JPH106605A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH106605A JPH106605A JP18268596A JP18268596A JPH106605A JP H106605 A JPH106605 A JP H106605A JP 18268596 A JP18268596 A JP 18268596A JP 18268596 A JP18268596 A JP 18268596A JP H106605 A JPH106605 A JP H106605A
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- recording material
- image forming
- forming apparatus
- margin
- image
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Record Information Processing For Printing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】先端余白量や後端余白量を調整可能とした画像
形成装置において、記録材に所望の余白量を設定する。 【解決手段】入力キー13、14によって記録材を搬送
し、画像形成開始前の記録材先端から画像領域までの先
端余白量や画像形成終了後の画像領域後端からカット位
置までの後端余白量を操作部10のディスプレイ12に
表示する手段を設ける。
形成装置において、記録材に所望の余白量を設定する。 【解決手段】入力キー13、14によって記録材を搬送
し、画像形成開始前の記録材先端から画像領域までの先
端余白量や画像形成終了後の画像領域後端からカット位
置までの後端余白量を操作部10のディスプレイ12に
表示する手段を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリンタ、プロ
ッタ等の画像形成装置、特に画像形成開始前または終了
後の先端または後端の余白量を設定する手段を具備する
画像形成装置に関するものである。
ッタ等の画像形成装置、特に画像形成開始前または終了
後の先端または後端の余白量を設定する手段を具備する
画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】画像形成開始前に記録材を画像形成位置に
セットする際、記録材先端から画像形成開始領域までの
先端余白量を、記録材をプラテンに載置後、手動やキー
入力による自動搬送などによって調整できる画像形成装
置がすでに知られている。また、記録材としてロール紙
などを使用し、1頁分の画像形成動作終了後に該ロール
紙を所定位置で切断するような画像形成装置の場合、画
像形成終了後、「図8」(a)に示すように、画像領域
から一定の余白量分ロール紙を搬送してただちにカット
作業を行う方法、同図(b)に示すように入力キーによ
ってカット位置を指定してカット作業を行う方法などが
従来から行われていた。
セットする際、記録材先端から画像形成開始領域までの
先端余白量を、記録材をプラテンに載置後、手動やキー
入力による自動搬送などによって調整できる画像形成装
置がすでに知られている。また、記録材としてロール紙
などを使用し、1頁分の画像形成動作終了後に該ロール
紙を所定位置で切断するような画像形成装置の場合、画
像形成終了後、「図8」(a)に示すように、画像領域
から一定の余白量分ロール紙を搬送してただちにカット
作業を行う方法、同図(b)に示すように入力キーによ
ってカット位置を指定してカット作業を行う方法などが
従来から行われていた。
【0003】ところで、画像形成開始前に先端余白量を
変更する際、極力先端余白量を狭めようとして記録材を
戻してゆくと戻し過ぎて誤って搬送ローラから記録材が
はずれてしまい再セットを必要とする。また、カット作
業を行う場合、ユーザがカット位置を指定するにあたっ
て、画像領域から所望の後端余白量を設けたいときに、
定規などで設定すると正確さに欠けることを免れず、ま
た、入力キーでカット位置を指定する方法においても、
間違った位置を指定したり、極端な場合、誤って画像領
域内でカット作業をするような事態が生ずると再印字が
必要となり時間的ロス、無駄なコストを要することとな
って好ましくない。
変更する際、極力先端余白量を狭めようとして記録材を
戻してゆくと戻し過ぎて誤って搬送ローラから記録材が
はずれてしまい再セットを必要とする。また、カット作
業を行う場合、ユーザがカット位置を指定するにあたっ
て、画像領域から所望の後端余白量を設けたいときに、
定規などで設定すると正確さに欠けることを免れず、ま
た、入力キーでカット位置を指定する方法においても、
間違った位置を指定したり、極端な場合、誤って画像領
域内でカット作業をするような事態が生ずると再印字が
必要となり時間的ロス、無駄なコストを要することとな
