JPH079643Y2 - バ−コ−ドリ−ダ付プリンタ - Google Patents

バ−コ−ドリ−ダ付プリンタ

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JPH079643Y2
JPH079643Y2 JP1987033979U JP3397987U JPH079643Y2 JP H079643 Y2 JPH079643 Y2 JP H079643Y2 JP 1987033979 U JP1987033979 U JP 1987033979U JP 3397987 U JP3397987 U JP 3397987U JP H079643 Y2 JPH079643 Y2 JP H079643Y2
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伸徳 上池
周介 松浦
茂 林
裕之 平手
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有限会社メープル
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 印字媒体上に印字されたバーコードを読み取ることが可
能なバーコードリーダ付プリンタに関する。
[従来の技術] 従来、実開昭61-206463号に開示されているように、プ
リンタの筐体などの所定部材にバーコードリーダペンを
挿脱可能な保持部を設け、必要に応じて該保持部にバー
コードリーダペンを挿入し、帳票の先側上に帳票の移送
方向と平行に並べて印字されたバーコードを帳票の移送
を利用してスキャナすることにより読み取るようにした
プリンタ装置が知られていた。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記プリンタ装置は、バーコードリーダ
ペンを使用しているため、バーコードの読み取り中、バ
ーコードリーダペンの読み取り部と読み取るバーコード
が印字された帳票面との間隔を0〜2mmという狭い範囲
内に確実に保持しなければならなかった。この範囲はバ
ーコードリーダペンの性能によるよりも、バーコードを
なぞって読み取るという性質によるものであるため、性
能を向上させたところで容易にその範囲を拡張しえな
い。このため、一枚ずつ用紙を送る必要がる単票用紙を
使用する場合、バーコードリーダペンの読み取り部と単
票用紙の先側とがぶつかって紙詰まりが生じ易いか、又
は、これを避けようとすると上記の間隔を維持できずバ
ーコードの読み取りが不可能もしくは不正確になるとい
うという大きな問題があった。
また、バーコードリーダペンを自在に着脱可能としたた
め、脱着後再度装着するときこの間隔が不正確になりが
ちであり、上記問題を一層深刻なものとした。
更に、この間隔を所定範囲内に維持し得たとしても、一
般量産型プリンタに取り付けたバーコードリーダペンで
は精度よくバーコードを読み取ることは困難な場合が多
かった。これは、印字媒体上に移送方向と平行に並べて
印字されたバーコードを印字媒体の移送を利用してスキ
ャンすることにより読み取る方式のため、印字媒体の移
送速度に変動が伴いやすい一般量産型プリンタでは、バ
ーコードリーダペンの前を通過する各バーの幅、即ち各
バーを読み取る時間的間隔が本来のものと一致しなくな
り、読み取りが困難になるものと考えられる。
このような問題を解決しようとすれば、少なくとも、単
票用紙の先側をバーコードリーダペンの真下において、
紙詰まりを生じさせることなく正確かつ確実に所定の位
置を通過させる機構と共に、バーコードを読み取ること
ができる程度に印字媒体の移送速度の変動を抑える特別
な移送機構を設けておく必要があった。このため、特に
安価かつ小型の反転紙送り方式の一般量産型プリンタに
適用することは困難であった。
本考案は、以上の課題を解消するため、特別な機構を設
けなくても、低コストで印字媒体の詰まりのおそれな
く、バーコードリーダの着脱が自在でかつその装着作業
も容易であり、しかも正確なバーコードの読み取りがで
きるバーコードリーダ付プリンタの提供を目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本考案のバーコードリーダ付
