JP2002249276A - 画像保持媒体切断機構およびこれを備えた画像形成装置 - Google Patents
画像保持媒体切断機構およびこれを備えた画像形成装置Info
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- JP2002249276A JP2002249276A JP2001046341A JP2001046341A JP2002249276A JP 2002249276 A JP2002249276 A JP 2002249276A JP 2001046341 A JP2001046341 A JP 2001046341A JP 2001046341 A JP2001046341 A JP 2001046341A JP 2002249276 A JP2002249276 A JP 2002249276A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 長尺の用紙を高い位置精度で幅方向に沿って
切断できるようにする。 【解決手段】 インクジェット印刷ユニット5によって
画像が印刷された用紙2の表面を画像読み取りユニット
6で読み取る。読み取られた画像データを、インクジェ
ット印刷ユニット5によって用紙2に画像を印刷する際
に用いられたデータである記憶部10aに記憶された印
刷画像データと制御部10bで比較する。その結果、両
者が実質的に同一であるのならば、制御部10bは、前
記比較に係る読み取り画像データを含む画像の用紙2上
における先端側の所望切断位置から移動刃7aまでの距
離を算出し、算出された距離と用紙2の搬送速度とに基
づいて、先端側の所望切断位置で用紙2が切断されるよ
うに移動刃7aの動作タイミングを決定する。
切断できるようにする。 【解決手段】 インクジェット印刷ユニット5によって
画像が印刷された用紙2の表面を画像読み取りユニット
6で読み取る。読み取られた画像データを、インクジェ
ット印刷ユニット5によって用紙2に画像を印刷する際
に用いられたデータである記憶部10aに記憶された印
刷画像データと制御部10bで比較する。その結果、両
者が実質的に同一であるのならば、制御部10bは、前
記比較に係る読み取り画像データを含む画像の用紙2上
における先端側の所望切断位置から移動刃7aまでの距
離を算出し、算出された距離と用紙2の搬送速度とに基
づいて、先端側の所望切断位置で用紙2が切断されるよ
うに移動刃7aの動作タイミングを決定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像が形成された
長尺の画像保持媒体を切断するために使用される画像保
持媒体切断機構およびこれを備えた画像形成装置に関す
る。
長尺の画像保持媒体を切断するために使用される画像保
持媒体切断機構およびこれを備えた画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】インクジェット式プリンタは、液状のイ
ンクを用紙に吹き付けて印刷を行うものであって、装置
の小型化が可能であり、しかも高品質の印刷ができると
いう利点を有している。また、ロール紙や折り畳み紙な
どの切断の必要がある長尺の用紙がインクジェット式プ
リンタに用いられる場合には、印刷品質を高めるために
用紙切断前に印刷を行うのが一般的である。従って、イ
ンクジェット式プリンタでは、印刷済みの長尺の用紙を
印刷された画像の大きさに合わせて幅方向に沿って切断
しなければならないことが多い。
ンクを用紙に吹き付けて印刷を行うものであって、装置
の小型化が可能であり、しかも高品質の印刷ができると
いう利点を有している。また、ロール紙や折り畳み紙な
どの切断の必要がある長尺の用紙がインクジェット式プ
リンタに用いられる場合には、印刷品質を高めるために
用紙切断前に印刷を行うのが一般的である。従って、イ
ンクジェット式プリンタでは、印刷済みの長尺の用紙を
印刷された画像の大きさに合わせて幅方向に沿って切断
しなければならないことが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】インクジェット式プリ
ンタにおいて、印刷済みの長尺の用紙を印刷された画像
の大きさに合わせて画像の前後で切断するには、用紙の
先端位置をセンサで検知し、そこを原点として用紙の制
御上の搬送量を積算していくことに基づいてカッターを
動作させるのが一般的である。
ンタにおいて、印刷済みの長尺の用紙を印刷された画像
の大きさに合わせて画像の前後で切断するには、用紙の
先端位置をセンサで検知し、そこを原点として用紙の制
御上の搬送量を積算していくことに基づいてカッターを
動作させるのが一般的である。
【0004】しかしながら、上述のような用紙の搬送量
を積算するという技術によると、用紙の蛇行により用紙
の先端が搬送方向に対して斜めになっていたり、用紙が
カールしている場合には、積算原点の位置を正確に検知
することができないので、用紙を所望の位置で切断する
ことができなくなる。また、上述の技術によると、用紙
のすべりが発生したときに、用紙の制御上の搬送量と実
際の搬送量とにずれが生じるため、用紙を所望の位置で
切断することができなくなり、さらに、この場合には、
用紙の制御上の搬送量と実際の搬送量とのずれが切断回
数が増加するのにともなって積算されていくために実際
の切断位置の所望の切断位置からのずれが大きくなると
いう重大な問題が生じる。つまり、上述の技術による
と、必ずしも所望の位置で用紙が切断されるとは限ら
ず、切断位置精度が悪くなってしまうことが多い。
を積算するという技術によると、用紙の蛇行により用紙
の先端が搬送方向に対して斜めになっていたり、用紙が
カールしている場合には、積算原点の位置を正確に検知
することができないので、用紙を所望の位置で切断する
ことができなくなる。また、上述の技術によると、用紙
のすべりが発生したときに、用紙の制御上の搬送量と実
際の搬送量とにずれが生じるため、用紙を所望の位置で
切断することができなくなり、さらに、この場合には、
用紙の制御上の搬送量と実際の搬送量とのずれが切断回
数が増加するのにともなって積算されていくために実際
の切断位置の所望の切断位置からのずれが大きくなると
いう重大な問題が生じる。つまり、上述の技術による
と、必ずしも所望の位置で用紙が切断されるとは限ら
ず、切断位置精度が悪くなってしまうことが多い。
【0005】そこで、本発明の主な目的は、長尺の画像
保持媒体を高い位置精度で幅方向に沿って切断すること
ができる画像保持媒体切断機構およびこれを備えた画像
形成装置を提供することである。
保持媒体を高い位置精度で幅方向に沿って切断すること
ができる画像保持媒体切断機構およびこれを備えた画像
形成装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の画像保持媒体切断機構は、1または複数
の画像が形成された長尺の画像保持媒体を幅方向に沿っ
て切断するための切断手段と、前記画像保持媒体を前記
