JPH07244701A - 帳票印字システム - Google Patents

帳票印字システム

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JPH07244701A
JPH07244701A JP6034878A JP3487894A JPH07244701A JP H07244701 A JPH07244701 A JP H07244701A JP 6034878 A JP6034878 A JP 6034878A JP 3487894 A JP3487894 A JP 3487894A JP H07244701 A JPH07244701 A JP H07244701A
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JP
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sensor
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Application number
JP6034878A
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English (en)
Inventor
Koji Hirota
宏二 廣田
Yukio Nakamura
幸夫 中村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP6034878A priority Critical patent/JPH07244701A/ja
Publication of JPH07244701A publication Critical patent/JPH07244701A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 帳票15に各種文字データを印字する場合
に、位置合せや印字内容等を自動的に印字装置14に供
給された帳票15にあわせて最適状態にする。 【構成】 印字装置14に対して、供給された帳票15
の所定位置に表記されている符号を読取るセンサ17
と、センサにて読取られた符号の帳票上における位置を
基準位置として文字データの印字位置を決定する機能を
付加している。また、別の発明においては、印字装置1
4に対して、前記センサ17の他に、センサ17にて読
取られた符号に含まれる帳票種類情報及び帳票の用紙サ
イズ情報に基づいてホスト装置23から受領した印字情
報を修正し、修正された印字情報に基づいて帳票15に
文字データを印字する機能を付加している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパーソナルコンピュータ
等のホスト装置で作成された印字情報を印字装置へ送出
して、この印字装置で帳票の所定位置に文字データを印
字出力するようにした帳票印字システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば図9に示すように、商店や各種事
業所又は公官庁で発行される各種伝票や証明書等の帳票
1には、一般に、枠2や固定文字3等が予め印刷されて
いる。そして、各空欄4に後から必要な文字を印字し
て、この帳票1を発行する。
【0003】このような帳票1の各空欄4に手書きでな
くて、コンピュータ等を用いて印字する場合の帳票印字
システムは例えば図10に示すように構成されている。
例えばパーソナルコンピュータ等からなるホスト装置5
に印字装置6が接続されている。ホスト装置5内には、
帳票1に印字出力すべき各種のデータを演算処理するア
プリケーションプログラムが記憶されている。このよう
な帳票印字システムで帳票1を発行する場合、操作者は
ホスト装置5において、キーボード7を操作してCRT
表示装置の表示画面8に帳票1に印字すべき文字データ
を表示させて、印字内容を確認ののち、印字キーを押す
と、文字データ及び各文字データの帳票1上の印字位置
とからなる印字情報が接続ケーブルを介して印字装置6
へ送出される。
【0004】印字装置6には、図示するように、帳票1
を供給するための給紙台9が筐体10の前面に取付けら
れている。この給紙台9の上面には挿入する帳票1の用
紙サイズ毎に複数の位置合せ線11が表記されている。
また、筐体10の上面には印字済みの帳票1を取出すた
めの用紙排出口12が設けられている。