プリンタは、プラテンに沿って単票の印字媒体が移送可
能にセットされ、該印字媒体に対して印字ヘッドが印字
を行うプリンタにおいて、 光源と該光源が上記印字媒体上のバーコードを照射した
ときの反射光を受光するCCD受光素子とからなる読み取
り部を備えたタッチスキャナと、 上記プリンタの所定位置にて上記印字媒体の印字面側に
設けられ、上記タッチスキャナの読み取り部と上記印字
媒体とが所定の間隔をもつと共に、上記印字媒体の移送
方向に対して直交する方向に並べて印字された該印字媒
体上のバーコードを読み取り可能な姿勢に上記タッチス
キャナを支持すると同時に、上記タッチスキャナを任意
に着脱可能とするスキャナ支持体と、 を備えたことを要旨とする。
[作用] 上記構成からなる本考案のバーコードリーダ付プリンタ
は、光源とCCD受光素子とからなる読み取り部を備えた
タッチスキャナにより、印字媒体上のバーコードを正確
に読み取る。このタッチスキャナは、スキャナ支持体に
任意に着脱可能である。また、タッチスキャナとは、光
源がバーコードを照射することによって生じる反射光を
バーコードの像としてCCD受光素子に投影させ、それを
電子的にスキャンさせるものであり、印字媒体上のバー
コードと読み取り部との間隔が通常、間隔基準値+0〜
20mm(但し、感化鵜基準値約0〜10mm)の範囲内、即ち
約0〜30mmの範囲内であれば、精度よく読み取ることが
できるものである。
このため、タッチスキャナの読み取り部とバーコード印
字面との間隔を、単票の印字媒体の先側がタッチスキャ
ナの読み取り部で紙詰まりを生じることのない充分な大
きさに設定できる。しかも、バーコード印字面に対する
タッチスキャナの取付角度を充分な許容幅をもって、タ
ッチスキャナを設置することが可能である。
従って、プリンタに対するスキャナ支持体を介したタッ
チスキャナの着脱自在な設置がきわめて容易となる。ま
た、着脱自在であるため、コストが嵩むことなく各単位
の装置が有効に活用でき、しかもタッチスキャナを装着
することによりプリンタの機能が顕著に拡張される。
また、本考案では、タッチスキャナが読み取るバーコー
ドは印字媒体の移送方向に対して直交する方向に並べて
印字されているため、印字媒体の移送速度は、タッチス
キャナの読み取り部の前を通過するときの各バーの幅の
認識には影響しない。その結果、印字媒体の移送速度が
変動するか否かにかかわらず、タッチスキャナは正確に
バーコードの読み取りを行うことができる。
また、バーコードが印字媒体の移送方向に対して平行に
並べて印字されている場合には、読み取るために印字媒
体を移送する必要があり、その分用紙に印字できず無駄
が生じるが、本考案では、バーコードが印字媒体の移送
方向に対して直交する方向に印字されているため、この
ような用紙の無駄を最小限に抑えることができる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図は実施例を示す図である。第1図の
(A)は、本実施例のバーコードリーダ付プリンタの全
体斜視図である。第1図(B)は、該プリンタの蓋の拡
大断面図である。
本実施例のバーコードリーダ付プリンタ1は、プリンタ
2、バーコードリーダのタッチスキャナ9及びスキャナ
支持体10とから構成されている。
プリンタ2は、予め規定の大きさに切断された用紙をセ
ットするカットシートフィーダ5と図示しない印字、及
び紙送り機構部と切欠部6aからバーコードローダ付プリ
ンタ1側に軸1aを挿入して回転可能に配置できるととも
に蓋7を開いた状態で着脱自在な蝶番部6を有する蓋7
とからなる。この蓋7には、後述するタッチスキャナ9
の先端部が嵌通できるように孔8が設けられている。
スキャナ支持体10は、タッチスキャナ9を支承する支持
片10aと該支持片10aを有するL字型のスキャナ支持具10
bとからなり、蓋7上であって孔8の近辺に取り付けら
れている。なお、支持片10aとスキャナ支持具10とは、
タッチスキャナ9を着脱自在に支持することができる。
バーコードリーダ4は、タッチスキャナ9が読み取った
データをケーブルを通じて、図示しないコンピュータ等