切断手段による切断位置に向かう方向へと搬送するため
の搬送手段と、前記画像保持媒体の表面を連続的に読み
取るための読み取り手段と、第1の画像データを記憶す
るための記憶手段と、前記読み取り手段から供給された
第2の画像データと、前記記憶手段に記憶された第1の
画像データとの類似性判断によって前記画像保持媒体上
に形成された各画像の搬送路上における位置を特定する
ことに基づいて、各画像の境界領域で前記画像保持媒体
が切断されるように前記切断手段および前記搬送手段を
制御するための制御手段とを備えている。
に、請求項1の画像保持媒体切断機構は、1または複数
の画像が形成された長尺の画像保持媒体を幅方向に沿っ
て切断するための切断手段と、前記画像保持媒体を前記
切断手段による切断位置に向かう方向へと搬送するため
の搬送手段と、前記画像保持媒体の表面を連続的に読み
取るための読み取り手段と、第1の画像データを記憶す
るための記憶手段と、前記読み取り手段から供給された
第2の画像データと、前記記憶手段に記憶された第1の
画像データとの類似性判断によって前記画像保持媒体上
に形成された各画像の搬送路上における位置を特定する
ことに基づいて、各画像の境界領域で前記画像保持媒体
が切断されるように前記切断手段および前記搬送手段を
制御するための制御手段とを備えている。
【0007】請求項1によると、画像読み取り手段にお
いて画像保持媒体の表面を連続的に読み取ることによっ
て得られた第2の画像データと第1の画像データとの類
似性判断によって各画像の搬送路上における位置が特定
される。そして、特定された各画像の搬送路上における
位置に基づいて切断手段および搬送手段が制御されるの
で、搬送量を積算する上記技術のように画像保持媒体の
先端位置を検出する必要がなくなって、画像保持媒体が
搬送方向に対して斜めになっていたり或いはカールして
いる場合であっても画像保持媒体を所望の位置で切断す
ることが可能になる。また、搬送量を積算する上記技術
のように切断回数が増加するにつれて実際の切断位置と
所望の切断位置とのずれが積算されて大きくなることが
なく、画像保持媒体を高い位置精度で幅方向に沿って切
断することが可能となる。
いて画像保持媒体の表面を連続的に読み取ることによっ
て得られた第2の画像データと第1の画像データとの類
似性判断によって各画像の搬送路上における位置が特定
される。そして、特定された各画像の搬送路上における
位置に基づいて切断手段および搬送手段が制御されるの
で、搬送量を積算する上記技術のように画像保持媒体の
先端位置を検出する必要がなくなって、画像保持媒体が
搬送方向に対して斜めになっていたり或いはカールして
いる場合であっても画像保持媒体を所望の位置で切断す
ることが可能になる。また、搬送量を積算する上記技術
のように切断回数が増加するにつれて実際の切断位置と
所望の切断位置とのずれが積算されて大きくなることが
なく、画像保持媒体を高い位置精度で幅方向に沿って切
断することが可能となる。
【0008】また、画像読み取り手段において画像保持
媒体の表面を連続的に読み取ることによって画像保持媒
体上に形成された画像を常に監視することができるの
で、制御上の搬送量と実際の搬送量とにずれがあった場
合やカールによる画像保持媒体の状態の変化などがあっ
た場合にもそれを検知して、画像保持媒体を極めて高い
位置精度で幅方向に沿って切断することが可能となる。
媒体の表面を連続的に読み取ることによって画像保持媒
体上に形成された画像を常に監視することができるの
で、制御上の搬送量と実際の搬送量とにずれがあった場
合やカールによる画像保持媒体の状態の変化などがあっ
た場合にもそれを検知して、画像保持媒体を極めて高い
位置精度で幅方向に沿って切断することが可能となる。
【0009】なお、請求項1において、読み取り手段か
ら出力された第2の画像データは、画像保持媒体に形成
された各画像の全部または一部に対応したデータであっ
てもよいし、或いは、画像保持媒体に形成された画像の
間に設けられる分離領域(白縁となっていることが一般
的である)に対応したデータであってもよい。また、記
憶手段に記憶される第1の画像データは、常に同じデー
タであってもよいし、第2の画像データとの類似性判断
が行われる毎に異なるデータであってもよい。第1の画
像データとして常に同じデータが用いられる場合には、
このデータと対応した絵柄が切断目印として画像保持媒
体に形成されるようにする。例えば、切断目印として単
純な形状の図形などが用いられるのであれば、画像を形
成する際に画像保持媒体上に各画像毎に付加的にその図
形を形成しておく必要があり、切断目印として画像間に
設けられる分離領域(例えば白縁)が用いられるのであ
れば、画像を形成する際に対応した分離領域を各画像間
に形成しておく必要がある。また、第2の画像データと
の比較が行われる毎に異なるデータが第1のデータとし
て用いられる場合には、画像保持媒体に画像を形成する
際に用いられたデータの少なくとも一部と実質的に同じ
データを第1のデータとして用いてよい。請求項1にお
いて、境界領域とは、画像間に白縁などの分離領域が設
けられる場合にはその領域を、画像間に白縁などの分離
領域が設けられない場合には画像領域の境界線を意味す
るものとする。
ら出力された第2の画像データは、画像保持媒体に形成
された各画像の全部または一部に対応したデータであっ
てもよいし、或いは、画像保持媒体に形成された画像の
間に設けられる分離領域(白縁となっていることが一般
的である)に対応したデータであってもよい。また、記
憶手段に記憶される第1の画像データは、常に同じデー
タであってもよいし、第2の画像データとの類似性判断
が行われる毎に異なるデータであってもよい。第1の画
像データとして常に同じデータが用いられる場合には、
このデータと対応した絵柄が切断目印として画像保持媒
体に形成されるようにする。例えば、切断目印として単
純な形状の図形などが用いられるのであれば、画像を形
成する際に画像保持媒体上に各画像毎に付加的にその図
形を形成しておく必要があり、切断目印として画像間に
設けられる分離領域(例えば白縁)が用いられるのであ
れば、画像を形成する際に対応した分離領域を各画像間
に形成しておく必要がある。また、第2の画像データと
の比較が行われる毎に異なるデータが第1のデータとし
て用いられる場合には、画像保持媒体に画像を形成する
際に用いられたデータの少なくとも一部と実質的に同じ
データを第1のデータとして用いてよい。請求項1にお
いて、境界領域とは、画像間に白縁などの分離領域が設
けられる場合にはその領域を、画像間に白縁などの分離
領域が設けられない場合には画像領域の境界線を意味す
るものとする。
【0010】また、請求項2の画像保持媒体切断機構
は、前記記憶手段に記憶される第1の画像データが、前
記画像保持媒体に画像を形成する際に用いられたデータ
の少なくとも一部と実質的に同じものであることを特徴
としている。
は、前記記憶手段に記憶される第1の画像データが、前
記画像保持媒体に画像を形成する際に用いられたデータ