【0005】そして、操作者は給紙台9上に帳票1を位
置合せ線11に合せるようにしてセットし、印字開始ボ
タン13を押すと、図示しない搬送機構が起動して、帳
票1が筐体10内へ搬入されて、帳票1の空欄4にホス
ト装置5から送信されてきた各文字データが印字され
る。そして、各文字データが印字された帳票1は用紙排
出口12から排出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
に示すような帳票印字システムにおいてもまだ改良すべ
き次のような問題があった。帳票1の指定された空欄4
に正しくかつ美しく文字データを印字するためには、帳
票1の先端位置または後端位置を給紙台9の各位置合せ
線11に対して精度よく合せる必要がある。
【0007】この位置合せ作業は操作者にとって非常に
煩雑なものである。特に、正確に位置合せを実施する
と、帳票1の発行作業能率が大幅に低下する。また、一
般に、このような帳票印字システムにおいては、複数種
類の帳票1を印字出力することが可能である。そして、
帳票1の用紙サイズは、この帳票1の使用目的、提出先
等の帳票1の種類に応じて千差万別である。したがっ
て、操作者は帳票1を誤った位置合せ線11にセットす
るという人為的ミスを犯し易い。
【0008】さらに、誤った種類の帳票1を位置合せ線
11にセットした場合においても、その誤りを検出する
手段がないので、用紙排出口12から印字済みの帳票1
が排出された時点で、初めてその誤りに気付く問題が生
じる。
【0009】また、同一内容の文字データが印字される
帳票1であっても、例えばこの帳票1の提出先に応じて
用紙サイズが異なる場合がある。このような場合は、ホ
スト装置5内に、用紙サイズが異なるのみの2種類の印
字情報を作成しておく必要がある。また、この2種類の
印字情報を作成するための2種類のプログラムが必要で
ある。その結果、ホスト装置5の構成が複雑化し、帳票
印字システム全体の製造費用が増大する。
【0010】さらに、同一の帳票1であっても印字フォ
ーマットのみが異なる場合もある。この場合、印字する
文字データは全く同じであるにも係わらず、2種類の印
字情報及びこの印字情報を作成するための2種類のプロ
グラムが必要である。
【0011】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、帳票の所定位置に符合を表記し、センサで
この所定位置の符号を読取り、読取った符号に含まれる
該当帳票に関する種々の情報を得ることによって、これ
らの情報に基づいて、供給された帳票に対して、常に、
指定された正しい位置に、かつ正しい文字データを簡単
に印字出力できる帳票印字システムを提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、帳票における
文字データ及び印字位置からなる印字情報を作成して送
出するホスト装置と、このホスト装置から受領した印字
情報に基づいて外部から供給され帳票の印字位置に文字
データを印字する印字装置とを備えた帳票印字システム
に適用される。
【0013】そして、上述した課題を解消するために、
本発明においては、印字装置に対して、供給された帳票
の所定位置に表記されている符号を読取るセンサと、セ
ンサにて読取られた符号の帳票上における位置を基準位
置として文字データの印字位置を決定する印字位置決定
手段とを付加している。
【0014】また、請求項2の発明においては、上述し
た帳票印字システムを構成する印字装置に対して、供給
された帳票の所定位置に表記されている符号を読取るセ
ンサと、センサにて読取られた符号に含まれる帳票種類
情報及び帳票の用紙サイズ情報に基づいてホスト装置か
ら受領した印字情報を修正する印字情報修正手段と、修
正された印字情報に基づいて帳票に文字データを印字す
る修正印字手段とを付加している。
【0015】また、請求項3の発明は、各帳票における
文字データ及び印字位置からなる印字情報を作成して送
出する複数の印字制御手段を有したホスト装置と、この
ホスト装置から受領した印字情報に基づいて外部から供
給され帳票の印字位置に文字データを印字する印字装置
とを備えた帳票印字システムにおいて、印字装置に対し
て、供給された帳票の所定位置に表記されている符号を
読取るセンサと、センサにて読取られた符号に含まれる
帳票種類をホスト装置へ送出する読取情報送出手段とを
付加し、かつ、ホスト装置に対して、印字装置から受領