の外部機器に伝送するものである。コネクタ11は、コン
ピュータのRS232Cへのコネクタである。
第2図は、バーコードリーダ付プリンタ1の印字及び読
み取りの機構を示す説明図である。印字及び読み取りの
機構は、タッチスキャナ9と、図示しないコンピュータ
からの印字信号により印字する印字部22と、単票用紙27
を反転して移送する移送部23とから構成されている。
タッチスキャナ9は、光を出す光源であるLED光源24及
び前記光源24の単票用紙27に対する反射光を受光するCC
D受光素子25とからなる読み取り部9aと、図示しないコ
ンピュータからの信号を前記LED光源24に転送したり、
前記受光素子25の受けた信号を上記コンピュータに転送
するバーコード検出回路26とから構成されている。な
お、タッチスキャナ9は、読み取り部9aを含む先端部が
孔8を嵌通して、読み取り部9aと後述するプラテン28と
の間隔がおよそ0〜30mmの範囲内となるようにスキャナ
支持体10の支持片10a及びスキャナ支持具10bにより支持
される。また、スキャナ9は、移送方向と直交する方向
に並べて印字されたバーコードを読み取る姿勢でスキャ
ナ支持体10に支持されている。
印字部22は、図示しないコンピュータからの信号により
インパクト印字する印字ヘッド30とリボン31とから構成
されている。
また、移送部23は、単票用紙27を反転移送させるプラテ
ン28と前記プラテン28上に単票用紙27を回転支持する紙
おさえローラ29a,29b,29cとから構成されている。
バーコードの印字及び読み取りの機構は、まず前記カッ
トシートフィーダ5にセットされた単票用紙27を前記プ
ラテン28と紙おさえローラ29a,29b,29cとにより巻き込
み、プラテン28上を移送する。図示しないコンピュータ
の信号により印字ヘッド30は、予め上記単票用紙27の指
示した位置、通常は単票用紙27の移送方向の先端の位置
にバーコードを前記ヘッド30の前部に備えたリボン31を
介して、該移送方向に直交する方向に並べて印字する。
次に印字された単票用紙27を前記印字したバーコードの
読み取り位置であるタッチスキャナ9の読み取り部9aの
前にプラテン28を回転させて移送する。図示しないコン
ピュータからの信号により前記LED光源24が光を発生
し、上記バーコードを照射する。前記印字したバーコー
ドの反射光によりバーコードの像をCCD受光素子25に投
影した電子スキャンして、バーコード検出回路26を介し
て図示しないコンピュータで正しいか否かを判断する。
正しいときは、単票用紙27をプラテン28の回転により次
に移送し、誤っているときは、上記単票用紙27及び図示
しない表示装置に誤りの表示をして上記用紙を次に移送
し、新しい用紙をセットして再び同じ動作を繰り返す。
予めバーコードを印刷した用紙に他の事項を印字すると
きは、印字された単票用紙27を前記印字したバーコード
の読み取り位置であるタッチスキャナ9の読み取り部9a
の前にプラテン28を回転させてセットする。図示しない
コンピュータからの信号により前記LED光源24が光を発
生し,上記バーコードを照射する。
前記印字したバーコードの反射光によりバーコードの像
をCCD受光素子25に投影し電子スキャンして読み取り、
バーコード検出回路26を介して図示しないコンピュータ
で上記バーコードのコードによりデータを検索、処理し
た信号により印字ヘッド30は、前記ヘッド30を前部に備
えたリボン31を介して上記データを印字する。印字終了
後、上記単票用紙27をプラテン28の回転により次に移送
し、新しい用紙をセットして再び同じ動作を繰り返す。
以上詳述した本実施例は、以下の効果を有する。
タッチスキャナが読み取るバーコードは印字媒体の
移送方向に対して直交する方向に並べて印字されている
ため、印字媒体の移送速度が変動するか否かにかかわら
ず、正確にバーコードの読み取りを行うことできる。
タッチスキャナの読み取り部とプラテンとの間隔を
紙詰まりの生じない間隔に設定することができ、しかも
正確なバーコードの読み取りが可能となる。
従来、バーコードリーダが印字媒体の移送方向に対
して平行に並べて印字されたバーコードを読み取るため