って好ましくない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この様な事
態に対処すべくなされたものであって、画像形成開始前
に先端余白量を調整するにあたって、乃至は画像形成動
作終了後にロール紙をカットするにあたって、所定の余
白量を装置のディスプレイ部位に表示して、所望の余白
量をもって確実、正確に印字やカットができるようにし
た画像形成装置を提供することを目的とするものであ
る。
態に対処すべくなされたものであって、画像形成開始前
に先端余白量を調整するにあたって、乃至は画像形成動
作終了後にロール紙をカットするにあたって、所定の余
白量を装置のディスプレイ部位に表示して、所望の余白
量をもって確実、正確に印字やカットができるようにし
た画像形成装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【0006】上記の目的を達成するため、本発明は、プ
ラテン上に載置した記録材を搬送して、画像形成開始前
に記録材先端から画像領域迄の先端余白量を調整する先
端余白調整手段を有する画像形成装置において、調整し
ている先端余白量を操作部のディスプレイに表示する手
段を具備することを特徴とする画像形成装置(1)、ま
たは、上記(1)のものにおいて、前記先端余白調整手
段が、記録材を搬送する際、記録材搬送可能範囲を制限
する手段を具備することを特徴とする画像形成装置
(2)、または、画像形成終了後に記録材をカットする
画像形成装置において、カット位置を設定するにあた
り、入力キーによって記録材を搬送して画像領域後端か
らカット位置までの余白量を操作部のディスプレイに表
示する手段を具備することを特徴とする画像形成装置
(3)、または、上記(3)のものにおいて、画像領域
において記録材をカットしないための、記録材搬送可能
範囲を制限する手段を具備することを特徴とする画像形
成装置(4)、または、上記(3)または(4)のいず
れかのものにおいて、カット位置指定後にカット作業を
行うことを特徴とする画像形成装置(5)である。
ラテン上に載置した記録材を搬送して、画像形成開始前
に記録材先端から画像領域迄の先端余白量を調整する先
端余白調整手段を有する画像形成装置において、調整し
ている先端余白量を操作部のディスプレイに表示する手
段を具備することを特徴とする画像形成装置(1)、ま
たは、上記(1)のものにおいて、前記先端余白調整手
段が、記録材を搬送する際、記録材搬送可能範囲を制限
する手段を具備することを特徴とする画像形成装置
(2)、または、画像形成終了後に記録材をカットする
画像形成装置において、カット位置を設定するにあた
り、入力キーによって記録材を搬送して画像領域後端か
らカット位置までの余白量を操作部のディスプレイに表
示する手段を具備することを特徴とする画像形成装置
(3)、または、上記(3)のものにおいて、画像領域
において記録材をカットしないための、記録材搬送可能
範囲を制限する手段を具備することを特徴とする画像形
成装置(4)、または、上記(3)または(4)のいず
れかのものにおいて、カット位置指定後にカット作業を
行うことを特徴とする画像形成装置(5)である。
【000 】この様に構成することによって、記録材の
先端余白や後端余白を正確に決定できるとともに、記録
材の再セットやミスカットのおそれを確実に減殺でき
る。
先端余白や後端余白を正確に決定できるとともに、記録
材の再セットやミスカットのおそれを確実に減殺でき
る。
【0007】
【実施例】「図1」は本発明の実施例を示すブロック
図、「図6」は画像形成装置の操作部である。「図1」
において、画像データがホストコンピュータ1から送信
され、インターフェイス2でホストコンピュータと画像
形成装置との間で画像データその他の送受信を行う。
図、「図6」は画像形成装置の操作部である。「図1」
において、画像データがホストコンピュータ1から送信
され、インターフェイス2でホストコンピュータと画像
形成装置との間で画像データその他の送受信を行う。
【0008】印字制御、カット制御、ディスプレイ表
示、モータ制御などの各プログラム4をCPU3で処理
し、画像形成用の印字ヘッド8、カットを行うカッタ
9、ユーザに画像形成装置の状態を知らせるディスプレ
イ12、搬送モータ11の制御を行う。
示、モータ制御などの各プログラム4をCPU3で処理
し、画像形成用の印字ヘッド8、カットを行うカッタ
9、ユーザに画像形成装置の状態を知らせるディスプレ
イ12、搬送モータ11の制御を行う。
【0009】受信した画像データは入力バッファメモリ
5に格納され、画像データが印字可能なデータに変換さ
れると、これが変換バッファメモリ6に格納されるもの
とする。画像形成前の記録材先端位置、余白量、画像形
成終了後の画像領域後端などの必要データはメモリ7に
格納される。
5に格納され、画像データが印字可能なデータに変換さ
れると、これが変換バッファメモリ6に格納されるもの
とする。画像形成前の記録材先端位置、余白量、画像形
成終了後の画像領域後端などの必要データはメモリ7に