の少なくとも一部と実質的に同じものであることを特徴
としている。
【0011】また、請求項3は、請求項1に記載の画像
保持媒体切断機構と、画像保持媒体に対して画像を形成
する画像形成手段とを備えた画像形成装置において、前
記記憶手段に記憶される第1の画像データが、前記画像
保持媒体に画像を形成する際に前記画像形成手段に供給
されるデータの少なくとも一部と実質的に同じものであ
ることを特徴としている。
保持媒体切断機構と、画像保持媒体に対して画像を形成
する画像形成手段とを備えた画像形成装置において、前
記記憶手段に記憶される第1の画像データが、前記画像
保持媒体に画像を形成する際に前記画像形成手段に供給
されるデータの少なくとも一部と実質的に同じものであ
ることを特徴としている。
【0012】請求項2、3によると、画像保持媒体に画
像を形成する際に用いられたデータの少なくとも一部と
実質的に同じデータを第1の画像データとしているの
で、画像保持媒体上に形成される画像の間に白縁などの
分離領域を設けない場合に、画像保持媒体に切断目印を
形成しないとしても、画像保持媒体を高い位置精度で切
断することが可能となる。これにより、切断目印を付け
るための別の工程や機構を設けなくてもよくなると共
に、切断目印が切断後にも画像保持媒体上に残ってしま
うこともなくなる。また、切断目印を形成してこれを読
み取る場合のように切断目印の大きさに起因して誤読み
取りが起こることがないので、画像保持媒体を極めて高
い位置精度で切断することが可能となる。請求項3の画
像形成装置は、例えばインクジェット式プリンタなどの
プリンタであってよい。
像を形成する際に用いられたデータの少なくとも一部と
実質的に同じデータを第1の画像データとしているの
で、画像保持媒体上に形成される画像の間に白縁などの
分離領域を設けない場合に、画像保持媒体に切断目印を
形成しないとしても、画像保持媒体を高い位置精度で切
断することが可能となる。これにより、切断目印を付け
るための別の工程や機構を設けなくてもよくなると共
に、切断目印が切断後にも画像保持媒体上に残ってしま
うこともなくなる。また、切断目印を形成してこれを読
み取る場合のように切断目印の大きさに起因して誤読み
取りが起こることがないので、画像保持媒体を極めて高
い位置精度で切断することが可能となる。請求項3の画
像形成装置は、例えばインクジェット式プリンタなどの
プリンタであってよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一実施の形
態について、図面を参照しつつ説明する。
態について、図面を参照しつつ説明する。
【0014】図1は、本実施の形態に係る用紙切断機構
を含むインクジェット式プリンタの概略構成を示す図で
ある。図1に示すインクジェット式プリンタ1は、略直
方体の筐体20内に、インクジェット印刷ユニット5
と、画像読み取りユニット6と、切断ユニット7と、搬
送ローラユニット8と、排出ローラユニット9と、搬送
台4とを有している。筐体20内には、ロール状に巻回
された巻回部2aが形成された長尺の用紙2が配置され
ている。用紙2の巻回部2aは、軸中心の回りに回動可
能とされたドラム3に保持されている。また、後述する
ように、インクジェット式プリンタ1の各部分の動作
は、筐体20内に配置されたコントローラ10によって
制御される。
を含むインクジェット式プリンタの概略構成を示す図で
ある。図1に示すインクジェット式プリンタ1は、略直
方体の筐体20内に、インクジェット印刷ユニット5
と、画像読み取りユニット6と、切断ユニット7と、搬
送ローラユニット8と、排出ローラユニット9と、搬送
台4とを有している。筐体20内には、ロール状に巻回
された巻回部2aが形成された長尺の用紙2が配置され
ている。用紙2の巻回部2aは、軸中心の回りに回動可
能とされたドラム3に保持されている。また、後述する
ように、インクジェット式プリンタ1の各部分の動作
は、筐体20内に配置されたコントローラ10によって
制御される。
【0015】搬送ローラユニット8は、コントローラ1
0によって制御されたモータ15によって駆動される駆
動ローラ対であり、切断ユニット7で切断される前の用
紙2を搬送するためのものである。すなわち、搬送ロー
ラユニット8は、用紙2を巻回部2aから巻きほどいて
搬送台4上を下流側へと搬送し、インクジェット印刷ユ
ニット5、画像読み取りユニット6および切断ユニット
7を順次通過させる。
0によって制御されたモータ15によって駆動される駆
動ローラ対であり、切断ユニット7で切断される前の用
紙2を搬送するためのものである。すなわち、搬送ロー
ラユニット8は、用紙2を巻回部2aから巻きほどいて
搬送台4上を下流側へと搬送し、インクジェット印刷ユ
ニット5、画像読み取りユニット6および切断ユニット
7を順次通過させる。
【0016】インクジェット印刷ユニット5は、印字ヘ
ッド5aと、吸着ファン5bとを有し、印字ヘッド5a
と吸着ファン5bとは用紙2の搬送路を挟んで対向する
位置に配置されている。印字ヘッド5aは、コントロー
ラ10からの信号に基づいて、搬送されてきた用紙2の
表面(図1では上面)に所望の画像を印刷する。このと
き、印字ヘッド5aに対向する用紙2は、用紙2の裏面
(図1では下面)側に配置された吸着ファン5bに吸引
されることにより搬送台4に密着して搬送され、印字ヘ
ッド5aとの間隔が一定になるようになっている。これ
は、用紙2がカールしている場合に、用紙2の一部分が
搬送台4から大きく離れることによって、印字ヘッド5
aとの間隔が変化することによる印刷の不具合の発生を
抑制するためである。
ッド5aと、吸着ファン5bとを有し、印字ヘッド5a
と吸着ファン5bとは用紙2の搬送路を挟んで対向する
位置に配置されている。印字ヘッド5aは、コントロー
ラ10からの信号に基づいて、搬送されてきた用紙2の
表面(図1では上面)に所望の画像を印刷する。このと
き、印字ヘッド5aに対向する用紙2は、用紙2の裏面
(図1では下面)側に配置された吸着ファン5bに吸引
されることにより搬送台4に密着して搬送され、印字ヘ
ッド5aとの間隔が一定になるようになっている。これ
は、用紙2がカールしている場合に、用紙2の一部分が
搬送台4から大きく離れることによって、印字ヘッド5
aとの間隔が変化することによる印刷の不具合の発生を
抑制するためである。
【0017】また、インクジェット印刷ユニット5は、
ノズルから液状のインクをドットごとに吹き出して用紙
2に印刷を施すものであって、圧電素子を使ってノズル
からインクを吹き出す方式、バブルジェット(登録商
標)方式或いはその他の方式のいずれを採用したもので
あってもよい。なお、用紙2に画像を印刷する際には、
印刷を施さない余白部(分離領域)を画像領域の周囲に
設けてもよいし、或いは、余白部を設けなくてもよい。
ノズルから液状のインクをドットごとに吹き出して用紙
2に印刷を施すものであって、圧電素子を使ってノズル
からインクを吹き出す方式、バブルジェット(登録商