には印字媒体を移送してスキャンする必要があり、その
分用紙に印字できず無駄が生じたが、本実施例では、タ
ッチスキャナが印字媒体の移送方向に対して直交する方
向に印字されたバーコードをタッチスキャナ自身が電子
スキャンして読み取るため、このような用紙の無駄を最
小限に抑えることができる。
タッチスキャナを装着するとき、読み取り部とプラ
テンとの間隔の許容幅、及びタッチスキャナのバーコー
ド印字面に対する設置角度の許容幅が大きいため、いち
いち微調整する必要がなく、装着作業もきわめて容易で
ある。特に、バーコードリーダが予め装備・固定されて
いない反転紙送り方式の一般量産型プリンタに対して後
日バーコードリーダを装着する場合、この装着作業がき
わめて容易であるという効果が発揮される。
予めバーコードリーダを装備・固定したプリンタに
比べて、反転紙送り方式の一般量産型のプリンタに対し
てタッチスキャナとスキャナ支持体とを追加的に装着す
るだけでよいため、コストがかからず装置自体も小型化
される。
タッチスキャナをプリンタに装着したときは該プリ
ンタにセットされた用紙上のバーコードを読み取ること
ができ、タッチスキャナを取り外したときは前記用紙上
以外のバーコードを読み取ることができる。即ち、各単
位の装置の有効活用ができ、しかもタッチスキャナを装
着するとプリンタとしての機能が以下の応用例1、2に
示すように顕著に拡張される。
応用例1 次に上記バーコードリーダ付プリンタを備えたコンピュ
ータ装置は、用紙に、バーコードの印字を行った直後
に、該バーコードのリードチェックを行い、リードエラ
ーのときは、バーコードの誤印刷の表示を上記用紙ある
いは表示装置に表示して、再び同一のバーコードを次の
用紙に印字する。上記リードチェックが正しいときは、
上記用紙を転送して、同様の処理を行うものである。第
3図のブロック図に示すごとく、上記装置は、バーコー
ドのコードを入力するキーボード61、文字図形を表示す
る表示装置62、外部記憶装置としてのフレキシブルディ
スクドライブ63、及びタッチスキャナ64aをプリンタ64b
に付けたバーコードリーダ付プリンタ64及び、これらの
装置に接続され、バーコードの印字、リードチェックを
指示し、バーコードのコードに該当する事項の検索、処
理をして印字の指示する機能を備えた電子制御装置70か
ら構成されている。
電子制御装置70は、周知のCPU71,ROM72,RAM73,バックア
ップRAM74により算術的論理回路として構成され、上記
キーボード61等の外部装置からの入出力信号をCPU71の
処理可能な信号に変換する入出力ポート75を備えてい
る。上記ROM72は、第4図に示すフローチャートに該当
するプログラムを格納している。
第1図及び第2図に示したバーコードリーダ付プリンタ
の実施例の構成で上記フローチャートに基づいて実行さ
れる処理について説明する。まずバーコードリーダ付プ
リンタ1のカットシートフィーダ5に手動又は自動で用
紙をセットして(ステップ81)、バーコードの印刷位置
まで紙送りをする(ステップ82)。次に最初のバーコー
ドの印刷であるか、もしくは前回印刷したバーコードは
誤った印刷であったか否かを判断する(ステップ83)、
誤った印刷であったときは、再び同一のバーコードを印
刷してステップ86に進む。最初のバーコードの印刷であ
るか、もしくは前回正しく印刷されたときは、次の新し
いコードのバーコードを印刷して(ステップ85)ステッ
プ86に進む。ステップ86はバーコードを検出するタッチ
スキャナ9の読み取り部9aの位置まで単票用紙27を紙送
りする。次に上記単票用紙27上の印刷したバーコード
を、上記タッチスキャナ9の読み取り部9aより読み込
み、キーボード61より印字の指示のバーコードのコード
と一致しているか否かを判断する(ステップ87)。上指
示バーコードのコードを一致するときはステップ89に進
み、一致しないときは、上記バーコードの印刷された単
票用紙27の上に誤印刷の表示をする(ステップ88)。ま
た、表示装置62の画面上に誤印刷の表示をしてもよい。
ステップ89は、上記単票用紙27を排出する。次にステッ
プ90は、印刷すべき用紙が残っているか否かを判断し、