格納される。
【0010】ホストコンピュータ1から画像データを受
信すると、これがインタフェース2を介して入力バッフ
ァメモリ5に格納される。このとき画像データの大きさ
を読み取って画像形成終了後の画像領域後端位置を検出
し(「図7」(a))、そのデータはメモリ7に格納さ
れる。
信すると、これがインタフェース2を介して入力バッフ
ァメモリ5に格納される。このとき画像データの大きさ
を読み取って画像形成終了後の画像領域後端位置を検出
し(「図7」(a))、そのデータはメモリ7に格納さ
れる。
【0011】画像データが印字データに変換され、これ
が変換バッファメモリ6に格納されると、印字制御プロ
グラム4によって印字ヘッド8を制御して印字動作が開
始される。この場合の印字動作自体は周知の画像形成装
置のそれと変りはない。
が変換バッファメモリ6に格納されると、印字制御プロ
グラム4によって印字ヘッド8を制御して印字動作が開
始される。この場合の印字動作自体は周知の画像形成装
置のそれと変りはない。
【0012】ユーザが所望する先端余白量の設定方法は
画像形成装置に記録材をセット後、記録材は初期設定余
白量になるように搬送され待機する。ここでユーザは所
望する先端余白量になるように操作部10のディスプレ
イ12を見ながら上キー13または下キー14を入力す
る。キー入力後の動作は後述する後端余白の設定と同様
である。
画像形成装置に記録材をセット後、記録材は初期設定余
白量になるように搬送され待機する。ここでユーザは所
望する先端余白量になるように操作部10のディスプレ
イ12を見ながら上キー13または下キー14を入力す
る。キー入力後の動作は後述する後端余白の設定と同様
である。
【0013】後端余白の設定は印字動作終了後、記録材
が停止している状態で、操作部10の入力キー13、1
4によってモータ制御プログラム4は搬送モータ11の
正逆転制御を行う。即ち、搬送モータがオンの間、検出
した画像領域後端と搬送モータの回転パルス数から余白
量を算出してディスプレイ12に表示する。搬送モータ
がオフとなったら余白量をメモリ7に格納する。
が停止している状態で、操作部10の入力キー13、1
4によってモータ制御プログラム4は搬送モータ11の
正逆転制御を行う。即ち、搬送モータがオンの間、検出
した画像領域後端と搬送モータの回転パルス数から余白
量を算出してディスプレイ12に表示する。搬送モータ
がオフとなったら余白量をメモリ7に格納する。
【0014】カット位置の指定が終了して、ユーザが操
作部10のカットキー15を入力してカット指令を出す
とカッタ制御プログラム4によってカット作業が遂行さ
れて終了となる。
作部10のカットキー15を入力してカット指令を出す
とカッタ制御プログラム4によってカット作業が遂行さ
れて終了となる。
【0015】次に「図2」、「図3」によって画像形成
開始前の記録材の先端余白量の設定処理のアルゴリズム
について説明する。
開始前の記録材の先端余白量の設定処理のアルゴリズム
について説明する。
【0016】画像形成装置に記録材をセットする(S
2)と記録材は印字位置まで搬送される。このとき、不
図示の紙位置センサによって記録材の先端位置を検出
(図7b)し、この位置を余白0(ゼロ)位置とし、初
期設定余白量(例えば20mm)まで搬送する。
2)と記録材は印字位置まで搬送される。このとき、不
図示の紙位置センサによって記録材の先端位置を検出
(図7b)し、この位置を余白0(ゼロ)位置とし、初
期設定余白量(例えば20mm)まで搬送する。
【0017】記録材の搬送量は、外径寸法が既知である
搬送ローラ(不図示)を回転させる搬送モータ11によ
って読み取る。このため、CPU3は搬送モータ11の
パルス数から搬送量を算出する。記録材の搬送後、操作
部10のディスプレイ12には先端余白量が表示(例え
ば20mm)され(S3)、印字開始待ち状態(S4)
となる。
搬送ローラ(不図示)を回転させる搬送モータ11によ
って読み取る。このため、CPU3は搬送モータ11の
パルス数から搬送量を算出する。記録材の搬送後、操作
部10のディスプレイ12には先端余白量が表示(例え
ば20mm)され(S3)、印字開始待ち状態(S4)
となる。
【0018】ここでユーザが所望する先端余白量の設定
を行い(S5)、設定完了後画像データを送信するとイ
ンタフェース2が受信(S6)して、印字動作が開始
(S7)され、ついでこれが終了する(S8)。CPU
3はユーザによって画像データが受信されない限り先端
余白量の設定可能状態を維持する。
を行い(S5)、設定完了後画像データを送信するとイ
ンタフェース2が受信(S6)して、印字動作が開始
(S7)され、ついでこれが終了する(S8)。CPU
3はユーザによって画像データが受信されない限り先端
余白量の設定可能状態を維持する。
【0019】「図3」によって先端余白量設定のアルゴ
リズムについて説明する。ユーザの先端余白量設定は操
作部10の入力キー13、14によって行うものとす
る。もし上キー13または下キー14が押圧されている