標)方式或いはその他の方式のいずれを採用したもので
あってもよい。なお、用紙2に画像を印刷する際には、
印刷を施さない余白部(分離領域)を画像領域の周囲に
設けてもよいし、或いは、余白部を設けなくてもよい。
【0018】画像読み取りユニット6は、密着型の光学
センサである読み取りヘッドを備えており、インクジェ
ット印刷ユニット5と切断ユニット7との間に配置され
ている。なお、画像読み取りユニット6と切断ユニット
7とは、可能な限り近接するように配置されているのが
好ましい。そして、画像読み取りユニット6は、読み取
りヘッドに対向する読み取り位置に搬送されてきた印刷
済みの用紙2の表面を連続的に読み取る。そして、画像
読み取りユニット6によって読み取られたデータ(以
下、「読み取り画像データ」と称する)は、コントロー
ラ10に連続的に供給される。
センサである読み取りヘッドを備えており、インクジェ
ット印刷ユニット5と切断ユニット7との間に配置され
ている。なお、画像読み取りユニット6と切断ユニット
7とは、可能な限り近接するように配置されているのが
好ましい。そして、画像読み取りユニット6は、読み取
りヘッドに対向する読み取り位置に搬送されてきた印刷
済みの用紙2の表面を連続的に読み取る。そして、画像
読み取りユニット6によって読み取られたデータ(以
下、「読み取り画像データ」と称する)は、コントロー
ラ10に連続的に供給される。
【0019】切断ユニット7は、用紙2に対してインク
ジェット印刷ユニット5と同じ側に配置された移動刃7
aと、用紙2を挟んで移動刃7aと対向するように配置
された固定刃7bとを有している。固定刃7bおよび移
動刃7aは、ともに、用紙2の幅よりも若干大きな幅を
有する矩形刃である。移動刃7aは、コントローラ10
によって制御されつつ、固定刃7bに向かって近接また
は離隔することができるようになっており、搬送経路を
上流側から搬送されてきた印刷済みの用紙2を、固定刃
7bとの相互作用によって幅方向に沿って切断すること
ができる。このように切断されることにより所定の長さ
に印刷済みの用紙2が分割される。
ジェット印刷ユニット5と同じ側に配置された移動刃7
aと、用紙2を挟んで移動刃7aと対向するように配置
された固定刃7bとを有している。固定刃7bおよび移
動刃7aは、ともに、用紙2の幅よりも若干大きな幅を
有する矩形刃である。移動刃7aは、コントローラ10
によって制御されつつ、固定刃7bに向かって近接また
は離隔することができるようになっており、搬送経路を
上流側から搬送されてきた印刷済みの用紙2を、固定刃
7bとの相互作用によって幅方向に沿って切断すること
ができる。このように切断されることにより所定の長さ
に印刷済みの用紙2が分割される。
【0020】排出ローラユニット9は、コントローラ1
0によって制御されたモータ16によって駆動される駆
動ローラ対であり、切断ユニット7で切断された後の印
刷済みの用紙2を搬送し、排出口18より排出させる。
0によって制御されたモータ16によって駆動される駆
動ローラ対であり、切断ユニット7で切断された後の印
刷済みの用紙2を搬送し、排出口18より排出させる。
【0021】コントローラ10は、図示しない入力イン
ターフェイスから供給された画像信号に所定の処理を施
して、印刷される画像に対応する画像データを含む印刷
信号をインクジェット印刷ユニット5に供給する。ま
た、コントローラ10は、モータ15、16、17に駆
動信号を供給すると共に、画像読み取りユニット6から
読み取り画像データを受け取る。
ターフェイスから供給された画像信号に所定の処理を施
して、印刷される画像に対応する画像データを含む印刷
信号をインクジェット印刷ユニット5に供給する。ま
た、コントローラ10は、モータ15、16、17に駆
動信号を供給すると共に、画像読み取りユニット6から
読み取り画像データを受け取る。
【0022】コントローラ10は、インクジェット印刷
ユニット5に供給される画像データのうち画像の先端部
(印刷が開始される側の端部)近傍に対応するデータ
(以下、「印刷画像データ」と称する)を、印刷に係る
画像が変更される毎に順次更新して記憶する記憶部10
aと、以下で説明するような制御を行う制御部10bと
を有している。記憶部10aに記憶される印刷画像デー
タの範囲(画像領域の幅および長さ)は、1枚の画像全
体であってもよいし、その一部であってもよい。また、
一部である場合には、先端部近傍に限らず、中央部や後
端部近傍であってもよい。
ユニット5に供給される画像データのうち画像の先端部
(印刷が開始される側の端部)近傍に対応するデータ
(以下、「印刷画像データ」と称する)を、印刷に係る
画像が変更される毎に順次更新して記憶する記憶部10
aと、以下で説明するような制御を行う制御部10bと
を有している。記憶部10aに記憶される印刷画像デー
タの範囲(画像領域の幅および長さ)は、1枚の画像全
体であってもよいし、その一部であってもよい。また、
一部である場合には、先端部近傍に限らず、中央部や後
端部近傍であってもよい。
【0023】コントローラ10の制御部10bは、画像
読み取りユニット6から連続的に供給される読み取り画
像データを記憶部10aに記憶されたのと同じ幅および
長さを有する複数のデータに区切り、その区切られた読
み取り画像データと記憶部10aに記憶された印刷画像
データとを比較する。そして、この比較を行った結果、
画像読み取りユニット6から供給された読み取り画像デ
ータと、記憶部10aに記憶された印刷画像データとが
実質的に同じ或いは両者の類似性が非常に高いと判断す
ると、制御部10bは、用紙2上における当該画像の先
端側での所望切断位置から移動刃7aまでの距離および
用紙2の搬送速度に基づいて移動刃7aの動作タイミン
グを決定する。そして、制御部10bは、決定された動
作タイミングに合わせて、移動刃7aを動作させるため
の駆動信号をモータ17に供給する。
読み取りユニット6から連続的に供給される読み取り画
像データを記憶部10aに記憶されたのと同じ幅および
長さを有する複数のデータに区切り、その区切られた読
み取り画像データと記憶部10aに記憶された印刷画像
データとを比較する。そして、この比較を行った結果、
画像読み取りユニット6から供給された読み取り画像デ
ータと、記憶部10aに記憶された印刷画像データとが
実質的に同じ或いは両者の類似性が非常に高いと判断す
ると、制御部10bは、用紙2上における当該画像の先
端側での所望切断位置から移動刃7aまでの距離および
用紙2の搬送速度に基づいて移動刃7aの動作タイミン
グを決定する。そして、制御部10bは、決定された動
作タイミングに合わせて、移動刃7aを動作させるため
の駆動信号をモータ17に供給する。
【0024】本実施の形態において、記憶部10aの記
憶内容は、少なくとも用紙2の先端部近傍が画像読み取
りユニット6を通過し、画像読み取りユニット6から供
給された読み取り画像データと印刷画像データとの類似
性判断が終了してから更新されるので、記憶部10aに
記憶された印刷画像データと画像読み取りユニット6か