した帳票種類に対応する印字制御手段を起動して、この
印字制御部に印字装置へ対応する帳票種類の印字情報を
送出させる印字制御起動手段を付加している。
【0016】
【作用】このように構成された帳票印字システムにおい
ては、帳票の所定位置に符号が付されている。そして、
印字装置側には、この印字装置に供給される帳票に付さ
れている符号を読取るためのセンサが設けられている。
【0017】そして、請求項1の発明においては、この
読取った符合の帳票上の位置に基づいて文字データの印
字位置が自動的に定まる。したがって、操作者がその都
度、帳票の印字位置合せを行う必要がない。
【0018】また、請求項2の発明においては、センサ
で読取った符合の示す帳票種類情報及び用紙サイズ情報
に基づいて既にホスト装置から入力されている印字情報
を修正した後に、この修正済みの印字情報に基づいて帳
票に文字データを印字出力する。
【0019】例えば、ホスト装置に、印字フォーマット
や用紙サイズのみが異なる複数の帳票のうちの代表的な
1つの帳票に関する印字情報のみを作成して印字装置へ
送信する機能を持たせる。
【0020】そして、印字装置側にてセンサで読取った
符合が示す帳票種類情報及び用紙サイズ情報がホスト装
置から既に受領している印字情報の代表的な帳票種類に
一致しない場合は、印字装置側にてこの印字情報がセン
サで読取った帳票種類に対応する印字情報に自動的に修
正される。
【0021】すなわち、ホスト装置に組込まれるプログ
ラム数及び作成すべき印字情報数を減少できる。また、
請求項3の発明においては、帳票が印字装置へ供給され
ると、センサによって、符合が読取られて、符合に対応
する帳票種類がホスト装置へ送出される。ホスト装置は
受領した帳票種類に対応する印字制御手段(タスク,プ
ログラム)を起動させて、印字装置に対する印字情報を
送出する。
【0022】したがって、印字装置側からホスト装置を
起動させることになり、操作者としては、印字装置に必
要な帳票を供給するのみで、自動的にこの帳票種類に対
応した正しい文字データが印字される。
【0023】
【実施例】以下本発明の各実施例を図面を用いて説明す
る。図2は第1の実施例の帳票印字システムの印字装置
14の概略構成を示す断面模式図である。外観は図10
に示す従来の印字装置6と同じである。図10と同一部
分には同一符合が付してある。
【0024】また、この帳票印字システムで使用される
各帳票15には、図3に示すように、右上位置に符合と
してのバーコード22が付されている。その他の部分は
図10に示す従来の帳票1と同じである。
【0025】図2に示す印字装置14の筐体10の前面
に取付けられた給紙台9上にセットされた帳票15は第
1の搬送ローラ16a,16bでもって筐体10内へ搬
入される。なお、第1の搬送ローラ16a,16bの上
側のローラ16bは図示しないソレノイドによって上下
方向に移動可能であり、通常状態においては、上方に位
置している。そして、筐体10上面に取付けられた印字
開始ボタン13の押し下げ操作に応動して下方へ移動し
て、下側のローラ16bに圧接される。
【0026】帳票15の搬送路に沿って設けられたセン
サとしてのラインセンサ17は帳票15の右上部位置に
付されたバーコード22を読取る。ラインセンサ17の
搬送方向側に第2の搬送ローラ18a,18bが設けら
れている。各搬送ローラ16a,18bはそそれぞれ駆
動モータ21a,21bで回転駆動される。
【0027】第2の搬送ローラ18a,18bの搬送方
向側にプラテン20に対向するようにシリアルプリンタ
ヘッド19が配設されている。シリアルプリンタヘッド
19は第2の搬送ローラ18a,18bで搬送される帳
票15の各空欄14に文字データを順番に印字してい
く。各空欄14に文字データが印字された帳票15は用
紙排出口12から排出される。
【0028】図1は帳票印字システム全体を示すブロッ
ク構成図である、この帳票印字システムは印字装置14
とパーソナルコンピュータからなるホスト装置23とで
構成されている。なお、ホスト装置23の外観は図10
に示す従来のホスト装置5と同じである。
【0029】印字装置14において、バスライン24に
対して、各種情報処理を実行するCPU25,各種情報
を記憶するRAM26,ラインセンサ17で読取ったバ
ーコード22をコードデータに変換するコード解析回路
27,ラインセンサ17でバーコード22を読取ったタ
イミングを検出する位置検出回路28.シリアルプリン
タヘッド19で印字出力する文字データを記憶する印字
