13内に後支柱16,16を固設
する。
【0010】図1に示すようにキャビン14の左右両側
には前支枠17,17、側方支枠18,18、後支枠1
9,19が立設され、左右の前支枠17,17間の前面
にフロントガラス20を設け、左右の前支枠17,17
と側方支枠18,18間に夫々ドア21,21を設け
る。前支枠17,17の下端部は前記ホイールローダ1
の前支柱15,15の上端部に載置され、ボルトにて締
着してある。また、側方支枠18,18の下端部と後支
枠19,19の下端部間に取付板22,22を固着し、
左右の取付板22,22はリヤフェンダ13,13を介
してホイールローダ1の後支柱16,16の上端部に載
置され、ボルトにて締着してある。
【0011】キャビン14の前面下縁部と後機体7のフ
ロントフード12との間にゴム等の弾性部材23を介装
するとともに、前記取付板22の下面にも弾性部材24
を介装し、後機体7の振動を吸収してキャビン14への
伝達を防止してある。図2及び図3はキャビン14の前
面部を示し、天井25の下部にフロントガラス20の取
付枠26が設けられている。該取付枠26は、前述した
左右の前支枠17,17と、天井25の前端面に沿って
平面視弓形に湾曲した上部枠27と、フロントフード1
2の上端面に沿って平面視弓形に湾曲した下部枠28と
からなり、上下左右に分割した四本の枠は正面四隅で溶
着されている。尚、フロントフード12の中央部上面に
は、計器パネル用のカバー29を突設してある。また、
フロントフード12の前面中央部は前方へ突出するよう
に湾曲しているが、フロントフード12の前面サイド部
は略垂直面となっている。
【0012】図4は上部枠27の縦断面を示し、天井2
5に溶着された上部枠27の下縁部にHゴム30を嵌着
し、該Hゴム30を介して平面視弓形のフロントガラス
20の上縁部を装着する。図5は前支枠17の横断面を
示し、前支枠17の前縁部に突起縁部17aを突設し、
該突起縁部17aにHゴム30を嵌着してフロントガラ
ス20の側縁部を装着する。
【0013】図6は下部枠28のC−C線断面を示し、
下部枠中央フレーム28aaの前面部28abは、フロ
ントフード12の前面中央部の形状に合せてやや後方へ
傾斜し、該前面部28abの上縁部に突起縁部28ac
を突設する。そして、この突起縁部28acにHゴム3
0を嵌着してフロントガラス20の中央下縁部を装着す
る。図7は下部枠28のD−D線断面を示し、下部枠サ
イドフレーム28baの前面部28bbは、フロントフ
ード12の前面サイド部の形状に合せて垂直面となって
おり、該前面部28bbの上縁部に突起縁部28bcを
突設する。そして、この突起縁部28bcにHゴム30
を嵌着してフロントガラス20の中央下縁部を装着す
る。
【0014】斯くして、図2及び図3に示したように、
平面視弓形のフロントガラス20は、Hゴム30を介し
てその四方が取付枠26により支持される。該取付枠2
6は、前述したように上部枠27と下部枠28並びに左
右の前支枠17,17とを溶着して形成されているた
め、四本の枠を夫々別個に製作する。従って、夫々の材
料寸法が小となって歩留りが良好になるとともに、各枠
を別々に絞り加工するため、絞り型を小型化することが
できる。依って、上部枠27及び下部枠28のように平
面視弓形に湾曲させるプレス加工も容易となる。
【0015】図8は下部枠28の平面図であり、該下部
枠28は前後寸法が幅狭である下部枠中央フレーム28
aaと、その左右に位置する幅広の下部枠サイドフレー
ム28ba,28baとからなり、左右の下部枠サイド
フレーム28ba,28baに前記前支枠17,17を
溶着してある。前支枠17,17の下端部にはブラケッ
ト31,31が突設され、夫々のブラケット31,31
を前支柱15,15の上端部へボルトにて締着する。
【0016】フロントフード12の中央部上面には計器
パネルのカバー29を設けてあるので、平面部位の前後
寸法が狭小となっているが、前記下部枠中央フレーム2
8aaを幅狭に形成したことにより、キャビン14をホ
イールローダ1へ後付けするに当って、フロントフード
12の上面へ下部枠28を確実に載置できる。尚、前記
下部枠中央フレーム28aaはフロントガラス20の形
状に合せて湾曲させてあるため、略中央位置で左右に二
分割したものを接合して形成してもよい。
【0017】また、左右の下部枠サイドフレーム28b
a,28baの前面部28bb,28bbは、図7に示
したようにフロントフード12の前面サイド部の形状に
合せて垂直面となっているため、キャビン14の前面サ
イド部が外側へ突出することがない。従って、図1に示
した前機体4を左右何れかへ回向させたとき、前機体4
の後部に立設された支柱32,32が後機体7の前面サ
イド部に接触するまでの距離が延長され、前機体4の旋
回角度を大にすることができる。
【0018】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0019】
【発明の効果】本発明は上記一実施例に詳述したよう
に、上下左右の枠を予め別々に製作するため、夫々の枠
の材料寸法が小となって材料の歩留りが良好になる。ま
た、夫々の枠毎に絞り加工をするため、絞り型を小型化
することができ、プレス加工も容易となる。
【0020】溶接により一体に形成された取付枠には突
起縁部が設けられ、Hゴムを介してフロントガラスが装
着されたので、極めて簡便にフロントガラスの装着作業
が為され、取付工程も短縮される等コストダウンに寄与
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるホイールローダの側面
図。
【図2】キャビンの前面部を示す正面図。
【図3】キャビンの前面部を示す側面図。
【図4】図2のA−A線断面図。
【図5】図2のB−B線断面図。
【図6】図2のC−C線断面図。
【図7】図2のD−D線断面図。
【図8】下部枠の平面図。
【図9】従来形のホイールローダの側面図。
【符号の説明】
1 ホイールローダ 17 前支枠 17a 突起縁部 20 フロントガラス 26 取付枠 27 上部枠 28 下部枠 28ac,28bc 突起縁部 30 Hゴム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 枝 賢次 広島県広島市安佐南区祇園3丁目12番4号 油谷重工株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下左右に分割した枠を溶着して取付枠
    を形成し、該取付枠の内周に突起縁部を突設し、該突起
    縁部にHゴムを介装してフロントガラスを装着したこと
    を特徴とするホイールローダキャビンのフロントガラス
    取付枠。
JP14395693A 1993-06-15 1993-06-15 ホイールローダキャビンのフロントガラス取付枠 Pending JPH079847A (ja)

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JP14395693A JPH079847A (ja) 1993-06-15 1993-06-15 ホイールローダキャビンのフロントガラス取付枠

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JPH079847A true JPH079847A (ja) 1995-01-13

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008057176A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械
JP2015112879A (ja) * 2013-12-06 2015-06-22 ヤンマー株式会社 キャビンのフロントガラス取付構造
JP2020165190A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 株式会社クボタ 作業機

Cited By (4)

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