ら供給された読み取り画像データとは、常に同じ画像に
係るものとなっている。
憶内容は、少なくとも用紙2の先端部近傍が画像読み取
りユニット6を通過し、画像読み取りユニット6から供
給された読み取り画像データと印刷画像データとの類似
性判断が終了してから更新されるので、記憶部10aに
記憶された印刷画像データと画像読み取りユニット6か
ら供給された読み取り画像データとは、常に同じ画像に
係るものとなっている。
【0025】次に、上述のように構成されたインクジェ
ット式プリンタ1の動作について、さらに図2および図
3を参照して説明する。図2は、図1のインクジェット
式プリンタにおいて、用紙が切断される手順を示すフロ
ーチャートである。図3は、図1に示すインクジェット
式プリンタにおいて、画像領域の周囲に余白部を設けな
い場合の用紙の切断手順を説明するための模式図であ
る。図3(a)、(b)には、複数の画像が印刷された
用紙2の切断される前の状態(用紙2が切断されること
によって、それぞれに1つの画像が印刷された印刷物3
0、31、32、33が形成される前の状態)が示され
ており、図3(a)は、用紙2の搬送方向において印刷
物31の先端部31aが画像読み取りユニット6の読み
取り位置にある状態を示し、図3(b)は、用紙2の搬
送方向において印刷物31の先端部31aが切断ユニッ
ト7の切断位置にある状態を示している。ここで、図3
(a)、(b)中、破線41、42、43は印刷物3
1、32、33のそれぞれの画像領域の境界線を表して
いる。従って、この破線41、42、43に沿って用紙
2を切断することにより、それぞれに1つの画像が印刷
された印刷物30、31、32、33が得られる。
ット式プリンタ1の動作について、さらに図2および図
3を参照して説明する。図2は、図1のインクジェット
式プリンタにおいて、用紙が切断される手順を示すフロ
ーチャートである。図3は、図1に示すインクジェット
式プリンタにおいて、画像領域の周囲に余白部を設けな
い場合の用紙の切断手順を説明するための模式図であ
る。図3(a)、(b)には、複数の画像が印刷された
用紙2の切断される前の状態(用紙2が切断されること
によって、それぞれに1つの画像が印刷された印刷物3
0、31、32、33が形成される前の状態)が示され
ており、図3(a)は、用紙2の搬送方向において印刷
物31の先端部31aが画像読み取りユニット6の読み
取り位置にある状態を示し、図3(b)は、用紙2の搬
送方向において印刷物31の先端部31aが切断ユニッ
ト7の切断位置にある状態を示している。ここで、図3
(a)、(b)中、破線41、42、43は印刷物3
1、32、33のそれぞれの画像領域の境界線を表して
いる。従って、この破線41、42、43に沿って用紙
2を切断することにより、それぞれに1つの画像が印刷
された印刷物30、31、32、33が得られる。
【0026】まず、ステップS1において、インクジェ
ット印刷ユニット5によって用紙2への画像の印刷を開
始する。しかる後、インクジェット印刷ユニット5で印
刷が施された用紙2の表面の画像読み取りユニット6に
よる連続的な読み取りを開始する。この読み取りの結果
得られた読み取り画像データは、コントローラ10へと
連続的に供給される。例えば、図3(a)に示すよう
に、印刷物31の先端部31aが画像読み取りユニット
6の読み取り位置にまで搬送されてくると、画像読み取
りユニット6から印刷物31の先端部31aの読み取り
画像データがコントローラ10に対して供給される。
ット印刷ユニット5によって用紙2への画像の印刷を開
始する。しかる後、インクジェット印刷ユニット5で印
刷が施された用紙2の表面の画像読み取りユニット6に
よる連続的な読み取りを開始する。この読み取りの結果
得られた読み取り画像データは、コントローラ10へと
連続的に供給される。例えば、図3(a)に示すよう
に、印刷物31の先端部31aが画像読み取りユニット
6の読み取り位置にまで搬送されてくると、画像読み取
りユニット6から印刷物31の先端部31aの読み取り
画像データがコントローラ10に対して供給される。
【0027】ステップS2では、コントローラ10の制
御部10bにおいて、画像読み取りユニット6から供給
されて区切られた読み取り画像データと、その時点にお
いて記憶部10aに記憶されている印刷画像データとが
比較される。図3に示す例では、コントローラ10の制
御部10bは、供給された印刷物31の先端部31aの
読み取り画像データと、その時点で記憶部10aに記憶
されている印刷物31の先端部31aを印刷する際に使
用された印刷画像データとを比較する。
御部10bにおいて、画像読み取りユニット6から供給
されて区切られた読み取り画像データと、その時点にお
いて記憶部10aに記憶されている印刷画像データとが
比較される。図3に示す例では、コントローラ10の制
御部10bは、供給された印刷物31の先端部31aの
読み取り画像データと、その時点で記憶部10aに記憶
されている印刷物31の先端部31aを印刷する際に使
用された印刷画像データとを比較する。
【0028】そして、ステップS3では、コントローラ
10の制御部10bにおいて、ステップS2での比較に
基づいて、画像読み取りユニット6から供給されて区切
られた読み取り画像データが記憶部10aに記憶された
印刷画像データと実質的に同一或いは両者の類似性が高
いかが判断される。そして、両者が実質的に同一である
場合には(S3:YES)、ステップS4に進む。一
方、両者が実質的に同一の範囲から外れている場合(両
者の類似性に乏しい場合)は(S3:NO)、ステップ
S2に戻って、次の区切られた読み取り画像データと、
記憶部10aに記憶されている印刷画像データとが比較
される。
10の制御部10bにおいて、ステップS2での比較に
基づいて、画像読み取りユニット6から供給されて区切
られた読み取り画像データが記憶部10aに記憶された
印刷画像データと実質的に同一或いは両者の類似性が高
いかが判断される。そして、両者が実質的に同一である
場合には(S3:YES)、ステップS4に進む。一
方、両者が実質的に同一の範囲から外れている場合(両
者の類似性に乏しい場合)は(S3:NO)、ステップ
S2に戻って、次の区切られた読み取り画像データと、
記憶部10aに記憶されている印刷画像データとが比較
される。
【0029】ステップS4では、コントローラ10の制
御部10bは、ステップS2での比較に係る読み取り画
像データを含む画像の用紙2上における先端側の所望切
断位置(隣接する画像の境界領域にある)から移動刃7
aまでの距離を算出する。そして、制御部10bは、算
出された距離と用紙2の搬送速度とに基づいて、先端側
の所望切断位置(一連の印刷処理に関する最後の印刷デ
ータに係る画像の場合には先端側および後端側の所望切
断位置)で用紙2が切断されるように移動刃7aの動作
タイミングを決定する。図3に示す例では、コントロー
ラ10の制御部10bは、上記比較に係る読み取り画像
データを含む画像の用紙2上における先端側の所望切断