ならば(S10)押圧されているキーを判別(S11)
し、下キー14が押圧されているときには記録材を印字
中の搬送方向下流側に、上キー13が押圧されていると
きには記録材を搬送方向上流側に搬送するように搬送モ
ータ11を回転乃至逆転(S12、S13)させる。
リズムについて説明する。ユーザの先端余白量設定は操
作部10の入力キー13、14によって行うものとす
る。もし上キー13または下キー14が押圧されている
ならば(S10)押圧されているキーを判別(S11)
し、下キー14が押圧されているときには記録材を印字
中の搬送方向下流側に、上キー13が押圧されていると
きには記録材を搬送方向上流側に搬送するように搬送モ
ータ11を回転乃至逆転(S12、S13)させる。
【0020】搬送モータ11の回転にともなって、その
パルス数から記録材の搬送量を算出し、下キー14が押
圧されているときには前の先端余白量に搬送量を加え、
上キー13が押圧されているときには前の先端余白量か
ら搬送量を減じて現在の先端余白量を算出(S14)し
て、これをディスプレイ12に表示(S15)する。
パルス数から記録材の搬送量を算出し、下キー14が押
圧されているときには前の先端余白量に搬送量を加え、
上キー13が押圧されているときには前の先端余白量か
ら搬送量を減じて現在の先端余白量を算出(S14)し
て、これをディスプレイ12に表示(S15)する。
【0021】前記搬送モータ11はキー13、14が押
圧されている間だけ回転するもので、キーの押圧を止め
ると(S10)該モータは停止し、記録材の搬送も停止
(S17)する。また、キー13、14を押圧している
ときでも先端余白量が予め設定されている下限値あるい
は上限値になったとき(S16)には搬送モータ11を
強制的に停止(S17)させて記録材の搬送を停止(S
18)する。
圧されている間だけ回転するもので、キーの押圧を止め
ると(S10)該モータは停止し、記録材の搬送も停止
(S17)する。また、キー13、14を押圧している
ときでも先端余白量が予め設定されている下限値あるい
は上限値になったとき(S16)には搬送モータ11を
強制的に停止(S17)させて記録材の搬送を停止(S
18)する。
【0022】上記のように構成することによって、とく
に上キー13を押圧しているとき先端余白量の下限値を
記録材が搬送ローラからはずれる限度に設定することに
よって、記録材が搬送ローラからはずれて搬送不能とな
るような事態を好適に回避できる。
に上キー13を押圧しているとき先端余白量の下限値を
記録材が搬送ローラからはずれる限度に設定することに
よって、記録材が搬送ローラからはずれて搬送不能とな
るような事態を好適に回避できる。
【0023】また、入力キー13、14からユーザが手
を離したり、先端余白量が上限値または下限値となって
搬送モータ11が停止したときには、この先端余白量の
データをメモリ7に格納しておき、入力キー13、14
で再度先端余白量を設定するときには、この値を現在の
先端余白量として算出時に使用できる。
を離したり、先端余白量が上限値または下限値となって
搬送モータ11が停止したときには、この先端余白量の
データをメモリ7に格納しておき、入力キー13、14
で再度先端余白量を設定するときには、この値を現在の
先端余白量として算出時に使用できる。
【0024】つぎに「図4」、「図5」によって画像形
成終了後の記録材の後端余白量の設定処理のアルゴリズ
ムについて説明する。
成終了後の記録材の後端余白量の設定処理のアルゴリズ
ムについて説明する。
【0025】画像形成装置は、ホストコンピュータから
画像データを受信すると、この画像データの大きさから
画像領域の後端位置を検出し(図7a)、この位置を後
端余白0とする。記録材に対する画像形成動作が開始さ
れ、画像データが全て出力されて画像形成動作が終了す
る。このとき、先に検出した画像領域の後端位置を余白
量0とし、初期設定余白量(例えば20mm)まで搬送
する。
画像データを受信すると、この画像データの大きさから
画像領域の後端位置を検出し(図7a)、この位置を後
端余白0とする。記録材に対する画像形成動作が開始さ
れ、画像データが全て出力されて画像形成動作が終了す
る。このとき、先に検出した画像領域の後端位置を余白
量0とし、初期設定余白量(例えば20mm)まで搬送
する。
【0026】記録材の搬送量は、記録材を搬送する外径
寸法が既知である搬送ローラを回転させる搬送モータ1
1で読み取る。このため、CPU3は搬送モータ11の
パルス数から搬送量を算出する。記録材搬送後、操作部
10のディスプレイ12には後端余白量(例えば20m
m)を表示(S23)し、カット開始待ち状態(S2
4)となる。
寸法が既知である搬送ローラを回転させる搬送モータ1
1で読み取る。このため、CPU3は搬送モータ11の
パルス数から搬送量を算出する。記録材搬送後、操作部
10のディスプレイ12には後端余白量(例えば20m
m)を表示(S23)し、カット開始待ち状態(S2
4)となる。
【0027】ここで、ユーザが所望する後端余白量の設