用紙があるときは、ステップ82に進む。上記用紙がない
ときは終了する。以下同様にステップ81〜ステップ90の
処理を繰り返し実行する。
以上説明したように、本バーコードリーダ付プリンタを
用いると、該プリンタで例えば後述の応用例2で用いる
用紙に予めバーコードを印刷しておく場合に、印刷した
バーコードがプリンタリボン等の老化現象により不鮮明
に印刷されたときは、印刷終了の直後にリードチェック
をして不鮮明であることをディスプレイ等に表示してリ
ボンの交換をうながし、上記印刷用紙に誤印刷を表示
し、次の用紙に再び同一バーコードを印刷してリードチ
ェックすることから、全ての印刷が終了した後、誤印刷
の表示された用紙のみ抜き出せば、残った印刷物は、全
て、鮮明なバーコードが印刷された用紙のみになる。従
来は、全ての印刷が終了した後バーコードリーダによっ
てバーコードのリードチェックをして、リードエラーの
ときは、再びバーコードのコードを指示して改めて印刷
し、印刷しおえた用紙の中に入れ込むという繁雑さがあ
ったが、本プリンタの利用により全くなくなる。特に連
続番号のバーコードを印刷するとき効果的である。
応用例2 次に、上記バーコードリーダ付プリンタを利用したコン
ピュータ装置において、予め、例えば応用例1のように
して、バーコードを印字した用紙に関連事項を該用紙の
指定位置に印刷するものである。上記装置の構成は前述
の応用例1と同様である。前記ROMは第5図に示すフロ
ーチャートに該当するプログラムを格納している。第1
図及び第2図に示したバーコードリーダ付プリンタの実
施例の構成で上記フローチャートに基づいて実行される
処理について説明する。まずバーコードリーダ付プリン
タ1のカットシートフィーダ5に手動又は自動で用紙を
一括セットして(ステップ91)、予めバーコードを印刷
した用紙を順次バーコードを検出するタッチスキャナ9
の読み取り部9aの位置までプラテン28により紙送りして
(ステップ92)、上記バーコードを読み込み(ステップ
93)、前記読み込んだバーコードのコードにより予めRA
M73あるいはフレキシブルディスク63に記憶された印刷
用ファイルを検索し、該ファイルの更新をするか否かを
判断する(ステップ94)。該ファイルの更新をしないと
きは、ステップ96に進む。該ファイルの更新をするとき
はステップ95に進み、他の印字変更用ファイル中の該当
バーコードのコードに該当するデータを検索して、該デ
ータに応じて上記印字用ファイルを更新して(ステップ
95)ステップ96に進む。ステップ96では、プラテン28に
より紙送りして指定位置に必要項目をCPU71上より入出
力ポート75を介してバーコードリーダ付プリンタ1の印
字ヘッド30により、リボン31上をインパクト印字する。
そして上記用紙を排出する(ステップ97)。以下同様に
ステップ91〜ステップ97の処理を順次自動的に繰り返し
実行する。
以上説明したように、本バーコードリーダ付プリンタを
用いると、予めバーコードが用紙に印刷されていると
き、そのバーコードを読み取って既に登録されている関
係事項を検索し処理をして指定位置に印刷できることよ
り、予め印刷する順序に人手で上記用紙を並べてプリン
タにセットする繁雑さは全くなくなる。また、指定用紙
に誤って印刷して、再び、大部分の用紙を印刷するとい
った無駄が全くなくなるといった効果がある。尚、これ
によって、病院、医院、診療所、治療所が作成する各保
険者に対する医療療養費支給申請書の作成が容易にでき
る。特に、接骨院等において、予めコードを各種の該申
請用紙1枚毎にバーコード印刷しておき、別途バッチ処
理等でコンピュータの患者マスターに患者コード、氏
名、住所、保険関係事項を登録ないし登録しておき、そ
の内容のうちの必要事項をバッチ処理で上記用紙の任意
の一枚に印刷し、これに委任の印を押した後上記用紙の
コードをタッチスキャナで患者マスターに登録した上で
保存し、翌月初めに診療内容に従って保険金額を上記用
紙に印刷して完成させることができる。これにより、順
不同に並べられた上記用紙に対して順次、予め印刷され
たバーコードのコードによって該当患者の該当事項が検
索処理された関連事項が印刷されるため、予め印刷する