位置(破線41)から移動刃7aまでの距離を算出し、
さらに、算出された距離と、搬送ローラユニット8によ
って一定に保持された用紙2の搬送速度とに基づいて、
破線41に沿って用紙2が切断されるように移動刃7a
の動作タイミングを決定する。
御部10bは、ステップS2での比較に係る読み取り画
像データを含む画像の用紙2上における先端側の所望切
断位置(隣接する画像の境界領域にある)から移動刃7
aまでの距離を算出する。そして、制御部10bは、算
出された距離と用紙2の搬送速度とに基づいて、先端側
の所望切断位置(一連の印刷処理に関する最後の印刷デ
ータに係る画像の場合には先端側および後端側の所望切
断位置)で用紙2が切断されるように移動刃7aの動作
タイミングを決定する。図3に示す例では、コントロー
ラ10の制御部10bは、上記比較に係る読み取り画像
データを含む画像の用紙2上における先端側の所望切断
位置(破線41)から移動刃7aまでの距離を算出し、
さらに、算出された距離と、搬送ローラユニット8によ
って一定に保持された用紙2の搬送速度とに基づいて、
破線41に沿って用紙2が切断されるように移動刃7a
の動作タイミングを決定する。
【0030】ステップS5において、制御部10bは、
ステップS4で決定されたタイミングでモータ17に駆
動信号を供給する。これによって、用紙2は所望切断位
置で切断されることになる。切断された用紙2は、排出
ローラユニット9によって下流側へと搬送されて排出口
18から排出される。図3に示す例では、コントローラ
10は、上述のように決定された移動刃7aの動作タイ
ミングに基づいて、図3(b)に示された状態にまで用
紙2が搬送されたときに、切断ユニット7(モータ1
7)に対して印刷物31の先端の切断目標位置、すなわ
ち、印刷物30と印刷物31との境界において用紙2を
切断する旨の制御信号を供給する。このようにして、破
線41において用紙2が切断されて、印刷物30が切り
離される。
ステップS4で決定されたタイミングでモータ17に駆
動信号を供給する。これによって、用紙2は所望切断位
置で切断されることになる。切断された用紙2は、排出
ローラユニット9によって下流側へと搬送されて排出口
18から排出される。図3に示す例では、コントローラ
10は、上述のように決定された移動刃7aの動作タイ
ミングに基づいて、図3(b)に示された状態にまで用
紙2が搬送されたときに、切断ユニット7(モータ1
7)に対して印刷物31の先端の切断目標位置、すなわ
ち、印刷物30と印刷物31との境界において用紙2を
切断する旨の制御信号を供給する。このようにして、破
線41において用紙2が切断されて、印刷物30が切り
離される。
【0031】ステップS6では、ステップS5における
切断位置の直前に印刷されている画像が一連の印刷処理
に関する最後の印刷データに係る画像であるかがコント
ローラ10において判断される。そして、最後の印刷デ
ータに係る画像である場合には(S6:YES)、ステ
ップS7に進む。そして、ステップS7で画像読み取り
ユニット6の動作が停止されて切断動作が終了する。一
方、最後の印刷データに係る画像ではない場合には(S
6:NO)、ステップS2に戻って同様の処理が繰り返
される。
切断位置の直前に印刷されている画像が一連の印刷処理
に関する最後の印刷データに係る画像であるかがコント
ローラ10において判断される。そして、最後の印刷デ
ータに係る画像である場合には(S6:YES)、ステ
ップS7に進む。そして、ステップS7で画像読み取り
ユニット6の動作が停止されて切断動作が終了する。一
方、最後の印刷データに係る画像ではない場合には(S
6:NO)、ステップS2に戻って同様の処理が繰り返
される。
【0032】なお、本実施の形態においては、搬送ロー
ラユニット8により用紙2を搬送方向とは反対の方向に
引き戻すことができる。これにより、例えば、一連の印
刷における最後尾の画像領域の後端の切断が終了したと
きに、インクジェット印刷ユニット5と切断ユニット7
との間にある何も印刷されていない用紙2をインクジェ
ット印刷ユニット5と対向する位置にまで引き戻すこと
ができる。これにより、用紙2の無駄を低減することが
できる。
ラユニット8により用紙2を搬送方向とは反対の方向に
引き戻すことができる。これにより、例えば、一連の印
刷における最後尾の画像領域の後端の切断が終了したと
きに、インクジェット印刷ユニット5と切断ユニット7
との間にある何も印刷されていない用紙2をインクジェ
ット印刷ユニット5と対向する位置にまで引き戻すこと
ができる。これにより、用紙2の無駄を低減することが
できる。
【0033】以上のように、本実施の形態の用紙切断機
構を含むインクジェット式プリンタ1によると、それぞ
れの画像に対して画像読み取りユニット6において読み
取られた読み取り画像データとコントローラ10に記憶
された印刷画像データとを比較して両者の類似性判断に
基づいて用紙の切断タイミングを決定しているため、従
来技術のように用紙2の先端位置を検出する必要がなく
なって、用紙2が搬送方向に対して斜めになっていたり
或いはカールしている場合であっても用紙2を所望の位
置で切断することが可能になる。また、従来技術のよう
に切断回数が増加するにつれて実際の切断位置と所望の
切断位置とのずれが積算されて大きくなることがなく、
用紙2を高い位置精度で幅方向に沿って切断することが
可能となる。
構を含むインクジェット式プリンタ1によると、それぞ
れの画像に対して画像読み取りユニット6において読み
取られた読み取り画像データとコントローラ10に記憶
された印刷画像データとを比較して両者の類似性判断に
基づいて用紙の切断タイミングを決定しているため、従
来技術のように用紙2の先端位置を検出する必要がなく
なって、用紙2が搬送方向に対して斜めになっていたり
或いはカールしている場合であっても用紙2を所望の位
置で切断することが可能になる。また、従来技術のよう
に切断回数が増加するにつれて実際の切断位置と所望の
切断位置とのずれが積算されて大きくなることがなく、
用紙2を高い位置精度で幅方向に沿って切断することが
可能となる。
【0034】また、用紙2に形成された画像を常に画像
読み取りユニットで読み取って監視することができるた
め、用紙2の制御上の搬送量と実際の移動量との間の誤
差および用紙2のカールなどの状態の変化に対しても、
適切に対応して的確な位置において用紙を切断すること
ができる。例えば、用紙2の表面を読み取ることから、
実際の搬送量が制御上の搬送量と相違していることおよ
びその相違量を検知することができるので、その相違量
を組み込んで切断タイミングを決定することができる。
また、本実施の形態の場合のように画像間に余白部が設
けられない場合であっても切断目標位置を示す目印を用
紙2に付ける必要がなく、目印を付けるための別の工程
や機構を設けなくてもよくなるとともに、目印が切断後
に用紙上に残ることもない。さらに、目印を形成してこ
れを読み取る場合のように目印の大きさに起因して誤読