バッファ29,前記印紙開始ボタン13,ホスト装置2
3に対して接続ケーブル35を介して接続されるインタ
フェース(I/F)30,前記各モータ21a,21b
を駆動するモータ駆動回路31,搬送ローラ16bを上
下移動させるソレノイド32のソレノイド駆動回路3
3,前記シリアルプリンタヘッド19,及びタイマ34
が接続されている。
【0030】また、ホスト装置23においては、バスラ
イン36に対して、CPU37,キーボード7,各種情
報を記憶するRAM38,印字装置14に対して接続ケ
ーブル35を介して接続されるインタフェース(I/
F)39,各種印字プログラムを記憶するROM40,
CRT表示装置8,FDD41等が接続されている。
【0031】このような構成の帳票印字システムにおい
て、ホスト装置23のRAM38内には、各帳票種類毎
の印字フォーマット42が記憶され、かつ、各帳票種類
毎の印字すべき文字データ43が記憶される。また、R
OM40内においては、各帳票種類毎に文字データ4
3、および該当する印字フォーマット42から各文字デ
ータに対応した印字位置からなる印字情報を作成してイ
ンタフェース(I/F)39を介して、印字装置14へ
送出する機能を有する印字制御手段としての複数の印字
プログラムが記憶されている。
【0032】そして、操作者はホスト装置23におい
て、発行したい帳票15の種類をキーボード7から入力
すると、ROM40内の該当する帳票種類の印字プログ
ラムが起動して、印字位置と文字データからなる印字情
報を作成してインタフェース39を介して印字装置14
へ送出される。印字装置14はインタフェース39から
受信した印字情報を印字バッファ29へ一旦格納する。
【0033】その後、印字装置14において、操作者が
ホスト装置23にて指定された同一種類の帳票15をバ
ーコード22が搬送方向側になるように給紙台9にセッ
トし、先端部分を筐体10内の第1の搬送ローラ16a
位置まで挿入して、印字開始ボタン13を押すと、CP
U25は図4に示す流れ図に従って、給紙台9にセット
された帳票15に対する印字処理を実行する。
【0034】図4において、P(プログラムステップ)
1において、印字開始ボタン13操作による印字開始指
令を検出すると、ソレノイド駆動回路33及びモータ駆
動回路31を起動して各搬送ローラ16a,16b,1
8a,18bを起動する。その結果、帳票15が筐体1
0内へ導かれる。
【0035】そして、ラインセンサ17に接続された位
置検出回路28がバーコード22を検出すると、タイマ
34を起動する。帳票15上のバーコード22位置から
最初の空欄4位置までの距離と、ラインセンサ17位置
からシリアルプリンタヘッド19位置までの距離と、帳
票15の搬送速度で定まる規定時間TS 経過後に、タイ
マ34を停止して、印字出力処理を実行する(P2)。
【0036】具体的には、印字バッファ29に記憶して
いる文字データを、プラテン20上を搬送中の帳票15
上の同じく記憶されている印字位置に印字出力する。こ
の場合、各印字位置は、前記規定時間TS の作用によ
り、それぞれ指定された空欄4内に正確に定まる。
【0037】印紙処理か終了すると、タイマ34が起動
され、一定の余裕時間経過後にタイマ34を停止し、各
搬送ローラ16a,16b,18a,18bを停止す
る。その結果、印字済みの帳票15は用紙排出口12か
ら排出される。
【0038】このように構成された帳票印字システテム
においては、帳票15の所定位置にバーコード22が付
されている。そして、印字装置14側には、給紙台9か
ら筐体10内へ供給される帳票15に付されているバー
コード22を読取るためのラインセンサ17が設けられ
ている。
【0039】そして、ラインセンサ17でバーコード2
2を読取った時刻から規定時間TS経過後に印字処理を
開始しているので、各文字データが帳票15上の所定の
空欄4に正確に印字出力される。したがって、操作者
は、その都度給紙台9上において、帳票15の印字位置
合せを行う必要がない。
【0040】次に本発明の第2の実施例を説明する。こ
の実施例システムにおいては、ホスト装置23のRAM
38には、同一内容の文字データを印字出力する複数種
類の帳票毎に、代表的な帳票種類の印字フォーマット4
2,用紙サイズおよび文字サイズが記憶さている。
【0041】また、ROM40内には、前述した代表的
な帳票種類に対応する印字プログラムのみが記憶されて
いる。すなわち、用紙サイズ種類および文字サイズ種類