定を行い(S25)、設定完了後カットキー15を押圧
(S26)すると、カット動作を開始(S27)し、処
理を終了(S28)する。CPU3はユーザがカットキ
ー15を押圧しない限り後端余白量の設定可能状態を維
持する。
定を行い(S25)、設定完了後カットキー15を押圧
(S26)すると、カット動作を開始(S27)し、処
理を終了(S28)する。CPU3はユーザがカットキ
ー15を押圧しない限り後端余白量の設定可能状態を維
持する。
【0028】「図5」によって後端余白量設定のアルゴ
リズムについて説明する。ユーザの後端余白量の設定は
操作部10の入力キー13、14によって行うものとす
る。上キー13または下キー14が押圧されているなら
ば(S30)、押圧されているキーを判別(S31)
し、下キー14が押圧されているときには記録材を印字
中の搬送方向にみて下流側に、上キー13が押圧されて
いるときには記録材搬送方向にみて上流側に、記録材が
搬送されるように搬送モータ11を回転乃至逆転させる
(S32、S33)。
リズムについて説明する。ユーザの後端余白量の設定は
操作部10の入力キー13、14によって行うものとす
る。上キー13または下キー14が押圧されているなら
ば(S30)、押圧されているキーを判別(S31)
し、下キー14が押圧されているときには記録材を印字
中の搬送方向にみて下流側に、上キー13が押圧されて
いるときには記録材搬送方向にみて上流側に、記録材が
搬送されるように搬送モータ11を回転乃至逆転させる
(S32、S33)。
【0029】搬送モータ11の回転にともなって、その
パルス数から記録材の搬送量を算出し、下キーが14押
圧されているときには前の後端余白量に搬送量を加え、
上キー13が押圧されているときには前の後端余白量か
ら搬送量を減じて現在の後端余白量を算出(S34)し
て、これをディスプレイ12に表示(S35)する。
パルス数から記録材の搬送量を算出し、下キーが14押
圧されているときには前の後端余白量に搬送量を加え、
上キー13が押圧されているときには前の後端余白量か
ら搬送量を減じて現在の後端余白量を算出(S34)し
て、これをディスプレイ12に表示(S35)する。
【0030】搬送モータ11はキー13、14が押圧さ
れている間だけ回転するもので、キーの押圧を止める
(S30)と、搬送モータ11は停止して記録材の搬送
が停止(S37)する。またキー13、14を押圧して
いるときでも後端余白量が予め設定されている下限値乃
至上限値になった(S36)ときには搬送モータ11を
強制的に停止(S37)して、記録材の搬送を停止(S
38)する。
れている間だけ回転するもので、キーの押圧を止める
(S30)と、搬送モータ11は停止して記録材の搬送
が停止(S37)する。またキー13、14を押圧して
いるときでも後端余白量が予め設定されている下限値乃
至上限値になった(S36)ときには搬送モータ11を
強制的に停止(S37)して、記録材の搬送を停止(S
38)する。
【0031】上記のように構成することによって、とく
に上キー13を押圧しているとき後端余白量の下限値を
0に設定してあるので、記録材を戻し過ぎてその画像領
域内でカットするような事態を確実に阻止できる。
に上キー13を押圧しているとき後端余白量の下限値を
0に設定してあるので、記録材を戻し過ぎてその画像領
域内でカットするような事態を確実に阻止できる。
【0032】また、ユーザが入力キー13、14から手
を離したり、後端余白量が上限値または下限値となって
搬送モータ11が停止したときには、このときの後端余
白量のデータをメモリ7に格納しておき、入力キー1
3、14で再度後端余白量を設定するときにはこの値を
現在の後端余白量として算出時に使用する。
を離したり、後端余白量が上限値または下限値となって
搬送モータ11が停止したときには、このときの後端余
白量のデータをメモリ7に格納しておき、入力キー1
3、14で再度後端余白量を設定するときにはこの値を
現在の後端余白量として算出時に使用する。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
先端余白量や後端余白量を調整可能とした構成の画像形
成装置において、入力キーによって先端余白量あるいは
後端余白量を設定するにあたり、余白量をディスプレイ
に表示することによって正確に先端余白量を設定できる
とともに、余白量に制限を設けることによって記録材が
搬送ローラからはずれるような事態を確実に防止でき、
正確にカット位置を設定できるとともに、余白量に制限
を設けることによって出力した画像領域を切断するよう
な事態を確実に防止することができ、記録材の正確な切
断が行われる効果がある。
先端余白量や後端余白量を調整可能とした構成の画像形
成装置において、入力キーによって先端余白量あるいは
後端余白量を設定するにあたり、余白量をディスプレイ
に表示することによって正確に先端余白量を設定できる
とともに、余白量に制限を設けることによって記録材が
搬送ローラからはずれるような事態を確実に防止でき、