み取りが起こることがないので、用紙2を極めて高い位
置精度で切断することが可能となる。
読み取りユニットで読み取って監視することができるた
め、用紙2の制御上の搬送量と実際の移動量との間の誤
差および用紙2のカールなどの状態の変化に対しても、
適切に対応して的確な位置において用紙を切断すること
ができる。例えば、用紙2の表面を読み取ることから、
実際の搬送量が制御上の搬送量と相違していることおよ
びその相違量を検知することができるので、その相違量
を組み込んで切断タイミングを決定することができる。
また、本実施の形態の場合のように画像間に余白部が設
けられない場合であっても切断目標位置を示す目印を用
紙2に付ける必要がなく、目印を付けるための別の工程
や機構を設けなくてもよくなるとともに、目印が切断後
に用紙上に残ることもない。さらに、目印を形成してこ
れを読み取る場合のように目印の大きさに起因して誤読
み取りが起こることがないので、用紙2を極めて高い位
置精度で切断することが可能となる。
【0035】以上、本発明の好適な一実施の形態につい
て説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるも
のではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて、
様々な設計変更を行うことが可能なものである。例え
ば、上述の実施の形態では、画像読み取りユニットにお
いて、それぞれの印刷物の画像領域の先端部を読み取る
ことで画像先端側の切断タイミングを決定しているが、
これに限らず、印刷物の画像領域の後端部を読み取って
画像後端側の切断タイミングを決定してもよいし、先端
部と後端部との間の中間部(画像領域の中央部に限らな
い)を読み取って画像先端または後端側の切断タイミン
グを決定してもよい。また、画像領域の先端部および後
端部の両方を読み取るなど、複数部分の画像を読み取る
ことにより切断位置の精度を向上させてもよい。
て説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるも
のではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて、
様々な設計変更を行うことが可能なものである。例え
ば、上述の実施の形態では、画像読み取りユニットにお
いて、それぞれの印刷物の画像領域の先端部を読み取る
ことで画像先端側の切断タイミングを決定しているが、
これに限らず、印刷物の画像領域の後端部を読み取って
画像後端側の切断タイミングを決定してもよいし、先端
部と後端部との間の中間部(画像領域の中央部に限らな
い)を読み取って画像先端または後端側の切断タイミン
グを決定してもよい。また、画像領域の先端部および後
端部の両方を読み取るなど、複数部分の画像を読み取る
ことにより切断位置の精度を向上させてもよい。
【0036】さらに、用紙上に印刷される画像に何らか
の切断目印を本来の画像に加えて付加的に印刷し、その
印刷目印にかかるデータを記憶部に記憶して、画像読み
取りユニットで読み取ったデータと比較するようにして
もよいし、或いは、画像間に余白部が設けられる場合に
は、余白部と同等の画像データを記憶部に記憶して、画
像読み取りユニットで読み取ったデータと比較するよう
にしてもよい。これらのいずれの場合にも、用紙を高い
位置精度で幅方向に沿って切断することが可能である。
の切断目印を本来の画像に加えて付加的に印刷し、その
印刷目印にかかるデータを記憶部に記憶して、画像読み
取りユニットで読み取ったデータと比較するようにして
もよいし、或いは、画像間に余白部が設けられる場合に
は、余白部と同等の画像データを記憶部に記憶して、画
像読み取りユニットで読み取ったデータと比較するよう
にしてもよい。これらのいずれの場合にも、用紙を高い
位置精度で幅方向に沿って切断することが可能である。
【0037】また、インクジェット印刷ユニット5によ
って用紙2に画像を印刷するには、画像領域の周囲に余
白部を設けてもよいし、或いは、上述の実施の形態のよ
うに余白部を設けなくてもよい。また、上述の実施の形
態では、コントローラの制御部において搬送ローラユニ
ットによる用紙の搬送速度と、画像読み取りユニットと
切断ユニットとの間の距離とから算出される時間に基づ
いて切断ユニットが制御される場合について示している
が、これに限らず、画像読み取りユニットで読み取られ
た画像に基づいて切断ユニットを適切に制御することが
できれば、切断タイミングに加えてさらに搬送速度が制
御されてもよい。例えば、切断ユニットが一定の時間間
隔で切断を行い、搬送ローラユニットの搬送速度が制御
されるものであってもよい。さらに、切断ユニットの切
断のタイミングおよび搬送ローラユニットの搬送速度の
両方が、コントローラによって制御されるものでもよ
い。
って用紙2に画像を印刷するには、画像領域の周囲に余
白部を設けてもよいし、或いは、上述の実施の形態のよ
うに余白部を設けなくてもよい。また、上述の実施の形
態では、コントローラの制御部において搬送ローラユニ
ットによる用紙の搬送速度と、画像読み取りユニットと
切断ユニットとの間の距離とから算出される時間に基づ
いて切断ユニットが制御される場合について示している
が、これに限らず、画像読み取りユニットで読み取られ
た画像に基づいて切断ユニットを適切に制御することが
できれば、切断タイミングに加えてさらに搬送速度が制
御されてもよい。例えば、切断ユニットが一定の時間間
隔で切断を行い、搬送ローラユニットの搬送速度が制御
されるものであってもよい。さらに、切断ユニットの切
断のタイミングおよび搬送ローラユニットの搬送速度の
両方が、コントローラによって制御されるものでもよ
い。
【0038】また、上述の実施の形態では、用紙の幅よ
りも大きな長さを有する移動刃が移動することにより固
定刃との相互作用によって用紙が切断されるような切断
ユニットを用いたが、本発明はこれ以外のいかなる切断
ユニットであっても適用可能である。例えば円盤状の移
動刃が用紙上を転がりつつ用紙を切断するようなタイプ
の切断ユニットであっても適用可能であり、また、切断
ユニットが必ずしも固定刃を有している必要はない。
りも大きな長さを有する移動刃が移動することにより固
定刃との相互作用によって用紙が切断されるような切断
ユニットを用いたが、本発明はこれ以外のいかなる切断
ユニットであっても適用可能である。例えば円盤状の移
動刃が用紙上を転がりつつ用紙を切断するようなタイプ
の切断ユニットであっても適用可能であり、また、切断
ユニットが必ずしも固定刃を有している必要はない。
【0039】また、上述の実施の形態では、画像読み取
りユニットが切断ユニットの上流側に配置されている場
合について示しているが、本発明は、画像読み取りユニ
ットが切断ユニットの下流側に配置されている場合につ
いても適用可能である。
りユニットが切断ユニットの上流側に配置されている場
合について示しているが、本発明は、画像読み取りユニ
ットが切断ユニットの下流側に配置されている場合につ