上記用紙を順序立てて並べてセットしたりする必要がな
く、一括各保険者に対する医療療養費支給申請書の自動
作成ができるという極めて大きな効果を奏する。
[考案の効果] 以上詳述したように、本考案のバーコードリーダ付プリ
ンタによれば、低コストで、印字媒体の詰まりのおそれ
なく、バーコードリーダの着脱が可能でかつその装着作
業も容易であり、しかも正確なバーコードの読み取りが
できる。
即ち、タッチスキャナが読み取るバーコードは印字媒体
の移送方向に対して直交する方向に並べて印字されてい
るため、印字媒体の移送速度が変動するか否かにかかわ
らず、正確にバーコードの読み取りを行うことができ
る。このため、特別な移送機構を有する高価なプリンタ
は不要であり、安価な一般量産型プリンタを使用するこ
とができる。従って、低コスト化が図られる。
また、タッチスキャナの読み取り部で紙詰まりの生じな
い間隔に設定することができ、しかも正確なバーコード
の読み取りが可能となる。従って、紙詰まりを回避する
ための特別な機構を必要とせず、低コスト化が図られ
る。
更に、従来のバーコードリーダが印字媒体の移送方向に
対して平行に並べて印字されたバーコードを読み取るた
めには印字媒体を移送してスキャンする必要があり、そ
の分用紙に印字できず無駄が生じたが、本考案では、タ
ッチスキャナが印字媒体の移送方向に対して直交する方
向に印字されたバーコードをタッチスキャナ自身が電子
スキャンして読み取るため、このような用紙の無駄を最
小限に抑えることができ、コストが低減できる。
更にまた、タッチスキャナを装着するとき、読み取り部
とプラテンとの間隔の許容幅、及びタッチスキャナのバ
ーコード印字面に対する設置角度の許容幅が大きいた
め、いちいち微調整する必要がなく、装着作業もきわめ
て容易である。特に、バーコードリーダが予め装備・固
定されていない一般量産型プリンタに対しても後日バー
コードリーダを装着する場合、この装着作業がきわめて
容易であるという効果が発揮される。
予めバーコードリーダを装備・固定したプリンタに比べ
て、一般量産型のプリンタに対してタッチスキャナとス
キャナ支持体とを追加的に装着するだけでよいため、コ
ストが嵩まず装置自体も小型化される。
タッチスキャナを着脱自在としたため、各単位の装置の
有効活用ができ、しかもタッチスキャナを装着するとプ
リンタとしての機能が顕著に拡張される。」
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は実施例の全体斜視図、第1図(B)は実
施例の蓋の拡大断面図、第2図は実施例の部分断面図、
第3図はバーコードリーダ付プリンタ装置のブロック
図、第4図は応用例1の制御を示すフローチャート、第
5図は応用例2の制御を示すフローチャートである。 1……バーコードリーダ付プリンタ 2……プリンタ 9……タッチスキャナ 10……スキャナ支持体 27……単票用紙

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラテンに沿って単票の印字媒体が移送可
    能にセットされ、該印字媒体に対して印字ヘッドが印字
    を行うプリンタにおいて、 光源と該光源が上記印字媒体上のバーコードを照射した
    ときの反射光を受光するCCD受光素子とからなる読み取
    り部を備えたタッチスキャナと、 上記プリンタの所定位置にて上記印字媒体の印字面側に
    設けられ、上記タッチスキャナの読み取り部と上記印字
    媒体とが所定の間隔をもつと共に、上記印字媒体の移送
    方向に対して直交する方向に並べて印字された該印字媒
    体上のバーコードを読み取り可能な姿勢に上記タッチス
    キャナを支持すると同時に、上記タッチスキャナを任意
    に着脱可能とするスキャナ支持体と、 を備えたことを特徴とするバーコードリーダ付プリン
    タ。
JP1987033979U 1987-03-09 1987-03-09 バ−コ−ドリ−ダ付プリンタ Expired - Lifetime JPH079643Y2 (ja)

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