も含めた全部の帳票種類に対応するプログラムは記憶さ
れていない。
【0042】一方、印字装置14のRAM26内には、
図5に示すように、全ての帳票種類毎に、用紙サイズ、
文字サイズ、各文字データの印字開始行と印字終了行等
の印字フォーマットを記憶する印字条件テーブル44が
形成されている。
【0043】その他の部分は図1〜図3に示す第1の実
施例システムとほぼ同じであるので、説明を省略する。
そして、第1の実施例システムと同様に、操作者はホス
ト装置23において、発行したい帳票15の種類をキー
ボード7から入力すると、ROM40内の該当する帳票
種類に対応する代表種類の印字プログラムが起動して、
印字位置と文字データからなる印字情報を作成してイン
タフェース39を介して印字装置14へ送出する。印字
装置14はインタフェース30から受信した印字情報を
印字バッファ29へ一旦格納する。
【0044】その後、印字装置14において、操作者が
帳票15を給紙台9にセットし、印字開始ボタン13を
押すと、CPU25は図6に示す流れ図に従って、給紙
台9にセットされた帳票15に対する印字処理を実行す
る。
【0045】図6のP3において、印字開始ボタン13
操作による印字開始指令を検出すると、ソレノイド駆動
回路33及びモータ駆動回路31を起動して各搬送ロー
ラ16a,16b,18a,18bを起動する。その結
果、帳票15が筐体10内へ導かれる。
【0046】そして、ラインセンサ17に接続された位
置検出回路28がバーコード22を検出すると、モータ
駆動回路31を停止して、一旦各搬送ローラ16a,1
8aを停止させる。そして、コード解析回路27でもっ
て、ラインセンサ17で検出したバーコード22のコー
ドを読取って、そのコードから挿入された帳票15の帳
票種類(帳票名)および用紙サイズを判定する(P
4)。
【0047】判定した帳票種類(帳票名)および用紙サ
イズが、ホスト装置23から送信されて印字バッファ2
9に記憶されている代表的な帳票種類に一致するか否か
を調べる(P5)。そして、一致しない場合は、印字条
件テーブル44に記憶されている今回読取った帳票種類
及び印字サイズに対応する文字サイズ、各文字データの
印字開始行及び印字終了行等の印字フォーマットを検索
する。
【0048】そして、ホスト装置23から受信した印字
情報の文字データの文字サイズ,印字フォーマットを、
読取った文字サイズ,印字フォーマットに一致するよう
に修正する(P6)。なお、一致していれば、修正する
必要ない。
【0049】その後、各搬送ローラ16a,16b,1
8a,18bを起動する。そして、規定時間TS 経過後
に、修正した後、又は修正が必要のない文字サイズ,印
字フォーマットに従って受信した文字データに対する印
字出力処理を実行する(P7)。
【0050】印紙処理か終了すると、一定の余裕時間経
過後に各搬送ローラ16a,16b,18a,18bを
停止する。その結果、印字済みの帳票15は用紙排出口
12から排出される。
【0051】このように構成された帳票印字システムで
あれば、ホスト装置23内には、同一印字データを印字
出力する帳票15に対しては、たとえ帳票15の印字フ
ォーマットが異なっていても、また用紙サイズが異なっ
ていても、さらに文字サイズが異なっていたとしても、
代表的な1種類の帳票15に対する印字フォーマット,
用紙サイズ、文字サイズを記憶しておくのみでよい。
【0052】さらに、代表的な1種類の帳票15に対す
る印字プログラムのみを記憶しておけばよい。したがっ
て、ホスト装置23に組込まれる印字プログラム数及び
作成すべき印字情報数を減少できるので、製造費を大幅
に低減できる。
【0053】また、例えば帳票15の用紙サイズや印字
フォーマットが変更になった場合は、印字装置14の印
字条件テーブル44の設定内容を変更するのみで、ホス
ト装置23の印字プログラム自体を何等変更する必要が
ない。したがって、簡単に帳票15の用紙サイズや印字
フォーマットを変更できる。
【0054】次に、第3の実施例システムを説明する。
この実施例システムにおいては、帳票15に対する印字
開始前に予めホスト装置23から印字情報を印字装置1
4へ送信する事はない。すなわち、ホスト装置23は印
字装置14からの要求に応じて印字情報を送信する。具
体的処理動作を図7及び図8の流れ図を用いて説明す
る。
【0055】図7は印字装置14の動作を示す流れ図で
ある。第2の実施例システムにおける図6の流れ図と同