いても適用可能である。
【0040】また、本発明のインクジェット式プリンタ
における印刷媒体としては、紙以外に薄手のプラスティ
ックなども用いることができる。
における印刷媒体としては、紙以外に薄手のプラスティ
ックなども用いることができる。
【0041】また、上述の実施の形態では、インクジェ
ット式プリンタにおいて印刷された用紙の切断について
示しているが、本発明の切断方法は、インクジェット式
プリンタに限らず、画像の形成が行われた画像保持媒体
が切断される機器であればどのような機器に適用するこ
とも可能である。
ット式プリンタにおいて印刷された用紙の切断について
示しているが、本発明の切断方法は、インクジェット式
プリンタに限らず、画像の形成が行われた画像保持媒体
が切断される機器であればどのような機器に適用するこ
とも可能である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1による
と、画像保持媒体が搬送方向に対して斜めになっていた
り或いはカールしている場合であっても画像保持媒体を
所望の位置で切断することが可能になる。また、切断回
数が増加するにつれて実際の切断位置と所望の切断位置
とのずれが積算されて大きくなることがなく、画像保持
媒体を高い位置精度で幅方向に沿って切断することが可
能となる。また、画像読み取り手段において画像保持媒
体の表面を連続的に読み取ることによって画像保持媒体
上に形成された画像を常に監視することができるので、
制御上の搬送量と実際の搬送量とにずれがあった場合や
カールによる画像保持媒体の状態の変化などがあった場
合にもそれを検知して、画像保持媒体を極めて高い位置
精度で幅方向に沿って切断することが可能となる。
と、画像保持媒体が搬送方向に対して斜めになっていた
り或いはカールしている場合であっても画像保持媒体を
所望の位置で切断することが可能になる。また、切断回
数が増加するにつれて実際の切断位置と所望の切断位置
とのずれが積算されて大きくなることがなく、画像保持
媒体を高い位置精度で幅方向に沿って切断することが可
能となる。また、画像読み取り手段において画像保持媒
体の表面を連続的に読み取ることによって画像保持媒体
上に形成された画像を常に監視することができるので、
制御上の搬送量と実際の搬送量とにずれがあった場合や
カールによる画像保持媒体の状態の変化などがあった場
合にもそれを検知して、画像保持媒体を極めて高い位置
精度で幅方向に沿って切断することが可能となる。
【0043】請求項2、3によると、画像保持媒体上に
形成される画像の間に白縁などの分離領域を設けない場
合に、画像保持媒体に切断目印を形成しないとしても、
画像保持媒体を高い位置精度で切断することが可能とな
る。これにより、切断目印を付けるための別の工程や機
構を設けなくてもよくなると共に、切断目印が切断後に
も画像保持媒体上に残ってしまうこともなくなる。ま
た、切断目印の大きさに起因して誤読み取りが起こるこ
とがないので、画像保持媒体を極めて高い位置精度で切
断することが可能となる。
形成される画像の間に白縁などの分離領域を設けない場
合に、画像保持媒体に切断目印を形成しないとしても、
画像保持媒体を高い位置精度で切断することが可能とな
る。これにより、切断目印を付けるための別の工程や機
構を設けなくてもよくなると共に、切断目印が切断後に
も画像保持媒体上に残ってしまうこともなくなる。ま
た、切断目印の大きさに起因して誤読み取りが起こるこ
とがないので、画像保持媒体を極めて高い位置精度で切
断することが可能となる。
【図1】本発明の一実施の形態に係る用紙切断機構を含
むインクジェット式プリンタの概略構成を示す図であ
る。
むインクジェット式プリンタの概略構成を示す図であ
る。
【図2】図1のインクジェット式プリンタにおいて、用
紙を切断する手順を示すフローチャートである。
紙を切断する手順を示すフローチャートである。
【図3】図1に示すインクジェット式プリンタにおい
て、画像領域の周囲に余白部を設けない場合の用紙の切
断手順を説明するための模式図である。
て、画像領域の周囲に余白部を設けない場合の用紙の切
断手順を説明するための模式図である。
1 インクジェット式プリンタ 2 用紙 2a 巻回部 3 ドラム 4 搬送台 5 インクジェット印刷ユニット 5a 印字ヘッド 5b 吸着ファン 6 画像読み取りユニット(画像読み取り手段) 7 切断ユニット(切断手段) 7a 移動刃 7b 固定刃 8 搬送ローラユニット(搬送手段) 9 排出ローラユニット 10 コントローラ(制御手段) 10a 記憶部 10b 制御部 15〜17 モータ 18 排出口 20 筐体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 EB27 EB29 EB59 EC12 EC37 HA27 HA58 2C058 AB15 AC07 AF06 AF51 LA03 LA24 LB09 LB17 LB36 LC04 LC11 LC22 2C060 BA01 BC03 BC04 BC12 BC15 BC84 BC99 3F103 AA02 BA04 BA32
Claims (3)
- 【請求項1】 1または複数の画像が形成された長尺の
画像保持媒体を幅方向に沿って切断するための切断手段
と、 前記画像保持媒体を前記切断手段による切断位置に向か
う方向へと搬送するための搬送手段と、 前記画像保持媒体の表面を連続的に読み取るための読み
取り手段と、 第1の画像データを記憶するための記憶手段と、 前記読み取り手段から供給された第2の画像データと前
記記憶手段に記憶された第1の画像データとの類似性判
断によって前記画像保持媒体上に形成された各画像の搬
送路上における位置を特定することに基づいて、各画像
の境界領域で前記画像保持媒体が切断されるように前記
切断手段および前記搬送手段を制御するための制御手段
とを備えていることを特徴とする画像保持媒体切断機
構。 - 【請求項2】 前記記憶手段に記憶される第1の画像デ
ータが、前記画像保持媒体に画像を形成する際に用いら
れたデータの少なくとも一部と実質的に同じものである
ことを特徴とする請求項1に記載の画像保持媒体切断機
構。 - 【請求項3】 請求項1に記載の画像保持媒体切断機構
と、画像保持媒体に対して画像を形成する画像形成手段
とを備えた画像形成装置において、 前記記憶手段に記憶される第1の画像データが、前記画
像保持媒体に画像を形成する際に前記画像形成手段に供
給されるデータの少なくとも一部と実質的に同じもので
あることを特徴とする画像形成装置。
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JP2001046341A JP2002249276A (ja) | 2001-02-22 | 2001-02-22 | 画像保持媒体切断機構およびこれを備えた画像形成装置 |
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