正確にカット位置を設定できるとともに、余白量に制限
を設けることによって出力した画像領域を切断するよう
な事態を確実に防止することができ、記録材の正確な切
断が行われる効果がある。
【図1】 本発明の実施例を示すブロック図
【図2】 同上の画像形成開始前処理を示すフローチャ
ート
ート
【図3】 同上の先端余白設定処理を示すフローチャー
ト
ト
【図4】 同上の画像形成終了後処理を示すフローチャ
ート
ート
【図5】 同上の後端余白設定処理を示すフローチャー
ト
ト
【図6】 同上画像形成装置側の操作部
【図7】 同上余白量0の検出位置
【図8】 公知装置におけるカット時のフローチャート
1 ホストコンピュータ 2 インタフェース 3 CPU 4 制御プログラム 5 入力バッファメモリ 6 変換バッファメモリ 7 メモリ 8 印字ヘッド 9 カッタ 10 操作部 11 搬送モータ 12 ディスプレイ 13 上キー 14 下キー 15 カットキー
Claims (5)
- 【請求項1】プラテン上に載置した記録材を搬送して、
画像形成開始前に記録材先端から画像領域迄の先端余白
量を調整する先端余白調整手段を有する画像形成装置に
おいて、 調整している先端余白量を操作部のディスプレイに表示
する手段を具備することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】前記先端余白調整手段が記録材を搬送する
際、記録材搬送可能範囲を制限する手段を具備すること
を特徴とする「請求項1」記載の画像形成装置。 - 【請求項3】画像形成終了後に記録材をカットする画像
形成装置において、 カット位置を設定するにあたり、入力キーによって記録
材を搬送して画像領域後端からカット位置までの後端余
白量を操作部のディスプレイに表示する手段を具備する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項4】画像領域において記録材をカットしないた
めの、記録材搬送可能範囲を制限する手段を具備するこ
とを特徴とする「請求項3」記載の画像形成装置。 - 【請求項5】カット位置指定後にカット作業を行うこと
を特徴とする「請求項3」または「請求項4」のいずれ
か記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18268596A JPH106605A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18268596A JPH106605A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH106605A true JPH106605A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=16122652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18268596A Withdrawn JPH106605A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH106605A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013022864A (ja) * | 2011-07-22 | 2013-02-04 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2021169192A (ja) * | 2020-04-17 | 2021-10-28 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置、画像形成システム、制御方法およびプログラム |
-
1996
- 1996-06-25 JP JP18268596A patent/JPH106605A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013022864A (ja) * | 2011-07-22 | 2013-02-04 | Canon Inc | 画像形成装置 |
US9493018B2 (en) | 2011-07-22 | 2016-11-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Printing apparatus with cut unit configured to cut a sheet according to an operator's instructions |
JP2021169192A (ja) * | 2020-04-17 | 2021-10-28 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置、画像形成システム、制御方法およびプログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030902 |