様に、操作者が帳票15を給紙台9にセットし、印字開
始ボタン13を押すと、P8において、印字開始ボタン
13操作による印字開始指令を検出する。すると、ソレ
ノイド駆動回路33及びモータ駆動回路31を起動して
各搬送ローラ16a,16b,18a,18bを起動す
る。その結果、帳票15が筐体10内へ導かれる。
【0056】そして、ラインセンサ17に接続された位
置検出回路28がバーコード22を検出すると、モータ
駆動回路31を停止して、一旦各搬送ローラ16a,1
6b,18a,18bを停止させる。そして、コード解
析回路27でもって、ラインセンサ17で検出したバー
コード22のコードを読取って、そのコードから挿入さ
れた帳票15の帳票種類(帳票名)を判定する(P
9)。
【0057】そして、この帳票種類(帳票名)を指定し
た印字プログラムの起動要求をホスト装置23へ送信す
る。ホスト装置23から指定した帳票種類に対応する印
字情報を受信すると(P11)、この印字情報を一旦印
字バッファ29へ格納する。その後、各搬送ローラ16
a,16b,18a,18bを起動する。そして、規定
時間TS 経過後に、印字情報の指定する文字サイズ,印
字フォーマットで同じく印字情報に含まれる文字データ
に対する印字出力処理を実行する(P12)。
【0058】印紙処理か終了すると、一定の余裕時間経
過後に各搬送ローラ16a,16b,18a,18bを
停止する。その結果、印字済みの帳票15は用紙排出口
12から排出される。
【0059】図8はホスト装置23の動作を示す流れ図
である。印字装置14から帳票種類を指定した印字プロ
グラムの起動要求が入力すると、図8(a)に示す流れ
図が開始され、ROM40に記憶されている該当帳票種
類の印字プログラムを起動する。
【0060】該当帳票種類の印字プログラムは、起動さ
れると、図8(b)に示すように、RAM38に記憶さ
れている該当帳票種類の印字フォーマット42及び該当
帳票種類の印字データを用いて印字情報を作成する。そ
して、作成した印字情報を印字装置14へ送信する。
【0061】このように構成された帳票印字システムに
おいては、操作者は発行したい種類の帳票15を印字装
置14の給紙台9上へセットして、印字開始ボタン13
を押す。すると、印字装置14内において、自動的にセ
ットした帳票15の種類が判読され、該当帳票種類を指
定した印字プログラムの起動要求がホスト装置23へ送
出される。ホスト装置23において、受領した帳票種類
に対応する印字プログラムが自動的に起動して、該当帳
票種類に対する印字情報が自動的に印字装置14へ送信
される。そして、印字装置14において、その印字情報
に基づいてセットされた帳票15に対する印字処理が自
動的に実施される。
【0062】したがって、印字装置14側からホスト装
置23を起動させることになり、操作者としては、印字
装置14に必要な帳票15を供給するのみで、自動的に
この帳票種類に対応した正しい文字データが印字され
る。すなわち、操作者はホスト装置23を何等操作する
必要がない。
【0063】よって、ホスト装置23に対して誤った帳
票種類を設定する人為的ミスが発生することが未然に防
止されると共に、帳票発行作業の作業能率を大幅に簡素
化できる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように本発明の帳票印字シ
ステムによれば、帳票の所定位置に符合を表記し、印字
装置側に設けれたセンサでこの所定位置の符号を読取
り、読取った符号に含まれる帳票種類,用紙サイズ等の
該当帳票に関する種々の情報を得ている。そして、この
種々の情報に基づいて、供給された帳票に対して文字デ
ータを印字出力している。したがって、帳票上における
指定された正しい位置に、かつ正しい文字データを簡単
に印字出力できる。
【0065】また、各帳票種類における用紙サイズ種類
や印字フォーマット種類等の微細な仕様を印字装置側に
持たせているので、ホスト装置側の印字プログラム数や
印字フォーマット数を減少でき、システム全体を簡素化
できる。
【0066】さらに、印字装置側から供給された帳票種
類に基づいてホスト装置側の印字プログラムを自動的に
起動させているので、操作員の操作量を減少でき、帳票
発行作業の作業能率を大幅に簡素化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係わる帳票印字システム
の概略構成を示すブロック図
【図2】 同実施例システムにおける印字装置の概略構
成を示す断面模式図
【図3】 同実施例システムで使用される帳票を示す図
【図4】 同実施例システムの印字装置の動作を示す流
れ図
【図5】 本発明の他の実施例に係わる帳票印字システ
ムの印字装置内に記憶された印字条件テーブルを示す図
【図6】 同実施例システムの印字装置の動作を示す流
れ図
【図7】 本発明のさらに別の実施例に係わる帳票印字
システムの印字装置の動作を示す流れ図
【図8】 同実施例システムのホスト装置の動作を示す
流れ図
【図9】 一般的な同実施例システムで使用される帳票
を示す図
【図10】 一般的な同実施例システムを示す外観図
【符号の説明】 2…枠、3…固定文字、4…空欄、9…給紙台、10…
筐体、12…用紙排出口、14…印字装置、15…帳
票、16a,16b,18a,18b…搬送ローラ、1
7…ラインセンサ、19…シリアルプリンタヘッド、2
2…バーコード、23…ホスト装置、27…コード解析
回路、28…位置検出回路、44…印字条件テーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 3/12 E

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帳票における文字データ及び印字位置か
    らなる印字情報を作成して送出するホスト装置と、この
    ホスト装置から受領した前記印字情報に基づいて外部か
    ら供給され帳票の前記印字位置に前記文字データを印字
    する印字装置とを備えた帳票印字システムにおいて、 前記印字装置は、 前記供給された帳票の所定位置に表記されている符号を
    読取るセンサと、 このセンサにて読取られた符号の帳票上における位置を
    基準位置として前記文字データの印字位置を決定する印
    字位置決定手段とを有することを特徴とする帳票印字シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 帳票における文字データ及び印字位置か
    らなる印字情報を作成して送出するホスト装置と、この
    ホスト装置から受領した前記印字情報に基づいて外部か
    ら供給され帳票の前記印字位置に前記文字データを印字
    する印字装置とを備えた帳票印字システムにおいて、 前記印字装置は、 供給された帳票の所定位置に表記されている符号を読取
    るセンサと、 このセンサにて読取られた符号に含まれる帳票種類情報
    及び帳票の用紙サイズ情報に基づいて前記ホスト装置か
    ら受領した印字情報を修正する印字情報修正手段と、 この修正された印字情報に基づいて前記帳票に文字デー
    タを印字する修正印字手段とを有することを特徴とする
    帳票印字システム。
  3. 【請求項3】 各帳票における文字データ及び印字位置
    からなる印字情報を作成して送出する複数の印字制御手
    段を有したホスト装置と、このホスト装置から受領した
    印字情報に基づいて外部から供給され帳票の前記印字位
    置に前記文字データを印字する印字装置とを備えた帳票
    印字システムにおいて、 前記印字装置は、 供給された帳票の所定位置に表記されている符号を読取
    るセンサと、 このセンサにて読取られた符号に含まれる帳票種類を前
    記ホスト装置へ送出する読取情報送出手段とを有し、 前記ホスト装置は、前記印字装置から受領した帳票種類
    に対応する印字制御手段を起動して、この印字制御部に
    前記印字装置へ対応する帳票種類の印字情報を送出させ
    る印字制御起動手段を有することを特徴とする帳票印字
    システム。
JP6034878A 1994-03-04 1994-03-04 帳票印字システム Pending JPH07244701A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015229329A (ja) * 2014-06-06 2015-12-21 日本電気株式会社 印刷システム、印刷制御方法および印刷制御プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015229329A (ja) * 2014-06-06 2015-12-21 日本電気株式会社 印刷システム、印刷制御方法および印刷制御プログラム

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